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島風「提督！絶対忘れてるでしょ！！」ﾊﾞﾝｯ
提督「お、おう…いきなり人の部屋のドアぶち破っといて何だ」
島風「そんなことより、提督、島風に何か言うことあるんじゃないの」
提督「言うこと…？　そうだなあ、しいて言えば壊したドアの修理代はいつ払ってくれるんｄ」
島風「ちっがーう！　提督なんにも分かってない！　この前、島風と約束したでしょー」
提督「は？　約束？　そんなの…したようなしてないような」
島風「ご褒美！！」
提督「ごめん何を言いたいのかさっぱり分からない」
島風「この前、タンカーの護衛任務がんばったら何でも一つ言うこと聞いてくれるって、島風と約束したよね」
提督「……あー、あれか」
島風「やっぱり忘れてたんですね…。　提督、若年健忘症かどうか検査うけたほうｇ」
提督「失礼なことを言うな。俺は別にボケてなどいない！　…ただちょっと、ついうっかり忘れちゃっただけだ！」
島風「まさにそれのことを若年健忘症、20~30代に増える病気なんだよ」
提督「このやろ…無駄に詳しい」
島風「で、話戻すけど」ずいっ
提督「お、おう(近ぇ」
島風「島風、タンカーの護衛任務、がんばったんだよ」じっ

提督「……何が欲しい？」

島風「えっ、何か欲しい物買ってくれるんですかー？　やったー(棒」

提督（ぐぬぬ…こんクソガキャいつかぶん殴ったる）

島風「何にしようかなー。最近ボイラーの調子が気になってきたし…あ、でも家具コイン貯まってるっぽいし何か新しい…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

提督「家具職人要るじゃねえか…課金しろってかｺﾝﾁｸｼｮ」

島風「でもまあ、ボイラーは暇なとき交換できるし、家具もそこまで欲しいのあるわけじゃないし」

提督「あ"？　だったら何が欲しいんだよ。言っとくが、今月あんまり余裕ねーぞ」

島風「まあそうですよねー……だったらいっそ、お金のかからない物でもいいよ？」

提督「そうか…じゃあ俺の脱ぎたてほかほかセクスィーパンツを」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

島風「コンクリートで固めて太平洋の底に沈めますよ？」

提督「うそうそ」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

島風「ていうか人前でズボン脱ぎだすとか…ほんっと提督の下半身は節操がないですねぇ(ゲス顔」

提督「おいこらてめぇ。俺をそんな見境のない変質者みたいに言うな」

島風「でも、見境ないのは事実ですよね？　よく艦隊の子とかにナンパしまくってるし。しかも全部失敗(ry」

提督「黙れクソガキャ解体すんぞ」

島風「職権乱用はんたーい」ﾌﾟﾝｽｺ

提督「話進まないな…で、結局何が欲しいんだ？　やっぱ俺のパンツか」

島風「いりません。保安局に突き出しますよ……それで、欲しい物なんだけど」

提督「おう」

島風「物はいらないんだよね。その代り、お願いしてもいいかな」ﾁﾗ

提督「それこそ物によるな。めんどくさいことはしたくない」ｷﾘｯ

島風「別にめんどくさいことじゃないよ。　ただ…」

提督「ただ？」

島風「…島風、あたま、撫でて欲しいな」

提督「なんだ、そんなのでいいのか」

島風「ん、いつでもいーよ」ﾊﾞｯﾁｺｲ

提督「そうか、では……」ｷﾘｯ

提督「よおおおおおおおおおおしよしよしよしよしよしよしおおおよしよしよしよしおおーわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ！！」ﾜｼｬﾜｼｬ

島風「ｵｩｯ!?」ｸﾞﾜﾝｸﾞﾜﾝ

提督「よーしよしよしよしよしよしよしよしｒｙ」ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ

島風「いたいいたい痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い！！！！」

島風「頭つぶれるわっ！！」

提督「あ、そうかお前駆逐艦だっけ」

島風「いやいや駆逐艦とか関係なしに首折れるよ！　どんだけ力込めてねじ回してんの！」

提督「いや撫でただけだし？」

島風「どこが！？」

提督「あ？　なんだよ文句あんのかよ」ｷﾞﾛｯ

島風「えっ、ちょっとなんで島風が怒られてるんですか」

提督「なんだ、まだ不満なのか。ちゃんと頭撫でてやったじゃんかよ」

島風「不満ありまくりだし、そもそも頭撫でてもらってないです」

提督「じゃーどうすりゃ納得すんだよ」

島風「もっと優しくそっと撫でてください。仮にも女の子の頭を乱暴に扱うなんて許せない」

提督「女の子……駆逐艦に言われてもｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗ」

島風「(#ﾟДﾟ)ﾇｶﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!」

提督「へいへい分かりましたよ、これでいいですかー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

島風「おっ……そうそう、そうだよ。やればできるじゃない提督」

提督「なんかムカつくな。髪の毛引っこ抜いていい？」

島風「だ　　め　　で　　す」

提督「へーい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

島風「まったく、提督はどうしようもなく捻くれてますねぇ」ﾏﾀｰﾘ

提督「悪かったな。だが生憎とガキの頃からこうなんでね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

島風「そうですか」

提督「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

島風「…あ、もういいよ」

提督「そうか」

島風「さてと、じゃあまた提督のために頑張ってこようかなー」

提督「そうかい。まぁ、仕事熱心なのは構わんが、下手やらかしたりすんなよー」

島風「もっちろん！　島風、また提督にあたま撫でてほしいから頑張るよ」

提督「……あっそ」

島風「じゃ、もう一仕事してきまーす」ｶﾞﾁｬ

提督「おい」

島風「ん？」

提督「いや、特に用はないんだが」

島風「…？　じゃあ島風もう行くよ」ﾊﾞﾀﾝ

提督「あ」

提督「ぐぬぬ…」

島風「弾薬よーし、燃料よーし、連装砲ちゃんよーし」

提督「おい」

島風「あれ、提督なんでこんなとこに」

提督「ほれ」ﾍﾟｲｯ

島風「…？　なにこれ封筒？」

提督「ちゃっちゃと終わらせて早く帰ってこいよ」ｼｭﾀ

島風「なんだかなー」

島風「…」ﾍﾟﾗｯ

島風「…連装砲ちゃん、今日はいつも以上に頑張るよ！」





封筒「おこづかい。勝手に何か買え」



おしまい！

書き溜めておいたのをちまちま直しながらのうｐだったので、かなり短く感じますね…
次はもっと長い話を書きたいですね(´ω｀)

乙！
勝手に何か買うより一緒に買い物行ってほしいなと思うのは僕だけではないはず

おﾞうﾞッ！？

(島風*・∀・)