1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:21:50.25 ID:MiXrQd+00
京子「な、なぁ、結衣。なんで最近、ラムレーズン買ってきてくれないんだよ~!」
結衣「あぁ、あれな。もう今後買わないことにしたんだ」
京子「どうして……!?」
結衣「TVで川越シェフが酷評してたからな」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:27:17.26 ID:hj3DslHxO
ざけんな川越
俺の京子悲しませるな
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:29:04.12 ID:kq8vm8je0
カマホモシェフ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:29:14.61 ID:MiXrQd+00
結衣「そんなに食いたきゃ今度から自分で買えばいいだろ」
京子「私は結衣の買ってくれたラムレーズンが好きなんだよー……」
ちなつ「貧乏舌の京子先輩のなんか放っておいて」
ちなつ「今度からはリッチミルク買ってきてくださいよ」
ちなつ「私もラムレーズンなんかよりそっちのが食べたいです」
ちなつ「川越シェフも絶賛してましたし」
京子「そ、そりゃないよちなつちゃん……!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:31:58.84 ID:MiXrQd+00
結衣「そうだね。気分を入れ替えてそれもいいかも」
結衣「今度、買っておくよ」
ちなつ「わーい、ありがとうございまーすぅ!」
京子「ゆ、結衣。ラムレーズンは!?」
結衣「知るかっ」
京子「そ、そんな……」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:41:40.94 ID:r6CK7w3d0
ミントチョコのほうがよっぽどまずい
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:45:51.61 ID:MiXrQd+00
次の日
京子「ダメだぁー。早くラムレーズンパワーを補充しないと」
京子「命にかかわるぅー……」
京子「買いたいにも今月は金欠だしー」
京子「うー、どうすれば」
京子「そうだ! 生徒会室の冷蔵庫にいつも綾乃が買ってたな!」
京子「ようし、レッツゴー!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:50:25.89 ID:MiXrQd+00
生徒会室
京子「どもー、京子だよ~ん」
綾乃「と、歳納京子!?」
綾乃「なんの用よ。い、言っておくけど今私は忙しいから構ってあげられないわよ!?」
京子「お構いなくー、綾乃じゃなくて綾乃のアイスに用があるんだ~」
綾乃「は?」
京子「それじゃ、冷蔵庫開けるよ」
綾乃「ちょ、ちょっと!」
ガチャ
京子「あったあった、抹茶……って、なんで抹茶!?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:54:29.60 ID:MiXrQd+00
京子「綾乃、最近いつもラムレーズンだったじゃん!」
綾乃「ああ。この前、TVで川越シェフがラムレーズンのこと」
綾乃「おいしくないって言ってたの聞いたら急に食べたくなくなっちゃってね」
綾乃「千歳の要望でこれからしばらく抹茶アイス買うことにしたのよ」
千歳「抹茶うまいわー」
京子「綾乃なの!?」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 01:57:44.36 ID:W0ghwoB/0
綾乃ちゃんまでも川越スマイルの餌食に…
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:01:12.22 ID:MiXrQd+00
京子「うぅー……」
綾乃「なによ。急にテンション落としちゃって」
京子「綾乃のバカ~!」
タッタッタッタ
綾乃「あ、ちょ! 歳納京子!」
千歳「どうしたんやろ、歳納さん」
綾乃「私、歳納京子に嫌われた? ど、どうして……」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:08:54.06 ID:MiXrQd+00
放課後
京子「はぁ……死ぬー」
ちなつ「それじゃ結衣先輩、行きましょっか」
結衣「そうだね」
京子「あれ、二人とももう帰っちゃうの?」
結衣「今日はあかり用事で部活来れないみたいだから、休みでいいだろ」
ちなつ「二人で行くところもありますしね。結衣先輩っ」
京子「え、どこどこ!?」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:13:33.14 ID:MiXrQd+00
ちなつ「別に京子先輩には関係ありませんよ」
京子「えーいいじゃん、そんなこと言わずに教えてよ~」
結衣「ほら。昨日アイスの話題したじゃん」
結衣「さっそく今日買いに行こうってことになって、ちなつちゃんと」
京子「なぬ!?」
結衣「京子も一緒に行くか?」
京子「もちのろん!」
ちなつ「えー、京子先輩も来るんですか~……」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:20:09.56 ID:MiXrQd+00
スーパー
結衣「ここのスーパーはいつもアイスが安いんだよな」
京子「そうそう、そして決まってラムレーズンが置いてあるんだよな~」
結衣「ん? 京子、何か言ったか?」
京子「いや、別に!」
ちなつ「結衣先輩って買い物上手の専業主婦みたいですっ」
京子(よーし、どさくさに紛れてカートにラムレーズン入れてやるぞー!)
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:27:40.37 ID:MiXrQd+00
結衣「えっと氷菓コーナーはここだな。えっと、リッチミルクだったよね」
ちなつ「あ、ありましたよ。『川越シェフオススメのリッチミルク』って書いてあります」
結衣「さすがTVの力はすごいなー。もうこんなに広くコーナーを陣取ってる」
ちなつ「TVというより川越シェフがすごいんじゃないですか」
結衣「ははは、そうかもね」
京子「うぅー、どこだラムレーズン。いつもならこの辺に置いてあったのに……!」
京子「おっ、あった! でも、コーナーの隅に追いやられてる……」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:34:04.48 ID:MiXrQd+00
京子「まぁいいや。一応あったことだし。後は……」
結衣「じゃあ、五つくらい入れておこうか」
ちなつ「はい!」
京子(隙を見て、こっそりカートに)
ヒョイ
京子「やった!」
ちなつ「ずるはいけませんよ、京子先輩」
京子「げっ、ちなつちゃん……!」
結衣「ん? どうしたの?」
ちなつ「今、京子先輩がこっそりカートのかごにラムレーズンを1個放り込んだんです」
結衣「まったく、仕方ない奴だな」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:40:57.89 ID:MiXrQd+00
ちなつ「さぁ、元の場所に戻してきてください」
京子「やだやだやぁ~! 1個だけでいいからさぁ! お願いー!」
ちなつ「ダメですよ」
結衣「はぁ、わかったわかった。でも1個だけだぞ」
京子「本当!? おぉ、結衣様!」
結衣「そのかわり予算オーバーだから、その分ミルクを1個減らすか」
ちなつ「えぇー! 京子先輩のわがままのために貴重なリッチミルクを減らすんですか!?」
結衣「ごめんね、ちなつちゃん。でも4個買ったからさ、ね」
ちなつ「はーい……」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 02:56:55.38 ID:MiXrQd+00
結衣「さぁ、レジに向かうか」
京子「みんなで行こうよレッツゴー!」
ちなつ「買ってくれるってわかったら急に調子付いちゃって」
ちなつ「乞食みたい」
京子「え? 何、ちなつちゃん?」
ちなつ「別にー。あれ?」
結衣「どうしたの?」
ちなつ「あそこの食品売り場にいる人ってもしかして、川越シェフじゃありませんか?」
結衣「え、本当!?」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 03:06:56.67 ID:MiXrQd+00
ちなつ「ほら、いつもと雰囲気違いますけど。よく見ると……」
結衣「確かに」
京子「や、奴が……川越!」
ちなつ「ちょっと声かけてみませんか?」
結衣「うーん、確かに気になるけど、でもなぁ」
ちなつ「こんな機会二度とありませんよ!」
京子「べ、別にいいんじゃない? TVでいつでも見れるだろうし」
京子「それより、早くレジ行こ~」
ちなつ「あの、すみませーん。もしかして、シェフの川越さんですか……?」
川越「え?」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 03:21:58.90 ID:7HmP7uWw0
照英と川越シェフがラムレーズンのレーズンになってる画像ください!
57 :
修正 :2011/09/16(金) 03:22:14.05 ID:MiXrQd+00
川越「そうだけど」
ちなつ「わぁ、やっぱり! いつもTVで番組拝見してます」
川越「それは嬉しいんだけど、できればもう少し小さな声で」
川越「僕TVの前では平気だけど、こういう場で周りに騒ぎ立てられるのは苦手だから」
川越「わざわざ変装してきた意味がなくなっちゃうしね」
ちなつ「あ、すみません」
結衣「まさか本当に本人だったとは……」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 03:36:25.74 ID:MiXrQd+00
結衣「今日は何の目的でこのスーパーにいらしたんですか?」
川越「大した理由はないさ」
川越「たまには庶民の食材も視察しておこうと思ってね」
川越「まぁ、かといって別に何も期待はしちゃいないんだけどね」
川越「自分の修行の成果の再確認って意味も兼ねて、こうやって徘徊してるってところさ」
ちなつ「なるほどー」
川越「君たちは買い物かい?」
結衣「はい、アイスを買いに来たんです」
川越「氷菓子か」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 03:45:42.83 ID:MiXrQd+00
川越「ん?」チラッ
ちなつ「どうかしましたか?」
川越「君たちのカートのかごに入ってるそのアイスは……」
ちなつ「あ、はい。前に番組で川越さんがおいしいって言ってた奴です!」
川越「ははは、見てくれたんだね」
結衣「だから、今日はこれを買うためにここへ」
川越「それは嬉しいな」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 03:52:58.75 ID:MiXrQd+00
川越「あれ。何か1個だけ違うアイスも紛れてるね」
結衣「あ、これはラムレーズンで」
川越「ラムレーズン……?」
ちなつ「本当は買う予定はなかったんですけどね」
川越「あのさ君たち、差し出がましいかもしれないけどちょっと一つだけいいかな?」
ちなつ「はい、なんでしょう?」
川越「悪いことは言わない。ラムレーズンだけはやめた方がいい」
京子「む、むぅ」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 03:54:36.53 ID:W0ghwoB/0
川越ってマジで何者なの?
自称シェフの割に言ってること適当すぎる
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 04:02:33.07 ID:b4DF+NYp0
こんなコト言ってる川越シェフがこの後ラムレーズンにひれ伏すことになるんだから、世の中って不思議だよな
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 04:06:57.72 ID:MiXrQd+00
川越「さっき君たちは前に僕が出てた番組を見たって言ってたね」
結衣「え、ええ」
川越「そのとき確か、ラムレーズンの評論もしたはずだけど……おかしいな」
ちなつ「あ、はい。もちろんそれも知ってたんですけど」
ちなつ「この人が買ってくれってきかなくて、仕方なく」
京子「だってラムレーズンおいしいんだもん……」ブツブツ
川越「いや、正直ラムレーズンアイスは総じて食べれたものじゃないよ」
京子「……」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 04:14:52.93 ID:MiXrQd+00
川越「そもそもバニラアイスにラムレーズンという組み合わせがよくない」
川越「さらにいえばナンセンスだ」
川越「ラムレーズンというせっかくの食材を台無しにしている」
川越「ラムレーズンにはもっと合ったトッピングが他にあるはずだよ」
京子「そ、そんなこと……ない」
川越「しかもこのブランドのラムレーズンアイスは中でも特に酷い」
京子「……」
京子(私のお気に入りのなのに……悪く言うな!)
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 04:22:51.85 ID:MiXrQd+00
川越「このアイスを買うのはお金をドブに捨ててるのと同じだね」
川越「今すぐ元の場所に戻すことをおすすめするよ」
京子「……」
結衣「え、えっとぉ」
ちなつ「どうします? やっぱり戻してきます?」
結衣「でも、京子が」
京子「もういいよっ!! いらない!」
タッタッタッタ
結衣「おい、京子! どこへ行くんだよ!?」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 04:33:11.59 ID:MiXrQd+00
川越「どうしたんだい、あの子?」
結衣「あ、えっとすみません……。あいつ、このアイス結構気に入ってたみたいで」
川越「そうだったのか。それは少し悪いことをしたかもしれない」
川越「でも彼女もいつかきっと気づいてくれると思うよ」
川越「自分がいかに酷いものを食べていたかということを」
ちなつ「だといいんですけど」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 04:53:06.09 ID:MiXrQd+00
歩道
京子「……」
京子「なんでぇ、結衣もちなつちゃんも」
京子「あんな奴の言うこといちいち真に受けちゃってさ」
京子「ラムレーズンはおいしいんだぞっ!」
京子「……」
京子「本当においしいんだぞ……」
あかり「あ、京子ちゃんだ。おーい」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 05:12:02.83 ID:MiXrQd+00
京子「なんだ、あかりかー」
あかり「えぇ、なんだは酷くない!?」
京子「何か用?」
あかり「今日はあかり用事があって部活に行けなかったから」
あかり「みんな何したのかなーって」
京子「別に何も~」
あかり「そ、そっか……。えへへ、京子ちゃんなんだか今日元気ないね……」
京子「どうせ誰もラムレーズンのよさなんてわかってくれないんだ」
あかり「?」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 05:13:36.76 ID:MiXrQd+00
あかり「あ、ラムレーズンといえば。あかりね、この前京子ちゃんの真似して」
あかり「ラムレーズンのアイス買ってみたよ」
京子「ふーん、そっかー」
京子「……なぬ!?」
あかり「京子ちゃんがあんまりおいしいおいしいって食べてるから」
あかり「あかりも食べたくなっちゃってさ、えへへ」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 05:18:43.83 ID:MiXrQd+00
あかり「あれおいしいねー。京子ちゃんの言ってたとおりだったよ」
京子「あかり! まだそれ残ってたりしない!?」
あかり「え、えっと、1個だけ残ってたと思うけどぉ……」
京子「残ってたら私に分けてくれないか!」
あかり「うん、いいよ。今からあかりの家においでよ」
あかり「あかりの食べかけのでよかったら残り全部あげるよー」
京子「おぉ、あかり様ぁー! ありがとうございますー!」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 05:22:12.39 ID:hj3DslHxO
あかりん…
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:15:14.80 ID:MiXrQd+00
赤座家
京子「もうアッカリーンなんて絶対言わないぞ!」
京子「今度からあかり大明神様って呼ばせてもらいます!」
あかり「京子ちゃんは大げさだなぁ。今冷蔵庫から持ってくるからちょっと待っててね」
京子「ははっ!」
京子「うー、ここまで長かった……」
京子「ついに、ついにラムレーズンを食することができるんだ!」
京子「まだ身の回りにも好きでいてくれる奴はちゃんといるもんなんだな~」
京子「当たり前か! なんたってそりゃラムレーズンだもんなー!」
京子「どうだ思い知ったか、川越ぇ~! あっはっは!」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:16:46.93 ID:MiXrQd+00
ガチャ
あかり「えーっと、確かこの辺に」
あかり「……」
あかり「あれ?」
京子「どうしたの? もったいぶらずに早くおくれよー」
あかり「う、うん、ちょっと待ってね……」
あかり「確か昨日の夜、少し食べてここに置いたはずなんだけど」
あかり「あれ、あれ……」
京子「あかり?」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:18:20.80 ID:MiXrQd+00
あかり「ご、ごめん、京子ちゃん。なぜだかあかりのアイス、なくなってる……」
京子「……」
京子「考えが甘かった。存在感のないアッカリーンのアイスのことだもん」
京子「当然アイスもアッカリーンされるに決まってるか……」
あかり「え、え!? アッカリーンってもう言わない約束じゃなかったのぉ~!?」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:19:19.32 ID:hj3DslHxO
あかねさんは今日も平常運転のようです
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:21:26.44 ID:MiXrQd+00
公園
京子「はぁ、結局今日も口にすることができなかった」
京子「これからずっと口に出きないまま一生を終えるのかな……うぅ」
結衣「京子」
京子「え、結衣?」
結衣「こんなところにいたのか、急にいなくなって探したぞ」
京子「な、なんだよ。放っといてくれてもよかったのに……」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:23:02.19 ID:MiXrQd+00
結衣「そうか。これ、いらないんだな」
京子「へ……。ラムレーズン!!」
結衣「結局買った」
京子「どうして!? あいつは買わない方がいいって」
結衣「まぁ、なんていうかさ」
結衣「なんだかんだ私も今日直に会うまでは」
結衣「川越シェフに結構影響されてたけど……」
京子「けど?」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:23:46.30 ID:MiXrQd+00
結衣「……。もういいんだ、それは」
京子「?」
結衣「それに私もラムレーズン嫌いじゃないしな」
京子「結衣……結衣ぃー!!」
結衣「お、おいこら、そんなに引っ付くな!」
京子「や~だよ~」
結衣「離れないともうラムレーズン買わないぞ」
京子「じゃあ離す!」
END
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:25:02.60 ID:XoclVtXp0
乙
京子ちゃんが幸せでよかった
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:25:57.15 ID:2S9b1o8L0
つか買えよ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:26:43.24 ID:bDa1W+eL0
ラムレーズン「結衣…お前がどう変わろうが…お前の罪は許されない!」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:28:33.03 ID:hj3DslHxO
乙
川越を踏み台にほどよい百合に仕上げてくれた
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/09/16(金) 06:35:14.98 ID:28nFjEFF0
ダッツのラムレーズンは溶け易いけど
溶けてもシェイクな感じで十分おいしかった
それと
>>1乙
株式会社ログフィルム (2010-03-05)
売り上げランキング: 29661
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間接的に否定することになるから、料理人が言っていい事ではない気がするんだよな
「個人的にまずいと思う」ならまだしも、あたかも公然の事実であるかのように料理を悪く言うのは
ナンセンスだわ
…ちょっとリアルでそういう論調の人見かけたんでどうしてもぶちまけたくなった
お菓子店のプリンを酷評してたな。
俺はそのプリンを結構気に入っていた。
このSSでそのときの怒りが少し蘇った。