1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:21:00.97 ID:i8Xx49tb0
【食堂】
一夏「おはよう!」
のほほんさん「うん、おりむーおはよ~~」
のほほんさん「……………」セノビッ
のほほんさん「………う~~ん………届かない………」
一夏「?」
相川「こらこら、抜け駆けとは感心しないぞ~~!」
谷本「あはは! 篠ノ之さんたちと一緒じゃないとはチャンスだね!」
夜竹「…………!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:23:22.94 ID:i8Xx49tb0
のほほんさん「みんな~~おはよ~!」
ホッペニチュッ
夜竹「おはよう」チュッ
相川「よ!」チュゥ
谷本「うん! おはよう」チュッ
一夏「…………な、なんだ!? ほっぺにキスし合って……」
のほほんさん「欧米スタ~イル!」
夜竹「最初は布仏さんが面白がって私たち相手に始めたんだけど、付き合ってる内にね……」
相川「そうそう! こっちも何か楽しくなってきてさあ」
谷本「他の子たちにも仕掛けてみたら、結構楽しげな反応が返ってきてね」
一夏「そ、そうなのか。でもなんて言うかそういうのなあ……」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:25:24.30 ID:i8Xx49tb0
相川「海の向こうでは普通なんでしょ? いつまでも狭い考えを持ち続けるのはノーサンキュー!」
夜竹「はるばる海外から来た子も多いし、私たちの方から合わせていくのもアリなんじゃない?」
一夏「うーん、まあそうかも」
のほほんさん「えへへ……おりむーもやろ~よ~」
一夏「へ!? お、俺もかあ?」
谷本「そうね! (織斑君も始めたらこのスタイルの挨拶が学園に根付きやすくなるし)
一夏「それはちょっとなあ……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:25:43.45 ID:rkQSBSpC0
のほほん俺得
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:27:54.84 ID:UqTTEHLm0
なにが始まるんです?
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:32:34.05 ID:i8Xx49tb0
夜竹「うん! 織斑君、さあ……」スッ
谷本「あっ!」
相川「先を越された!」
一夏「ちょ、ちょっと待ってくれ」サッ
夜竹「あっ……私とじゃ嫌なの?」
一夏「へ?」
夜竹「ラウラさんとは口同士で済ませた癖に……私とはほっぺでも嫌なんだ………」ジワ
一夏「あれは向こうからいきなりされたものであって、俺の意思でやったわけじゃ」
夜竹「う……くすんっ……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:35:04.65 ID:i8Xx49tb0
相川「夜竹、織斑君は突然キスを迫られて戸惑ってるのよ。無理強いはダメ」
夜竹「……そうね、ごめんなさい」
谷本「だいじょぶだいじょぶ、学園全体で流行らせれば織斑君もやらざるを得なくなるから」ボソッ
夜竹(! それもそうか)
夜竹「急に仕掛けられたら困るわよね、迷惑掛けて申し訳ないわ」
一夏「いや、こっちも避けちまってごめんな。決して夜竹さんが嫌いってわけじゃないからな」
夜竹「!」ピクッ
のほほんさん「もう、おりむー……天然タラシ~~」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:35:58.27 ID:i8Xx49tb0
山田「ふわぁ~あ……あら皆さん、おはようございます。今日もがんばりましょうね」
一夏「あ、山田先生おはようございます」
のほほんさん「…………♪」チラッ
相川「…………♪」コクッ
相川・のほほんさん「せんせ~~!!」トテトテ
山田「あらあら、どうかしましたか――」
チュチュッ!
山田「はれっ!?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:37:12.79 ID:i8Xx49tb0
のほほんさん「おはよ~のキスだよ~~」
相川「生徒とのコミュニケーション!」
山田「は、はわわわ……」
山田「だ、ダメですよ先生にこんな真似しちゃあ!」
のほほんさん「でも~」
谷本「国際的な注目を集めているIS学園で外国の文化を排斥するのはどうなんでしょうか?」
山田「ここは日本ですっ……と言っても、確かどの国からも独立した存在でもあるわけですし……」
夜竹「そうそう! グローバル化が一層求められている昨今、IS学園が時代に逆らってどうするんですか!」
山田「う……一理ありますね……」
一夏(ないない!)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:39:22.28 ID:i8Xx49tb0
一夏「山田先生。あの様子じゃやりこめられそうだなあ」
箒「おはよう、一夏。何を突っ立っているんだ?」
一夏「おお箒!……おまえは……」
一夏「………」ジーッ
箒「なんだ?」
一夏(まだキス文化に染められてないみたいだな)
箒「ど、どうした? あ、あまり見つめるな……」カアァァァ
一夏「ああ、悪い悪い」
箒「どうしたというんだ?」
一夏「ほら、あれ見ろよ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:41:47.64 ID:z6EX6xWN0
のほほんさんと蘭きゃわわ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:46:57.73 ID:i8Xx49tb0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:53:49.45 ID:pKvJArqSO
しえ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 01:54:14.38 ID:i8Xx49tb0
箒「ま、まさか……! おまえは乗ったんじゃないだろうな!?」
一夏「いや、断ったよ。さすがに挨拶とはいえキスするっていうのはちょっと」
箒「良かった……」
箒(一夏のことだから簡単に流されてしまうのではないかと思ったが、それを聞いて安心した……)ホッ
一夏「? ど、どうした箒? ぽーっとして」
箒「い、いや、これは―――」
「それは違いますわっ!!」
一夏箒「!?」ビクッ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:03:18.22 ID:i8Xx49tb0
相川「セシリア……わたしたち、何か悪いことしちゃったかな?」
セシリア「いいですか? 挨拶の際は通常、左右の頬を合わせてキス音を出すだけなのですわ!」
夜竹「え? 実際にキスするのは違うの?」
セシリア「違います! 私の周りにはそんなことする人はいませんでしたわ」
のほほんさん「…………♪」ソロ~
のほほんさん「えいっ!」チュ!
セシリア「ひゃっ!?」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:06:25.06 ID:UqTTEHLm0
シャルにちゅっちゅしてきたくなった
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:06:52.67 ID:i8Xx49tb0
セシリア「布仏さん! またあなたですか~~!!」
のほほんさん「うひゃあ~~! セッシーが怒った~~!」
谷本(ナイス!)
セシリア「逃がしませんわ!!」ドタドタ
のほほんさん「ひゃあ~~!!」チョコチョコ
のほほんさん「あ、あれは!」
シャル「あ、おはよう―――って、え?」
のほほん「デュっちー助けて~~!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:15:05.40 ID:SQAUOGyO0
いいね
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:16:25.62 ID:i8Xx49tb0
セシリア「あら、シャルロットさん」
シャル「セシリア……どうしたの? 朝からそんな走り回って」
セシリア「布仏さんが私の頬にキスをしたのですわ! 欧米式の挨拶のつもりで!
私が真実を示してあげたのにも関わらずです!」
のほほんさん「モーニングキスは友好の証だよ~~! ねえ、デュっちー?」
シャル「そうだね。僕もお母さんが生きてたときはよくして貰ったよ」
セシリア「はれ? フランスでは挨拶時のキスは当たり前なのですか?」
シャル「どうだろう? その辺のマナーっていうのはまちまちなんじゃないかな?
でもイギリスでも親密さを表したいときにキスするって聞いことはあるよ。
たまたまセシリアが会った人の中には挨拶キスする人がいなかっただけじゃないの?」
セシリア「ううむ……そうなのでしょうか……」
箒(皆キスキス言い過ぎだ!)カアァァァ
一夏「何か揉めてるみたいだな?」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:29:35.29 ID:i8Xx49tb0
シャル「どちらにせよ、軽いキスでそんな怒ることはないんじゃないかな?」
セシリア「それはそうですが……しかし、彼女たちはどうも面白がってやっているようにしか見えないので……」
のほほんさん「てへへ」
シャル「布仏さん、欧米人もさすがに遊びでキスしてる訳じゃないからね?
本当のやり方を教えてあげられればいいんだけど……そうだ! セシリア協力してくれない?」
セシリア「私が……ですか? どうして唇が触れる挨拶など……」
シャル「頼むよ。僕も遊びじゃなく挨拶として君を尊重しながらするからさ。
これを機に正しい挨拶を知って貰えればセシリアもやたらに無差別キスされることはないんじゃない?」
セシリア(まあここで他の慣習に触れて教養の一つとしておくのも悪くありませんわ。
相手はシャルロットさんですから誠実に実演してくれそうですし)
セシリア「分かりました。お受けいたしますわ!」
シャル「ありがとう!」
のほほんさん「やった~~!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:32:57.20 ID:bGXMc+bv0
このシャルは…どっちだ……!?
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:34:58.25 ID:i8Xx49tb0
シャル「じゃあ、いいかな。」
相川「ええ!」
谷本(金髪美女同士とか……絵になるわね)ドキドキ
セシリア「どうぞ」
シャル「挨拶のときはぁ、こうやってね………」スッ
セシリア(シャルロットさん……健康的な色香がありますわね……)ドキドキ
チュッ パシャ!
キャアーーー!! ホントニシターー!!
シャル「……! ちょっと待って! 今誰かフラッシュ焚いたでしょ!」
セシリア「ぶ、無礼ですわ!」
黛「まあまあ、欧米文化を知って貰える機会が増えたんだから良いじゃない!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:42:48.71 ID:i8Xx49tb0
相川「きゃ~! きゃ~! 英仏女子の禁断の恋だ~~!! きゃあああ~~!」
のほほんさん「なんか……私たちのときとは感じが違うね~~」
夜竹「あれと同じようにするのは無理だからさあ、今まで通りのラフな方法でいいんじゃない?」
シャル「ちょっと! 新聞に載せる気じゃないんですか!?」
セシリア「それは困りますわ!」
黛「どうして? 健全な友好の意を示すだけの挨拶なんでしょう。
何を困ることがあるの? 欧米文化を自分たちで否定したくはないでしょうに」
シャル「そ、それは……!」
シャル(そのシーンだけを切り取られて新聞に載せられるっていうのは恥ずかしいよ!)
セシリア「う、ううう……嵌められた気分ですわ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 02:55:14.59 ID:i8Xx49tb0
一夏「何か凄い騒ぎになってきたぞ」
箒「一夏、早く朝食を食べよう! 遅れてしまう!」カアァァァ
一夏「あ、おう!」
――――――――
――――
―
一夏(数日経って……挨拶と称してキスをする女生徒を見る回数が急激に増えてきた)
一夏(俺は依然として抵抗していたが……欧米出身者も多いこともあるのだろうが、
学園側も「文化」というデリケートな問題が絡むこの流行に対して具体的なアクションを起こせずにいた)
ラウラ「嫁よ、おはようだ」チュッ!
一夏(ラウラはあっさり順応した……っていうか染められてしまった)
ラウラ(ふふふ。前にこの挨拶をクラリッサに教えてやったら『素晴らしい!』と言っていたからな。
奴も黒ウサギ隊全体にしっかり根付かせると張りきってるようだ)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:01:28.40 ID:i8Xx49tb0
一夏(鈴もまた……)
鈴「ティナ、ラクロス部の練習行ってくるね!」チュッ
ティナ「うん!」チュッ
ラウラ「むっ」
鈴「ラウラじゃん。おはよ!」チュッ
ラウラ「うむ! おまえにも」チュッ
鈴「ふふ。あれ、一夏……」
一夏「……………」
鈴「…………」カアァァ スタスタ
一夏(鈴は同部屋が欧米人であったせいか、こういったノリにもついていけている)
鈴(やっぱり最初のキスは唇でしたいよ……)
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:07:46.83 ID:i8Xx49tb0
一夏(俺が知る限り、俺以外に挨拶キス文化に抗して残っているのは……)
簪「…………」モジモジ
鷹月「今日も皆やってるわねえ………はぁ………」
箒「け、けしからん! ここはどこの国だと思っている! 年若い娘たちが頬とはいえ口づけし合うなど!」
一夏(この三人だ)
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:14:15.72 ID:i8Xx49tb0
一夏「セシリアとシャルも大変だろうなあ」
簪「うん……あの二人……新聞に載せられて学園中から大注目浴びちゃったらしいね……」
箒「むむ……あれがここまで広まるきっかけになったとはいえ、セシリアたちを責める気にはなれない……」
一夏「あ、あれセシリアたちじゃないか?」
セシリア「あら……」
シャル「あ!」
夜竹(!)ガタッ
相川「恋人疑惑の二人だ……!」
黛(フィルムは大丈夫ね。シャッターチャンスは思いがけないときにやってくるものよ)
シャル「じゃあね…………」カアァァ
セシリア「ええ…………」カアァァァ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:22:30.45 ID:i8Xx49tb0
一夏「…………」
箒「き、きっと大丈夫だろう。あの二人は芯が強いからな」
簪「ねえ、私気付いたことあるんだけど……」
鷹月「なに?」
簪「実はね……あの挨拶をしないと皆からあんまり相手にして貰えないっていうか……
決して仲間外れにされるとかそういう訳じゃないんだけど、どこかよそよそしい態度で迎えられる気がする」
鷹月「あ、それ分かる。一枚薄い壁を作られちゃう感じね」
箒「簪……私たちは一組で固まっているからいいが、おまえは四組だろう?
その、居心地などは大丈夫なのか?」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:31:39.56 ID:i8Xx49tb0
簪「うん……さっきも言ったけど、実習とかでは普通に相手にして貰えるし、息苦しいってほどじゃないよ……」
一夏「そっか。それはよかった。」
簪「元々親密な友達があんまりいなかったのもあるし……」ゴニョゴニョ
一夏「うちのクラスの山田先生なんか朝になると皆に集られるんだぜ?
先生も律儀にキスを返していくし……」
楯無「あら! 反キス同盟が固まって何してんの?」
簪「あ!」
一夏「会長!」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:37:40.08 ID:i8Xx49tb0
のほほんさん「かんちゃーん!」
虚「お嬢様でしょ!」
一夏「な、何ですかその反キス同盟って?」
楯無「読んで字の如くよ。挨拶時にキスするのを避ける子たちのことよ」
箒(この人が流行に乗り始めたのが大きいんだ……人たらしなだけあって皆あとをついて行ってしまった……)
楯無「ちょっと、簪ちゃん借りていくわよ」
簪「え?」
虚「同行お願いします」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:44:00.90 ID:i8Xx49tb0
一夏「あ、あの……」
楯無「さ、行こうか」
簪「ね、姉さん……!」
一夏「あ……」
鷹月「…………」
箒「簪…………!」
――――――――
――――
―
~次の日~
一夏「簪……あれからどうなったんだろうな」テクテク
箒(会長は妹のことを想っていたから、物騒なことはしないだろうが)テクテク
鷹月「あ、あれ!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:50:21.28 ID:i8Xx49tb0
簪「本音……」チュゥ
のほほんさん「えへへ! おはよ~ございます!」ギュ~ チュッ
一夏「簪!」
鷹月「抱き締められながらキスされてる……」
箒「ど、どうしたというんだ? おい、簪!」
簪「あ!」
のほほんさん「しののん! おはよ~~」トテトテ
箒「き、キスはできないぞっ!」
のほほんさん「ちぇ~~」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 03:56:39.94 ID:i8Xx49tb0
簪「…………」プイッ ダッ
のほほんさん「あ、待ってくださ~い!」
箒「ど、どうしてしまったんだ……」
一夏「簪も自分から……キスしてたよな」
鷹月「会長さんが何か仕込んだんじゃないの?」
一夏「何が簪の身に降りかかったのか分からないが……」
箒「同志が一人減ってしまった……」ジワ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 04:07:17.10 ID:i8Xx49tb0
鷹月「ねえ……私たちももう投降しよっか…………」
箒「な! 何を言い出すんだ静寂……? 冗談……だろう?」
鷹月「だって無理じゃない! 他の専用機持ちの子は皆受け入れてるし!
先生も黙認してるし! 会長もプッシュしてるみたいだし!
四隅全部取られたオセロを続けるようなものよ!」
箒「しかし……挨拶の際にキスするというのはやはり……」カアァァァ
鷹月「篠ノ之さん。あなたはとても貞操観念が強いのね。
料理も上手だし、一途だし、時代が時代なら一番理想とされる女性像だったのでしょうね」
鷹月(冬に備えて夜中に一生懸命織斑君のためにマフラー編んでるのも知ってる)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 04:23:02.18 ID:i8Xx49tb0
鷹月「実は言うとね……キスも悪くないかなって思い始めているの。
そりゃ、抵抗はあるけどね……皆やってるし、いつまでも避けてたらどんどん他の子たちとの間に溝が出来そうな気がして……」
箒「静寂……そんなことを言わないでくれ! 一夏! お、おまえも何か言え!」
一夏「…………」
静寂「ごめんなさい……反キス同盟を続けるのは無理だと思うわ……
このまま皆ずるずる引き込まれちゃうんだから、もういっそ早めに輪に入れて貰った方がいいんじゃないかって……」
織斑君も許してくれる?」
一夏「許すもなにもどういう道を行くかは鷹月さんの自由さ。誰にも止める権利なんてありはしないよ」
箒「!!」ガーン
静寂「ごめんね……! でも、篠ノ之さん……応援してるからね!」ダッ
箒「え!」
一夏「行っちまったな。鷹月さん、いたたまれなくなるほど思いこんでいたんだ」
ま、これで……
箒「一夏……」
一夏「俺とおまえだけか……」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 04:30:59.82 ID:i8Xx49tb0
――――――――
――――
―
楯無「ふふ、簪ちゃんも説き崩せたし……残るは箒ちゃんと一夏くんだけね」
虚「会長……本当に例の企画を実行するつもりですか?」
楯無「ああ、一夏くんと最初にキスする権利を争うやつ? もちろんやるわよ!」
虚「挨拶するときキスしたことがないって有名ですものね」
楯無「そう! だからこそ最初に一夏くんとキスする人に注目が集まるのよ!
ラウラちゃんとしたことあるそうだけど、一夏くんが自分からしたって訳じゃなかったからね」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 04:40:36.05 ID:i8Xx49tb0
楯無「ふふ……一体誰なのかしら? 誰であれ、きっと盛り上がるわよ~~」
虚(まったくもう……)
【箒・鷹月ルーム】
箒「そうだ……一夏のマフラー編まないと。えっと、毛玉は……あった」
箒(私は……どうも一般の女生徒とズレがあるらしい……)セッセッ
箒(中学時代はほとんど剣道に捧げたようなもので、色気も自分にあるのかも分からない)セッセッ
箒(思えば、セシリアたち代表候補生は皆自信に満ちているな……私にはないものだ)セッセッ
箒「あ、間違えた。いや、待て……だいぶ前からずれてる! うう……やり直しだ……」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 04:55:06.11 ID:i8Xx49tb0
箒(まあいい。あいつの喜ぶ顔に変わるものだからな……この程度のミスで挫けるものか)セッセッ チクチク
箒(…………私には気品も快活さも気配りも純真さもないんだ………
でも姉に貰った地位と機体を抜いたら何もないとは思われたくない!
だから、自分の力で作り上げたこれを届けてみせる……)セッセッ チクチク
箒「あれ……またずれてる……どこで間違えたかな……」
箒(いや待て……私が作り上げたところであいつは貰ってくれるのか?
渡す頃にはセシリアかシャルロットあたりと買い物に行っていて、既にプレゼントされているのでは?)
箒「あ、ここで間違えていたか……やり直さねば……」チクチク
箒「………本当に喜んでくれるだろうか……私が初めて作ったマフラー何かを……」ジワ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 05:09:33.10 ID:i8Xx49tb0
箒(既にマフラーを持っていたり、新しく買いに行ったりするのでは……)
箒(そうでなかったとしても、私がマフラーを編んだと言ったら笑われないだろうか?)
箒(思えば、手編みマフラーを編んでいる人間など周りにまったくいない……
私も昔聞いた「手編みマフラー」という単語に良いイメージを持っていたから、手を出しただけに過ぎん)
箒「……………」
『なんだこれ? いらねえよこんなの。もっといいのを買ってあるんだ』
『慣れないことするなよ。剣振ってりゃいいんだよおまえは』
『この時代に手編みマフラーって……発想が古いなあ』
箒(………)ポロッ
「篠ノ之さん。うまくできてるじゃない!」
箒「!」
鷹月「感動しちゃった。愛の為せる技ね!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 05:21:45.80 ID:i8Xx49tb0
箒「いや……結構間違えたんだ……」
鷹月「それくらい誰でもあるわよ。先日編み方覚えたばっかりなのにもうここまで出来るなんてね。
やっぱり目標があると違うわね」
箒「ううっ……しかし……もう編めるかどうか分からない……
不安に絡め取られてしまった……」
鷹月「不安?」
箒「相手が貰ってくれるかという不安だ……私なんかが作ったものを押しつけられて迷惑しないだろうか?」
鷹月「……ねえ、篠ノ之さんが渡したい相手って、人が一生懸命作ったものを踏みにじるような真似をする人なの?」
箒「それは違う!」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 05:36:16.61 ID:i8Xx49tb0
鷹月「でしょう? なら篠ノ之さんに出来ることはなに?
頑張って完成させて、プレゼントする相手の人を笑顔にすることでしょう。
大丈夫! 篠ノ之さんならやり遂げられるわ!」
箒「……」コクッ
箒「すまない、静寂。編み方を手ほどきして貰っただけでなく、励ましまで……」
鷹月「私ね、篠ノ之さんの凄いところはまっすぐでひたむきなところだと思うの。
どこまでも一途で、好きな人のためなら努力を惜しまない。
不器用だけど、一つ一つの思い出を大切にしてくれそうで……」
箒「……」
鷹月「あなたと同じ部屋だと決まったとき、私は不安だったのよ?
束博士の妹に対してどう接するか悩んだものよ」
箒「そうだったのか……」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 06:09:48.97 ID:i8Xx49tb0
鷹月「でもね、同じ部屋で過ごすうちに分かったの。
この子は誰よりも深く人を愛することのできる女の子だって。
今時珍しいタイプのね」
鷹月「私は特別意思が強いって訳じゃないし……
皆と離れるのが怖くてやりたくもない挨拶をすることになりそうだわ」
箒「そうか……しかし私だって未だに怖い。自分の考えは周りから見れば古臭いのではないかと……」
鷹月「そんなことないわよ! 認められないことはきちんと拒んで、周りに流されない考え方が出来る人はそんなにいないわよ」
箒「ありがとう、静寂。私はマフラーを作り上げてみせる!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 06:31:46.80 ID:i8Xx49tb0
――――――――
――――
―
楯無「さてと……新聞部との協力も取り付けられたし、一夏くんの動向が楽しみね」
虚「協力?」
楯無「うん。一夏くんがいつキスしてもシャッターに収められるように、尾行してくれるよう頼んだの」
楯無「反キス同盟は静寂ちゃんも抜けたってのは掴んであるのよ。
でもあの子は積極的に箒ちゃんに挨拶キス文化を伝えてくれそうにないのよね」
楯無「その点を見れば箒ちゃんの最初の相手も気になるけど……女の子だから一夏くんよりは注目度はないわね。
やっぱり一夏くんの初キスに注目が集まるのは当然の流れね」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 06:41:28.22 ID:i8Xx49tb0
簪(…………お姉ちゃんに乗せられた)
のほほんさん「ど~しました~? お嬢様~~?」
簪(一夏の気を惹きたかったらもっと変わらなきゃとか……挨拶キスの経験くらいしといた方がいいとか……
そんなこと言って、結局私を一夏の傍から引き離したかっただけ!
私たちの集まりを砕いて、挨拶キスの輪に引き込みやすくするのが目的だったんだ!)
簪(一夏……負けないでっ……!)
のほほんさん「どしたの~~? 怖い顔して~~えいっ」チュッ!
簪「きゃっ!」
虚「……本音。あんたキス魔になってない?」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 06:49:53.48 ID:i8Xx49tb0
~翌日・昼休み~
一夏「え~と……」キョロキョロ
箒「一夏! こっちだ!」
一夏「おう!」
箒「この木の根元で食べよう」
一夏「そうだな。まったく、食堂にいると皆キスしようとしてくるんだよな」
箒「困ったものだな。ほら一夏。私が作った弁当だ」スッ
一夏「おお! 山菜の天ぷらに唐揚げか! 揚げ物二つもして大変じゃなかったか?」
箒「そんなことはないぞ! ほら、食べてみてくれ」
一夏「うん。じゃあ唐揚げから……」パクッ
箒「……」ドキドキ
一夏「うまいなあ!!」ニッコリ
箒「そうか」パァァァ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 06:59:01.61 ID:i8Xx49tb0
箒「ほら、もっと食べてくれ!」
一夏「おう! 俺もパン買ってきてたけど後でいいや!」パクッ モグモグ
一夏(うまい! 箒はやっぱり料理が上手だ!
あとで作り方を教えて貰おう。)ニコニコ
箒(本当においしそうに食べてくれるのだな……作った甲斐があったというものだ)ニコニコ
一夏「箒は食わないのか?」
箒「いや、私はおまえの残りでいい……おい、口の周りに食べかすが付いているぞ」
一夏「あ、そうか?」
箒「おしぼりは持ってきていたはず……ほら、じっとしていろ……」フキフキ
一夏「わ、悪いな箒。こんなことまでさせて」
箒「気にするな」
箒(ふふ、こういう一時は久しぶりだな)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 07:11:51.68 ID:i8Xx49tb0
一夏(箒って飯作るのがうまいのは知ってたけど、世話好きな面もあるんだな……身近過ぎて気付かなかった)ドクン… ドクン…
一夏(あれ、ドキドキしてるのか俺)
箒「ま、満足してくれたか……?」
一夏「ああ! すげえうまかった! ありがとうな、箒」
箒「そうか! こんなので良ければいつでも作ってやるぞ!」
一夏「……箒と最後にこうしたのは結構前だよな。そのときはセシリアも鈴もいてさ」
箒「ああ。そう言えば今あいつらはキスを迫られて大変だと漏らしていたな。
特にシャルロットとセシリアは何故か恋人疑惑を掛けられているとか……」
一夏「え!? 二人とも女の子だぜ?」
箒「私も詳しいことは知らん。いつの間にか知らない世界が増えていくな……」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 07:20:48.53 ID:i8Xx49tb0
一夏「うん……やっぱ、よく分からないよなあ」
箒「…………」
箒「なあ、どうしておまえは新しい挨拶を拒む?
私は頑固者で古い人間だからだが……」
一夏「俺はスキンシップの一環とはいえ女の子の頬にキスするのは抵抗あるからだな。
でも、海外じゃあ普通に男女間でも交わされる挨拶だし、俺も古い人間かも知れないな」
一夏「正直、今箒とこんな時間を持ててほっとしてるよ。
外国のことは決して嫌いじゃないんだけど……たまについていけないときがある」
箒「私も……」
一夏「ん?」
箒「一夏と二人っきりで過ごせて嬉しい……」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 07:33:29.01 ID:i8Xx49tb0
一夏「え!?」ドキッ
箒「今な……こういう話をして……
おまえが私と同じような考えを持っていたと分かって……すごく嬉しいんだ……」カアァァァ
一夏「どうしたよ……?」
箒「私だけが苔の生えた暗い価値観にしがみついている気がしていた。
それで……自分が時代の変化に対応できない骨董品なのかもしれないと感じていたんだ」
一夏「そんな……!」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 07:44:15.10 ID:i8Xx49tb0
箒「おまえも同じようなことを考えていたと知って……少し楽になれた」
一夏「そっか……ところで箒、おまえは俺があげたリボンを大切に使ってくれているんだな」
箒「ああ。おまえから貰ったものだから、特に大事にしたいんだ……」
一夏「箒……おまえ、そこまで……」
箒(さっきから私は何を言っているのだろう……? でも鼓動が速くなって……想いが溢れてくるっ……!)カアァァァ
箒(ダメだ……一夏の胸に飛び込みたい……)
一夏「箒……俺のプレゼントにそこまで思い入れを……」ドキドキ
一夏(なんだろう……? 箒を抱きしめたい! 今すぐ! 強く!)
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 07:52:08.37 ID:i8Xx49tb0
一夏「……箒!」ガバッ
箒「きゃっ! な、なんだ!? 両肩を掴んで……」
一夏「箒……その、俺は気軽にキスし合うのが抵抗あっただけでな……
強い想いを伝えるためにキスするのは全然ありだと思ってる!」
箒「い、一夏……」ドキドキドキドキ
箒(臨海学校のときと同じだ………)カアァァァ
一夏「……その……嫌か?」
箒「…………い、一夏…………」ドキドキ
箒「お……お願いしますっ!」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:02:01.79 ID:i8Xx49tb0
一夏「―――」
箒「―――」
黛「会長から頼まれてたけど、あれは撮れないわね……」
黛「お堅いけど熱い武士カップルか。応援したくなってきちゃった」
――――――――
――――
―
楯無「協力を取り止め!? ちょっとちょっと、早すぎない?」
黛「いえ、その……それがですね、一夏くんはその――――って訳なんです」
楯無「! え、箒ちゃんと!? そっか! 二人だけ関係を長く放置しすぎたか!」
黛「お願いします! もう、一夏くん、いや、あの二人を追うのはもう止めにしましょう!」
楯無「……………一個聞いていい?」
黛「はい!」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:09:22.10 ID:i8Xx49tb0
楯無「箒ちゃん、キスした後はどんな感じだった?」
黛「顔を真っ赤にして笑った後、泣きました。笑顔のまま」
楯無「そのあとは?」
黛「一夏くんに抱きしめられて、その胸でしばらく泣いていました。
昼休み終わる間近だったんで、次の授業のためにいろいろなことを平常時に戻すのが大変だったと思います」
楯無「そっか……ちゃんと抱きしめてやったんだ。じゃあ邪魔はできないなあ……」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:15:31.12 ID:AHrGjoOiO
あれ、掃除用具がかわいい…?
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:22:09.98 ID:i8Xx49tb0
楯無(やっぱり、事故でキスした訳じゃなし、か……
箒ちゃん……良かったわね)
楯無「分かったわ。この件は内密にするわ。企画も中止」
黛「ありがとうございます!」
――――――――
――――
―
一夏「~~♪」ニコニコ
箒「~~♪」ニコニコ
セシリア「一夏さんに箒さん、どうかなされましたか?
ずいぶんと嬉しそうですけど……」
一夏「そうか♪」
箒「セシリア、もうキスされることはなくなったのか?」
セシリア「ええ、私とシャルロットさんが新聞部に抗議を続けた成果もありますし、
生徒会も特に運動を後押ししなくなったのが効いたのか、ブームは少しずつ去ったようですわ」
一夏「おお、よかったじゃないか!」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:34:42.28 ID:i8Xx49tb0
一夏「俺たちはちょっと用があるから、じゃあな」
セシリア「あ、はい」
一夏「箒、その、前は唐突にキスしてごめんな。身体が熱くなってよ」
箒「……うっ」ポロ
一夏「泣くなよ」
箒「私は自分を古い人間だと思っていたが、おまえは私を認めてくれた……それが嬉しくてな」
一夏「まあ、不器用だけど、誰よりもまっすぐで過去の思い出を大切にする人間を『古い』というなら、その通りだけどな」
一夏「確かにさ、箒は他の子より変化に疎いし意地っ張りかも知れない。
でも、俺は……箒のその姿勢が好きだ。ひたむきで、いつも真剣にぶつかろうとする姿に、俺も憧れたよ」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:45:04.00 ID:i8Xx49tb0
箒「そ、そう言ってくれるんだな……ありがとう……」カアァァァ
一夏「へへ」
箒「そうだ! 一夏、冬を待っててくれ!」
一夏「冬?」
箒「ああ、とっておきのプレゼントをやるからな!」ニコッ
箒(今日も作るぞ! 一夏や静寂が認めてくれた私だけの武器で!
素晴らしいマフラーを編み上げて……一夏に笑って貰うんだ!)
一夏「よし、楽しみにしてるぜ!」フフッ
箒「任せておけ!」
黛「奇妙なケースもあるものね。挨拶のキスを拒んでた二人なのに……」
黛「誰よりも深いキスを交わし合うなんて……ねえ?」
おしまい
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:45:27.64 ID:i8Xx49tb0
見てくれた皆、ありがとう
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:46:44.43 ID:JETSz6HB0
おつ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:48:10.26 ID:dp1iKkcf0
乙
箒さんかわいい
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/06(日) 08:50:29.55 ID:ovxROcFcO
乙
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屋上