インバリアント -SSまとめサイト- しずか「ムギちゃん、また明日」

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しずか「ムギちゃん、また明日」

2010/10/28 00:07 | CM(2) | その他もぶおん！ SS

関連
いちご「ある晴れた日」
曜子「にっちょく！」

1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:25:11.23 ID:ijotBhzH0

しずかちゃんとは、けいおんの木下しずかちゃんの事です。

参考画像

4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:26:23.74 ID:SylHvbwt0

「あっ……ゆ、唯、任せたっ」

の「任せたっ」って言い方がすごく可愛いと思うんだ

5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:26:41.41 ID:ijotBhzH0

参考画像

妄想がマッハだったので昨日書かないって言ったのに書きます。

では行きます

7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:27:21.79 ID:ijotBhzH0

私の前の席、琴吹紬ちゃん。ムギちゃんって呼んでます。

席が前後なので最近良くお話もします。

紬「はい、どうぞ」

しずか「ありがとう」

配布のプリントを回してくれる時に彼女が振り返ると、

とてもいい笑顔で癒されます。

ふわっといい香りも漂ってきます。

11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:29:28.03 ID:ijotBhzH0

そう言えば先日。文化祭の時、こんな事がありました。

ちずる「お墓がない・・・！」

律「えーっ！」

唯「今から作る！？」

和「さすがに間に合わないわ・・・」

えーと・・・変わりのもの・・・変わりのもの・・・

最近どこかで見た・・・うーん・・・どこだっけ・・・

律「無しでやるか？」

美冬「さすがにそれは・・・ラストシーンだし」

うーんと・・・

そうだ！！

13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:31:10.64 ID:ijotBhzH0

しずか「オカルト研でお墓みたいなの見た気がする！」

「「「！！」」」

しずか「私、オカルト研に知り合いいるから行ってくる！」ﾀﾞｯ

律「頼んだ！」

和「木下さん、役は！？」

しずか「あっ…ゆ、唯、任せたっ！」

唯「任せといて！」

紬「待って！私も行くっ！」ﾀﾞｯ

14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:32:00.82 ID:ijotBhzH0

はぁ・・・はぁ・・・。

講堂から、校舎に入って・・・えと2階だっけ。

紬「しずかちゃん、こっちの方が近いわ！」

しずか「ムギちゃん・・・！来てくれたの」

紬「私荷物運びには自信あるから～」

しずか「そう、ありがとうねっ」

ﾀｯﾀｯﾀ・・・

15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:32:44.02 ID:ijotBhzH0

しずか「はっ・・・はっ・・・」

紬「はぁ・・・はぁ・・・」

しずか「もうちょっとで着くのに・・・ちょっと走れないかも・・・」

紬「あとちょっとだから、がんばろう！」ｷﾞｭｯ

そう言ってムギちゃんが手を引っ張ってくれて、二人で階段を駆けてく。

しずか「あ・・・あそこっ」

紬「やっと着いたわ・・・」

16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:33:35.77 ID:ijotBhzH0

しずか「失礼します！」

オカ研「あら、しずかさん」

しずか「あ、あの、この前見せてくれた大きなお墓みたいなの貸してくれないかな！？」

オカ研「あぁ、これはロゼッタストーン・・・」

しずか(はぁ・・・はぁ・・・)

紬(はぁ・・・はぁ・・・)

オカ研「・・・これが役に立つなら、どうぞ」

しずか「あ、ありがとう！」

紬「絶対返しますから～！」

17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:34:26.45 ID:ijotBhzH0

紬「やったねしずかちゃん！」

しずか「うん、ありがとうねムギちゃん着いてきてくれて」

紬「お礼は後で、ね！間に合うか心配だから！」

しずか「うん、そうだったね！」

借り物だから慎重に。

二人で小走りで講堂に運んでいく。

18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:35:26.43 ID:7nlgEHpL0

モアイちゃんに見えた

19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:35:36.63 ID:ijotBhzH0

律「まだかな・・・」

ちずる「もうすぐこのシーン終わっちゃうよ・・・！」

美冬「仕方ないわね、お墓無しでやるしか・・・」

ﾊﾞﾝｯ

しずか「お、お待たせ！」

紬「借りてきたわ！」

ちずる「！！」

律「間に合った！」

美冬「これは変わりになりそう！二人共ありがとう！」

和「じゃあ急いで準備しましょう！みんな手伝って」

「「「おー！」」」

20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:36:12.68 ID:enb6e8moO

しずかちゃんかわいいいいい

21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:36:17.06 ID:ijotBhzH0

こうしてオカルト研に借りたロゼッタストーン・・・

詳しくは何かわからないけど、変わりのお墓がラストシーンで活かされました。

澪「ジュリエット・・・君を一人で死神のところへ行かせはしない・・・！」

澪ちゃんのロミオは練習とは見違える程カッコよくて、

律「・・・ロミオ・・・何故私の分の毒を残しておいてくれなかったの・・・！」

りっちゃんのジュリエットは普段のりっちゃんと見違える程キレイでした。

そして、終幕。

22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:36:32.38 ID:FNXzAKiJO

鬼太郎子か

23 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:37:18.86 ID:ijotBhzH0

澪「あー！恥ずかしかったよぅ・・・」

和「澪、お疲れ様。すごくかっこよかったわ」

美冬「うん！練習とは見違える程ね！」

律「あー・・・髪がうっとおしい・・・！」ﾊﾞｻｯ

紬「りっちゃんお疲れ様、はいお水」

律「さんきゅー、ムギ」

ちずる「しずかありがとうね！おかげで大成功だよ！」

しずか「あ、ううん、みんなのおかげだよ！」

劇は大成功。さて、お片付けの時間です。

24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:38:04.34 ID:ijotBhzH0

しずか「じゃあ私オカ研にお墓返してくるね」

姫子「よろしく！」

律「ありがとー」

紬「しずかちゃん、私も行くわ～」

しずか「うん！ありがとう」

二人で駆けて来た道を次はゆっくりと歩いて行く。

25 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:38:49.87 ID:ijotBhzH0

紬「しずかちゃん」

しずか「うん？」

紬「ありがとう、助かったわ」

しずか「ううん、私よりオカ研のおかげだよ！」

紬「そんな事ないわ、しずかちゃんが思い出してくれなかったら、唯ちゃんがお墓役だったかも～」

しずか「あははっ、そんな～」

皆で力を合わせて一つの事をやり遂げた達成感。

その達成感は皆の気持ちも高ぶらせていました。

26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:39:47.35 ID:ijotBhzH0

しずか「ロゼッタ・・・ストーンだったっけ、ありがとう！助かったっ！」

紬「ありがとうございました！」

オカ研「ううん、お役に立てて嬉しい」

しずか「また今度帰りお茶しようね！」

オカ研「うん、またね」

紬「私も！私も行きたいっ！」

オカ研「はい、是非」

ムギちゃんもテンション上がっちゃってるのかな。

27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:40:42.66 ID:ijotBhzH0

その達成感は、同時に終わった事への喪失感へと繋がって行きました。

しずか「こう・・・終わってみると寂しいね・・・」

紬「そうね～、クラスみんなで一致団結して頑張ったものね」

しずか「うん・・・もうすぐ卒業だし・・・」

紬「うん・・・」

しずか「みんな・・・離れ離れになっちゃう・・・」ｸﾞｽｯ

その喪失感に私は寂しくなり、涙が出てきました。

紬「しずかちゃん？大丈夫！？」

しずか「うん・・・大丈夫。なんかやり遂げた後って寂しくなるよね」ｸﾞｽｯ

紬「しずかちゃん・・・」

その時でした。

28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:42:23.43 ID:ijotBhzH0

紬「このクラスで、ほんとに良かったわ」ﾀﾞｷｯ

しずか「ムギちゃん・・・うわぁん・・・」

紬「よしよし、ちょっと泣いたらみんなのとこに行こうね」

しずか「ごめんね、ごめんね・・・」

紬「ううん・・・ぐすっ・・・あれ・・・私も」

しずか「あはは、ムギちゃんも泣いてる・・・」ｸﾞｽｯ

紬「うふふ、しずかちゃんだって」ｸﾞｽｯ

誰も居ない空き教室で、二人で笑いながら泣きました。

抱き合ったまま。

29 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:42:24.22 ID:BEXx4kBDO

しずかちゃん鬼太郎かわいい

30 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:43:06.63 ID:ijotBhzH0

しずか「ムギちゃん」

紬「なーに？」

しずか「私このクラスでほんとによかった」

紬「うん、私も！」

しずか「ムギちゃんと同じクラスでよかった・・・」

紬「うん、私もしずかちゃんと同じクラスでよかったわ」

しずか「えへへ」

紬「ふふっ」

ムギちゃんいい香り・・・

31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:43:47.79 ID:ijotBhzH0

紬「しずかちゃんいい香り～」

しずか「えっ///」

心の中読まれてた！？

紬「ずっとこうしてた～い♪なんちゃって～」

嬉しいけど・・・は・・・恥ずかしい！

そんなムギちゃんが顔を覗き込んできます。

近い・・・どうしよ・・・。

32 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:44:40.49 ID:ijotBhzH0

紬「まだ目は赤いけど泣き止んだわね」

しずか「う、うん・・・ムギちゃんも・・・だね///」

紬「じゃあみんなのところ戻ろっか～」

しずか「あ、うん、そうだね」

紬「うん、行こう行こう」ｷﾞｭｯ

自然な流れだったと思います。

ムギちゃんに手を引っ張られて私達は講堂へと戻りました。

33 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:45:21.27 ID:ijotBhzH0

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---
-

紬「しずかちゃーん？」

はっ！ムギちゃんの香りが漂ってきてから、私は思い出にふけっていたようです。

しずか「あ、ご・・・ごめんね！」

紬「ううん、はい、プリント」

しずか「ありがとう」

あの柔らかいぬくもりは今でも忘れられません。

ムギちゃんも覚えてくれてるかな。

34 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:46:03.55 ID:ijotBhzH0

ちょっと思い出して切なくなったので、ムギちゃんに八つ当たりする事にしました。

しずか「えいっ」

ぷにっ。わき腹につんっ。

紬「きゃっ！」

やっぱり柔らかい。

紬「もう、しずかちゃん何するの～///」

しずか「えへへ」

ぷにっ。

紬「きゃっ！うぅ～しずかちゃん・・・」

しずか「ムギちゃんかわいい」

あ・・・心の声が出ちゃいました。

35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:46:47.02 ID:ijotBhzH0

紬「えいっ！」ﾌﾟﾆｯ

しずか「きゃっ！」

紬「おかえしっ！」ﾌﾟﾆｯ

しずか「きゃはは、やめてー！」

紬「しずかちゃんかわいいわ～」

しずか(！！)ﾋﾟｸｯ

紬「わき腹弱いからもうしちゃダメ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

なんか・・・なでられました。

36 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:48:04.47 ID:ijotBhzH0

しずか「子供扱いしないでっ！」ﾌﾟﾆｯ

紬「きゃははっ！しずかちゃんだめ～」

しずか「えいっ！」ﾌﾟﾆｯ

紬「ひーもうだめーきゃはは」

ｺﾎﾝｯ

先生「琴吹さん、木下さん自習中は静かに」

授業中だったの忘れてました・・・

しずか「す、すみません・・・」

紬「すみません！廊下で立って反省します！」

えっ！ムギちゃん・・・

先生「いや、そこまでは・・・」

紬「立ちたいんです！」

38 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:51:40.79 ID:ijotBhzH0

紬「学校で廊下に立たされるの夢だったの～」

しずか「立たされると言うより自ら立ったって感じよね」

紬「えいっ！」ﾀﾞｷｯ

しずか「ム、ムギちゃん・・・！」

ドキ・・・ドキ・・・いい香り。

紬「こちょこちょこちょ～」

しずか「きゃははははは、やめてムギちゃん～」

紬「あれ？くすぐり合いしたかったんじゃないの？」

しずか「くすぐられて嬉しい人なんていないと思うよ？」

うん、いないと思います。私以外は。

39 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:52:31.49 ID:ijotBhzH0

紬「そう？しずかちゃんなら私されたいけど」

前言撤回です。ここにもいました。

・・・って・・・しずかちゃんになら・・・？

しずか「えっ！///」

ｶﾞﾗｯ

先生「あなた達・・・廊下では静かにね・・・もう入りなさい」

「「は～い」」

その続きはお預けになりました。

残念です。

41 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:54:28.72 ID:ijotBhzH0

放課後になりました。

今日も学校は楽しかったです。

私の前の席の琴吹紬ちゃん。通称ムギちゃん。

席が前後なので、明日は何を話そうかな。

紬「しずかちゃん」

しずか「どうしたの、ムギちゃん？」

紬「また明日ね、ばいばい」

しずか「うん、また明日、ばいばい」

おわり

42 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/24(日) 23:56:57.60 ID:BEXx4kBDO

しずかちゃんかわいかったです

乙！

43 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:00:03.35 ID:x9NyJoH/O

モブは姫子、いちご以外は伸びないなｗ

俺得だった！乙

44 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:02:07.41 ID:9AT20zD00

スレ勿体無いのでもう一本行きます！

信代「日本一のクラス！」

信代とは、けいおんの中島信代の事です。

参考画像

45 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:02:58.94 ID:/fBceNrNO

ちょっと待てｗｗｗｗのぶよｗｗｗｗ

46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:03:03.50 ID:9AT20zD00

『先生は日本一　私も日本一の酒屋になる　ありが１０！』

律「信代らしいな！」

信代「そうかい？」

唯「信代ちゃんらしい！信代ちゃん、卒業したら酒屋手伝うんだっけ？」

信代「ああ、そうだよ！私の夢でもあったからな！」

紬「がんばってね！」

澪「お、応援してる！」

信代「ありがとよ、成人したら酒買いに来いよな！」

慶子「のぶよー！バスケ部顔出しにいくよー！」

47 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:03:45.54 ID:9AT20zD00

信代「おー！今行くー！んじゃみんなまたな！」

律「おう！また会おうぜ！」

唯「またねー！」

紬「またね～」

澪「また会おうな！」

信代「みんな最後のライブカッコ良かったぜ！じゃあな！」

49 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:04:34.38 ID:9AT20zD00

信代「お待たせー」

慶子「はー・・・今日で最後なんだねー」

信代「そうだな、でもみんな仲良いし、また集まるだろ」

慶子「うん、そうだけどなんか寂しいよね」

信代「そうだな・・・毎日来てた学校だからな・・・」

慶子「うぅ・・・」

信代「なんだよ、まだ泣くんじゃないぞ！後輩達に挨拶するんだからさ」

慶子「うん・・・そうだね、ごめん」

50 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:05:39.23 ID:9AT20zD00

バスケ部。

信代「バスケ部で過ごした3年間すごく楽しかった」

慶子「練習もキツイ時もあるし、試合に負けて悔しい時もあるけど、みんなが居たからやってこれました」

信代「私達のこの想いを次は君達が引き継いで行くんだ！頼んだぞ！」

「ぐす・・・先輩・・・」

「先輩やめないでー！」

「信代せんぱーい！慶子せんぱーい！」

信代「なんだよ・・・みんな・・・目から汗が出てきたぜ・・・」

慶子「うわーん」

51 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:06:47.42 ID:9AT20zD00

廊下。

信代「はー、名残惜しい」

慶子「・・・いい部活だったね」

信代「うん・・・ほんとにな」

慶子「あ、私今日お母さん達迎えに来てるから」

信代「おう、わかったよ」

慶子「信代、3年間ありがとう」

信代「ありがとうな、また遊びに行こうぜ！」

慶子「絶対ね！」

52 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:07:33.70 ID:9AT20zD00

信代(ふぅ・・・さて最後にさわちゃんに挨拶を・・・)

和「あら、信代じゃない」

信代「おー！和じゃないか」

和「もう帰り？」

信代「さわちゃんに挨拶して帰るとこだぜ」

和「そう、私もさわ子先生に挨拶して帰るから良かったら一緒にどう？」

信代「うん、一緒に行こう！」

54 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:09:16.09 ID:9AT20zD00

職員室。

さわ子「二人とも、卒業してからも遊びにきてね！」

信代「うん、絶対くる」

和「はい」

さわ子「信代ちゃん、バスケ部の皆泣いてたわよ～この女泣かせ！」

信代「ひどいなさわちゃん！あたしも女だよ！」

和「くすくす」

信代「和も笑うなよ！」

さわ子「じゃあお元気で」

信代「さわちゃんもな！」

和「ありがとうございました」

56 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:10:28.84 ID:9AT20zD00

下駄箱。

信代「和、この３年２組をまとめてくれてありがとうな」

和「何言ってるのよ信代らしくもない」

信代「良いじゃないか！こんな時くらい」

和「ふふっ」

信代「でも和が居なきゃ修学旅行、文化祭もまとまらなかったと思う」

和「私は何もしてないわよ」

信代「そんな事ないよ！」

和「ふふっ、褒めても何も出ないわよ」

58 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:11:54.56 ID:9AT20zD00

信代「和」

和「なに？」

信代「私和にずっと憧れてたんだ」

和「えっ？」

信代「あの軽音部をまとめたり、生徒会長として学校もまとめてた」

和「そんな大げさな」

信代「いや、大げさじゃないよ。そんな奴がさ、こんな身近にいて・・・友達でいれて・・・」ｸﾞｽｯ

和「ちょっと・・・やめてよ・・・」ｸﾞｽｯ

59 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:11:56.26 ID:/fBceNrNO

おいおい…信代と和かよ…

俺の和が…

60 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:12:54.57 ID:9AT20zD00

信代「のどかぁ・・・まだ離れたくない！みんなと！」ﾀﾞｷｯ

和「のぶ・・・よ・・・？」ｷﾞｭｯ

信代「うっうっう・・・」

和「私、信代にも憧れてたわ」

信代「どこに憧れるんだよ・・・」

和「ほら、校庭見てごらん」

信代「えっ・・・」

「せんぱーい！また練習しましょうねー！」

「信代先輩のダンクシュートかっこよかったですー！」

「せんぱいだいすきー！」

信代「みんな・・・」ｸﾞｽｯ

61 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:13:57.27 ID:9AT20zD00

「せんぱーい、お幸せにねー！」

信代「はっ？なんだそれ」

和「そりゃあ、私と抱き合ってるとこ見られてるんだからね」

信代「！！」

「先輩照れてるー！！」

「お邪魔しましたー！！」

信代「てめーら！！」

和「愛されてるわね」

信代「誰にだよ・・・」

和「クラスの皆、後輩達・・・」

信代「うん・・・」

和「そして・・・私にも」

62 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:14:27.80 ID:xyl1c1rl0

信代かっけえ…

でもないだろｗｗｗｗｗ

63 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:15:21.25 ID:x9NyJoH/O

いい話だけど信代と和ってｗｗｗｗｗ

64 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/10/25(月) 00:15:21.93 ID:9AT20zD00