1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:38:00.31 ID:cEu7S7FI0
ゲルト「貴様!いいかげんにしろ!軍人たるものは・・・」
シャーリー「あーもううっさいなぁ・・・」
芳佳「お二人とも、落ち着いてくださいよう・・・」
もっさん「何事だ」
ペリーヌ「あ、少佐・・・大尉達が・・・」
もっさん「またか・・・全く困った奴らだ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:38:56.01 ID:cEu7S7FI0
もっさん「お前達、その辺にしておけ。上官のお前達がそんな様子では下のものに示しが付かんだろう」
ゲルト「少佐、しかしこいつが!」
シャーリー「なんだよ、お前が余計な口を・・・!」
もっさん「黙れというのがわからんのかぁ!!」
シャーゲル『』
もっさん「二人揃って基地外周30周!終わるまで帰ってくるな!言い訳はその後一人ずつ聞く!いいな!!」
シャーゲル『』
もっさん「返事はどうしたぁ!?」
シャーゲル『了解・・・』
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:39:52.16 ID:5nTWfeRqP
キチガイかと思った
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:40:08.85 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「なんで・・・あたしが・・・こんな目に・・・」
ゲルト「貴様の・・・せいだろうが・・・」
シャーリー「あたしのせいかよっ・・・元はといえばお前が・・・」
ゲルト「貴様の話など・・・聞きたくない・・・」タッ
シャーリー「あっ待てこんにゃろ・・・負けるかぁ・・・」
ミーナ「全くあの二人にも困ったものね・・・で、ケンカの原因は?」
もっさん「ああ、何でもシャーリーのストライカーの調整にバルクホルンが文句を言ったらしい」
「スピード特化では柔軟な対応が難しいからもっとバランスよく調整するように、とな」
ミーナ「トゥルーデらしいわね・・・それでシャーリーさんが反発した、と」
もっさん「ああ・・・いいかげんになんとかしないといけないかもな」
ミーナ「そうねえ・・・何か起こってからでは遅いものね」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:40:26.03 ID:zwNeJJ1h0
____ +
(\二二二ノ +
\\二ニ/
ヽ)二ソ
 ̄
_________[][] __| ̄|____[][]__
|_____ | |__ __| \ \ r‐┐
/ / _ | |_  ̄ / /
__/ く_ / / | |\ \ __/ /
|___/\_|  ̄ |_|  ̄ |__/
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:41:59.78 ID:cEu7S7FI0
>>3
キチガイであることは否定できない
ゲルト「・・・」
エーリカ「本当、よく飽きないよね。トゥルーデもシャーリーもさ」
ゲルト「あいつの顔は見飽きたさ」
エーリカ「またそんなこと言って。素直じゃないなぁ」
ゲルト「何が言いたい」
エーリカ「ケンカするほど仲がいいってこと」
ゲルト「そんなはずがあるか!あんな奴顔も見たくない!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:43:12.51 ID:cEu7S7FI0
エーリカ「はいはい・・・お風呂でも行こっと」
ゲルト「・・・」
エーリカ「・・・ねえ、トゥルーデ」
ゲルト「何だ」
エーリカ「後悔したって知らないよ?何かあってからじゃ遅いんだから。クリスのときみたいに」バタン
ゲルト「!・・・」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:44:02.93 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「あ!サーニャにエイラ、探してたんだ」
サーニャ「大尉・・・」
エイラ「なんか用カ?」
シャーリー「ああ、実は相談があって・・・今夜の夜間哨戒、エイラの代わりにあたしが行ってもいいかな?」
サーニャ「え?」
エイラ「ええ!?ナンデ!?」
シャーリー「いや・・・ちょっと今夜はひとっ飛びしたい気分でさぁ」
エイラ「なんダヨその理由・・・」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:46:07.91 ID:cEu7S7FI0
サーニャ「代わってもらったら?エイラ」
エイラ「ええ!?サーニャまでなんダヨ!?」
サーニャ「最近エイラ、いつも夜間哨戒に付き合ってくれてるでしょ・・・せっかくだし今夜くらいゆっくりしたら?」
エイラ「へ、平気ダヨ!」
シャーリー「エイラぁ~・・・」キラキラ
サーニャ「でも大尉もこんなに行きたがってるし・・・」ジー
エイラ「う・・・二人してそんな目でミンナァ!」
もっさん「ふむ、エイラとサーニャがいいと言っているなら構わんが・・・」
シャーリー「さっすが少佐!話がわかる!」
もっさん「しかし大丈夫か?今からはろくに眠れないし、今日は疲れているだろ」
シャーリー「平気平気!(誰のせいで疲れてると思ってるんだよぉ・・・)」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:47:20.97 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「ひゃっほーーーーーーっ!夜の空はまた昼間と違って気持ちいいなぁ!」
サーニャ「ふふ・・・」
シャーリー「ありがとな、サーニャ。わがまま聞いてくれてさ」
サーニャ「いえ・・・やっぱり、昼間の大尉とのケンカ、ですか」
シャーリー「ん、ああ・・・みっともない上官でゴメンな」
「ちょっと頭カラッポにして冷やしたくてさ・・・」
サーニャ「・・・バルクホルン大尉のこと、お嫌いなんですか?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:49:45.42 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「えっ!?あ、いや・・・嫌いじゃないよ。そういうんじゃない」
「あいつとあたしは徹底的にウマが合わないんだ。性格が正反対だからな」
サーニャ「そうですか・・・?私にはお二人、よく似ていると思いますけど・・・」
シャーリー「え?あたしとあいつが?」
サーニャ「はい・・・お二人ともすごく頼りになって、面倒見がよくて」
「うまく言えないけど・・・お姉さん、みたいな」
シャーリー「・・・お姉さん、かあ・・・確かにあいつ、妹がいるらしいしなぁ」
サーニャ「ええ・・・」
シャーリー「あっ・・・ごめんな、サーニャ。気を遣わせちゃってさ」
サーニャ「いえ・・・やっぱりお二人には、仲直りして欲しいですから」
シャーリー「うん・・・でも、あいつがあたしのこと嫌ってたら」
サーニャ「そんなことないですよ。きっと」
シャーリー「そうかな」
サーニャ「はい」
シャーリー「そうだな・・・仲直り、してみるよ。すぐには無理かもしれないけど、やってみなきゃわかんないもんな」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:52:30.41 ID:cEu7S7FI0
ゲルト「ふう・・・ん?」コキコキ
サーニャ「あ、大尉・・・」
シャーリー「・・・」
ゲルト「お帰り、サーニャ。毎晩苦労をかけるな」
サーニャ「いえ・・・私の仕事ですから」
ゲルト「うむ・・・ところで何故リベリアンが一緒なんだ?」
シャーリー「あ、えーと・・・」
ゲルト「貴様、また勝手なことを・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:54:54.74 ID:cEu7S7FI0
サーニャ「バルクホルン大尉、イェーガー大尉はエイラの代わりを申し出てくれたんです」
シャーゲル『え?』
サーニャ「エイラ、最近ずっと夜間哨戒に付き合ってくれて・・・少し休ませてあげなきゃって」
ゲルト「そ、そうなのか?」
シャーリー「あ、ああ・・・」
ゲルト「・・・すまなかったな。失礼する」
シャーリー「・・・ごめん、サーニャ。また余計な気を遣わせちゃったな」
サーニャ「いえ、本当のことですから」ニコ
シャーリー「ふふ・・・サーニャも意外とやるなぁ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 22:58:52.94 ID:cEu7S7FI0
数日後
ミーナ「ネウロイが出現しました。今回は大型1、それに先行している中型が4。」
「こちらも部隊を分け、各個撃破します」
もっさん「中型に当たるのは私とペリーヌ、宮藤とリーネ、エイラとサーニャ。そしてハルトマンとルッキーニだ」
ルッキーニ「えぇーっ!?シャーリーは!?」
もっさん「シャーリーとバルクホルンには大型の足止めを担当してもらう」
バルクホルン「待ってくれ、少佐。不慣れな編成ではかえって危険だと思うが」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:00:02.06 ID:cEu7S7FI0
ミーナ「それももっともね。ただ、今回のネウロイはかなり速いわ。中型に構っていたら大型に突破される可能性が高いの」
もっさん「だからこそ少人数での足止めが必要になる。だがこちらの担当者には、ただ能力が高いだけでは勤まらんのだ」
ミーナ「そこで、経験豊富で判断力もあるあなた達に任せるの」
バルクホルン「・・・了解した」
ルッキーニ「やだーっ!あたしシャーリーと組むー!」
シャーリー「わがまま言うな、ルッキーニ。今回は特別だからさ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:07:05.62 ID:cEu7S7FI0
ハンガー内
シャーリー「・・・なあ。やっぱあたしと組むの、嫌か?」
ゲルト「任務だ。嬉しいも嫌もあるものか」
シャーリー「・・・ははっ」
ゲルト「なんだ?」
シャーリー「いや、お前らしいと思ってさ」
ゲルト「・・・私らしい、か」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:08:09.40 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「うし、いいこと考えた。あたしら二人で大型やっつけてさ、少佐と中佐をビックリさせてやろうぜ」
ゲルト「何?」
シャーリー「・・・あ、さすがに調子に乗りすぎか?」
ゲルト「・・・いいだろう。乗った」
シャーリー「え?」
ゲルト「501が誇る大尉の力、ここらで知らしめなくてはな」
シャーリー「へへ、そうこなくっちゃあ!」
ゲルト「ゲルトルート・バルクホルン、行くぞ!」
シャーリー「イェーガー機、出るっ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:13:52.47 ID:cEu7S7FI0
ペリーヌ「少佐、行きます!トネール!!」
もっさん「よし、動きが止まった・・・!そこっ!!」
ペリーヌ「お見事ですわ、少佐!」
もっさん「いや、お前の援護のおかげだ・・・む、あちらは苦戦しているな。すまんがペリーヌ、宮藤たちの援護を頼む」
ペリーヌ「了解致しました!・・・全く世話の焼ける!」
もっさん「ふ・・・さて、エイラたちのところへ行くか」
ルッキーニ「邪魔しないでよ!あたしはシャーリーのところへ行くんだからーっ!」
ハルトマン「結構速い・・・それに硬い。ルッキーニ、こっち!」
ルッキーニ「どうすんの?」
ハルトマン「あたしとルッキーニの魔法で一気に片付けるよ!」
ルッキーニ「そっか!よーっしがったーいっ!」
ハルトマン「シュトゥルム!」
ルッキーニ「いっけーっ!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:18:08.75 ID:cEu7S7FI0
エイラ「サーニャ、10時方向!」
サーニャ「うん・・・!」
エイラ「そこ!当たれーっ!」
サーニャ「硬い・・・!」
エイラ「!・・・サーニャ、ストップ!」
サーニャ「え?」
もっさん「隙有り!」
エイラ「少佐!」
もっさん「まだだ、浅い!撃てぇーっ!」
サーニャ「・・・!」
エイラ「いいかげんに墜ちローッ!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:22:00.74 ID:cEu7S7FI0
リーネ「速くて狙いが・・・!芳佳ちゃん!」
芳佳「このぉーっ!止まれーっ!!」
「早くバルクホルンさん達のとこへ行かなきゃ・・・!」
ペリーヌ「何をやっていますの!?」
リーネ「ペリーヌさん!」
ペリーヌ「宮藤さんと私で足を止めます!リーネさんははそこを狙って!」
芳佳リーネ「了解っ!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:25:42.03 ID:cEu7S7FI0
芳佳「当たれーっ!」
ペリーヌ「逃がしませんわ!」
リーネ「そこ・・・!墜ちて!」
芳佳「やったぁーっ!リーネちゃん!」
リーネ「ありがとうペリーヌさん!」
ペリーヌ「ど、どうってことありませんわ!さ、早く大尉達のところへ行きますわよ!」
芳佳「そうだ!急がなきゃ!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:30:11.90 ID:cEu7S7FI0
ゲルト(不思議だ・・・あいつの居場所がわかる!)
シャーリー(敵の動きが鈍い・・・あいつが敵の動きをことごとく潰してるんだ。いける!)
ゲルト「はああーっ!! ・・・! コアだ!!シャーリーっ!!」
シャーリー「はいよぉっ!確認!もってけぇーっ!!」
ゲルト「だぁああーっ!!」
芳佳「・・・すっ・・・ごぉい・・・」
リーネ「たった二人で・・・」
ペリーヌ「あんな大きなネウロイを・・・」
もっさん「はっはっはっ!天晴れだ!」
エイラ「私達の出る幕、なかっタナ・・・」
サーニャ「よかった・・・」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:36:27.23 ID:cEu7S7FI0
ルッキーニ「シャーリーっ!すっごーい!!」
シャーリー「おおっと!へへ、どんなもんだ!あたしらにかかりゃこんなもんよ!」
ハルトマン「いいコンビネーションだったじゃん」
ゲルト「ふ、私があいつに合わせてやったのさ」
シャーリー「なぁに言ってんだよ。あたしのフォローのおかげだろ?」
ゲルト「何を言っている。お前は好き勝手に飛んでいただけだろ」
シャーリー「なにを!?」
ハルトマン「まぁたやってる・・・」
ルッキーニ「負けるなーシャーリー♪」
もっさん「はっはっは!今日のところは大目に見てやるか。全機帰投するぞ!」
全員「了解!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:39:13.83 ID:cEu7S7FI0
ミーナ「そう・・・上手くいってよかったわ」
もっさん「ああ、結果よければ全て良しだ。あいつらもあれでいいコンビなのかもな」
ミーナ「ふふ・・・そうね」
ハルトマン「ね、トゥルーデ。今夜は飲まない?秘蔵のワインがあるんだ」
ゲルト「いいのか?しかしな」
ハルトマン「いいじゃん。明日はどうせ非番だしさ」
ゲルト「ふむ・・・たまにはいいか」
ハルトマン「じゃ、ここじゃなんだしさ。バルコニー行こうよ。夜風が気持ちいいよ」
ゲルト「さて・・・ハルトマン?飲まないのか?」
ハルトマン「もうちょい待って・・・あ、来た来た」
シャーリー「うーっす・・・ってあれ。バルクホルンもいるのか」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:41:31.82 ID:cEu7S7FI0
ゲルト「リベリアン?」
ハルトマン「あたしが呼んだんだ。今日の主役だからね。いいでしょ?」
ゲルト「構わんが・・・」
ハルトマン「よし、3人揃ったところで!かんぱーい!」
シャーゲル「乾杯っ」
ハルトマン「んっ、んっ・・・っはぁーっ!おいしー♪」
シャーリー「うん、これはいけるなぁ」
ゲルト「ふ、リベリアンにワインの味がわかるのか?」
シャーリー「あんだよぉ。美味けりゃいいんだよ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:44:37.90 ID:cEu7S7FI0
エーリカ「んーっ・・・」
ゲルト「おいおいハルトマン、飛ばしすぎじゃないか?」
エーリカ「えへへ・・・あたしもう眠くなっちゃったぁ」
シャーリー「おいおい、始めたばっかだろ?」
エーリカ「言いだしっぺがごめんねぇ・・・あ、ワインは飲んじゃっていいからね。おやすみぃ・・・」トコトコ
シャーリー「行っちまった・・・」
ゲルト(ハルトマンの奴・・・)
シャーリー「しゃーない。あたしらだけでやるか」
ゲルト「あ、ああ・・・」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:47:14.46 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「グラス空いてんじゃん。ほら」
ゲルト「すまん。・・・ほら、お前も」
シャーリー「とっと・・・サンキュ」
シャーリー「いい風だなぁ・・・」
ゲルト「そうだな・・・」
シャーリー「昼間はさ、スカッとしたなぁ。見たか?みんなの顔」
ゲルト「ああ」
シャーリー「なんかさ、負ける気がしなかったんだ。あたしら相性良かったりして」
ゲルト「ふ・・・お前に合わせる身にもなってみろ。私はごめんだ」
シャーリー「ちぇ・・・なんだよぉ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:48:56.22 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「・・・あのさ」
ゲルト「ん?」
シャーリー「こないだは、ごめんな」
ゲルト「な、なんだ、突然」
シャーリー「謝らなきゃってずっと思ってたんだ。お前の言うことももっともだったのに、あたしは全然聞く耳持たなくてさ」
ゲルト「・・・いや、私こそ言い過ぎたよ。すまなかった」
シャーリー「いや、悪いのはあたしだよ」
ゲルト「いや、私だ」
シャーリー「だから・・・ぷっ」
ゲルト「・・・ふっ」
シャーゲル「はははっ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:52:57.83 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「サーニャの言ってたこともあながち間違いじゃないのかなぁ」
ゲルト「なんだ?」
シャーリー「いや、あたしら二人は似たもの同士だってさ」
ゲルト「ふむ・・・似てないと思うがな」
シャーリー「はは。あたしもそう思うよ」
ゲルト「・・・私はお前を妬んでいたのかもしれん」
シャーリー「え?」
ゲルト「お前は私とはまるで違う」
「私はずっと祖国の為に、クリスの為に戦ってきた。そのことを後悔したことはないし、これからも変わる気はない」
「だが・・・どこかで、お前に憧れていたのかもしれない」
「いつだって、どこまでも自由で、真っ直ぐなお前に」
シャーリー「・・・なんか、照れくさいな」
ゲルト「私だってそうさ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:55:05.56 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「・・・」
「あたしも同じかも」
ゲルト「え?」
シャーリー「私はずっと好きなことやって、フラフラしながら生きてきたよ」
「ウィッチになったのだって、面白そうだったから。誰かを守るとか、立派なもんじゃなかったんだ」
「でもあんたは、いつも誰かの為に一生懸命だったよな」
「いつもみんなのこと考えて、口うるさくしてさ。あたしにないもの、あんたはいっぱい持ってた」
「そんなあんたのこと、尊敬してるよ」
ゲルト「・・・っ!」バッ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:57:23.73 ID:cEu7S7FI0
シャーリー「お、おい。どした?」
ゲルト「な、なんでもない」
シャーリー「ひょっとして・・・泣いてる?」
ゲルト「うるさいっ・・・見るなっ
シャーリー「・・・前から思ってたけどさ、バルクホルンって可愛いよな」
ゲルト「なっ!?」
シャーリー「なぁ、あたしもトゥルーデって呼んでいいか?」
ゲルト「なっなんで・・・」
シャーリー「そんでさ、あたしのことはシャーリーって呼んでよ。いいかげんリベリアンはやめてさ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:58:28.42 ID:rpusPDRG0
キャラ崩壊起こしてないと寄ってこない不思議
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/04(月) 23:59:49.59 ID:cEu7S7FI0
>>33
崩壊してないか?というか人いたんだ嬉しい
ゲルト「断わる!」
シャーリー「えーなんでさー」
ゲルト「恥ずかしいだろ・・・」
シャーリー「いいじゃん今夜だけ。酒の席だしさぁ」
ゲルト「ええぃまとわりつくなぁ!」
シャーリー「トゥルーデ♪」
ゲルト「や・・・やめんかぁ!」///
チュン・・・チュンチュン・・・
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 00:02:26.70 ID:RUK7rCIb0
ゲルト「む・・・ん・・・」
ハルトマン「あ、トゥルーデおっはよー♪」
ゲルト「ハルトマン?どうしたんだ今日は・・・もう起きてるなんて」
ハルトマン「トゥルーデ達の寝顔が可愛いからさ、観察してた♪」
ゲルト「悪趣味だな・・・ん?・・・達?」
シャーリー「ZZZ・・・」
ゲルト「」
ハルトマン「いやー妬けちゃうなぁ♪」ニヤニヤ
ゲルト「うわああああああああああああああああっ!?!?!?」
シャーリー「なっなんだなんだ!?」
ハルトマン「あーダメじゃんトゥルーデ。シャーリー起こしちゃ」
ゲルト「なんでお前がここにいるんだ!?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 00:02:30.57 ID:O+Xe54vIO
読んでるよ支援
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 00:04:04.22 ID:xpCry4cJ0
シャーゲルは至高
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 00:04:15.55 ID:RUK7rCIb0
シャーリー「なんでって・・・あたしが部屋に戻るのめんどいからここで寝たんじゃん。トゥルーデもいいって言ったし」
ゲルト「そんなはずがあるかぁっ!!それに・・・トゥルーデと呼ぶなぁ!」///
シャーリー「なんだよー昨夜は許してくれたじゃんトゥルーデ♪」
ハルトマン「なにそれ詳しく訊きたいなぁトゥルーデ♪」
トゥルーデ「ええいよさんか貴様らぁあああっ!!」
おしまい
書きたいことだけ書いた駄文でお目汚し申し訳ない
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 00:05:35.98 ID:qS89mhpt0
おつ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 00:07:12.43 ID:O+Xe54vIO
おつ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 00:20:17.85 ID:BdPT/girO
乙
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 01:03:01.58 ID:nTQlN/LPO
乙
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 01:10:07.62 ID:OrCViAOcO
最高
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 01:14:16.79 ID:BkTIStAL0
乙
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/05(火) 01:27:08.11 ID:lv0ycZR10
乙ダカンナー
ニュータイプ編集部
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そしてシャーリー&サーニャの会話は新鮮だな