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◆kPyR1z3GKUNr [saga sage]:2015/02/02(月) 13:12:32.51 ID:m/Du8jsAO
北上「届いたねー」
大井「届きましたねー」
とある鎮守府の夜。
提督の執務室の奥には、提督と身の回りの世話をする者が暮らすための居住スペースが設けられている。
その中でもリビング的に使われている大きな部屋。
今そこには、部屋の床面積の約半分を占めるほどの大きなこたつが鎮座していた。
提督「……てか、お前ら、設置するのちっとは手伝えよ。結局ほとんど俺一人で作業してんじゃねえか」
北上「まーまー、細かいことは気にしない気にしない。せっかくのおこたなんだから、早く座ろーよ」
大井「あっ、私お茶入れてきますねー」
北上「ありがとー大井っちー、愛してるよー」
大井「やだもう、北上さんったら……////」
照れながらも鼻歌混じりで流しに向かう大井。
提督「……それにしても、ほんとに良かったのか?
E海域での戦果には、大本営も満足げだったからな。希望すれば、もっと豪華な品なり休暇なりも許可されたと思うぞ?」
北上「いーのいーの。あたしらばっか贅沢してもしょーがないしさー」
北上はぱたぱたと手を振る。
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