マルセイユ「キスしてもらわないと発作を起こす病気にかかった」 part1
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 17:58:59.16 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「な、なんだこれは…」
マルセイユ「小さくなってる!!」
マルセイユ「見た目10、11歳ってところか…?」
マルセイユ「あー、あー。声も若干高いな…」
マルセイユ「くそっ!なぜ私がこんな目に…」
ガチャ
エーリカ「ハンナー宮藤がサインほしいって言うん…」
マルセイユ「うっ」
エーリカ「だけど………え?」
マルセイユ(終わった)
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:04:37.26 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「ん?この感じ………新たな妹の気配がする!!!!」
ゲルト「クンクンッ あっちの方だな!」
ゲルト「待ってろよ、私の新しい妹よ!!」ダダダッ
マルセイユ「何か嫌な予感がするんだが」
エーリカ「奇遇だね…私もだよ…」
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:06:47.78 ID:whBPTZ610
お姉ちゃん相変わらずで安心したw
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:11:16.25 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「クンクンクン…ここか!ってマルセイユの部屋じゃないか……」
ゲルト「私の鼻も鈍ったかな…とりあえず開けてみるか」
ガチャ
ゲルト「よう、マルセイユ」
マルセイユ「バルクホルン!?み、見るな!!」
ゲルト「」
エーリカ「これはまずい」
ゲルト(な、なんだこの可愛い娘は…まさかマルセイユ?!)
マルセイユ「バルクホルン?」
ゲルト「天使だ…」
マルセイユ「は?」
ゲルト「おい、みんな!!501に天使が舞い降りたぞ!!!!」
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:15:52.23 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「おい恥ずかしいだろ!大声で叫ぶな!!」
ゲルト「大丈夫だマルセイユ。いや、ハンナ!」
マルセイユ「気安く私のファーストネームを呼ぶな、気持ち悪い!」
ゲルト「今日から私のことはお姉ちゃんと呼べ!」
マルセイユ「死んでも呼ぶか……う、うわっおい、離せ!」
ゲルト「いやっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!!」ダーッ
エーリカ「ハンナが拉致られた…」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:23:55.23 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「ミーナ!!新しい妹拾って来た!!!!」
ミーナ「またなの?これで何人目よ」
ゲルト「飼ってもいいでしょ?」
ミーナ「ダメよ」
ゲルト「何で!?ちゃんと世話するから!!」
ミーナ「あなたエーリカの時もそう言ってたわよね?それが今ではどう?
汚せば汚しっぱなしで、部屋が壮絶なことになってるじゃない」
ゲルト「ち、違う!ハルトマンはもう私の妹を卒業したから!」
ミーナ「何わけの分からないことを言ってるの!とにかくダメなものはダメです!」
ゲルト「ミーナのバカ!タレパイババア!!」
ミーナ「な、なんですって?もう一回言ってみなさい!!」
ゲルト「やーだよー!いいもん!勝手に飼うもん!!」
マルセイユ(誰かたすけて)
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:32:55.34 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「おい、中佐にあんなこと言って大丈夫なのか?」
ゲルト「ハンナちゃんはそんな事気にしなくていいんだよ?」
マルセイユ「ちゃん付けはやめろ!」
ゲルト「さあハンナ、ここがハンナの新しいお部屋だ」
マルセイユ「お前とハルトマンの部屋じゃないか…」
ゲルト「私たちは3姉妹だ。一緒に暮らすのは当然だろ」
マルセイユ(ハルトマンも苦労してるなぁ…)
ガチャ
ゲルト「喜べエーリカ!ハンナが正式に私の妹になった!今日からは3人仲良く暮らそうな!」
エーリカ「あ、やっぱそうなっちゃいます?」
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:39:08.10 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「お、おいハルトマン。隙を見てここから逃げ出したいんだが…」ヒソヒソ
エーリカ「無駄だよ」
マルセイユ「えっ?」
エーリカ「私も何回もここから脱出を試みた」
マルセイユ「そうなのか」
エーリカ「でも無理だった。トゥルーデからは逃げられないよ。地獄の果てまで追いかけてくる」
マルセイユ「どんだけシスコンなんだよアイツ…」
エーリカ「この前も逃げようとしたら、ほら、足を撃たれた。もう逃げるのはよそうと思う」
マルセイユ「もう病気だな」
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:41:45.92 ID:t9Q/JT9h0
ヤンデレお姉ちゃんだと…
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:47:43.72 ID:whBPTZ610
撃つなwwww
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 18:56:23.40 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「ハンナ♪おねんねの時間ですよー♪」
マルセイユ「あのなぁ……ったく。そういえばもうこんな時間か…」
エーリカ「じゃおやすみー」
マルセイユ「私はどこで寝ればいいんだ?ハルトマンのところか?」
ゲルト「まさか!あんな豚小屋でハンナたんを寝かせるわけないだろう!!」
エーリカ「失礼な…」
ゲルト「私のベッドで一緒に寝ようね?ハンナたん!」
マルセイユ(マジかよ勘弁してくれ)
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:00:55.24 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「じゃあおやすみ、ハンナたん」
マルセイユ「ああ…」
・・・
・・・・・
・・・・・・・
ゲルト「ハンナたん、まだ起きてる?」
マルセイユ「(うぜぇ…)う、うん」
ゲルト「かわいそうに…寒くて眠れないの?もっとこっちおいで…」
マルセイユ「ちょ、バカ、よせ」
ゲルト「ハンナたんあったかい…」ギューッ
マルセイユ「や、やめろ!」
ゲルト「zzz」
マルセイユ(暑苦しい…)
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:07:21.75 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「zzz………んっ…んん~………ん?!」
ガバッ
マルセイユ「…やってしまった」
マルセイユ(まさかこの年になってオネショとは…いや今は10歳か?いやいやどっちにしろ恥ずかしい)
ゲルト「ん~?ハンナ?」
マルセイユ「げっ」(やばい!)
ゲルト「ん?何か冷たい…」
マルセイユ(うぎゃあああ)
ゲルト「おっとこれは…ほぉ…」
マルセイユ(死にたい…)
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:11:44.17 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「ハンナたん」
マルセイユ「す、すまないバルクホルン…」
ゲルト「いいんだよ?」ニコッ
マルセイユ「お、怒らないのか?」
ゲルト「怒るわけないじゃないか。ハンナたんだもん、しょうがないさ」
マルセイユ「何その脈絡もない理由」
ゲルト「エーリカだってたまにするんだ。恥ずかしがることじゃない」
マルセイユ「へぇ~」
エーリカ(言うなや…)
ゲルト「シーツ、洗ってくるね」
マルセイユ「ほ、ホントにごめんな…」
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:16:30.29 ID:VBwKc1/k0
嫌な予感しかしないwwwwwwwww
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:20:44.48 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「あいつ…結構優しいんだな…」
エーリカ「甘いよ」
マルセイユ「えっ」
エーリカ「ま、知らない方がいいこともあるから…」
マルセイユ「は?」
ゲルト「ハァハァ、ハンナたんのおもらしシーツ…ハァハァ」
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:24:05.24 ID:X/qPxov2O
お姉ちゃんが壊れた!!!!
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:30:05.13 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「遅いなぁ」
エーリカ「ご愁傷様」
マルセイユ「さっきから何だハルトマン」
エーリカ「何でもない」
ゲルト「チュウチュウ ハンナたんのおちっこ、おいちいよぉぉぉぉ!!」
ゲルト「ごめんね、トゥルーデおねえちゃん…」
ゲルト「気にするな、ハンナ」
ゲルト「おねえちゃん…大好き」
ゲルト「私も好きだ、ハンナ…」
ルッキーニ「何あれ」
シャーリー「見ちゃいけません!」
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:39:04.38 ID:t9Q/JT9h0
マジキチwwwww
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:39:24.14 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「遅れてしまった、すまない!」
マルセイユ「ったく待ちくたびれたぞ…。もう朝食の時間だ」
エーリカ「じゃ、行きますか」
食堂
ゲルト「食べる前にいいか?みんなに紹介したい人がいるんだ」
宮藤「えっ誰ですか?」
ゲルト「昨日から私の妹になった、ハンナ・ユスティーナ・バルクホルン大尉(10)だ」
マルセイユ「おい」
ゲルト「ほらハンナ、みんなに挨拶しなくちゃダメだぞ」
ルッキーニ「うわーちっちゃーい!」
宮藤「かわいい子ですね~!ハンナちゃん10歳なんでちゅか?」
マルセイユ「なんたる屈辱」
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:42:45.08 ID:whBPTZ610
淫wwwww獣wwwww
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:46:15.26 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「ほらほらハンナ、ほっぺにケチャップがついてるぞ」
ペロッ
マルセイユ「舐めるな!せめて拭いて終わりにしろ!」
エーリカ「やめなよトゥルーデ、嫌がってるじゃん」
ゲルト「おっ、何だエーリカ嫉妬か?」
エーリカ「するわけないじゃん…」
ゲルト「心配するなエーリカ、お前も私の妹だ!」
ペロペロッ
エーリカ「何も付いてないのに舐めるな!」
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:54:14.67 ID:MBNLFLpg0
ミーナ「トゥルーデ、私は認めないと言ったはずよ?」
ゲルト「なんで認めてくれないんだミーナ!」
坂本「まぁまぁ、いいじゃないかミーナ」
ミーナ「美緒…」
坂本「もうハンナ・ユスティーナ・バルクホルンで登録してしまったしな。わっはっは!」
マルセイユ「なんてこったい」
エーリカ「ちなみに私もエーリカ・バルクホルンで部隊登録されました」
ゲルト「ありがとう少佐!これで私たちは正式に3姉妹になったんだな!!」
宮藤「夢が叶いましたね、バルクホルンさん!」
ゲルト「ああ!カールスラントのズッコケ3姉妹とは私たちのことだ!!」
マルセイユ「変な通り名を作るな!」
エーリカ「ズッコケて…」
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:58:51.92 ID:whBPTZ610
宮藤はいいのか?
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 19:59:39.57 ID:1uxAOqzXO
Www
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:03:32.72 ID:MBNLFLpg0
ミーナ「まったく美緒ってば…しょうがないわね。認めるわ」
ゲルト「本当か!?わーいわーい!!」
ミーナ「今日からあなたたちはバルクホルン三姉妹よ」
マルセイユ「おい私の意思は無視か」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:11:23.18 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「はぁ…なんでこんなことに……」
シャーリー「おっ。お前はバルクホルンんとこの三女か」
マルセイユ「リベリアンか…」
シャーリー「これからロマーニャの町に行くんだが、一緒にどうだ?」
ルッキーニ「いこういこう!」グイグイ
マルセイユ「お、おい…」
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:18:03.65 ID:MBNLFLpg0
シャーリー「どうだ、美味いアイスだろ?この店は有名なんだぞ」
マルセイユ「お、おいしい…」
シャーリー「お前のもちょっとくれ」パクッ
マルセイユ「お、おい!」
シャーリー「んー、んまい!そんなに怒るなよ、ほら私のもやるから」
マルセイユ「くれるの?あ、ありがと…」パクッ
シャーリー「どうだ?」
マルセイユ「おいしい…///」
シャーリー「はっはっは、お前かわいいな!」
マルセイユ「ば、バカにするな///」
ルッキーニ「あー!赤くなってる~」
マルセイユ(何でだろ…リベリアンといると楽しい)
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:24:39.21 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「たくさんお菓子買ってもらっちゃった…えへへ」
マルセイユ「そうだ!ハルトマンと一緒に食べよう」
ガチャ
マルセイユ「ただいまー」
ゲルト「…どこへ行ってた、ハンナ」
マルセイユ「えっ?」
ゲルト「私に一言もかけずに、どこへ行ってたかと聞いてるんだ」
マルセイユ「り、リベリアンとルッキーニと一緒に…ロマーニャの町に……」
ゲルト「リベリアンだと…?そのお菓子よこせ!」
マルセイユ「な、何をする!」
ゲルト「これはリベリアンに返して来る、いいな」
マルセイユ「そんな…」(せっかく買ってもらったのに…)
エーリカ「そんな…」(お菓子…)
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:28:45.09 ID:whBPTZ610
今度はお姉ちゃんがやんでるw
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:31:19.96 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「リベリアン!」
シャーリー「何だバルクホルン?っておい、これは…」
ゲルト「私のハンナに余計なことをしないでもらえるか?」
シャーリー「何だと!?私は良かれと思って誘っただけだ!」
ゲルト「それが余計なことだと言ってるんだ!」
シャーリー「ハンナは喜んでたぞ」
ゲルト「うるさい!とにかくハンナは私の妹なの!私のハンナにこれ以上近寄るな!!」
シャーリー「ああ、そうかい。わかったよ!」
ゲルト「それでいい。では」
バタンッ
シャーリー「シスコンめ…」
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:32:24.21 ID:7IZ6Hd3tO
このお姉ちゃんは妹収容所の所長
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:39:58.61 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「ひどいよバルクホルン!」
ゲルト「ひどくないだろ。私はお前のためを思ってやったんだ」
マルセイユ「私のため?優しいリベリアンを傷つける事が私のためって言うなら…
私もう、バルクホルンの妹はやってられない!」
ゲルト「お、おい!何処へ行くんだ!」
マルセイユ「私、リベリアンの…ううん、シャーリーお姉ちゃんの妹になる」
ゲルト「や、やめろ!」
マルセイユ「やだ。私は今からハンナ・ユスティーナ・イェーガーになる」
ゲルト「ハンナ!バカ言うのはやめなさい!!」
マルセイユ「気安くハンナって呼ばないで下さい、バルクホルン大尉。じゃあ、さよなら」
バタンッ
ゲルト「ハンナァァァァ!!」
ゲルト「何故だ…何故!ハンナのお姉ちゃんは私じゃないか…」
ゲルト「あんな事やこんな事、色々あったじゃないか…ハンナは忘れてしまったのか?」
エーリカ「思い出って美化されるよね」
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:41:54.69 ID:whBPTZ610
これは来たな
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:47:30.87 ID:MBNLFLpg0
シャーリー「ハンナ…本気か?」
マルセイユ「無論だ」
シャーリー「まぁ私は構わないけどな。こんな可愛い妹ができるんだから」ナデナデ
マルセイユ「///」
ルッキーニ「じゃあ今日から私たちはイェーガー三姉妹だね!」
シャーリー「おいおいお前まで妹になるのか?」
ルッキーニ「いいじゃん、その方が楽しそう!」
シャーリー「そうだな!よーし、じゃあ風呂に行って流しっこするか!」
ルッキーニ「うじゅ!」
マルセイユ「うんっ///」
天井裏
ゲルト「くそっあんなに楽しそうに……流しっこだとぉ?私だってやってみたいのに!」
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:49:15.70 ID:whBPTZ610
おしっこに見えた
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:50:30.28 ID:t9Q/JT9h0
お姉ちゃん大敗北…
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:50:33.08 ID:MBNLFLpg0
ごめん「洗いっこ」だ
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:55:20.17 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「きゃっ!んも~シャーリーお姉ちゃん、くすぐったいよぉ」
シャーリー「ごめんごめん。でもハンナ敏感だなぁ~。ほれ!」
マルセイユ「ちょ、ちょっとお姉ちゃん!」
ルッキーニ「あはは!それそれー!」
キャッキャッ
ゲルト「くそっくそっ!私もハンナの素肌に触れたい!!」
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 20:59:44.14 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「エーリカ、私たちも風呂に入ろう」
エーリカ「わかったから落ち着いて、まずはハンナのズボンから顔を離して」
ゲルト「ふぅ…」
エーリカ「気は済んだ?」
ゲルト「やっぱあとちょっと、もうちょっと匂い嗅いでから行こう!」
エーリカ「もー早くしてよー!」
ゲルト「よし、行くか」
エーリカ「ちゃんと仲直りしてよ?ハンナとも、シャーリーとも」
ゲルト「ちっ…仕方ない」
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:01:29.67 ID:MBNLFLpg0
ルッキーニ「バルクホルン!エーリカ!」
マルセイユ「…」
シャーリー「何の用だ、シスコン」
ゲルト「カチンッ 私はシスコンではない!!さぁ、来るんだハンナ!」
エーリカ「トゥルーデ!」
マルセイユ「は、離して!」
シャーリー「やめろ!」
マルセイユの前に立ち塞ぐシャーリー
ゲルト「何だ?やる気か?」
シャーリー「ハンナが嫌がってるだろ。わからないのか?ハンナはお前が嫌いなんだよ」
ゲルト「なっ…」
シャーリー「ハンナは私の妹だ。悪いけど、もうハンナを怖がらせるのはやめてくれ」
ゲルト「そ、そんなことないよな?ハンナ?」
マルセイユ「…」
ゲルト「ハンナ…?」
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:06:47.94 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「私のお姉ちゃんは…シャーリー」
ゲルト「!!」
シャーリー「そういうことだ。さあ、帰った帰った」
ゲルト「調子にのるな、リベリアン!!」
バシッ
シャーリー「痛っ」
マルセイユ「!」
バシッ
ゲルト「は、ハンナ…?」
マルセイユ「今のはお返しだよ。シャーリーをぶったお返し」
ゲルト「そんな、どうして…」
エーリカ(空気が)
ルッキーニ(重い)
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:15:49.86 ID:MBNLFLpg0
シャーリー「さっきはごめんな、ハンナ。あんな事になっちゃって…」
マルセイユ「ううん。お姉ちゃんのせいじゃないよ」
シャーリー「バルクホルンにはちょっと言い過ぎたかな…」
マルセイユ「あれぐらいがちょうどいいよ」
シャーリー「ハンナ、聞いてくれ。さっきのアレはお前が私を庇ってやってくれた事は十分承知してる」
マルセイユ「うん」
シャーリー「でも、私はハンナに人に対して暴力を振るうような人間にはなってほしくない」
マルセイユ「…」
シャーリー「やっぱり、私が言い過ぎたんだと思う。アイツには明日ちゃんと謝る」
マルセイユ「シャーリー…そんなの間違ってるよ、シャーリーは謝る必要なんてない!」
シャーリー「ハンナ。私はお前に尊敬されるような姉であり続けたい」
マルセイユ「十分尊敬してるよ?」
シャーリー「…バルクホルンもまた、きっと私と同じ気持ちだと思う。わかるな?」
マルセイユ「…」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:15:50.46 ID:whBPTZ610
シリアスなストパンか・・・
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:22:02.01 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「…」
エーリカ「トゥルーデ…」
ゲルト「クンクン…クンクン…」
エーリカ「?」
ゲルト「シーツに染み込んだハンナたんの残り香…クンクン」
エーリカ(心配して損した)
ゲルト「…エーリカ、私は間違っていたのかもしれないな」
エーリカ「やっと気付いてくれた?あと今やってることも間違いなんで」
ゲルト「明日…リベリアンに謝らなくちゃな…ハンナにも」
エーリカ「そうだね」
ゲルト「それはそれとして、どうだ?久しぶりに一緒に寝るか?」
エーリカ「や、いいです」
ゲルト「そんな事言わずにさぁ~。ほらほらお姉ちゃんを抱き枕にしてもいいんだぞぉ?」
エーリカ「や、いいです」
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:27:36.23 ID:6VED/wMo0
シリパンだな
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:28:02.46 ID:MBNLFLpg0
翌日
シャーリー「じゃあハンナ、ルッキーニ、先に行ってるから早く着替えて来いよ~」
ゲルト「よ、よう」
シャーリー「バルクホルン!?」
ゲルト「…」
シャーリー「…」
ゲル・シャー「「あ、あのさ!」」
シャーリー「ご、ごめんな…昨日は」
ゲルト「私の方こそすまなかった…許してほしい」
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:33:26.18 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「でも私は、ハンナを諦めない…!」
シャーリー「臨むところだ。私もハンナを易々と渡す気はない!」
ゲルト「ふっ」
シャーリー「ふふっ」
マルセイユ「何か嫌な予感がする」
ルッキーニ「えっ、そう?うーん…ダメだあたしには分かんないや」
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:33:56.15 ID:ELXT59k9O
エーリカ→マルセイユ→お姉ちゃん→俺
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:36:13.17 ID:MBNLFLpg0
>>365 エーリカ→マルセイユ→お姉ちゃん→お前→俺→ミーナ
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:41:08.78 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「ハンナ、昨日はすまなかった…お前を取られたと思って、焦っていたんだ」
マルセイユ「私も、ごめん…ぶっちゃって」
ゲルト「ハンナ…私を許してくれるか?」
マルセイユ「いいよ!」
ゲルト「ハンナ!」パアァァァ
マルセイユ「バルクホルンは仲間だからなっ」
ゲルト「仲間、か…」シュン
シャーリー「…」
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:47:55.69 ID:MBNLFLpg0
シャーリー「ハンナ、ちょっといいか?」
マルセイユ「なぁに?シャーリー」
ゲルト「リベリアン…」
シャーリー「なんか…さ…私、もうお姉ちゃんゴッコ飽きちゃった」
マルセイユ「えっ…?」
シャーリー「突然で悪いとは思ってる。でも、そろそろバルクホルンの部屋に戻った方が」
マルセイユ「嫌!そんなの嫌!!」
シャーリー「聞き分けの悪い子は、私は嫌いだ」
マルセイユ「そんなこと言わないで!」
シャーリー「いやぁー実を言うとルッキーニだけで手一杯なんだよ。ホントすまんっ!」
マルセイユ「も、もういい!シャーリーなんて嫌いだ!行こ、バルクホルン」
ゲルト「あ、ああ…」
ゲルト(リベリアン…?これはどういうことだ?何を考えている…)
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 22:57:11.97 ID:/u3vigjPO
シャーリーに惚れた
犯されたい
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 23:01:23.42 ID:MBNLFLpg0
シャーリー(これで、良かったんだ)
シャーリー(バルクホルンのあんなに悲しそうな顔…私は見たくない)
シャーリー(ハンナ、バルクホルンと仲良くな…)
シャーリー「お人よしだなぁ、私…」
ルッキーニ「シャーリー!こんなとこでボケッとしてないで早くー」
シャーリー「おうっ!今行く」
ルッキーニ「あれ?ハンナは?」
シャーリー「ハンナはもう私の妹じゃない」
ルッキーニ「えっなんで?」
シャーリー「帰るべき場所に帰ったのさ」
ルッキーニ「もー全然わかんないー!」
シャーリー「それよりまたロマーニャの町にでも行くか?アイス買ってやるぞ」
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 23:06:16.97 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「ハンナ…大丈夫か?」
マルセイユ「うん。もう平気! ねぇ、バルクホルン…」
ゲルト「何だ?」
マルセイユ「今日…一緒に寝てもいいかな?」
ゲルト「ハンナたん…!良いに決まってるじゃないか!さあ今すぐ寝よう」
マルセイユ「いや、でもまだ夕方にもなってない…」
ゲルト「いいから、いいから!寝る子は育つ!!」
マルセイユ「ったくもぉー…」ギュッ
ゲルト「は、ハンナ?!」
マルセイユ「…今日はこうやって寝かせて」ギューッ
ゲルト(やった!ついに念願の夢が叶ったぞ!!)
マルセイユ「zzz」
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 23:10:41.30 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「うーん……ん?あ、あれ?」
ゲルト「んー…?どうした、ハンナ?………げっ」
マルセイユ「元に戻ったんだが」
ゲルト「そんなバカな!今すぐ私のハンナたんを返せマルセイユ!!」
マルセイユ「そのハンナたんも私だ」
ゲルト「そんな事知ってる!おい早く、早くまた小さくなれ!!」
マルセイユ「無茶言うな。無理だ」
ゲルト「無茶でも無理でもない!気合で小さくなれ!!」
マルセイユ「なれるか!」
ゲルト「そんな…あああああ……私のハンナたんが、私の妹が……」
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 23:16:20.84 ID:MBNLFLpg0
マルセイユ「おいおい泣くなよ」
ゲルト「そりゃ泣きたくもなる!可愛い天使が起きたら突然醜くなってんだぞ!!」
マルセイユ「おい私のどこが醜いんだ!」
ゲルト「うるさい!そうかスイッチか?スイッチだな?体のどこかに小さくなるスイッチがあるんだな?」
マルセイユ「んなもんあるか!」
ゲルト「どこだ!」
マルセイユ「や、やめろ!ちょっ…や、やめろぉぉぉ!!」
ゲルト「おい、この胸にあるピンクのボタンは何だ」
マルセイユ「乳首だ!」
ゲルト「これが小さくなるボタンだな!?えいっ、えいっ!!」
マルセイユ「触るないじるなこねるな!!」
ゲルト「ふぅ」
マルセイユ「ふぅ」
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 23:19:02.29 ID:MBNLFLpg0
ゲルト「小さくならないな」
マルセイユ「当たり前だろ!お前バカか!!」
ゲルト「でも」
マルセイユ「?」
ゲルト「大きいハンナたんも…好きだぞ?」
マルセイユ「」
おわり
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 00:00:02.52 ID:1uxAOqzXO
おつ
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 00:00:58.28 ID:ocepBX2a0
乙!
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 00:40:24.37 ID:zk2EsOsxO
乙
シャーリーかわいい
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 02:06:10.09 ID:8SrmjHN5O
☆ダナ
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 04:02:31.83 ID:l9hPiDgG0
マルクホルンは行きすぎてるくらいがちょうどいい
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 20:41:07.29 ID:nepWBr+y0
エーリカ「え?ハンナが来る?また?」
ミーナ「そうよ、明日こちらに到着予定みたい」
ゲルト「来なくていいのに…」
マルセイユ「相変わらずだなバルクホルン」
ゲルト「げっ」
エーリカ「ハンナ!明日来るんじゃなかったの?」
マルセイユ「ふふふ。ハルトマンに会えると思うと居ても立ってもいられなくなってな」
ゲルト「こいつは…」
エーリカ「まぁいっか。またよろしね、ハンナ」
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 20:47:15.63 ID:nepWBr+y0
マルセイユ「よーし、ハルトマン勝負だ」
エーリカ「えー?もうそう言うのよそうよ…」
ゲルト「そうだぞマルセイユ。まったくくだらない…」
マルセイユ「
ごめん挫折しそう
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:05:22.76 ID:nepWBr+y0
マルセイユ「まぁいいだろう。勝負はおあずけだ」
マルセイユ「ところで中佐、私の部屋は?」
ミーナ「そうね…じゃあエーリカたちの部屋で」
ゲルト「何!?」
エーリカ「じゃ行こっか」
マルセイユ「そうしよう」
ゲルト「おい私は認めないぞ!」
マルセイユ「お前が認めなくても、ハルトマンは認めてるぞ」
エーリカ「別にいいじゃん、トゥルーデ」
ゲルト(私とハルトマンの愛の巣を汚されてたまるか!)
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:09:56.36 ID:nepWBr+y0
マルセイユ「何だ、これは…汚いなぁ。少しは片付けろ、ハルトマン」
エーリカ「えーだってめんどくさい」
マルセイユ「仕方ないな。私が手伝ってやるから、一緒に片付けよう」
エーリカ「えっいいの?」
ゲルト「おい、勝手なことするな!」
マルセイユ「勝手ではない。ここは私の部屋でもあるんだぞ?」
ゲルト「くっ…」
エーリカ「じゃ、あとはよろしくー」
ゲルト「あ!おい待てハルトマン!」
マルセイユ(えー…ハルトマン行っちゃうの?)
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:13:41.21 ID:nepWBr+y0
ゲルト「おいなんで私まで掃除しなきゃならん」
マルセイユ「仕方ないだろ」
ゲルト「もとはお前が言い出したことだろ!」
マルセイユ「うるさいな……よし、こんなところだな」
ゲルト「いつの間にか綺麗になったな」
ガチャッ
エーリカ「終わった? うわーすごい綺麗になってるー!」
マルセイユ「そうだろ?私を褒めてくれハルトマン」
ゲルト「わ、私もやったんだぞ?私も褒めてくれハルトマン!」
エーリカ「二人ともえらいえらい」
マルセイユ「えへへっ」
ゲルト「ドゥフwww」
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:14:34.39 ID:KSqVmRiN0
ゲルトから俺と同じオーラを感じるのだが
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:19:07.99 ID:nepWBr+y0
エーリカ「え」
ゲルト「(し、しまった)いや、なんでもない」
エーリカ「じゃあ寝るか」
ゲルト「お前は寝てばかりだな…」
マルセイユ「私も寝る」
エーリカ「いいよ。一緒に寝よ?」
マルセイユ「フヒwww」
エーリカ「えっ」
マルセイユ「(し、しまった)いやいや別に何でもないぞ?」
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:23:36.32 ID:nepWBr+y0
ゲルト「おい私も寝る!」
エーリカ「えっちょ、ちょっとトゥルーデまで来たら狭いって!」
ゲルト「いいではないか!たまには一緒に寝よう!」
マルセイユ「来るな!」
ゲルト「うるさい!」
エーリカ「狭い!」
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:30:18.35 ID:nepWBr+y0
マルセイユ「zzz」
ゲルト「zzz」
エーリカ「暑苦しいなぁ…これじゃ寝れないよ……」
マルセイユ「むにゃ…えーりか…まじ…天使」
エーリカ「えっ?」
ゲルト「はるとまん…わたしの…いもうと」
エーリカ「はっ?」
マルセイユ「すきだ…えーりかたん…フヒヒ」
ゲルト「わたしもすきだ…えーりか…ドゥフフ」
エーリカ(何コレ怖い)
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:46:54.32 ID:nepWBr+y0
次回予告
こんにちは。エーリカ・ハルトマンです。
朝起きたらなぜか全裸になっていた私。
トゥルーデに聞いてもハンナに聞いても、二人は知らないの一点張り。
何か怪しい雰囲気を感じながらも、私は二人を信じるのだが…。
次回、第2話「グッバイ・マイ・ヴァージン」
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 21:58:55.43 ID:nepWBr+y0
くそっダメだ
なんか今日は頭が全然回らん。
明日仕事しながら考えるわ!!
なんならスレ落としても構わんよ
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 22:43:55.13 ID:nepWBr+y0
それもそうだね。
ここは趣向を変えてマルセイユ×ミーナで誰か頼む
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/21(木) 23:21:43.99 ID:ocepBX2a0
あら新しい
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:10:44.49 ID:yYrTnMpR0
マル「あなたがあの坂本少佐か」
も「なんだ大尉、私の事を知っているのか」
マル「そりゃあお噂はかねがね」
も「そうか。ところで大尉、一緒に訓練などどうだ?訓練はいいぞ!はっはっは!」
マル(噂通りだ・・・)
マル「せ、せっかくのお誘いだが遠慮しとくよ(ああ・・・訓練なんかしてたらEMTといる時間が無くなってしまう)」
も「そうか残念だ・・・アフリカの星と一度手合わせしてみたかっのだがな」
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:17:19.05 ID:yYrTnMpR0
マル「すまない、それはまた今度な」
も「ああ、では・・・ん?あれはバルクホルンとハルトマンか?」
マル「なにっ!?どこだ!!どこにいる!!!?」
も「ほら、あそこだ。というより大尉、どうしたんだ顔が真っ赤だぞ?」
マル「い、愛しのエーリカたんが来るんだ!冷静でなどいられるか!」
も「愛しの?お、どうやら二人は自主訓練を始めるようだな。良い心構えだ!」
マル「よしならば私も!」
も「待て」
マル「なんだ!?私は忙しい!」
も「ちょっと向こうで話をしないか?」
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:21:24.75 ID:yYrTnMpR0
マル「話だと!?そんな暇は・・・!!?」
も「いこうか?」チャキ
マル「わ、わかった、だからその刀を鞘に・・・!」
も「素直でよろしい!はっはっは!」
マル(こ、怖い・・・)
も「よし、では行くぞ」
マル(ああ・・・エーリカたん・・・)
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:26:20.44 ID:yYrTnMpR0
もっさんの部屋
も「結局よさそうな所がなくて私の部屋になってしまったな。すまない」
マル「い、いや、いいんだ。はは・・・(帰りたい・・・)」
も「ところで、大尉、さっきの事なんだが・・・」
マル「さっき?」
も「い、愛しの、なんとか・・・」
マル「ああ、愛しのEMTのことか。エーリカたんマジ天使だがそれがなにか?」
も「その、お前とハルトマン中尉は・・・こ、恋仲なのか・・・?」
マル「は?」
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:35:11.60 ID:yYrTnMpR0
も「違うのか?」
マル「はっきり言うと、違う。だが私は諦めんぞ!エーリカたんにちゅっちゅするのはバルクホルンではない!この私だ!」
も「そ、そうか・・・」
マル「なんだ少佐、残念そうだな?」
も「な、なにを言うんだ大尉!!私はただ、普通の・・・その、色恋というものはどんなものなのかとちょっと興味があっただけで・・・」
マル「なに・・・?」
も「多少私の事を知ってるならわかってると思うが、幼い時から軍人をやってるとな、どうしてもそういうものに疎くなってしまってな」
も「この間もそれで少々ミーナに迷惑をかけてしまって・・・」
マル「それで、私にどういうものか聞きたかったと」
も「む・・・そうだ///」
マル(ふむ・・・)
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:41:46.17 ID:yYrTnMpR0
も「だ、だが無理にとは言わん!忙しかったら良いんだ!悪かったな」
マル「まあ待て。それに、人を強引に連れてきてそれは無いんじゃないか坂本少佐?」
も「し、しかし・・・」
マル(とはいえ恋愛相談をされるとは思ってもみなかった・・・)
マル(よく考えたら私もエーリカたんを追ってばかりでそんな経験全くない)
マル(アフリカじゃあ男どもはいるが、私に近づこうとした奴はみんなマティルダに)
も「どうした大尉?」
マル「え!?あ、ああいやなんでもないんだ!うん、なんでもないぞ!」
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:48:13.83 ID:yYrTnMpR0
も「そうか。そ、それで、何かいい助言などないだろうか?」
マル「助言・・・か」
マル(参った、今更引けんぞ!だが落ち着けマルセイユ!私は今までどんな気持ちでEMTを追いかけてきた?それを思い出せ!)
マル「少佐!」
も「は、はい!?」
マル「愛だ」
も「あいぃ!?」
マル「そう!好きな人を思う気持ち、触れたい、抱きたい、舐めたい、ちゅーしたい、ぺろぺろしたい、ああああもうエーリカたんは可愛いなぁ!!むふぅぅぅぅう!」
も「・・・」
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 01:58:37.12 ID:yYrTnMpR0
マル「こほん、とにかく、その人を思う気持ちこそ一番大事なのだ!経験や過程など関係ない!恥など捨てて一直線だ!」
も「そ、そうか!そうだな!気持ちがあれば何でもできる!ウィッチに不可能はない、わっはっはっはっは!」
マル「うむ、その粋だ少佐!では私はエーリカたんをシスコンゴリラから救い出してくるとしよう」
も「待て大尉!」
マル「な、なんだ?まだ何か?(嫌な予感・・・)」
も「礼がしたい、ちょっとそこで待っててくれ」
マル「礼?気にするな、大したことはしていない(良かった、私の思いすごしか)」
も「いいから、待っていろ。逃げたら・・・わかるな?」
マル「・・・EMT」
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:02:17.79 ID:yYrTnMpR0
数分後
も「待たせたな」
マル「少佐、それは?」
も「ああ、着物と言ってな、扶桑の伝統衣装だ。それと、っと。これでお前に茶を入れてやろう」
マル「ああ、知ってるぞ。茶道というやつだろ?」
も「ほお、よく知っていたな。ではそこに正座して待つように」
マル「わ、わかった(どうせ断れないんだろう・・・EMT)」
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:08:11.01 ID:yYrTnMpR0
カチャカチャカチャカチャカチャ・・・
マル(あ、足が・・・)
マル「少佐・・・まだか?」
も「まだだ」
マル「うう・・・」
マル(しかし・・・こうして見るとやはり綺麗な人だ)
マル(かなりの戦闘技術を持っていて最近では怪しげな技を会得しようとしてるらしいが、こんな場ではやはり一人の女性・・・)
マル(さながら扶桑撫子と言ったところか)
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:13:56.48 ID:yYrTnMpR0
も「よし、いいだろう」
マル「出来たか?ほう・・・!」
も「こらこら、足を崩すな」
マル「いいじゃないか、もう限界なんだ」
も「ん、まあ仕方ない、私は礼をする立場だしな。慣れない正座を良く頑張った」ニコッ
マル「!!・・・あ、ああ」
マル(な、なんだ今のは・・・私は何を考えている!EMTがいるじゃないか!)
マル「さっそくいただかせて貰おう!」
マル(いかんいかん、さっさと済ませて立ち去ろう!待っててくれEMT)
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:21:11.44 ID:yYrTnMpR0
も「そうだな、冷めてしまう。どうぞ」スッ
マル「では・・・」
も「まず三回回すんだ」
マル「ん?そう固いこと言うなよ」
も「あ、ああ、そうだったな。つい作法に厳しくなってしまって・・・こんなことじゃ色恋に疎くて当然か」
マル「そんなこと!少佐は努力してるじゃないか!」
も「そうか?そう思ってくれるならありがたい」
マル(また私は・・・何を感情的になってるんだ!冷静になれ・・・いつも心にEMT!)
マル「いただきます!」ゴクッ
マル「うっ!!?」
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:24:13.58 ID:/m3l6+Ah0
もっセイユか!?もっセイユなのか!?
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:25:24.08 ID:yYrTnMpR0
マル「苦い・・・」
も「はっはっは!茶道は知ってても茶の味は初めてか?勉強になったな大尉!」
マル「うぅ・・・」
も「ん?ほら、口元に付いているぞ。私が拭いてやる、動くな?」
マル「!!?ひゃっ!」
も「な、なんだ大尉?急にかわいらしい声を出して・・・」
マル「ち、違う!私は違うんだ!あああエーリカたん!」
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:32:54.71 ID:yYrTnMpR0
も「落ち着けマルセイユ大尉!ハルトマン中尉はここにはいない!」
マル「ああああああ・・・私は、私は・・・」
マル(おかしいおかしいおかしいおかしい!なんだこれは!)
も「大丈夫か大尉?」
マル「!?わああ!」ジャバアッ!!
も「うっ!?」
マル「しまった!」
も「うっ、熱・・・」
マル「少佐、大丈夫か!?すまない・・・!すぐ服を脱ぐんだ!」
も「あ、ああ・・・心配するな大尉、少しかかっただけだ。火傷も宮藤になんとかしてもらうさ」
も「ただ、この着物はどうにかせんとな・・・」ヌギ
マル「ほあっ!?」
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:33:50.91 ID:yYrTnMpR0
もうムリだ・・・誰か頼む
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 02:34:54.01 ID:gD85kdQk0
>>475 お前はよくやった
マルちゃんは扶桑にたらされる運命にある
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 15:27:52.80 ID:OMwI24qv0
ネウロイが消滅して数年が経った頃
私エーリカ・ハルトマンはハンナ・マルセイユとともにとある女王の側近についていた
その女王の名はゲルトルート・バルクホルン、通称トゥルーデ
トゥルーデは501解散後、突然上層部に宣戦布告をした
そして彼女はその腕ひとつで一国を作った
『妹帝国』のはじまりである…
トゥルーデは世界中からかわいい少女たちを集め、「妹」と称し支配下においた
だが自分に刃向かう「妹」がいたら、迷いなく撃ち殺した
この事態に旧501統合航空戦闘団は黙っていなかった
宮藤の呼びかけにより、私とトゥルーデ以外の9人が再集結
『妹帝国』総帥ゲルトルート・バルクホルン暗殺に立ち上がったのだった
「九人の刺客」
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 15:31:01.98 ID:nyjjy0X00
映画化決定
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 15:33:59.08 ID:OMwI24qv0
エーリカ「バルクホルン様、今宵の妹を連れて参りました」
ゲルト「トゥルーデで構わん、ハルトマン。で、今日の妹は?」
エーリカ「はっ。こちらの娘でございます」
少女「…」
ゲルト「ほお…なかなか可愛い顔をしているなぁ。だが、そのしかめっ面、気に入らん!」
ジャキンッ
マルセイユ「お待ちください、トゥルーデたん」
ゲルト「貴様は私のことをトゥルーデと呼ぶことは許さんと言ったはずだ」
マルセイユ「あ、間違えましたバルクホルン様」
ゲルト「それでいい」
マルセイユ「それより、もう気に入らない妹を殺すのはお止め下さい!」
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 15:39:56.27 ID:OMwI24qv0
ゲルト「私に対して笑顔を見せられない妹など、もはや妹と認めん」
マルセイユ「しかし!トゥルーデたん!」
ゲルト「貴様わざとだろ…?まぁそれはいいが、私は止めんぞ」
エーリカ「トゥルーデ!」
バァンッ!
少女「ぐはっ…」
ゲルト「はっはっは!楽しいなぁ。私を睨み付けた罰だ」
エーリカ「トゥルーデ…もうこんなことよそうよ…」
マルセイユ「そうですよ!それにトゥルーデたんには私という女がいるでしょう?!」
ゲルト「おいハルトマン、今宵の相手はお前で我慢する。来い!」
マルセイユ「無視しないでよ」
エーリカ「い、痛いって、引っ張らないでよトゥルーデ!」
ゲルト「さぁ今日はアナルプレイがいいか?はっはっは!」
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 15:46:28.50 ID:OMwI24qv0
ロマーニャ
ミーナ「トゥルーデの悪行もいよいよ本格化してきたわ」
宮藤「ええ…まさかルッキーニちゃんの幼なじみにまで手を出すなんて…」
ルッキーニ「うわぁぁぁん」
シャーリー「ルッキーニ……くそっバルクホルンめ!」
エイラ「それで、また私たちをここに集めた理由はナンダ?」
宮藤「もちろん、バルクホルンさんをこれ以上好き勝手させないためです!」
リーネ「そう、宮藤さんが私に連絡をくれたのよ」
ペリーヌ「つまり…」
リーネ「私たちが妹帝国と…戦う?」
坂本「うむ。妹帝国総帥ゲルトルート・バルクホルン、お命頂戴致す!」
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 15:53:10.25 ID:OMwI24qv0
ミーナ「そこで作戦があるんだけど、トゥルーデは今度ガリアに遠征するらしいの」
坂本「カールスラントからガリアへ向かう途中、バルクホルンを討つ!」
サーニャ「やるしかないのね…」
シャーリー「しょうがないさ」
リーネ「でも向こうにはハルトマンさんやマルセイユさん、そして200人もの妹兵たちが…」
ペリーヌ「相手にとって不足はありませんわ」
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 15:56:39.58 ID:OMwI24qv0
ゲルト「さぁて、そろそろ行きますか。待っていろガリアの妹たち…フフフッ」
エーリカ「よし、皆のもの、参るぞ!」
マルセイユ「イエッサー!」
ゲルト「おい」
マルセイユ「何か」
ゲルト「なぜ私の馬にお前も乗ってるんだ…」
マルセイユ「いいではないですか、トゥルーデたん様」
ゲルト「降りろ!」ゲシゲシ
マルセイユ「や、やめてください、落ちますって!」
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:00:57.40 ID:OMwI24qv0
宮藤「来ました!」
坂本「来たか…」
ゲルト「ん?何だこの村は…しけた村じゃのう…」
エーリカ「おい者どもとまれぃ!」
エーリカ「私とハンナで少し様子を見てきます、バルクホルン様はここで待機を」
ゲルト「うむ」
マルセイユ「何もなさそうだな…極めて平穏な村じゃないか」
エーリカ「そうだね…」
エーリカ(そうだといいんだけど…)
マルセイユ「よし、進め!」
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:05:58.31 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「おかしいな…さっきまでいた村人たちが消えた…?」
エーリカ「…」
エーリカ「しまった罠だ!!戻れ、戻れー!!」
ドォーン
マルセイユ「橋が爆破されただと!?」
ゲルト「ほぉ…これは面白いことになりそうだな」
ミーナ「久しぶりね、トゥルーデ」
エーリカ「ミーナ!…やはりお主であったか!」
坂本「ミーナだけではないぞ!」
宮藤「バルクホルンさん、そのお命頂戴致します!!」
ゲルト「ふっ…その調子だと他の501メンバーも揃っているようだな」
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:09:27.07 ID:OMwI24qv0
宮藤「みんな………撃って撃って撃ちまくれぃ!!」
シャーリー「先手必勝!」
エーリカ「させないよ?」
エイラ「シマッタ!」
エーリカ「シュトルム!!」
マルセイユ「トゥルーデたん様、こちらに!」
ゲルト「ふふふ世は戦じゃ」
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:11:37.93 ID:OMwI24qv0
バーン!
ゲルト「うっ…」
マルセイユ「トゥルーデたん様ぁぁぁぁぁぁ!!」
ミーナ「…お命頂戴仕った」
エーリカ「トゥルーデ…さよなら」
完
ゲルト「おい何だこれ」
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:14:59.09 ID:OMwI24qv0
ミーナ「仕方ないでしょう。映画を撮れって上からの命令なんだから」
ゲルト「だからって、何だこれは!何で私が悪役なんだ!おかしいだろ!」
坂本「この題材で私が主役ではないのもおかしい!!」
エーリカ「まず映画を撮らなきゃいけない、この状況がおかしい」
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:17:05.09 ID:OMwI24qv0
ミーナ「そんなこと言われてもね…」
宮藤「私の案じゃやっぱりダメでしたか…」
マルセイユ「私はどうせやるならラブストーリーがいい!」
ミーナ「じゃあ試しにやってみましょう」
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:23:47.49 ID:OMwI24qv0
私、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユは新たに501へ編入された
しかし周りと上手く馴染めず、性格が暗くなった私はイジメを受けていた
そんな私を気にかけてくれる者もいた
ゲルトルート・バルクホルンとエーリカ・ハルトマンである
二人に協力してもらいながら、私は周囲の誤解をといていく
そして、私の中にある感情が芽生える…
それは愛なのか、それともただの友情か…
もしも私の願いが叶うなら
バルクホルンに、私の想いを…
「あなたに届け」
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 16:27:35.05 ID:OMwI24qv0
ミーナ「出撃よ」
マルセイユ「了解!……痛っ!こ、これは…」
マルセイユ「ストライカーユニットの中に…画鋲?」
宮藤「クスクス」
サーニャ「ヒソヒソ」
リーネ「ニヤニヤ」
マルセイユ「誰がこんなことを…」
ミーナ「何をしているの?早くしなさい!」
マルセイユ「は、はい」
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 17:31:38.47 ID:JiieYoCz0
おーがんがれ
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 18:44:50.88 ID:OMwI24qv0
エイラ「デサー」
ルッキーニ「へぇ~」
マルセイユ「あ、あの…」
エイラ「ナンダヨ」
マルセイユ「お二人も、ちゃんとネウロイと戦ってください…」
ルッキーニ「えっ指図するの?ひとりでやってれば?」
マルセイユ「そんな…」
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 18:48:51.75 ID:OMwI24qv0
トイレ
マルセイユ「はぁ~…疲れたな……」
バッシャーン
マルセイユ「きゃあっ!!」
シャーリー「ぐししっ」
ペリーヌ「あらあら、びしょ濡れじゃありませんかマルセイユ大尉w」
シャーリー「モップで拭いてやるよ」
マルセイユ「や、やめて!」
ペリーヌ「ほらほら」グシグシ
マルセイユ「お願い、お願いもうやめて…!」ポロポロ
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 18:52:38.34 ID:OMwI24qv0
ジョオォォォ
マルセイユ「あ、あ……」
シャーリー「うわっこいつお漏らししてるよ…」
マルセイユ「う、うう…」
ゲルト「おいお前ら!何をしている!!」
シャーリー「ちっ、ずらかるぞ」
ペリーヌ「仕方ありませんわね」
エーリカ「大丈夫?マルセイユ…」
マルセイユ「あ…み、見ないで…!」
ゲルト「何を言ってるんだ。さあ、早く私たちの部屋に行って着替えよう」
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 18:59:40.60 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「バルクホルン…ハルトマン…ありがとう」
ゲルト「気にするな。私がかわいいハンナを見捨てるはずがないだろう」
マルセイユ「えっ…」
エーリカ「ちょっとトゥルーデ!抜け駆けは許さないよ!私もハンナが好きなのに!」
マルセイユ「えっ…ええっ!?」
ゲルト「負けんぞハルトマン。さ、ハンナ、どちらか選んでくれ」
マルセイユ「そんな事できないよ…だって、だって私は!二人とも好きだから!!」
エーリカ「ハンナ///これは一本取られたね、トゥルーデ」
ゲルト「ふふっ、そうだな。よし!3人で結婚しよう!!」
マルセイユ「ウフフ」
完
ゲルト「ふざけるな」
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:04:11.84 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「何か問題でも?」
ゲルト「大有りだ!」
エーリカ「やっぱラブストーリーは無理があるよねー」
マルセイユ「何だと!?じゃあハルトマンはどんなのなら納得するんだ!」
エーリカ「そーだなー…」
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:14:24.79 ID:OMwI24qv0
ゲルトルート・バルクホルンとハンナ・マルセイユは偶然、北極で巨大ロボットの足を拾う
それから部屋に次々とパーツが転送され、二人はそれを組み立てる
そして完成したロボットに「ザンダクロス」と名づけ遊ぶのだったが
ある日、ロボットの持ち主だと言う謎の壮絶超絶美少女・エーリカ・ハルトマンが現れる
エーリカの美貌に見惚れた二人はうっかり口を滑らせ、ロボットの在り処をバラしてしまう
しかし、その奇跡の美少女エーリカには秘密があった
彼女は惑星メカトピアのスパイだったのだ…
「マルえもん トゥルーデと鉄人兵団」
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:20:49.12 ID:OMwI24qv0
シャーリー「ふっふっふ、いいだろー?ミクロスって言うんだぜ?」
ウィーンガシャーン
ゲルト「うわーかっこいいなー」
坂本「おうシャーリー!いいもんもってんじゃんか、私に貸せ!!」
シャーリー「え…いいけどちゃんと返してよ?」
坂本「わかってるって!!」
ゲルト「わ、私にも操縦させてくれないか…?」
シャーリー「お前はダメだ。すぐ壊すしな」
ゲルト「そ、そんな…」
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:27:04.79 ID:OMwI24qv0
ゲルト「うわぁぁぁぁん!マルセイユぅーーー!!」
マルセイユ「おいおい、どうしたんだい?私の子猫ちゃん」
ゲルト「かくかくしかじかで、シャーリーがいじめるよぉー!」
マルセイユ「またかい?」
ゲルト「ビルよりでっかいロボットだしてよぉ!」
マルセイユ「バカらしい…付き合いきれんな」
ゲルト「ど、どこに行くの?」
マルセイユ「ちょっと頭を冷やしに行くのさ…では失敬する」
ゲルト「ま、待ってよー」
ガチャッ
ゲルト「えっ北極?」
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:32:29.90 ID:OMwI24qv0
ゲルト「な、なんだこの巨大なパーツ…もしかしてロボット!?」
ゲルト「よし、持って帰ろう」
ゲルト「マルセイユが用意してくれたんだな…なんだかんだ言ってアイツ優しいじゃないか」
ガチャッ
マルセイユ「ん?なんだそれは?」
ゲルト「えっ?マルセイユが出してくれたんじゃないの?」
マルセイユ「バカを言え。私はこんなもの知らん」
ズシーン
ゲルト「わっまた出てきた」
マルセイユ「なんでこの部屋に出てくるんだ…?」
ゲルト「組み立てよう!」
マルセイユ「しかしこの大きさではな…」
ゲルト「こういう時こそお座敷釣堀だろ、マルセイユ!」
マルセイユ「…君はこういう時だけ頭の回転が速いのはどうしてだ?」
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:33:34.21 ID:nyjjy0X00
さすが天使wwwwwwwwwwww
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:37:32.53 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「よし、これで完成だな!」
ゲルト「ねぇマルセイユ、これどうやって操縦するの?」
マルセイユ「ちょっと待ってろ…ゴソゴソ…あった!」
マルセイユ「サイコントローラー!」
ゲルト「なぁに?それ…」
マルセイユ「心で思ったことをその通りに動かせる機械さ」
ゲルト「へぇー!」
ゲルト「そうだ!せっかくだから宮藤を呼んで来よう!!」
マルセイユ「あー宮藤ね、はいはい」
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:41:44.90 ID:OMwI24qv0
宮藤「うわー、すごい格好良いですね!」
ゲルト「そ、そうだろ///」
マルセイユ「ところで名前でもつけてみないか?」
宮藤「ラッコちゃんなんてどうです?」
ゲルト「何か締まりのない名前だな…」
マルセイユ「北極で拾ったんだし、サンタクロースをもじってザンダクロスなんてどうだ?」
宮藤「あ、いいでねそれ」
ゲルト「決まりだな!」
宮藤「あれ?このボタンなんですか?」
ポチッ
どっかーん
宮藤「」
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:45:31.89 ID:OMwI24qv0
坂本「おお、本当にすごいなこのロボット!」
シャーリー「ねーそろそろ返してよ!」
エーリカ「おいお前たち」
シャーリー「なんと言う美少女…!な、何か用ですか?」
エーリカ「この辺でロボットを見なかったか?」
シャーリー「あっミクロスのことですか?いやー参ったなー、そんなに有名になったんだぁ」
エーリカ「そんなちゃっちいオモチャではない、本物のロボットだ」
シャーリー「は?」
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:51:27.81 ID:OMwI24qv0
エーリカ「おいそこのシスコン石頭と変態の星」
ゲルト「うっなぜそれを…ってそうじゃない!誰だ貴様!」
マルセイユ(て、天使が舞い降りたのか…?!)
エーリカ「ロボットしらないか?」
マルセイユ「知ってる!て言うか持ってる!」
ゲルト「おい!」
エーリカ「よし案内しろ」
マルセイユ(天使が私の家にやってくる…ハァハァ)
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 19:54:51.23 ID:OMwI24qv0
エーリカ「ジュド、やっと会えたね」
マルセイユ「天使、やっと会えたね」
ゲルト「おいマルセイユ正気に戻れ」
エーリカ「ジュド…?ダメだ、反応がない」
マルセイユ「ただの屍のようだ」
ゲルト「お前ちょっと黙ってろよ!!」
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 20:02:55.15 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「あれから天使にお座敷釣堀を渡したのはいいが、何か大変なことになっちゃったな」
ゲルト「しかしどうする?鏡面世界への入り口がない今、手も足も出ない」
マルセイユ「いや、鏡面世界に入れることは入れる。そういう道具もあるし。問題はどこを入り口にするか…」
ゲルト「よし!宮藤のお風呂にしよう!!」
マルセイユ「あー宮藤ね、はいはい」
シャーリー「フッ。話は聞かせてもらった」
坂本「我々も手を貸そうじゃないか!」
ゲルト「二人とも!」
マルセイユ「よし、では出発だ!」
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 20:12:43.61 ID:OMwI24qv0
宮藤「ふんふ~ん♪」
宮藤「えっ何これ…鏡面…世界…?」
エーリカ「うううっ」
宮藤「ハルトマンさん!?どうしたんですか」
エーリカ「うああっ」
宮藤「と、とにかく手当てしなくちゃ!」
エーリカ「ん…こ、ここは」
宮藤「気付いたんですね、ハルトマンさん」
宮藤「大丈夫です、私何もしてません。手当てしただけです、本当に何もしてません」
エーリカ「は?…ま、いいや。お前は…何故だ、何故私を助けた!?」
宮藤「なぜって…怪我してたんですよ?当たり前じゃないですか」
エーリカ「私には理解できないな…私はお前らの敵だぞ?」
宮藤「時々欲望に負けて変なことをするのが人間なんです、ハルトマンさん」
エーリカ「『理屈に合わない』な、宮藤。『欲望に負けて変な』じゃなくて『理屈に合わない』だから」
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 20:38:26.44 ID:OMwI24qv0
エーリカ「…」
ゲルト「ハルトマン!戻ろう!」
エーリカ「…嫌だ。私はミーナ司令官に会いに行く」
ゲルト「行くな!行くと撃つぞ!」
エーリカ「いいわ、撃ってちょうだい!」
ゲルト「…ダメだ、できない」
エーリカ「意気地なし!!」ダッ
ゲルト「…」
ミーナ「おかえりなさい、エーリカ。さあ、人間たちの居場所を教えなさい」
エーリカ「…言いたく、ありません」
ミーナ「…もう一度聞くわ。どこにいるのか教えなさい」
エーリカ「人間は…人間は全員が悪いわけではありません!」
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 20:43:58.52 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「で、なんやかんやあって今私とエーリカたんは未来まで来ました」
エーリカ「あれ?」
マルセイユ「どうかしたか」
エーリカ「…まあいいや、もう。続けよう!博士、頼みます」
ルッキーニ「うじゅー!おっまかせぇー!!」
カタカタ…
ルッキーニ「できたよー」
マルセイユ「これで平和が訪れるのか…」
エーリカ「そうだね…」
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 20:49:25.17 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「いや待てよ…?鉄人兵団が消えるってことは…」
エーリカ「そう、私も消える」
マルセイユ「そ、そんな!嫌だ!エーリカたんと会えないなんて…」
エーリカ「ハンナ…今度生ま」
マルセイユ「エーリカたん!今度生まれ変わったら…天使のようなロボットに!」
マルセイユ「いや、今でも十分天使なんだけどね!エーリカマジ天使!!」
マルセイユ「だから、その時は…お友達になってね」
エーリカ「ちょ、それあたしの台詞」
ヒュンッ
マルセイユ「消えてしまったか」
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/22(金) 20:53:26.29 ID:OMwI24qv0
マルセイユ「はぁ…エーリカたん……」
マルセイユ「ん?あ、あれはエーリカたん?!」
シャーリー「ハルトマンを見た?」
坂本「寝ぼけていたんじゃないのか?」
マルセイユ「そんなことない!確かにこの目で見たんだ!!」
宮藤「でももしそれが本当なら…」
ゲルト「うむ。ハルトマンはきっと天使に生まれ変わったんだな。もともと天使だが」
完
エーリカ「ちょっと待て」
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 10:32:13.70 ID:7ukRtR0p0
ル
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 11:59:43.58 ID:LJI1LaMZ0
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:04:33.12 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「マルセイユ!いい加減にしろ!」
マルセイユ「そっちこそ!!」
ミーナ「二人ともそこまでよ、喧嘩はやめなさい」
ゲルト「こいつが勝手な行動をするから悪いんだ!」
マルセイユ「何だと!?」
ミーナ「とにかく、二人には罰として倉庫の掃除をしてもらいます。いいわね?」
ゲルト「了解…」
マルセイユ「くそっ何で私まで…」
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:05:17.51 ID:jYEiDhaW0
ktkr
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:10:35.75 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「この倉庫か…汚れてるなぁ」
マルセイユ「狭い上に換気もままならないな」
宮藤「あれ?あの倉庫開いてる…ちゃんと閉めなきゃ!」
ガチャンッ
ゲルト「!!」
マルセイユ「お、おい開かないぞ!」ガチャガチャ
ゲルト「何!?」
マルセイユ「どうする?」
ゲルト「仕方ないだろ。しばらくすればミーナが来るだろうし…」
マルセイユ「そうだな…」
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:17:01.38 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「ふぅ…暑いな…」
マルセイユ「バルクホルン、私怖い!」ダキッ
ゲルト「お、おい、冷静になれマルセイユ!」
マルセイユ(トゥルーデたんの汗の匂い…)
マルセイユ「…しばらくこのままでいたい」
ゲルト(こいつ…もしかして閉所恐怖症?なら私がちゃんとしてあげなきゃ)
ゲルト「…好きにしろ」
マルセイユ「すまない…」ギュッ
ゲルト「そんなに強く抱きしめるな」
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:24:45.31 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「しかし本当にこの中は暑いな…」
マルセイユ「脱げばいいじゃないか」
ゲルト「そ、そんなこと出来るわけないだろう?!」
マルセイユ「なんだ恥ずかしいのか?無理する必要なんてない、ほら脱げ」
ゲルト「む、無理だ」
マルセイユ「…では私も脱ぐ。これでいいだろう?」
ゲルト「なぜそうなる…。まあいい、私も脱ぐか…」
マルセイユ(おお…汗まみれのトゥルーデたん)ゴクリ
ゲルト「あ、あんまり見るな!///」
マルセイユ「み、見るわけないだろ!///」
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:34:21.27 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「…」ソワソワ
マルセイユ「どうした?」
ゲルト「べ、別になんでもない…」モゾモゾ
マルセイユ(ほぅ…ついにこの時が来たか)
マルセイユ「バルクホルン、トイレに行きたいんだな?」
ゲルト「…」モジモジ
マルセイユ「仕方ないな…」
ゲルト「で、でもこんなところでしたくない!」
マルセイユ「ここでしたら後でミーナたちにバレてしまうからな…」
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:41:30.08 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「そうだ良い事思いついた。お前、私の口の中に小便しろ」
ゲルト「は…?」
マルセイユ「それなら誰にもバレないだろ」
ゲルト「で、でもそんな事したらマルセイユが…」
マルセイユ「私は気にするな!このままじゃ膀胱炎になってしまうぞ!!」
ゲルト「いいのか…?」
マルセイユ「バルクホルン、私の目を見ろ。私を信じてくれ!」
ゲルト「マルセイユ…わかった、お願いしよう」
マルセイユ「よし、決まりだな!さ、早くズボンを脱げ!脱ぐんだ早く!!」
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:46:51.08 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「ぬ、脱いだぞ」
マルセイユ「よし、それじゃあ私の肩に片脚を引っ掛けろ」
ゲルト「え…?」
ゲルト(そんな事したら、マルセイユの顔に私の股間が密着してしまうじゃないか…)
マルセイユ「一滴もこぼすことは許されない、そのためだ!ほら早く!!」
ゲルト「ごめん、ごめんマルセイユ…!」
ピトッ
マルセイユ(す、すごい…これがトゥルーデたんの…禁断の匂い!!)ハァハァ
ゲルト「苦しいのか?鼻息荒いぞ…?」
マルセイユ「平気だ、そのままでいい」
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 12:49:56.88 ID:LJI1LaMZ0
やっぱこれは封印しとくべきものだった
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 16:34:16.10 ID:lboPXBO+0
寸止めか?分かっててやってんのかあああああああ!!!!!!!!!
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 16:35:44.23 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「だ、出すぞ…」
マルセイユ「ばっちこい!!」
シャアァァァァァァァ…
ゲルト「///」(し、死にたい)
マルセイユ「ゴクゴク」
マルセイユ(うわぁ!トゥルーデたんのおしっこ温かい…!!)
ゲルト「…お、終わった」
マルセイユ「ぷはぁ………ケフッ」
ゲルト「…本当に申し訳ない、マルセイユ」
マルセイユ「おいしかった…」
ゲルト「えっ」
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 16:43:50.39 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「い、いや何でもない!」
ゲルト「あ、ああ……それより、そろそろ離してくれないか?」
マルセイユ「…綺麗にしなくちゃな」
ゲルト「は?お、お前まさか!」
マルセイユ「安心しろ、私の舌で綺麗に舐めとってあげるから…」
ゲルト「ばか、やめろ!!」
マルセイユ(ああ…私は一体何をしてるんだろ…これじゃ変態じゃないか)
ゲルト「あっ!ああっ…!」
マルセイユ「ふぅ…。これで綺麗になったな」
ゲルト「ばか…///」
マルセイユ(ダメだ、もう私の理性がもたない…さらばだ理性!!)
マルセイユ「バルクホルン、このことは秘密にしといてやる。
だが、もちろんタダというわけにはいかないな」
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 16:51:47.69 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「マルセイユ…何が目的だ」
マルセイユ「貝合わせって知ってるか」
ゲルト(えっ…何それ…貝?)
ゲルト(でもここで知らないとか言うと、絶対バカにされる…)
ゲルト「あ、ああ!貝合わせな!知ってる知ってる!」
マルセイユ「…知ってたんだ」
マルセイユ(意外だな…こういうことには疎いと思ってたのに)
マルセイユ(手取り足取り私が教えてあげる計画が…)
ゲルト「も、もちろんだ!貝合わせだろ?ミーナとよくやったぞ!!」
マルセイユ( ナ ン テ コ ッ タ )
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 16:59:04.09 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「くそっ!あのババア…まさか先を越されるとは」ブツブツ
ゲルト「ど、どうかしたか?」(バレた?)
マルセイユ「いや、なんでもない。じゃあもう…その…慣れてるわけだな?」
ゲルト「ああ!」
マルセイユ(どーしよー…実は私一回もやったことないよぉ…)
ゲルト(どうしよう…もう引き返せない…)
マルセイユ(正直に言って、トゥルーデたんにご教授願おうかな…)
ゲルト(貝合わせって何だよ…)
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 17:06:18.98 ID:LJI1LaMZ0
ガチャッ
ミーナ「二人とも大丈夫!?誰かが鍵をかけちゃったみたい」
ゲルト「ミーナ!」(助かった)
マルセイユ「ミーナ…」(邪魔が入ったか)
ミーナ「さ、もういいわよ。二人とも外に出なさい」
ゲルト「私は部屋に戻る…じゃあ」
ミーナ「ええ」
マルセイユ「…」ギロリッ
ミーナ「な、何?」
マルセイユ「私は…私は負けないからな!」ダダダッ
ミーナ「相変わらず変な人ね…」
やっぱエロ路線は苦手だ…
これじゃ打ち切りになるほどの内容じゃなかったな…
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 17:10:08.93 ID:nzOJy1zx0
いいから続けろ下さい
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 17:18:13.87 ID:LJI1LaMZ0
えっ第4話は一応これで終わり…
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 17:52:32.85 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「なぁ、ハルトマン。ちょっといいか?」
エーリカ「なーに?」
ゲルト「貝合わせって何だ?」
エーリカ「…誰から聞いたの?」
ゲルト「マルセイユが言ってたんだが」
エーリカ「ハンナか…」
ゲルト「なあ知ってるんだろ!?教えてくれ!!」
エーリカ「ちょっとハンナに会ってくる!」
ゲルト「お、おい!」
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 18:00:47.01 ID:LJI1LaMZ0
エーリカ「ハンナ!!」
マルセイユ「何だハルトマン、騒々しい」
エーリカ「トゥルーデに変なこと吹き込まないでよ!私が困るじゃん!!」
マルセイユ「変なことって何だ」
エーリカ「か、貝合わせのことだよ!」
マルセイユ「ああ、そのことか……ってやっぱアイツ知らなかったんだな」
エーリカ「あの石頭が知ってるわけないじゃん!」
マルセイユ「いやしかし助かった」
エーリカ「何で?」
マルセイユ「実は私も良く知らなくってな。貝合わせっていう言葉ぐらいしか知らないんだ」
エーリカ「へー…そうだったんだ」
マルセイユ「私はこれでも結構純情なんだぞ?」
マルセイユ「…って何で服を脱いでるんだ、ハルトマン?」
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 18:10:26.29 ID:LJI1LaMZ0
エーリカ「えっ、だって貝合わせ知らないんでしょ?」
マルセイユ「そうだが」
エーリカ「知りたくないの?どういうものなのか」
マルセイユ「ま、まぁ興味はあるな…」
エーリカ「いいよ、教えたげる♪」
マルセイユ「えっ」
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 18:14:18.24 ID:LJI1LaMZ0
おおっごめんごめん。
この話だと一応、エーリカ→ハンナ→ゲルトって感じだから、そのノリで続けてしまった
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 18:17:49.94 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「い、いいよ別に!帰れ!!」
エーリカ「ちぇ~っ」
マルセイユ「ふー、助かった…」
マルセイユ「にしても、トゥルーデたんらしいな…嘘付いてまで知ってるだなんて」
マルセイユ「いつか、一緒にできるかな…?」
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 18:19:05.18 ID:LJI1LaMZ0
よし、一応これで一区切り付いたから
あとはもっセイユの人に引継ぎ頼もう!
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 18:20:42.53 ID:vzMcg3aa0
マルちゃんとトゥルーデの純愛なお話がいいの・・・
私怨
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 18:39:25.67 ID:LJI1LaMZ0
純愛なんて俺にはハードル高すぎる…どうなっても知らんぞ!
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 19:32:23.62 ID:LJI1LaMZ0
まぶたを開くと、私は医務室ないた。
ゲルト「気が付いたか、マルセイユ」
マルセイユ「…バルクホルン?」
ゲルト「すまなかった、マルセイユ。私のミスのせいで…」
思い出した。
私はこいつを庇ってネウロイに攻撃されたんだ…。
マルセイユ「いや、いいさ…とっさの判断でああなったまでだからな」
ゲルト「起きて大丈夫なのか?」
マルセイユ「ああ、もう平気だ」
私は嘘をついた。
まだ腕に痛みを感じていたが、それを言えばバルクホルンが心配するに決まっている。
この石頭のことだ、きっと自分を責める。
そんなことはしてほしくなかった。
こいつの悲しむ顔なんて、
見たくなかった。
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 19:39:59.94 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「もう夜になっていたか…そんなに寝てたんだな、私は」
ゲルト「ああ…」
マルセイユ「星が綺麗だ」
ゲルト「そうだな」
マルセイユ「っ!」
ゲルト「お、おい大丈夫か?…腕、まだ痛いんだな?」
マルセイユ「そんなことはない、痒かっただけだ」
ゲルト「無理するな、マルセイユ」
こいつはいつもこうだ。
普段は規律だの規則だの、口うるさいくせに…
いざとなると、こうして真っ先に心配してくれる。
私はこいつが憎い。
昔から憎い。
悔しい。
私は、こいつが好きだ
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 19:43:22.48 ID:LJI1LaMZ0
宮藤「失礼します……あっマルセイユさん!起きたんですね!!」
マルセイユ「やあ子猫ちゃん。私はこの通り、ピンピンしてるぞ」
宮藤「よかった~。そろそろ夕食になるんで、食堂に来てくださいね!」
ゲルト「わかった。じゃあ行くか、マルセイユ」
マルセイユ「ああ」
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 19:47:49.07 ID:LJI1LaMZ0
カチャ カチャ
マルセイユ「…」
ゲルト「…マルセイユ、やっぱり腕治ってないんだろ?」
マルセイユ「そ、そんなこと…」
ゲルト「スプーンもろくに握れていないじゃないか」
マルセイユ「…少しだけ痛むだけだ」
ゲルト「ったくお前は頑固だな。私が食べさせてやるから…」
マルセイユ「なっ…///」
ゲルト「ほら、あーん」
マルセイユ「………あーん」パクッ
リーネ「ふふっ、何か微笑ましい光景ですね」
マルセイユ「///」モグモグ
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 19:56:15.80 ID:LJI1LaMZ0
エーリカ「二人とも似た者同士だからねぇー」
ミーナ「そうね、強がりな上に意地っ張りなところとかそっくり」
ゲルト「な、何を言っている!おい、マルセイユも何か言ってやれ」
マルセイユ「///」モグモグ
ゲルト「無視か?!」
マルセイユ「え?な、何?」
ゲルト「ったく、人の話ちゃんと聞いてろよ…」
マルセイユ「すまない、ちょっと…考え事をしててな」
宮藤「珍しいですね、マルセイユさんが上の空だなんて」
マルセイユ「…私にだって、何かに思いふける時もあるさ」
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:02:34.18 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「ほお…例えばどんなことだ?」
マルセイユ「…知りたいのか?」
ゲルト「い、いや別に無理に聞き出そうなんて思ってないが」
マルセイユ「…秘密」
ゲルト「だと思ったよ…」
言えるわけない。
言えるわけないじゃないか。
あなたの事を考えていました、なんて…
宮藤「そうだ!今日パジャマパーティーやりませんか?」
マルセイユ「パジャマ…パーティー?」
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:08:47.53 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「私は…遠慮しておこう…」
エーリカ「えーどうしてさー!」
ゲルト「そうだぞ、せっかく宮藤が気を利かせてくれてるのに」
マルセイユ「…そ、そうだな。では私も参加しよう」
宮藤「決まりですね!じゃあ私たちの部屋で待ってます!」
リーネ「今から楽しみだね、芳佳ちゃん!」
ゲルト「フフフッ」
マルセイユ「…」
バルクホルンとパジャマパーティーか…
まさかこんな日が来るとは。
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:13:09.78 ID:LJI1LaMZ0
宮藤「じゃあ王様ゲームをしましょう!」
サーニャ「王様ゲーム?」
エイラ「ナンダ、ソレ?」
宮藤「えっ知らないんですか?」
リーネ「ルールはかくかくしかじかで…」
ペリーヌ「なるほど…王様になった人は番号を指名して、好きなことを命令できると」
ゲルト「何か嫌なゲームだな…」
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:20:28.72 ID:LJI1LaMZ0
エーリカ「面白そうじゃん、早速はじめよう」
全員「王様だーれだ!?」
シャーリー「へへへ、ラッキー!」
ゲルト「いきなりとんでもない王様が誕生したな…」
シャーリー「よーし、じゃあ5番は1番をお姫様だっこな!」
宮藤(のっけから飛ばしますね、シャーリーさん)
ゲルト「げっ、5番って私じゃないか。シャーリー!」
シャーリー「おいおい、王様の命令は絶対だぞ?バルクホルンくん」
ゲルト「ちっ…で、1番は誰だ?」
マルセイユ「…ハイ」
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:25:22.52 ID:LJI1LaMZ0
エーリカ「うわー、すごい組み合わせ…」
ゲルト「ま、マルセイユか…しょうがない、早くこっち来い」
マルセイユ「う、うん」トコトコ
ゲルト「じゃあ行くぞ…よいしょっと!」
マルセイユ「お、落っことすなよ」
ゲルト「そんな事するか!」
ゲルト(こいつ…結構軽いんだな…)
マルセイユ「//」
ゲルト「//」
ペリーヌ「じゃ、じゃあ、次行きましょうか?」
エイラ「ソ、ソウダナ、ソウシヨウ!」
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:30:20.09 ID:lboPXBO+0
期待
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:31:29.07 ID:vzMcg3aa0
見てるよ///
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:33:11.46 ID:LJI1LaMZ0
全員「王様だーれだ!?」
サーニャ「あ、わたし…」
リーネ「どんな命令にするの?」
サーニャ「そうね…3番が5番のほっぺたにキス、なんてどうかな」
エイラ「き、きききキス?」
宮藤(サーニャちゃんさすがだね…私の見込んだ通りの素質だよ)
ゲルト「おい、私また5番なわけだが…」
エーリカ「散々だね、トゥルーデ」ニヤニヤ
マルセイユ(さ、3番って私じゃないか…て言うことは、わ私がバルクホルンにキス…!?」
マルセイユ「///」ボンッ
エーリカ「ニヤニヤ」
ゲルト「しょうがない、さっさとやってもらうぞ!3番は誰だ」
マルセイユ「…私だ」
ゲルト「またお前か」
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:38:17.16 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ(お、おおお落ち着け私!たかが頬にキスするだけだ!!)
ゲルト「おい早くしろよ」
マルセイユ「わ、わかってる!い、いくぞ…」
ゲルト「ああ」
マルセイユ「…チュッ」
宮藤「うわ~///」
シャーリー「はははっこりゃ傑作だ!」
マルセイユ(ど、どうしよぉ…ほんとにしちゃった…キス…しちゃった!)
ゲルト(こ、こいつ…なんて柔らかい唇してるんだ///)
マルセイユ「ご、ごめん、バルクホルン…」
ゲルト「ゲームだからな…しょうがないさ…」
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:44:21.43 ID:LJI1LaMZ0
全員「王様だーれだ!?」
宮藤「やった!私が王様だ!」
宮藤(そろそろ仕掛けるか)
宮藤「それじゃあ4番と5番でポッキーゲームしてください!!」
ゲルト「おいまた私5番だぞ?おかしくないか?」
マルセイユ「私…4番…」
ペリーヌ「ホント引きが強いですわね、あなた達」
リーネ「そうですね、運命なんじゃないですか?」
エーリカ「もう付き合っちゃいなよー」ニヤニヤ
ゲルト「なっ…!バカなこと言ってるなお前たち!」
マルセイユ「そ、そうだぞ、茶化すのは……よくない…」
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:49:58.49 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「じゃあ、やるか…」
マルセイユ「う、うん…」ドキドキ
5cm…3cm…1cm…
マルセイユ(どどどどどーよぉぉぉ、このままじゃ本当にキスしちゃう!)
マルセイユ(こんな…人前で…それに私まだ初めてなのに…そんなの嫌!)
ガチャッ
ミーナ「あなた達、何やってるの!?早く自分の部屋に戻りなさい!!」
シャーリー「やべぇ!ずらかるぞルッキーニ!」
ルッキーニ「にっげろー!」
ゲルト「ミーナ…」
マルセイユ(これで…良かったのかな)
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 20:54:12.09 ID:LJI1LaMZ0
エーリカ「あーあ、こっぴどく怒られちゃったね~」
ゲルト「そうだな…。あ、じゃあ私たちはこっちだから…」
マルセイユ「ああ。また明日な……」
ゲルト「…」
エーリカ「トゥルーデ?」
ゲルト「何でもない、さあ早く寝よう」
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:01:35.31 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「………眠れない」
マルセイユ「散歩でもするか…」
マルセイユ「ん?誰かいる……って、バルクホルン?」
ゲルト「お、おお、マルセイユか…」
マルセイユ「どうしたんだ?こんな夜中に」
ゲルト「お前こそ。どうせ眠れないから散歩してたってところだろ?」
マルセイユ「(うっ…)ま、まあな。眠れない日だってあるさ」
ゲルト「…そうか。私も何だか眠れなくてな」
マルセイユ「バルクホルンもか、奇遇だな」
ゲルト「ああ…」
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:10:44.39 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「…ひとつ、いいか?」
ゲルト「何だ?」
マルセイユ「お前の頬にキスしただろ…?」
ゲルト「あ、ああ…」
マルセイユ「嫌…だったか?」
ゲルト「…別に嫌ってほどでもないけど、変な気持ちだな」
マルセイユ「そ、そうか…そうだよな!」
ゲルト「突然何なんだ?そんなこと聞いて」
マルセイユ「深い意味はないさ」
ゲルト「そうか」
マルセイユ「…」
ゲルト「…」
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:11:49.97 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ(会話…続かないな)
マルセイユ(やっぱり、バルクホルンは私のこと嫌いなんだろうな…)
マルセイユ(命令違反の常習犯なんて、バルクホルンが一番嫌うタイプだもんな)
マルセイユ(ひとりでドキドキ胸ときめかせて、バカみたい…)
マルセイユ(私、何期待してたんだろ…)
マルセイユ(どうして私は…この人を好きになっちゃったんだろ…)
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:19:28.72 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「ご、ごめんな変なこと聞いて。じゃあ私はもう行くからっ!」
ゲルト「マルセイユ!」ガシッ
マルセイユ「な、何…?」
ゲルト「謝るのは私の方だ、すまない」
マルセイユ「えっ?」
ゲルト「嘘ついたんだ…、さっきキスされて変な気持ちって言ったが、…あれは嘘だ」
マルセイユ「バルクホルン…?」
ゲルト「…ドキドキした、嬉しかった。好きな人に…キスされたから」
マルセイユ「!!」
ゲルト「は、ははは…私何言ってるんだろうな。ごめん忘れてくれ」
マルセイユ「好き」
ゲルト「え…」
マルセイユ「私も、好き。バルクホルンのことが好きだ」
ゲルト「マルセイユ…」
マルセイユ「ずっと、ずっとずっと好きだった!だから、辛かった…すごく」
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:23:11.45 ID:LJI1LaMZ0
ゲルト「マルセイユ…、涙がこぼれてるぞ」
マルセイユ「泣きたくもなるよ…!こんなに、こんなに嬉しいんだもん」
ゲルト「…さっきの続き、してもいいか?」
マルセイユ「続き?」
ゲルト「…」
マルセイユ「ん……」
ゲルト「…さっきは邪魔が入ったからな///」
マルセイユ「バルクホルン///」
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:27:34.18 ID:odPPzHneO
わっしょーい
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:32:29.05 ID:LJI1LaMZ0
マルセイユ「バルクホルン、私の口からちゃんと告白させてくれ」
ゲルト「わかった」
マルセイユ「私は、今までバルクホルンに沢山迷惑かけてきた…」
マルセイユ「いつだって規律を無視してきた。そしてその度にバルクホルンに叱られた」
マルセイユ「でもね、知ってたよ?いつも叱るのは、私のことを思ってくれての事だって」
マルセイユ「私の知らないところで、あなたはいつも私を守ってくれてた…」
マルセイユ「だから、私もあなたを守りたくってネウロイから庇った」
マルセイユ「でも結局、また心配をかけさせちゃった」
マルセイユ「これからも心配かけさせちゃうかも知れない」
マルセイユ「でも私、頑張るから!だから、私と…付き合ってください」
ゲルト「マルセイユ、私の星になってくれるか?私だけの星に」
マルセイユ「…うんっ!!」
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:39:53.97 ID:LJI1LaMZ0
エーリカ「…やれやれ終わったか」
宮藤「でも良かったですね、無事にくっついて」
リーネ「そうだね!」
ペリーヌ「ミーナ中佐が割り込んできた時は、どうなることかと思いましたわ」
ルッキーニ「うじゅじゅ~でもでも、これでハッピーエンドだねっ」
エイラ「ヨカッタヨカッタ」
サーニャ「二人とも…すごく幸せそうだね」
シャーリー「まったく世話の焼ける二人だ…でもまあ、キューピット役も悪くないな」
ゲルト「ん?」
マルセイユ「どうしたの?トゥルーデ♪」
ゲルト「いや、何でもない…、もう夜が明けてしまうな。帰ろう、ハンナ」
マルセイユ「そうだね♪」
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:41:04.69 ID:LJI1LaMZ0
だから言っただろ俺が純愛書くと悲惨なことになるって!!
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:56:34.65 ID:LJI1LaMZ0
じゃ今日はこれまでで。
菊花賞の予想もまとめなきゃならんし
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 21:56:44.13 ID:SVvajn4a0
イイヨイイヨー
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 22:00:52.44 ID:vzMcg3aa0
感動をありがとう
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 22:30:19.63 ID:Pd0vuzYvO
サスガダナ
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/23(土) 23:18:03.83 ID:qpVYj0p70
乙
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