1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 17:43:56.55 ID:qmGhR9Ih0
501のほのぼの休日が書きたい
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 17:46:42.89 ID:qmGhR9Ih0
――ブリーフィングルーム
ミーナ「予報によると今日の出撃はありません」
ミーナ「ですので今日は全員非番とします」
坂本「昨日の戦闘は大変なものだったからな」
坂本「皆ゆっくり休むといい」
ルッキーニ「やったー!休みだー!」
ルッキーニ「シャーリー!ローマ行こう!ローマ!」
シャーリー「よおーし、じゃあ改造エンジンを搭載したバイクをぶっ飛ばして……」
ミーナ「シャーリーさん?」
シャーリー「うっ……」ギクッ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 17:51:38.44 ID:qmGhR9Ih0
ミーナ「危険な運転はやめましょうね?」ニコッ
シャーリー「あ、あはは~……」
エーリカ「お休みなら一日寝てよーっと」
バルクホルン「お前は非番じゃなくてもずっと寝ているだろうが」
バルクホルン「カールスラント軍人たるもの休息の時も常に気を抜かずに……」
エーリカ「うわ、またはじまった」
バルクホルン「こら!ちゃんと話を聞け!」
エーリカ「あ~、はいはい」
バルクホルン「まったく……」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 17:57:22.40 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「リーネちゃんは今日どうするの?」
リーネ「う~ん、まだ特に決めてないよ」
宮藤「じゃあローマの町に遊びに行こうよ!」
宮藤「この前の買い出しの時私だけだったから、リーネちゃんにもローマの町を見せたいな」
宮藤「とっても素敵な所なんだよ!」
リーネ「うん!行こう!」
宮藤「あ、でもどうやって行こう」
リーネ「歩いて行く?」
宮藤「う~ん、この前はシャーリーさんがトラックを運転していったけど、歩いてだとちょっと遠いかなあ」
リーネ「そっかあ……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:04:03.40 ID:qmGhR9Ih0
ルッキーニ「あれ?芳佳達もローマいくの?」
宮藤「え?ああ、そうだよ」
リーネ「どうやって行こうかなって話してたの」
シャーリー「お?宮藤とリーネも行くのか」
シャーリー「だったら車を出して一緒に行くか?」
リーネ「!?」
宮藤「いいんですか?」
シャーリー「おう!」
ルッキーニ「シャーリーの運転楽しみ~!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:10:54.63 ID:qmGhR9Ih0
リーネ「あ、あの~……」
リーネ「私やっぱり今日は基地でお留守番を……」
ルッキーニ「え?なんで?」
リーネ「あの……その……」
シャーリー「んー?」
宮藤(あ、そういえばリーネちゃんシャーリーさんの運転怖いんだった……)
宮藤「リーネちゃん、大丈夫だよ」
リーネ「え?」
宮藤「さっきミーナ中佐に危険な運転はしないようにって注意されてよ」
宮藤「それに車ならバイクやトラックと違って、ハルトマンさん達も運転してるから改造なんてしてないよ」
リーネ「そう……かな?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:16:10.74 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「うん!だから一緒にいこう?」
リーネ「う、うん……」
宮藤「シャーリーさん!やっぱりリーネちゃんもいきます!」
シャーリー「お?そうか」
リーネ(ほんとかなあ……)
宮藤「エイラさんも行きますか?」
エイラ「私は今日は基地にいるよ」
エイラ「サーニャもまだ寝てるし」
宮藤「そうですか……」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:21:46.43 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「ペリーヌさんはどうですか?」
ペリーヌ「私も今日は基地にいますわ」
宮藤「そうですか……じゃあ何かお土産買ってきますね!」
ペリーヌ(今日は坂本少佐とお近づきになれるチャンス……出掛けてる場合じゃありませんわ)
バルクホルン「な、なあ宮藤」
宮藤「なんですか?」
バルクホルン「その……だな……」
宮藤「?」
バルクホルン「ついでにクリスに贈るお土産も……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:27:35.77 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「クリスちゃんにですか?」
宮藤「いいですよ」
バルクホルン「本当か!?」
宮藤「どういう物にします?」
バルクホルン「宮藤に任せるよ」
宮藤「う~ん……服はこの前買ったから……」
宮藤「う~ん……でも……」
バルクホルン「ん?」
宮藤「やっぱりバルクホルンさんが選んであげた方がクリスちゃんも喜ぶんじゃないですか?」
バルクホルン「私が!?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:33:50.87 ID:qmGhR9Ih0
バルクホルン「正直私も何を贈るか困っていたのだが……」
宮藤「でも私一人で決めるのも……」
エーリカ「トゥルーデも一緒に行けばいいじゃん」
バルクホルン「え?」
リーネ「あ、ハルトマンさん」
宮藤「いいですね!バルクホルンさんも一緒に行きましょう!」
バルクホルン「な!?わ、私は今日は忙し……」
エーリカ「さっき予定ないって言ってたじゃん」
バルクホルン「……!?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:42:05.53 ID:qmGhR9Ih0
エーリカ「いいじゃん」
エーリカ「宮藤と楽し~い休日を過ごせるんだよ?」
バルクホルン「んな!?」
エーリカ「宮藤もトゥルーデいた方がいいよね?」
宮藤「はい!」
バルクホルン「!?」
バルクホルン「ま、まあそういうことなら仕方ないな!」
バルクホルン「私もついて行ってやろう」
エーリカ「にゃはは~」
バルクホルン「な、なぜ笑う!」
エーリカ「お土産よろしくね~」スタスタ
バルクホルン「くっ……!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:50:08.52 ID:qmGhR9Ih0
坂本「ミーナは今日どうするんだ?」
ミーナ「私は残ってる書類の整理をする予定よ」
坂本「たまにはゆっくり休んだらどうだ?」
ミーナ「隊長には非番も当番もないわ」
坂本「そうか……だが無理はするなよ?」
ミーナ「ふふっ、ありがとう」
ミーナ「美緒はどうするの?」
坂本「もちろん訓練だ!」
坂本「こういう時こそ己を磨くチャンスだからな」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 18:58:00.84 ID:qmGhR9Ih0
ミーナ「あなたもほどほどにね」
坂本「うむ」
ペリーヌ「あ、あの!坂本少佐!」
坂本「ん?どうした、ペリーヌ」
ペリーヌ「私も是非一緒に訓練を……!」
坂本「ふむ、良い心意気だ」
ペリーヌ「はい!」
坂本「だがな、ペリーヌ」
ペリーヌ「え?」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:04:24.88 ID:qmGhR9Ih0
坂本「お前は普段ちゃんと頑張っているのを私は知っている」
坂本「非番の時くらいお前も休んだらどうだ?」
ペリーヌ「いえ、私はその……」
坂本「無理して私に付き合うこともないぞ」
ペリーヌ「ですが……」
坂本「はっはっは!心配するな!」
坂本「私は好きでやっているからな」
ペリーヌ「……」
坂本「うむ、それでは私は行くとしよう」スタスタ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:07:04.35 ID:I7hMZwC10
ペリーヌのソロパート
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:09:42.17 ID:qmGhR9Ih0
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「はあ……」
ペリーヌ「私は坂本少佐の訓練を辛いと思ったことなどありませんのに……」
宮藤「基地に残る人も多いみたいだからお昼ご飯作っていったほうがいいかな?」
リーネ「うん!私も手伝うよ」
エイラ「私はサーニャの様子でもみにいくかー」
宮藤「シャーリーさん」
宮藤「バルクホルンさんも行くみたいですよ」
シャーリー「え?バルクホルンも?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:15:53.75 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「はい、妹さんへの贈り物を買うみたいです」
シャーリー「へえ~、あいつも……ふ~ん」
宮藤「どうしたんですか?」
シャーリー「いーや、なんでもないよ」
宮藤「?」
宮藤「あと私とリーネちゃんで行く前に基地に残る人たちの分の昼食を作ってきます」
シャーリー「おう」
シャーリー「私たちも準備があるからまたあとでな」
宮藤「はい!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:21:30.62 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「いこう、リーネちゃん!」
リーネ「うん!」
シャーリー「お~い、ルッキーニ!」
ルッキーニ「どしたの?」
シャーリー「あのな……ゴニョゴニョ」
ルッキーニ「!?」
ルッキーニ「やっぱり!?」
シャーリー「おう!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:25:17.25 ID:qmGhR9Ih0
――サーニャとエイラの部屋
エイラ「……」ガチャ
サーニャ「すう……すう……」
エイラ「サーニャまだ寝てる」
エイラ「私ももうちょっと寝ようかな……」
エイラ「起こさないようにそーっと……」ギイッ
エイラ「ふう……寝るか……」
エイラ「zzz……」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:31:26.89 ID:qmGhR9Ih0
――キッチン
宮藤「何作ろうか?」
リーネ「サンドイッチとか食べやすいしどうかな?」
宮藤「いいね!」
リーネ「えーっと……ハムとチーズと……」
宮藤「私はおにぎりでも作ろうかな」
宮藤「えーっと中身は……梅干しにしようかな」
リーネ「え、梅干し……」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:37:13.17 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「あれ、リーネちゃん梅干し苦手?」
リーネ「私というか扶桑の人以外はあまり……」
宮藤「えー、梅干しおいしいのにな~」
リーネ「ミーナ中佐はおいしそうに食べてたけど……」
宮藤「じゃあミーナ中佐の分には入れようかな」
リーネ「あ、もうこんな時間」
リーネ「急ごう、芳佳ちゃん」
宮藤「そうだね!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:43:48.05 ID:qmGhR9Ih0
――駐車場
シャーリー「ルッキーニ!誰か来ないか見張っててくれ!」
ルッキーニ「ら~じゃ~」
シャーリー「隊長に見つかったらやばいからな~」カチャカチャ
シャーリー「ここがこうで……」カチャカチャ
シャーリー「……え~っと」カチャカチャ
シャーリー「誰も来てないか~?」
ルッキーニ「来てないよ!」
シャーリー「よーし」
シャーリー「……」カチャカチャ
シャーリー「できた!」
シャーリー「ふっふっふっふ……」ニヤリ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:45:38.93 ID:qmGhR9Ih0
――――
ミーナ「……」カリカリ
ミーナ「……」カリカリ
ミーナ「はあ……」
ミーナ「当分終わりそうにないわね」
ミーナ「……」カリカリ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:53:17.86 ID:qmGhR9Ih0
――駐車場
宮藤「お待たせしましたー」
シャーリー「お、来たか」
リーネ「遅くなってすみません~」
ルッキーニ「はやくいこ~」
シャーリー「まあ、そう焦るなって」
バルクホルン「私はクリスのためにだな……」ブツブツ
シャーリー「よう、バルクホルン」
バルクホルン「な、なんだ」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 19:58:07.65 ID:qmGhR9Ih0
シャーリー「いや、珍しいこともあるもんだなーと思って」
バルクホルン「それはどういう意味だ?リベリアン」
シャーリー「普段真面目なお前が部下とお出かけとはちょっと意外だな」
バルクホルン「べ、別にいいだろう」
バルクホルン「我々は軍人なのだから普段真面目に職務に取り組むのは当然のことであってだな……」
シャーリー「あー、そういうの今日は無しにしようぜ」
バルクホルン「なに?」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:04:42.64 ID:qmGhR9Ih0
シャーリー「せっかくの休みだろ?」
シャーリー「たまにはそういうのも忘れてさ」
バルクホルン「……」
シャーリー「早く乗れよ」
バルクホルン「あ、ああ……」
シャーリー「よーし!出発だ!」
ルッキーニ「しゅっぱ~つ!」
宮藤「しゅっぱつ~」
リーネ(芳佳ちゃんはああいってたけど、やっぱりちょっと心配……)
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:04:43.41 ID:W3ryCVl40
|ト、 .-y=====┐.. イ!
|| >:':.:/ ヽ.:`く ||
|レ'.:.:ノ  ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
/_/ ∞ \ ',
[___________]
l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/ l.:/ -',.:.:.:.:,
V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.',
,.:'.:.:.{ |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
. ∠イ',八__|/_ `´ `´ ハ.∧.:.\
)ハ::\ 'ー=-' ノ  ̄
Vl:::〕 r≦
,x<:::::::< ヽ:::`x
/ \ヽ:::\___}::://ヽ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:09:07.22 ID:qmGhR9Ih0
――エーリカの部屋
エーリカ「あー……」ガチャ
エーリカ「眠い……」
エーリカ「トゥルーデちゃんとお土産買ってきてくれるかな」
エーリカ「よいしょ」ドサッ
エーリカ「お昼まで寝よう……」
エーリカ「zzz……」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:13:20.88 ID:qmGhR9Ih0
――外
坂本「せい!せい!」ブンブン
坂本「はっ!」ブンブン
ペリーヌ(ああ……坂本少佐……)
坂本「れっぷーざん!!」ドカーン
ペリーヌ(なぜ私が木の陰に隠れて少佐を覗き見るような真似を……)
ペリーヌ(でも話しかけたら訓練の邪魔に……)
ペリーヌ(はあ……)
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:18:26.70 ID:qmGhR9Ih0
――車でローマに向けて走行中
ブオオオオン
シャーリー「エンジン快調~!」
ルッキーニ「いっえ~い」
宮藤「いい天気だね~」
リーネ「そうだね~」
バルクホルン「ローマまではどのくらいかかるんだ?」
宮藤「車だと意外とすぐですよー」
バルクホルン「そうか」
バルクホルン「私はローマの町をじっくり見たことはないのだがどういう感じなんだ?」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:26:26.61 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「そうですねー」
宮藤「昔の闘技場とか神殿とか歴史的な建物がたくさんあるんですよ」
バルクホルン「ほう、それは興味深いな」
宮藤「でもローマのことならやっぱりルッキーニちゃんが詳しいんじゃないですか?」
バルクホルン「そうか、ルッキーニにとっては地元だったな」
ルッキーニ「私が案内してあげる!」
ルッキーニ「でっかーい顔とかでっかーい泉とか!」
宮藤「わー、楽しみー!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:28:52.03 ID:BCeXY3diO
ロマーニャ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:31:27.29 ID:6GBA+v590
俺の大好きなエイトマンが二人とも…
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:34:05.15 ID:qmGhR9Ih0
宮藤「前はルッキーニちゃんが居なくなっちゃったりネウロイが襲ってきたりしてあんまりみれなかったからな~」
リーネ「ふふっ、なんだかこうしてるとブリタニアの基地にいたことを思い出すね」
宮藤「そういえば、前の戦いのときのお休みの時もロンドンに遊びにいったんだよね」
リーネ「うん!みんなでパフェ食べたよね」
シャーリー「あ~、あれうまかったよな~」
宮藤「あれ?バルクホルンさんも一緒に食べましたよね?」
バルクホルン「ん?ああ、そうだったな」
バルクホルン「あの時はハルトマンが全種類など無茶な注文をするから後処理が大変だったんだ」
バルクホルン「注文しておいて残すわけにはいかないからな」
宮藤「でもバルクホルンさんもおいしそうに食べてたじゃないですか~」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:35:21.36 ID:qmGhR9Ih0
>>42 もしかして劇中で「ローマ」ってでてないっけ…?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:40:40.96 ID:O8pdjd0lO
wikipediaをみてくるといいよ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:42:06.94 ID:qmGhR9Ih0
バルクホルン「ま、まあ確かにかなりおいしかったが……」
宮藤「また食べたいな~」
リーネ「じゃあこの戦いが終わったらまた食べに行こう?」
宮藤「うん!そうだね!」
宮藤「バルクホルンさんもいきましょう!」
バルクホルン「そうだな……それもいいかもしれん」
バルクホルン「その時はハルトマンも連れてってやろう」
ルッキーニ「私も行く!」
シャーリー「ルッキーニが行くなら私もいくよ」
宮藤「みんなで行きましょう!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:43:39.79 ID:yhy98nse0
今から読むよエイラーニャ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:52:57.40 ID:qmGhR9Ih0
「私のロマーニャ」見返したらロマーニャって言ってた……
ここまでのは「ローマ」→「ロマーニャ」でお願いします…
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:54:41.83 ID:qmGhR9Ih0
――――
坂本「ふう、少し休憩でもするか」
坂本「水分を取らねばな」スタスタ
ガサッ
坂本「ん?」
坂本「誰かそこにいるのか?」
シーン……
坂本「……」
坂本「気のせいか?」
坂本「……」スタスタ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 20:56:47.80 ID:qmGhR9Ih0
――――
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「あ、危なく見つかってしまうとこでしたわ……」
ペリーヌ「覗き見なんてしているところを見られたら坂本少佐の私への印象が悪くなってしまうかもしれませんわね……」
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「お庭のお花に水をあげにでも行きましょう……」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:02:16.23 ID:qmGhR9Ih0
――――
シャーリー「なあ、ルッキーニ」
ルッキーニ「なーに?」
シャーリー「そろそろいっちゃう?」
ルッキーニ「えへへ~、いっちゃう?」
宮藤「どこか寄り道していくんですかー?」
シャーリー「このレバーをちょいと引けば……ふふっ」
リーネ「!?」
バルクホルン「ん?」
シャーリー「いっくぜー!」ガチャン
ババババババババ!
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:07:41.36 ID:qmGhR9Ih0
バルクホルン「な、なんだなんだ!?」
ブイイイーーーン!
バルクホルン「のわああああああ!?」
宮藤「わあああああ!?」
リーネ「きゃああああああ!」
ガタン!ガタン!
バルクホルン「と、とめろー!」
ルッキーニ「あはははは!」
シャーリー「いやっほーう!」
ブイイイーーーン!
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:08:01.50 ID:uxfXmbF20
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:15:09.29 ID:qmGhR9Ih0
リーネ「」
宮藤「リーネちゃん!?リーネちゃん!?」ユサユサ
リーネ「」
宮藤「気絶してる!?」
バルクホルン「くっ!やむをえん!」
宮藤「バルクホルンさん!飛び降りたら危ないですって!」グイグイ
バルクホルン「放せ!放すんだ宮藤いいい!」
リーネ「」
宮藤「シャーリーさん!止めてください!」
シャーリー「だーっはっはっはっは!」
宮藤「聞こえてない!?」
ルッキーニ「いっけえ~!」
宮藤「うわあああああ!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:19:23.00 ID:qmGhR9Ih0
――――
サーニャ「ん……」
サーニャ「……」ボー
サーニャ「もうこんな時間……」
エイラ「ん……」
エイラ「あ、サーニャ……起きてたのか」
サーニャ「私も今起きたところ」
エイラ「もうちょっとでお昼だな」
エイラ「サーニャ、お腹空いてないか?」
サーニャ「少し……」
エイラ「じゃあ食堂行って何か食べよう」
サーニャ「うん」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:22:08.20 ID:qmGhR9Ih0
――――
ペリーヌ「ふう、あとはこの辺に水をまけば終わりですわね」
ペリーヌ「ペパーミント、レモングラスにローズヒップ」
ペリーヌ「ちゃんと育ったら坂本少佐にハーブティーをいれて差し上げましょう」
ペリーヌ「~♪」
ペリーヌ「これが終わったらお昼をいただくことにしますわ」
ペリーヌ「~♪」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:28:44.63 ID:qmGhR9Ih0
――食堂
サーニャ「芳佳ちゃんたちがお昼を作っていってくれたみたい」
エイラ「サンドイッチとおにぎりか」
エイラ「そこで座って食べよう」
サーニャ「うん」
ガタガタ
サーニャ「芳佳ちゃん達が作る物はなんでもおいしいわ」モグモグ
エイラ「そうだなー」モグモグ
エイラ「で、でも私はサーニャの作るボルシチとか大好きだぞ!」
サーニャ「本当?」
エイラ「私がサーニャに嘘つくわけないだろ~」
サーニャ「じゃあ……今度作ってあげるね」
エイラ「楽しみだな~!」
サーニャ「もう、エイラったら……」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:35:36.80 ID:qmGhR9Ih0
エーリカ「あ~」スタスタ
エイラ「あ」
サーニャ「おはようございます、ハルトマンさん」
エーリカ「おはよ~」
エーリカ「あれ?さーにゃん達何食べてるの?」
エイラ「宮藤たちがお昼ご飯作っていってくれたんだ」
エーリカ「へ~、じゃあ私も食べよっと」
ガタガタ
エーリカ「よいしょっと」
エーリカ「さーにゃん達は今起きたの?」モグモグ
サーニャ「はい」
エーリカ「任務が夜だとやっぱり大変だよね~」
サーニャ「もう慣れました」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:45:21.60 ID:qmGhR9Ih0
エーリカ「私が夜間哨戒なんてしたら飛んでる途中に寝ちゃって落っこちちゃいそうだよ」
エーリカ「だから尊敬しちゃうな」
エイラ「そうだろ~?サーニャはすごいんだぞ」
ペリーヌ「あら、みなさんおそろいで」
エーリカ「あれ、ペリーヌも今日は基地にいたんだ」
サーニャ「ペリーヌさんもお昼ご飯ですか?」
ペリーヌ「ええ」
エイラ「その辺のおにぎりとサンドイッチを適当に食べるんだな」
ペリーヌ「このお皿かしら?」
エイラ「たぶんどれも一緒だよ」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:52:59.40 ID:qmGhR9Ih0
ペリーヌ(おにぎりといえば以前坂本少佐がお作りになった丸いおにぎりはとてもおいしかったですわ」
ペリーヌ(食べ過ぎて体調を崩してしまいましたけど……)
ペリーヌ「あむっ」パクッ
エーリカ「これ食べたらまた寝よーっと」
ペリーヌ「……」モグモグ
ペリーヌ「!?」
ペリーヌ「ん~!!」バタバタ
エイラ「な、なんだ?」
サーニャ「どうしたんですか?」
ペリーヌ「す、すっぱいですわ!」
エイラ「はあ?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 21:59:07.93 ID:qmGhR9Ih0
エーリカ「あ~、これって梅干しじゃない?」
サーニャ「梅干しって確か扶桑の……」
ペリーヌ「み、宮藤さんですわね!おにぎりに入れたのは!」
エイラ「あれ?ペリーヌのお皿の横に紙が貼ってあるぞ」
エーリカ「どれどれ……『ミーナ中佐』って書いてるよ」
ペリーヌ「なんでそんなものが?」
エイラ「もしかしてペリーヌが食べたおにぎりはミーナ中佐用のだったんじゃないか?」
エーリカ「うわ~、それまずいよ」
ペリーヌ「それはどういう……」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:05:59.63 ID:qmGhR9Ih0
エーリカ「ミーナはこの前宮藤が持ってきた梅干しを美味しそうに食べてたからね」
エーリカ「もしかしたら頼んで入れてもらったのかも」
エーリカ「それを食べちゃったとなると……」
ペリーヌ「なんですの……?」
エーリカ「ミーナ怒るかもね~」
ペリーヌ「ちゅ、中佐はそんなことで怒ったりする方ではありませんわ!」アセアセ
エーリカ「でも食べ物の恨みは怖いっていうからいくらミーナでも……」
ペリーヌ「うぐっ……!」
エイラ「やっちまったなツンツンメガネ」
ペリーヌ「エイラさんまで!?」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:14:25.42 ID:qmGhR9Ih0
エイラ「隊長の部屋に連行されてまともな顔して帰ってきたやつはいないっていうしな」
ペリーヌ「なっ……!」
ペリーヌ「サ、サーニャさんはそうはおもいませんよね!?」
サーニャ「あの……その……ごめんなさい……」
ペリーヌ「そんな……」
エイラ「あきらめるんだな」
ペリーヌ「お、おほ……おほほほほほ!」
エーリカ(ペリーヌって結構面白い人だったんだなあ)
エイラ「ほら、こっちのサンドイッチは大丈夫だから食べろ」
ペリーヌ「今はいりませんわ……」
エーリカ「さーてご飯食べたから私はまた寝るよ」
エーリカ「おやすみ~」スタスタ
サーニャ「おやすみなさい、ハルトマンさん」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:24:39.37 ID:O8pdjd0lO
まったり感いいね
支援
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:25:57.22 ID:VeR0PzweO
最近ストパンSS多くて俺大喜び
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:42:00.42 ID:qmGhR9Ih0
――――
シャーリー「ついぞー!」
ルッキーニ「やったー!」
バルクホルン「ば、バカモノがあ!」
バルクホルン「あんな危険な運転をして事故でも起こしたどうする気だ!」
宮藤「リーネちゃん大丈夫……?」
リーネ「……」
宮藤「……」
リーネ「芳佳ちゃんの……嘘つき……」
宮藤「うう……」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:48:53.23 ID:qmGhR9Ih0
シャーリー「私たちはちょっと行くところがあるんだ」
シャーリー「宮藤たちも何か買い物があるんだろ?」
宮藤「あ、はい」
シャーリー「じゃあそれぞれの用事が済んだらここに集合ってことで」
ルッキーニ「そしたらみんなで町みてまわろ!」
宮藤「はーい」
シャーリー「じゃあ先いくな~」スタスタ
ルッキーニ「あ~ん、まってシャ~リ~」タタタッ
バルクホルン「まったく……」
宮藤「とりあえずクリスちゃんへの贈り物を探しましょうか?」
バルクホルン「ああ、そうしてくれるとありがたい」
宮藤「どこかお店に入ってみましょう」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:54:53.55 ID:qmGhR9Ih0
――食堂
サーニャ「そういえば今日はラジオの収録の日よ」
エイラ「そういえばそうだったな」
サーニャ「ねえ、エイラ」
サーニャ「今日はペリーヌさんにゲストとしてラジオに出演してもらうなんてどうかしら」
エイラ「え~……ツンツンメガネがゲスト~……」
サーニャ「いいじゃない、私ももっとペリーヌさんとお話ししたいから……」
エイラ「!」
エイラ「サ、サーニャがそう言うなら仕方ないな!うん、仕方ない!」
サーニャ「ありがとう、エイラ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 22:59:44.92 ID:qmGhR9Ih0
エイラ「おい、ペリーヌ」
ペリーヌ「……」
ペリーヌ(落ち着くのよ、ペリーヌ・クロステルマン)
ペリーヌ(ガリア貴族たるもの常に人前では毅然とした態度で……)
エイラ「おいって」
ペリーヌ(そう、あの方は心の広い方……)
エイラ「おい!」
ペリーヌ「え!?あ、な、なんですの?」
エイラ「なにぼーっとしてるんだよー」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:08:34.16 ID:qmGhR9Ih0
サーニャ「ペリーヌさん、今日ラジオの収録があるんですけどゲストとして出演してみませんか?」
ペリーヌ「ゲスト!?私が!?」
サーニャ「はい」
エイラ「適当にしゃべってれば大丈夫だって」
ペリーヌ(ラジオに出演して失敗なんかしたら恥を全世界に晒すことになり兼ねませんわ)
ペリーヌ「私は結構です」ツン
エイラ「お前サーニャの頼みが聞けないってのかよー」
サーニャ「どうしてもだめですか……?」
ペリーヌ「それは……」
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「わかりましたわ、今回だけです」
サーニャ「ありがとうございます」
ペリーヌ「どこでいつやるんですの?」
エイラ「普段は夜間哨戒中にやってるけど今日は基地のスタジオでやるよ」
サーニャ「これからやります」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:14:42.30 ID:qmGhR9Ih0
――――
シャーリー「え~っと……」キョロキョロ
シャーリー「この辺にバイク屋あるって聞いたんだけどな~」キョロキョロ
ルッキーニ「~♪」スタスタ
シャーリー「ルッキーニ見つけたか?」
ルッキーニ「ん~?」
ルッキーニ「ちょっとよくわかんないかも~」
シャーリー「そうか~」
ルッキーニ「うん!」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:17:28.71 ID:qmGhR9Ih0
――――
バルクホルン「すまんな、付き合わせてしまって」
宮藤「いえ、お役に立てたかどうか」
バルクホルン「いやいや、とても助かったよ」
バルクホルン「今買ったものに手紙でも添えて後で送らせてもらうぞ」
宮藤「はい!」
リーネ「シャーリーさん達はまだかな?」
宮藤「そうみたいだね」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:22:30.65 ID:qmGhR9Ih0
バルクホルン「……」
バルクホルン「なあ宮藤」
宮藤「どうしました?」
バルクホルン「この辺にお菓子屋なんてあったりしないか……?」
宮藤「お菓子屋さんですか?」
宮藤「ちょっとわからないですけど……」
宮藤「シャーリーさんたちまだみたいですから探してみますか?」
バルクホルン「うむ」
リーネ「バルクホルンさんお菓子食べたいのかな?」
宮藤「なんか可愛いね」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:27:15.98 ID:VqHpTSPV0
ふむ、面白い
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:30:04.39 ID:qmGhR9Ih0
――――
ガチャ
ペリーヌ「ここでやるんですの?」
サーニャ「はい」
エイラ「ペリーヌはそっちに座るんだな」
エイラ「私とサーニャはこっち」
ペリーヌ「で、どのようにすればよろしくて?」
サーニャ「私たちが進行するのでとりあえずそれに合わせもらえれば大丈夫です」
エイラ「スイッチいれるぞ~」
ペリーヌ「ちょ、ちょーっとお待ちになって!」ガッ
エイラ「おい……びっくりさせるなよ」
ペリーヌ「まだ心の準備が……」
サーニャ「リラックスしてください、ペリーヌさん」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:37:07.25 ID:qmGhR9Ih0
ペリーヌ「スー……ハー……」
エイラ「今度こそはじめるぞ?」
ペリーヌ「は、はい」
カチッ
エイラ「え~、みなさんこんにちは」
サーニャ「こんにちは」
ペリーヌ「こ、こんにちは……」
サーニャ「今日はゲストにきていただいております」
エイラ「自己紹介をしてもらいましょう」
ペリーヌ「ペ、ペリーヌ・クロステルマン」
ペリーヌ「501統合戦闘航空団所属でガリア出身ですわ」
エイラ「今日はゲストがいるのでこちらのコーナーからです」
パーパパパパパーン
エイラ「エイラ・イルマタル・ユーティライネンの人生相談~」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:45:44.98 ID:qmGhR9Ih0
ペリーヌ「あら?それって以前もやりませんでした?」
エイラ「細かいことは気にすんな」
エイラ「前は終始グダグダだったから今日はちゃんとやるぞ」
サーニャ「ペリーヌさん何か悩み事や困ってることはありませんか?」
ペリーヌ「う~ん……悩み事……」
エイラ「悩み事じゃなくて占ってほしいことでもいいんだぞ」
ペリーヌ「う~ん……」
エイラ「じゃあやっぱりタロットで少佐との……」
ペリーヌ「!?」
ペリーヌ「わー!わー!」
ペリーヌ「あ、ありましたわ!占ってほしいことがありましたわ!」
エイラ「だったら最初からそう言えよなー」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/16(月) 23:53:18.64 ID:qmGhR9Ih0
サーニャ「どんなことですか?」
ペリーヌ「や、やっぱり今後の私の運勢ですわ!」
エイラ「そんなことでいいのか?」
ペリーヌ「ええ」
エイラ「じゃあ……」シュバ
エイラ「うわ、搭の正位置だ」
ペリーヌ「それはどういう意味をあらわしてますの?」
エイラ「悲劇とか崩壊って意味だな」
サーニャ「よくないカードです……」
ペリーヌ「んな!?」
ペリーヌ「もう一回!もう一回占ってもらえないかしら?」
サーニャ「でももう結果がでちゃいましたから……」
エイラ「残念だったなー」
ペリーヌ「うう……」
その後も収録は続いた……
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:01:40.52 ID:pcjw1HHe0
――――
シャーリー「結構いろいろまわったなー」
リーネ「でも1日じゃまわりきれないくらい色々な名所があるんですね」
ルッキーニ「そうだぞ~、ロマーニャはすごいんだぞ~」
宮藤「今日は楽しかったですね、バルクホルンさん」
バルクホルン「そうだな、いい休日だった」
シャーリー「おお?なんかやけに素直だな」
バルクホルン「私はいつだって素直だ」
シャーリー「ははっ、そのお菓子の袋はハルトマンへのお土産か?」
バルクホルン「な!?そんなたいそうなものではない!」
シャーリー「いいねえ、仲がよろしくて」
バルクホルン「くっ……」
シャーリー「さーて、そろそろ基地に帰るか」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:07:58.89 ID:pcjw1HHe0
――夕方
ミーナ「ふう……これで一通り終わりかしら」
コンコン
ミーナ「どうぞ」
ガチャ
坂本「今大丈夫か?」
ミーナ「あら、美緒」
ミーナ「ええ、大丈夫よ」
坂本「茶をいれてきた、一杯どうだ?」
ミーナ「じゃあいただこうかしら」
坂本「書類の方はもう片付いたのか?」ズズッ
ミーナ「ええ」
ミーナ「でも明日にはまた新しいのがくるわ」
ミーナ「本当、いやになっちゃう」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:14:53.05 ID:pcjw1HHe0
坂本「今日は風呂にでもゆっくりつかって疲れを取るといい」
ミーナ「ふふっ、扶桑の人は本当にお風呂が好きね」
坂本「ここの連中はみんな好きだろう」
坂本「もっとも、私たちの影響かもしれんがな」
ミーナ「ふふっ、そうね」
坂本「……ん?」
坂本「なんだ?あれは」
ミーナ「どうしたの?」
坂本「ほら、窓の外のずっと向こうの道だ」
ミーナ「なにかしら?」
坂本「煙か?何かがこちらにすごいスピードで向かってきているようにも見えるが」
ミーナ「……」
ミーナ「はあ……」
ミーナ「帰ってきたらお説教が必要なようね」
坂本「ん?」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:21:32.73 ID:pcjw1HHe0
――駐車場
シャーリー「今日は楽しかったな!」
ルッキーニ「また行こうね!シャーリー!」
シャーリー「おう!」
宮藤「行きよりすごかった……」グッタリ
宮藤「バルクホルンさん大丈夫ですか?」
バルクホルン「すまん、宮藤……」
バルクホルン「今は話しかけないでくれ……」グッタリ
宮藤「……」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:26:27.23 ID:pcjw1HHe0
宮藤「リーネちゃん大丈夫?」
リーネ「……」
宮藤「リーネちゃん?」
リーネ「芳佳ちゃんの……ばか……」
宮藤「ええ~……」
宮藤「リーネちゃん、ごめん……」
リーネ「……」
宮藤「……」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:30:25.44 ID:pcjw1HHe0
――――
ペリーヌ「ふう……やっと終わりましたわ……」
サーニャ「お疲れ様です、ペリーヌさん」
ペリーヌ「いいですこと?あのまま放送したら承知しませんわよ!?」
エイラ「おかしなところは私とサーニャで撮り直しておくって」
ペリーヌ「それならいいですけど……」
ペリーヌ(あのまま放送なんてされたら世界中のウィッチに馬鹿にされてしまいますわ……)
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:35:21.32 ID:pcjw1HHe0
――夜 ブリーフィングルーム
ミーナ「みなさん、今日は有意義に過ごせたかしら?」
ミーナ「宮藤さんとリーネさんはこのあと夕食の支度をお願いね」
宮藤「はい!」
リーネ「はい……」
ミーナ「サーニャさんはいつも通り夜間哨戒をお願いします」
サーニャ「はい」
エイラ「今日は私も一緒にいくよ」
サーニャ「ありがとう、エイラ」
ミーナ「それと、呼出しがあります」
ペリーヌ「!?」ビクッ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:40:56.97 ID:pcjw1HHe0
ペリーヌ(ま、まさか……!)
ミーナ「シャーリーさん、後で私の部屋にいらっしゃい」
ペリーヌ「え?」
シャーリー「え?」
シャーリー「私ですか?」
ミーナ「ええ、そうよ」
ペリーヌ「……」
ペリーヌ(セ、セーフですわ!)グッ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:41:18.88 ID:hKoC06bx0
なんかこーゆーの読んでると1日でいいからここの部隊に入りたいって思っちゃう
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:46:46.83 ID:pcjw1HHe0
宮藤「はい、お土産だよ、サーニャちゃん!」
サーニャ「わあ、ありがとう芳佳ちゃん」
サーニャ「開けていい?」
宮藤「うん!」
サーニャ「……」ガサガサ
エイラ「猫の置物だな」
サーニャ「素敵……大切にするわ」
宮藤「喜んでもらえてよかった~」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:51:38.98 ID:pcjw1HHe0
――――
バルクホルン「お、おいハルトマン」
エーリカ「ん、何?」
バルクホルン「ほ、ほら」スッ
エーリカ「?」
バルクホルン「開けてみろ」
エーリカ「……」ガサガサ
エーリカ「!」
エーリカ「お菓子だ!」
バルクホルン「あんまり大声をだすな……」シー
エーリカ「ありがとう!トゥルーデ!」
バルクホルン「ふふっ」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 00:56:08.53 ID:pcjw1HHe0
――シャーリーの部屋
シャーリー「はあ~、怖かった~」
宮藤「ミーナ中佐の注意を無視してあんなことするからですよ」
宮藤「自業自得です」
シャーリー「厳しいな~」
宮藤「そういえばルッキーニちゃんはどこ行ったんですか?」
シャーリー「たぶん庭の木の上だよ」
宮藤「ああ、なるほど」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:00:13.23 ID:pcjw1HHe0
シャーリー「なんか一気に疲れた……」
宮藤「ルッキーニちゃんもたまには部屋でねればいいのに」
宮藤「ねえ、シャーリーさん?」
シャーリー「……」
宮藤「シャーリーさん?」
シャーリー「ぐごー」
宮藤「寝てる……」
宮藤「……私も部屋に戻って寝よう」
その後他のウィッチ達も眠りについたのであった……
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:06:27.36 ID:pcjw1HHe0
――夜間哨戒中
エイラ「そろそろ基地に帰るかー」
サーニャ「そうね」
エイラ「今日も異常無しっと」
サーニャ「エイラ、基地に帰るまでが任務よ」
サーニャ「気を抜いちゃいけないわ」
エイラ「うっ……ごめんよサーニャ……」
サーニャ「……あ」
エイラ「ん?どうしたんだ?」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:11:18.29 ID:pcjw1HHe0
サーニャ「そういえばペリーヌさんにはラジオ撮り直すって言ったのにまだやってない……」
エイラ「そういえば……」
サーニャ「……」
エイラ「……」
エイラ「ま、まあこういうこともあるって!」
サーニャ「もう……エイラったら」
エイラ「あははっ」
サーニャ「うふふっ」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:17:34.85 ID:pcjw1HHe0
――アフリカ
マルセイユ「おーい!ライーサ!」
マルセイユ「ラジオが始まるぞー!」
シーン
マルセイユ「……」
マルセイユ「なんだ、いないのか?」
マルセイユ「私一人で聴くか」
ポチッ
ラジオ「ザサッ……ジンセイソウダーン……ザサッ……ワー!ワー!」
マルセイユ「……」
ラジオ「モウイッカイ!……ザザッ……」
マルセイユ「……」
マルセイユ「なんか今日の放送変だな……」
おわり!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:18:03.34 ID:VAIEX/nR0
ふむ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:18:32.06 ID:Ioogxyoy0
おつ
といいたいとこだが・・・・
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:19:00.74 ID:pcjw1HHe0
終わりです!
ありがとうございました。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:19:34.13 ID:j9KEv+Db0
お姉ちゃん可愛いよお姉ちゃん
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:21:18.94 ID:Ioogxyoy0
だれか芳佳ちゃんに魔法力を分けて3期を実現してください
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:24:25.57 ID:aYqpXFJN0
おつ
何もないのもいいじゃないか
でも次はキャッキャウフフ編も見たいなぁ
ストパンSSモットフエロー
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/17(火) 01:33:37.69 ID:hKoC06bx0
おつ
ミーナ坂本の日常描写がなかなか難しそうだな…
アルター (2011-09-25)
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