17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 17:34:20.09 ID:vwPRZ7vzO
上条「ほらよ、ステイル」ぽいっ
禁書「あっ!なにするのとーま!!」
シュボッ
上条「ほら、乾いたぞ。ステイルにありがとうしなさい」
禁書「ありがとーなんだよ、すている!」ハキハキ
ステイル「/////」ポッ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 17:36:55.08 ID:vwPRZ7vzO
上条「じゃあ大人しくしてろよー」バタン
禁書「いってらっしゃいなんだよー」
スフィンクス「にゃあ」
禁書「さてと…何して遊ぼうかなー」
ステイル「…………」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 17:39:43.58 ID:vwPRZ7vzO
禁書「スフィンクス、よしよし」
スフィンクス「にゃー」
ステイル「……」ハァハァ
ステイル「……うっ…」
禁書「…なんかくさいかも…」
ステイル「!!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 17:46:27.10 ID:vwPRZ7vzO
スフィンクス「にゃあ?」
禁書「なんだろう…スフィンクス、おもらししちゃったのかな?」
ステイル「……」ホッ
スフィンクス「にゃあー!」チガウチガウ
禁書「わわっ、ごめんね…スフィンクスはいい子だからおもらししないよね」
ステイル「!!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 18:29:02.77 ID:kZ8KUCL90
打ち止めの次はインデックスか
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:02:36.76 ID:vwPRZ7vzO
禁書「あ」
ステイル「…!」
禁書「おもらししたのはわたしだったんだよ…」
禁書「どうしよう…とーまもいないし…こんなのベランダに干したらまいかに笑われちゃう…」
禁書「うぅ……」ウルウル
ステイル「!」
禁書「た、助けて…すている…」グスッ…グスッ
ステイル「!!!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:08:04.85 ID:vwPRZ7vzO
ステイル「…インデックス」
禁書「!」
「す、ステイル?いるの?」
ステイル「その布団を乾かしてあげようか」
禁書「ほ、ほんとう?!助かるんだよ!!」
ステイル「ただ…頼みがあるんだ」
禁書「なになに?!遠慮しないでほしいかも!」
ステイル「今君が履いている下着をこっちに渡してほしい(キリッ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:13:08.65 ID:vwPRZ7vzO
ステイル「もちろん、他意はないさ」
ステイル「ただ、君の下着はイノケンティウスが乾かしただけで洗っていないからね。不衛生だろう?」
禁書「ほんとだ!気がつかなかったよ!」
ステイル「僕が洗濯しておくから渡してくれるかい?」ハァハァ
禁書「そういうことなら今すぐ渡すんだよ!」ヌギヌギ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:17:58.15 ID:vwPRZ7vzO
禁書「はい、どうぞなんだよ!」
ステイル「ああ…ありがとう」ハァハァ
禁書「じゃあ、ベッドはお願いするんだよ!とうまに怒られちゃうから…」
ステイル「あ、ああ」ハァハァ
ステイル「イノケンティウス!!」
シュー
ステイル「火力の調節が難しいんだ…」
シュー
禁書「すごい!職人技かも」
イノケンティウス「鬱だ死のう」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:24:15.62 ID:vwPRZ7vzO
禁書「ステイルかっこいいかも!」
ステイル「……うっ!」
ボワッ!
ステイル「しまった!」
禁書「お、お布団が燃えてるんだよ!!」
禁書「はやく火を消さなきゃ!」イソイソ
ゴウゴウ
ステイル「くっ…消えろ!消えろ!」
イノケンティウス「メシウマ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:27:27.94 ID:vwPRZ7vzO
ステイル「…………」
禁書「…………」
イノケンティウス「…………」
禁書「ベッドが無くなっちゃったんだよ…」
上条「ただいま帰りましたよーっと」
「!!!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:38:18.69 ID:Bi8kACqxO
インデックスかわいい支援
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:48:18.88 ID:vwPRZ7vzO
上条「………」
禁書「あ、あのね、とうま……」
上条「いい加減にしてくれよ!!」ガシッ
禁書「い、いたい!いたいんだよとうま!」
上条「お前、誰がお前のこと養ってやってんのかわかってんのか?!」
上条「今朝だっておねしょはするわ!帰ってきたらベッドは無くなってるわ!いい加減にしろよ!俺はタイムセールに走ったり節約したりお前の食費捻出してんのによぉ!!」ガクガク
禁書「ご、ごめんなんだよ!もうしないから!」
上条「……け」
禁書「と、とうま?ひっぱらないで!」
上条「出てけって言ってるんだよ!」グイッ
バタン
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:53:00.09 ID:vwPRZ7vzO
禁書「ああ!」ぺたん
バタン
禁書「と、とうま?」ガチャガチャ
禁書「鍵がかかってるんだよ…」
禁書「ねぇ、冗談だよね?とうまはわたしを追い出したりしないよね?」
シーン…
禁書「と、とうまぁ…」ウルウル
禁書「とうま!開けてよぉ!もうしないから!お手伝いもするからぁ!」ドンドン
禁書「うわああああああん」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:57:29.04 ID:5v9qO3w30
ざまあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:59:07.12 ID:vwPRZ7vzO
禁書「とう゛、まぁっ、ご、め、んな、さ、いぃ~」ビャアアアア
上条「うるさい!」
禁書「!」ビクッ
上条「近所迷惑なんだよ…早くどっか行けよ」
禁書「とう、まぁ…」
公園
禁書「ひっく…ひっく…」
ぐるるぅ…
禁書「おなか…すいたんだよ…」
美琴「…あれ?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:04:05.50 ID:vwPRZ7vzO
美琴「ねぇ」
禁書「!…短髪…?」グスッ…グスッ…
美琴「な、泣いてるの?なんかあったの?」
禁書「実は…今朝……」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:08:54.81 ID:vwPRZ7vzO
禁書「それで…ヒック…追い出されちゃったんだよ……」
美琴「」
美琴(アイツも悪いところがあるのかと思ったら……むしろ恐ろしいほどのお人好しだった……)
ぐるるるる…
禁書「おなか…すいたんだよ…」グスッ
美琴「」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:09:19.98 ID:JQw+Xjq3O
ありゃ意外な展開
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:15:51.82 ID:vwPRZ7vzO
禁書「ありがとうなんだよ短髪!」ガツガツ
美琴「ま、まさかこんなに頼むとは…」
(遠慮するっていう考えがないのね…)
禁書「おいしいんだよー!」ガツガツ
美琴(まあ、放っとくわけにもいかないしなぁ…)
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:20:35.49 ID:vwPRZ7vzO
美琴「あ、やばっそろそろ帰らなきゃ!」
禁書「え?もう帰っちゃうんだよ?」
美琴「今日は部屋の点検があるのよ!じゃあね!」バタバタ
禁書「うん、ごちそうさまなんだよー!」
禁書「ふぅ、おなかいっぱいなんだよー」
禁書「これからどうしようなんだよ…」
禁書「…………」うとうと…
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:29:34.02 ID:vwPRZ7vzO
禁書「………ん…?」
禁書「寝ちゃってたんだよ…」ごしごし
禁書「外、真っ暗なんだよ…そろそろとうまも心配してるかも……」
禁書「帰るんだよ」
店員「お、お客様!」
禁書「?」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:30:01.63 ID:bgECnF/Y0
…俺んとこにこいよ
いいぜ?
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:34:27.64 ID:vwPRZ7vzO
禁書「なにかな?」
店員「なにかな?じゃございませんよ!お会計していただかないと!」
禁書「」
禁書「た、短髪が払ったはずなんだよ!」
店員「食い逃げか?」
禁書「ち、ちがうんだよ!誤解なんだよ!」
店員「では早くお会計を…」
禁書「お金持ってないんだよ…」ウルウル
店長「ちょっと困りますよお客様ァ~」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:40:45.21 ID:vwPRZ7vzO
打ち止め「あーおなかいっぱいってミサカはミサカは大満足!」
一方通行「…そうかよ」
「じゃあ会計すンぞォ」
うわああああああん
打ち止め「なんだかうるさいってミサカはミサカはレジの方を覗いてみたり」ヒョコッ
一方通行「あァ?どうせガキだろォ」チラッ
店員「はぁ…いい加減にしてくださいよぉ」
禁書「うえええええ、ひっ、うああああああん!!」
一方通行「」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:49:04.67 ID:vwPRZ7vzO
打ち止め「うわぁ…ミサカより大きいのにわんわん泣いてるってミサカはミサカはドン引きしてみたり…」
一方通行(アイツは確かこの前の…)
一方通行「チッ…」スタスタ
打ち止め「ま、待ってぇ!」
禁書「ぶわあああああああ」
店員「……」イライラ
一方通行「おい、会計」
店員「あ、はい!」
禁書「うぐっ、ひぃっ、びゃあああああ!!」
打ち止め「るせぇんだよ」ボソッ…
禁書「!!」ビクッ
店員「二千五百円になります」チャリーン
一方通行「…ついでにそこのシスターの分も頼む」
禁書「えっ?!」
打ち止め「なん…だと…?!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:56:56.19 ID:vwPRZ7vzO
店員「失礼ですがお知り合いで?」
一方通行「だったらなンだァ」ギロッ
店員「い、いえ別に…」(こええ…)
打ち止め「…………」ギロッ
禁書「あれ…?あなたはこの前の…」
一方通行「…帰るぞ打ち止めァ」スタスタ
禁書「ま、待ってほしいかm」
打ち止め「テメェ覚えてろよ」ボソッ
禁書「」ビクッ
打ち止め「優しいんだねってミサカはミサカはあなたを見直してみたり!」ダキッ
一方通行「ばっ、飛びつくンじゃねェ!」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:57:42.85 ID:JQw+Xjq3O
禁書てぶっちゃけ一通さん基準だとオバサンじゃん、美琴と同い年だし
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:20:22.32 ID:4A6w7SDS0
打ち止めkoeeeeee!!
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:22:59.42 ID:vwPRZ7vzO
カランコロン
アリーッシャーッターッ
禁書「あのちびっこ怖かったんだよ…」
禁書「でも助かったんだよ」
ぐるるるる…
禁書「大泣きしたらまたおなかすいたんだよ…」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:31:53.91 ID:vwPRZ7vzO
ドンドンドンドン
禁書「とうまーとうまーわたしだよ、インデックスだよー」
禁書「……留守みたい……」
禁書「はぁ…」トボトボ
カチャ
上条「やっと行ったか…しつこい奴だ…」
上条「よーし!今日からは好きなこと出来るぞー!」
上条「ほらスフィンクス、戦勝祝いだ!いつもより高いキャットフードだぞ~」
スフィンクス「にゃあーん」ガツガツ
上条「そうか、うまいか!これからは毎日これにしような~」
スフィンクス「にゃーん」ウマウマ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:46:42.89 ID:vwPRZ7vzO
ぎゅーるるる…
禁書「こもえー、こもえー!」ドンドンドンドン
シーン…
禁書「う…うぅ…いないのぉ…?」ヒックヒック
路上
禁書「疲れたんだよ…」ぺたり
禁書「暗いんだよ…寒いんだよ…」
上条『インデックスーめしだぞー』
上条『ほら、早く髪拭かないと風邪ひくぞー』ワシャワシャ
上条『寒いんだから湯たんぽ入れとけー』
禁書「ひっ…ひっく…とうまぁ……」
禁書「帰り、たいよぉ……」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:52:14.67 ID:vwPRZ7vzO
神裂「インデックス…?」
禁書「ん…ひっく…だ、誰かな…?」
神裂「やっぱり、インデックスではありませんか!どうしたんですこんなところで!」
禁書「かおり…?かおりぃいぃい!」ダキッ
神裂「インデックス…」ヨシヨシ
禁書「うわあああああんかおりいいいい」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:58:29.99 ID:vwPRZ7vzO
禁書「ありがとうかおり……おいしいんだよ」
神裂「それで、何があったんです?上条当麻はどうしたのですか?」
禁書「実は……」カクカクシカジカ
神裂「そんな…酷すぎます!上条当麻…!」ガタッ
禁書「ま、待ってかおり!元はと言えばおねしょした私が悪いんだよ!」
神裂「そんなっ…!」
禁書「もう…とうまに迷惑かけられないんだよ…」
神裂「インデックス…」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:12:19.47 ID:vwPRZ7vzO
上条「おーい、インデックスー!」
神裂「上条当麻…?!」
上条「お、神裂と一緒だったのか。探したんだぞぉ」
神裂「上条当麻!あなた…」
禁書「とうまー!」ダキッ
神裂「インデックス!」
禁書「ごめんなさいとうまああああ」
上条「ああ、俺こそごめんな。つい言い過ぎちまって」ナデナデ
神裂「…………」ホッ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:18:20.93 ID:vwPRZ7vzO
上条「じゃあ神裂、ありがとな」
禁書「かおり、ばいばーい」
神裂(よかった…)
禁書「とうま、とうま帰ったらプリンが食べたいかもっ」
上条「…………」スタスタ
禁書「とうま?」
上条「…………」スタスタスタスタ
禁書「とうまってば…もうちょっとゆっくり…」
上条「…」ダッ!
禁書「と、とうま?!」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:23:32.25 ID:vwPRZ7vzO
上条「……」タタタッ
禁書「とうまっ待って!待ってよぉ!」
禁書「あっ」ステン!ガコッ!
禁書「ひっく…とうまぁ…」
禁書「うわああああ…」
不良1「うわっ、なんだこれ?!」
不良2「死んでんじゃねぇか?!」
禁書「びええええっ…」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:32:37.82 ID:vwPRZ7vzO
不良1「なんだお前?迷子か?」
禁書「おなか、すいた…ひっ…」
不良2「はぁ…ほら、メロンパン食うか?」
禁書「あ、ありがとうなんだよ…優しいんだね」
不良2「よしよし…実家の妹思い出すなぁ」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:35:10.84 ID:w/Lu9Ifh0
つーか不良いい人すぎだろww
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:38:53.95 ID:vwPRZ7vzO
不良1「本当に警備員に連絡しなくて大丈夫か?」
禁書「うん、大丈夫!じゃあねー」
不良2「おお、気ぃつけろよー」
禁書「学園都市も捨てたもんじゃないんだよ!なんだか今なら何でも出来そうかも!」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:45:38.77 ID:vwPRZ7vzO
禁書「そうだ、これからは自立するんだよ!」
禁書「なら、バイトしなきゃ…えーっと…コンビニなら雇ってくれそうかも!」
ウィーン
エアロッスミッス~
禁書「頼もー!」
ウィーン
禁書「ダメだったんだよ…」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:14:12.50 ID:vwPRZ7vzO
禁書「ひっく…ひっく…やっぱり私なんて…ダメなんだよ…」
禁書「あんなに優しいとうまにさえ追い出されたんだもん…最低なんだよ…ひっく…」
?「インデックス」
禁書「だれ…?」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:18:09.73 ID:vwPRZ7vzO
ステイル「インデックス!」
禁書「す、すている?」
ステイル「さぁ!おいで!」バッ
禁書「えっ?」
ステイル「君の悲しみも苦しみも…僕が受け止めよう!」
ステイル「君は僕の太陽なんだ!!」
禁書「……すている…」
「その頭にかぶっているのはなにかな?…女性用のパンツに見えるんだけど?」
ステイル「!!」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:22:25.74 ID:vwPRZ7vzO
ステイル「やべっ」
禁書「そういう趣味だったんだね…」
ステイル「ま、待ってくれ!これは…そう!ロンドンで流行っている最新の帽子なんだ!君は何か誤解してるよ!!」クワッ
禁書「そ、そうなの…?」
ステイル「そうさ!!そうなのさ!!」
ふわり
パサッ
禁書「…ってどうみても私のパンツなんだよ!やっぱり変態なんだよ!!」ダッ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:24:43.96 ID:e7yWtNHlO
ステイルなにすているんだよw
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:25:28.63 ID:vwPRZ7vzO
ステイル「待ってくれインデックス!これは僕なりの愛情表現なんだ!不器用なんだよ僕は!!」
禁書「いやぁ!こないでぇ!」
ステイル「…」ドキッ
ステイル「インデーックス!!」ダダダダ
禁書「うわあああああんこわいんだよおおお」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:33:05.68 ID:vwPRZ7vzO
禁書「はぁ…はぁ…もう夜が明けたんだよ…」
ステイル「見つけたよ…インデックス…」
禁書「!!」
ステイル「さあ、一緒にイギリスへ帰ろう」
禁書「いやあああああ!!」ダッ
ステイル「はは、インデックスはおいかけっこが好きだなぁ」スタスタ
禁書「ひっ…!まだ追いかけてくるんだよ…!」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:35:15.02 ID:vwPRZ7vzO
ステイル「…」ニヤニヤ
禁書「ひぃ!来ないでぇえ!!」
ダダッ
ステイル「あ…そっちは…!」
キキーッ
ドンッ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:40:00.55 ID:vwPRZ7vzO
数日後…
上条「ぐう、うぅっ…」
美琴「当麻…」
上条「俺のせいだ…あの時俺がインデックスを見つけていれば…!」
神裂「あなたのせいではありませんよ…」
美琴「そうよ…あんたのせいじゃないわ…私だって…あの時あの子を家まで送ってれば…」グスッ…
上条「御坂…」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:51:07.58 ID:vwPRZ7vzO
ガラッ
冥土返し「意識が戻ったよ」
神裂「!!ほ、本当ですか!」タッ
美琴「よ、よかったぁあ」ブワッ
上条「インデックス!」
病室
禁書「とうま…とうま……」
ギュッ
上条「ああ!ここだ!ここにいるぞ!!」ボロボロ
禁書「とうま……」ニコッ
神裂「……インデックス…そんなにもあなたは…」グスッ
美琴「よかった…!本当によかった…!」ポロポロ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:56:50.48 ID:vwPRZ7vzO
上条「こんにちはー」ニコニコ
ナース「まあ、あの子また来てるわよ」
ナース「ああ、303号室の女の子のところね…この前病室でりんごむいてあげてたわよ」
ナース「いい子ねぇ…礼儀正しいし」
ガラッ
上条「インデックス、来たぞー」
禁書「あ、とうまー!プリンはー?」
上条「はいはい、ちゃんとありますよ」
禁書「やったぁー♪」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:00:51.06 ID:1CKjhyBzO
冥土返し「うん、経過もいいし来週には退院出来るよ」
上条「本当ですか!よかったなぁインデックス!」
禁書「うん!帰ったら久しぶりにとうまの手料理が食べたいな」
上条「ああ、何でも作ってやるよ」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:04:35.26 ID:1CKjhyBzO
そして退院の日…
禁書「んっしょ…よいしょ…」
上条「大丈夫か?やっぱり松葉杖じゃきついだろ、タクシー使うか?」
禁書「大丈夫なんだよ!とうまと歩きたいの」
冥土返し「じゃあ、気を付けてね」
禁書「うん!ありがとう!」
上条「本当にありがとうございました」ペコリ
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:12:23.29 ID:1CKjhyBzO
禁書「とうま、荷物重くない?」
上条「大丈夫ですよー」
上条「疲れただろ?公園で少し休憩しようぜ」
禁書「うん!」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:15:14.81 ID:1CKjhyBzO
上条「ほら、明太子ジュースな」
禁書「うん、ありがとうなんだよ」
ごくごく
上条・禁書「ぷはーっ」
上条「やっぱり休日だけあって人が多いなー」
美琴「あれ?あんた達」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:18:21.74 ID:1CKjhyBzO
美琴「そっか…今日退院だったのね」
上条「ああ…御坂も色々ありがとな」
美琴「わ、私は別にっ…そうだ、快気祝いにクレープおごるわよ!」
禁書「ありがとうなんだよ!」
上条「悪いな御坂…」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:22:34.29 ID:1CKjhyBzO
禁書「おいしいんだよーっ」パクパク
美琴「ちょっと、クリームついてるわよ」ふふっ
上条「本当だ、この店初めてだけどうまいな」
美琴「でしょ?」
禁書「おかわりなんだよ!」ニコニコ
上条「こ、こら!インデックス!」
美琴「いいのよ、でもあと一個だけだからね」
禁書「うんっ」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:29:12.66 ID:1CKjhyBzO
禁書「じゃあねー」
上条「ありがとな、御坂!今度お礼するからなー」
美琴「言ったわねー!覚悟しなさいよー!」アハハ
禁書「とうま、今までごめんね」
上条「なんだよいきなり」ハハ
禁書「わたし…今までとうまに迷惑かけてたよね…」
上条「……」
禁書「でもね、これからはちゃんとお手伝いもするよ」
上条「インデックス…」
禁書「とうま…」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:34:18.99 ID:1CKjhyBzO
ぐぎゅるるる…
禁書「あ…」
上条「あはは、なんだまた腹減っちまったのか?あははは」
禁書「え、えへへ」カァ
上条「あはは、あはははは」
禁書「もう…ちょっと笑いすぎかも…」
上条「あははは、わりぃ、あはははははは」
ドサッ
上条「あは、あははははは」ポンポン
禁書「え、えへへ…ふふ」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:39:08.54 ID:1CKjhyBzO
上条「あはははははは!ははははは!ひゃははははははは!!」
禁書「と、とうま…?」
上条「」ピタッ
禁書「とうま…?ねぇ…」
上条「…………」フラフラ
禁書「とうま?ぐ、具合が悪いのかな?」
ドサッドサッ
禁書「あ、そっか!荷物が重かったんだよね!ごめんね気がつかなくて」
上条「…………」
禁書「私も半分持つねっ」いそいそ
禁書「う、うまく持てないかも…」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:43:56.62 ID:1CKjhyBzO
禁書「よいしょっ…よいしょっ…」
禁書「よし、持てたんだよ!とうま、帰ろう?」
上条「…………」
禁書「とうま…きゅ、休憩しよっか?ね?」
禁書「そうだ、明太子ジュース飲む?待っててね、今鞄から出すから」
カラッ…カランッ…
上条「…………」ユラユラ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:51:01.48 ID:1CKjhyBzO
禁書「はい、とうま!飲みかけだけど…おいしいよ!」スッ
上条「…………」ブンッ
ぐしゃっ
禁書「!!」
「と…とうま……?」
上条「……」フラフラ…
禁書「ま、待ってとうま!どこ行くの?ねぇ!」
上条「……」フラフラ
禁書「今、今立つからね!ちょっと待って!ね、とうま」いそいそ
上条「……」フラフラ
禁書「んしょ、よいしょっ…あ、あれ?」ガクッ
禁書「松葉杖…届かないんだよ」
禁書「と、とうま助けて!お願い!」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:53:55.22 ID:1CKjhyBzO
上条「……」くるっ
スタスタスタ
禁書「とうま…」ホッ
禁書「ありがとう、立てたんだよ」
上条「……ブツブツ」
禁書「え…?ちょっと聞こえないかも」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:58:41.59 ID:1CKjhyBzO
禁書「ん?なにかな?」
上条「うひ、いちまんえん…ちりょうひ、さんじゅうまんえん…おみまいだい、にまんえん…しょくひ、」ボソボソ…
禁書「ひっ…!」ズサッ
上条「ボソボソ…ボソボソ…」
禁書「とう、ま…?」
上条「ボソボソ…ボソボソ…」ガクッ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:05:51.49 ID:1CKjhyBzO
上条「合計四十五万三千六百円!!あははははは!!はははははは!!」
禁書「とうま…」
上条「そんな金!どこにあんだよ!!」
上条「うわああああああ…!!払えるわけねぇだろうが!学生なんだぞ!!ちくしょおおおおおお…!!」
上条「うわああああ…あああ…ああ…!!」
禁書「…………」
「君、どうしたの?!」
上条「払えねぇ!!払えないんだよおお……!!うわああああ…」
「大丈夫か?!誰か、誰か救急車!!」
禁書「とうま…」ポロポロ…
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:12:33.90 ID:1CKjhyBzO
禁書「…………」
美琴「はぁっ…はぁっ…あ、あんた!当麻は?!当麻はどこなの?!」
禁書「………まだ会えないって…」
美琴「そ、そう……だ、大丈夫?」
禁書「…………うん……」
ガラッ
冥土返し「……」
美琴・禁書「!!」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:16:16.06 ID:1CKjhyBzO
美琴「あの、当麻の容体は…っ」
冥土返し「極度のストレスから来る突発性の発作だね」
美琴「そんなっ…ストレスなんて……あんなにピンピンしてたのに…」グスッ…
冥土返し「…」チラッ
禁書「!!」
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:20:49.55 ID:1CKjhyBzO
冥土返し「とりあえず今は落ち着いているから…会ってあげて。君のことを心配してたよ」
禁書「……」
美琴「当麻!」ダッ
病室
上条「み、御坂?!」
美琴「た、倒れたって聞いて!心配したじゃないこのばか!」グスッ
上条「それでわざわざ…?悪かったな…」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:25:56.38 ID:1CKjhyBzO
上条「そ、そうだ…インデックスは?!インデックスはどこなんだ?!」
美琴「大丈夫、あの子なら廊下にいるわよ。今呼んでくるから」
美琴「ねぇ、イン…」
美琴「あれ…?どこいっちゃったのかしら…?」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:33:28.01 ID:1CKjhyBzO
青髪「上やん最近ずっと元気ないなぁ…」
土御門(禁書目録が行方不明になってから一ヶ月…すっかり脱け殻みたいになってるにゃー…)
上条「はぁ…」フラフラ
青髪「なぁ、上やん!昼飯食べようや~!な?」
上条「ん?ああ…」パカッ
青髪「って弁当空やんー!」ズビシッ
シーン…
上条「……ああ…節約の為に自炊してんだよ…」フラフラ
土御門(端から見てもどんどん悪化しとるにゃー…)
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:40:21.31 ID:1CKjhyBzO
姫神「あの。上条君。これ。よかったら食べて。」
上条「姫神…?それお前の弁当じゃないか…」
姫神「大丈夫だから。食べて。」グイッ
パタパタ…
土御門「上やん相変わらずモテモテだにゃー」
青髪「ほんっと!うらめしいわぁー」ギューッ
上条「いてぇよ…それより困ったなぁ…いくら上条さんでも弁当二つはきついですよ…」
青髪「」
土御門(これは…早く禁書目録を見つけないと死にそうだにゃー…)
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:43:48.13 ID:1CKjhyBzO
ガチャリ
上条「ただいまー…インデックスー?プリン買ってきたぞー」
上条「インデックスー?」
スフィンクス「にゃあん?」
上条「ああ…そっか…」
上条「俺…一人なんだっけ…」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:50:18.64 ID:1CKjhyBzO
禁書『おかえりとうまーっ』
禁書『とうま!今日のご飯はなにかなっ?』
禁書『とうま!プリンが無くなっちゃったんだよ!ちゃんと買い置きしておいてほしいかも』
禁書『みてみてとうま!このテレビおもしろいよ!』
禁書『ねぇとうま!』
禁書『とうまってばー!』
スフィンクス「にゃあ…?」スリスリ
上条「グスッ…グスッ…」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:55:51.79 ID:1CKjhyBzO
上条「はい、飯」
スフィンクス「にゃあ~」ガツガツ
上条「よしよし…いっぱい食べて大きくなるんだぞ…」ナデナデ
コトリ
上条「…?何の音だ…?」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:01:01.00 ID:1CKjhyBzO
上条「…封筒?」
上条「なんだこの札束…?」
カサッ
上条「ん?メモが入ってる…」
とうまへ
ちゃんとにほんえんなので、だいじょうぶだとおもいます。
いままでめいわくかけてごめんね。
さようなら。
上条「…!!」
ガタガタッバタンッ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:05:44.67 ID:1CKjhyBzO
禁書「………」ヒョコッ…ヒョコッ…
上条「インデックスー!!」
禁書「えっ…?!」
上条「インデックス!!」
禁書「………っ」ヒョコッヒョコッ…
上条「インデックス!」がしっ
禁書「!!」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:10:54.08 ID:1CKjhyBzO
上条「ごめんなインデックス…俺…!」
禁書「どうして…どうしてとうまがあやまるのかな…?あやまらなきゃいけないのはわたしなんだよ」
上条「インデックス…?」
禁書「とうまを…とうまをあんなに追い詰めたのはわたしなんだよ?もう合わせる顔がないんだよ…」グスッ…グスッ…
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:16:14.77 ID:1CKjhyBzO
上条「お前…そんなこと気にしてたのか?」
上条「そのくらいで上条さんは動じたりしませんよ」
上条「だから…」
上条「だからっ…帰ってきてくれ…うちに…!」ボロボロ
上条「お前がいないと…俺は…」
上条「不幸なんだよぉ…!!」ボロボロ…
禁書「とうまぁ…!」ボロボロ…
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:28:22.78 ID:1CKjhyBzO
禁書「うわああああん!とうまあああ!!」ダキッ
上条「はは、泣きすぎだろ…ほらティッシュ」
禁書「ひくっ…う、ありがとう…」グシグシ
上条「じゃあ、帰るか」
禁書「ほんとに…いいの…?」
上条「当たり前だろ、プリンもちゃんと買ってあるぞ!早く来ないと上条さんが全部食べますよー」グスッ
禁書「…!さ、させないんだよ!」グスッ
上条「よし、じゃあ部屋まで競争だー!」タタタ
禁書「よーし、負けないんだよー!」ヒョコッヒョコッ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:43:31.27 ID:1CKjhyBzO
それから禁書目録がつたないながらも家事を積極的にこなし、上やんの精神状態も格段に良くなっていったにゃー。
今では禁書目録もすっかり料理上手になって、上やんの弁当も旨そうなもんばっかり詰められてるぜよ。
元からレシピを覚えるための能力はずば抜けてたんやし、やる気と努力の問題だったのかもにゃー。
ま、義妹手製の弁当には流石に劣るけどにゃー。
そうそう、なんか最近上やんにストーカーがついとるらしいぜよ。
詳しいことはわからんが、どうやら男女各一人ずつらしいにゃー。
いやー、もてる男は辛いぜよ。
禁書「ねぇ、とうまーこっちこっちー」グイグイ
上条「はいはい」
ステイル「上条当麻…殺す…」ギリギリ
美琴「スキ…キライ…スキ…キライ…スキ…!ふふ、うふふふふふふ…」
おわり
188 :
まめだい ◆NoCg44mHic :2011/02/16(水) 02:46:57.37 ID:1CKjhyBzO
おわりです。
読んでくれてありがとう。
何か質問(・∀・)アルー?
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:56:21.06 ID:Vbq0kwRWO
なんで美琴ヤンでんのよww
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 03:01:32.93 ID:YS7TctaQ0
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 03:14:11.93 ID:1CKjhyBzO
美琴「そう…あの子いなくなっちゃったんだ…」
上条「ああ…」
美琴「…あんまり思い詰めちゃ駄目よ。私ならいつでも相談乗るから」
上条「御坂…!」グスッ
美琴(こ、これは…いける…!)
しばらくして
上条「…」ニコニコ
美琴「あれ?なんか今日は元気じゃない」(やっぱり毎日デーt…いやいや話聞いてたのが良かったのね)
上条「ああ!インデックスが帰ってきたんだ!お前も色々ありがとな!」ニコニコ
上条「おーい、インデックスー!!」
禁書「とうまー!」
美琴「」
美琴「」
黒子「お姉さまったら!こんなところにいましたの!」
美琴「あははははは、あははははは!!」
黒子「お姉さま?!お姉さまー!!」
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 03:18:51.19 ID:1CKjhyBzO
>>191 一旦イギリスに帰り、インデックスの僅かな貯金から捻出…足りない分は神裂から借金
みたいな感じかな
ステイルはトラウマになってるので面会謝絶
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 03:23:18.45 ID:Vbq0kwRWO
結局人様の金かよww
乙
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 03:27:39.09 ID:8eVizhUd0
兵器に給料が出せるかとか言ってるわけだが、
じゃあ設備投資費としていくらか出せよって話だよな
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 04:45:22.65 ID:3CxEY4J80
ところどころBパート(裏)があるように見えるんだがそのあたりどうなの?
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 13:32:17.23 ID:Dz9doslJ0
途中で上条が無言で逃げた訳はなんだったのか聞きたい
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:08:45.09 ID:1CKjhyBzO
>>205 インデックスの事故の数日前
上条「はぁ…今月も食費かさんだなぁ…」
禁書「とうまーっもうお菓子がないんだけど?!」
上条「いやー…あの…インデックスさん?」
ガブッ
ぎゃあああああ
禁書「ひどいんだよとうま!わたしが飢え死にしちゃったらどうするつもりなのかな?!」
上条「…………」(コイツさえいなければ…)イライラ
禁書「とうまー!聞いてるのかな?!」
上条「はっ…俺は何を…」(インデックスを守るって決めたのは俺じゃないか!…しっかりしなきゃ…)
ピリリリリピリリリリ
上条「ん…?母さん?」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:22:56.16 ID:1CKjhyBzO
上条「はいもしもし」
詩菜「あ、当麻さん?元気にしてますか?」
上条「ああ、おかげさまで元気です」
詩菜「まあ…そうでしょうねぇ…」
上条「え?」
詩菜「いえ、こっちの話です。それより今月の生活費振り込んでおきましたよ」
上条「助かります~」(これでもやし地獄から抜け出せる…!)
詩菜「で、通帳の残高を確認したんだけど…」
上条(やべっ…)
詩菜「あんなにあったのにゼロってどういうことですか?」イライラ
上条「す、すみません…」(インデックスの食費のせいだ…くそっ…)
詩菜「…とにかく、これからは少し節約してもらわないと…言いたくありませんけど、お父さんのお給料も5割カットでかなり厳しいんです」イライラ
上条「はい…はい…すみませんすみません」ペコペコ
詩菜「というわけで、今月から少し仕送りは減らしますからね…悪いけどうまく遣り繰りしてね」
上条「はい…えっ?」
プツッ
ツーッツーッ…
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:27:10.45 ID:1CKjhyBzO
上条「…………!」
バタバタ
ガチャリ
禁書「とうまー?出掛けるの?じゃあキャラメルコーン買ってきてーっ」
上条「…………」
バタン
銀行
上条「頼む…!」
上条「おい…嘘だろ…」
「三万も減ってる…」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:32:33.47 ID:1CKjhyBzO
禁書「いっただっきまーす」ガツガツ
上条「…………」
禁書「あれ?とうま具合悪いの?もやししか食べてないんだよ?」
上条「……もやしが…好きなんだよ…」
禁書「ふーん…じゃあこのハンバーグもらうねっ」
上条(…三万浮かせるには…こうするしかない…)
上条(インデックスにはひもじい思いさせたくないし…)
上条(俺が…俺が我慢すれば…)
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:35:55.57 ID:1CKjhyBzO
禁書「じゃあとうま、おやすみーっ」
上条「待て、湯たんぽ忘れてるぞ」
禁書「ありがとう!これがあるとすぐに眠れるんだよ」ニコニコ
上条「早く寝ろよー」
上条「さて、上条さんも寝ますかね…」
ぐぎゅうう…
上条「…腹減った…」
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:40:55.65 ID:1CKjhyBzO
上条「…水…飲もう…」フラフラ
上条「ごくごく…」
上条「だめだ…全然腹にたまらねぇ…」
冷蔵庫
上条「あ…プリン…」
上条「い、いや…だめだ…これはインデックスのおやつじゃないか…」ブンブン
上条「なんで…なんで俺の金で買ったものなのに我慢しなくちゃいけないんだ…?」
上条「そうだ…インデックス…インデックスさえいなけりゃ…!」
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:50:25.26 ID:1CKjhyBzO
上条「そうだ…インデックスの…あいつのせいで…」フラフラ
禁書「すー……すー……」
上条「…こいつが…こいつさえいなきゃ…俺は…」フラフラ
上条「そうだ…インデックスが…いなければ…これで…刺しちまえば……」フラフラ
禁書「うーん…すぅ…すぅ…」
上条「悪く思わないでくれよ…お前が…お前が悪いんだ…!」フラフラ
スッ…
禁書「うーん…とーまぁ…」ニコッ
上条「…!」
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:55:49.42 ID:1CKjhyBzO
上条「俺は…何を…」
カランッ
禁書「すぅ…すぅ…」
上条「ぁ…あ…ごめんな…ごめん、インデックス…!俺は…っ」ボロボロ…
上条「お前を…守るって決めたのに…!なのに…っ!」ボロボロ…
上条「うわああああ……っ」
禁書「すぅ…すぅ…プリン…買ってきてよ…」
上条「ひっく…許してくれ…インデックス…!」ボロボロ…
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 15:07:01.42 ID:1CKjhyBzO
その後も、上条は自分の食費を切りつめては浮いたお金をインデックスに使ってやった。
インデックスには辛い思いをさせたくないという一心で、自分は空腹だと音をあげる胃腸を殴りつけ、水道水をがぶ飲みし続けた。
そんな上条の苦労も知らず、インデックスは満腹になるまで食べ続け、おやつをねだる。
上条は時折沸き上がる激しい殺意を押し込めながら彼女の願いを出来る限り叶えてやった。
ただ、彼女の―――無邪気なインデックスの笑顔を見ていたかった。
ところが、間もなく彼の極限まですり減らされた精神は悲鳴を上げることとなる。
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 15:16:59.84 ID:1CKjhyBzO
禁書「とうまあああああごめんなさいぃ~」ドンドンドンドン
ドアの向こうから聞こえてくるのは、インデックスの悲痛な謝罪。
上条「はぁ…はぁ………」
その日、帰宅した上条は信じられない光景を目の当たりにしていた。
壁にぴったり沿うように設置していたベッドが、跡形もなくなっていたのだ。
言い訳ばかりするインデックスに、遂に上条のなかの何かがぶち切れた。
上条「出てけって言ってるんだよ!」
気がつくと、彼はいたいけな少女を部屋から追い出していたのだ。
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 15:24:19.99 ID:1CKjhyBzO
上条が我に帰ったのは、戻ってきた彼女を再び突き放してしばらくしてからだった。
上条「俺は…一体何を…」
彼は少女を追い返したことを激しく後悔した。インデックスはどうしているだろうか。どこかの路地裏で泣いているかもしれない。
おなかをすかせて、自分の名前を呼んでいるかも…。
そう考えると居ても立ってもいられなくなって、上条は部屋を飛び出した。
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 15:35:54.73 ID:1CKjhyBzO
幸い、彼女は知り合いと一緒だった。
上条「インデックス!」
名前を呼ぶと、少女は嬉しそうに駆け寄ってきた。
よかった。本当によかった…。
そのときは心の底からそう思った。
禁書「かおり、ばいばーい」
ところが、神裂と別れてしばらくすると激しい後悔の念が沸き上がってきたのだ。
どうして迎えに来てしまったんだろう。
どうしてインデックスを見つけてしまったんだろう。
あと少しで…もう少しで自由になれたというのに…。
禁書「とうま!待ってぇ!とうま!」
気がつくと、上条は少女を置いて全速力で走りだしていた。
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 15:46:47.35 ID:1CKjhyBzO
上条「はぁ…はぁ…」
真っ暗な部屋に辿りつく頃には、冬だと言うのに汗だくになっていた。
上条「やった…」
上条「やった!!自由だ!俺は自由なんだ!!あはははははははは!!!」
狂ったように笑う上条の目から止めどなく涙が溢れていた。
その涙が喜びからなのか悲しみからなのかは誰にも分からない。
恐らく、上条自身にさえも。
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 15:48:47.92 ID:1CKjhyBzO
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:01:31.09 ID:ETvr3Z8u0
インデックスがほのぼのかわいいssが読みたいんだよ!
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:32:46.87 ID:1CKjhyBzO
>>229 当麻に出会う直前
禁書「ここが学園都市…」
禁書「魔術結社から逃げ切るには最適の場所なんだよ」
禁書「それにしても見たことないものがいっぱいなんだよ!」キラキラ
禁書「それに…なんだか甘い匂いが…」
初春「う~ん!やっぱりあの店のアイスはおいしいですね~」ペロペロ
佐天「ほんとだねー!今度御坂さんと白井さんにも教えてあげようよ!」ペロペロ
初春「はい!ってわあっ」ドンッ
禁書「わあああ」キラキラ
佐天「う、初春大丈夫?!」
初春「は、はい…あの、ごめんなさい」ペコリ
禁書「それ、なんていうキャンディなのかな?!」キラキラ
初春「え…?あの…」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:37:07.79 ID:1CKjhyBzO
佐天「外人…?留学生かな?」
禁書「そのキャンディとっってもおいしそうなんだよ!!」キラキラ
初春「えっと…ジス・イズ・ア・アイスクリーン!!」バーン
禁書「あいすくりーむ?初めて聞いたんだよ!」キラキラ
佐天「通じた?!」
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:40:17.92 ID:1CKjhyBzO
禁書「一口ちょうだい!!」
佐天・初春「えっ…?」
初春「えーっと、そこの角を曲がったところにお店g」
禁書「あなたのあいすくりーむ、一口もらえると嬉しいなっ」ニコニコ
初春(やべぇ…外人やべぇ…)
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:45:36.28 ID:1CKjhyBzO
佐天「ご、ごめんなさい私たちちょっと急いでるんで!初春、行くよ」グイグイ
初春「はいぃ!」ダダダダ
禁書「あっ…行っちゃったんだよ…日本人って冷たいかも…」
初春・佐天「はぁっ…はぁっ…」ゼーゼー
初春「な、なんだったんでしょうかあの子…」
佐天「さぁねぇ…新手の物ごいじゃない?」
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:51:00.42 ID:1CKjhyBzO
公園
ぎゅるるるる…
禁書「はぁ…おなかすいた…」
禁書「もうお金ないんだよ…」
コロコロ…
禁書「ん?ボール…?」
幼児「お姉ちゃーん、ボール投げてー」
禁書「なにしてるのかな?」
幼児「ドッジボールだよー」
禁書「どっちぼーる?なんだか知らないけど楽しそうなんだよ!仲間に入れてほしいんだよ!」
幼児「うん、いいよー」
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 17:10:45.84 ID:Y97tQPys0
超支援
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 17:17:40.44 ID:1CKjhyBzO
禁書「はぁ…はぁ…」
幼児「お姉ちゃん弱ー!」アハハ
禁書「ま、まだまだぁ!なんだy」
アナウンス『学生の皆さん、最終下校時間です』
幼児「あ、帰る時間だーお姉ちゃんじゃあねー」
禁書「えっ?帰っちゃうんだよ?」
幼児「ばいばーい」
禁書「…ばいばーい…」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 17:25:42.64 ID:1CKjhyBzO
ぎゅるるる…
禁書「うう…遊んだらますますおなかすいたんだよぉ…」トボトボ
自販機「毎度ありー!」
禁書「?!」
「は、箱がしゃべったんだよ?!」
自販機「こんちはー!お姉ちゃん、なんかこうてってやー」
禁書「さ、さすが学園都市なんだよ…なんかピカピカ光ってるし…」
ぐきゅー…
禁書「そうだっ!この箱にお願いすればいいんだよ!」
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 17:32:01.22 ID:1CKjhyBzO
禁書「くださーいなっ」
自販機「姉ちゃん、お金入れてくれんと売れへんのやー」
禁書「お金?」
自販機「せや」
禁書「お金…ないんだよ」
自販機「…………」
禁書「でも…でもとってもおなかがすいてるんだよ…ひとつだけでいいんだよ」
自販機「…………」
禁書「どうして黙っちゃうのかな?!こんなに沢山あるんだからひとつくらいいいじゃない!!」ドンドン
?「ちょっと、何してるの?」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 17:40:21.09 ID:1CKjhyBzO
禁書「この箱がくれないんだよ!ひとつだけでいいのに!」
美琴「??」(えーっと…きっとお金を入れたのにジュースが出てこなかったのよね)
美琴「ああ、ちょっと下がってて」
禁書「?…うん!」
美琴「っしゃぁおらあああああ!!」ビシィッ
自販機「わーん酷いわぁー」ゴトゴト
禁書「すごいすごーい!いっぱい出てきたんだよ!!」
美琴「はい、山分けね」
禁書「ありがとうなんだよ!やっぱり日本人は優しいんだよ!」
自販機「姉ちゃんら酷いわーそんなことされたら商売あがったりやでー」ウワアアン
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 17:46:14.40 ID:0hfWJBVb0
自販機青ピだろ
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:02:35.09 ID:1CKjhyBzO
禁書「ありがとうー」
美琴「じゃあね~」
トコトコ
禁書「助かったんだよ!これだけあればおなかいっぱいに…って」
禁書「これ…全部飲み物かも…」
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:42:20.22 ID:1CKjhyBzO
禁書「とにかく飲んでみるんだよ」
禁書「えーっと…いちごおでん?」
禁書「いちごは分かるけどおでんって何かな…?」
禁書「まあいいや」ごくごく
禁書「!!お、おいしいんだよ!」
ごくごく
ごくごく
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:47:46.90 ID:1CKjhyBzO
カランッ…カランッ…
禁書「おいしかったんだよーっ!」ぷは~
禁書「でも」
禁書「おなか…まだいっぱいになってないんだよ…」ショボーン
禁書「おなかすいたんだよ…」ぐきゅう…
禁書「そうだ!施しを受ければいいんだよ!きっとさっきの短髪みたいな親切な人がいるはずなんだよ!」
不良「はぁ…だりぃ」
禁書「まずはあの人にお願いするんだよ!」
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:55:18.26 ID:1CKjhyBzO
禁書「待ってー!」
不良「あァ?!」
禁書「おなかすいた」
不良「はぁ?!」
禁書「なにか食べ物をもらえると嬉しいなっ」ニコッ
不良「…さっさと家帰んな」スタスタ
禁書「おうちないんだよ!」
不良(こいつ…チャイルドエラーか…?)
禁書「?」ニコニコ
不良(駄目だ、下手に情をかければ傷つくのはこいつなんだ…)
不良「あっち行けっ」シッシッ
禁書「ま、まって!」
不良(これでいいんだ…これで…)ウルウル
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:05:00.00 ID:5x/FCw5GO
禁書「めげちゃだめなんだよ」
禁書「次はあの人にお願いするんだよ!」
禁書「まってー!」
2時間後
禁書「世間は冷たいんだよ…」
ぐきゅるるるる…
禁書「おなかすいたんだよ…」フラフラ
ドサッ
禁書「あれは…?!」タタタ
禁書「やっぱり!おにぎりなんだよ!」
禁書「んーっおいひいんだよ~」もぐもぐ
ドサッ…ドサッ…
禁書「こっちにも!あっちにも!」
禁書「すごい!おにぎりの道が出来てるんだよ!」
禁書「やっぱり神様は見ててくれるんだね!」タタタッ
ぱくぱく
ぱくぱく…
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:09:22.03 ID:5x/FCw5GO
禁書「もぐもぐ」
禁書「もぐもぐ」
ドンッ
禁書「あっ…おにぎりが…!」いそいそ
禁書「ご、ごめんなさいなんだよ」ペコリ
ステイル「いいんだよ…手伝おう」ハァハァ
禁書「ありがとう…って」
禁書「ま、魔術師なんだよー!!」ぎゃああああ
ステイル「インデーックス!!」
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:14:44.33 ID:5x/FCw5GO
禁書「ぎゃああああああ」
ステイル「インデーックス!!」ハァハァ
神裂「まさか本当におにぎり作戦に引っ掛かるとは…」
神裂「でも満腹になったようですし、よしとしましょう」
神裂「沢山握ったかいがありました」ニコッ
禁書「ぎゃああああ助けてええええ!!」
終
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:35:47.63 ID:5x/FCw5GO
おわりなんだよ
付き合ってくれてありがとうございました
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:45:20.48 ID:qlSNNJDZ0
面白かったぜ
インデックス?さんが久しぶりに可愛かった
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 02:52:44.39 ID:udmPJ73t0
おにぎり一つずつにぎったのかwwww
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 07:59:45.28 ID:qP6HCX4SP
女教皇様漢らしいです
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 10:52:51.25 ID:tzpwGMqK0
上イン最高
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 11:05:34.07 ID:5x/FCw5GO
おまけ
神裂「本当にこんな方法でインデックスを見つけられるのでしょうか…?」
ステイル「ああ、間違いない。早くおにぎりを調達しよう」
神裂「待って下さい!コンビニのおにぎりなんて駄目です!」
ステイル「どうしてなんだい?」
禁書「危険な添加物でインデックスがおなかを壊してしまうかもしれません!!」
ステイル「僕としたことが気付かなかったよ!でも…」
神裂「ご心配なく。私が握ります!(キリッ」
ステイル「神裂…かっこいい」ドキドキ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 12:09:20.45 ID:t8KG0lA80
Wave (2011-04-30)
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