御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」 part1
御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」 part2
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:17:25.82 ID:mn/47c0n0
―――深夜、初春の自宅。
初春「はー、ようやく仕事が終って帰宅です」
「昔に比べて治安が良くなったとはいえ、さすがに教員と警備員の2足草鞋が身体にこたえますねぇ」
「――――ハッ、いけない、もうこんな時間。彼との約束に遅刻しちゃう……ッ!!」
「うぅうう~~。これも残業を押し付けてきた木原さんのせいだぁー!!」
―――ピッ。カタカタカタ。
―――ピロリロリン~♪
――――― KAZARI_Uが入室しました ―――――
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:18:27.83 ID:nruR6hR20
ネット彼氏www
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:34:22.09 ID:MMbpZdkz0
二人の出会いが気になるな
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:39:05.87 ID:mn/47c0n0
KAZARI_U>すいません、十分も遅れてしまいました……orz
a-STAR>いや、君を待つその時間すら楽しかったから、気にしなくていい
KAZARI_U>そう言ってもらえると嬉しいんですけど、なんだが、照れてしまいますね……//////
a-STAR>照れた君も、可憐なのだろうな
KAZARI_U>うぅぅううう///
KAZARI_U>あ、話は変わりますけど。君って呼ぶとは止めてってなんども言ってるじゃないですか
a-STAR>いや、私の場合は直接、脳波からチャットも文字を生成していいるから
長年の口癖はそう簡単に直すことは難しいし、その……
KAZARI_U>むー。昨日、ちゃんと私のこと愛称って呼ぶって約束したじゃないですかぁー
a-STAR>確かに、約束はした、しかし……
KAZARI_U>私だって、アレイスターさんのこと、ちゃんと愛称で呼んでるのに
a-STAR>それは…そうなのだが……
初春の彼氏からの愛称は何?>>500
彼氏(アレイスター)の愛称は何?>>505
すいません、20分悩んでも『はるはる』『あれあれ』くらいしか思い浮かばなかった
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:42:16.26 ID:gbIAROs40
ハナちゃん
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:44:17.72 ID:fAauOzLa0
ハニー
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:45:21.67 ID:UCDe2PEH0
ハニーって逆じゃね?www
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:48:41.37 ID:63mn5MDm0
ハニーやダーリンは性別関係ない
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:51:02.81 ID:mn/47c0n0
KAZARI_U> ……私のこと、ハナちゃんって呼ぶの嫌なんですか(/_;)?
a-STAR> ……っう。いや、そんなことはない。君は私にとって――、
KAZARI_U> また、君って言った
a-STAR> ――――ハナちゃんは私にとって、生まれて初めて恋慕の情を抱いた女性なのだから
KAZARI_U> やんっ/// ハニーったら、もう!!//////
a-STAR> しかし、なぜ、私は『ハニー』と呼ばれることになったんだ……?
KAZARI_U> それは、ハニ―の大好物が『ハニ―トースト』だからだよッ☆
a-STAR> ああ、そうだった
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:55:04.42 ID:nruR6hR20
すごいことになってきたwwwwww
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:59:23.32 ID:mn/47c0n0
・
・
・
・
KAZARI_U> ひとに残業押し付けてひどいと思いません? あんの刺青上司
女心分からないから、いい年して未だに独身なんだと思う。
a-STAR> さ、さぁ……。どうなんだろうな
a-STAR> それはそうと、ハナちゃん。もうすぐで二時だが、そろそろ寝なくていいのか?
KAZARI_U> あ、もうこんな時間 (´・ω・‘)
a-STAR> 明日も仕事だろう? そろそろ御休み
KAZARI_U> もっと長いことお話したかったです……
a-STAR> 明日もここの同じ時間でハナちゃんのことを待っているよ
KAZARI_U> 約束ですよ?
a-STAR> ああ、もちろんだとも
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 20:59:35.52 ID:ocbM6feQ0
食事風景が気になるなww
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 21:03:25.36 ID:MMbpZdkz0
>>515
円筒の中で飯食うとか
ちょっと昔のコントみてぇだwww
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 21:07:43.54 ID:mn/47c0n0
KAZARI_U> ハニーとのデートが終るのは名残惜しいけど、また明日です…
a-STAR> 私も、また明日のこの時間までハナちゃんに会えないと思うだけで、胸が張り裂けそうだ
KAZARI_U> ハナちゃんも寂しい (´;ω;‘)
KAZARI_U> ハニー、おやすみなさい。大好きだよ(ちゅっ
a-STAR> ハナちゃん、愛しているよ。おやすみ(ちゅっ
――――― KAZARI_Uが入室しました ―――――
プツン…
アレイスター「ああ、今日も今日とて、彼女との至福の時が終ってしまった……」
木原「うわ、なんだこのチャット履歴。初恋に浮かれてるガキの交換日記よりひでぇな」
アレイスター「」
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 21:09:24.61 ID:gbIAROs40
きはらいたのか
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 21:14:14.59 ID:+/zq97kbO
衝撃の杖で殺されるな木原くン
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 21:17:14.25 ID:mn/47c0n0
木原「KAZARI_U……? かざり_U、――――初春飾利か!?
マジかよ、アレイスターが最近お熱を上げているっていう女教師ってアイツのことだったのかよ」
アレイスター「……………」
木原「刺青上司って俺のことかぁ? あんののろま女、言いたいこと好き勝手言いやがって」
アレイスター「……」
木原「つーか、ハナちゃん(笑) ハニー(笑)」
アレイスター「……」
木原「オイオイオイ、片やもう少しで三十路になる女、片や60年以上は生きてる年齢不詳のジジイだろ、イタタタタ」
アレイスター「……」(グスン
木原「あ、なんだ。いたんですか、ハニー(笑)―――じゃなくて、統括理事長」
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 21:33:20.02 ID:mn/47c0n0
アレイスター「……一方通行にボロ雑巾のようにずたぼろにされたオマエを回収して、ここまで復活させてやった私への恩義はないのか、木原数多」
木原「いえいえ、貴方には感謝してもしきれませんよ、統括理事長。
日常生活に支障がでない程度まで回復していただき、さらに新しい地位まで下さった。
―――まぁ、超能力者の研究に携わるほどの科学者だった俺が、教師にされたってのは不満ですが」
アレイスター「……お前には、まだ利用価値があったからな」
木原「その利用価値ってのが、アンタの女の身辺警護ってんだから、笑えるがな」
アレイスター「……うっ。なぜそれを」
木原「いまのチャット履歴見て、アンタの女が俺の部下である、あの初春ってんなら、そーいうことだろ?」
アレイスター「……だって、彼女に変な虫がついたら困る」
木原「―――統括理事長直轄機関、特殊能力研究所付属初等学部。
原石の保護・育成を目的とする学校の「校長」をやれといわれた時は、首をひねったもんだか―――、
まぁ、『猟犬部隊による貴重な原石の守護』が目的なら、と無理やり納得していたが……」
アレイスター「…………」
木原「……オマエ、馬鹿だろ?」
アレイスター「…………」(シクシク
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 21:44:20.67 ID:mn/47c0n0
木原「どんだけ私的な理由で権力行使してんだか……。
いや、まぁ昔みたいに『プラン』とかやってないし、それに比べたら可愛いモンなんだろうが」
アレイスター「そうだ、わたしは心を入れ替え、善良な統括理事長として歩みを進めているのだ」
木原「どーせ、初春の奴に「わたし、お花を愛するような心の優しい善良な人が好きなんです」とか言われたんだろ」
アレイスタ「な、なぜ、そのことをしっている……っ!!」
木原「マジかよ。適当に言っただけですよ。
なに、俺、こんな頭に花が咲いてるような阿保の言うことずっと聞いてきてた訳? 頭いてぇ」
アレイスター「……木原」
木原「なんすか」
アレイスター「私の頭は花が咲いているように見えるのか?」
木原「よかったな、あののろま女とお揃いだ」
アレイスター「…………ッ!」(キラキラ)
木原「…………こんな奴がトップで、学園都市は本当に大丈夫なんか…?」(ハァ……
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:00:02.85 ID:mn/47c0n0
木原「……まぁ、アンタが初春と付き合ってよ―が、
こんなガキンチョがストロベリッてるようなチャットをしていよーが、どうでもいいんだが」
アレイスター「ていうか、木原。オマエ、何しきたんだ?」
木原「それを今から言おうと思ってたんだよ」
アレイスター「手短にしてくれ。わたしはこれから、彼女との会話のログを見直す作業に移らなければならないんだ」
木原「…………ああ、さいですか」
アレイスター「それで、用事とはなんだ?」
木原「明日の深夜に、急遽、アンタにに来訪したい、といっている客がいるんだが」
アレイスター「明日の…深夜…」
木原「初春との約束を優先するために却下することは却下だ」
アレイスター「…………」
木原「学園都市にとっても、そう、容易にあしらえる奴じゃねーんだよ」
明日の深夜、初春の彼氏(ハニー)との会談を望んでいるお偉いさんは誰?>>545
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:02:00.34 ID:CLoEH4us0
ビアージオ
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:05:21.85 ID:r4I0uDggO
ビアージオwwww
インデックスと結婚して教皇レベルまで地位が上がったか?
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:06:33.92 ID:+/zq97kbO
ずいぶん返り咲いたな
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:15:41.09 ID:mn/47c0n0
アレイスター「誰だ」
木原「ローマ正教司教ジアージオ」
アレイスター「…………誰だっけ、ソレ」
木原「まぁ、ローマ正教派の中の幹部の一人だが、小物だな」
アレイスター「……小物なら、別に私が相手しなくてもよかろう」
木原「問題は、やつの妻が、禁書目録っていうシスターってことだ」
アレイスター「ああ、禁書目録の夫が、そんな名前だったな、そういえば」
木原「禁書目録と言えば、十万三○○○冊の魔道書の所有者」
アレイスター「…………、英国清教最大教主、ローラ・スチュアートの後釜最有力候補にも、名が挙がっていると聞いたな」
木原「せっかく作り直した『樹形図の設計者』を壊されるようになることは、避けたいんだが」
アレイスター「…………仕方ない、会おう」
木原「了解、相手にもそう伝えておく」
アレイスター「………………ハナちゃん、ごめんね」(ホロリ
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:18:13.32 ID:ocbM6feQ0
インなんとかさん地味に凄いなww
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:19:56.53 ID:oNAp6YWz0
でも別れるんだよな・・・
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:27:53.60 ID:rnGz+7Wy0
普通じゃありえない組み合わせがおもしろすぎ
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:39:01.36 ID:mn/47c0n0
――――統括理事長直轄機関、特殊能力研究所付属初等学部。
(あまりにも長ったらしいので、以下、能力研付属)
IN 職員室
ガラッ
初春「おっはよーございまーすッ!!」
木原「おう」
初春「……あれ、木原校長だけですか? 他の先生がたは?」
木原「オマエがやけに早く出勤してきただけだ。もうすぐ来るだろ」
>> +7
能力研で働く人、通う人たちはどんなひと達?
1 今までに登場した人たち(黒子、一方通行など)
2 今までに登場していない人たち(科学側出身の人で2、3人ご指名ください)
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:44:03.26 ID:nruR6hR20
1
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:49:05.14 ID:mn/47c0n0
木原「ハナちゃん(笑)」
初春 「」(ピク
木原「―――じゃなくて、初春。俺は用事で出かける。夕方までには戻る」
初春「はい、わかりました。みんなにもそう伝えておきます」
ガラ、ゾロゾロゾロ。
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:50:14.20 ID:mn/47c0n0
黒子「初春。おはようございますの」
初春「あ、白井さん。おはようございます。
婚約なさったんですよねぇ、おめでとうざいますー!」
黒子「ありがとう、初春。苦節十数年。ようやくですわー」
初春「御坂さんと佐天さんと一緒に、婚約祝い何にするか相談中です。楽しみにしててくださいね」
黒子「あら、そんな。わざわざいいですのに……」
初春「駄目です。おめでたいことなんですから、きっちりしないといけませんっ!」
黒子「では、お言葉に甘えて。でも、おめでたいこと、っていったら、初春にだって最近彼氏が出来たとか」
初春「えへへ~」
黒子「ま。頬を緩ませちゃって。お幸せなことね」
一方「おい、そこの女ども、ちゃっちゃと仕事しろ、仕事ォ」
初春「あっ、すいません」
黒子「まぁまぁまぁ。一方通行先生、
そんな眉間にしわを寄せてしまわれたら、奥様に嫌われてしまいませてよ」
一方「オルソラはそんな器のちいせェ女じゃねェよ。つーかオマエには関係ねェだろ」
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:57:02.01 ID:mn/47c0n0
一方「つーか、木原くンはどうした?」
黒子「さぁ、いつものサボりでしょうか?」
初春「用事で出かけるみたいです。夕方までには戻るって言ってました」
一方「―――サボりだな」
黒子「―――サボりですわね」
初春「否定できないところが、
いかに木原校長の普段の校長としてのお仕事をサボりまくってるかを物がったていますね」
一方「アイツが仕事サボるから、そのしわ寄せが俺たちにくるンじゃねェか。
「帰りが遅いのではありませんか?」って超絶スマイルで迎えられる恐怖をマジで思い知れ、木原」
黒子「そうですわ。それのせいで、わたくしも介旅さんと中々会う暇を作れませんの!」
初春「わたしも、昨日残業押し付けられて、彼との約束に遅刻しました……」
一方・黒子・初春「「「……………ハァ」」」
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 22:59:08.13 ID:ocbM6feQ0
木原くンwww
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:01:16.59 ID:fAauOzLa0
アレイスター、木原くんのポジションもっと別のものにすべきだろwwwww
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:08:02.94 ID:mn/47c0n0
―――能力研付属 1年生の教室
『本日、授業参観日』
フレンダ「 フレ『ねぇねぇ、私たちの子どもはちゃんと授業を受けられるかしら』
ンダ『大丈夫よ、あの子はとても優秀な子だもの』
フレ『そうね。ただ恥かしがり屋さんだから、手を上げて発言できるのか心配だわ』
ンダ『あの子のこと、信じて上げましょうよ、フレ……』
フレ『ンダ……』 」
麦野「気色の悪い人形芝居なんておやめ、恥かしい」(ベシッ
フレンダ「痛ッ!!」
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:08:58.59 ID:fAauOzLa0
あんたら子ども作ったんかwwwww
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:09:36.53 ID:mn/47c0n0
麦野「――――ッたく、それ、私への当てつけ?」
フレンダ「結局、そういう意味が8割ほどな訳ね」
麦野「…………残り2割は?」
フレンダ「マイサンの緊張ほぐし。ほら、あそこで喜んでるでしょ?」
フレンダの子供「きゃっきゃ」
麦野「…………あっそ」
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:17:46.24 ID:mn/47c0n0
麦野「――ったく、アンタの旦那が参観日に来れないからって、なんで私が代わりにでないといけないワケ?」
フレンダ「いいじゃん。滝壺は超電磁砲の家に遊びに言ってるし、絹旗は仕事だし。どうせ暇なんでしょ?」
麦野「うっせ、それなりにいぞがしいっつーの。
………まぁ、アンタの子どもも見ときたかったし、別にいいけどさ」
キーンコーンカーンコーン。
ガラガラガラ。
一方「よし、オマエら席つけェー」
生徒達「「ワイワイガヤガヤ」」
一方「日直、授業の号令ェ」
フレンダの子ども「………きりーつ、れい、ちゃくせきっ」(//////
一方「ン。それじゃァ、教科書30ページを開け」
フレンダ「うんえらい、えらいね。恥かしかったけど、ちゃんと言えたねー。
ほらみて、麦野。ウチの子耳まで真っ赤にして可愛いでしょー?」(ヒソヒソ
麦野「うっわ、超親ばか」
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:26:32.96 ID:mn/47c0n0
一方「だからな、うさぎさンがリンゴを3つ持っていたンだが、
お腹をすかせたタヌキさンにリンゴを2つあげました―――、」
生徒「たぬきさん、食いしん坊!」
一方「そうだなァ、たぬきさん2つも食べちまったな。けど、先生の話は最後まで聞こうな」
生徒「はーい」
一方「ンで、最終的にうさぎさンがもっているリンゴの数は何個ですか? っていう問題なンだが―――」
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:27:34.76 ID:mn/47c0n0
フレンダ「――――麦野」(ヒソヒソ
麦野「――――なんだよ」(ヒソヒソ
フレンダ「――――ウチのこ、恥かしがり屋さんだけど、可愛いでしょ?」
麦野「――――まぁ、可愛くなくはないわね」(ヒソヒソ
フレンダ「――――うん、結局、私はあの子を元気に産んであげられたほどには、身体も回復したって訳よ」〈ヒソヒソ
麦野「――――そう」(ヒソヒソ
フレンダ「――――そう。だから、もう、あんまり気負わないでって言いたかったの。それだけ」(ヒソヒソ
麦野「……………うん、わかった」(……ポツリ
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:30:21.64 ID:ocbM6feQ0
さりげに一方さんの授業がwww
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:39:30.46 ID:mn/47c0n0
――――その頃の御坂家
美琴「へぇ、フレンダさんの子どもって、あの能力研付属に居るんだー」
滝壺「そうなの。たしか、美琴ちゃんの知り合いさんが働いてるんだよね?」
美琴「そうそう。中学時代からの友達二人と、あと旦那の友達が一人」
滝壺「知り合いがたくさん働いてるんだね」
美琴「旦那の友達は滝壺さんも会ったことあるんじゃないかな。白い髪に赤目の、一方通行ってやつなんだけど」
滝壺「あ、ロシアでお世話になった人」
prrrrrrrr prrrrrrrrr
美琴「―――と、電話だわ。ちょっと失礼」
滝壺「うん」
美琴「はい、もしもし。御坂ですが」
禁書『―――あ、みこと? 私、インデックスなんだよ』
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:40:53.60 ID:4UmGOOwH0
一通さん丸くなったってレベルじゃねぇなwww
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:45:48.24 ID:mn/47c0n0
美琴「インデックス!? あんた、喫茶店であった時以来連絡よこさないから心配してたのよ?」
禁書『うん、ちょっとごたごたしてて』
美琴「んで、どうしたの? 愚痴ならいつでも聞くけど」
禁書『ちょっと急なんだけど、今日の夜日本に戻るんだけど、子どもを預かってくれたらうれしいなって思って』
美琴「また急ねぇ。当麻とこども達はいま当麻の実家に帰省中だし、構わないわよ」
禁書『ありがとうなんだよ、みこと』
美琴「あ、当麻達が帰省中の間、滝壺さんも家に泊まってるんだけど、別に構わないわよね?」
禁書『うん、だいじょうぶ』
美琴「なにか、日本での仕事でも入った?」
禁書『――――くわしくは、日本で会った時に話すけど』
禁書『ちょーっと、旦那のおイタが過ぎるところまできちゃったみたいだから、お仕置きするために来た……かも?』
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:46:28.74 ID:fAauOzLa0
ドラゴンブレスフラグ
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:47:43.79 ID:0yvkhR/xO
インデックスきたー
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:51:31.34 ID:0yvkhR/xO
魔力のあるインデックスの10万3000冊の魔道書を以て行われるお仕置き……
ビアージオと☆逃げてー
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:52:46.24 ID:mn/47c0n0
――――
―――
――
―
――――能力研付属 職員室。
キーンコーンカーンコーン。
初春「うーん、ようやく今日も一日の授業が終わりましたねー」
黒子「本当に、今日は低学年の参観日でしたから、余計に気を揉みましたの」
一方「…………つ、疲れた」
初春「あははは、精魂尽き果てるってのはまさにこのことですね」
黒子「一方通行先生は一年生の担任ですから。色々と大変なんですのよ」
初春「はじめて子どもを学校に預ける親が多い学年ですからね、そりゃ、大変でしょうね」
黒子「…………あの図太い一方通行先生でも、アレですもの、ね」
初春「――――ご愁傷様です」(ポクポクポクチーンッ
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/11(月) 23:55:45.26 ID:fAauOzLa0
一方さんは生徒に何かあればぬ~べ~的な覚醒するんだろな
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:01:33.09 ID:iuKX92pR0
ガラガラガラッ
木原「…………………今、戻った」(ゲッソリ
黒子「き、木原校長……っ!?」
初春「ど、どうしたんですか、顔が真っ青ですよ…っ!?」
木原「いや、大丈夫だ」(フラフラ~~…
初春・黒子(どこをどう見ても、大丈夫にみえないです(の)!!)
一方「―――――――」(ぐてぇ
木原「―――――――」(ぐてぇ
黒子「屍が、二体……」
初春「ちょ、白井さん。そんな不吉なこと言わないでください……」
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:07:36.71 ID:iuKX92pR0
木原「……………ブツブツブツ」
黒子「……ん? 木原校長がなにか呪詛のように何かを呟いてますの……」
初春「な、なんか何時もより怖いよぉおお」
木原「……俺は絶対結婚なんかしない。一生独身で良い。
あの女、マジで意味からわからん。なんであんな笑顔であんなモンブチかます」(ブツブツブツ
一方「…………」
一方「……木原くン」
木原「……なんだよ」
一方「なんつーか、おつかれ」(ポン
木原「うるせぇ!!」
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:13:08.56 ID:iuKX92pR0
初春「何故か、黄昏はじめましたね」
黒子「多分、なにか通じるものがあったんじゃなくて?」
初春「ふ~ん、そんなものですかねぇ」
\キラッ☆ メールだよ/\キラッ☆ メールだよ」
初春「あ、ハニーからメールだっ!」
木原「ッ!」
黒子「〈は、はにー…?〉…………なんですの、今の着信音は?」
初春「彼氏専用に設定した音なんです。いいでしょう?」
黒子「は、はぁ……。わたくしにはよくわかりませんの」
初春「メールで連絡してくるなんて珍しいなぁ、どうしたんだろう」
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:14:46.67 ID:C6Z2c4zMO
アレイスターwwwwwwwwwww
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:14:54.23 ID:B7/vhrHAO
きぃぃぃぃはらくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんん
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:24:13.96 ID:iuKX92pR0
―――PI
初春「えーっと、なになに?」
――
to ハナちゃん
from ハニー
tilte ごめんなさい
---
仕事中なのに、申し訳ない。
実は、急な仕事が入ってしまって、
今日は君とのデートができそうにないんだ。
この埋め合わせは絶対にするから。
だから、僕が無事に帰ってくるのを待っててはくれないだろうか--?
愛しのハナちゃんへ、君のハニーより
―――
初春「えー……。今日の約束楽しみにしてたのにっ…!」
>> +7
1、「ひどい!約束したじゃない」と拗ねる返信を送る
2、「そっか、お仕事なら仕方ないよね。うん」とちょっと寂しさをアピールしつついい子な返信を送る。
3、その他(この場合は、内容を指定)
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:25:55.02 ID:f3LqycpS0
ksk
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:27:08.62 ID:9dgF3ViI0
3
じゃあ今度どこかに遊びにつれて行ってくれたら許しちゃいますとメール
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:30:36.36 ID:B7/vhrHAO
>>635
与えられた選択肢で満足出来んとはいい度胸だ
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:41:08.56 ID:iuKX92pR0
初春「……………ひどいです、ハニー」
KAZARI_U> もっと長いことお話したかったです……
初春「……約束、したじゃないですか」(……グスッ
a-STAR> 明日もここの同じ時間でハナちゃんのことを待っているよ
初春「ま、っててくれるって言ったじゃないですか…っ!」(グスン
KAZARI_U> 約束ですよ?
初春「…………っ」(ブチッ
a-STAR> ああ、もちろんだとも
初春「……もう、ハニーなんて知らないです!!」(フンッ
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:43:03.62 ID:iuKX92pR0
パタンッ!!
黒子「う、初春…? 返信しなくてよろしいんですの……?」
初春「約束、ドタキャンされたんです」
黒子「あらー……」
一方「なンで、そンぐらいでキレるんだよ。なんか、やむを得ない事情でもあるンじゃねェーのか?」
初春「そう、ですけど……」
黒子「でもまぁ、急にドタキャンするほうもドタキャンするほうですわ。もっと早く連絡をすればよろしいものを」
木原「…………ま、あれほど初春を溺愛してる奴だからなァ。
―――――約束を断る勇気が、なかなかもてなかったんだろうな」(ボソリッ
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:43:52.51 ID:RMpsDPhI0
あ・・・れ???
>>635が無かったことにww
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:44:47.36 ID:EYlSXiCB0
待て、まだ途中だ
最終的に安価を消化すると見るべきだろう
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:44:54.19 ID:iuKX92pR0
(´;ω;‘)おっおっううぇああぁああぅぅおぉぉおお
まさか、再び安価の内容を間違えるとはぁああああああああああ
今のはなし、書き直してくる
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:47:24.59 ID:iuKX92pR0
……あ、そっか。ごめん。
よく見れば、普通にこのまま進めて安価の内容に修正出来きますね、コレ。
最終的に安価を消化、って流れにします。何度も訂正すいません
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 00:56:51.26 ID:iuKX92pR0
木原「…………こういうのは、柄じゃねーんだがな。」
a-STAR> ――――ハナちゃんは私にとって、生まれて初めて恋慕の情を抱いた女性なのだから
木原「……あれだ、俺がこうして、なんだかんだ回復できたのも、初春のおかえみたいなモンだし」
アレイスター『そうだ、わたしは心を入れ替え、善良な統括理事長として歩みを進めているのだ」
木原『どーせ、初春の奴に「わたし、お花を愛するような心の優しい善良な人が好きなんです」とか言われたんだろ』
アレイスタ『な、なぜ、そのことをしっている……っ!!』
木原「………だから、これは、その、借りを返すだけだ、うん」
木原「それに、もしアイツが初春に嫌われた日には、学園都市が終るようなもんだし。色んな意味で」
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:02:13.48 ID:iuKX92pR0
木原「――――おい、初春」
初春「……? なんですか、木原校長。ていうか、おからだの具合大丈夫なんですか?」
木原「ワガママを言うことだけが、女の可愛さじゃねーぞ、初春」
初春「木原校長まで、一方通行先生みたいに小言ですか?」
木原「小言じゃねーよ。なんつーか、これは俺の独り言だ。だから小言ではねぇ」
初春「ものすごいへ理屈ですね」
木原「うっせぇ」
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:09:01.64 ID:iuKX92pR0
木原「確かに、男を振りまわす様な愛し方もあるかもしれねぇ」
初春「………でも」
木原「ま、たまには年長の意見に耳を傾けてみろや。
俺はな、お前は男にそっと寄り添って支える様な愛し方も、いい加減、覚えなきゃだめだと思う」
初春「そっと寄り添って支える愛し方、ですか?」
木原「なにも、前者が駄目だという訳じゃない。
ただ、ガキみたいな恋愛だけだと、続き様なものもつつかなくなるって話だ」
初春「続かないものも、続かない……」
一方(……これは幻想だろうか。な、なンか木原くンが、今、すげぇ校長先生らしく見える)
黒子(……残念なことに、いま学園都市幻想をぶち壊してくれるお方はおりませんので、確かめようがありませんが……)
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:12:07.99 ID:iuKX92pR0
おもっきりひどい誤字なので、修正
×木原「なにも、前者が駄目だという訳じゃない。
ただ、ガキみたいな恋愛だけだと、続き様なものもつつかなくなるって話だ」
○木原「なにも、前者が駄目だという訳じゃない。
ただ、ガキみたいな恋愛だけだと、続くようなものも、続かなくなるって話だ」
×初春「続かないものも、続かない……」
○初春「続くようなものも、続かなくなる……」
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:19:49.96 ID:iuKX92pR0
木原「―――初春、お前の好みの野郎のタイプはどんな奴だ?」
初春「なんですか、突然。セクハラですよソレ」
木原「セクハラ言うな」
黒子「……一組織のトップがセクハラですって、なんて恥かしいッ!」
一方「木原くン、さいてー」
木原「だまってろ、外野ァああああああ!! ソレ以上余計なこと言ったら、いつもより3倍増しの残業押し付けるぞ!!」
黒子「あらいやだ、わたくし何も言ってませんのよ?」
一方「パワハラ……」(ボソッ
木原「ぁあん!!?」
一方「……なンでもないですゥー」
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:26:05.97 ID:iuKX92pR0
初春「冗談ですよ、冗談」
木原「結構、管理職にとって死活問題になるから、そういう冗談はマジで勘弁してくれ」
初春「私の好みのタイプ、ですよね」
「私がいいなぁ、って思うのは―――」
「お花を愛するような心の優しい善良な人、です」
木原「そうか、まぁ、頭に花瓶載せてるオマエらしい回答だわな」
初春「ううーー。校長までこの髪飾りを花瓶あつかいですか……?」
木原「まぁ、それはどうでもいいんだよ。お前の花瓶のことは。
オマエが言った好みのタイプってのを、今度は逆説的にオマエにあてはめてみろ」
初春「………?」
木原「―――要は、お前がさっきオマエの彼氏にした行為は、
『お花を愛するような心の優しい善良な人』がするようなことか、って聞いてるんだよ」
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:29:38.50 ID:iuKX92pR0
初春「――――ッ!!」
「そ、れは……」
「―――――それは」
木原「『善良な行為』ではないよな。
まぁ、お前の個人的な感情――、寂しいとか悲しいっていうのを加算すると、
きっと、違う回答がでてくると思うがーー、」
「これもまた、ひとつの回答だ、初春」
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:30:09.38 ID:9dgF3ViI0
木原校長△
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:42:00.02 ID:iuKX92pR0
木原「―――俺の独り言は以上だ。長々と面倒くせえ語りで悪かった」
初春「………いえ、新しい見方を示して頂けたように思います」
木原「そうか。他人の一人言を聞いてそこまで吸収できるんなら、お前は大したやつかもしれねーな」
初春「………私は、きっとあの人傷つけるようなことを、するところでした」
「……そっと寄り添って支える愛し方」
「それが、私に出来るかどうかはわかりませんが、頑張ってみます」
木原「あっそ。まぁ、がんばれば?」
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:44:03.64 ID:iuKX92pR0
一方「木ィィィ原くゥゥゥゥゥン?」
木原「なんだよ、懐かしいような気色悪いような呼び方しやがって」
一方「いンや、別にィ?」(ニヤニヤ
木原「――――うぜぇ、俺はこのまま帰る!!」
ガラガラバタンッ!!!!
黒子「本当に、素直じゃありませんのね、あの方」
一方「まったくだ」
黒子「…………それを、アナタがおっしゃいますか」
一方「あァン?」
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:54:55.45 ID:iuKX92pR0
初春「…………」(メルメル
――
to ハニー
from ハナちゃん
tilte 気にしないで、お仕事がんばって☆
---
大好きな大好きなハニーへ
そっかぁ (´・ω・‘)
ハニーとのデートすっごく楽しみしてたから残念です。
お仕事だもんね。しょうがないすよね。
でもでも、ハナちゃんが寂しいのは本当なんですから!
じゃあ今度どこかに遊びにつれて行ってくれたら許しちゃいます。
ネットの中だけの交流でも満足なんだけど、
やっぱり、直接ハニーと会いたいな………
貴女だけのハナちゃんより
―――
初春「………うーん、こんなものでしょうかね」(ピ
――送信――
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 01:55:58.78 ID:9dgF3ViI0
アレイスターの反応が楽しみだ
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:02:58.92 ID:iuKX92pR0
木原「―――――ったく」
「対ビアージオへのパシリに使われるわ」
「途中で、半ギレ状態の禁書目録と遭遇するわ」
「…………その帰りに、アイツと出くわすわ、最悪だ……」
rrrrrrrrr、rrrrrrrr
木原「あ? んだよ、電話か? 誰だよこんな時に―――――ッ」(ピシィ!!!
>>+5
その名前を見て、木原くんが氷ついてしました。
初春の上司〈木原数多〉に電話してきた人は誰?
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:04:01.23 ID:Bzbd3QZ30
ksk
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:04:29.55 ID:I1QmbkDb0
ローラ
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:07:05.43 ID:6kPVOl9OO
土御門
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:10:55.53 ID:iuKX92pR0
木原「土御門元春―――」
「どうみても、アレイスターからの伝言だよなー出たくねーなー」
rrrrrrrrrrrr、rrrrrrrrrr
木原「チッ、――――はい、こちら木原」
土御門「あ、木原さんかにゃー? お久しぶりなんだぜい」
木原「さっさと要件を言え、俺は今機嫌が悪いんだ」
土御門「アレイスターがお呼びだ、今すぐにこちらにこい、とのことだ」
木原(ですよねー)
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:18:51.04 ID:iuKX92pR0
昨日と同じく、先に安価だけ行って今日のところはここまでにします。
木原くんが恐れおののいている「あの女」って誰?>>+5
禁書目録視点終了後。
つい、描きたくなったのでオマケで打ち止め視点を書こうかと思います。
打ち止め「あのねー、ミサカにもとうとう彼氏ができたよってミサカはミサカは報告してみたり」
一方「………は? オマエ、なンて言った今」
打ち止め「彼氏ができた!」
オルソラ「あらあらあら、打ち止めさんも年頃ですからねぇ」
一方「……俺は認めねェぞ!!」
って感じで打ち止めの彼氏は誰?>>+12
では、おやすみなさい
694 :
◆9oabbxLctw :2010/10/12(火) 02:23:40.71 ID:AJcSLk9b0
ksk
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:23:49.59 ID:RMpsDPhI0
黄泉川
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:29:56.48 ID:EYlSXiCB0
御坂麻琴
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:34:10.52 ID:EYlSXiCB0
打ち止めと年齢近いキャラが浮かばなかった(つかいないのか?)から麻琴にしたが
今打ち止めって肉体年齢いくつなんだろうか
原作時で中学生だった美琴より下なんだから小学生かそれ以下に+十数歳なんだろうけど
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:40:39.24 ID:RMpsDPhI0
>>708
原作15歳→30歳
原作時肉体年齢8歳だから
現在23歳の打ち止め
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 02:44:36.34 ID:RMpsDPhI0
問題は上条さんの息子が一体何歳なのか…
上条さんが31歳だから大学生時結婚でも13歳が限界
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 16:11:59.10 ID:iuKX92pR0
晩御飯食べたら再開します
登場人物と組み合わせが増えてきたので整理
上条と御坂
ビアージオと禁書
一方とオルソラ
白井と介旅
浜面と滝壺
アレイ☆と初春
木原くンと黄泉川
(打ち止めと麻琴)
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 16:45:56.36 ID:KomDQ5mb0
整理してみると本当にありえん組み合わせだなww
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 18:52:36.09 ID:iuKX92pR0
―――その頃、見えないビルの中
アレイスター「…………」(メルメル
――送信
アレイスター「…………ハナちゃん、怒るであろうな」
「約束を守るなんて最低だ」
「嫌われたら、どうしよう」
「………けど、学園都市が崩壊するようなことは、避けなければならないし」
「私にとって、彼女との触れあいの時が『生きている』と思える時なのに」
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 18:53:29.90 ID:iuKX92pR0
アレイスター「…………」
「…………ハナちゃんに嫌われたら、どうしよう」(グスン
「ハァ」
「……」
「…………」
「………………、返信、まだかな」(ポツリ
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 19:08:11.86 ID:lZXoPfpt0
エイワスが爆笑してそうだな
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 19:08:42.65 ID:iuKX92pR0
……コツコツコツ。
土御門「よう、アレイスター」
アレイスター「返信来ない返信来ない返信来ない」
土御門「来客を乗せたプライベートジェットが、もうすぐ極秘裏に第二十三学区の空港に到着する」
アレイスター「もしかして……ハナちゃんに嫌われ、た……?」
土御門「今回のコレ。公での会談ではない。
英国清教含めて十字教の各宗派は今のところ静観の態度を崩していない。
しかし、ビアージオが何か面倒くせぇモンを持ちこんでくるのはほぼ確実
――――少なくとも、もしものことがあれば、必要悪の教会は介入することも辞さないぞ、学園都市統括理事長」
アレイスター「どうしようどうしようどうしよう」
土御門「…………俺の話、ちゃんとを聞いているかにゃー?」
アレイスター「…………もうだめだ、私はいきていけない」
土御門「まったく聞いてねぇ、コイツ」
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 19:21:06.83 ID:iuKX92pR0
アレイスター「……………」
「こうやって何も考えずに、ただ浮くというのも良いものだな」(プカー…
土御門「無気力で液体の中を漂うな。現実逃避するな」
アレイスター「…………」(プカー…
土御門「……何があったか知らんが、報告を続けさせてもらうぞ。後で記録したモンで確認しろ―――、」
\世界に~ひーとーつだけ~のハナちゃん/\世界に~ひーとーつだけ~のハナちゃん/
アレイスター「――――ッ!! ハナちゃんからのメールだ!!!」
土御門「なんだよ、どっかで聞いたことあるけどなんか微妙に違和感を覚える着メロ」
アレイスター「私が作成したハナちゃん専用の曲だ」(キリッ
土御門「突然反応すんなよ。
オマエのテンション上がり下がりが激しくてついていけねーし。
つーか、俺がココに居ることわかっててその上で無視してやがったな、このクソ野郎」
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 19:26:00.41 ID:C6Z2c4zMO
エイワスとカザキリの会話が見たい
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 19:29:42.29 ID:iuKX92pR0
アレイスター「…………しかし、返信が来たが、なんて書いてあるんだ」(ガタブル
「…………」
「…………」
「…………ッ!!」(パァァァアアアアア
土御門「なんか、ビーカーの中の人が、急ににやにやしはじめてキモイ」
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 19:42:50.58 ID:iuKX92pR0
アレイスター「土御門」
土御門「なんだ」
アレイスター「衝撃の杖はどこに保管してある?」
土御門「……衝撃の杖?
ああ、アンタがロシア出張したときに使った霊装のことか?
魔道書やら霊装やらを適当におしこんでる物品庫の中にでもあると思うが」
アレイスター「ハナちゃんと外でデートすることになったから、数日後までに必要になる」
土御門「つーか、ハナちゃんハナちゃんってうるせえな。
確か、オマエが熱を上げている女教師だったか。
いまは女に関してどうこう言えるような状況ではないだろう。
結構な緊急事態なんだぞ。そこんところちゃんと理解しているのか、統括理事長」
「――――優先順位を考えろ」
アレイスター「理解はしている。ただ、私の中でも優先順位第一位がハナちゃんなだけだ」
土御門「余計に立ち悪いわ!!!」
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 20:00:00.27 ID:iuKX92pR0
アレイスター「年若い女性が喜びそうな場所……。映画館、ショッピング?」
「食事はフレンチやイタリアン、和食もいいな!」
「…………」
「――――土御門、お勧めの場所とか何か知っているか!!?」
土御門「知らん」
アレイスター「なんだ、若いのにしけてるな」
土御門「好き勝手いうな。
デート云々はコレが片付いてからゆっくり考えろ。
そもそも、この事態を収拾しなければデートどころではなくなるだろう?」
アレイスター「…………そうだな」
「一方一秒でも早くハナちゃんとの逢瀬を迎えるためにも」
「さっさと、片づけることとしよう」
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 20:14:34.11 ID:iuKX92pR0
アレイスター「ああ、そうだ。土御門、木原をこちらに呼び戻せ」
土御門「……木原数多を?」
アレイスター「十字教徒側を刺激しないように、護送には警備員を動員するのだろう?」
土御門「ああ。こちら側からの警護も必要だしな。
さきほど『里帰り』をしにこちらに戻って来たシスターにも、すでに警備員が接触している」
アレイスター「おや、彼女から聞いていた『里帰り』の時間帯より少しばかり早いな」
土御門「ああ、それで対応が遅れている」
アレイスター「――――ふむ。一応、警備強度は第三級警報にしておけ。生徒たちの外出を制限しろ。
学園都市の主要路、各施設にすべての警備員を配置。
ここの警備は木原(猟犬部隊)に任せる」
土御門「…………ったく、はじめっからそういう風にしてくれていたら、
こちらも仕事が迅速に進めらたというのに」
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 20:17:01.13 ID:8pIKsv+4O
真面目なアレイ☆さんかっけぇ…
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 20:36:17.06 ID:iuKX92pR0
――――第十一学区
黄泉川「迎えにきたじゃんよ、シスターさん?」
禁書「お手数をおかけてしてしまって申し訳ない。わざわざありがとうなんだよ」
娘「こんにちは」
黄泉川「おっ、娘さんかい? 自分から挨拶できるのか、おねえちゃんじゃんよー」(ナデナデ
娘「……///」
黄泉川「確か、上条のところに居候していた女の子ってのが―――」
禁書「うん、私なんだよ。とうまの知り合い?」
黄泉川「アイツの高校時の体育教師」
禁書「そうなんだ。あ、あの途中で寄り道して貰ってもかまわない?」
黄泉川「シスターさんが早めに『里帰り』して来たから時間の余裕はあるじゃん。目的地は?」
禁書「とーまとみことの家に。娘を預かってもらう約束はすでにしてるから」
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 20:37:49.66 ID:iuKX92pR0
娘「とーまとみことの家?」
禁書「今日、アナタがお泊りに行くおうちだよ」
娘「…………」
「日本には、おとーさまに会いにきたんじゃないの?」
禁書「…………」
黄泉川「…………」
娘「ねぇ、おかーさま」
禁書 「……今日おとーさまと会うのは、おかーさまだけ。
いい子だから、アナタはみことの家で待っていてほしいんだよ。―――ね?」
娘「…………、わかった」
黄泉川「それじゃ、まずは上条の家に向かおうか」
禁書「お願いします」
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 20:43:15.81 ID:9dgF3ViI0
それだけに離婚は切ない
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 21:33:25.77 ID:iuKX92pR0
――――第二十三学区
ビオージオ「…………いやはや、まさかこんなことになってしまうとは」
「確かに、わたしにも非があったともいえなくもない」
「けれど、……何故、今になってあれほど感情を乱し、わたしに楯突いてきたのか」
「…………」
「…………」
「あやつは喧しい娘ではあるが、激情とは無縁と思っていのだが」
「すっかり、忘れていたな。アレは『禁書目録』だ」
「――――我が妻ながら、時折、旋律すら覚えてしまうのも仕方ないというもの」
ビアージオ「帰ってきた途端、魔術をぶっ放すとか、あああ恐ろしい恐ろしい怖い」(ブツブツ
警備員「そ、そんなに身体震わせて、だいじょうぶですか……?」
ビアージオ「大丈夫ではないから、ココまで逃げてたのだ」(ボソ
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 21:39:02.80 ID:EYlSXiCB0
他の部分で幸せや切なさや朗らかさが演出される中こいつは何やってんだwwwwww
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 21:49:15.12 ID:iuKX92pR0
ビアージオ「怒るのは別にいい。怒鳴るのだって噛みつくのだっていつものことなんだ」
警備員「はぁ……」
ビアージオ「奴が無表情で、淡々と魔道書を用いた魔術の組み立てを始めたときの恐怖といったらなかった……っ!」
警備員「まどうしょ……?」
ビアージオ「あの時、私は主への元への旅立ちが脳裏によぎったんだぞぉおお!!?」
警備員「いや、一警備員である自分に言われましても……」
ビアージオ「アヤツに女と手を切れと言われたから、
その子を我が家に呼んで話をしていただけなのに。ひどいと思わんかね!?」
警備員「えっと、奥さんに女と手を切れって言われたってことは―――、失礼ですけど不倫相手をご自宅に招いたってことですか?」
ビアージオ「そうだ」(キッパリ
警備員「いや、自業自得では……」
禁書の旦那(ビアージオ)が愚痴りまくっている警備員は誰?>>+5
また、禁書との間にもうけた一人娘の名前は?>>+10
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 21:52:55.61 ID:9dgF3ViI0
服部 半蔵
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 21:55:37.55 ID:EYlSXiCB0
アクアリウム
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 22:13:30.60 ID:C6Z2c4zMO
半蔵にアクアリウムか
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 22:14:54.50 ID:iuKX92pR0
ビアージオ「あの時はアクアリウムが仲裁してくれたから一命は取りとめたものの、
今だって血眼になって私のことを探しているに違いない」(ガタブル…
服部「……アクアリウム? え、水生生物の飼育設備が仲裁……?」
ビアージオ「娘の名だ」
服部「また奇抜な名前ッすね」
ビアージオ「ああ、私はイタリア人だが、妻が英国系なのでね。娘の名も英語なんだ」
服部〈……いや、そういう意味じゃなかったんだけど。まぁ、いいか〉
服部「それでは、これから統括理事長の所までご案内します」
ビアージオ「ああ頼むよ。アレイスター殿になんとか御助力願いたい」
「―――それに、学園都市自慢の見えないビルとやらが、一番安全なシェルター代わりになりそうだし」(ボソッ
服部(ああ、ようは怖~~い奥さんから逃げてきて、学園都市を隠れ蓑にするつもりなのか……)
(なんつーか、小物臭ェオヤジだなぁ)
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 22:30:14.08 ID:iuKX92pR0
――――そして、時刻は深夜。
木原「猟犬部隊の配置等すべて完了だ。ったく、人にこき使わせやがって」
アレイスター「この一件が終れば――、そうだな、オマエには長期休暇の取得を許可してやろう」
木原「あ? それは願ってもない話だが、なんでまた突然」
アレイスター「会談までの時間、少し滞空回線の情報を解析してな」
木原「―――俺はクソ長ぇ独り言を言ってただけだぞ」
アレイスター「―――なに、唯の気まぐれさ」
木原「……ああ、そうかい。ま、有難く休ませてもらうとするわ」
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 22:34:24.73 ID:9dgF3ViI0
怒った初春にフォロー入れてくれたお礼か
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 22:45:13.62 ID:iuKX92pR0
土御門「いやいやどうも、ご両人。こっちの準備も終わったんで加勢にきたぜい」
黄泉川「―――警備員の配備完了じゃんよ。
しっかし、こんなに警備員が増員されるのなんて何時ぶりだって話だ」
服部「さぁな。俺が入隊してからは一度もねぇっすね」
黄泉川「私がオマエぐらいの歳の時くらい、だったかもな」
アレイスター「皆、御苦労だった」
木原「さぁて、アレイスター。今世紀最大の夫婦喧嘩の舞台の準備は整ったぞ?」
アレイスター「後は役者達のが揃うのみ、だな」
木原「さて、この舞台。喜劇か? それとも悲劇か?」
アレイスター「さぁ、私も分りかねるよ」
「―――私だって、観客の一人にすぎないのだから」
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 22:46:40.43 ID:9HNufDsz0
アンチスキル大増員での警護が必要な夫婦喧嘩パネェwwwww
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 22:54:58.55 ID:iuKX92pR0
―――――数日後。
『ねぇねぇ、あの夜の大きな閃光見たー?』
『見た見た、ママが言ってたけど、十数年前にも似たような現象が起こったことがあるんだってー!!』
『あ、それ知ってるかも、学園都市都市伝説「九の月に夜に、狂信的な科学者が黒魔術を使って天使を降臨させた」ってヤツでしょ?』
『でも、絶対ソレ嘘だよね』
『ねー。なんか出来過ぎてて、逆に信憑性に欠けるのよねー』
『それにしても、ズドーン! とかすごい騒音だったね。うるさくて眠れなかったもん』
『なんか、警備員の人に聞いたら、大型の実験をしてたみたいだよ』
『へー。でもま、学園都市なら何を実験してても不思議じゃないかもねー』〈クスクスクス
『だしかに』〈アハハハハ
アレイスター「――――ふむ。情報統制も上手くいっているようだな」
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:02:09.33 ID:VrH4o6wl0
忍者は統括理事に就職する法則でもあんのか
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:05:28.25 ID:iuKX92pR0
アレイスター「あまりにも楽しみにし過ぎて、約束の時間の1時間も前に待ち合わせの噴水広場に来てしまった』
キョロキョロ
アレイスター「ハナちゃんは、まだ来ていないようだ」
「…………」
「…………ああ、もう少しで、ハナちゃんとリアルでは初めて会うのか」
「回線を使ったテレビ電話も何度かしたことはあるが……」
「やはり、緊張するな」
「花束も用意したし、デートプランも徹夜で考え抜いたし、何処も抜かりはない」
「……………」
「……………」
「―――――今日の目標。手をつなぐ」
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:17:55.81 ID:iuKX92pR0
初春「ハニー、お待たせしました」
アレイスター「は、ハナちゃん……っ!」
初春「こんちには」
アレイスター「は、ハナちゃんっ!」
初春「…………」(///
アレイスター「…………」(///
初春「き、緊張しますね」(アハハ…///
アレイスター「そ、そうだな」(ドキドキ///
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:22:02.11 ID:iuKX92pR0
アレイスター「え、えっと。その」
「ハナちゃん」
「こ、これをどうか受け取ってはもらえないだろうか……」(スッ…
初春「……これは?」
アレイスター「私が君のために選び、君への想いを花の一本一本に託した花束……です」
初春「綺麗…。それはアカシアの花、ですね」
アレイスター「さすが、ハナちゃん。可憐なばかりでなく聡明でもある」
初春「い、いえ。そんなことはっ!」
アレイスター「そしてそれを鼻にかけることなく、謙虚。――――ああ、なんて素敵な人だろうか」
初春「~~~~~ッ!!」(///
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:33:34.09 ID:iuKX92pR0
アレイスター「もちろん、花にくわしいハナちゃんなら知っているかもしれないが……」
「アカシアには一つ、昔から伝わる話がある」
「―――――純情なインディアンの青年は、枝を折ってアカシアの花を愛する娘に贈った」
「娘は、頬を染め無言のままアカシアの花を受け取り―――、」
初春「―――お互いの愛を確かめた。……ですよね?」
アレイスター「やはり、知っていたみたいだ」
初春「ええ、お花に関する神話や伝説も大好きですから」
アレイスター「そうか」
初春「はい」
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:36:00.98 ID:lZXoPfpt0
初春のきまぐれで学園都市…いや世界の運命が決まるのか…
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:39:07.92 ID:iuKX92pR0
アレイスター「…………このアカシアは、私自身がその手で折ったものではないけれど」
「君のこと想い、君だけへの愛を誓うためだけに、選んだよ」
「……受け取っては、もらえないだろうか……?」
初春「…………」
「…………」
「…………」〈スッ…
アレイスター「は、ハナちゃん…///」
初春「ふふ。アカシアを贈られた娘は、無言のまま受け取らないと、ね///」
――――初春視点・終―――
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:44:10.67 ID:9HNufDsz0
なんて幸せな世界だ
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:44:37.42 ID:9dgF3ViI0
アレイスターさんマジイケメン
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:46:08.02 ID:K94DGfu1O
さてんさん空気状態w
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/12(火) 23:48:14.22 ID:C6Z2c4zMO
ついに次は禁書目録なのか
ステイル、神裂、天草式にアニェーゼ達にアックア達とイギリス組がまだ出てないからな
個人的なお願いだけど
吹寄とエイワス、カザキリの後日談をお願いします
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