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梓「もう平気です。本当だもん」

2011/01/27 01:40 | CM(1) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 19:59:01.91 ID:OERl7/8r0
律「なあ梓ー、お前ソロやってみない?」

梓「えっ、急にどうしたんですか?」

律「いやー、ギターソロかっこよくってさー」

梓「話が見えないんですが」

澪「ああ、うちのバンドにも取り入れたいって律さわいでたなぁ」

律「そうそう。昨日澪と一緒に色んなバンドのDVD観てね?」

梓「ギターソロ……私がやっていいんですか?」

律「というか梓にやって欲しいんだよ」

梓「は、はぁ」

唯「良かったね、あずにゃん!」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:04:23.14 ID:OERl7/8r0
澪「私も梓のソロ聴いてみたいかも」

紬「梓ちゃん凄く上手だから大丈夫よ」

梓「……別にいいですけど、ソロって普通リードギターがやるもんじゃ」

唯「へっ、そうなの?」

律「あーあ、言わなきゃ分かんないのに」

唯「ぶう! りっちゃんしどい!」

律「テヘヘッ! 冗談、冗談ですわよう!」

唯「こうしてやる! ホアー!」

律「ア、アタシの書いたドラゴンがオカマっぽくッ!?」

唯「えっ、カバじゃないの?」

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唯「全日本牛脂大食い選手権!」

2011/01/26 20:35 | CM(0) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 20:32:58.97 ID:Rchicmb20
唯「さぁ、はじまりました、全日本牛脂大食い選手権!」

観客「ワーワー」

唯「実況は私平沢唯と!」

律「爽やか笑顔で幸せ運ぶ!みんなの解説田井中律でお送りしまぁす!」

唯「さぁ、出場選手出揃いました!」

観客「ザワザワ」


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 20:40:23.14 ID:HS5M0P/rO
見てるだけで胸焼けしそう

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 20:45:48.22 ID:Rco58FUX0
ねーよwww
なんで牛脂なんだよwwww

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梓「部室がうんこ臭い」

2011/01/25 23:45 | CM(5) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 19:27:50.12 ID:kzH8Y++l0
ある晴れた日の事でした、私が部室に入ると部室の中がうんこ臭いのです。
部室には3年生の先輩たちが、既にティータイムをしていました。
先輩たちはこの部室の異様な匂いに気が付いていないようです。
私は先輩たちの様子を見て、気のせいかと思い鞄とギターを置いて
いつもの席に付きました。でも、うんこ臭さはさらに強くなり私の鼻腔を刺激します。

梓『先輩たちはこの匂いに気がついてないのかな…ちょっと尋常じゃない気がするけど…』


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 19:33:38.25 ID:kzH8Y++l0
部室の窓は全て開けられているのにも関わらず、私の鼻をうんこ臭さが襲います。

窓から風が入るたびに、うんこの匂いが私に襲いかかります。

梓『うんこ臭いよぅ…どうして、先輩たちは平気なの??ううううっ…』

唯「どうしたの?あずにゃん…顔色悪いよ?大丈夫?」

梓「あっ!?はい…大丈夫です!」

梓『どうしよう…うんこ臭いこと言ったほうが良いのかな…でも、この中の誰かが、うんこ臭い事になるんだし…』

澪「梓?どうした?ほんとに大丈夫か?」

梓「はい…」

梓『どうしよう…でも、うんこの匂いに耐えられないよ…』


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紬「パーフェクトワールド」

2011/01/25 18:17 | CM(0) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 00:15:21.73 ID:BV1VdblsO
唯「ねぇムギちゃん」

紬「・・・・・・」

唯「私ね。今朝、夢を見たんだ」

紬「・・・・・・」

唯「とっても楽しい夢」

紬「・・・・・・」



2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 00:19:15.39 ID:BV1VdblsO
唯「夢の中の私は空を飛んでたんだぁ~」

紬「・・・・・・」

唯「風が気持ち良かった。あ、ムギちゃんもいたんだよ」

紬「・・・・・・」

唯「夢の中のムギちゃんは鳥さんだった」

紬「・・・・・・」

唯「とっても可愛い鳥さんだった・・・」

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唯律「お姉ちゃん!」 VS 澪紬梓「一人っ子!」

2011/01/24 17:14 | CM(2) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 18:58:06.24 ID:ZJGA7hQa0
憂「お姉ちゃん、ご飯出来たよ」

唯「いただきま~す。今日も美味しいよ憂」



憂「お姉ちゃん、お風呂沸いたよ。お先にどうぞ」

唯「ありがと~。じゃあ、入ってくるね」



憂「お姉ちゃん、6×8は48だよ」

唯「あ、そっか~。46じゃあちょっと少なかったか~」



憂「お姉ちゃん、そこはこうやって弾けばいいんじゃないかな」ジャカジャン♪

唯「なるほど~、そうやって弾けばいいのか~」

憂「ちゃんとそう楽譜に書いてるよ」



憂「お姉ちゃん、もうこんな時間だよ。明日も学校だしもうそろそろ寝よっか」

唯「うん、おやすみ~憂」

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 19:02:35.07 ID:ZJGA7hQa0
唯「……」

唯「……おかしいよ」

唯「同じ親から生まれて、同じような環境で育ってきたのに
  なんでこんなにも差が出来たんだろう……」

唯「憂は家事をやらせれば、その辺の主婦以上のことをやってのける。とくに料理はプロ級」

唯「おまけに、勉強も出来る。ギターだってちょっとやっただけで覚えた」

唯「私といえば、家では常にゴロゴロ。家事なんてやった事が無い」

唯「勉強も一学年下の憂に教えてもらうこともしばしば」

唯「ギターだって毎日触ってないとすぐ忘れる」

唯「これじゃあ、どっちが姉かわからないよ」

唯「ん? そもそも、本当に私が憂のお姉ちゃんなんだろうか……」

唯「実は、本当の姉妹じゃないのかも……」

唯「だって、こんなにも差があるとなるとその可能性も捨てきれない……」

唯「きっと、憂はこんな不出来な私を救うために22世紀の未来から来た憂型ロボット!」

唯「未来では、そんな憂型ロボットが沢山いて、一家に一台憂の時代が来るに違いない」

唯「なんて素敵な未来。人類の明日は明るい!」

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いちご「HAPPY」

2011/01/24 04:16 | CM(1) | けいおん! SS
ir3t1ttg

1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 20:20:00.99 ID:izhMv/L70
――――

 今日に決めたよ、私が死ぬって事。
 ずいぶん探したんだけど、生きている意味なんてどこにも無い。
 私はもうここにはいられない、それって理由にならないのかな?

 睡眠薬は飲んである、バスタブにお湯が溜まった、
後は。

「んっ……」

 カミソリを腕に当てて一気に引いた、白い肌に赤い線が走る。

「う……んぅっ、あっ……!」

 あっという間に血が噴き出し、肌が赤く染まる。

「いたっ……あ、っう……ん、うあぁっ……」 

 痛みと出血に混乱しながらも、なんとか左腕をバスタブに沈めた。
 広がる赤い血を眺めながら、思い浮かんだのはパパとママの事。

(パパ、ママこれからこのバスタブでお風呂入れるのかな?)

 呑気なものだ、これから死ぬというのに。
 冷静な頭でパパとママを思い浮かべている。

 これから私の死んだ浴室でお風呂に入るの?
 これから私のいなくなった家で暮らしていくの?
 どんな顔で私が自殺したこと学校に言うの?

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律「スキ」 憂「ヤキ」

2011/01/23 21:12 | CM(1) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 14:19:04.72 ID:4EJnzsXd0

 初ssです。

 ※オール書き溜め、地の文過多

 立ったら投下

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 14:25:45.33 ID:4EJnzsXd0

 
 私は友人の家のまえに立っている。
 1月も暮れようとしているような寒い時期で最もつらいときといえば、
友人の家のインターホンを押してから返事が来るまでのこのあいだだろう。と本気で思えてきた。
 部屋の明かりはついているので、なかにだれかいることは確かなのだが、なかなか返事がない。
 二度、三度と鳴らす。
 四度目でようやくつながった。

 『はい、平沢です』
 「ちーっす、田井中です」
 『ああ、律さん? 姉ならいますよ。どうぞあがって』
 「どうも」 私は声をかけ、玄関のドアを開いた。

 階段をのぼっていく。
 ベン、ベンと、弦を弾く音が聞こえる。唯は自主練に夢中になっているようだ。
 ドアを開いた。唯はまだこちらに気づいていない。さて、一発かましてやろうか。
 壁を叩いた。コン、コンと硬い音が鳴った。
 唯はこちらを振り返ろうともしない。少し、力を強めた。ゴツ、ゴツと鳴った。
 さすがに気づいたようだ。唯の首が、ドアの方向にひねられた。
 とっさに死角に移動する。おそらくまだバレていない。
 その後も壁を叩くことはやめないでいると、煮え切らなくなったのか、唯は演奏をやめ、
こちらに近寄ってきた。

 二歩、三歩。……よし!
 「わあぁーッ!!」 叫び声をあげながら、唯のふところに飛び込む。
 「え!? はわ、わわわッ」
 予期せずして私の体重をあずけられた唯は、そのまま仰向けに倒れこんだ。
 「いったぁー。もう、りっちゃんてば。もうちょっと普通にはいってきてよぉ」


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唯「う~い~朝だよ~!」

2011/01/23 00:43 | CM(2) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/20(木) 23:15:03.57 ID:wbDrdPng0
唯「ご飯できてるよ!」
憂「ん…おはようお姉ちゃん。今日も作ってくれたんだ…」
唯「今まで頼りっぱなしだったからねー。憂、飲み物は何がいい?」
憂「えーっと…お茶が良いな、日本茶」
唯「オッケー、淹れてるから顔を洗って待ってなさい!(キリッ」
憂「うん!ふふっ」


6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/20(木) 23:15:54.43 ID:wbDrdPng0
モグモグ…
ズズズ…
唯「…どうかな!」
憂「うん!今日もすごく美味しいよ!もう私も敵わないなー」
唯「それほどじゃないよー、まだまだ憂には敵わないもん!」
憂「そうかな…でも、ほんとにすごく上手くなったよね!お姉ちゃん、何でもやればできるんだもん、尊敬するよ!」
唯「えへへ~」

唯・憂「「ご馳走様~」」
憂「…って!もうこんな時間!!」
唯「ほんとだ!急がなきゃ!!」
  ドタドタドタ
唯・憂「「いってきまーす!!!」」


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梓「ムギ先輩そこは・・・」紬「じゃあここ?」

2011/01/21 22:00 | CM(1) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/20(木) 19:29:46.01 ID:Xg5wcI82O
梓の家

梓「はい、Gコードはそこを小指で押さえて・・・」

紬「こう?」

梓「そうです。ギター弾いてみて下さい」

紬「わかったわぁ~」ジャラアアーン

紬「弾けたわぁー!」

梓「ムギ先輩!流石です」

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/20(木) 19:35:30.04 ID:Xg5wcI82O
紬「えへー」

梓「ムギ先輩本当に上達が早いですね!」

紬「ありがとう梓ちゃん。日曜日にギターの練習に付き合わせてごめんね~」

梓「いえ、私も暇だったから大丈夫ですよ。自分のギターの練習にもなりますしね!」

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唯「ぶぎーぽっぷ!」

2011/01/20 23:59 | CM(5) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 19:51:06.42 ID:hEHJ7xNr0
このスレはブギーポップ×けいおんのクロスです

やりたいこと

・唯とブギーポップの会話

・紬は統和機構の合成人間

・梓は最初の被害者(ヒロイン)

・律「なんだよ……いったい、なんなんだよ……」

・犯人は意外な人物

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 19:53:34.57 ID:hEHJ7xNr0




人を不幸にしたいのなら簡単だ。
その人の一番大切なものを目の前で壊すといい。
勿論、君も不幸になる勇気があるならの話だが。

霧間誠一 「殺戮者は気が変わる」





3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 19:54:57.83 ID:hEHJ7xNr0

これは全てが終わったあとに交わされた会話である

「結局、幸せって何なんだろうね」

「さあね、生憎と僕は自動的だから主観で見た場合の実感は分からないな」

「幸せって、こんなことをしないと手に入らないものだったのかな?」

「他人の不幸を想像することが、自己の幸福の創造に繋がる
今回の敵―――『オクトパス・ショップ』はそう考えたはずだ」

「……私には分からないよ」

「分からない事は分からないままでいい
きっと、幸せとはそんなことだと思うよ」

「でもこんなことになってしまった今だから思うよ
私は幸せだったし、幸せになりたかった」

「それは『オクトパス・ショップ』も同じだったんだろうね
それゆえに世界の敵になってしまった」

「……私の親友を、そんな呼び方しないで」

「失礼、謝るよ」

「ううん、いいよ」

そう言って彼女、平沢唯は友達の亡骸を抱きしめた。

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梓「星降」

2011/01/20 16:28 | CM(0) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 21:23:55.88 ID:TrU7ieE40

――高校生活、最後の月になりました。

振り返ってみれば、部活に勉強にと忙しい一年でした。本当にそれくらいしか記憶にありません。
部活も勉強も、一緒に頑張ってくれる友達がいたけれど、私が『頑張る理由』には、友人より大きな『先輩』があったのは否定できません。

先輩が行った大学に行きたかった。
先輩が残した部活を守りたかった。

きっと先輩方はどちらも「梓自身のためにやれ」と言うでしょう。というか何度か会った時に言われた気もします。
ですが私自身のために全くならないわけではありませんし、そもそもこれは『私がやりたいこと』には違いないので、迷いはありませんでした。

軽音部は、新一年生が4人入部してくれました。先輩達が一年生だったころを見ているような――いや見たことは無いのですが、ともかく仲良しです。彼女達なら安心して任せられます。


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 21:27:18.72 ID:TrU7ieE40
一方、大学受験の合格発表まであと少し。憂と純が「一緒に先輩達の大学を受けよう」と言ってくれた時は…なんと言いますか、くすぐったかったです。
まぁ憂は放っておいても受かるどころかもっといい所から推薦も来ていたはずなんですが。あくまで私と純と一緒に一般入試で入る、と言い張って聞きませんでした。
私は…まぁ律先輩でさえも受かったんだし大丈夫、とか生意気に構えていましたが……本番ではさすがに緊張しました。むしろ律先輩や唯先輩が受かったのは緊張から程遠い存在だからなのかもしれません。
――あ、後になって聞いたんですが、唯先輩でも始めてのライブはさすがに緊張していたそうです。名誉のために一応。


――ともあれ、今は三月。卒業とか別れとか、そんなものが嫌でも耳に入る季節。
物悲しい気持ちに浸るな、というほうが無理ってものです――



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唯「みおちゃんみちみち」

2011/01/19 03:02 | CM(1) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/17(月) 22:53:21.69 ID:fHzamy370
唯「うんこたーれてー」

澪「やかましい」

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/17(月) 22:58:07.44 ID:fHzamy370
唯「ねえねえ澪ちゃん」

澪「なんだー、唯」

唯「勉強なんかしてないで構ってよお」

澪「いや、今忙しいから」

唯「なんで忙しいの?」

澪「だから宿題してるから」

唯「もお宿題なんて授業中にしといてよ、ぷんぷん」

澪「無茶言うな」

唯「澪ちゃんのばか! おっぱいデカ星人!」

澪「宿題見せてやらないぞ」

唯「ごろにゃん♪」

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唯「憂はいつも通り笑ってる」 澪「そうか?」

2011/01/18 21:40 | CM(8) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/17(月) 21:33:17.44 ID:/Ms3X9HO0 2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/17(月) 21:35:43.17 ID:/Ms3X9HO0
ほうかご!


澪「唯。憂ちゃんと何かあったのか?」

唯「ほえ? 澪ちゃん、どうしたの急に」

澪「質問に答えてくれ。何か…上手く言えないけど、変だぞ」

唯「そんなことないよー。普通だよ?」

澪「……そうだな。どう見ても憂ちゃんのほうが無理してるからな。唯に言っても答えてくれないだろうとは思っていたさ」

唯「ぶー。……澪ちゃんに信頼されてないってのは、なんかすっごく落ち込む」

澪「あ、いや、そういう意味じゃないんだ。でも、それくらい変なんだよ、お前たち」

唯「そうかなぁ?」

澪「梓にな、教室の憂ちゃんと比べてどうなんだ? って聞いたんだけどな。やっぱり、若干の違和感を感じていたよ。あぁ、それと……梓から聞いたって?」

唯「……何を?」ジロリ

澪「ぶ、文化祭の日のこと。去年の、さ……」

唯「……聞いたけど、それがどうかしたの?」

澪(……な、なんだ、これ、唯なのか? なんか…怖い…)

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唯「憂、ちゃんといつも通り笑えてる?」

2011/01/18 16:55 | CM(5) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 20:59:28.50 ID:ip7h5jdt0


憂「大丈夫だよ、お姉ちゃん」

笑顔のお姉ちゃんに対し、私も笑顔で返します
でも、目線は伏せてしまいます。無意識に。
いえ、意識的なのかもしれません。お姉ちゃんのその笑顔の裏に、どんな感情が秘められているのか…私は知ってしまったから。
直視できませんでした。純真無垢だと思っていた笑顔の裏に、どす黒い憎しみ、妬みが渦巻いていて。その理由が私だと知ってしまったから。

そんな感情を抱かせてしまい、なおかつ気づいてあげられなかった。
私は、お姉ちゃんの妹失格です。


いつも今まで通りの笑顔でいること。それが、私にかけられた枷。お姉ちゃんを苦しめてしまった私の、唯一の贖罪の方法。お姉ちゃんはそう言いました。

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 21:01:26.41 ID:ip7h5jdt0
あのときのことは、今でも覚えています。

唯「う~い~っ!」

憂「わっ!? 危ないよお姉ちゃん、今食器運んでるんだから」

唯「えへへー。憂はいつも偉いねぇ」ギュ

憂「もう、お姉ちゃんったら…どうしたの?」

唯「んー? どうもしないよ、本心だよ?」

憂「うーん、でも私も、お姉ちゃんのためだから頑張れるんだよ?」

唯「そっかー、私のためかぁ…」

少しだけ、お姉ちゃんの声色に寂しげなものが混ざった気がしました。

唯「私のためにご飯作ってくれて、私のために掃除洗濯してくれて、私のために勉強も教えてくれて、私のためにギターの練習して…」

ギターって、あの去年の文化祭のことかな? あれ、私、お姉ちゃんにそのこと教えたっけ…?

唯「ホント、憂はなんでもこなすよね。偉い偉い」ギュー

憂「お、お姉ちゃん、苦しいよ///」

一瞬だけ頭を掠めた違和感も、お姉ちゃんの温もりに吹き飛ばされてしまいます。
お姉ちゃんに抱きしめられる。なでなでされる。すりすりされる。お姉ちゃんと一緒なら、幸せな時間はいくらでも見つけることが出来ます。



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唯「桜ヶ丘幼稚園けいおんぶ!」

2011/01/17 20:59 | CM(2) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/14(金) 00:36:16.67 ID:sthWaepBO
唯「うわぁ~い!お昼休みだぁ!」

唯「みんなは何処に居るのかなぁ…探さなきゃ!」

唯「みんなぁ~」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/14(金) 00:39:45.11 ID:sthWaepBO
唯「あぁ~りっちゃんいたー!」

律「おー!唯ちゃん一緒に遊ぼうじぇ!」

唯「うん!みんなは?」

律「澪ちゃん探してるんだけどいないんだぁ」

唯「探そ!探そ!」

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唯「和ちゃんの目にぶちこんでやる!」

2011/01/17 16:11 | CM(3) | けいおん! SS
1 代理 :2011/01/16(日) 23:54:37.42 ID:R7gE9Xcb0
唯「和ちゃーん」

和「あら唯。おはよう。今日は早いのね」

唯「ちょっとじっとしててね~」

和「?」

唯「ちょーっとだけだからねー……すぐ終わるよー痛くないよー……」ズイ

和「わっ、ちょっと何?」サッ

唯「あ、もう!動いちゃダメだよ!」

和「なんなの?私の顔になにかついてる?」

唯「つけようとしてます」フンス

和「やめなさい」

2 代理サンクス :2011/01/16(日) 23:57:20.79 ID:MKozjGdK0
唯「大丈夫大丈夫~」ズイズイ

和「その手に持ってるの何?」サッ

唯「世界が違って見える魔法の道具だよ~」フフフ

和「そうなんだ。早く学校行きましょう」スタスタ

唯「あー!待ってよ和ちゃーん!」

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憂「寒いと思ったら雪が降っているよ」

2011/01/17 12:31 | CM(0) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 18:28:57.39 ID:qqTFNcDU0
憂「寒い寒い……」プルプル

唯「ホント。雪なんて久しぶりだね」

憂「めったに降らないのにね」

唯「このまま行けば積もるかなあ」

憂「結構降ってるからね」

憂「このまま行くと積もるかも」

唯「よしっ。つもれー」

唯「積もったら雪合戦したいなあ」

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 18:31:10.11 ID:bQeDMnRp0
      -‐..::::  ̄ ̄ ::::::......、、
   /:::::::::/::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ、
  r'´:/:::::::,イ:::::::::: |::jハ;:::::::::ヽ:::::::::::\
  |::/::::::::/│::::::::::|::| |::::ヽ:: ',:::::|:::::::..',
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 ノ:|::::/ ___レヘ:::::/ ___V  ';::|:::::|::::::::::|:::::.i
. !:::{从rテ示  ∨ rテ示7 V::::::|::::::::/::::: |
/:::::::::リ ヒソ     ヒソ /::::::/::::::/:::::::::|     「何寝ぼけたこと言ってるんですか練習しますよ」
|:::::::: ′          /:::::::「`)イ::::::::::::|
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梓「掃除用具箱に隠れて誰か脅かそうとしたら出られなくなった」

2011/01/17 02:02 | CM(2) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 03:03:03.51 ID:b4FDC+Zc0
梓「……どうしよう」

梓「外側から鍵かけられて開けられない……」

梓「ついうとうとしちゃって、寝たのが間違いだったなぁ……」

梓「放課後だから誰もいないし……」

梓「……軽音部にも行けないなぁ……」

梓「! あ、そうだ、携帯!」

梓「鞄の中にあるはず………………、ない」

梓「ああ……家に忘れてきたんだった」


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 03:03:50.32 ID:b4FDC+Zc0
梓「……誰か来るまで待ってるしかないなぁ」

梓「……………………」

梓「……………………」

梓「…………誰も来ない」

梓「……………………」

ガララッ

梓「あ! 誰か来た!」

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唯「くさりがま!」

2011/01/16 19:48 | CM(1) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/07(月) 20:11:24.58 ID:5lLZj5lF0
律「おいーっす!」

梓「あ、お疲れ様です」

梓「あれ?他のみなさんは?」

律「あー、日直やら係りでちょっと遅れてくるってさー」

梓「そうなんですかっ!?」

梓「えーっ!!!じゃあ、暫くは二人っきりなんですねっ!!!!!」

律「わっ、なんだよ急に大きな声出してー」

梓「私、実は律先輩と二人きりになる機会を待ってたんですっ」

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/07(月) 20:13:00.98 ID:btr3yfsoO
ヘンリーは装備できたな


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唯実「いがぐり!」 際にあった事例をもとにした けいおん!SS

2011/01/16 15:19 | CM(5) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/12(水) 22:03:56.08 ID:j2FDbQ720
唯「うわーん、助けてぇー」バタバタ

澪「わっ、どうしたんだよ唯!?」

唯「あのね、あずにゃんが、あずにゃんがねっ」

ガラッ

梓「見つけましたよ唯先輩っ!」

梓「それっ、いがぐりをくらうですっ!!!」

ポイポイ

唯「うえーん、痛いよーっ、チクチクするよぉ-っ」ビエーン

澪「!!?」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/12(水) 22:04:52.31 ID:CrhEQi8T0
スレタイでワロタw
立て直せ

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澪「バース・リバース・ユニバース」

2011/01/16 03:30 | CM(0) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/15(土) 21:05:03.05 ID:0RsTDuaz0
私は逆向きの世界に生まれた

私が左に行こうとすると、みんなは右に行く
私が右に行こうとすると、みんなは左に行く

私の好きな本は作家名で調べないと見つからないけど
みんなの好きな本は店頭に山のように置いている

私の好きな音楽は100位以内に入れば良いほうだけど
みんなが好きな音楽は何週間も10位以内に入り続ける

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/15(土) 21:08:37.39 ID:0RsTDuaz0
「ねぇ秋山さん、あの小説読んだ?」

「アレ泣けるよねー」

「うんうん」

澪「……」

読んでいるわけがない、あれは私とは逆向きの世界の物なのだ

私は逆向きの世界に住んでいる

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律「澪と一緒に寝るだけ」

2011/01/15 23:08 | CM(1) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/29(土) 03:01:46.29 ID:UVuRWM3M0
澪「律、そろそろ寝るよ」

律「えー、もう?」

澪「うん」

律「ちぇ」

澪「歯磨きしなきゃ」

律「ん」

澪「はい、律の歯ブラシ」

律「ん」

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/29(土) 03:04:42.31 ID:UVuRWM3M0
澪「……」

シャコシャコ

律「……」

シャコシャコ

律「……んぶっ」

澪「どうしたの?」

律「……口内炎痛い」

澪「どれ」

律「んぁ」

澪「あぁ……」

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梓「私が猫に似ているんじゃありません、猫が私に似ているんです」

2011/01/13 17:06 | CM(0) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 20:05:19.47 ID:ATxiXYKW0
紬「梓ちゃんこれ」

梓「どうしたんですかムギ先輩? 私のケーキならありますけど」

紬「あちらのお客様からです」

唯「えへっ」

梓「なんの真似ですか唯先輩?」

唯「一度でいいからやってみたかったんだよねっ」

紬「ね~」

梓「意味が分かりませんけど」

律「いらないなら私にちょうだい♪」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 20:09:51.68 ID:ATxiXYKW0
唯「あっ、ダメだよりっちゃん!」

梓「別に構いませんけど」

唯「あ、あずにゃあぁ~ん!」

梓「そのかわり真面目に練習してください」

律「それだけはお断りだッ!」

澪「即決するな!」

律「あいてッ!」

梓「……」

唯「いいからあずにゃんお食べよぉ~」

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唯「それって○○時間ってこと? ん?」

2011/01/12 18:00 | CM(1) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/11(火) 22:11:27.04 ID:HYFdtZp10
律「はぁ~……」

澪「ふう~……」

紬「ふー……」

梓「? 部室に来たなりどうしたんですか?」

澪「あ、悪いな梓」

梓「いえそんな、別に責めてる訳じゃないんですが……何かあったんですか?」

紬「特別何かあった、って訳じゃないんだけど……唯ちゃんがね……」

梓「唯先輩? 唯先輩が何かしたんですか? まだ来てないみたいですけど」

澪「ああ、唯は今日掃除当番なんで遅れるんだ」

律「最近私ら受験勉強で部活してなかったから、梓はまだ知らないんだろうけどさ」

梓「はぁ……一体何なんです?」

律「その、な…………ウザいんだよ」


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/11(火) 22:14:37.78 ID:HYFdtZp10
梓「え!? ちょ、ちょっとどうしたんですか、急に! 今まで仲良くやってきたじゃないですか!?」

澪「違うんだ梓、誰も唯が嫌いになった訳じゃない」

紬「最近の唯ちゃんの言動が……ちょっとね」

梓「は、はぁ、どうにも要点が掴めませんが……」

律「こればっかりは直接体験した方が分かりやすいと思う……そろそろ来る頃だろ」

澪「もう来ちゃうのかぁ」


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憂「わたしは誰?」

2011/01/12 12:00 | CM(2) | けいおん! SS
1 代理 :2011/01/10(月) 23:32:55.82 ID:PIXaVb170
どうしてあんな提案を受け入れてしまったのだろう。
あんなことをしなければ――あんなことをしなければ、こんな気持ちにはならなかったのに。
なんとなくで、お姉ちゃんの提案を受け入れたせいで。

わたしはひたすら不安に苛まれる羽目になった。



唯「憂? どうしたの?」

憂「ううん、なんでもないよ」

酷い顔をしていたのかもしれない。
けれどもわたしは、お姉ちゃんに心配をかけたくなくて首をふった。

唯「本当に? 憂の顔色、すごく悪いよ」

憂「そうかな?」

わたしはとぼける。
わたしと同じ顔が不安げに覗きこむ。

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 23:36:05.86 ID:cn710hbDO
けれども、わたしの意図を汲み取ったのだろう。

唯「体調が悪いようだったら言ってね」

そう言ってわたしから顔を離した。
わたしは安堵から溜息をついて、ありがとうと一言だけ返した。
今のわたしはお姉ちゃんといっしょにいると不安になるのだ。
得体の知れない不安が沸き上がって、足許が沈むような感覚に陥ってしまう。

それもこれもあの出来事が原因だった。



純「なんか憂ってば体調悪い?」

ある日の昼休みに純ちゃんにそう言われた。

憂「どうして? 体調が悪いように見える?」


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律「数日間、ふたりきりで生き抜けって……澪と?」

2011/01/11 21:13 | CM(2) | けいおん! SS
関連:唯「無人島でサバイバル?」


1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/11(火) 01:56:17.13 ID:kKA/ZWVd0
 ほの明るい闇の中でぼんやりとしていた。
 目は覚めているのに、身体をあまり自由に動かせない。
 だから、眠いわけでもないのに目蓋を開けられず、まるで砂浜にいるかのようなさざ波の音をじっと聞いていたら、律の声が聞こえた。

律「ええ……澪がパートナーなのか……」

 ……ちょっとだるい気がするけど、今度は起き上がることが出来た。

澪「何なんだよ、そんな嫌そうな目で見るなよ。その手紙に変なことでも書いてあったのか?」

律「あらん、起きていらっしゃいましたのん?」

 慌てて取り繕おうとする律の手から、ムギの実筆らしい文章が書かれた紙をひったくる。
 ええと、何々?

澪「あなた達がいるのは無人島です? おいおい、ムギも冗談キツいなぁ」



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唯「無人島でサバイバル?」

2011/01/11 16:16 | CM(4) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/09(日) 06:28:11.44 ID:7j6ahPr30
唯「……『あなた達は今、無人島にふたりきりです』?」
梓「ぼやっと固まってないで、早く続きを読んでもらえませんか。ムギ先輩からの手紙ですよねそれ」

 覚えているのは、ムギ先輩のお誘いをありがたく受けて、クルーザーに乗って、みんなで船室に入ったところまで。
 最後まで通路に残っていたムギ先輩が笑顔で扉を閉じると、急に眠くなって……目が覚めたら、唯先輩とふたりきりで砂浜の近くの木陰に横たわってた。
 うん、自分でもわけがわからない。

唯「う、うん。えーとね……」

 私達が今いる場所が、日本のどこかにある、琴吹家所有の無人島ということ。
 律先輩と澪先輩も、私達と同じようにふたり組になって、他の島で同じ状況に陥っていること。
 数日間サバイバル生活をして、先にギブアップしたタッグが負けという意味不明なゲームが始まっているらしいこと。
 最低限必要な道具と一日分の食料、三日分の水が支給されること。



2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/09(日) 06:36:05.02 ID:7j6ahPr30
唯「『それじゃみんな、くれぐれもお腹だけは冷やさないように気を付けてね』……だって。ムギちゃん優しいねぇ~」
梓「はあ? 南の島の別荘で特訓合宿しましょうって、ムギ先輩が誘ってくれたはずですよね? サバイバル生活だなんて聞いてませんよ!?」
唯「……あずにゃん、あずにゃん。私達、水着姿だね。まぁムギちゃんが下に着てくるように言ったからなんだけど」
梓「はい……そういえば服は剥かれてますね」
唯「ムギちゃんちのおっきな船に乗った時、メイドさんぽい人が何人もいたから、きっとあの人達の仕業だよ!」
梓「……そう思いたいですし、脱がされてること自体が大問題ですが……じゃなくて、話が全然違うって言いたいんですよ!」
唯「えーっと……あ、あそこ! 行ってみよ、あずにゃん!」

 唯先輩は頭をくるりと巡らせて、砂浜の向こうに何かを見付けた様子。
 手を握られて、私も仕方なく半分引きずられる形で駆け出した。
 っていうか、砂が暑いの平気なんですか唯先輩。

唯「やっぱり! きっとあれ、ムギちゃんの用意したチェックポイントだよ!」
梓「えー……日除けにしか見えませんけど……」
唯「まぁまぁ、何か置いてあるから見るだけ見てみようよ。ご飯用意してくれてるんだよね?」
梓「手紙には『食料』と書いてあったはずですが。期待しない方がいいですよ、絶対」
唯「何だろなー。オリエンテーリングみたいでわくわくしちゃうなー♪」

 丸っきり、縁日やら体育祭なんかの運営本部ですが。
 謎の箱の他にもテーブルとか色々置いてあるし、まさかここをサバイバル生活の拠点にしろと?

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劇場版けいおん!同時上映「お姉ちゃんの引越し前夜」

2011/01/09 20:55 | CM(4) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/08(土) 00:16:37.18 ID:P8s+IDB10





       いつの間にか私は一人で宿題が出来るようになった


       一人で起きて学校へ遅刻せずにも行けるようになった


          でも、私は本当に変わったのかな?


               ねぇ、憂


            私は明日引越しするよ……





3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/08(土) 00:17:37.61 ID:P8s+IDB10
唯「はぁ~、美味しかった! ごちそうまさでした!」

憂「お粗末さまでした」

唯「この憂のご飯も当分食べられなくなっちゃうね~」

憂「そうだね」

唯「……」

憂「……」

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憂「梓ちゃんに告白してもらうには…」

2011/01/09 16:45 | CM(2) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/05(水) 03:03:54.55 ID:Wuruoscb0
~~~~~~~~~~~~

憂「あずにゃーん!」ダキッ

梓「にゃっ!ちょ…ちょっと憂っ」

憂「えへへ、お姉ちゃんの真似だよ?」

梓「な…何で急に…」

憂「こうすれば梓ちゃんに好きになって貰えるかなって」

梓「憂………」

梓「もう……唯先輩の真似なんてしなくたって、私は憂の事───…」


~~~~~~~~~~~~

憂「………これだ!」

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/05(水) 03:06:33.13 ID:Wuruoscb0


つぎのひ!

梓「おはよ」

純「おはよー梓っ!」

梓「うわっ、朝からテンション高いなぁ…」

純「いやぁ、今朝はあっちが快調だったからさー」

梓「最低だコイツ」

純「へへ……あ、憂だ」

梓「ん?」クルリ

憂「おはよーあずにゃん!」ガバッ

梓「にゃあっ!」

憂「純ちゃんもおはよぉ~」スリスリ

純「おはよう憂。なにそれ、唯先輩の真似?」

憂「うん、こうすれば梓ちゃんに好きになって貰えるかなって」ギュー

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唯「けいおん部格付けチェック!」

2011/01/08 17:34 | CM(9) | けいおん! SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/03(月) 21:55:23.09 ID:zYuDAw3i0

さわ子「そうよ! 今度の映画化にあたって一度やっておこうと思うの」

さわ子「真の一流けいおん部員とは一体どんなものか。その身一つで教えてもらおうかしら」

梓「それって何でしたっけ? バラエティ番組?」

澪「なんかあれだろ、問題の答えはずしたらどんどんランク下がっていく奴」

梓「あー年明けにやってるアレですね」

唯「昔はゴールデンだったのにね~」

律「おおーやりたいやりたい!」

紬「私もやりたいです!」

さわ子「会場は準備できてるわ」

唯「でもさ、さわちゃん」

さわ子「何?」

唯「もしこれで……いや、やっぱいいや」

さわ子「真のけいおん部にふさわしくないと判断されたら映画の出演は無しよ」

澪「えぇええええ!!」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/03(月) 21:56:39.25 ID:zYuDAw3i0

和「さぁ、ようこそ一流けいおん部の皆様」

和「どうぞおかけになってください」

唯「あ、和ちゃん司会なんだ!」

和「格付けマスターと呼んで頂戴」

憂「私はナレーションだよお姉ちゃん!」

梓「唯先輩! この椅子すごいふかふかです!」

律「スリッパもやべぇ!」

澪「ふふ、なんてったって私たちは一流だからな」

律「今はな」

紬「すご~い。いつのまに舞台セットを」

和「ご存知ない方のために一応ルールを説明しておくわね」

唯「は~い」



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