1 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/13(火) 16:57:20 ID:5TRbNqTk
シャル「やっぱりホモでしょ?」
一夏「だから違うって・・・」
また頼むよぅ
2 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/13(火) 16:58:23 ID:f6PbfYE2
∧__∧
( ・ω・) いやどす
ハ∨/^ヽ
ノ::[三ノ :.、
i)、_;|*く; ノ
|!: ::.".T~
ハ、___|
"""~""""""~"""~"""~"
4 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 20:12:02 ID:9doRlyu.
一夏「お前…この状況見てまだそんな事言えるのかよ…」パンパン
鈴「んっ……はぁっ……あっ///」
シャル「……いや~分からないよ~
ホモの人はカモフラージュの為にわざと異性と付き合うって言うし…一夏もそれなんじゃないの?」
一夏「ば…バカッ!そんなんじゃねーし!」ドピュドピュ
鈴「あっ……あぁ…!!」ビクンビクン
シャル「………」
5 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 20:38:41 ID:9doRlyu.
一夏「ふぅ……」スッキリ
シャル「……ハァー…やっぱり、そんな訳ないか。僕の考え過ぎだよね…」
一夏「お…おう…」
シャル「……じゃあ…一夏、鈴…
末長く…どうかお幸せに…!」ダッ
バターンッ!
鈴「はぁ…いちかぁ…」チュッチュッ
一夏「………」
一夏(……カモフラージュ、か…)
6 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/14(水) 20:50:14 ID:9doRlyu.
~その日の夜 千冬の部屋~
パンパンパンッ
千冬「……っ!はぁ…!はぁ…!
そんなにがっつくな!この…馬鹿者ッ!!」
一夏「千冬姉ッ!千冬姉ッ!」パンパン
千冬「はぁ…!い…イクッ!」
一夏「あぁ!俺も…!」ドピュ
ドピュ ドピュ
千冬「あっ!あぁー!///」ビクンビクン
一夏「ハァー…ハァー…ハァー…」
千冬「い…いちかぁ…」
一夏「………」
一夏(……カモフラージュ…その一点に限っては…あながち嘘でもない…)
一夏(最も…ホモを隠すためじゃなくて…実の姉との肉体関係を隠すためなんだけどな…)
7 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 21:36:07 ID:9doRlyu.
千冬「……なぁ…一夏」
一夏「何?千冬姉」
千冬「……もう、いい加減こんな事やめにしないか?」
一夏「な…何言ってんだよ千冬姉ッ!?」ガバッ
千冬「……お前の気持ちは痛い程に嬉しい。
だがな…凰の奴を騙すような真似までして、お前との関係を続けていようだなんて……私はそこまで傲慢にはなれん…」
一夏「そ…そんな事言わないでくれよッ!
俺が本当に愛しているのは…千冬姉だけだッ!」
千冬「……私だってお前と同じ気持ちだ。だがな…世間の目はそれを認めてはくれまい。
いいか?これはお前の為でもあるんだ」
千冬「今までの事は全て忘れて、お前は普通の高校生として、普通の恋をし、普通の青春を遅れ…
それが…お前にとって最良の選択…」
8 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 21:38:29 ID:9doRlyu.
一夏「…ッ!そんなの無理に決まってるだろッ!」バッ
千冬「なッ!一夏!?」
一夏「俺には千冬姉しかいないんだッ!」ググ…ジュポッ
千冬「あっ…!ちょっ…やめ!…はぁ…///」
一夏「世間の目が何だ!千冬姉に対するこの俺の気持ちに…歯止めなんか効くかよッ!」パンパンパンッ
千冬「くっ///……お…お前はつくづく…大馬鹿者だな…!
実の姉に…これ程までに欲情するとは……あぁっ///」ビクンッ
一夏「で…出る!出るよ千冬姉ッ!」パンパンパンッ
千冬「あぁ!出してくれッ!私が全て受け止めてやる!
私の…姉の膣内に…お前の全てをぶちまけてくれぇ///」
一夏「あぁ!出る…!」グッ
ドピュドピュ
千冬「あぁ!アァー!!///」ビクンビクン
9 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 21:54:42 ID:9doRlyu.
───
一夏「……ごめん、千冬姉…
何か俺…勝手に先走っちゃって…」
千冬「フフッ…気にするな。弟の失敗は、姉である私の責任でもある…」
一夏「……千冬姉の口からそんな言葉が出るなんて…何か意外」
千冬「……何だと?どういう意味だそれは?」
一夏「いや、別に深い意味は無いんだけど…
何だかいつもと違って…優しいなと思って…」
千冬「…ッ!ば…馬鹿者ッ!誰が…そんな…!」
一夏(…かわいい…)
千冬「……一夏、凰の事についてだが…」
一夏「………」
千冬「けじめは付けておけよ。アイツの為にも…お前の為にもな」
一夏「……あぁ、分かってる」
10 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/14(水) 22:03:54 ID:hVjnyeMM
いいよいいよ
11 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 22:05:07 ID:9doRlyu.
───
シャル「………」
シャル(……一夏、このところ頻繁に夜な夜な外へ出歩いていると思ったら…
まさか、織斑先生とあんな事をしていただなんてね…)
シャル「………」スッ
シャル(フフッ…証拠の写真も映像も撮った事だし、これからどうしてくれようか…)
───
12 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 22:43:54 ID:9doRlyu.
~翌日の放課後~
一夏「どうしたんだよシャル?放課後屋上に来てくれなんて…何か用か?」
シャル「……一夏ってさ…結構罪作りな人だよね…
結局鈴との関係も遊びにしか過ぎなかった訳だし…」
一夏「……お前…何を言って…」
シャル「まさか…一夏が自分のお姉ちゃんと、こんな事をしていただなんて…ねぇ?」パラパラ
一夏「なッ!その写真は!?」ビクッ
シャル「……乙女の純情を踏みにじるなんて…一夏も中々のワルだよね…
この写真を鈴に見せたら…あの子、何て思うかな?」
一夏「ち…違うんだッ!!俺だって…遊びのつもりで鈴と付き合った訳じゃないんだッ!
ただ…俺も普通の恋愛をすれば…千冬姉に対するこの想いを…忘れる事が出来るんじゃないかって……そう思って…俺は!」
13 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 22:46:50 ID:9doRlyu.
シャル「ただの言い訳だよ。そんなの
織斑先生との関係だって、結局は止められなかった訳でしょ?それに…」ボイスレコーダーカチッ
ザザッ…『俺が本当に愛しているのは…千冬姉だけだッ!』ザッ…
一夏「うっ…!」
シャル「……もう、言い訳なんか出来ないよね?一夏…」
一夏「………」
シャル「……一夏…お願いがあるんだけどさ…」
一夏「な…何だよ!?」ビクッ
シャル「……【安価下】…して?」
一夏「えっ!?」
シャル「……断ったら、分かってるよね?」ヒラヒラ
一夏「クッ…!」
14 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/14(水) 22:49:22 ID:hVjnyeMM
僕を抱いて
15 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 23:09:53 ID:9doRlyu.
───
パンパンパンッ
シャル「あっ……はぁ……あぁん///」
一夏「うっ…くぅ!」パンパン
シャル「やっと…やっと一つになれたぁ…!
僕…ずっと前から一夏とこうしたかったんだよォ…!///」
一夏「ハァー…!ハァー…!ハァー…!」パンパンパン
一夏(ち…違うッ!俺が本当に好きなのは…千冬姉だけなのに!)
シャル「い…一夏…今、織斑先生の事考えてたでしょ?」
一夏「そ…そんな事…」パンパン
シャル「いいんだよ、隠さなくても……それくらい…あっ///分かるんだから…」
一夏「………」パンパン
シャル「でもね…やっぱりそんな事…無理なんだよ…
血の繋がった姉弟が…特別な関係になるだなんて…」
シャル「……ましてや…二人は世界的な有名人なんだから……それは尚更…んっ///」
一夏「……ッ!!」パンパン
16 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/14(水) 23:20:49 ID:lh9ACbLQ
最高ですな
支援
17 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/14(水) 23:51:11 ID:9doRlyu.
シャル「……でも…僕は違う!んっ///
僕なら…一夏の全てを受け入れる事が出来る…!」
一夏「………」パンパン
シャル「あぁ!///……い…一夏に最もふさわしいのは………鈴でも……ましてや織斑先生でもない!この……僕なんだ!んんっ///」ビクッ
一夏「……もう…出る…」パンパンパン
シャル「だ…出してぇ///一夏の熱いの…僕の膣内に!
僕だけの……僕だけの一夏なんだからぁ…!」
一夏「うっ!あぁ!」ビクッ
ドピュドピュ
シャル「あぁーん!んんっ///」ビクンビクンッ
一夏「………」
シャル「はぁ……はぁ……一夏ぁ…///」
18 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/15(木) 00:00:20 ID:Zw0SRDpQ
シャルは根性で孕みそうだな
19 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 00:03:09 ID:y8xgmCEQ
バタンッ
一夏「えっ!?」クルッ
千冬「な…何をしているんだお前達!?」
一夏「ち…千冬姉ッ!」ビクッ
シャル「……織斑…先生…」
シャル(……フフッ…)スッ
パラッ…
千冬「…ッ!?な…何だこの写真は!?」ビクッ
シャル「見ての通りですよ、先生…。あなたが実の弟にやった事の…その一部始終です」
千冬「き…貴様ッ!こんなものいつの間に!?」
シャル「織斑先生…今僕達は、互いを愛し合っていたところなんです…」
一夏「ち…違うんだ千冬姉ッ!俺はシャルに脅されて仕方なく…」
20 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 00:22:22 ID:y8xgmCEQ
千冬「何!?」
シャル「……脅されただなんて…酷いよ、一夏…」
シャル「……僕はただ…キミにこの写真を見せただけなのに…」ヒラヒラ
千冬「……お前…まさか…!」
シャル「……賢明な織斑先生なら、きっと分かってくれますよね?
あなたにとって…ううん。一夏にとっての最良の選択肢が、一体何なのか…」ヒラヒラ
千冬「………」
シャル「……僕と一夏の交際を認めて下さい。織斑先生…
それと…あなたは金輪際、一夏に関わらないで下さい。
断ったら…どうなるか分かってますよね?」
千冬「………」
21 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 00:38:39 ID:y8xgmCEQ
一夏「な…何言ってんだよッ!そんな条件呑める訳ないだ─」
千冬「良いだろう」
一夏「…ッ!?なッ!!千冬姉ッ!?」ビクッ
千冬「……ガキの相手をしているのも、もう懲り懲りしていたところだ…
丁度良い。織斑一夏は、お前にくれてやる」
シャル「ほ…本当ですかッ!?」
千冬「あぁ。だがその代わり…絶対にこいつの事を幸せにすると約束しろ。いいな?」
シャル「勿論ですよ!任せて下さい先生!」
22 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 01:05:16 ID:y8xgmCEQ
一夏「う……嘘だよな?千冬姉…
そんなの……本心じゃないんだろ?」スッ
千冬「触るなッ!」パシッ
一夏「うッ!?」ビクッ
千冬「……所詮、お前との関係はお遊びにしか過ぎなかったという訳だ…」
一夏「そ…そんなの嘘だッ!信じられるかよッ!
千冬姉は…俺の事愛してるって…そう言ってくれたじゃないかッ!」
千冬「記憶にないな。お前の聞き間違いじゃないのか?」
一夏「そ…そんな事!」
千冬「はぁ…全く私もどうかしていたよ…
こんな性欲に脚が生えたような自制の効かない愚かな男と……つい昨晩まで身を交えていただなんてな…」
一夏「ち…千冬姉!」
千冬「お前は私の人生の汚点だ……もう二度と、私の前に姿を現すな。
……私も、もうお前の前には二度と姿を現さないだろう…」クルッ
スタスタスタ
23 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 01:07:36 ID:y8xgmCEQ
一夏「ま…待ってくれよ千冬姉ッ!そんなこと納得出来るかよッ!俺は千冬姉が─」
シャル「一夏ぁ…!」ガシッ
一夏「うっ!シャルお前ッ!?」
シャル「織斑先生もああ言ってるんだしさ…もう、いい加減諦めようよ。ねっ?」
一夏「そんな…!嫌だ!俺は千冬姉が…千冬姉が好きなんだぁーッ!!」
千冬「………」スタスタスタ
一夏「行かないで…行かないでくれよッ!千冬姉ぇ!あぁァーッ!!」
千冬「………」ギィ…
バタンッ
24 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 01:22:13 ID:y8xgmCEQ
バタンッ
千冬「………」
千冬「ッ!うぅ…!」ガクッ
千冬(許して…許してくれ一夏ッ!これはお前の為なんだ…!)
千冬(お前と私との関係を…デュノアが世間に公表してしまったら……取り返しの付かない事になってしまう!)
千冬(………私の事などどうでもいい。今更どうなろうが構わん……
だが!私に対する愛の為に…お前が傷付く事だけは……姉として我慢ならんのだ!)
千冬「許せ……許してくれ一夏ぁ…!」ポロポロ…
千冬(私は…お前の事を愛していた……
その気持ちに…嘘偽りはなかったんだ…!)
25 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 01:56:27 ID:y8xgmCEQ
───
~数日後~
シャル「あぁん///……まさか織斑先生…本当にIS学園から居なくなっちゃうなんてね…」
一夏「………」パンパンパン
シャル「もう…学園中のどこもかしこも、その話題で持ちきりで……んっ///
ラウラなんてちょっと涙目になっちゃってて……何だか…可哀想だったな…あぁ///」
一夏「………」パンパンパン
シャル「……でも…これで良いんだよ…これで…」
一夏「………」パンパンパン
26 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 02:00:10 ID:y8xgmCEQ
シャル「……ねぇ…鈴の事なんだけどさ…」
ピタッ
一夏「……あぁ。別れたよ…」
シャル「ほ…本当に!?」
一夏「あぁ……半ば強引にだったけど…」
シャル「ありがとうー!一夏だーい好き!」チュッチュッ
一夏「………」
シャル「フフッ…これで…これでもう……
僕と一夏の関係を邪魔する奴は……一人もいない…」
27 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 02:01:21 ID:y8xgmCEQ
一夏「………ッ!!」グッ
パンパンパン
シャル「あぁん!///一夏ぁ…///」
一夏「……出る…出るぞ…!」
シャル「うんっ…出して!///
奥に……奥の方に一夏の熱いの……たくさん出してェ…!///」
一夏「うっ!あぁ…!」ビクンッ
ドピュドピュドピュ
シャル「あぁ!あぁぁんっ!///」ビクンッ ビクンッ
28 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 02:15:49 ID:y8xgmCEQ
───
一夏「あっ、メールが来てる…」
シャル「……誰?もしかして女の子から…?」
一夏「いや…弾っていう中学の男友達から。……今度の日曜日遊ばないかだって…」
シャル「ふーん…。まぁ…たまには男の子同士で遊びに行くのも良いんじゃない?」
一夏「えっ…?良いのかよ?」
シャル「フフッ…流石の僕も、一夏の交友関係にケチを付けるような真似なんてしないよ。
でも…出来るだけ早く帰ってきてね?僕はいつも通り部屋で待ってるから…」
一夏「……あぁ…」
29 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 02:25:42 ID:y8xgmCEQ
~弾の家~
弾「よう、久しぶりだな一夏。元気してたか?」
一夏「………」
弾「今日は何する?久しぶりの再開を祝して、何か飯でも喰いに─」
一夏「だあぁぁぁんッ!!」ガシィッ
弾「えっ!一夏!?どうしたんだよお前ッ!?」
一夏「うぅ…うぅぐ!あぁぁ…!」ポロポロ
弾「お…お前……IS学園で何かあったのか…?
良かったら話してみろよ!なっ?」
一夏「う…うぅ…」ポロポロ
30 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 02:40:24 ID:y8xgmCEQ
───
弾「……成る程…お前の周りでそんな事が起こっていたなんてな…」
一夏「……お前…引かないのか?こんな話を聞かされて…」
弾「……まぁ…鈴の奴を騙した件については、許せねぇ話だわな…」
一夏「………」
弾「……けどな。お前の姉に対する想いについては、話が別だ」
一夏「……えっ?」
弾「誰が誰を愛するかなんて…そんなの人の自由じゃねーか。
お前はお前の信じる女を…一生大事にすればいい。
人と付き合う上で乗り越えるべき壁なんて…誰にだって、大なり小なりあるもんだろ?」
一夏「……弾…」
弾「だからよ…お前は誰が何と言おうが、姉さんの事を愛してやれば良いじゃねーか」
31 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 03:00:35 ID:y8xgmCEQ
一夏「ありがとう、弾…
お前のお陰で、忘れかけてた大切な気持ちを思い出す事が出来たよ…」
弾「一夏…」
一夏「……でも…もう遅いんだよッ!」ガンッ
弾「えっ!?」
一夏「千冬姉の居場所はもう誰にも分からないんだッ!
千冬姉が居なくなったあの日以来……千冬姉は消息不明のままなんだッ!」
弾「……一夏…」
一夏「……気付くのが遅すぎたんだ…
お前に諭される前に……俺は意地でも千冬姉の後を追うべきだったんだ…
そうすれば…まだ間に合ったかもしれない……」
弾「………」
一夏「それなのに……あの時の俺は…心の何処かで妥協してッ!
シャルの話なんかを…黙って聞いてしまったッ!」
弾「………」
一夏「俺はもう…あの頃には戻れない…
シャルの脅しに何時までも屈する未来しか…俺には残されていないんだ…」
32 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/15(木) 03:01:50 ID:ZnAQAnCk
いくら愛し合っていても近親はダメだろ
33 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 03:22:08 ID:y8xgmCEQ
弾「……そんなことないぜ、一夏…
お前には…この俺が付いてるじゃねーか」
一夏「……えっ?」
弾「確かに…一度失ったものは、もう取り戻す事は出来ない…
けどな。本当に大切なのは、これから先をどう生きるかなんじゃないか?」
一夏「弾…」ジワァ…
弾「まぁ…及ばずながら、俺もお前の力になってやるぜ」
一夏「うっ…だぁぁぁんっ!」ガシッ
弾「お…おい!くっつくなって!
こんなとこ蘭の奴に見られたら…変な勘違いされるだろっ!」
一夏「わぁぁぁあぁーっ!」ポロポロ
弾「……一夏…フッ…」スッ
ナデナデ
一夏「……うっ…弾…」
弾「全く仕方ねぇ奴だな、お前は…
お前の気が晴れるまで、俺が側にいてやるよ…」ナデナデ
34 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 03:29:40 ID:y8xgmCEQ
一夏「……弾…」
弾「……んっ?」
一夏「……俺は…お前の事が…」
弾「……ははっ、さっき言ったばっかだろ?俺が、お前の力になってやるって…」
一夏「……弾…」
弾「………」
一夏「……んっ」クイッ
弾「……一夏…」スッ
ギシッ
───
35 :
以下、名無しが深夜にお送りします [saga]:2015/01/15(木) 03:51:31 ID:y8xgmCEQ
一夏『こうして俺と弾は……結ばれた。
今では相思相愛、ラブラブのホモカップルだ』
一夏『……結局のところ、シャルとの関係は今でもまだ続いている…
それでも、俺が心の底から本気で愛しているのは……弾一人だけだ』
一夏『シャルが以前言っていた、“ホモがカモフラージュの為にあえて異性と付き合う”という現状に、今の俺達が陥っているのは…何かの皮肉だろうか』
一夏『まぁ…俺自身ホモって事を隠してるつもりなんて、微塵もないんだけどな』
一夏『今ではただ、俺と弾との関係が1日でも長く……出来ることなら一生掛けて続いていく事を、強く願っている』
───おわり───
38 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/15(木) 07:34:58 ID:Zw0SRDpQ
おいちょっと待て
転載元
シャル「ねえ・・・一夏」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1421135840/ グリフォンエンタープライズ (2014-09-30)
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