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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/21(金) 21:26:00.41 ID:VhwBURid0
歓喜するテマリ。
手には商店街の福引で当たった温泉旅行券が握りしめられていた。
我愛羅「ほう、良かったな。最近カンクロウのせいでヒドイ目にばかり遭ってたから、天が憐れんだんだろう……」
大きなデスクで山のような書類とにらめっこしながら、我愛羅が応える。
肩が凝るのか、時折腕をぐるぐると回している。
そんな様子を見てテマリは尋ねる。
テマリ「どうだい? たまには息抜きに出かけないか? もちろんカンクロウは抜きで」
我愛羅「いや、いい……。風影として里を守っていかねばならない以上、ここを離れるわけにはいかないからな……」
テマリ「……」
いつの間にか大人になったんだなぁ、と思う。
一昔前は見るものすべてを恨んでいたのに……。
テマリにとって、弟の成長は嬉しかった。
我愛羅「それよりも奈良シカマルとでも行ったらどうだ……?」
テマリ「な! ///」
突然意中の男性の名前を言われてテマリはうろたえる。
我愛羅「いつも邪魔されてばかりで何の進展もないんだろう」
テマリ「そ、そりゃあそうだけど……///」
我愛羅「俺のことは気にせず楽しんでこい……。もちろん、カンクロウは抜きでな……」
テマリ「う、うん……///」
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