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木胡桃「どうしたんですかいきなり！？」

魔梨威「何を言い出すんだ！」

手寅「人間には到底真似できないアクションのある、しかも人間じゃないキャラクターが動きまわる作品を、なぜ実写化する必要があるのか」

丸京「まあ……言われてみれば、確かに」

手寅「と、ガンちゃんは言っています」

丸京「な、なに！？」

苦来「あんまりです！　せっかくみなさん頑張って、需要もないのに必死に制作しているのに！」

このSSは女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただくSSです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475088276

『コスプレ講釈』


ｶﾞﾗｯ

手寅「みてみて！ナース服着てみちゃった！」

魔梨威「つまんねー服着んなよ！」ﾋﾞｼｯ

苦来「いや、つまんなくないでしょ」

木胡桃「むしろ面白いです」

丸京「魔梨威さんそのセリフが言いたかっただけだろ」

魔梨威「ぐっ…」

丸京「いやだねー、自分のアイデンティティを保つのに必死な奴は」ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432138807

魔翌梨威「え？ どうしたってんだい？」

苦来「みんなおはよー！ 今日もとっても爽やかで良い天気ね！」

魔翌梨威「なにぃ！？」

手寅「ね？ なんかすごく明るいというか、ポジティブというか……」

丸京「凄い晴れやかな笑顔だな。良い天気といっても今日は曇りだが」

木胡桃「新型とか天使ョンとは違うんですか？」

魔翌梨威「なんだか分からんがまた違ったオーラが出てるな」

手寅「ね、ねえ、どうしたの苦来ちゃん」

苦来「私、苦来じゃありません！」

一同「えっ」

苦来「改名します！ 今日から私は皆笑亭福来（みなわらっていふくる）です！」

木胡桃「すごいポジティブそうな名前です！」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402408365

魔梨威「陽気も良いし、お参りにでも行って来ようかな」

手寅「あら珍しい」

魔梨威「私だってたまにゃそういう心持ちになるの」

丸京「ん？どっか行くのか？」

魔梨威「お参りだよ」

苦来「マリーさんったらヤンキー」

魔梨威「そういうお礼参りじゃねぇよ！！」

木胡桃「マリーさんお買いものー？？」

波浪浮亭木胡桃「おあとがよろしいようで」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ……

木胡桃「……」

ガラッ

木胡桃「ね…ねぇみんな………」

蕪羅亭魔梨威「……」

防波亭手寅「……」

空琉美遊亭丸京「……」

暗落亭苦来「……」





木胡桃「OAD……みた？」

ざわっ……

魔梨威「つまんねーこと聞くなよ！！」びしっ

木胡桃「ねぇ……みた？」

魔梨威「も、漏れるっ…トイレトイレ」

ｶﾞﾁｬ

魔梨威「あ…」

魔梨威「だ、誰だい？早くしてくれ！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

手寅「あれー？マリーさん？」

きぐ「たっだいま～！」

きぐ「はぇ？師匠、その子は誰ですか？」

師匠「おう木胡桃、喜べ。お前にも後輩ができたぞ」

きぐ「え！本当ですか！？やったーっ！」

きぐ「こんにちは！わたし、波浪浮亭木胡桃。これからよろしくね♪」

「初めまして。坪内地丹です。不束者ですがこれからよろしくお願いします。」

魔梨威「テトラ、暇かい？」

魔梨威「コンビニにお菓子買いに行くの、つき合いなよ」

手寅「いいけど」

手寅「なんで、わたしを誘うの？」

魔梨威「へ？」

手寅「いえ」

手寅「お菓子なら、キグちゃんじゃないかなって」

手寅「単純に思っただけなんだけどね」

魔梨威「なるほど、それもそうか」

魔梨威「キグ、一緒に行こうよ」

木胡桃「むー」

木胡桃「わたし、テトちゃんの代わりなんですかー？」

魔梨威「へ？」

魔梨威「･･････」zzz

魔梨威「！？」

がばっ

手寅「あら、マリーさんお目覚め？」

魔梨威「あ、ああ」

魔梨威「時に、テトラ」

手寅「なに？」

魔梨威「いま、あたしになんかしたかい？」

手寅「別に、特別なことはしてないよ」

魔梨威「そ、そうかい」

手寅「そう」

手寅「ただ、キスしただけだから 」

魔梨威「！？」

すらっ

木胡桃「あれ、マリーさん一人？」

魔梨威「わかりきったこと、聞くなよ！」

木胡桃「･･････」

魔梨威「･･････」

木胡桃「で、なに読んでんの？」

魔梨威「これかい？」

魔梨威「寄席の忘れもの、もらったんだよ」

木胡桃「えー」

木胡桃「マリーさん、貧乏臭いー」

魔梨威「な、なんてこと言うんだい！」

魔梨威「夏なんだから何℃だろうと暑いに決まってんだろ？」

木胡桃「まー、そうなんだけど、具体的な数字を知ると、また感覚が違わない？」

手寅「30℃ぐらいに達してると、思ってるより暑く感じるときはあるかな」

魔梨威「あー……それはなんとなくわかるかも……」

丸京「で、結局、何℃？」

苦来「30℃」

魔梨威「余計暑く感じるじゃねーか！」