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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/19(火) 00:23:28.06 ID:gT0HLdx90
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saga :2013/03/19(火) 00:25:13.16 ID:gT0HLdx90
澤「(敵車はおそらく正面のどこか……けれど地形に起伏があって、向こう側の様子が見えない……)」
「(Leeの車高だと、丘を登り切る前に狙い撃ちされるかも。でも迂回するとしたどっち…?」
「(左を回れば主砲をすぐに右に向けられるけど、車体をさらすことになる。右側だとうまく丘に隠れつつ、向こう側の様子が見えるかな……よし!)」
澤「桂利奈ちゃん、正面の起伏を迂回するようにして、右の方へ微速前進。攻撃あるかもだから、いつでも後退できるようにして」
桂利奈「あーい」ガコッ、キュラ、キュラ、キュラ……
澤「副砲塔は1時の方を注視。位置がバレちゃうから、不用意な発砲は避けて」
あや「了解しました~」ズズズ……
澤「あゆみちゃんもいきなりは撃たないでね。ただ相手に明らかに発見されていて、射線が通るなら発砲してもいいよ」
あゆみ「うん!」
澤「相手はあの隊長だから、みんな集中してね!」
一同「了解!」
M3 Lee キュラ、キュラ、キュラ……
澤「(う~ん、なかなか見えてこないな……隊長はどこに…?)」
「(あれ? あの茂みのなか……!)」
澤「停車! 停車して!」
桂利奈「わわわ…!」ガコッ
Ⅳ号 ズカッァァァァン!!
澤「(外れた?! 格闘戦になったら負ける…! ここで仕留めないと!)」
「前進! 照準を合わせ次第任意に発砲! 装填時間あるから落ち着いて!」
あゆみ「う、うん!」
Ⅳ号 キュララ…
澤「(車体を斜めに…?! これじゃあ正面は抜けない。でもいくら側面が薄いからって、この角度じゃ……そうだ!)」
「目標、敵車砲塔、よく狙って! 撃て!」
ズカッァァァン!! ガッァァァン!
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