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カテゴリー  [ ハルヒ SS ]

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ハルヒ「えっ、古泉君が!?」

2011/06/01 11:29 | CM(2) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/31(火) 21:32:05.90 ID:lWJId+370
キョン「ああ。あいつ、逮捕されたそうだ」

ハルヒ「やっぱり? だからあれほど服を着なさいって言ってたのに!」

みくる「というか今まで逮捕されなかったのが不思議ですよね」

キョン「いや、それが全裸が原因じゃないらしいんですよ」

みくる「まさか他の余罪でですか?」

ハルヒ「ありうるわね……でも、どれが引っかかったのかしら」

キョン「それが分からんのだ。ただ、刑は極刑もありうる感じらしい」

みくる「しっ、死刑ってことですかぁ!?」

ハルヒ「穏やかじゃないわね。とりあえず古泉君がこれまでしてきた奇行をあげていきましょう」

キョン「なるほど、それらのどの行為で捕まったのか推測するというわけか」

みくる「分かりました!」

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美琴「やぁ、キョン」

2011/04/30 20:49 | CM(0) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/30(土) 08:56:59.66 ID:3j++R3QrP
 
美琴「入っていいかい?」

キョン「……どなた様で?」

 美琴「親友の顔を見忘れるとは、キミもつれないな」
 
 黒子「(ボソッ)…佐々木さん、今そう言っても彼には通じないのです。

    ‥あの、SOS団のビラを見て、ここなら相談に乗ってもらえると思って来ました。

    ええと、あたし達は……」

 上条「左から白井、御坂、それから俺は上条と言います」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/30(土) 08:57:46.86 ID:/2vxseMH0
脳内再生不可能でした

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キョン「その旅行は抱きまくらを持っていってもいいのか?」

2011/04/26 23:30 | CM(4) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/25(月) 22:42:03.80 ID:hHk1j1RwO
ハルヒ「今度の休みは3泊4日の旅行にいきます!いいわね?」

キョン「また唐突だな」

古泉「どちらにいかれる予定ですか?」

ハルヒ「みくるちゃんどっか行きたいところある?」

みくる「わ、わたしですかぁ?えぇ~と、みんなで行けるならどこでも」

ハルヒ「有紀は?」

長門「・・・・・・どこでも」

ハルヒ「古泉くんは?」

古泉「僕もみなさんと旅行出来るならどちらでも」

ハルヒ「一応聞いてあげるけど、キョンは?」

キョン「なんで一応なのかと文句の一つでも言ってやりたいところだが、温泉なんてどうだ?」

ハルヒ「ジジくさいわね・・・なんか他にないわけ?」

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ハルヒ「明晰夢?」

2011/04/05 19:40 | CM(2) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 21:58:09.44 ID:Dx0vVg7P0
幽体離脱スレを見て書きたくなった
とりあえず書きだめ分投下したい。 
ID:o7jmYi0I0


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 22:02:28.81 ID:o7jmYi0I0
ある晴れた春の日の放課後、俺は文芸部室ことSOS団アジトに今日もやってきた。

まるでパブロフの犬のようだとふと思った、

あの実験では犬にベルを鳴らしてからエサを与える事を繰り返し、

それを習慣化するとベルの音だけで唾液が出るようになる。

最初はご褒美とともにある行動を習慣化させるとそのうちご褒美なしでも行動をしてしまうのだ


今の俺も然りである。

部室に入る、麗しのマイスイートエンジェルこと朝比奈さんがノーベル平和賞を取れそうな

笑顔で出迎えてくれるという全校中の男子垂涎のご褒美があるからこそ

この北高の大いなるスキャンダルとも言える団に毎日通う習慣がついたのである。


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ハルヒ「レールガンって知ってる?」

2011/03/26 16:58 | CM(0) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 20:10:21.43 ID:J5xu4NeO0
キョン「あん?」

ハルヒ「こういうのを言うらしいのよね」

キョン「!!」

キョン「冗談はやめろ」

キョン「マジ危ないって!」


4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 20:11:46.23 ID:cuGOGPCy0
涼宮ハルヒの超電磁砲は延期するの?しないの?

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 20:12:59.63 ID:J5xu4NeO0
キョン「それが本物じゃなかったとしてもビビるって」

キョン「だから、よせ!」

ハルヒ「ふふん。何よキョン。ビックリした?」

キョン「何なんだ、何なんだよ……」

ハルヒ「あたしのことは今日からレールガン、もしくは第三位って呼ぶこと」


ハルヒ「いいわね!」


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ハルヒ「チョコ作るわよ」

2011/03/15 22:50 | CM(1) | ハルヒ SS
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 12:27:09.88 ID:p8zj0LoYO
ハルヒ「ねぇキョン、バレンタインに誰からもチョコもらえない、
かわいそうなあんたに仕方なくチョコあげるから…、
まあ団長として?そういう団員の面倒を見るのも団長の仕事だし?
まあともかくこのチョコあげるからかわりにあんたのチンコ、
まあぜんっぜんかわりにならないけど、よこしなさいよ!」
キョン(大声で何言っちゃってんのこの娘?)

みたいなの頼む

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 13:07:24.97 ID:p8zj0LoYO
キョン「で、だな。その…な、チンコって聞こえた気がするんだが…」
ハルヒ「何よ!あんたチョコをもらうだけもらって後は逃げようっての?
あんたのことだから何もお返しなんて準備してないんでしょ?
仕方がないからチ、チンコで我慢してやろうって言ってんじゃないの!
言っとくけど団長がわざわざSOS団の規則に超法規的特例を適用して
対処してあげてるんだからお返しもそれに準じて今すぐここでよこしなさい!」


みたいなの早く頼む

【続きを読む】

鶴屋「あはははは妊娠したにょろ」

2011/03/07 01:05 | CM(1) | ハルヒ SS
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/05(土) 12:02:27.32 ID:dPwfMRxc0
朝比奈「ふ、ふえぇ~!? あ、相手は誰なんですかぁ?」

鶴屋「え? 相手? 相手は……」

朝比奈「あ、相手は……?」

鶴屋「……言えないにょろ」

朝比奈「な、なんでですか?」

鶴屋「言えないものは言えないんだよ」

8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/05(土) 12:09:40.37 ID:dPwfMRxc0
部室

朝比奈(結局、あの後いくら聞いても、鶴屋さんは「言えない」の一点張りでした……)

キョン「王手飛車取り」パチッ

古泉「おやおや、これは手厳しい」

朝比奈(適当に「みくるの知らない人だよ」とかなんとかごまかすこともせず……)

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みくる「元気だなぁ、昔の私」

2011/03/02 23:00 | CM(1) | ハルヒ SS
1 ◆XvsKHLIHQc :2011/02/25(金) 23:08:19.94 ID:6RLmKZJb0
みくる「よし、報告終了」

上司「お疲れ様」

みくる(…また今日も、顔見せてくれなかったなぁ)

上司「? どうしたの?」

みくる「い、いえ なんでもないです」

上司「そう?来週の報告も楽しみにしているわ」

みくる「は、はい」

上司「それじゃあね?」

みくる「お、お疲れ様でした」

みくる(いけないいけない……プライベートはアウトなんだよね。うんうん、私には私の日常があるし)



2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/25(金) 23:09:06.07 ID:6RLmKZJb0
翌日。

みくる(あ、キョン君だ)

みくる「キョ……」

ハルヒ「朝から、バカ面下げてるわね、キョン」

キョン「生憎、朝から妹にとんでもない起こされ方をして鬱だ」

ハルヒ「とんでもない?超ストロングバスターでも撃たれたの?」

キョン「お前のとんでもないは、俺のとんでもないより遥かに超越しているぞ」

ハルヒ「当たり前じゃない、キョン程度に私のとんでもないが分かってもらっちゃ困るわ」

キョン「…そうか」




みくる(…楽しそうだなぁ……私どんな起こし方したんだろう。とんでもない?)



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古泉「気がついたら、すごく楽しい。とても素敵です」

2011/02/23 00:12 | CM(0) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:19:38.98 ID:wU+lgBfFO

 僕は、古泉一樹としてそこにいた。寒さの広がる空に、音を鳴らす窓。
『彼』が作り上げたその場所に、僕達4人は毎日のように集まるようになった。
北高の文芸部室。これといって会話はないけれど、僕達を何かが引き寄せるのだ。
これも『彼』の置き土産なのかもしれない。
さっそうと現れ、さっそうと消えていく。
そんな雪のような彼が、今何をしているのか全く分からなかった。
彼がこの部屋から消えた後、涼宮さんはパソコンを操作し続けた。
しかし、そこにあるのは文字通りただのパソコンで、人をどこかに転送する不思議な機能は備わっていなかった。
彼女は、少しの間だけ落胆していたけど、すぐにこう宣言した。
彼にも届きそうなほど、高らかな声で。

「ここにいるメンバーを、ただ今をもってSOS団の団員として正式に認めます!
 団の活動内容は……あいつを探すこと!」

涼宮さんは、迷った挙句彼のことをあだ名で呼ばなかった。
その方が不思議さが増すからなのか。
それともその名前を口に出してしまうと、
僅かに赤くなった瞳が耐え切れなくなるからなのかは、僕には分からない。


2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:22:22.53 ID:wU+lgBfFO
でも、涼宮さんの本当の気持ちは、しっかりと伝わってきた。
だからこそ、僕は悲しさが生まれる前に、力強く涼宮さんを見つめて、
「ぜひ協力させて下さい」と言いながら、ゆっくりと微笑んだ。

 SOS団が結成された今、僕にはケジメをつけなければならないことがあった。

「どうしたの?」

長い髪を揺らしながら、僕の目をジッと見つめる。
本当に、嘘のない、真っ直ぐな目。
心の芯の部分から、僕と会話をしてくれている。
涼宮ハルヒという女性は、純粋で、パワフルだ。
でも子供っぽくて、わがままで、心配性で、すぐに怒る。
次から次へと感情が飛び出してくる。
だからこそ楽しくて、だからこそ腹が立つ。
僕にはない、色々なものを与えてくれて、新しい景色を見せてくれる。
でも僕は、そんな彼女に、何も与えることができなかった。
仮面を被り、嫉妬深い。
僕は気がついてしまったんだ。
彼女を楽しませることができるのは、僕ではなく、彼の方だと。
理屈屋で、不思議を身に纏い、人のことをよく見ている。
彼のことだ。
だから僕は、ケジメをつけなければならない。
この感情を、思い出に変えなければならない。

拳を強く握って、弱々しく、でも、しっかりと伝わるように、ハッキリと言った。

「別れましょう」

不思議なことに、涙は一滴も流れなかった。

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キョン「鶴屋さん…可愛いと思わんか?」

2011/02/10 21:56 | CM(4) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/09(水) 14:35:54.78 ID:AvFRVtME0
古泉「…貴方は朝比奈さんに御執心とばかり思っていましたが」

キョン「いやそりゃ朝比奈さんも可愛いさ。だが言うなれば憧れみたいなもんだ」

鶴屋(この声は…キョン君と古泉君かな?…ふふっすこーし盗み聴きするにょろ)


古泉「なるほど。となると鶴屋さんは…?」



3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/09(水) 14:37:22.63 ID:AvFRVtME0
キョン「まあ、その、なんだ…好き、と言うかな」

鶴屋(ほうほう青春だねぃ…っえ?)

古泉「予期せぬカミングアウトですね…僕個人は、応援致しますよ」

キョン「個人はって…なんだそりゃ」

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    朝倉「許さないわよ」

2011/01/20 20:09 | CM(1) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 23:52:40.49 ID:XP7lpo0k0
かきなさい

9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/20(木) 01:47:46.90 ID:mclRtzge0
朝倉「あっあっあっあっあっあっあっ!」

キョン「いいぞ!朝倉!もう出す!」

朝倉「うあっ!これで……7回目よ?もうダメっ……」

キョン「がははは!ダメダメと言いつつ7回もしたんじゃないか!いくぞ?とぉーーーーー!!」

朝倉「あああ……。ダメよ……こんな……」


2ヶ月後、朝倉の妊娠が発覚した。

おわり

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/20(木) 01:50:51.39 ID:4nNlY89bP
キョン「……」

朝倉「……」

キョン「すまんあの時は酔ってて…」

朝倉「ふざけないで」

キョン「でも俺、まだ子供なんて…」

朝倉「何言ってるの…」

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ハルヒ「ただの人間さ興味あてねぇ!」

2011/01/14 02:42 | CM(7) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 14:12:00.14 ID:FxD8BBQY0
ハルヒ「この中さ宇宙人やら未来人やらいだらわたすんとこさ来てけろ!以上!」

キョン「振りかえっと、えらぐ美人がそごさいだっけんだ」

7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 14:17:22.68 ID:FxD8BBQY0
キョン「なぁ涼宮さん、最初の自己紹介ってなんだっけのや?」

ハルヒ「なんだずあんた、宇宙人だの?」

キョン「いやちげぇず。んなわけねーべ」

ハルヒ「なんだずよぉ…」

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朝倉「空と君とのあいだには」

2011/01/13 21:20 | CM(2) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/09(日) 17:11:41.68 ID:NEgFNGyE0
昔書いたものの修正版、再投下です
gdgdやります

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/09(日) 17:17:39.55 ID:NEgFNGyE0
◆序章 言葉にできない

 「私には正しさが必要なのよ」

 朝倉涼子は、たびたびその言葉を口にしていた。

 「それはあやふやであり、感情的であり、我々には不要なもの」

 そのたびに長門有希はそう返答した。朝倉は長門の顔を恨めしそうに見つめたあとで

 「長門さんには分からないことなのよ」

 そう、恨み言のように呟く。
 それは彼女たちの間で幾度となく繰り返された、儀式のようなやりとりだった。
 その短いやり取りを繰り返すことが、二人が二人であることを忘れずに有り続けるために
 絶対に欠かしてはならない、おまじないのようなものだったのだ。

 朝倉涼子は、毎日決まった時間に買い物に行き、毎日決まった時間に台所に立ち
 毎日決まった時間に、長門有希を食卓に呼んだ。
 それは世界が二人を必要とした

 「私にはこれが必要なことなのよ」

 長門には朝倉の言う『必要』であるということが、どういったものなのか
 長い間、理解することが出来なかった。

【続きを読む】

佐々木「おや、僕を部屋に呼んでおいてその顔はなんだい?キョン」

2011/01/13 11:00 | CM(0) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 00:04:11.03 ID:1+6izj7I0

佐々木「ん? 呼んだ覚えはない?

    それはおかしいね。僕の携帯電話にはしっかりと君からのメールが届いているんだ。

    この事実さえも君は嘘だと言うのかい?

    ……俺に身に覚えはないって……それはないよ、キョン。

    一体僕がどれほど今日という日を待ち望んでいたか君には想像できないのかい?

    な、何を言っているんだ、キョン。そういう意味ではなくて、親友との久しぶりの再会だ。

    楽しみじゃない訳がないだろう?

    ……そうだよ。どうやら久しく会ってない間に、君も少し変ったみたいだね。

    …………鈍感なくせに、余計なところだけ察しがいいなんて、困ったものだよ。

    ん? いや、なんでもないんだ。気にしなくていい」

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 00:10:13.55 ID:1+6izj7I0

佐々木「とりあえず、君には僕の携帯電話にメールをしたという自覚を持ってもらわないといけないようだね。

    ほら、これを見てほしい。しっかりと君の名前が刻まれているだろう?

    うん……ようやく納得してくれたようだね。しかし、まだ半信半疑という顔だ。

    くっくっ。まあいいさ。君に自覚がなかろうが、こうして誘われたのは事実。

    そして、今僕が君の部屋に遊びに来ているということも事実なんだ。
   
    確かに、君に自覚がないことについて、寂しくないと言ったら嘘になってしまうけどね。

    ……ん? いや、いいのさ。怒っていない。ただ、その分、今日は楽しませてもらいたいね。

    ……くっくっ。何、久しぶりの再会なんだ。最初から険悪になるのは嫌だからね」


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鶴屋「く、首輪!?これを付ければいいのかい…?」

2011/01/13 03:21 | CM(2) | ハルヒ SS
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 17:50:33.57 ID:4b/TbOtr0
キョン「そうです。キツく締めてくださいよ」

鶴屋「こ、こうかい…?」

 ―-鶴屋さんは、その白魚のような指で首輪を締め始めた。

キョン「まだです、まだ緩い」

鶴屋「う、ううう…」

キョン「そう、それで良いんですよ」

鶴屋「こんなんじゃ、息をするのも苦しいよ…」

キョン「そのくらいが丁度良いんですよ」

 ――俺は、首輪につながるリードをぐい、と引っ張った

鶴屋「あっ! そんなっ!」

キョン「何の為の首輪だと思ってたんですか?」

鶴屋「で、でも…でも…」

キョン「これから校内をまわりますよ」

 ――俺は宣言した。

鶴屋「…! そんな…そんな事…!」

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 17:52:51.47 ID:DXBbfCjG0
筋トレしたかったのに

13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/10(月) 17:54:19.69 ID:Hsc0MHJG0
構わん続けろ

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古泉「・・・だりぃ」

2011/01/03 21:07 | CM(2) | ハルヒ SS
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 02:45:53.27 ID:un/7At2h0
キョン「古泉、なんだって?」

古泉「だからだりぃって言ったんだよ」

キョン「だりぃのか?」

古泉「だりぃんだよ」

キョン「ふーん・・・え、どうした古泉?なにかあったのか?」

古泉「まぁあるかないかの2択なら・・・ありまくりんぐだな」

キョン「え?ありまくり・・・なんだって?」

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 02:48:30.19 ID:un/7At2h0
古泉「ありまくりんぐだよ」

キョン「ありまく・・・りんぐ?」

古泉「そう、ありまくりんぐ」

キョン「ありまくりんぐかなるほどな・・・つまりどういうことだ?」

古泉「ようするにめっちゃくっちゃあるってことよ」

キョン「最初からそう言ってくれよ、それでなにがあったんだ?」

古泉「そこらへんはやっぱり当ててほしいよね、親友としては」

キョン「ちょっと待ってくれ考える。あ、ちなみに親友じゃないからな」

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キョン「こんなところにブラジャーが…!」

2010/12/18 14:59 | CM(0) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 19:59:09.55 ID:ZpX/3Br20
放課後、部室前

キョン「…」トントン

シーン

キョン「ん?」

キョン「朝比奈さんまだなのか…」

キョン「……」ガチャ

キョン「あれ…珍しいな、誰もいない…」バタン

キョン「ん?」

キョン「机の上に何かあるな…」

テクテク

キョン「こ、これは…」

キョン「ブラジャー!!」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 20:00:30.71 ID:Kz5m4jj5P
キョン「早速頭に被ろう!」

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鶴屋「みんなのいろんな『顔』、いただくよ!」

2010/12/11 15:04 | CM(0) | ハルヒ SS
tsu35k92


3 代理スレ立て感謝します :2010/12/09(木) 17:27:15.14 ID:5/Ajd5vx0
~キョン家 夕方~


鶴屋「やった! あがりっさ~」

キョン「うわ! 負けた!」

みくる「鶴屋さん強いです」

長門「……」

ハルヒ「あ~負けた負けた。第1回24時間耐久ババ抜き大会、1位は鶴屋さんで確定ね」

古泉「確か1位の人はそれ以下の人に罰ゲームを行う取り決めでしたね」

ハルヒ「あ~あ、みんなに裸踊りさせようと思ったのに」

キョン「お前な……それで鶴屋さん、罰ゲームはどうします?」

鶴屋「実はちゃーんと考えてあるのさ!」

キョン「へぇ、どんな罰ゲームです?」

鶴屋「ふっふっふ……」



鶴屋「みんなのいろんな『顔』、いただくよ!」


4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/09(木) 17:27:43.19 ID:3dQnoWBe0
ユートピアドーパントか

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キョン「あー佐々木とまったりイチャイチャしてぇ」

2010/12/07 14:16 | CM(1) | ハルヒ SS
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 15:35:55.71 ID:wRr53Ddx0
「キョン。君はどんな女性が好みなのかな?」

籤引きによって決められた古泉と共に行く半日都市伝説ツアーを前日に終えた日曜日。十二月も折り返しを迎えた世間はクリスマスムード一色であり、一人身の俺としては目に毒な事この上ない。誰だ、毎年毎年律儀に電飾を物置から引っ張り出してくる奴は。
故イエス・キリスト氏もきっと呆れていやがるんじゃないかと俺は見るね。身内でもない、敬ってる訳でもない相手の誕生日に何をどうしてそこまで心血を注げるのか。実際、俺は理解に苦しむ。
……とか言って世俗から離れているようなスタンスを幾ら俺が取っていたとしても、それでもしかしイベント事となると我らが団長様が誰に頼まれた訳でもないのに、なんでだろうな、まるで義務のようにはしゃぎ回りやがる。
勝手にしてくれよ、とも言い切れないのはなんでだろうな。いや、分かっちゃいるんだよ。ただ、認めたくないだけでな。
俺は「SOS団」に自分の居場所を作ってしまっているのだ。あーあ、我ながら早まってしまったのかも分からん。

「……聞いているのかな?」

「いや、悪い。考え事してたわ。何か言ったか?」

はてさて。そんなSOS団の一員であるこの俺だが、それでもやはりと言うかハルヒ他、宇宙人、未来人、超能力者ばかりと付き合っていては神経だって持ちはしない。
時には旧友とまったりしたくもなるのである。日頃がジェットコースタだから、余計にな。

「おやおや。キョンには目の前の友人よりも大切な事が有るらしいね。それで頭がいっぱいのご様子だ」

「いや、そういう訳じゃないけどな。ただ、頭がいっぱいなのは否定出来んかも知れん。いや、胸がいっぱいだな。心労で」

「涼宮さんの事かい?」

目前の少女、佐々木はホットカフェオレの入ったカップの中でスプーンを泳がせながら、俺を見ていた。



【続きを読む】

キョン「俺が守るから」

2010/12/03 03:43 | CM(2) | ハルヒ SS
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 11:27:55.08 ID:5TspgyOz0
キョン「ふぁ~、ねむ....」

今は数学の授業中
一番寝たらまずい科目
この前の中間テストで赤点だったからな

キョン「しっかし、寝たらいけないと思えば思うほど」ウトウト

キョン「眠たくなるのはなぜだろうか」カクン

  ガッ

そうしてると、後ろの席の外見だけはパーフェクト女が俺の椅子を蹴りやがった。

キョン「おいハルヒ。 勉強の邪魔をするな」

ハルヒ「はぁ? あんたがウトウトしてたから蹴ってやったんじゃない」

キョン「そうかい。 せっかく起こしてくれるのなら、肩をトントンするとか....もっと可愛くだな...」

ハルヒ「何よそれ、あんたの成績を心配してやってるとゆーのに。 なら勝手に好きなだけ寝てればいいじゃない」

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 11:28:50.46 ID:5TspgyOz0
キョン「ったく...可愛げのない女だなぁ。 お前は」

ハルヒ「あんたに可愛いなんて思われようなんて、これっーぽっちも思ってないから別に構わないわ!」

キョン「そうかい。 まぁ、お前が何をしたって可愛いなんて思う事はないから安心してくれ」

ハルヒ「        バカ」 ボソッ

キョン「ん? なんか言ったか?」

ハルヒ「なにも!」

と。 ここで流石の通称、仏と呼ばれている数学教師も俺とハルヒの私語にカチンときたらしく声を張り上げる
続きをやりたいなら廊下に出て好きなだけ喋ってろ
その言葉に甘えて、一瞬外をぶらついて眠気を覚ましてこようかと思ったが
内申点や教師からの印象をぶち壊したらヤバいと思い、俺は頭を下げ、再び教科書を手に取る
ハルヒはというとしばらく教師を睨みつけ、教師がそれにおじけづいたのか、スルリと目を反らした後。
ブスッとしたまま机にうつぶせになる

ハルヒ「 (あのバカキョン...またウトウトしだした...)

キョン「 (それにしても眠い...半端じゃなく眠い...) 」

ハルヒ「 (まったく...せっかく私が起こしてあげたのに) 」

キョン「.........」 カクン....カクン.....

ハルヒ「 (もう起こしても無駄だと思うから、ほっとこう) 」

【続きを読む】

橘「ディアブロスなのです!」キョン妹「モノブロスだよ!」

2010/12/01 15:59 | CM(0) | ハルヒ SS
imt6k34


1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/29(月) 21:42:39.06 ID:CNybNPXI0
橘「ぎゃおーん!」

⌒(・∀・)⌒

妹「がおーん!」

 (・∀・)⌒

橘・妹「あはははははははは!!」


キョン「……」カリカリ

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/29(月) 21:43:33.03 ID:CNybNPXI0
橘「夢の共演なのです!」

妹「ありそうで無かったよね!」

橘「夢がひろがりまくりおれうすなのです!」

妹「ねっ!?キョンくん!」


キョン「んー…」カリカリ

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キョン「今屁をこいたのは誰だ」

2010/11/29 10:02 | CM(4) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 01:52:43.90 ID:qTLCGdcLO
立て


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 01:55:00.46 ID:+PkpNSQJO
(`;ω;´)

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 01:55:21.78 ID:qTLCGdcLO

「じゃあ、また来るっさ! みくるをよろしく頼むよ!」

「はい、いつでも待ってますよ鶴屋さん」

そう言って扉の方に手を振る。その瞬間……

「ぷすーう」

誰かが屁をこいた。間違いない。今、誰かが屁をこいたのだ。


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佐々木「ねぇ、キョン。 君は特別では無いのかい?」

2010/11/17 19:11 | CM(2) | ハルヒ SS
82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/13(土) 11:57:43.96 ID:zdMm1vBqO
佐々木「ねぇ、キョン。君は特別では無いのかい?」

突拍子の無い質問だった。
久しぶりに会った友達と、当たり障りの無い会話、つまりは、最近どうしたとか学業はどうかというような話をしていた時に、そんな妙な質問が飛んできたのだ。
俺が特別?妙なことを聞くもんだ。普段は変なSF集団に囲まれてはいるが、俺はまだ普通の人間を自負している。気付かないうちに頭がおかしくなっていなければだが。

「どうしたんだ急に。それとも俺が特別に見えるのか?」

「疑問を疑問で返さないで欲しいな。まぁそこが君らしくて良いんだが」
佐々木はそう言ってくっくっと喉を鳴らして笑った。
「僕が言いたいのはね、キョン。普通の人間がなぜSOS団なんて特別な集団の一員でいれるのかってことさ」

84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/13(土) 12:14:17.25 ID:zdMm1vBqO
「さぁな、俺にはわからん」

それは事実だった。俺だってその事については何度も考えを巡らせていたし、今まで一度だって答えが得られたことは無いのだ。

「じゃあ聞き方を変えよう。君は自分が普通だと思うかい」

そりゃあな。“狂人に自分は普通か”と聞いたところで、答えはYESだろうよ。

「くっくっ。まあ今は君の精神がいたって健康だと仮定しようじゃないか。でないと僕は精神病患者のカウンセリングをしていることになるからね」

佐々木はそこで一息つき、向かい合って座ったテーブルに少し身を乗り出して言った。

「でも、それは変な話だと思わないか?SOS団の性質と、彼女の体質からして」

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長門「それは古泉一樹の観察記録」

2010/11/15 02:56 | CM(3) | ハルヒ SS
2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/13(土) 19:41:38.47 ID:Kdf+Itko0
放課後の文芸部室。彼が僕を見ていた。じっと、疑惑のこもった目で見つめられていた。
いつもであれば僕はそれを受け止めて微笑んでみせただろうけれど、しかしいつもではないのでそれも適わない。
目を逸らしたまま、およそ三分が経過した頃にようやく彼が口を開いた。

「えーっと、だな」

歯切れの悪い彼というのも、珍しい。とは言え、その理由には検討が付きますので僕は何も言えない。
まるで、審判を待つ罪人のような気分でした……が、果たして僕が何をやったというのでしょうか?
完全に冤罪です。

「なあ、古泉」

「……はい、なんでしょうか?」

「こういう場合、俺はどこからツッコめば良いんだろうな?」

血の気の引いた顔で彼がボヤく。その気持ちも痛いほど理解出来ますよ。

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/13(土) 19:49:51.18 ID:Kdf+Itko0
「発想を転換してみてはいかがでしょうか?」

「転換?」

「ええ、そうです。例えば、貴方と僕の状況が逆ならば、貴方は果たして僕に何を望むでしょうか、と」

彼が人差し指を額にするすると持っていく。その表情はまるで難事件の推理を始めた名探偵のように険しい。

「……スルー、だろうな」

「ですよねえ」

十一月。登下校の道のりにマフラーを巻いている北高生が目立つようになってきた昨今。しかしながら、決して僕が寒いと感じないのは絶えず腰の辺りが暖めているからで間違いありません。

「なるほど。納得した。なら、質問の内容と対象を変更してやる」

「助かります」

肩の荷が下りたと、そう感じるのは錯覚でしかないのでしょう。状況が何も変わっていない以上、問題は何も解決していない以上。
彼は怪訝な視線を僕の斜め後方へと送り、そしてまた一つ深い溜息を生産した。

「長門。いや、俺の目に何らかの宇宙的なウイルス辺りが侵入した結果だと、信じたいんだが」

「貴方の視覚情報にそのような介在要因は現在存在していない」

いえ、今のは確認ではなく皮肉だと思います、長門さん。
……現実逃避、でしょうか?

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キョン「朝比奈さんを殴り続けてたら死んだ」

2010/11/13 23:35 | CM(0) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/13(土) 00:16:43.76 ID:0eeeOX0B0
古泉「またですか? 貴方も学習しない人ですね」

キョン「どうしよう」

古泉「また長門さんに頼むしかないでしょう」

キョン「長門、今日は掃除当番で遅くなるって」

古泉「それまでこの死体、どうするつもりですか」

キョン「どうしよう」

古泉「涼宮さんに見つかったら世界崩壊もありえますよ」

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/13(土) 00:22:17.39 ID:0eeeOX0B0
キョン「それは無い」

古泉「ありえます」

キョン「無いって! 朝比奈さんが死んでるだけだぞ?」

古泉「慣れって怖いですね」

キョン「長門まだかな」

古泉「いいですか、想像してみてください」

キョン「ん?」

古泉「貴方が団室に入ってきて、もし涼宮さんが死んでいたとしたら?」

キョン「お前、言って良い事と悪い事の区別もつけられないのか?」

古泉「は?」

キョン「同じSOS団員の仲間が! 友達が! 死ぬなんて冗談でも言うな!」

古泉「朝比奈さんを殺した貴方が言うセリフじゃありませんよ」

キョン「殺してない。殴り続けてたら死んだんだ」

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長門「…抱いて」

2010/11/12 19:04 | CM(1) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 06:49:13.97 ID:/4+1pHl60
氷河「ホーロドニースメルチ!」

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 06:50:07.07 ID:P4HaGjzfO
オーロラエクスキューション!

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 06:51:46.89 ID:ifR+jLfTO
エターナルフォースブリザード

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 06:53:08.28 ID:/XK20orF0
戦艦を抱くほどでかくないから

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 07:01:54.02 ID:BYGRpNN+0
アルティメット・ダーク・ファイアー・スラッシュ!!!!1111111

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 07:03:43.54 ID:0dZKNZHs0
カリツォ…

7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 07:36:02.51 ID:3Y7NI2kM0
一輝「鳳凰幻魔拳!」

8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 07:40:53.83 ID:JvoV+x2N0
理想を抱いて溺死しな!

9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/12(金) 07:45:41.01 ID:UpQahqWBO
キョン「いやっふううう!!!」

キョン「なんだって長門、もう一回言ってくれ!ワンモアプリーズ!!」

長門「抱いて」

キョン「OK!!!」

そう叫ぶと、キョンは光の速さで全裸となった

長門「バベルが、立っている。私という個体が幸せを感じている」

長門「我慢できない」

長門はキョンの股間にむしゃぶりつく。チュパ、レロ、チュパ、レロ、チュパチュパチュパパ……

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キョン「金玉が痒いので掻いてもらえますか?」

2010/11/05 14:21 | CM(2) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/04(木) 19:37:40.05 ID:BlJ65URC0
朝比奈さんは俺を、まるで汚物を見るような目で見た。

「あの」

無視される。
俺が一体何をしたって言うんだ?

「古泉、朝比奈さんの様子がおかしいのだが」

古泉は、チッ、と舌打ちすると俺を無視して一人オセロを再開する。
目を合わせようともしない。

「長門よ。ちょっとその本、見せてくれないか?」

無言で栞を挟み、鞄の中にハードカバーをしまう長門。

……何かがおかしい。
俺の金玉が、新たな厄介事の予感を感じた。

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/04(木) 19:43:09.23 ID:BlJ65URC0
「そういえばハルヒの奴、遅いな」

独り言を呟いてみる。
どうせ返事は無いんだろう、と思いきや。

「涼宮さん、用事で遅れるそうですよ」

古泉が言う。
俺は阿呆な事に、少し嬉しくなり古泉の方を見る。

古泉は朝比奈さんに向かって喋っていた。

「そうなんですかぁ」

朝比奈さんはおっとりとした笑顔で返答する。

ここはチャンスだと思い、俺は更に発言する。

「何の用事なんだろうな」

これには返事は返って来なかった。
古泉のオセロのコマを弄る音が、妙に大きく聞こえる。

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キョン「はぁ、お見合いですか」

2010/11/02 21:36 | CM(0) | ハルヒ SS
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/01(月) 20:09:16.80 ID:s6JVqSjH0
突然の親戚からのお見合い話。
俺の意思はまるで無視されたかのように、あれよあれよと段取りが進み、
俺が今、座っているのはとある料亭の座敷だった。
普段の制服とは違う、慣れないスーツを着せられた俺は、
横に座る母親を意識しながらも見合い相手がどんな人物なのか思いを馳せていた。

そう、俺は見合い相手の写真すら見ていない。
何故かと言うと、高校生の段階で結婚相手を決めたくはない、
という俺の個人的な希望、そしてどうせ断るのだからという感情が相手の情報をシャットアウトさせたのだ。

それなら何故、この場にいるのかと言うと、お見合い自体を断る事ができなかったという事実が一つ。

もう一つは、万が一にも俺の花嫁候補となる人物ならば、一目会っておいても良いだろうという考えからだ。

決して、相手が美人だったりすればそのまま進めても構わないんじゃないか、といった気持ちがあったわけでは無い。
例え美人だろうが、天地がひっくり返るような性格の持ち主だったとしたら、たまらんではないか。

そう、あの我らが団長のように。

襖が開き、壮年と呼べる年齢になったかならないかの男性が入ってくる。
中々に貫禄のある人物に見える。

「どうも遅くなりまして……少々、娘も支度に手間取っているようでして」

とすればこの壮年男性が俺の見合い相手の父親だろう。
下手をすれば「お義父さん」と呼ばなければならない相手だ。

まあ、どうせ断るのだから、そう呼ぶ事は一生無いのだろうがな。

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古泉「料理をしましょう」

2010/10/21 20:53 | CM(2) | ハルヒ SS
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/20(水) 21:23:03.62 ID:zz+Nc2j7O

古泉「まずはフライパンを熱して……」

古泉「たまごをいれます」

古泉「目玉焼き……楽しみですね」

古泉「さて。醤油と塩胡椒を用意しましょう」

古泉「……」ゴソゴソ

古泉「醤油が切れてる……」

古泉「ソースで我慢してやりますか」

古泉「……あれ?」

古泉「油を入れ忘れました」



4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [>>2 すみません……]:2010/10/20(水) 21:27:36.28 ID:zz+Nc2j7O

古泉「……真っ黒です」

古泉「…………」ゴクリ

古泉「目玉焼き丼を食べようと思っていたのに、どうすべきか」

古泉「こ、れはこれで……案外」パクッ

古泉「いけませんね」ウボァッ

古泉「……」フキフキ

古泉「癌になる原因と言われたのにも納得の味です」

古泉「……たまごは残り二つですね」

【続きを読む】

ハルヒ「おま○こ侍ですって?」

2010/10/21 16:20 | CM(3) | ハルヒ SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/19(火) 22:37:03.65 ID:RNqKv7Fm0
古泉「そうです。最近、噂が広まっている正義の味方です」

キョン「おいおい、正義の味方ってどういう事だ?」

長門「例えば、夜道を歩く一人の女性がいたとする」
   「彼女が暴漢に襲われた際、ただちに馬に乗って駆けつけ、暴漢を成敗する」

みくる「確か、出現する時に『おま○こ侍、見参!』と叫び」
   「悪い人をやっつけた後『峰打ちじゃ、命までは取らぬ』と言って」
   「去り際に『用心いたせよ』と女性に声をかけるんですよね。格好良いです!」

ハルヒ「おま○こ侍。……不思議の予感がしてきたわ!」
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/19(火) 22:39:29.29 ID:RNqKv7Fm0
ハルヒ「あたしたちで捕まえましょう、おま○こ侍!」

キョン「正義の味方を捕まえるなよ」

古泉「しかし、一度は会ってみたいものです」

長門「サインが欲しい」

みくる「握手してほしいです」

キョン「みんなミーハーだなぁ」

みくる「だって、おま○こ侍ですよ! おま○こ侍!」

長門「おま○こ侍……どのような人間なのか。期待に胸が膨らむ」

古泉「人知れず善行を行う、おま○こ侍。素敵ですね」

ハルヒ「まあ、直接会って、話だけでも聞きたいわね! おま○こ侍!」

キョン「やれやれ。で、どうやって会うんだよ?」
【続きを読む】
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