1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 22:56:31.79 ID:MYAeLg1E0
橘「やめる」
剣崎「どうしてです」
橘「夢のため・・・かな?」
剣崎「夢?」
橘「俺って小さい頃から宇宙刑事になりたかったんだよ」
剣崎「は、はあ」
橘「だからやめる。じゃあな剣崎」
剣崎「えっ?ちょっと橘さん!」
橘「止めるな。俺はなるんだ」
剣崎「やめてくださいよ!歳考えてくださいよ橘さん」
2 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/04/29(日) 22:57:26.69 ID:xEgp1V7v0
タディアーナさん!
うぇーいwwwwwww
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 22:57:51.89 ID:0mBTzgZ60
ナズェヤベルンディス!?
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 22:59:38.53 ID:x3R9Z0QU0
クサァ‼
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 22:59:50.30 ID:MYAeLg1E0
剣崎「橘さーん!」
橘「・・・」
剣崎「ったくどこ行ったんだあのおっさん」
橘「すまんな剣崎。だがヒーローに年齢は関係ないんだ・・・」
橘「俺は必ず宇宙刑事になる必ずだ」
橘「それまでさよならだ剣崎」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:02:38.03 ID:eq+3DEivO
職業:仮面ライダー ってのも、年考えるとおかしいだろwwww
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:04:30.47 ID:MYAeLg1E0
橘「剣崎と追っかけっこしてたら腹が減った・・・」
【ラーメン屋】
橘「・・・食うか」
店主「らっしゃーい」
橘「パスタ一つ」
店主「お客さん。ここラーメンだよ」
橘「一緒じゃないですかラーメンもパスタも」
店主「違うから」
橘「じゃあ・・・・」
店主「おっ。速水さん!今日も来たの」
速水「マスター。もずくラーメンを」
店主「好きですね。アンタも」
橘「ん?」
速水「ん?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:07:15.20 ID:hkx+ccMU0
オッペケテンムッキー「ん?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:08:21.87 ID:MYAeLg1E0
橘「似てる・・・」
速水「そっくりだ・・・」
橘「居るもんだな似てる人間って」
速水「奇跡か・・・」
橘「大将。俺ももずくラーメン」
店主「へい」
橘「・・・」
速水「・・・」
橘「似てますね何か」
速水「そうですね」
橘「声も」
速水「背丈もそっくりだ・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:10:23.12 ID:hkx+ccMU0
ムッキー「ふがいなさもそっくりだ・・・。」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:11:10.93 ID:MYAeLg1E0
橘「ごっそさん」
速水「食うの早いなこの人」
橘「勘定置いとくよ」
店主「はーい」
橘「さてと・・・バード星に行くにはどうしたらいいもんか」
店主「お客さん!お金たんないよ!」
橘「宇宙・・・NASAだ。NASAに掛け合ってみよう!」
店主「おい!食い逃げ!」
橘「よし行くぞ俺は」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:14:53.87 ID:MYAeLg1E0
橘「・・・」
ユウキ「弦ちゃーん!ほら急いで急いで」
橘「女子高生だ」
弦太朗「待てよユウキ」
ユウキ「きゃっ」
橘「おっと」
ユウキ「あっ。すみません」
橘「いいんだ」
弦太朗「おい大丈夫か」
ユウキ「うん。あっ遅刻しちゃうよほら」
弦太朗「わりぃな。おっちゃん」
橘「ははっ。今どきあんな髪型の高校生も居るんだな・・・」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:16:44.21 ID:b67EwJWO0
速水はいずれ超新星でギャレンになる
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:17:48.25 ID:RVHfQagw0
なんでそっくりさんなのに弦ちゃん達は橘さんに反応しないんだよw
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:18:53.48 ID:MYAeLg1E0
橘「何だこれ」
はやぶさくん
橘「さっきの子が落として行ったんだな。仕方がない届けてやるか」
橘「あっちに行ったから多分あっちに学校があるんだろ。多分」
橘「歩いていくのもあれだしな・・・変身しよ」
ヘシン!
ギャレン(J)「飛んでった方が早いよな。うん」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:23:10.94 ID:MYAeLg1E0
ユウキ「あれ!?」
弦太朗「どうした」
ユウキ「はやぶさくんが・・・無い!」
賢吾「普通あんな大きなの落とすか?」
ユウキ「ど、どうしよ」
弦太朗「また後で探そうぜ。眠い・・・」
ユウキ「弦ちゃん寝ないでよ。もしもーし」
弦太朗「・・・」
ユウキ「もぉ」
弦太朗「・・・」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:28:29.58 ID:MYAeLg1E0
ギャレン「結局迷子になってしまった・・・」
橘「誰かに聞いた方がよさそうだ。そこの青年」
海東「はい」
橘「あれ?お前は・・・」
海東「?」
橘「志村。志村純一だろ!」
海東「いえいえ私は海東純一。けど名前を知ってもらって光栄です」
橘「いや違う志村だ。懐かしいな」
海東「海東ですよー」
橘「その笑顔はお前しか無理だ。久しぶりだな!」
海東「ハハ。何だかよく解らないけど貴方に出会えてうれしいです」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:32:59.20 ID:BP0rYn3P0
さしずめ宇宙刑事ギャレンか
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:33:30.26 ID:MYAeLg1E0
橘「話し変わるけどお前知ってるかこれの持ち主」
海東「知りませんね。でもきっと持ち主も探してますよ」
橘「髪がこう長くてさリーゼントの彼氏連れてるんだ」
海東「コブ付きですか。きっと別れますから安心してください」
橘「制服が違うから別の学校同士だと俺は睨んでるんだ」
海東「きっとそうでしょうね。お腹空いたな・・・」
橘「俺は早く宇宙に行きたいんだ。その前にこれを渡さないと。そうだろ志村」
海東「海東ですよ」
橘「相変わらず可愛いやつだ」
海東「いえいえ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:38:32.09 ID:MYAeLg1E0
ユウキ「おかしいな?ここだと思ったのに・・・」
ユウキ「もー早く戻らないと先生に怒られちゃうよ」
ユウキ「おーい!はやぶさくーん」
ガサガサ
ユウキ「も、もしかしてはやぶさくんかな?探しちゃったよー」
伊賀電「・・・」
ユウキ「えっ?」
伊賀電「み、水をくれ」
ユウキ「はやぶさくんじゃない・・・」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:43:02.22 ID:85k8KP6o0
伊賀電とか知ってる奴いるのか?
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:44:13.70 ID:MYAeLg1E0
ユウキ「コ、コーラでもいいですか?」
伊賀電「えっ?いいけど・・・」
ユウキ「大丈夫ですか?」
伊賀電「だ、大丈夫・・・俺としたことが不覚だ・・・」
ユウキ「もしかしてその服は」
伊賀電「ああ。宇宙刑事なんだ俺」
ユウキ「やっぱり!ギャバンですね!?」
伊賀電「・・・シャリバン」
ユウキ「そうですか・・・」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:45:57.83 ID:BP0rYn3P0
赤射!
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:47:18.42 ID:MYAeLg1E0
橘「見つからないな。志村」
海東「海東ですよ」
橘「俺には時間が無いんだ」
海東「まだ昼ですよ。安心してください。多分あっちに居ます」
橘「おいおい本当かよ・・・」
海東「勘です。でも予言でもあります」
橘「志村を信じてみるか」
海東「海東ですよ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:51:18.20 ID:MYAeLg1E0
橘「本当に居た。君!」
ユウキ「はい?今朝の人だ」
橘「これ。君のだろ?」
ユウキ「あっ!はやぶさくんだ!ありがとうございます」
橘「良い事した後は清々しいな志村」
海東「海東ですよ」
橘「それよりこの人。宇宙刑事じゃないか!」
伊賀電「う、うん」
橘「何という偶然。名前は沢村大だったかの!」
伊賀電「伊賀電な。シャリバンの」
橘「ああー。シャリバンか・・・」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:52:46.33 ID:BW+ywVrDO
ギャバンじゃないのか…
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:56:14.77 ID:MYAeLg1E0
橘「にしても何でこんなところに」
伊賀電「・・・」
海東「行った方が身のためですよ」
伊賀電「この地球に奴らの侵入を許してしまった」
ユウキ「奴ら?」
伊賀電「最初はジャスピオンが消息を絶った。次にジバンとジャンパーソンが」
海東「メタルヒーローが消えてるってわけですね。どこかに居るんじゃないですか?」
橘「どんなやつだ!言え!俺のメタルヒーローを消してるのは」
伊賀電「・・・大マクー・・・」
橘「マ、マクーだと!?」
海東「変な名前ですね。感動的だ」
ユウキ「?」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:56:25.31 ID:dZ34yU0R0
がっかりしてるなダディ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/29(日) 23:59:29.83 ID:MYAeLg1E0
伊賀電「奴らの本拠地を見つけたシャイダーもブルービートの甲斐拓也も」
橘「うーん・・・これは一大事だ」
海東「何の話か解りませんね。でも安心してください何とかなりますよ」
ユウキ「えーっと伊賀さん。そのメタルヒーローって何ですか?」
伊賀電「説明すると長くなるな・・・」
橘「歴史が長いから」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:06:38.46 ID:2LxjsloD0
ユウキ「仮面ライダー以外にも」
橘「うん。そうですよね伊賀さん」
伊賀電「ああ」
海東「ソルブレインにも大樹が居るんですね。僕の弟も大樹なんですよ」
橘「それでメタルヒーローは全滅・・・」
伊賀電「いや。残ってる」
橘「何と!?」
伊賀電「まずは海外遠征中だったジライヤ」
橘「・・・」
伊賀電「それと行方不明のメタルダー」
ユウキ「それだけですか!?」
伊賀電「うん」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:12:13.29 ID:2LxjsloD0
橘「宇宙刑事じゃないのか・・・」
伊賀電「悪いな残りが超人機と忍者で」
橘「探しに行きましょう」
伊賀電「君たちはダメだ。危ないぞ」
橘「安心してくれ」
海東「私たちは仮面ライダーです」
ユウキ「ええーっ!?」
伊賀電「仮面ライダー?」
橘「そうです」
ユウキ「すごーい」
橘「行きましょう」
伊賀電「そ、そうだな。何なんだろライダーって」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:17:15.82 ID:2LxjsloD0
闘破「伊賀さん?」
橘「ジライヤだ」
海東「凄いですね。光栄です」
伊賀電「俺に力を貸してくれ」
闘破「力ですか?」
伊賀電「そうだ。俺たちの仲間が次々に倒され消えて行ってる・・・」
橘「あんたの力が必要なんだ!」
ユウキ「ジライヤさん」
伊賀電「いいだろ。な?」
闘破「い、いいですよ」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:22:50.86 ID:XKdeQIE+O
伊賀電と橘さんとニーサンとユウキと闘破とかどんなコラボだよ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:31:18.34 ID:2LxjsloD0
伊賀電「次はメタルダー」
海東「居るんですか?」
伊賀電「・・・」
橘「さっさと行きましょう」
闘破「張り切ってるなあいつ」
伊賀電「仮面ライダーらしいぞ」
橘「ほら早く」
伊賀電「はいはい」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:38:24.19 ID:2LxjsloD0
ユウキ「あっ。そうだ」
橘「どうした?」
ユウキ「お家に連絡しなきゃ。あと弦ちゃん達にも」
海東「最近はおかしな事件が多いからね」
闘破「じゃあ俺先にメタルダーんとこ行きますんで」
伊賀電「気を付けて」
橘「サイン貰ってきてください」
闘破「お、おう」
海東「さすが忍者。早いですね。感動的だ」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:44:49.43 ID:2LxjsloD0
ユウキ「あっ。もしもし弦ちゃん?」
弦太朗「おうユウキか。どうしたんだよお前」
ユウキ「実はね・・・」
弦太朗「は?」
ユウキ「だからしばらく学校を休んで」
弦太朗「ずるいぜユウキ。俺も混ぜてくれよ!」
橘「行くぞ」
ユウキ「は、はい。それじゃあね弦ちゃん」
弦太朗「おい」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:46:43.01 ID:rCLPQLcWO
ニーサンはなんなんだよ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:48:21.65 ID:2LxjsloD0
伊賀電「お前たち無理して付いてこなくても」
橘「いいんです。なっ志村」
海東「海東ですよ」
橘「俺って昔から宇宙刑事になりたかったんですよね」
伊賀電「そうなんだ」
橘「だから弟子にしてください」
伊賀電「?」
橘「弟子ですよ」
伊賀電「あのね」
橘「頼む!」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 00:54:55.44 ID:2LxjsloD0
橘「無理ですか」
伊賀電「無理」
橘「・・・」
海東「諦めましょう。代わりに私が貴方の弟子になります」
橘「志村・・・」
海東「海東ですよ」
ユウキ「あれもライダーですか」
アクセル「こいつら・・・キリがない!」
伊賀電「どうなんだ橘くん」
橘「ライダーですね」
海東「でしょうね。いや何か違うな。うん別にいいでしょう」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:03:03.34 ID:2LxjsloD0
アクセル「ありがとう助かりました」
グレイブ「いいんですよ」
ユウキ「大丈夫ですか橘さん?」
ギャレン「・・・」
シャリバン「しかし奴らの手がここまで」
アクセル「こいつらを追い風都からここまで」
グレイブ「風都?ああ架空の都市ですね。解りますよ」
アクセル「何だこいつ」
ユウキ「おーい」
ギャレン「・・・」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:10:06.87 ID:2LxjsloD0
照井「俺は照井竜」
海東「私は海東純一。この倒れてるのは橘朔也さんです」
ユウキ「城島ユウキです」
伊賀電「俺は」
照井「知ってます宇宙刑事シャイダーの」
伊賀電「違うよ」
照井「何だ違うのか。ちっ」
伊賀電「・・・」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:20:51.45 ID:XKdeQIE+O
シャリバン・・・
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:29:18.96 ID:2LxjsloD0
照井「どうするんです」
伊賀電「やるしかない」
海東「いいですね。でも人数少ないですよ」
伊賀電「・・・」
橘「いけるだろ」
ユウキ「あっ起きた」
橘「伊賀さん。敵の本拠地は」
伊賀電「だいたいの居場所は解るけど」
海東「奇襲ですね。さすがです」
照井「敵の総大将さえ叩けば」
橘「地球の未来は俺たちにかかってるんだ!そうでしょ伊賀さん」
伊賀電「・・・そうだな」
海東「決まりですね」
照井「行くか」
橘「よし」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:33:25.78 ID:2LxjsloD0
伊賀電「着いたぞ」
橘「ここか」
海東「薄気味悪い場所ですね」
照井「アンタずっと笑ってるな」
海東「地顔です。ちなみにこれが真顔」
照井「そ、そうか」
伊賀電「闘破や流星も時期に加勢に来るだろう」
橘「その前に不意を突いて沢村さん達を救出し」
海東「敵の戦力を減らすのですね。解りました」
伊賀電「行くぞ」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:39:09.19 ID:2LxjsloD0
ギャレン「侵入成功」
ユウキ「・・・」
ギャレン「きっと罠がある。俺たちの役割は人質を救うことだ」
ユウキ「は、はい」
ギャレン「よし!」
ピーピー
ギャレン「あっ」
ユウキ「橘さん?」
ギャレン「赤外線装置・・・か」
ユウキ「ちょっと橘さん!」
ビルゴルディ「侵入者か!?」
ギャレン「ち、違う」
ビルゴルディ「嘘つけ。ここは通さんぞ」
ギャレン「ぐぬぬ」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:50:09.39 ID:2LxjsloD0
グレイブ「警報が鳴ってますね」
シャリバン「ホントだ」
アクセル「橘・・・さん」
ヘスラー指揮官「人の寝込みを襲うなんて・・・」
シャリバン「この際だ卑怯もへったくれもない」
ヘスラー指揮官「俺たちを倒しても逃げられんぞ・・・クズども・・・」
グレイブ「いい台詞だ。感動的だ。だが無意味だ」
ヘスラー指揮官「ど、どうする気だ」
グレイブ「殺します。死んだら何もできないですよね」
ヘスラー指揮官「呪ってやる・・・」
グレイブ「いいですよ。好きにしてください」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:55:00.42 ID:2LxjsloD0
ビルゴルディ「弱い」
ギャレン「・・・」
ユウキ「橘さん」
ギャレン「ダメだ。強い・・・」
ビルゴルディ「せっかく地獄から蘇ったと言うのに・・・」
ギャレン「ユウキちゃん。君は逃げろ」
ユウキ「で、でも」
ギャレン「・・・逃げるんだ」
ビルゴルディ「死ね」
ギャレン「早く」
ユウキ「は、はい」
ビルゴルディ「逃がさんぞ娘」
ギャレン「うるさい!殺すなら俺を殺せ。ほら早くしろ」
ビルゴルディ「望み通りにしてやる」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 01:59:13.84 ID:2LxjsloD0
ギャレン「ああ・・・俺はここで死ぬんだな・・・」
ギャレン「思い起こせばいつもこうだ。突っ込んでは負けて・・・」
ギャレン「俺にはヒーローは似合わないんだろな・・・」
ギャレン「・・・」
ギャレン「でも俺ってこういう窮地の時にも強いんだよな・・・」
ギャレン「あの時もあの時も・・・逆転してきた・・・」
ギャレン「・・・」
ギャレン「諦めるのも早いかもな。再び逆転してやる。こいつを倒す。絶対に」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:01:27.29 ID:97hdsqiS0
ライダーガッツだな
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:05:56.43 ID:2LxjsloD0
ギャレン「うおおおおおおおおおおおお」
ビルゴルディ「な、何だこいつ」
ギャレン「もう俺は倒されんぞ」
ビルゴルディ「くっ・・・」
ギャレン「お前が倒れるまで俺は拳を止めん」
ビルゴルディ「・・・」
ギャレン「負けないぞ。絶対に負けないぞ。俺は・・・仮面ライダーギャレンだ!」
ビルゴルディ「ぶわっ」
ギャレン「ハァハァ・・・」
ビルゴルディ「」
ギャレン「・・・」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:12:49.32 ID:2LxjsloD0
ユウキ「橘さん・・・大丈夫かな」
オーイ
ユウキ「はい?」
沢村大「女の子だ」
拓也「彼女じゃ無理でしょここ開けるの」
甲平「おい!あんた。ここ開けてくれ」
ユウキ「どうしよどうしよ」
ショウ「早くしてくれ」
沢村大「お前たち無茶を言うなよ」
ユウキ「こういう時に賢吾くんが居れば・・・」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:18:33.63 ID:2LxjsloD0
ギャレン「ユウキちゃーん・・・居ないか」
ギャレン「逃げろなんて言って本当に行くんだから」
ギャレン「おっ。こんな所に扉が。開けてみよ」
ガチャッ
ギャレン「ユウキちゃーん」
ドン・ホラー「あっ」
魔王サイコ「誰だ貴様」
大帝王クビライ「新手の宇宙刑事か?」
ギャレン「しまった・・・」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:22:20.92 ID:2LxjsloD0
グレイブ「静かですね」
アクセル「確かに」
シャリバン「粗方の敵は一層で来たな。後は幹部クラスのみ」
アクセル「橘さん達は大丈夫なんでしょうかね」
グレイブ「大丈夫だと思いますよ。あの人は死んでるかもしれませんけどね」
アクセル「・・・」
シャリバン「行くぞ」
アクセル「はい」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:29:09.00 ID:2LxjsloD0
ユウキ「よいしょよいしょ」
沢村大「の、のこぎり何かじゃ無理だよ」
ユウキ「だ、だめだ。切れないよ」
拓也「何とかならんのか・・・」
「ギャバンダイナミック!」
沢村大「あっ」
竜馬「あんたは」
ギャバン「助けに来たぞ」
ユウキ「宇宙刑事キター!」
ギャバン「会議が長引いてな。すまん」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:36:24.92 ID:2LxjsloD0
ギャレン「三ボスだ」
魔王サイコ「ここまでたどり着くとはな」
大帝王クビライ「だがここで終わりだ」
ドン・ホラー「我ら三人を相手に生き残れるはずがない」
ギャレン「落ち着け・・・俺はギャレンだ・・・」
ギャレン「今回も勝てるはずだ。必ず!」
魔王サイコ「行くぞ」
ギャレン「大物と戦っているときの勘を思い出すんだ」
大帝王クビライ「・・・」
ドン・ホラー「・・・」
ギャレン「倒す!」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:41:18.36 ID:2LxjsloD0
照井「橘さん!」
橘「・・・照井」
照井「良かった生きてたんだ」
橘「また負けたのか俺・・・」
照井「俺が来たときにはほら」
橘「倒したんだ俺・・・」
照井「見たいですね」
橘「ふぅ・・・」
照井「行きましょう。みんな待ってますよ」
橘「ああ」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:45:28.77 ID:2LxjsloD0
伊賀電「やったな。橘」
海東「凄いですね。尊敬します」
ユウキ「橘さん!生きてたんですね」
橘「・・・疲れたよ」
一条寺烈「橘くん」
橘「・・・」
照井「寝てますよ」
伊賀電「きっと疲れてるんだな」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:51:05.44 ID:2LxjsloD0
剣崎「あっ。橘さん・・・帰って来たんだ」
橘「剣崎!これを見てみろ」
剣崎「サインですかこれ?」
橘「ギャバンとシャリバンとシャイダーのサインだ」
剣崎「へえー。その真っ赤なジャケットとぬいぐるみも」
橘「記念に貰ったんだ。凄いだろ」
剣崎「い、いいんじゃないですか」
橘「そうだろ?」
剣崎「はい」
橘「宇宙刑事だろうと仮面ライダーだろうとヒーローはヒーローだよな」
剣崎「いいんじゃないですか。橘さんがそれでいいなら」
橘「だよな」
終
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 02:52:07.48 ID:97hdsqiS0
平和でいい終わり方だな乙
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 03:03:28.23 ID:XKyCEXWRi
来たら終わってた
乙
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 03:09:31.32 ID:XKdeQIE+O
乙
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/30(月) 03:33:44.71 ID:KcjpaMnF0
なんかほっこりした乙
東映ビデオ (2002-12-06)
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管理人さんいつもありがとう
そーですか
しかし、仮面ライダー対スーパー戦隊をやっているんだから
こういうのもありだな
宇宙刑事を交えたスーパーヒーロー大戦が
上映されるとは
誰が想像しただろうか