1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:09:43.04 ID:XMoDEaZM0
兄「……」
妹「兄ちゃん。夕飯ここに置いとくね……」
ピロリロリ~キルミベイベー!
兄「ワサワサ、ワサワサ……」
妹「ま、またキルミーベイベー見てる」
妹(キルミーベイベーのアニメ放送が終了してそろそろ1年経ちますね)
妹(私の兄はショックから立ち直れず、部屋に引きこもって毎日ワサワサしています)
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:16:05.36 ID:XMoDEaZM0
妹「に、兄ちゃん今日は何見てるの?」
兄「キルミーベイベーなう」
妹「うん……今日もなんだね……」
妹(このままじゃ私の兄ちゃんはいずれ狂ってしまう、と私は日々その恐怖に駆られてます)
妹(兄ちゃんをキルミーベイベーから離さなくてはいけない)
妹「兄ちゃん……! ちょっといいかな!?」
兄「どしたのワサワサ……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:19:09.22 ID:XMoDEaZM0
妹「たまには私もアニメとか見てみたいなーって思ったの」
妹「だ、だから兄ちゃんも一緒に見ようよ!」
兄「……」
兄「ちなみに何を」
妹「あっちこっちって絵が可愛いアニメ見ようかなって!」
兄「うるさいドーン!!」
ガシャーン!ドンドン!
妹「ひ、ひぃっ……」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:20:37.09 ID:1MACjQCs0
この兄の判断は正しい
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:21:58.85 ID:yHoBBhay0
これは妹が間違ってる
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:24:11.87 ID:XMoDEaZM0
ホントノキモチハヒミツダヨ~
兄「……」ピッ
ピロリロリ~キルミーベイベー!
妹「じゃあ兄ちゃんが好きな奴を一緒に見よう!?だ、だから」
兄「キルミーベイベー!!!!!!」
妹「ひっ!」ビク
兄「キルミーベイベー! どしたの ワサワサッ? キルミーベイベー! なんでも ナーミン?」
兄「キルミーベイベー! やるなら カモカモッ! キルミーベイベー! あんだと ドーン!!」
妹「兄ちゃん……兄ちゃん!!」
妹「聞いて、兄ちゃん……キルミーベイベーは、キルミーベイベーは」
妹「死んだの……!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:24:56.83 ID:8xmmqo+G0
,, _
/ ` 、
/ (_ノL_) ヽ
/ ´・ ・` l キルミーベイベーは死んだんだ
(l し l) いくら呼んでも帰っては来ないんだ
. l __ l もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
> 、 _ ィ
/  ̄ ヽ
/ | iヽ
|\| |/|
| ||/\/\/\/| |
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:27:28.15 ID:Y3o8VxeuP
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ (●) (●) \
| (__人__) | そんなこと言われても
\ ` ⌒´ / どうすりゃいいのさ
/´ `\
/ / l l .
__l l_. _____/_/__
\, ´-'ヽ
ヾ_ノ
|
|
|__ コロ・・・・
_____\ コロ・・・・
()__)」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:28:27.02 ID:yHoBBhay0
,, _
/ ` 、
/ (_ノL_) ヽ
/ ´・ ・` l キルミーベイベーは復活するんだ。
(l し l) 悲しみの弔鐘はもう鳴り止んだ。
. l __ l 君は輝ける人生の、その一歩を、再び踏み出す時が来たんだ。
> 、 _ ィ
/  ̄ ヽ
/ | iヽ
|\| |/|
| ||/\/\/\/| |
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:32:05.59 ID:XMoDEaZM0
兄「死んだ……?違う、キルミーベイベーはここにいる……」
兄「ほら、生きてるじゃないか」
妹「現実を見てよ!!1期はとっくの昔に終わったよ!?」
兄「2期がくるのだ!!」
妹「円盤は爆死した!兄ちゃんが一人でいくら買ったって意味ないの……!」
妹「お願い、気づいて……そして自分と向き直ろうよ……」
兄「いやだああああぁーーーっ!!!?」
ドンガラガッシャーン!
妹「やめてよぉー!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:39:57.73 ID:XMoDEaZM0
兄「くそぅ!くそぅ!イヤッフェ~イ!!」
妹「兄ちゃん現実に目を向けてー!」
兄「ドーン!!ドーン!!」
母「あ、あんた何してるの……!」
妹「兄ちゃんの目を覚まさせようと……」
母「いいのよ!もう、あの子はダメなの……」
母「悪魔に魅了されてしまったんだわ……ほら、部屋に戻って」
妹「兄ちゃん……」
兄「ソーニャちゃんグーテンモルゲーン!遊ぼうよー」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:44:03.41 ID:s/XtIzOm0
おいどうすんだよ…
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:53:22.88 ID:ReWYB6KJ0
なんか意外とシリアスwww
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:53:49.87 ID:XMoDEaZM0
妹「あんな兄ちゃんもう見てられないよ」
妹「昔の明るくて優しい兄ちゃんはどこに行っちゃったの……?」
妹(キルミーベイベーは私からかけがえのないものを奪ってしまいました)
妹(キルミーベイベー……私はキルミーベイベーを許せません……)
妹「絶対に兄ちゃんを取り戻すよ。何か方法は」
妹「そうだ、
>>22をしよう!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:54:03.93 ID:1MACjQCs0
セ○クス
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:56:25.70 ID:ReWYB6KJ0
安価近すぎだろwww
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:57:18.97 ID:XMoDEaZM0
妹「そうよ。言ってもダメなら体で分からせるしかない」
妹「兄ちゃんのためなら……この身をいくらでも捧げられるよ……」
妹「兄ちゃん。ちょっといいかな?」コンコン
兄「どしたのワサワサ」
妹(あ、今日は機嫌が良いみたい)
妹「部屋に入れてくれないかな。一緒に遊ぼーよ!」
兄「カモカモ」
がちゃり
妹(……い、いける!)
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 01:59:19.15 ID:tu3wWxyU0
どしたのサワサワ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:01:01.59 ID:qBjxAsec0
ワサワサ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:01:27.68 ID:XMoDEaZM0
妹「に、兄ちゃん」
妹(そこには変わり果てた兄がいました。あの頃の面影は一つもなかった)
妹「痩せちゃったね……」
兄「フウ!正確だねぇ」
兄「で、どしたのワサワサ」
妹「いざ!!」がばっ
兄「ひっ……!」
どすん!
妹「に、兄ちゃん……う、うぅ……」
兄「あ、あ……!?」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:10:28.98 ID:XMoDEaZM0
兄「」ガタガタ
妹「兄ちゃん、私だけを見てて……キルミーベイベーに目を逸らさないで……?」
兄「ひぃ、ひぃああああぁぁぁ……!」
妹(兄が怖がっています。しかし、ここで私が諦めては兄は何も変わらないでしょう)
妹(着てる服に下着を全て脱ぎ捨てて、兄の乳首を上着越しから円を描くように愛撫しました)
兄「はぁ、ん……っ」
妹(兄の強張った表情は、言いようもなく気持ちが良いくすぐったさに、次第に和らぎ始めたのです)
妹(乳首は誰しもが気持ちいい。兄が昔私へこっそり伝えた教えを頼りに、実行したのです)
兄「やめ……んっ、あ……! ほんと、やめ……てぇ」
妹「兄ちゃんがして欲しいこと、私何でもしたげるよ……?」
兄「な、なんでもナーミン……?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:18:59.34 ID:XMoDEaZM0
妹「ちっ」
妹(こんなときでも兄はキルミベイベーから離れようとしない。くそぅ、くそぅ)
妹(部屋の中では兄の切なそうな声と、キルミーのベイベーが入り混じって不思議な空間が出来あがっていました)
妹「何でもいいんだよ。何をしてほしい?どんなことでもいいの……」
兄「…サギサン」
妹「え?」
兄「あさぎさんの真似して、兄ちゃんを犯してくれ……」
妹「!」
妹(ああっ、なんということでしょう!兄は私へキャラ真似して自分を襲えと私に頼んだのです)
兄「それが……兄ちゃんの夢なんだ……!」
妹(兄は、どんなときでもキルミニストであった。私は思わず兄の乳首を抓ってしまったのです)
兄「あふぁっ……!!」
妹「死ね、死んでしまえ!キルミーベイベー返せ!私の兄ちゃんを返して!)
兄「あさぎさんじゃ、あんっ……な、ないよ…それは……ぁっ」
妹「うわあぁぁぁんっ!」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:20:39.32 ID:B42aOARw0
カオスwww
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:21:08.02 ID:Lr/GaOEK0
とんでもないスレを開いてしまったのかもしれない
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:26:59.77 ID:XMoDEaZM0
兄「そ、そうか。ソーニャちゃんを演じる方が好きなのか……わかった、妥協しよう」
兄「俺を殺すつもりで犯していいよ。ソーニャちゃん……!」ニコ
妹「あ、あ」
妹(兄とセ○クスして心を取り戻せる。行動を起こすまでは完璧にナイスアイディアと思っていました)
妹(なのに、兄は想像以上に手ごわい相手でした。私の考えはとても浅はかだったのでしょう)
妹(兄は全ての状況と展開を、キルミーベイベー欲へ昇華させるのです。見事なものです)
妹「ど、どうしたらいいのよ……」
兄「どしたのワサワサ……?」ハァハァ
妹(どうしたらいい……。そうだ、
>>49をして兄の頭の中からキルミーベイベーを追いだそう……)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:27:47.59 ID:0ot8NJrY0
\ r'´ ̄ ̄ ̄ ,, _  ̄ ̄`、::. ___
l} 、:: \ヘ,___, / ` 、______/::.__| .|___________
|l \:: | | / (_ノL_) ヽ |、:.. |, _ .|:[ニ]:::::
|l'-,、イ\: | | / ´・ ・` l |::.. ヘ ̄ ̄,/:::(__)::
|l ´ヽ,ノ: | |(l し l) ,l、:::  ̄ ̄::::::::::::::::
|l | :| | |,r'",´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、l:::::
|l.,\\| :| | ,' :::::... ..::ll:::: そうだ
|l | :| | | :::::::... . .:::|l:::: これは夢なんだ
|l__,,| :| | | ::::.... ..:::|l:::: ぼくは今、夢を見ているんだ
|l ̄`~~| :| | | |l:::: 目が覚めたとき、
|l | :| | | |l:::: キルミーベイベーは復活するんだ。
|l | :| | | ''"´ |l:::: 悲しみの弔鐘はもう鳴り止んだ。
|l \\:| | | |l:::: ぼくは輝ける人生の、その一歩を、再び踏み出すんだ。
|l ィ'´~ヽ | | ``' |l::::
|l-''´ヽ,/:: | | ''"´ |l::::
|l /:: | \,'´____..:::::::::::::::_`l__,イ::::
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:31:29.45 ID:RZ2QTKT70
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:34:29.64 ID:XMoDEaZM0
妹「兄ちゃん。真面目な話をします、聞いて……」
兄「えっ……?」
妹「キルミーベイベーは、夢だったの。現実じゃないわ」
兄「キルミーベイベーは……現実じゃない……?」
妹「そうだよ。浮かんでは消える、泡沫の夢。キルミーベイベーは全部夢だよ」
妹「だから、今は私とのプレイに集中してほしいかなっ……?」
兄「キルミーベイベーは夢……? 兄ちゃんは長い間夢を見ていたのか?」
妹(いけそうです。兄も本心では現実へ戻りたかったのでしょう。騙すようで可哀想ですが、これならいけそうです)
妹「うん。だから、そろそろ目を覚まそ?」
兄「……」
兄「……いや、違うな」
妹「えっ」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:35:44.47 ID:Lr/GaOEK0
えっ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:37:46.73 ID:RZ2QTKT70
いかん、OPのリズムが頭の中で止まらなくなってきた
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:38:49.89 ID:oUKEd7cX0
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ 三三三
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:40:24.96 ID:XMoDEaZM0
兄「兄ちゃんは、キルミベイベーの最終回を見た夢を今まで見ていたんだよ」
妹「え?えぇ?」
兄「だから今が夢なんだ。控え目なお前がこんな事するわけないもんな」ニコ
兄「お兄ちゃん少し眠くなっちゃったよ。おやすみ、きっと目が覚めればキルミーベイベーの続きがやってるよな」
兄「だから……おやすみ、妹。ふふふ……」
妹(何ということでしょうか。恐るべき事態です。これは兄の得意技の現実逃避なのです)
妹「違うよ、起きて!?今寝て起きてもキルミーベイベーはないの!死んだの!」
妹「このままじゃ兄ちゃんの心も死んじゃうんだよぉ……!?」
兄「……」
妹「こうなったら、奥の手だよ。
>>58だ……」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:41:14.19 ID:XMoDEaZM0
妹「ずれたから
>>63だ……」
兄「ワサワサ……Zzz」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:43:32.13 ID:1MACjQCs0
媚薬を飲ませる
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:46:34.87 ID:/UIngCfz0
【OP】
∩___∩三 ー_ ∩___∩
|ノ 三-二 ー二三 ノ ヽ
/ (゚) (゚)三二-  ̄ - 三 (゚) (゚) | キルミーベイベーェェェェェェ!
| ( _●_) ミ三二 - ー二三 ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、` ̄ ̄三- 三 彡、 |∪| ミ どしたのwわさわさw
/ __ ヽノ Y ̄) 三 三 (/' ヽノ_ |
(___) ∩___∩_ノ ヽ/ (___) なんでもwナーミンw
【本編】
______
\ |「 ̄ ̄ ̄ `||`l /
─ || ォ゚゚゚Πへ.:|| :| ─
/ |L二二二ニ!| ;| \
| ̄ ̄| ̄ ̄|~::|
|__|__|/
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
【ED】
∩___∩三 ー_ ∩___∩
|ノ 三-二 ー二三 ノ ヽ
/ (゚) (゚)三二-  ̄ - 三 (゚) (゚) | ほんとのきもちはほんとのきもちはひみつだよw
| ( _●_) ミ三二 - ー二三 ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、` ̄ ̄三- 三 彡、 |∪| ミ
/ __ ヽノ Y ̄) 三 三 (/' ヽノ_ |
(___) ∩___∩_ノ ヽ/ (___)
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 02:54:14.02 ID:XMoDEaZM0
妹「これだけは使いたくなかったけど、仕方がないの」
妹(私は母が通販で購入した胡散臭い薬をこっそり持ってきてたのです。そう、いわゆる媚薬をね)
妹(父と最近ご無沙汰だった母が、痺れを切らしてこんな物を持っていたことに感謝しましょう。きっと母も許してくれるはず)
兄「すかぴー……やすなぁあー! ……Zzz」
妹「兄ちゃん、寝顔だけは昔と同じでかわいい」
妹「ごめんね。苦いかもしれないけどお願い飲んで……」
妹(薬のフタを開けて、中のピンク色した液体を私は含みました。そのままこぼさないように、兄の口元へ顔を近づけます)
兄「すー、すー……」
妹「あっ……///」
妹「お兄ちゃんとってもかわいいな……///」
妹(ああっ、どういう事か、私の方がくらくらしてきました。早く兄へ薬を飲ませたいのに)
妹(体があついです。汗がうなじへ垂れて気持ち悪いです。火照っています。一度、深呼吸したい。鼻呼吸では、つらすぎます)
妹「(ダメ……っ!)……がぼぉっ」ドバァ
兄「うわああぁ!?」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:07:35.22 ID:XMoDEaZM0
妹「ご、ごめんなさい!」
兄「何だ一体……」ビチャビチャ
兄「そうだ。キルミーベイベー見なきゃ……」
妹「ま、待って……その前に服濡らしちゃったから拭かせて……?」
がばっ
兄「ひぃん!?」
妹「ああっ、こんなにびっしょりだよ……? 兄ちゃんのここ……ほら、見て……?」
ふきふき
兄「そこはっ、そこはダメ!ああぅ、ダメ、なんだよ……さわっちゃあ……いやぁ……っ」
妹「え~……? どうして気持ちよさそうにしてるの?私、濡れてるところ拭いてるだけだよ。えへへ……」フキフキ
兄「あ、ちょっと……! い、いやあああぁっ……ん、っ……!」ビク
兄「……あぁ」ビクンビクン
妹「んー? 兄ちゃん顔かわいい……もっと、拭いてあげるね……?」
妹(私の体も頭の中も、ヒートアップ。兄に対して隠し通してきた、ないしょの気持ちが爆発して、露わになっているのでしょうか)
妹(もっと、もっと、兄に触れたい衝動に駆られたのです)
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:13:51.35 ID:XMoDEaZM0
妹「拭いてもダメみたい。脱いで。乾かさなきゃいけないの」
兄「えぇっ……今は無理だよ……」
妹「どうして?恥ずかしいの?大丈夫だよ。ほら、自分で脱いで……みせて」
兄「お、お前が怖い」
妹「しょうがないにゃあ……じゃあ、私が脱がせてあげるね」ガシッ
ずるぅー!!
兄「ああっ、や、やめろぉー! やめてくれよぉー!」
妹「あ、パンツも濡れてるね……パンツも脱がせてあげるから、ジッとしてぇ……」
兄「ダメ、ダメだダメ! 助けて!」
妹「好き、兄ちゃん大好き……好きぃ……ハァハァ、ハァハァ」
兄「え……」
妹「体が、あついよぉ……」
妹「」バタリ
兄「おい?おい、お前どうした? おい!?」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:21:43.44 ID:XMoDEaZM0
妹「―――ん」
兄「ああ、大丈夫か!? み、水飲むか?兄ちゃん口つけた奴だけど……」
妹「……兄ちゃん?」
妹(私が兄の腕の中で意識を取り戻したとき、兄が浮かべたその表情は、見覚えがあったいつもの私の兄のものでした)
兄「ね、熱でもあるのかな。冷えピタおでこに張っておけよ……あとは部屋戻ってゆっくり寝て……」
ぎゅう
兄「えっ」
妹「なんだか昔の兄ちゃんみたいで、懐かしいよ」
兄「懐かしい……?」
妹「うん……嬉しいな、私」
妹(だって、兄が私を心配するその気持ちの中にも、裏にも、キルミーベイベーの存在はなかったのですから)
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:28:07.55 ID:XMoDEaZM0
兄「今日のお前は一段と積極的で、様子がおかしいよ。どうしたんだよ?」
妹(前のようにワサワサしていません)
兄「お、おーい」
妹「私、兄ちゃんのこと好きかも……」
妹「ううん、ずっと好きだったかも。兄ちゃんのことしか頭になかったと思うよ」
兄「えぇっ! やめろよ、そういうの! やだよ!」
妹「好き、兄ちゃん好きよ……」
妹(だからこそ、私は今まで兄がキルミーベイベーに取られたのだと強く思っていたのでしょう)
妹(愛する兄は私を見てくれず、キルミーベイベーを追い続けた。それがとても悔しくて、悲しくて)
妹「……に、兄ちゃん」
兄「はい!?」
妹「私とキルミーベイベー、どっちが好き……?」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:35:17.76 ID:XMoDEaZM0
兄「キルミーベイベー……」
兄「キルミーベイベーが好き……」
妹「ああっ、バカな!?」
妹(最後の最後で私はミスを犯してしまったようです。勢いでどうにかなるだろうと考えたのが間違いでした)
妹(やはり兄にとってキルミーベイベーは絶対的。ここでその名を出さずに、優しく押し倒せば大団円を迎えられたものを)
妹(私は、キルミーベイベーに完全敗北してしまったのでしょうか。死んでも根強い人気を誇るこいつを侮った私は、私は、ああっ)
兄「なぁ、キルミーベイベー見ようぜ……」
妹「ううっ!」
兄「妹、カモカモ。一緒にワサワサしよっ!」
妹「えっ……」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:40:50.94 ID:XMoDEaZM0
妹(今までに私と一緒に、キルミーベイベーを視聴しようなんて事を兄は一度も言いませんでした)
妹(兄は一人で画面に集中したかったのでしょう。なのに、これは一体どういうことか)
ピロリロリ~キルミーベイベー!
兄「お前見たことないよな。1話から見ようね」
妹「……」
妹(ああ、憎きキルミー。画面に映る二人の少女、いえ、この作品は兄を変えたのです)
妹(叩き割ってしまいたい衝動が私を)
兄「お前は俺が好きだったんだなぁ、兄ちゃん全然気づかなかったよ」
妹「!」
兄「こんなダメな兄ちゃんだから軽蔑されてると思ってたもん」
妹「そんなことないよ……兄ちゃんは私にとってダメなんかじゃないもん」
妹「……ねぇ、兄ちゃんは私のこと好き?」
ホントノキモチハ、ホントノキモチハ
兄「ひみつだよ」
ポン
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:43:04.87 ID:vfM/dOBOO
シュールでワロタ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:47:05.80 ID:XMoDEaZM0
数日後
兄・妹「キルミーベイベーwwwwwwww」
兄「キルミーベイベーwwwどしたのワサワサ?www」
妹「キルミーベイベーwwwなんでもナーミン?www」
兄「キルミーベイベーwwwやるならカモカモッ!www」
妹「キルミーベイベーwwwあんだとドーン!!www」
兄・妹「ドーン!!wwwwwwww」
妹「兄ちゃん!」
兄「どしたのワサワサ」
妹「キルミーベイベーは死んでなかった!復活するよね!」
兄「ああ、もちろんさ!」
母「いやぁ……もういやぁ……」
おわり
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:48:27.16 ID:dANMl5070
なんだこりゃw
おつ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:48:53.35 ID:6TXV38sc0
乙www
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:49:15.64 ID:AMV0Y7xg0
せんのうwww
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:49:26.57 ID:II+u3Q370
乙
キルミーベイベーは神
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:49:38.12 ID:KjtcKBTk0
乙ワサワサ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 03:55:24.50 ID:/xcmG3dI0
二人にとって幸せならそれでいいんだ…!
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 04:01:40.05 ID:RZ2QTKT70
二期は俺の中では決定してる
2013年秋くらいかな
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 04:02:49.22 ID:+37SKCT20
キルミーベイベーは至高
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/01/10(木) 04:58:05.94 ID:qPnqpigg0
乙
わさわさした
転載元
妹「兄ちゃん…」兄「どしたのワサワサ…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1357747783/
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あぎりさんやろ!
対魔忍だろ