1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:15:13.02 ID:ff6y6zrX0
男『幼ー、早く学校行くぞー』
幼『待ってよ、男君!』
男『置いてっちまうぞ』
幼『待ってって…きゃあ』ドサ
?『大丈夫?』
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:17:45.50 ID:ff6y6zrX0
?『立てるかい?』
幼『は、はい…』ポケー
男「!!!」ガバ!
「またあの夢か…」
「…もうこんな時間か…仕事行かないとな…」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:20:08.78 ID:ff6y6zrX0
男「おはようござまーす…」ボリボリ
女「おはよう、男!」
男「おはよーございます… 相変わらず元気ですね」
女「私は男と違って朝には強いからな」
男「ああ、そうすか…」
(はぁ… しかしいつにも増してリアルな夢だった…)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:23:17.11 ID:ff6y6zrX0
男「先輩、今度の取引先のこと何スけど」
女「ああ、例の」
男「何で俺も商談に行くことになってるんすか?」
女「君がいると心強いからな」
「私からお願いしたんだ」
男「はぁ… そうですかね?」
女「私が言うから間違いない」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:25:46.82 ID:ff6y6zrX0
男「お疲れ様です」
女「お疲れ様」
男「あれ、先輩帰らないんですか?」
女「仕事が残っててな」
「もう一時間ほどかかる」
男「……半分いいッスよ」
女「ん?」
男「半分手伝いますよ」
女「いや、しかし…」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:27:48.20 ID:ff6y6zrX0
男「したら、飲み行きましょう今日は」
女「…すまんな」
男「うっぷ… 飲み過ぎた…」
「先輩、着きましたよ…」
女「…ベッドまで連れてって…」
男「おいおい…」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:30:37.06 ID:ff6y6zrX0
男「はぁ… 大変だった…」
「寝よう…」
幼『あ、あの、ありがとうございます』
?『いやいや、当然のことだよ』
幼『え、えと…お名前は…』
?『ああ、僕は先輩だよ、2年の』
幼『先輩…』
男『幼ー、大丈夫かー?』
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:32:05.33 ID:ff6y6zrX0
男『ええと、どちらさま?』
幼『2年生の先輩だよ』
先輩『どうも』ニコ
幼『…』ポケー
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:35:05.13 ID:ff6y6zrX0
男「…!」ガバ
「またか…」
「何なんだよいったい…」
女「先日はすまなかった」
男「いいんですよ、女先輩が酒に弱いの知ってますし」
女「君には頭が上がらないな…」
男「それより、今日は商談ですよ? 気を引き締めて行きましょう」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:39:03.18 ID:ff6y6zrX0
女「どうも女です、今日はよろしくお願いします」
男「男です、よろしくお願いします」
相手「よろしくお願いします」
──────
女「でありまして…」ウンタラカンタラ
男(さすがに仕事はできるなこの人…)
相手「少し休憩にしますか、おい君お茶を入れてくれ」
?「…失礼します」コト
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:40:50.06 ID:ff6y6zrX0
?「よろしければ、お茶菓子もあるので…」ジ…
男「…?」
女「ん?」
相手「?? どうかされましたか?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:42:18.01 ID:ff6y6zrX0
男「…??」
女(…おい)ゲシ
男「あ、いえ…何でもありません」
(何だったんだ?)
?「…」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:45:51.90 ID:ff6y6zrX0
相手「では今日はこの辺にしますか」
「詳しい話はまた後日」
女「ええ、よろしくお願いします」
「いくぞ、男君」
男「はい」スタ
(…はぁ疲れた…)ポロ
?「…!」
女「よし、何とかなりそうだな」
男「そうッスね」
「手ごたえはありましたね」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:48:48.20 ID:ff6y6zrX0
女「会社に連絡を入れとくから先に行っててくれ」
男「了解っす」
─────
男「先輩も大変だな…」テコテコ
「…ん? そう言えば携帯…」
「あれ…? 無い…」
「ヤバいな…おいてきちゃったか…?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:52:45.45 ID:ff6y6zrX0
男(そう言えば…学生の時もこんなことあったな…)
男『あれ…携帯どこいった?』
幼『どうしたの男君?』
男『いや、携帯がね…』
『ちょっと探してくる』
『すぐ戻るよ』
幼『うん』
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 00:57:35.37 ID:ff6y6zrX0
男『…教室以外は考えられない…』ゴソゴソ
『お、あったあった』
『幼待たせちまったな… ここからだったら聞こえるな』ガラ…
男「それで……」
「…いかんいかん、詰まらないことは思い出さないようにしよう」
────
男「すみません、忘れ物をしてしまったみたいで、すみませんが探してもいいですか?」
受付「ええどうぞ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:00:27.06 ID:ff6y6zrX0
男「ええと…この部屋だったよな…」
「失礼します、忘れ物があると思うのですが…」
?「…これですか?」ス
男「あ、その携帯です」
?「…相変わらずだね、男君」
男「え?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:02:20.98 ID:ff6y6zrX0
男『おーい、おさ…』
『!!』
幼『…』
先輩『…』
男『…なんだよあれ…どういうことだよ…?』
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:06:26.73 ID:ff6y6zrX0
男「え?え?」
?「もう、私だよ…幼」
男「お、幼? …なの?」
幼「うん」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:06:30.74 ID:Zh9pHzm00
なんだろう…壁殴りたい…
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:07:27.81 ID:8Cm+M5IP0
もう無理だ
俺のメンタルじゃ、これ以上耐えられない
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:09:18.61 ID:ff6y6zrX0
男「えと…その…」
幼「…」
男「あの…」ピロピロピロ
「あ、やべ…女先輩からだ… ごめんまた今度」
幼「あ、待って、これ…」ス
男「?」
幼「時間があったら連絡して」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:12:16.84 ID:ff6y6zrX0
男『あのさ…』
幼『ん?』
男『い、いや… なんでもねえ』
幼『男君、携帯はあった?』
男『あ、ああ…あったよ』
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:15:43.92 ID:ff6y6zrX0
男「…携帯の番号だよなこれ」ヒラヒラ
「…でもあいつ」
幼『私ね…私…』
男「もう寝るか…」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:16:21.51 ID:W3af2W6A0
別に幼馴染とくっかなけりゃなんの問題もないんや!
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:19:06.13 ID:ff6y6zrX0
男『俺…今まで言えなかったけど!』
幼『…待って』
男『…!』
幼『言っちゃダメ…その先は言わないで…』
男『…』
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:22:09.52 ID:ff6y6zrX0
男「…」
「くそっ…何なんだよいったい…」
「もう5年くらい前の話だろ…」
────
男「おはようございます…」ダルダル…
女「おはよう男! どうした朝から元気の無いやつだ」
男「…放っといてください…」
女「…? どうした? 悩みがあるのか?」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:23:55.33 ID:ff6y6zrX0
男「何でも無いです…」
女「…そうか、何かあったら相談してくれよ?」
男「ういっす…」
(いかんいかん…仕事にまで支障をきたしたらまずいな…)
女「…」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:26:53.63 ID:ff6y6zrX0
男「今日の商談ですけど、やっぱり俺も行かないと不味いですか?」
女「うむ、男君には来てもらいたい」
男「ですよねー…」
女「何か不満が?」
男「いえいえ、めっそうもない」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:27:33.75 ID:Zh9pHzm00
救いはありそうで安心してきた
支援
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:29:36.40 ID:ff6y6zrX0
女「でありまして、今後こういった…」ウンタラカンタラ
男「…」
(やっぱりいるよなそりゃあ…)
幼「…」ジー
女「といった方向でお願いします」
(…男君?)
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:33:33.38 ID:ff6y6zrX0
幼「お茶が入りました」ニコ
男「…どうも」
女「…」ズズー
男「…」
(ん? お茶うけに紙が?)
相手「いやいや、それにしても女さんは美人ですなー、お茶がよく似合う」
女「ふふ、ありがとうございます」ニコ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:35:48.89 ID:ff6y6zrX0
男『先輩とさ…付き合ってるの?』
幼『…まだ付き合ってるわけじゃないの』
男『そうか…』
幼『でも、付き合おうって言ってくれてる…』
男『…』
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:36:58.48 ID:ff6y6zrX0
幼『…』
男『あのさ』
幼『なに?』
男『もう、一緒に学校行くの止めないか?』
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:39:14.20 ID:ff6y6zrX0
男『幼も先輩の事好きなんだろ?』
幼『…』コクン
男『…なら俺がいちゃあいけない』
幼『でも…男君とはずっと友達でいたい…』
男『…』ズキ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:42:56.45 ID:ff6y6zrX0
男「…色々あったな」
「…」
─────
幼「男君…ごめんね急に呼び出したりして」
男「女先輩を誤魔化すのが大変だっただけさ」フフ
幼「男君の上司の人だよね? 綺麗な人だね」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:45:59.25 ID:ff6y6zrX0
男「それで? どうしてまた呼んだの?」
幼「それといった用事があるわけじゃないの」アセアセ
「この前番号渡したでしょ? まだ連絡貰ってなかったから…」
男「そりゃあ…ね」
幼「まだ…怒ってる?」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:48:55.97 ID:ff6y6zrX0
男『じゃあ、さようなら…』
幼『…ばいばい男君、またあし…』
『…』
男『…』
『縁があればまた歩くこともあるさ』
『じゃあな』
幼『…うん』グス
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:50:00.63 ID:wdQSrMqs0
幼馴染√だけは勘弁
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:51:15.71 ID:ff6y6zrX0
男「怒ってないさ」
「…ここだとなんだし、どっかコーヒーでも行かないか?」
「幼さえ、よければだけど」
幼「うん」
────
男(こうして一緒に歩くのは5年振り位か…)
幼「懐かしいね、男君」ニコ
男「あ、ああ…」ドキ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:53:06.35 ID:nk9Hs1hyi
なんとも言えないSS
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:53:50.15 ID:BiR2Tffz0
ぜひとも苦いENDをお願いしたい
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:55:09.81 ID:ff6y6zrX0
男「…」
幼「…」
男「先輩とはどうなんだ…? まだ仲良くやってるのか?」
幼「うん…最近はちょっとすれ違ってるけどね」
男「ふーん…」ジー
幼「フフ…」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 01:57:22.24 ID:ff6y6zrX0
男「?」
幼「男君、変わらないね」クスクス
男「どうして? 身長も体重も増えたぜ?」
幼「ふーん、って言ったあと人の顔をジーっと見る癖」
男「そんな癖あったか…?」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:00:22.06 ID:ff6y6zrX0
幼「あるよー」
「人の心配してる時は特にそう」フフ
「無関心ぽくしてるけど、すごく人のこと心配してる…」
男「そうかな?」
幼「自分に鈍感なところもね」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:02:57.36 ID:ff6y6zrX0
男「…会っておいて言うのもなんだけど」
「あんまりこういう感じで会わない方が良いんじゃないのか?」
幼「そう…だね…」シュン
男「…そんな顔するなよ」
幼「ごめん…」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:04:55.67 ID:ff6y6zrX0
幼「…」
男「…まぁ、相談する人がいないなら電話くらいには出るよ」ス
幼「…ありがとう、男君」
男「幼馴染のよしみってやつだ」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:06:52.11 ID:ff6y6zrX0
女「男君、遅いじゃないか!」
男「すんません、野暮用で」
女「今日は一緒に飲む約束だったのに…」
男「まぁまぁ、まだ時間はあるじゃないですか…」
「それに明日は休みですし」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:10:01.03 ID:ff6y6zrX0
男「…うっぷ、やっぱり気持ち悪い…」
女「男ー、まら飲むぞー」
男「…今日はもう帰りますよ…」
女「やだやだー! もっと男君と飲むのー!」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:11:24.63 ID:nI9WUCgQ0
女先輩ルートにいって、どうぞ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:12:55.14 ID:l6HAhZdsi
幼馴染夫なら俺のデカチンでヒイヒイ言ってるよ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:13:04.78 ID:ff6y6zrX0
男『先輩、幼と付き合ってるんですか…?』
先輩『そういうことに、なるね』
男『なんすか、その他人事みたいな感じ』
先輩『いや、そういうつもりは無いんだ』
『君には悪いことをしたと思ってね…』
男『!』
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:13:06.90 ID:Ol48jdlVO
幼なじみの夫の母ルートで
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:16:58.30 ID:ff6y6zrX0
男『あんたのそういう態度が気に入らねえ…』
先輩『ご、ごめん…』
男『何で謝ってんだよ…てめえ…』
────
男「あぁ…また嫌なこと思い出しちまった…」
女「男君ー、家まで送ってくれー」ヘロヘロ
男「またすか…」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:19:07.22 ID:ff6y6zrX0
女「…男君はー、可憐な感じの女の子がー、好きなんですかー?」
男「急にどうしたんですか先輩…?」
女「上司の質問には早く答えろー」ケラケラ
男「まぁ、そうかもしれないっすね」
女「そうなのかー…」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:21:42.90 ID:ff6y6zrX0
男「先輩鍵はどこですか…?」
女「鍵はなー、ここらー」スポ
男「!」
(何で胸の中に入れるんだよ)
女「どうしたー、早くとれー」ゲラゲラ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:23:34.58 ID:ff6y6zrX0
男「…自分で取ってくださいよ」
女「やらー…男君が取って? ね?」ジー
男「…!」ドキ
「…後で訴えるのは無しですよ」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:24:43.56 ID:WfZT4uXZP
なんで俺の職場に女の子がいないんだ・・・
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:25:19.03 ID:ff6y6zrX0
男「…………」ムニムニ
女「…ん、ふ…」
男「…これか?」
女「あっ…ん… それは違うよ…男君」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:27:19.45 ID:ff6y6zrX0
男「すっ、すんません!」
「…これか」チャリ
女「ベッドまで連れてって…男君」
男「…」ドキドキ
女「ね、早く…」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:30:07.74 ID:ff6y6zrX0
男「…よいしょ」バフ
女「…うーん」ムニャムニャ
男「…じゃあ、俺帰りますね」
「鍵はポストに入れておきます」
女「……帰っちゃうの…?」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:32:19.74 ID:ff6y6zrX0
男「! えっと…」アセアセ
「起きてたんですか…?」
女「うん…」
男「でも、まだ酔ってるみたいですし」
女「…ちょっとだけだよ?」
「……私じゃダメ?」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:36:06.07 ID:ff6y6zrX0
男「え…っと」
女「やっぱりあの女の子みたいじゃなきゃダメ…?」
幼『何で先輩の事殴ったの…?』
男『しらねえよ…』フン
幼『男君、そんなことする人じゃなかったのに…』
男『関係ないだろ、幼には!』
幼『…!』ビクン
『ごめん…なさい…』
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:37:46.15 ID:I3TaXO7M0
男もダメ男じゃん
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:38:48.43 ID:FjG57hb50
実際好きな女とられちゃったなら殴っても仕方ないとは思うけど
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:40:23.19 ID:ff6y6zrX0
男「…そんなことないですよ」
「…女先輩も可愛いですよ」
女「…じゃあ、一緒に…ね?」
男「…一緒に寝るだけですよ?」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:42:46.69 ID:ff6y6zrX0
女「うん…!」ギュウ
男「…」ドキドキ
女「…」スゥスゥ
男(ここで手を出しちゃいかん…いかん…いかん…)
女「男君…」ムニャムニャ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:45:42.92 ID:ff6y6zrX0
男(結局よく眠れなかった…)
女「…ううん」
男「おはようございます、先輩」
女「…」
「…あれ?」
男「?」
女「どうして男君がここにいるんだ…?」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:45:46.06 ID:BiR2Tffz0
社会人設定でお互い恋人もいないんなら
ここは手を出すほうが普通だろ統計的にも
ハーレム漫画や処女厨じゃないんだから
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:46:40.14 ID:HdnzYVr20
ヤらないはずがない
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:48:05.28 ID:ff6y6zrX0
男「まさか…覚えてないんですか?」
女「何の事だ…?」
男「…必死に我慢したのに」
女「な、まさか私に変なことしたんじゃないだろうな!」
男「何とか持ちこたえましたよ」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:51:20.49 ID:ff6y6zrX0
女「…そうか」シュン
男「朝飯作っておいたので」
女「あ、ありがとう」
男「今日は天気も良いですし、飯食ったらどっか行きませんか?」
女「それは良い案だ」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:54:13.01 ID:ff6y6zrX0
男「女先輩、映画とか観ません?」
女「映画か…悪くないな」
「じゃあ、散歩がてら借りに行くか」
男「あ、そっちでしたか」
女「? ん?」
男「映画館のつもりでしたけど、それも良いですね」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 02:57:23.23 ID:ff6y6zrX0
男(暖かくなってきたな…)
女「久しぶりだよこうして誰かと散歩するなんて…」
男「そうなんですか? 意外だな…」
女(う… 中学生以来付き合って無いとは言えない…)
女「そういう男君はどうなんだ?」
男「俺ですか?」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 03:01:12.02 ID:ff6y6zrX0
幼『先輩、今日はお弁当作ってきたんですよ?』テクテク
先輩『本当? 幼ちゃんのお弁当楽しみだな~』テクテク
幼『先輩が好きだって言ってたのたくさん入れました』ニコ
『あ、でも野菜もたくさん入ってますからね』
先輩『ええ、そりゃあ大変かも…』テクテク
男『…………』
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 03:58:54.25 ID:4X6+lI350
幼馴染は男と付き合ってもいなかったんだから昔のことには非は無いやん
今になって男を自分から誘い出すのはアホかと思うが
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 03:59:25.50 ID:iyMSrJOU0
胃が痛い
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 07:40:17.22 ID:ff6y6zrX0
男「…俺も久しぶりです」
女「そうか」
(ちょっと嬉しいかも)
男「女先輩はどんなの観たいですか?」
女「うーん、やっぱりSFだろ」
男(SFか… あいつだったら純愛ものだろうな)
女「男君? どうした?」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 07:44:39.21 ID:ff6y6zrX0
男「いえいえ、なんでも」
女「最近ぼけっとし過ぎだぞ?」
男「…あまりにも女先輩が可愛いかったもので」シレ
女「え? …それは本当か?」
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 07:52:09.29 ID:ff6y6zrX0
男「何か買って帰りましょう」
女「ビールが良いな、ビール」
男「昼間から酒ですか?」
「太っても知りませんよ?」
女「う、うるさい…!」
男「一本だけですよ、全く…」
女「わーい!」
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 07:57:17.23 ID:ff6y6zrX0
女「ふんふーん♪」
男(こういうのも悪くないな… 美人の先輩と休日を一緒に…)
女「…そう言えば最近パスタを食べてないんだが」
男「へ?」
女「宿代はそれでもいいぞ?」
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:04:37.77 ID:ff6y6zrX0
男「仕方ないっすね…」
女「うむ、それでこそ私の部下だ」
─────
男「先輩食えないものとか無いですよね?」
女「…生玉ねぎはダメだ」
男「なら大丈夫ですね」
「あんまり自信ないですけど、パスタとサラダです」コト
女「お! 美味そうだな」
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:04:48.47 ID:6wEgu11k0
女先輩可愛すぎだろ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:07:38.74 ID:ff6y6zrX0
映画鑑賞中
女「…」グビグビ
男「…」
(これはB級以下だな… 眠い)ウツラウツラ
女「…」グビグビグビ
男「…」ウツラウツラ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:11:17.80 ID:ff6y6zrX0
男「…ふぁぁ」
「もう映画終わりました?」
女「おわっらよ~」ギュウ
男「う、酒臭い…」
「…何本開けたんですか?」
女「5本だよー」
「男君寝ちゃうんだもん… ちゃんとベッドに寝ないとダメですよー?」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:13:20.78 ID:ff6y6zrX0
女「ベッドはこっちでーす」グイ
男「ちょっと、先輩?」
女「一緒に寝よう? 男君…」ギュウ
男「またですか…」
女「おやすみのチュー」
男「んむ!?」
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:18:22.09 ID:ff6y6zrX0
女「んむ…ちゅむ…」
男「………」
(ああ…理性が…)
女「ちゅ…ちゅ…」
「男君…」
男「は、はい…」ゴクリ
女「おやすみ…」パタン
男「またかい…」
女「…」スースー
男「…でも、いいか」フフ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:24:50.40 ID:ff6y6zrX0
男「…」グビグビ
「…!」ピロピロピロ
「メール?」
幼【男君、今から時間あるかな? 会わない?】
男「…夜には起きそうだな」チラ
「…」カチカチカチ
【7時位までなら、構わないけど。】
幼【うれしい。 じゃあこの前のカフェで待ってるね。】
男「先輩、夕飯の買い物に行ってきますね」
女「うーん、男君」ムニャムニャ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:28:55.73 ID:PrombhH2i
俺にも似たような幼はいるのにこんな素晴らしい女先輩がいない
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:30:03.96 ID:ff6y6zrX0
男「どうも」
幼「男君、来てくれてありがとう」
男「買い物のついで、にね」
幼「ふふ、相変わらず」
男「それで? 喧嘩でもしたの?」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:36:01.36 ID:ff6y6zrX0
幼「うん…ちょっとね」
男「…話すだけでも楽に楽になるんじゃない?」
幼「…夫がね…」
────
男「ふーん」ジー
幼「…男君にはずっとお世話になってるね…」フフ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:39:21.89 ID:ff6y6zrX0
男「…」
幼「男君、今付き合ってる人っているの…?」
男(…)
「別にいないけど?」
幼「嘘つくの下手だね」
男「別に付き合ってねえよ」
「あ…」
幼「じゃあ、好きな人がいるんだ?」
男「まぁな」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:44:13.59 ID:4bZdWYfNO
支援
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:52:32.32 ID:Sswz1Jbp0
幼馴染はいらない
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 08:55:05.30 ID:ff6y6zrX0
男「少しガサツだけど、良い人だよ」
幼「ふーん、どんな人だろう…」
男「幼も知ってるよ…」
幼「もしかして、この前の女の人?」
男「ああ」
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:00:07.04 ID:ff6y6zrX0
男「そろそろ行くよ」
「…じゃあ、さようなら」
幼「…もう会えないの?」
男「?」
幼「あの時も同じ台詞だった…」
男「……じゃあ会計はしておくから」
幼「…」
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:01:10.37 ID:3tM53h4L0
未練たらたらだな
自分からふっておいて
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:09:22.90 ID:ff6y6zrX0
男「…パスタだったから、夜は和食にするか」
「肉じゃがとお浸しにでもするか…」
男「先輩、入りますよー」ガチャ
女「…」スースー
男「まだ寝てるのか…」
「さてと」
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:16:54.48 ID:ff6y6zrX0
男「…」トントン
「…」クツクツ
女「男君…?」ムニャムニャ
男「すぐに飯できるんで」
女「…良い匂い」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:22:10.11 ID:ff6y6zrX0
女「寝てる間に買ってきたのか?」
男「ええ、どうですか? 味は?」
女「美味しいよ」
男「良かったです」
女「今日は楽しかったたくさんごちそうになったしな」
男「いえいえ、またデートしましょう」
女「…」クイ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:25:09.95 ID:ff6y6zrX0
女「その…今日は…泊っていかないか?」
男「ええと…それは…」
女「ダメか…?」
男「でも、それって…」
女「これ以上言わないとダメ…?」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:29:24.84 ID:ff6y6zrX0
男「先輩がいいなら…」
女「うん…」
─────
男「…ふぅ」
女「…」ハァハァ
男「痛くありませんでした、先輩?」
女「うん、大丈夫…」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:30:21.28 ID:5ZtFuo+80
事後かい!
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:32:15.59 ID:ff6y6zrX0
男「ビール、飲みません…?」
女「もう! もうちょっとこうしてたい…」ギュウ
男「…はい」ギュウ
女「ねえ、今日さ…」
男「?」
女「本当はどこに行ってたの?」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:37:10.50 ID:ff6y6zrX0
男「どこって…夕飯の買い物ですよ」フイ
女「嘘つくの下手…」
男「…夕飯の買い物は本当です」
「少しだけ人と会ってたんですよ」
女「そっか…」
男「聞かないんですか?」
女「うん…」
男「大丈夫ですよ、俺は先輩だけを見てますから」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:39:17.95 ID:RRubT8ro0
幼ビッチには思い切り不幸になってほしい
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:39:34.74 ID:ff6y6zrX0
男「もう寝ますか?」
女「まだ寝ない」
男「良いですか?」
女「もう…エッチ…」
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:41:07.18 ID:RDyZ69Y40
まだビッチってほどのことは何もしてないじゃん、これからしそうだけど
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:42:34.67 ID:QKZ0eb/Y0
>>235 主人公に靡かなきゃ基本ビッチなんだよここにらいるやつら的には
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:43:47.52 ID:QIhITGPM0
男を振ったからってすぐビッチ認定はどうかと思う
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:45:29.07 ID:ff6y6zrX0
翌朝
男「おはようございます」
女「おはよう」
男「コーヒーどうぞ」
女「ありがとう」
「今日で例の取引先とも最後だ、気を引き締めて頼むぞ男君」
男「分かってますって」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:49:34.05 ID:HPOmJ5w00
これは女ルートじゃないとやだ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:50:53.35 ID:obnE5yMl0
幼馴染に期待することはなくなったな
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:51:39.82 ID:ff6y6zrX0
女「ではこの形で提携で」
相手「ええ、今後ともよろしくお願いします」
男(さすがに仕事出来るな、女先輩は…)
幼「…」
男「これでひと段落ですね」
女「そうだな、明日から枕を高くして眠れる」ピロピロピロ
「………」
「すまない、先に会社に戻ることになった」
「このまま取引先と夕食に行ってくれないか?」
男「構いませんよ、じゃあ、また明日」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:54:55.59 ID:T9GQWHE80
先輩一筋ならビッチでもないけど男とまだ会いたがってるのがなー
先輩とうまくいってないからって好感度の高い男とちょくちょく会うとかキープ扱いじゃん
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:55:06.75 ID:ff6y6zrX0
男「すみません、女に急な仕事が出来まして」
相手「ああ、そうか… 私も仕事が入ってしまってね」
男「では、またの機会でどうでしょうか?」
相手「うーん、せっかくだから親睦を深めたいところなんだけど…」
「あ、幼君、ちょっといいかね?」
男「…」
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 09:59:12.45 ID:ff6y6zrX0
幼「ごめんね、男君」
男「いや、仕事だから」
幼「一緒にご飯は浮気に入っちゃうかな?」
男「下心が無ければ問題ないだろ」
幼「そうだよね」
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:02:48.35 ID:ff6y6zrX0
幼「食事の前に買い物に行きたいんだけど良いかな?」
男「俺は構わないけど?」
幼「夫の誕生日近いの、それでね…」
男「ふーん…」
「一応プレゼントはするんだ?」
幼「うん…変かな?」
男「すまん、意地悪だった」
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:06:06.15 ID:w6psQVN+0
仕事中に自分の夫の誕生日プレゼントの買い物を別の男に付き合わせる糞ビッチ
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:07:44.08 ID:QIhITGPM0
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:08:38.29 ID:ZvjVBsUei
もうなにがビッチなのかわからなくなってきた
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:09:11.83 ID:ff6y6zrX0
幼「こうしてると、昔を思い出すね」
男「あったか? 買い物しに行ったことなんて」
幼「あったよ、男君忘れちゃった?」
男「…」
男『明日買い物に行こうぜ、幼』
幼『いいよ、何を買いに行くの?』
男『ほら、先生定年退職だろ』
『ムカつくジジイだったけど、ケンカして問題起こした時に庇ってくれたからな』ヘヘ
幼『そっか、やさしいね男君』
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:13:48.80 ID:ff6y6zrX0
幼『ねえ、男君』
男『ん?』
幼『今度は私の買い物にも付き合ってね』
男『おう、いつでもオッケーだ』
男(結局その後は無かったな…)
幼「これ何てどうだろう?」
男「ネクタイか… それならこっちのガラの方が…」
幼「男君の趣味もそんなに変って無いね」
男「まぁ、そうかもな」
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:16:25.42 ID:ff6y6zrX0
幼「やぱりこっちかな…」
男(なんだかんだで、今の夫が好きなんだろうな…)
幼「これとこれ、どっちが良い?」
男「断然左が良い」
幼「んん…じゃあ右だね」
男「なんだそりゃ…」
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:19:43.64 ID:ff6y6zrX0
男「飯はどうする?」
「一応経費で落とせるから、それなりに高くてもいいぞ?」
幼「うーん…何でもいいよ」
男「おいおい、何でもいいよが一番困るんだぜ?」
幼「じゃあ、静かなお店が良い、男君とゆっくり話せるところ」
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:30:26.19 ID:ff6y6zrX0
男「そういえば時間大丈夫か?」
幼「うん、連絡入れたから」
男「そうか」
幼「夫ももう心配することなんて無いだろうし…」
男「ふーん」ジー
幼「もうすぐ…もうすぐね…別れるの、夫と」
男「…!」
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:33:28.99 ID:ff6y6zrX0
男「そうなんだ」
幼「夫が浮気しちゃってね… 私と一緒にいてもつまらないんだって…」ポロポロ
男「…」
幼「やっぱり重いのかな私…?」ポロポロ
男「そんなことないさ…」
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:36:18.21 ID:XufCJcB40
逆秒速5センチな展開になるのかな
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:39:59.10 ID:ff6y6zrX0
幼「…」グスグス
男「…」ス
幼「…」グスグス
男「…泣くなよ」ナデナデ
幼「うん…」
男「世の中そんなもんだ」
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:45:02.50 ID:ff6y6zrX0
男「…」ピロピロピロ
「メールか」
女【男君、今仕事が片付いたんだが、どこにいる?】
男「…」チラ
幼「…」ヒックヒック
男【今飯食ってるところです。】
女【私も向かうよ。】
男「…」
【今駅前の店にいるので、そこで】
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:46:37.32 ID:VTCA6Yzy0
男くん女先輩泣かせたら許さんで
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:50:43.49 ID:lKUM9JTB0
幼馴染暴走するなよ…頼むから
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:51:55.25 ID:ff6y6zrX0
男「上司が来るんだけど、良いよな?」
幼「うん… 大丈夫… お手洗い行ってくるね…」グス
男「…」
男『おいおい、転んだくらいで泣くなよ』
幼『だって血が出てるんだもん』ヒックヒック
男『ほら、ばい菌が入るだろ』グイ
幼『うん…』グスグス
男『洗えば大丈夫だだよ』ニコ
男「ガキの頃だったな、最後に泣いてたのは…」
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:54:04.76 ID:ff6y6zrX0
×→男『洗えば大丈夫だだよ』ニコ
○→男『洗えば大丈夫だよ』ニコ
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:56:15.57 ID:ff6y6zrX0
女「すまんな、男君」
男「いえ、何か頼みます?」
女「ビール、といいたいところだが仕事中だから控えるよ」
男「偉いですね先輩」ナデナデ
女「ん… もう…」
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 10:58:48.68 ID:ff6y6zrX0
女「そう言えば、先方は?」
男「今お手洗いに行ってます」
女「一人か?」
男「ええ、他の方は都合がつかなかったようで」
女「そうか」
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:01:03.88 ID:ff6y6zrX0
幼「ごめんね、男君」
男「いや」
女「…」
幼「あ、私お茶を入れてた者です、今日はうちのが来れなくて申し訳ありません」
女「あ、ああ…ええと男の上司の女です、遅れて申し訳ありませんでした」
幼「いえいえ」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:04:28.43 ID:ff6y6zrX0
女「…」
男「…」
幼「…」
男「ええと…初対面じゃないよね?」アセアセ
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:12:14.05 ID:ff6y6zrX0
男(まずったかなこれは…)
女「男君、君はこの子を泣かせたのか…?」
幼「え?」
男「ん? そういうわけではないのですが…」
「結果的にというか、なんというか…」
女「うちの男が失礼なことをしてしまったようで、申し訳ありません!」
「ほら、謝れ!」ガン
男「いて!」
幼「そ、そんなことないです」
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:18:21.79 ID:ff6y6zrX0
幼「男君に悩みを聞いてもらってたんです…」
男「そうですよ…いてて」
女「そうなのか…すまないことをした」
幼「でも、大分落ち着きました」
女「うちの馬鹿でも役に立って嬉しいです」
男「ちょ、馬鹿って何スか!」ギャーギャー
幼「…フフ、仲良いんですね」
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:20:25.58 ID:PyngtX3V0
人妻のテクニックはいつになったら見れますか
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:20:56.47 ID:ff6y6zrX0
────
幼「ではそろそろ失礼しますね」
女「男君、彼女を送って差し上げて」
男「え…?」
女「君はか弱い女性を一人で送り出すのか?」
幼「だ、大丈夫です」
女「まぁまぁ、そう言わずに」
男「…」
幼「…」
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:23:11.21 ID:ff6y6zrX0
男「じゃあ、先輩も気を付けて」
女「うむ」
「…手を繋ぐ以上はダメだぞ?」ボソ
男「…」
女「じゃあ、また」
幼「素敵な人だね」
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:29:54.02 ID:ff6y6zrX0
男「…」トボトボ
幼「…高校の時以来だね」
男「どうやら縁はまだあったみたいだな」
幼「そうだね」
「ねぇ、男君?」
男「ん?」
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:34:17.13 ID:ff6y6zrX0
幼「公園に寄っていかない?」
男「ああ…」
男『やっぱり夏は花火だよなー!』
幼『そうだね、綺麗…』
男『あのさ…幼…』
幼『何?』
男『俺さ…俺……』
幼『うん…』ゴク
男『…ちょっとトイレ行ってくる!』
男(あの時告白してれば今は違ったのかもしれないな…)
幼「懐かしいね、二人で公園」
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:37:20.70 ID:ff6y6zrX0
男(ああ…ビール飲みたいな…)
幼「もう、戻れないんだよね… あの頃に」
男「…」
幼「男君は戻りたい?」
男「俺か… 少し戻りたいかもな…」
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:39:18.74 ID:VTCA6Yzy0
男は幼馴染とくっつけばいいと思う
女先輩は俺が幸せにする
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:39:40.08 ID:ff6y6zrX0
男「夏に公園で花火したことあっただろ?」
幼「うん…」
男「俺、あの時幼に告白しようと思ってたんだ」
幼「…」
男「結局勇気が出なくてな」
「次にチャンスは来なかった」
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:43:04.04 ID:ff6y6zrX0
男「もし、あの時に戻れたら幼にきちんと告白するよ」
「お前が好きだ! ずっと一緒にいてくれ!ってね」
幼「…」
男「…なんてな、戻れないからその時が良く思える」
「今を良くしようって思えるだよな」
幼「…男君」
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:47:30.94 ID:ff6y6zrX0
幼「男君…あのね…そのね…」
「私…私…男君が」
男「…待った」ピト
幼「…!」
男「…言っちゃ駄目だ…もう俺たちは戻れない」
幼「…うん」
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:51:00.87 ID:ff6y6zrX0
男「じゃあ、これで」
「次に会う時も友達だ」
幼「うん…」
「ねえ男君?」
男「ん?」
幼「…」チュ
男「!」
幼「ほっぺは浮気じゃないでしょ…?」
男「…浮気だよ」
「じゃあな」
幼「うん!」
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:55:51.56 ID:ff6y6zrX0
男「あーあ…ビール飲みてえ」
「…」ピロピロピロ
女【ビール買ってきてくれ】
男「…へいへい今買ってきますよ」
【他に何か欲しいものありますか?】
女【帰ったら抱っこすること、気を付けて帰って来て】
男「…さぁ早く帰ろう、先輩のところに」
終わり
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:56:17.56 ID:nk9Hs1hyi
おつい
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:56:34.29 ID:76rqobySO
え?
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:57:30.23 ID:kuz7hPsKi
ちょうどいい終わり方かも
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:57:30.44 ID:T1wTyGN80
え?
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:57:33.11 ID:WfZT4uXZP
ん⁉
んん⁉
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:57:39.48 ID:Ov9Faxjg0
乙面白かった
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:58:07.59 ID:sf8o89IW0
,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,
;;;;;;;;;::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;;;;;
;;;;;;;;; ;;;;;;;;
|゙゙ __,川__ ゙゙| なめとんのかコラ
| -=・=- -=・=- .|
| .`| ´ |
.| しヽ .」
.ヽ <田ゝ /
.\ .´` /
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:58:32.44 ID:5rPJiR7s0
せめて男と女先輩の濡れ場を!
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:58:43.55 ID:T1wTyGN80
もうちょっとだけ続けろくださいお願いします
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:58:48.30 ID:ZADkza0U0
打ち切りEND
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:58:49.24 ID:tN2FN/xj0
追いついた
俺も好きな子先輩に取られたがそれを知ってた先輩が
部活の時土下座して来たの思い出したわwww
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 11:59:21.83 ID:sRaPwQp50
おつ
これがあるべき姿
幼馴染も未遂で終わったおかげで道を踏み外さないで済んだ
世のヤリチンヤリマンどもは屁理屈をこねて浮気不倫を正当化しようとするけど、人の気持ちを裏切る行為はクズ以外の何物でもないからな
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 12:00:27.75 ID:6wEgu11k0
いや、まだだ、まだ後日談が…
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 12:04:53.11 ID:TFZTCsbq0
結局何がしたかったのかよくわからないss
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 12:05:20.00 ID:iDPTHIqlO
乙!
スッキリ終わって良かったぜ!
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 12:26:49.88 ID:sRaPwQp50
男も無関心ってわけではないだろうけど、悲しいくらいに未練が無くて幼馴染としては惨めだな
外見と上っ面の言葉だけで幼い頃から一緒だった男を捨てるからこうなる
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 12:31:47.68 ID:NPfPUuLP0
とんだ駄SS乙
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/13(日) 12:39:09.13 ID:zd0wvdhO0
最近のssにおける幼馴染の噛ませ犬っぷりは異常
春風栞
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豚かアスペのどっちかだろ
こんなもんで十分ですよ
特に序盤で言ってるやつ
設定を生かしきれてない
お前らの都合でレイプネタの時は変態じじい
こっちに仕返しのときだけ美形にしてんじゃねーよ。
レイプネタやっといてお互い様にするのをやめてから言えやクズ。
そういや好きなやつが現れる前にかませ犬が現れるとは斬新極まりないこって。
アイツだけ時代というか何かを超越してるぜ・・・
大人な難しいENDかなって思う
自分的に
勝手に他の男の女になっといて、俺と話すとメソメソするとこ、この幼馴染とモロかぶりすぎて胸糞ものだった
女先輩かわいすぎ