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◆1pQrWrCdOE [saga]:2014/10/23(木) 22:08:58.07 ID:2ruqyrGto
五郎(不思議な感覚と言ったら人並みだろうか。一言で表すなら『夢見心地』だった)
五郎(知らないはずの石畳の通りを歩き、そして知らないはずの街並みを通り過ぎ)
五郎(かすかな空腹感を頼りに足を進め、たどり着いたのはアンティークな店構えをしている喫茶店)
五郎「……俺はまだねぼけているのだろうか。今一、頭がしゃっきりしない」
五郎(特段疲れているわけでもない、しかし特段元気と言うわけでもない)
五郎(ボケているわけでもないのだが、俺はさっきまで何をしていたっけか……仕事? ではないな……)
五郎「いかんいかん、きっと空腹のせいだな、これは」
五郎(この歳になっても身体はいつでも正直だ。おあつらえ向きに喫茶店もある。軽く何か腹に入れるか)
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