1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:39:53.20 ID:9JL2jnWA0
絹旗「にゃー」
美琴「可哀想に・・・まだ子猫じゃないの・・・」
絹旗「うにゃ?」
美琴「・・・こっちおいで?」
絹旗「・・・・・・」ジー
美琴「・・・・・・」
美琴「(・・・やっぱ私のとこには来ないか)」
美琴「ピリピリしちゃうもんねー・・・」
絹旗「にゃっ!」ダッ・・・!
美琴「ふえっ?」
絹旗「うにゃ・・・」ゴロゴロ
美琴「・・・・・・」ポカーン
美琴「・・・抱かせてくれるの?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:43:07.86 ID:9JL2jnWA0
絹旗「にゃん!」
美琴「・・・・・・」
美琴「・・・おいで?」チッチッチッ・・・
絹旗「うにゃん」ピョン
美琴「・・・・・・」ギュッ・・・
美琴「・・・お前、ウチにくる?」
絹旗「にゃ?」
こういうのをみたいんだ・・・
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:49:01.95 ID:jHrlctDk0
支援は任せろ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:50:58.30 ID:oRDI0hRgO
絹旗要素が1mmもなくて驚いた
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:51:29.93 ID:9JL2jnWA0
常盤台中学女子寮前
寮監「・・・・・・」
美琴「・・・・・・」
絹旗「にゃー」
美琴「この子猫を部屋で飼いたいんですけど・・・」
寮監「・・・・・・」
絹旗「うにゃん」ゴロゴロ・・・
寮監「・・・・・・」キュン・・・
寮監「・・・好きにしろ」
美琴「・・・!ありがとうございます!」
美琴「・・・良かったねー!」
絹旗「にゃん!」
寮監「(なんだアレかわいいな・・・)」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:56:45.09 ID:9JL2jnWA0
美琴・黒子の部屋
美琴「ただいまー」
黒子「あぁ、お姉さま・・・おかえりなさいま・・・」
絹旗「にゃん!」
黒子「・・・・・・」
黒子「・・・そちらの方は?」
美琴「あぁ、この子猫はね・・・公園で捨てられていて・・・」
絹旗「にゃーん」
黒子「・・・・・・」
黒子「・・・子猫なんですか?」
美琴「どう見てもそうでしょ?」
黒子「私には二足歩行をしている人間の少女にしか見えないのですが・・・」
絹旗「にゃ?」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:59:15.02 ID:9JL2jnWA0
美琴「はぁ?どこが人間なのよ?どう見ても子猫じゃない?」
黒子「子猫はニットのセーターを着ているものでしょうか・・・」
美琴「ほら、耳とか見てみなさいよ?」
絹旗「にゃん!」ピョコ
美琴「猫耳でしょ?」
黒子「付け耳では無くてですか?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 02:59:41.52 ID:fqnYwSmXO
なるほど寮監もちょっとおかしいと
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:03:18.79 ID:9JL2jnWA0
美琴「ちょっと黒子、アンタさっきから文句ばっかり言ってるけどなんなの?」
黒子「いえ、文句というか疑問というか・・・」
美琴「アンタって猫嫌いだったっけ?」
黒子「いえ、そんなことは・・・」
美琴「じゃあ飼ってもいいかな?この子、まだ小さいし放っておけないでしょ?」
黒子「えーと・・・小さいと言っても私と同い年ぐらいには見えますが・・・」
絹旗「にゃん?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:07:34.23 ID:9JL2jnWA0
美琴「同い年?そしたら13歳になっちゃうじゃないの」
黒子「ええ・・・それぐらいが妥当かと・・・」
美琴「お前は子猫だから、まだ赤ちゃんだよねー」ウリウリ
絹旗「うにゃうにゃ・・・」ゴロゴロ
黒子「・・・・・・」イラッ
黒子「(なんですの、この茶番劇は・・・)」
黒子「(なんかだんだん腹が立ってきましたの・・・)」ムカムカ
絹旗「にゃーん・・・」
美琴「こら、黒子!そんな怖い顔しないでよ!おびえてるじゃない!」
黒子「あーもー!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:10:19.51 ID:oRDI0hRgO
猫に牛乳はあまりよくないらしいから、僕のミルクをどうぞ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:12:04.53 ID:9JL2jnWA0
黒子「ちょっと貴女!」ビシッ!
絹旗「にゃん?」
黒子「貴女は一体何様ですの!?さっきから猫の言葉ばかり喋って、お姉さまにも甘えたりして!」
美琴「そういえばまだお前の名前、聞いてなかったね?」
絹旗「うにゃ?」
美琴「お前のお名前はなにかにゃー?」
絹旗「にゃー」
美琴「って言われてもわかんにゃいよねー」ウリウリ
絹旗「にゃう」ゴロゴロ
黒子「・・・・・・」イラッ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:16:23.58 ID:9JL2jnWA0
美琴「このまま、お前って呼ぶのもなんだし名前決めちゃおうか?」
絹旗「にゃん!」
黒子「・・・・・・」
美琴「じゃーねー・・・」
美琴「ゲコ太!」
絹旗「シャー!!」
美琴「あ、あれ?ダメだった?」
絹旗「にゃう!」
美琴「・・・・・・」
美琴「・・・!そっか!お前、メスか!」
絹旗「にゃん!」
黒子「今さら!?」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:20:28.19 ID:9JL2jnWA0
美琴「ごめんごめん、女の子なのに「太」はダメよねー」
絹旗「にゃう!」
美琴「うーん・・・じゃあ、ゲコ美ならどうかな?」
黒子「そういうことじゃないと思うのですがね・・・」
絹旗「シャー!!」
美琴「・・・あれー?これもダメなのー?」
絹旗「にゃん!」
美琴「わがままちゃんねー」ウリウリ
絹旗「うにゃうにゃ」ゴロゴロ
黒子「・・・・・・」イラッ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:20:32.88 ID:5nyWNoRL0
絹旗ってどんな姿形匂い味してたっけ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:25:16.56 ID:9JL2jnWA0
美琴「じゃあ、名前はとりあえず保留にしとこっか?」
絹旗「うにゃん」
黒子「・・・・・・」
黒子「ちょっとお待ちになってください、お姉さま・・・」
美琴「ん?なに?」
美琴「あっ、もしかしてアンタもこの子の名前を考えてくれたの?聞かせてよ!」
黒子「・・・・・・」
黒子「そこの貴女」
絹旗「うにゃ?」
黒子「そろそろ自分のお名前と目的を話してもよろしいんじゃなくて?」
黒子「いい加減私も我慢の限界ですわよ?」
絹旗「・・・・・・」
黒子「・・・・・・」
絹旗「うにゃーん」ゴロゴロ
黒子「・・・・・・」イラッ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:28:32.03 ID:3/S8lvTq0
もしかしてアレか
エンジェルフォール的なアレか
絹旗のエンジェル的可愛さに世界が恋にフォールした的なアレか
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:30:48.33 ID:9JL2jnWA0
美琴「ちょっと黒子!アンタ、さっきからなんなのよ!?」
黒子「それはこちらの台詞ですの!一体どうされてしまったのですか、お姉さま!?」
黒子「見知らぬ少女を拾ってきたと申した思ったら、いきなり猫だの飼うだの・・・」
黒子「正気でございますの!?」
美琴「正気もなにも無いわよ!アンタこそ正気なの!?」
美琴「この子はどう見ても子猫じゃないのよ!」ウリウリ
絹旗「にゃんにゃん」ゴロゴロ
黒子「・・・・・・」イラッ
美琴「それなのにイチャモンばっかりつけて・・・」
美琴「そんなにこの子がイヤならアンタ、この部屋を出ていきなさいよ!」
黒子「・・・!!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:37:00.11 ID:9JL2jnWA0
黒子「そ、そんな・・・おねえさ・・・!」ウルッ・・・
美琴「うりうりー」ウリウリ
絹旗「うにゃにゃん」ゴロゴロ
黒子「・・・・・・」イラッ
黒子「・・・わかりましたわ!お姉さまがそうまで言うなら私はこの部屋を出ていきます!」
黒子「でも、私は・・・!」
黒子「その少女を!!」ピシッ・・・!
絹旗「にゃ?」
黒子「絶対に・・・絶対に!!」
黒子「子猫だなんて認めたりしませんのー!!うわーん!!!お姉さまのバカー!!!」ヒュン・・・!
絹旗「にゃっ!?」ビクッ
美琴「黒子の奴・・・」
美琴「あーよしよーし。いきなり消えてびっくりしたわねー?でも、ただのテレポートだから大丈夫よー」ウリウリ
絹旗「うにゃ・・・」ゴロゴロ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:43:09.38 ID:9JL2jnWA0
とある公園
黒子「はぁ・・・これから私は一体どうすれば・・・」
黒子「しかし、あの少女・・・どう見ても人間の少女なのにあそこまで猫を被り続けるとは・・・」
黒子「・・・・・・」
黒子「いや・・・もしかしたら本当に猫なのかも・・・」
黒子「・・・なんかそんな気がしてきましたわ・・・」
黒子「・・・ニットの服を着た猫がいても別に問題ありませんものね?」
黒子「・・・・・・」
黒子「帰ってお姉さまに謝りましょう・・・」
ガサッ・・・!
黒子「・・・ん?」
滝壺「・・・にゃー」ヒョコッ
黒子「・・・・・・」
黒子「あら、可愛い子猫さん。どこから来たんですの?」ウリウリ
滝壺「うにゃん」ゴロゴロ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:48:25.92 ID:9JL2jnWA0
美琴・黒子の部屋
滝壺「にゃー!」ハイタッチ!
絹旗「にゃん!」ハイタッチ!
美琴「友達を連れてきてあげるなんてアンタも粋なことをするわね!」
黒子「せめてもの罪滅ぼしですの・・・」
黒子「お姉さま・・・先ほどは大変な無礼を・・・」
絹旗「にゃー」
滝壺「にゃう」
黒子「・・・ん?」
絹旗「うにゃ」スリスリ
滝壺「にゃんにゃん」スリスリ
黒子「あっ・・・」
美琴「この子たちの前で悲しそうな顔するんじゃないの」
美琴「私なら気にしてないからさ?」ニコッ
黒子「お、お姉さま・・・」ウルッ・・・
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:55:03.42 ID:9JL2jnWA0
それから数日後
麦野「にゃー!!」ガリッ!!
フレンダ「うにゃー!?」バタッ・・・
美琴「こら、むぎのん!ふれ んだを引っ掻いちゃダメっていつも言ってるでしょ!」
黒子「もあい、りこりん、こちらにいらっしゃいな。ご飯の時間ですの」
絹旗「にゃー!」
滝壺「にゃんにゃん」
黒子「はい、たんとお食べ」
絹旗「にゃー」オハシ!
滝壺「うにゃん」スプーン!
黒子「・・・・・・」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 03:56:14.24 ID:MP4rOHPD0
なごむわーこれ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 04:04:35.67 ID:9JL2jnWA0
黒子「・・・ねぇ、お姉さま?」
美琴「ん?なに?あーこら、むぎのん!ふれ んだが千切れるからやめさない!!」
黒子「・・・今さらなんですがこの子たちって本当に猫なのでしょうか・・・」
美琴「えっ?猫でしょ?」
黒子「・・・・・・」
美琴「当たり前じゃない。変な黒子」
黒子「・・・ですよね!」
黒子「(うん!やっぱり猫ですの!)」
黒子「・・・ほら、おかわりもありますわよ」
絹旗「にゃー」
滝壺「にゃんにゃん」
浜面「・・・ってSSを書いてみたんだけど、どうかな?」
麦野・フレンダ・絹旗・滝壺「ねーわ」
おしまい
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 04:05:51.89 ID:3/S8lvTq0
俺「いや、ありだわ」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 04:15:45.82 ID:1JBsfB+L0
フレンダの間をあけるのやめろwww
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 04:21:17.76 ID:9JL2jnWA0
美琴「どうしてこうなった・・・」
絹旗「超行き当たりばったりで書くものじゃないにゃいですね・・・」
麦野「はまづらぁ!!オチ、つけろぉ!!!」
おやすみ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 04:22:11.89 ID:oRDI0hRgO
おっつおつ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 04:22:14.83 ID:MP4rOHPD0
乙!
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