1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 21:51:27.01 ID:vVCBoLUG0
P「真美ちゃんのっ」
P「髪解いたとこ」
P「みてみった~~い!!」
P「イヨッ」
真美(……)
真美(真美が。真美が、もっと大人にならなきゃ…)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 21:54:19.54 ID:vVCBoLUG0
P「俺はね、せっかく伸びた真美の髪を結んでおくのはもったいないって思うんだ。」
P「いっそのこと、それを解いて、サラサラロングキャラとして売り出したいんだ」
真美「元に戻った」
P「いよっ、真美ちゃんのっ!」
真美「やめてくださいお願いします」
真美「やだよ、髪ほどいたら、なんか暗くなっちゃうじゃーん…」
P「お?それはあれか、他のロングヘアアイドルを暗に批判しているのか?」
真美「兄ちゃんいい死に方しないね」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 21:57:46.14 ID:vVCBoLUG0
真美「真美は昔からこの左留めスタイルで貫いてるの!だからこれでいいんだってば」
P「自分を、変えていこう。変わるのは、自分から」
真美「そんな中途半端なキャッチフレーズじゃ、とてもじゃないけど売れないよ」
P「ふむ、では真美が髪を解いてくれるようなキャッチフレーズを練るところから始めよう」
真美「それって完全に論点ずれてるよね?ずれてるよね!」
P「アジアが生んだ、奇跡のサラサラヘア」
真美「……」
P「その髪の美しさ、天使の羽のよう」
真美「…あー、わかった、わかっちゃったよ!真美、シャンプーのCMでるんだね!」
真美「だから髪を解くとかそういう話をしているのか、なるほどなるほどー」
P「シャンプー?CM?何の話をしている。今は俺の趣味趣向の話だ」
真美「」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:01:32.86 ID:vVCBoLUG0
P「まみまみ~、髪解こうZe→☆ 絶対イケてるから!」
真美「やめてキモイやめて。いい年した大人が。いい年した男が」
ガチャッ
響「はいさーーい!」
真美「あ、ひびきん、はいさーい!」
P「はいさい!今日もなんくるねぇな!なんくらー・ひびきん!」
響「ぐっ…プロデューサー。それ、自分馬鹿にしてるだろっ。」
響「もうプロデューサーなんか知らないっ」
真美「およ?今日はひびきん、ご機嫌斜めですなぁ」
P「ああ、そうだろうな。何を隠そう、昨日は響に髪を解いてくれと迫った」
真美「」
真美(コイツ腐ってやがる…手遅れだったか…)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:05:41.29 ID:vVCBoLUG0
P「響はとても素直な子だ。ちょっと最初は愚図った。そう、今の真美のように!」
真美「真美の決意は揺るぎません」
P「でも、なんくる界のネエネエ(お姉さん)こと」
P「我那覇・自分完璧・響さんは、俺のリクエストに応えてくれたのだ!」
真美「ほうほう?(なんでやってくれる気になったんだろう)」
P「しかし……」
P「響さんのは、ちょっと違った。俺の想像とはちょっと違った。」
P「その、なんというか…。『ワイルドな貞子3D』みたいで…。」
真美「…兄ちゃんには人の血が流れているのだろうか」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:07:24.30 ID:RrfjLKh/0
なんくる界のねえねえワロタ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:09:14.73 ID:vVCBoLUG0
P「響の場合、ちょっと髪が長すぎるんだよなぁ。」
P「響、ポニーにしている時点ですでに腰ぐらいまで髪があるだろ?」
P「あれ解いたら、内腿の下くらいまで伸びるのよ。」
P「なんかケモノみたいでちょっと不気味だなぁ、と」
真美(実は、それは真美も思っていたのでした。ひびきんの髪ってすんごく長い…。)
P「それに髪を上げてこその響だと実感した。」
P「ダンスの得意な響には、快活なイメージであるべきだ」
P「しかし、髪を解いた響は…」
P「趣味が手芸の、スポーツといっても卓球をたしなむような、なんくる少女になったのだ」
真美「兄ちゃん、言葉尻でいろんなところに敵作ってるの、気づいたほうがいいよ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:13:21.75 ID:vVCBoLUG0
真美「じゃあ、結局真美が髪解いても同じじゃーん。」
真美「やっぱり真美は真美で、こう、元気に飛び跳ねているイメージであるべきだよ!」
P「いやまて」
P「真美はまだ13歳。世間では『真美は合法』で通っているが」
真美「そのキャッチフレーズは気にしてるから本当にやめて」
P「成長に合わせて、方向性も柔軟に変えていくべきなんだ」
P「真美は気づいていないかもしれないが」
P「真美は将来、スーパーモデル体型になると俺は踏んでいる」
真美「ほうほう!やっぱり兄ちゃんもそう思うかぁ」
P「決してあずささんや貴音の方面ではないことは確かだ。主に胸の付近で」
真美「よし喧嘩だ。真美は女の子だからー、メリケンサック使うね☆」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:17:52.48 ID:vVCBoLUG0
P「まあまて真美」
P「あずささんや貴音はもういるんだから、真美がこの2人になる必要はない」
P「真美には、真美らしい魅力を発掘してほしいと願っているんだ」
真美「兄ちゃん…」
P「だから、その第一歩として髪をだな。俺好みのサラサラロングにだな」
真美「兄ちゃんしつこいーー!しつこい男は嫌いだかんね!」
律子「ちょっとー!なにアイドルと喧嘩しているんですか?プロデューサー」
P「律子か」
真美「おお、りっちゃんおはおはー」
律子「こら真美。挨拶はしっかり。あくまでも仕事なんだから」
真美「もー、りっちゃんは怒りっぽいからヤだよー」
律子「まったく…どちらも手に負えないんだから…」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:21:31.52 ID:vVCBoLUG0
真美「りっちゃんも、基本アップスタイルだよね。」
真美「兄ちゃん、りっちゃんにはアプローチしないの?」
真美「真美の見立てでは、りっちゃん、髪解いて眼鏡外したら」
真美「かなりの美少女りっちゃんができると思うんだけどねーうんうん!」
真美「でもその素顔は、同じ竜宮であるところの亜美も見たことないという…」
真美「兄ちゃん興味あるっしょ??」
真美「…まあ、りっちゃん頑固だし怖いもんね。冗談も通じないお堅いりっちゃんだし」
P「…。真美よ。」
P「律子については、毎朝毎晩見てるから、問題ない」
真美「」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:22:11.35 ID:WGiwCxAv0
!?!?!?!?!?!
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:24:35.17 ID:vVCBoLUG0
P「どうして真美に、この情熱が伝わらないかなぁ…どうすれば伝わるんだろう」
真美「ちょっと待って待って待って。ちょっと待ちなさい」
真美「ここ、真美がスルーできないよね?しちゃいけないよね??」
真美「なんで何事もなかったかのように話が流れてるの?おかしくない??」
P「何を言っている。今は真美の髪の話だ」
真美「真美の髪の話なんかどーでも良くなる衝撃の事実でたよ!」
真美「ど、ど、どういうこと!?りっちゃんとどういう関係なの」
真美「いや、真美でもどういう関係かはなんかわかっちゃってるけど…つまりどういうことなの??」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:28:07.30 ID:vVCBoLUG0
P「ほう、真美。」
P「俺と律子がどういう関係なのか、分かっているのか?」
真美「…え?」
P「果たしてどういう関係なのか…真美の知ってる範囲で、もっと具体的に教えてくれんか」
P「兄ちゃん馬鹿だから、ちゃんと言わんとわからんなぁ~??」
真美「あの…それは…」
真美「………」 モンモン…
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:29:06.42 ID:eJFxVnMd0
このPできる…!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:32:11.93 ID:pUWN2r600
真美のこといぢめるなよ~(ニヤニヤ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:33:13.08 ID:vVCBoLUG0
P「ヒントをやろう」
真美「え、いや、ちょっ…」 ドキッ
P「話を真美の髪のことに戻せば、これ以上は追及しない」
真美「でもそれじゃあ兄ちゃんとりっちゃんの真実が…」
P「聡い真美様ならわかっているだろう。この先、俺と律子の話をするよりも」
P「真美の髪を解くべきだという話をするほうが有意義であると」
真美「いや、どっちかっていうと、兄ちゃんとりっちゃんの話のほうが、真美的には重要だよ」
P「しかし、それを知って真美はどうする?」
P「真美は髪を解く気になるのか」
真美「それとこれとは全然関係ないっしょ!兄ちゃんのばか!!」 バキッ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:35:50.24 ID:vVCBoLUG0
P(甘いな…真美)
P(ここで『じゃあ、髪を解くから詳細キボンヌ』とかいえば、得るものも多かろうに)
P (交渉術はまだまだだな)
P(得るものも多いが、この先、エロ展開も多くなっただろうな)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:36:52.27 ID:vVCBoLUG0
真美「いまどききぼんぬとかいいませーーーん、ばかばかばーーーか」
P「そうか。せっかくの妙案なんで口頭で説明したが、通じなかった」
真美「真美は13歳で、未成年だから、エロ展開も禁止でーす」
P「俺は、なぜエロが18歳未満禁止なのか、理解に苦しむね」
真美「おや、結局話がエロ物方面に走り出したぜ?」
P「はっきり言って、俺は真美の倍は生きてきたわけだが」
P「エロをもっとも欲するのは、真美ぐらいの年齢なんだよ!」
真美「やめてくれませんかいい加減セクハラですよ」
P「そんな大事な、エロ渇望時期に、法律なんかで縛り上げるから…っ」
P「『眼鏡で知才な貧乳気にする長身スレンダーっ娘』なんかいう変な属性が身についてしまったじゃないか!」
P「どうしてくれる!?」
真美「やめて兄ちゃんの性癖なんて知りたくないやめて」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:41:07.79 ID:vVCBoLUG0
P「ん!?ちょっと待てよ…?」
P「『貧乳気にする長身スレンダーっ娘』まで、真美は達成したじゃないか…!」
真美「その理論はおかしい。あと貧しい言うな」
P「眼鏡は(俺の部屋にある)律子のスペアを借りればいい」
真美「……」
P「知才なイメージを、これから育てるべきだな!うん!」
真美「あの、真美の方向性を決めてくれるのは」
真美「真美のプロデューサーだし、大いに結構なんですが」
真美「明らかに私情が入っているとわかっている時点で、真美のモチベーションが上がりません」
P「しかしあれだな」
P「今日の真美は何でも知っているな!ふだんなら『もち米ショーがあがりません』とかいいそうなのに」
真美「多分今日の真美はボケちゃいけないんだと思っています」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:43:10.40 ID:Sf7+Xgz60
真美かわいい
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:45:32.58 ID:vVCBoLUG0
真美「でもでも、知的なアイドルって結構貴重だよねー。」
真美「おバカアイドルが流行る今、知的アイドルを育てるのはありだよ!」
P「痴的アイドル!?」
真美「やめなさい」
P「はい」
ガチャ
やよい「おはようございまーーす」
真美「やよいっちおはおはー」
P「うっうー!!ハイターッチ!!!」
やよい「え!?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:49:10.34 ID:vVCBoLUG0
やよい「えっと…は、はい、ターッチ!」
P「よし!次は、やよいが鬼な」
やよい「え、えええーー??」
P「ははは、冗談冗談。やよいはかわいいなぁ」 ナデナデ
やよい「え?えっと…ありがとうございます!…えへへ」
真美「兄ちゃん。本当にいろんなところに敵を作るね。」
P「なんでだよ、その反応はおかしい。今のは誰が見ても和やかなふれあいだろ?」
P「やよいに対しては、触れ愛、だけどな!ははは」
真美(真美が男なら、ここで間髪入れず大外刈り)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:53:05.20 ID:vVCBoLUG0
P「しかし、双海(姉)君」
P「こうみても、やよいは君より年上だ…。いうならば、高槻先輩だ」
真美「えー、ここにきてそういう上下関係ー?うちの事務所そういうのじゃないのにー」
P「先輩のいうことは絶対だぜ?敬語は当然、タメ口なんてもってのほか」
真美「えー…」
P「当然、先輩よりも早く事務所に来ないといけない」
真美「えーー…」
P「でも、ただ単に早く来るだけじゃ駄目だ。事前に事務所の掃除!言われなくてもやる!」
真美「………。」
P「おっと、掃除してても油断しちゃいけないぜ?先輩が来たら、姿勢を正し、大きな声であいさつだ!」
P「先輩が先にあいさつするとかありえないからな!後輩が!率先して!先回りして!挨拶だ!!」
真美「………。」
P「そして、先輩がツインテールにしていたら、後輩は髪を結っては」
真美「はいはいはい真美もうそのオチは予測してましたー」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 22:57:47.29 ID:vVCBoLUG0
真美「ねえ兄ちゃん」
P「なんだ」
真美「さっきの先輩後輩の話って何?」
P「…。俺が真美と同じ年の頃に所属していた吹奏楽部の暗黙ルールだ。マジ話だ。」
P「俺のいた吹奏楽部ってほとんど女子でな。恐ろしい女の派閥世界を、目の当たりにした」
真美「……。」
真美(でもその頃が性欲のピークで、メガネで知才な長身の…なんとかって性癖が身についたんだね…)
ガチャ
貴音「おはようございます」
真美「お姫ちんおはおはー…おお?」
真美「今日のお姫ちんは髪上げてるねー!気分もアゲアゲ~!?」
貴音「ふふっ、そうかもしれませんね。」
貴音「世にいう、いめちぇん、というものに興味を持ったのです」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:02:03.52 ID:vVCBoLUG0
真美「……」
P「……」
真美「兄ちゃん…。」
P「なんだ真美」
真美「真美の予感は的中しますか」
P「どうだろうな。」
真美「いったい兄ちゃんはどれだけ事務所のアイドルを唆せば気が済むのか…!」
P「人聞きが悪いな!真美」
P「アップスタイルの貴音!最高だろ!?」
真美「兄ちゃんってやつは……っ!」
真美「正直、アリでした。グッときました。」
P「ふっ…伊達にプロデューサーやってないぜ?惚れるなよ」
真美「それは無理~♪」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:04:50.53 ID:vVCBoLUG0
P「話がそれた。」
P「真美の髪の話だ」
真美「もういいよ~。真美は何言われても髪は解かないかんね!」
真美「あとは兄ちゃんが根負けするのを待つだけなんだからー」
P「勝ちとか負けとかじゃないんだ!もっと大事なことがあるだろう!?」
P「自分の魅力を信じて!髪を解き放て!真美!」
真美「絶対にありえないけど、この流れで髪を解いたら、誰が見ても真美が根負けしてるよね」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:08:19.70 ID:vVCBoLUG0
P「……わかった。」
真美「なにが?」
P「真美の決心は本物だ。俺も一つ、妥協しようではないか」
真美「そもそも兄ちゃんが勝手に暴走しているだけだけどね」
P「髪を解くのが嫌なら」
P「せめて、髪の留位置を、下にしよう」
真美「…はい?」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:09:50.92 ID:BHxnJBYL0
アリやな
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:11:50.30 ID:vVCBoLUG0
P「留位置を、今のここの頂点じゃなくて…うなじ付近の下側に持っていこうぜ!どうだ!」
真美「いやもうそれ、おさげっていうか、下で結ってるだけで、ほぼ髪解いてるようなもんだよね?」
真美「何も解決してないよ、それが妥協案なら交渉は泥沼化だよ!」
P「真美はわがままだなぁ。」
真美「おかしいなぁ、真美はまったくもって正論を解き続けているというのに、なぜ批判されるのか」
P「真美がわがままボディになれるかが楽しみだなぁ」
真美「兄ちゃん、妄想が漏れてるよいい加減殴るよ」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:16:26.89 ID:vVCBoLUG0
真美「もう兄ちゃんの自分勝手さに飽き飽きだよ!」
P「む?」
真美「少しは真美の意見を訊いたらどうってこと!」
P「そりゃ、真美がさっき…」
P「髪解いたら、千早みたいで暗いからいやだって言っただろ」
真美「ちょっとやめてよそんな実名で身近な人の批判とか一切していないですし事実無根です」
P「無根!!?」
P「この短時間で真美も下ネタを言える痴的アイドルに成長したか…兄ちゃん感激だぞ」
真美「あーだめだだめだごめんなさいもう限界もう殴る」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:19:56.59 ID:vVCBoLUG0
P「ふっ…真美。成長したな。可愛らしいじゃれあいを期待したが」
P「マジ正拳突きだった。リョウサカザキばりの天地覇煌拳だった。」
P「真美を格闘家に転身させて、格闘アイドルってのも面白いかもしれん」
P「DEAD OR ALIVEでヒトミと良い勝負ができると思う」
真美「もともと格闘技経験あるアイドルは、ウチにもいるけどねー…」
P「ああ、だめだ!」
真美「なにが?」
P「DOAは巨乳であることが必須条件だ…。」
真美「兄ちゃん。」
真美「たぶんそっちの層とこっちの層は似て非なるものだよ。誰にも受けないよ」
P「…真美、いい加減飽きてきたろ。扱いがぞんざいだぞ」
真美「ここまで扱ってあげてるだけでも感謝してよ…」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:23:15.37 ID:vVCBoLUG0
真美「だからー、なんで真美が髪を解かないのか、理由を聞いてよって話!」
P「わかった。訊こう。俺はアイドルからの意見は24時間365日受け付ける」
真美「おっかしいなぁ、今のこの90分間はシステムダウンしてたのかな?」
真美「確かに、真美も久々にここまで髪を伸ばしたもんだから、いろいろ試したいんだけど…」
真美「髪を解いちゃうと、どうもあれなんだー」
真美「…キャラ的に、みきみきとかぶっちゃうんだよ。」
P「は?」
P「は???????」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:26:14.26 ID:vVCBoLUG0
真美「なにその『お前、今、全国100万人の美希Pを敵に回した』的な目」
真美「いっとくけどー、今の一連の流れから言えば合算点的に兄ちゃんのほうがひどいかんね!」
真美「いや、別にみきみきのことを批判しているとかそういうことじゃなくて。」
真美「真美の髪って、結構細いんだよね。猫っ毛っていうやつ?」
真美「お姫ちんはふわふわ髪だし、いおりんと千早お姉ちゃんは髪がまっすぐでさらさらしてる」
真美「みきみきも、実は猫っ毛だけど、いろいろ頑張って維持してるみたい。金髪にしてるのもその一環らしいし。」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:29:19.41 ID:vVCBoLUG0
真美「だから、真美の言いたいことはね?」
真美「猫っ毛だから、髪を解くとぺったんこになって見た目が地味になる」
真美「髪を解いた状態で維持するんだったら、いろいろ工夫しないといけないみたい。」
真美「そのための情報は、同じ猫仲間のみきみきから得るしかない」
真美「結果、みきみきと同じような見た目になっちゃう」
真美「どう?真美だってちゃんと考えてんだかんね!」
P「zzz...」
真美「」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:33:45.24 ID:vVCBoLUG0
P「いやあ、真美。俺は感心したよ」
P「真美ってあんな綺麗に足あがるんだなぁ!真もびっくりだよ。」
P「パンチラ見えてうれしいはずが、性欲より我が身の安全を優先したのは初めての経験だ。」
P「そうか。真美もいろいろ考えて、悩んで、行き着いて今に至るわけだな」
P「それは俺の考えが浅はかだった。許してくれ」
真美「い、いいよ兄ちゃん。」
真美「兄ちゃんは兄ちゃんなりに…真美の良さをわかってくれてたんでしょ?」
P「ちょっとリビドーがほとばしってしまったようだな。大の大人が、恥ずかしい限りだ。」
真美「ま、まあ兄ちゃんもここ最近忙しかっただろうし、疲れてたんだよ、きっと。」
真美「真美と遊んで発散できるなら、いくらでも真美に構ってもらっていいよ?」
P「真美…。お前、大人になったなぁ。」
P「ヨチヨチ歩きだったお前が、そんなことを言うようになるなんて…手塩にかけて育てた甲斐があった」
真美「…兄ちゃんは真美の何なの??」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:37:28.05 ID:vVCBoLUG0
P(今回の作戦は、残念ながら失敗だった)
P(だが、俺はあきらめない。真美は絶対に髪を解いたほうが似合うんだ!)
P(じゃりん娘だった、髪留めの位置でしか双子を識別できない時代じゃないんだ!)
P(左右反転、もしくは髪だけモデル変更した時代じゃないんだ!)
P(双海真美として独立した今、彼女の個性をもっと伸ばす必要がある…)
P(真美よ、お前を必ず一流のアイドルにしてやるよ…!そして…)
P(双海真美のヒモに、逆玉の輿に、俺はなる!!)
真美「うぅ!?なんか寒気が」 ブルッ
<おしまい>
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/30(日) 23:39:09.96 ID:KXAmg4mt0
アカンこのプロデューサー
乙
転載元
P「真美は髪を解いたほうが絶対に可愛い」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356871887/
V.A.
日本コロムビア (2013-01-30)
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いや充分可愛いだろ…
さすが俺の嫁だ
ttp://livedoor.4.blogimg.jp/rabitsokuhou/imgs/7/5/755b2154.jpg