1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:38:59.33 ID:M4rzYsLO0
昨日保守してくれた人すみません
ありがとうございます
落ちちゃったので最初から投下します
橘「どんな匂いがするんだろう…すごく気になるよ…」
梅原(大将…お前、どこまで大人の階段を…)
橘「よし!じゃあさっそく頼んで みよう!最初は…そうだな、一番頼みやすそうな…」
田中「わ、私からだね!?」
橘「うん!薫からにしよう!」 ダッ
田中「」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:39:55.96 ID:M4rzYsLO0
橘「薫ー!」
棚町「純一?どしたの?深刻な顔して」
橘「薫、お前に頼みたいことがあるんだ…!」
棚町「た、頼みたいこと?…なんか嫌な予感するけど…まぁいいわ、言ってみなさい」
橘「…お前の…お前の腋汗パッドの匂いを嗅がせてくれ!!」
棚町「………」
橘「………」
棚町「………っ」
棚町「オラッ!!」ゴスッ!
橘「あふゅっ!!」ズサー!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:40:36.41 ID:M4rzYsLO0
棚町「あ、あんたねぇ!女の子に普通そんなこと頼む!?」
橘「た、頼む薫!どうしても今腋汗パッ ドの匂いが嗅ぎたいんだ!でも、こんなこと頼めるのは薫しかいないし…」ズキズ キ
棚町「…わ、私しか…?」
橘「そうだ。薫だったらノリノリで嗅がせてくれると思ったんだけど…そうだよな…普通は嫌だよな…」
棚町「………」
橘「…ごめんな、薫。僕がバカだったよ…他の人に頼むことにするよ」
棚町「…ちょっ!ちょっと待ちなさい!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:41:30.01 ID:M4rzYsLO0
橘「えっ?」
棚町「…い、いいわよ」
橘「ええっ!?」
棚町「嗅がせてあげるって言ってんの! その遊びにノッてあげるわよ!」
橘「薫…ありがとう。やっぱりお前は最高の悪友だよ」
棚町「そ、そう?」テレテレ
橘「それじゃさっそく」
棚町「えっ、ああ、はい…」パサッ
橘「こ、これが女の子の腋汗パッド…何だか少し湿ってて…すごく興奮するよ!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:42:33.96 ID:M4rzYsLO0
棚町「ちょっ!声に出てるわよ!恥ずかしい!」
橘「ああごめん、興奮しすぎた」
橘(よしっ!いくぞっ…!)
クンカクンカ
橘(!?)
橘(こっ!これは!)
橘(な、なんて言うんだろう…カブトムシの入った虫かごの匂い…!?)
橘(これって樹液の匂いだっけ?…臭い、というより…なんだか懐かしい…)
橘(うん!懐かしい匂いだこれ!…小学校の夏休みを思い出す…)
橘(梅原とよくカブトムシとりに行ったなぁ…そしてスイカ食べて花火やって…あの頃は楽しかった…)ポロポロ
棚町「ど、どうなの!?ずっと黙ってないで何とか言いなさいよ!…って、なっなんで泣いてんの!?」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:43:43.71 ID:M4rzYsLO0
橘「えっ?…あ」ポロポロ
棚町「えっ…泣くほど…臭かったの…?」ションボリ
橘「ち、違う!違うんだ薫!」グシグシ
橘「すごく…すごくいい匂いだ…大切な何かを思い出せた気がするよ…ありがと う」
棚町「な、何だか大袈裟な表現ね…ま、臭くないならよかったわ!」
橘(しかし、腋汗パッドの匂いを嗅いだだけで泣かされるとは…腋汗パッド奥が深い…)
橘(もっと…もっといろんな人の腋汗パッドを嗅ぎたい!!)ダッ
棚町「えっちょっ純一!?…行っちゃった…」
棚町「いい匂い、か…えへへ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:44:29.95 ID:M4rzYsLO0
橘(次は…梨穂子だな。うん、快く嗅がせてくれそうだ)
橘「梨穂子ー!」ガラッ
桜井「純一~?どうしたの~?」
橘「腋汗パッドの匂いを嗅がせてくれ!」
桜井「…えっ?」
桜井「えええー!?」
橘「頼む梨穂子!どうしても嗅ぎたいんだ!」
桜井「えっえっ?ど、どうして急に…?」
橘「お前の匂いが嗅ぎたくなったんだ」
桜井「~~~!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:45:52.00 ID:M4rzYsLO0
桜井「そ、そんなに嗅ぎたいの…?」
橘「ああ、すごく嗅ぎたい!」
桜井「…そ、そこまで言われたら断れないよ~」
橘「!じゃ、じゃあ!」
桜井「うん、いいよ…はい」パサッ
橘「ありがとう!」
橘(…ぽっちゃり幼馴染みの腋汗パッド…こ、これは興奮する)
橘(それではさっそく…)
クンカクンカ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:46:05.93 ID:rZ9lUDvkO
ふっ 流石だな変態紳士
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:47:13.41 ID:M4rzYsLO0
橘(うほぅっ!!あ、甘っ!?)
橘(なんだこれ!?甘い!甘ったるっ!すごく甘ったるい匂いだ!!)
橘(嗅覚より味覚が反応しまくってるよ!!匂いとかの騒ぎじゃないよ!!)
桜井「えっと…純一?ど、どんな匂いなの?まさか…臭い…?」
橘(!し、しまった…あまりの甘さに意識が飛びかけた)
橘(しかし、これはどう表現したらいいんだろう…実際臭いわけでもないし…)
橘(いやいや、それよりもこれ…病気とかじゃないのか…?)
橘(梨穂子は甘いものばっかり食べてるから…ここは幼馴染みとして注意しておかないと)
猿こわいのでこっから少し減速します
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 08:53:40.79 ID:M4rzYsLO0
橘「…梨穂子」
桜井「は、はい!」
橘「臭くはないよ」
桜井「!よ、よかったぁ」
橘「…でもな、甘いモノは控えたほうがいいと思うぞ…?」
桜井「えっ?それってどういう…」
橘「…っ…ごめんな、これ以上はっ」 ダッ
桜井「じゅ、純一!?…行っちゃった」
桜井「どういう意味だろう…お菓子食べながら考えよう」ポリポリ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:03:11.74 ID:M4rzYsLO0
橘(危ない危ない…命の危機に瀕している幼馴染みを前に泣くところだった…梨穂子、気付いてくれるといいけど…)
橘(しかし…まさかまた泣かされそうになるとは…腋汗パッド奥が深い)
橘(さて…次はあや…いやうん、他学年にも手を出しておこう!)
橘(中多さんあたりが良さそうだ)
橘「中多さーん!」ガラッ
中多「しぇ、しぇんぱい?」
橘「中多さん…その、中多さんっていい匂いがするよね?」
中多「えっ!?き、急にどうしたんですか?そ、それに恥ずかしいです…」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:11:23.81 ID:M4rzYsLO0
橘「僕気になったんだ…いい匂いがする女の子の腋汗パッドの匂いがどんな匂いなのか!」
中多「えっと意味がわかりません」
橘「…中多さん、僕にいい匂いがするって言われて安心しきってるんじゃな い?」
中多「!?」
橘「人間の一番臭う部位…つまり腋汗が臭くないと認められて初めて安心できると思うんだ」
中多「…つまり、体はいい匂いでも腋汗が臭ければすべて打ち消されると…?」
橘「…そういうことだ」
中多「………わかりました。橘しぇんぱい!私の腋汗パッドの匂い…嗅いでくだしゃい!」
橘「よしきた!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:14:58.18 ID:M4rzYsLO0
中多「…ど、どうぞ」パサッ
橘(…中多さんの腋汗パッド…前の二人より湿ってるな…)
橘(それではさっそく…)
クンカクンカ
橘(!?)
橘(!?わっ!わわっ…これは…!!)
橘(牛乳を絞った雑巾の匂いだっ!!うわっ生臭っ!!)
橘(た、確かに中多さんの体臭はミルクのいい匂いがしてたけど…!腋汗ではこんなになるのか!!)
橘(単純に臭い!薫とは違う意味で小学校を思い出したよ!!おえっ!生臭っ…)
中多「しぇ、しぇんぱい…?ど、どうですか?」ウルウル
橘(ど、どうしようこれ、すごくゴミ箱に捨てたい…)
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:22:22.60 ID:M4rzYsLO0
橘「…ごめん中多さん…」
中多「と、ということは…」ウルウル
橘「すごく生臭い」
中多「う、うわああああああああん!!」ダッ
橘(本当にごめん…中多さん…この腋汗パッドは供養しておくよ…)
ゴミバコポイッ
橘(いやぁ…強烈だった…中多さん泣いてたし、悪いことしたな)
橘(…いやでもここまで来たらもうあとには引き返せない…!)
橘(次は七咲だ!)
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:28:05.37 ID:+vUm6gTtO
ヒデェ……
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:31:33.83 ID:M4rzYsLO0
橘「七咲…いるんだろ?」
七咲「…はい、一部始終見てましたよ」
美也「みゃーもいるよっ!」
橘「…事情はわかっただろ?…つまりそういうことだ」
七咲「…無理矢理女の子の腋汗パッドの匂いを嗅いで臭いと罵り、最後は泣かせるなんて…とんでもない変態ですね」
橘「…でも…七咲、用意してるんだろ?」
七咲「もちのろんです!」パサッ
橘「ははっ!さすが七咲だよっ!…ではさっそく…」
クンカクンカ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:31:35.76 ID:va9pynq7I
え
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:32:50.33 ID:+vUm6gTtO
七咲さん訓練されすぎや……
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:39:40.11 ID:M4rzYsLO0
橘(!?)
橘(こ…これは一体っ…!)
橘(な、なんてことだ…!)
七咲「そ、そんなに強烈でしたか!?」 テレテレ
橘「…美也、お前も嗅いでみろ」
美也「えっ?み、みゃーはいいよ…」
橘「いいから!」
美也「…えー…じゃあ嗅ぐね?」
クンカクンカ
美也「!?」
美也「そ、そんな…」
美也「逢ちゃん…失望したよ…」
橘「ああ、まったくだ…」
七咲「えっえっ?」
橘「まさか………無臭だなんて…」ハァ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:42:09.58 ID:OzIDRbJg0
最高だよ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:43:31.84 ID:M4rzYsLO0
七咲「そ、そんなはずは…!」
クンカクンカ
七咲「あ…そうか…水泳部の昼練の時に汗が…」
七咲「でっ、でもこれは不可抗力です!普段なら強烈な匂いが…も、もう一度チャンスを!」
美也「見苦しいよ逢ちゃん…」
橘「…七咲…アポなしだからこそ興奮するんだ…造られた腋汗なんて何の意味もない…」
七咲「!?」
橘「…七咲なら『1週間替えてません。節約です』とか言ってくれると思ったのに…」
七咲「あ…」ガクッ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:48:44.35 ID:M4rzYsLO0
橘「美也…七咲を頼んだぞ。僕は次に行かないといけない」
美也「…わかった」
七咲「あ…先輩…」ガクガク
橘「…七咲…これをバネに精進することだ…期待してるからな?…じゃあな」ダッ
七咲「あ…あ…」ブルブル
橘(…少しきつく言い過ぎたかな?…いや七咲にはもっと強くなってもらわないと)
橘(さて、次は…ラブリーか)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 09:59:50.23 ID:M4rzYsLO0
橘「森島先輩!」ガラッ
森島「わおっ!橘くんいいところに!」
橘「え」
森島「私、ちょうどキミにお願いしたいことがあったの!」
橘「な、なんでしょうか?」
森島「あのね…言いにくいことなんだけど…」
橘「は、はい…」ゴクリ
森島「私の腋汗パッドの匂い…嗅いでくれない…?」
橘「!?」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:06:26.26 ID:M4rzYsLO0
森島「ほらっ、夏だし匂いが気になる季節じゃない?でも自分がどんな匂いかわからないし…」
森島「だったら他人に嗅いでもらえばいいと思ったんだけど、こんなこと頼める人がいなくて…」
森島「そこにちょうどキミが!どう?お願いできるかしら?」
橘「あ…はい…いいですよ」
森島「わお!グッドなお返事ね!」
橘(しまった…先手を取られた…これじゃ恥ずかしがる顔が見れないじゃないか…さすがラブリー)
森島「それじゃあ…はい」パサッ
橘「あ、はい…では」
クンカクンカ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:13:18.46 ID:M4rzYsLO0
橘(!?)
橘(!?なんだこれは…………お、おかしい!!)
橘(い、イチゴのいい匂いだ!!こ、香水か…!?)
橘(ま、まさか森島先輩…)
森島「どう?どんな匂いなの!?」ドヤァ
橘(森島先輩のあのドヤ顔………この僕がハメられたっていうのか!?…くっ、しかしここは負けるわけには…)
橘「あ…あの森島先輩?」
森島「うん?」
橘「この匂い、僕がよく知っているアレの匂いと似ています…」
森島「?アレって何かな?」
橘「その…言いにくいんですが…」
橘「『種子』がたくさん含まれてて…」
橘「男性よりも女性のほうが口にする事が多くて…」
橘「液体がこぼれないようにティッシュを用意しないといけないアレと同じ匂いがします」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:25:18.25 ID:mIimflYx0
ラブリーまじラブリー
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:26:30.57 ID:M4rzYsLO0
森島「!?…わ、私そんな匂いがしてたの!?」
橘「は、はい…」
森島「そ、そんな…今まで気付かなかった自分が恥ずかしいわ………いえ、ここまで来たらはっきり言ってちょうだい!」
橘「は、はい………イ」
橘「…イチゴの匂いです!」
森島「わお!正解よ橘くん!」
橘「…ぐぬぬ…でも森島先輩…どうして僕が腋汗パッドの匂いを嗅ぎたいってことわかったんですか?」
森島「腋汗嗅いで回ってるわんちゃんの噂を聞いたの!それがキミだってことはすぐにわかったわ!」
橘「うぅ…完全に僕の負けです」
森島「楽しかったわよ?…でも腋汗はまだ通行止めなんだから!」タタッ
橘(森島先輩が一枚上手だったか…)
橘(しかし、くよくよしていられない… 次が最後だ…)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:39:15.86 ID:M4rzYsLO0
橘「絢辻さん!」ガラッ
絢辻「…橘くん、あなた…またしょーもないことしてるようね」
橘「!噂がここまで…いや、手間が省けた!絢辻さん!腋汗パッドの匂いを嗅いがせてください!」
絢辻「…覚悟はいい?」
橘「あ、はい」
ゴスッバゴッメリッ!!
橘「ぐふぁっ!!!」ザザー!!
絢辻「……嗅ぎたい?」
橘「え?」
絢辻「…私の腋汗パッド…嗅ぎたいの?」
橘「そ、そりゃもちろん!!」
絢辻「………」
絢辻「…いいわよ」
橘「ごめんなさっ…え?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:44:24.32 ID:M4rzYsLO0
絢辻「…た、棚町さんも嗅がせたのよね?棚町さんにできて私にできないことなんてないわ」
橘「そ、それじゃあ…!」
絢辻「…毎日丹念に体洗ってるし、そんなに臭くはないと思うわ…はい」パサッ
橘「ああ、ありが…」
橘(!!?)
橘(な、なんだこれっ!?わ、腋汗パッドから禍々しいオーラが…)
橘(今までこんなことなかったよね!?これ…嗅いじゃいけない気がする…)
橘(いや、違うだろ橘純一!!女の子が腋汗パッドを差し出してくれてるんだ!!ここで逃げるとか紳士じゃない!)
橘(………いくぞ)スゥ~ハァ~
クンカ…クンカ…
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:45:48.24 ID:OzIDRbJg0
さすがの変態紳士クオリティ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:50:01.01 ID:M4rzYsLO0
橘(!!?)
ビリビリッ
橘「痛っ!?えなにこれなにこれ!?は、鼻が痛い!!」
橘「はぁ!?あぁ!?痛っ!目!!目も痛い!!鼻っ!!」
絢辻「えっえっ?た、橘くん!?」
橘「臭っ!!いや痛いよ!!わおっ!!なう!!」
絢辻「…え、えっと…水いる?」
パシッ
橘「うっうううううううぅぅぅ……」ゴクゴク
橘「…はあっ!はあっ!」
絢辻「お、落ち着いた…?」
橘(…はあ…はあ…ま、まだ痛い……すごいよ絢辻さん…キミの腋汗は臭いの次元を越えてるよ…)
橘(…酸っぱくて、苦くて、辛い…すべての負の匂いを最大限に引き出している…)
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 10:54:08.19 ID:M4rzYsLO0
絢辻「で…ど、どうなの…?」
橘「メチャクチャ臭い」
絢辻「うわああああああああああああああ!!!」ダッ
橘(…本人にはわからないものなんだね…ごめんね絢辻さん)
橘(………でも、なぜだろう…)
橘(…もっと)
橘(もっと嗅ぎたい!!)
クンカクンカ
橘(…!?)
橘(こ、これは…一回目と違ってほろ苦く甘酸っぱい………鼻が慣れた!?)
クンカクンカクンカ
橘(…これ、麻薬じみてるな…クセになりそう)
クンカクンカクンカクンカ
橘(………まだ、まだいける!!)
クンカクンカクンカクンカクンカ……………
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:00:15.00 ID:M4rzYsLO0
橘「はっ!?」
橘「ここは…」
田中「保健室だよ」
橘「たっ田中さん!?」
田中「もーびっくりしちゃったよー。絢辻さんが泣きながら教室飛び出したと思ったら、今度は橘くんが倒れちゃうんだもん」
橘「あ…あはは…」
田中「…原因は…やっぱり腋汗パッドなの?」
橘「えっ?ああそうか、そういえば最初聞いてたもんね」
田中「えー!ひどいなー」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:01:28.55 ID:Axb7CtNc0
よし、田中さん来た
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:03:01.11 ID:M4rzYsLO0
橘「いろんな女の子の腋汗パッドの匂い嗅いできたけど、腋汗パッドって奥が深いんだね。ははっ、もうどんな匂いでも耐えられそうだ」
田中「…あっ、じゃあ…私のも嗅いでみる?」
橘「えっ?」
田中「あ…ほらっ、リハビリだと思って!」
橘「ああ、そういうことなら」
田中「ちょ、ちょっと恥ずかしいね、えへへ」パサッ
橘「それじゃあ…いくね」
クンカクンカ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:05:48.90 ID:LIrDfNqN0
スト子がこのスレを見つけました
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:06:25.77 ID:M4rzYsLO0
橘「うわっ普通に臭い」
田中「えっ」
田中「えええええええぇぇぇぇぇ!!?」
*end
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:06:53.50 ID:cWj1IUvj0
スト子がいねえぞオイ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:11:46.99 ID:WLFPnpYW0
タンポポかわいい!
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:15:05.59 ID:FmGyS0vsi
ひびきちゃんがいない
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:17:17.49 ID:SALLsYsA0
香苗さんは基盤の香り
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:23:27.32 ID:M4rzYsLO0
?「ど、どういうこと!?学校中のメスどもが橘くんにマーキングしてる!?」
?「あ…めちゃめちゃ臭そうな顔してる…かっこいい…」
?「あっ!橘くん、優しいから断れないんだ!きっとそうだよ!」
?「…橘くんは私のものなのにっ!」
?「あ!そうだ!私もマーキングすればいいんだ!」
?「橘くんも私の匂いを嗅いだらきっと虜になるはず!うん!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:27:46.04 ID:M4rzYsLO0
?「…で、でも直接『私の腋汗パッド嗅いでください!』なんて言ったら引かれるよね?」
?「そ、それに恥ずかしいし…」
?「あっじゃあ…間接的に………うん!それがいいよ!」
?「待っててね橘くん」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:31:45.98 ID:dIgRWRF70
許さない
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:36:48.97 ID:VuOAIEdki
素晴らしい
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:37:33.53 ID:M4rzYsLO0
橘「ふわぁ~よく寝た」
橘(…よく寝たけど…絢辻さんの腋汗パッドの匂い、まだとれないや…ははっ)
橘(田中さんが戻ったあと、また寝ちゃったから大分時間が経ってるはずだな…ってもう下校の時間じゃないか…)
橘「…今日はもう帰るか…」ゲタバコパカッ
モワッ
橘「ん?」ピクッ
橘(…なんだ、この匂いは…)
橘(…あ、アレの匂い…じゃないか!)
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:47:00.91 ID:M4rzYsLO0
橘(な、なぜ僕の下駄箱からアレの匂いが…!?まったく覚えがないよ!)
橘(…匂いの元は…これか!)パサッ
橘(…って腋汗パッド!?なんで僕の下駄箱に!?というか誰のだよ!?)
?(あっ!橘くんが私の腋汗パッドを…きゃー///)
橘(…あ、名前が書いてある…『上崎』…?)
?(名前もちゃんと書いたし、たくさん熟成させたから、匂いは十分ついてあるはず!これで橘くんは私の虜だね!えへへ~)
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 11:56:56.62 ID:dIgRWRF70
いともたやすく行われる許されざる行為
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:03:07.46 ID:M4rzYsLO0
橘(上崎って誰だよ…)
橘「………」
橘(…よく考えろ橘純一…『僕の下駄箱』、『腋汗パッド』、アレの匂いもとい『イカ臭』、誰だか知らない名前『上崎』…)
橘(これが意味するものは…)
『橘、お前だけが女の子の腋汗パッドの匂いを嗅げると思うなよ?俺なんてその上をゆく腋汗パッドオナができるんだからな。上崎より』
橘(ってことかー!?これは挑戦状なのか!!)
橘(く、くそっ…この学校で僕より上級者がいるなんて…)
上崎(あっ橘くん、私の腋汗パッド持ってずっと見つめてる…と、虜になっちゃった!?)
えっと…勢いで始めたんですがなんか変な方向に行ってる気がする…
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:05:04.21 ID:dIgRWRF70
大丈夫だ問題ない
最初から変な方向を向いて出発した以上、そうなるのは当然だ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:13:39.53 ID:U94qYgou0
もじゃ 樹液
梨穂子 甘い匂い
中多 雑巾牛乳
七咲 (無味)無臭
ラブリー イチゴ(香水)
絢辻さん WAKIGA
田中 普通に臭い
裡沙 イカ臭
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:18:48.19 ID:SALLsYsA0
麻耶ちゃんは加齢臭
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:19:40.40 ID:M4rzYsLO0
橘(…その挑戦受けて立とうじゃないか…)
橘(…きっと上崎とやらは今の僕の姿をどこかで観察してるはずだ…ならば…)
橘「上崎~~~~~!!出てこい!!」
上崎(!?た、橘くんが私を呼んでる!?それも男らしい叫びで!かっこいい!)
上崎(か、隠れてちゃダメだよね?うん!気付いてくれたんだもん、出て行かなくちゃ!)
上崎「たちばなく…!」
橘「やっぱりそこにいたか上崎!さっきからイカ臭かったんだよ!!」バッ
上崎「えっ」
橘「えっ」
おしまい
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:20:33.53 ID:SALLsYsA0
えっ?
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:29:58.07 ID:YOKKHBNW0
絢辻さんがワキガとかしねよかすども
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:32:48.15 ID:M4rzYsLO0
>>76 可愛い女の子がワキガ
興奮するじゃないか
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/12(木) 12:35:21.82 ID:YOKKHBNW0
中多さんが雑巾牛乳ってどういうことよ?
中多さんはミルクの匂いだ、しね
転載元
橘「夏だし女の子の腋汗パッドの匂い嗅ぎたい」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342049939/
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彼女の脇かいだことあるけどそこだけおっさんの洗ってない頭みたいな臭いだったわ
アマガミSSはやっぱりいいな