1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:25:52.42 ID:F1evOyck0
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:27:12.90 ID:F1evOyck0
P「……すいません、もう一回言って下さい」
あずさ「おっぱいビンタがしたいんです」
P「……」
あずさ「……」
P「……あずささん」
あずさ「はい」
P「場所を、変えましょう」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:28:06.63 ID:F1evOyck0
――――
――
あずさ「えっと……このお店、高いんじゃ……」
P「大丈夫です、俺が奢りますから」
あずさ「……ありがとうございます」
P「……」
あずさ「…………その」
P「分かってます。 おっぱいビンタがしたい、でしたね」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:29:17.96 ID:F1evOyck0
あずさ「その、私……!」
P「あずささん」
あずさ「え?」
P「折角ですし、まずは飲みませんか?」
あずさ「……はい」
P「ウイスキー、ロックで」
あずさ「あ、私も……」
P「……」
あずさ「……」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:30:09.76 ID:F1evOyck0
P「それじゃあ……」
P・あずさ「「乾杯」」
P「…………っぷはぁ~……」
あずさ「……」
P「あずささん」
あずさ「あ、はい」
P「どうして、突然あんなことを言い出したんです?」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:31:08.44 ID:F1evOyck0
あずさ「その……私、いつも竜宮小町の皆にお世話になってて」
あずさ「特に律子さんには、送迎をして貰ったり……」
P「……」
あずさ「それで、もうすぐ私の誕生日じゃないですか」
あずさ「きっと、竜宮の皆がお祝いしてくれると思うんです」
あずさ「……だから、そのお返しに」
P「違う」
あずさ「え?」
P「俺が聞いてるのは……そういうことじゃありません」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:32:07.30 ID:F1evOyck0
P「おっぱいビンタがしたい。 あなたはさっき、確かにそう言った」
あずさ「……」
P「どうしてその言葉を口にしたのかと、俺はそう聞いているんです………!!」
あずさ「…………!」
P「解っているんですか? あずささん」
あずさ「……」
P「あなたのおっぱいビンタは……凶器なんですよ!?」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:33:13.42 ID:F1evOyck0
あずさ「……分かっています」
P「……」
あずさ「私のおっぱいがどういうものなのか。 自覚は……しているつもりです」
P「なら、尚更」
あずさ「それでも!」
P「!」
あずさ「それでも私にだって……譲れないモノがあるんです…………!!」
P「あずささん……」
あずさ「改めてお願いします。 プロデューサーさん」
あずさ「私に、おっぱいビンタのレッスンをして下さい」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:34:13.76 ID:F1evOyck0
P「あずささん。 俺に頼む、その意味は」
あずさ「解っています」
P「……」
P「分かりました。 レッスンをしましょう」
あずさ「!」
P「……多少、厳しくしますけど」
あずさ「よ……よろしくお願いします!」
P「それじゃ、行きましょう」
あずさ「……え?」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:35:24.29 ID:F1evOyck0
――――
――
あずさ「えっと、ここって……」
P「俺の部屋です。 小さいですけどね」
あずさ「……」
P「さ、上がって下さい」
あずさ「は、はい」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:36:06.27 ID:F1evOyck0
P「まずは、おっぱいビンタを知ろう……ということで」
あずさ「はい」
P「これを用意しました。 見ましょう」
あずさ「これって……DVD?」
P「探すのに、少し苦労したんですよ」
女『ふんッ!』ビターン
男『おふぅっ!』
女『はっ……はぁ……ッ!』ビターン ビターン
男『イイ、イイよぉ!』
あずさ「…………」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:37:09.03 ID:F1evOyck0
あずさ「……」ピッ
P「あれ、もういいんですか?」
あずさ「はい。 大体は知っていたので……」
P「なるほど、予習済みって訳ですね」
あずさ「……」
P「それなら話が早い、次のステップに進みましょう」
あずさ「はい」
P「あずささん。 俺に……おっぱいビンタをして下さい」
あずさ「…………はい?」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:38:15.84 ID:F1evOyck0
P「あなたの目標は、竜宮小町や律子におっぱいビンタをすることだ」
P「そのためには、俺相手につまずいているようではダメなんですよ」
あずさ「そ、そうなんですか……?」
P「はい」
あずさ「……」
あずさ「…………それでは、失礼して」
P「ストップ」
あずさ「え?」
P「さっきのDVD、忘れました? 服は脱いで下さい」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:39:13.51 ID:F1evOyck0
あずさ「えっ、えっと……」
P「嫌なんですか? 俺におっぱいを見せることが」
あずさ「その…………あの」
P「言ってましたよね? 自分のおっぱいについて自覚していると」
P「それなら、俺におっぱいビンタすることだって可能で――――」
バチーン!!
あずさ「それ以上は……めっ、ですよ」
P「あずささん……」
P「合格です」
あずさ「え?」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:40:08.47 ID:F1evOyck0
P「あずささん。 あなたは今、俺に平手でビンタした」
P「そこに羞恥は無く、純粋な怒りのみだった……」
あずさ「……」
P「『怒り』じゃなくてもいいですが、おっぱいビンタには羞恥を取り除く必要があるんです」
P「感情のコントロール。 第一段階ですね」
あずさ「プロデューサーさん……」
P「さっきはすいません、あんなことを言ってしまって」
あずさ「いえ……大丈夫です」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:41:10.12 ID:F1evOyck0
P「次に行きましょう……と言っても、これが最終段階ですけど」
あずさ「そうなんですか?」
P「はい。 そこで、おっぱいビンタを上達させる近道はなんだと思います?」
あずさ「近道……こう、揉むとか」
P「違います」
あずさ「………」
P「いいですか、あずささん」
P「おっぱいビンタを上達させる方法は、おっぱいビンタにしか無いんです」
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:42:15.42 ID:F1evOyck0
あずさ「………どういうことです?」
P「おっぱいビンタのような特殊な動きは、日常生活の中にはあまりありません」
P「したがって、実戦の中で鍛えていくのが最も有効なんですよ」
あずさ「なるほど……」
P「……ということで、これを用意しました。 見ましょう」
あずさ「またDVDですか?」
P「俺の秘蔵ビデオシリーズです」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:43:20.31 ID:F1evOyck0
『バッター、 に代わりまして―――』ワァアアアアア!!!!
あずさ「これは……野球、ですか?」
P「はい」
『さぁ、第一球――』カキーン
『打ったぁー!ライト前ヒット!カ○プ、同点に追いつきました!!』
あずさ「でも、野球とおっぱいビンタに何の関係が……?」
P「……おっぱいビンタというのは、ビンタのようでビンタではありません」
あずさ「え?」
P「野球のスイングに……似ているんですよ」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:44:19.30 ID:F1evOyck0
あずさ「それじゃあ、おっぱいビンタの実戦って……」
P「簡単に言うと、素振りです」ピッ
P「この、カ○プの前田選手のフォームを参考にして下さい」
あずさ「あっ、えっと……今ですか?」
P「はい」
あずさ「……」
あずさ「えいっ!」ブルン
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:45:13.24 ID:F1evOyck0
P「……やっぱり、フォームはできてませんね」
あずさ「はぁ……」
P「まずは、トップを作ることを意識して下さい」
あずさ「ト、トップ?」
P「それから、腰も使えていません。 フォロースルーも小さいし――」
あずさ「腰?フォロ……?」
P「……あ、すいません。 つい」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:46:17.68 ID:F1evOyck0
P「あずささん、もう一回振りましょう。 撮りますから」
あずさ「撮るんですか……?」
P「その方が、客観的に自分のフォームを見えるんですよ」
あずさ「……えいっ!」ブルン
P「はい、オッケーです」
P「それじゃ早速……見ましょうか」
あずさ「そ、そんな大画面に繋げるんですか?」
P「折角の高画質ビデオカメラですし」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:47:14.52 ID:F1evOyck0
P「うーん……構えから言った方が良かったかな」
あずさ「構え……」
P「はい。 力を抜いて、こう肩幅で……」
あずさ「こう……ですか?」
P「いいですね、それからテイクバック……溜めを作ります」
P「さっきの前田選手のフォームを思い出して下さい」
あずさ「は、はい!」
P「よし、今のところ意識してもう一回いきましょう!」
あずさ「また撮るんですね……」
―――――
――――
――
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:50:17.75 ID:F1evOyck0
伊織「みんなーっ!!また来なさいよねー!!!」
亜美「まったね→!」
あずさ「ありがとうございました~」
ウォオオオオ!!!!
律子「みんな、お疲れ!」
亜美「そんじゃ、悔い改めて……」
伊織「改めて!」
「「あずさ(お姉ちゃん)、誕生日おめでとう!!」」
あずさ「あらあら~……うふふ」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:51:18.06 ID:F1evOyck0
伊織「ほら、ケーキあるわよ、ケーキ」
あずさ「あら~ありがとう伊織ちゃん」
伊織「お、お礼ならみんなに言いなさいよね!」
亜美「んっふっふ~、いおりんは今日も相変わらずですなぁ」
律子「ふふっ、そうね」
伊織「何よ、もう……」
あずさ「それから、亜美ちゃん、律子さんも……本当に、ありがとう」
あずさ「本当に…………うふふっ」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/19(金) 20:52:02.17 ID:3w52kRmIo
さすがにおっぱいビンタのお手本フォームにはならないんじゃないんですかね…
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:52:21.23 ID:F1evOyck0
あずさ「律子さん」
律子「?」
あずさ「私、いつも律子さんにお世話になってるんです」
あずさ「本当に感謝してて、だから……」
あずさ「そのお礼を、させて下さい」バサッ
律子「えっと、そのお礼は……脱がないといけないやつですか……?」
亜美「あ、あずさお姉ちゃん……?」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:53:29.20 ID:F1evOyck0
あずさ「構え……トップ……腰……」ブツブツ
伊織「ちょっ、あずさ?」
あずさ「………いきます」
ビッターーーン!!!
亜美「!?」
伊織「!?」
律子「へぶっ………」
あずさ「私からの、お礼―――」
あずさ「おっぱいビンタです」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:55:14.62 ID:F1evOyck0
律子「げほっ……えぅっ、かはっ」
亜美「りっちゃん!りっちゃーん!」
伊織「あずさ……アンタ一体何を……」
あずさ「次は、亜美ちゃんかしら?」
亜美「え、ちょっ、心のステンバーイ」
ビッターーーン!!!
亜美「あべしっ!!」ガッシャーン
伊織「そのフォーム……誰に習ったの?」
あずさ「うふふ……最後は、伊織ちゃんね」
ビッターーーン!!!
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:56:28.78 ID:F1evOyck0
P「お疲れ様です、あずささん」
あずさ「プロデューサーさん……来てたんですか」
P「竜宮小町、三浦あずさバースデーライブ……行かない訳が無いですよ」
あずさ「……ふふっ、そうですね」
P「その様子からすると、おっぱいビンタは」
あずさ「大成功です」
P「そうですか……」
P「それじゃ、行きますか」
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:57:24.78 ID:F1evOyck0
P・あずさ「「乾杯!」」
P「…………っぷはぁ~……」
あずさ「ここに来るのも……久し振りですね……」
P「そうですね……」
あずさ「……」
P「……」
あずさ「プロデューサーさん。 本当に、ありがとうございました」
P「あずささん……」
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:58:27.74 ID:F1evOyck0
あずさ「あれから、色々とレッスンしてもらって」
あずさ「たくさん、たくさんお世話になって……前田選手のモノマネも出来るようになりました」
P「……」
あずさ「だから、私から」
P「あずささん」
あずさ「!」
P「その前に、言わせて下さい」
P「誕生日、おめでとうございます!」
あずさ「………あらあら~」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 20:59:12.07 ID:F1evOyck0
P「あずささん……泣いて……」
あずさ「……」
あずさ「プロデューサーさん」
P「はい」
あずさ「私からの、お礼です」バサッ
P「……」
あずさ「本当に………」
あずさ「ありがとうございましたっ!!」
ビッターーーン!!!
おわり
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/19(金) 21:00:23.73 ID:F1evOyck0
以上です。読んで下さってありがとうございました。
これを読んで、おっぱいビンタをしたい、されたい人が増えることを祈っています。
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/19(金) 21:15:00.05 ID:WvTu8yAko
カープを隠すなら前田の名前も隠せよwwwwwwww
乙
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/19(金) 22:45:35.68 ID:OInj19p7o
カープの前田で健太じゃなく智徳とか広島人しか分からんやろ
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/19(金) 22:48:47.45 ID:g9R/Kr77o
つまりカープの前田のスイングはあずささんのおっぱいビンタ・・・これはマツダスタジアムが埋まるぜ!
転載元
あずさ「おっぱいビンタがしたいんです」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1374233152/
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