18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:03:54.65 ID:nCzjAYVl0
律「なんでまた・・・」
梓「駄目ですか」
律「駄目じゃないけど、ほら・・・澪とかに頼めよ」
梓「・・・」
律「嫌なのか?」
梓「嫌じゃないですけど」
律「ん?」
梓「律先輩がいいです」
律「え?えーと・・・」
梓「ちょっとでいいんで、お願いします」
律「別にいいんだけど、具体的に何がしたいんだ?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:07:34.87 ID:nCzjAYVl0
梓「例えば、なでなでとか」
律「それは普段唯がやってるだろ」
梓「あとはよしよしとか」
律「いや、それなでなでと変わらないだろ」
梓「あと、忘れちゃいけないのがぽんぽん」
律「ぽんぽんって、頭を?」
梓「はい」
律「うん、別にいいけど今言ったのってほとんど同じようなことだよな」
梓「ちょっと違います」
律「そうか?」
梓「はい、試しにやってみてください」
律「?んじゃ、なでなでからやってみるか」
梓「お願いします」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:10:37.95 ID:sOxmnulQ0
おおぅ……クルぜこれは……
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:10:45.88 ID:nCzjAYVl0
律「えーと・・・」ナデナデ
梓「えへへ・・・」
律「嬉しいの?」
梓「そこそこ」
律「せっかく撫でてやったのにそこそことか・・・」ズーン
梓「次は、よしよしです」
律「おう、任せとけ」ヨシヨシ
梓「・・・」
律「な、なんだ?気に入らないのか?」
梓「よしよしはもっとこう、髪が乱れるような勢いでわしゃわしゃする感じですよ」
律「あ、それもそうだな。ムツゴロウ的な感じだよな」
梓「そういうことです」
律「よーしよしよし」ワシャワシャ
梓「・・・///」
律「お前、こんなことされて嬉しいのか」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:13:56.55 ID:nCzjAYVl0
梓「うっさいです、ほっとけです」
律「あ、うん、ごめん(なんで私が謝ってんだ)」
梓「次はぽんぽんです」
律「おう、これは自信あるぞ」
梓「そうなんですか?」
律「あぁ、私達にぴったりだと思わないか?」
梓「?」
律「ほら、年上が年下にやるってイメージあるじゃん」
梓「あー、確かに」
律「ほら、もうちょっとこっちこいよ」クイクイ
梓「いたっ、ツインテール引っ張らないでくださいよ」
律「いいから」
梓「むー」トトト
律「よし、いーこいーこ」ポンポン
梓「・・・悪くないです///」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:16:26.73 ID:nCzjAYVl0
律「うん、こうしてると唯の気持ちも分かるな」
梓「どういうことです?」
律「梓は可愛いってことだよ」
梓「そんなこと言われても嬉しくないですから」
律「その割には挙動不審だな。そのセリフ、もう一回私の方を見て言ってみ?」
梓「・・・///」
律「はは、冗談だよ」ポンポン
梓(自然にぽんぽんされた・・・///)
律「よし、それじゃ」
梓「ちょっと待った」
律「なんだよ」
梓「まだ、もうちょっとだけ・・・」
律「えー?次はなんだよ?」
梓「・・・頭を撫でるのはもういいです」
律「じゃあ何がいいんだ?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:19:29.56 ID:nCzjAYVl0
梓「このままじゃただ単に頭を撫でてもらっただけじゃないですか」
律「まぁ、そうだな」
梓「・・・」ジー
律「な、なんだよ」
梓「・・・」ハァ・・・
律「なんか溜息つかれた!?」
梓「律先輩に期待した私がバカでした」
律「なんだよ、その言い草は・・・」
梓「・・・」チラッ
律「あーもー!わかったよ!」
ギュー
梓「!?」
律「こういうことだろ?(全く、世話の焼けるヤツだなー)」
梓「はははは離してください!!」バッ
律「」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:21:48.90 ID:sOxmnulQ0
え、違うの?
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:22:33.72 ID:nCzjAYVl0
律(あれ?私、何か間違ってたか?)
梓「い、いきなり抱きつくとは何事ですか!唯先輩って呼びますよ?」
律「いや、こういうのがいいのかな、と思ってだな?」
梓「いいんですけど、ちょっとやりすぎです!」
律(普段唯にこれくらいされてるくせによく言う・・・)
梓「なんですか、その目は」
律「じゃあ梓はどういうのがよかったんだよ」
梓「・・・///」
律「なっ、言えないくらい恥ずかしいことなのか?」
梓「そうじゃないんですけど・・・」
律「なら言ってみ?ほら」
梓「・・・やっぱり恥ずかしいです」
律「いいから。乗りかかった舟だろ?」
梓「えっと・・・おいでーって、されたいです・・・///」
律「はい?(何言ってんだ)」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:24:54.52 ID:sOxmnulQ0
ID:nCzjAYVl0
お前俺のツボ抑えすぎ
天才か?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:25:32.62 ID:nCzjAYVl0
梓「だから、おいでーって」
律「いや、うん。それはわかったけど」
梓「・・・じゃあしてください」
律「へ?あぁ、っと・・・おいでー?」
梓「・・・」タタタッ
律「っ!?」
梓「・・・」ギュー
律「お、おい、あずさ?///」
梓「律先輩、あったかいです」
律「お、おう?///」
梓「しかもいい匂いします」
律「そりゃどーも///」
梓「はぁ、気持ちいい・・・」ギュー
律「わわわかったから、そろそろ離れろ。な?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:29:56.42 ID:nCzjAYVl0
梓「甘えさせてくれるって、言いましたよね?」
律「い、言ったけど・・・///」
梓「途中で約束破るんですか」
律「なっ、そんなことはしないぞ!」
梓「じゃあ最後まで甘えさせてください」
律「うっ・・・(なんか上手く言いくるめられた気が・・・)」
梓「せんぱい・・・?」
律「い、いいよ」
梓「へへっ、やった」ギュー
律「・・・(私のこのやり場のない両手をどうしたらいい?)」
梓「んー、りつー」ギュー
律「・・・(やっぱり、抱き締め返した方がいいのか?)」
律「って、はい?」
梓「え?なに?」
律「いや、お前、呼び方。っていうかタメ口・・・」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:34:59.29 ID:nCzjAYVl0
梓「嫌だったなら直します」
律「いや別にいいけどさ」
梓「本当に?えへへ」
律(可愛いな、チキショー)
梓「甘えるならとことん甘えたいもんね」
律「そ、それはわかったけど・・・いつになったら離れてくれるんだよ」
梓「私の気が済んだら」
律「で、いつになったら気が済むんだ?」
梓「それは・・・いつだろ」
律「おい」
梓「もう離した方がいいかな・・・」シュン
律「えっと、他にしたいことはないのか?」
梓「うーん、あとはね・・・」
律「なんだ?」
梓「今日、帰りに二人でどっか行きたい・・・です」モジモジ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:37:59.23 ID:nCzjAYVl0
律「うーん、今日はちょっとなー・・・」
梓「あれ?予定があるんですか・・・?」シュン
律「そういうわけじゃないんだけどなー」
梓「じゃあなんですか」
律「梓の口調が元通りになっちゃってるしなー」
梓「え!?私頑張る!頑張ってタメ口で統一するから!」
律「はははっ、冗談だって。お前必死すぎ」ナデナデ
梓(またなでなで・・・///)
律「いいぜ。帰りに寄り道して帰るか」
梓「・・・うん!」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:41:34.54 ID:nCzjAYVl0
帰り道
律「どうしたんだ?」
梓「別に、どうもしてないよ」
律「本当か?なんか顔赤いぞ?」
梓「え?そうですか?」
律「お?」
梓「そそそうかな!?」
律「そんな慌てて言い直さなくても大丈夫だよ。んで、どこ行く?」
梓「アイス食べたい」
律「お前、相当唯に感化されてるじゃ・・・」
梓「違うよっ、今日暑かったし」
律「まぁそうだな。んじゃ行くか」
梓「待って」
律「んー?(今度はなんだ?)」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:45:55.83 ID:nCzjAYVl0
梓「・・・」
律「・・・」
梓「・・・///」
律「いや、なんだよ」
梓「りつ、あの・・・」
律「あー」
梓「何?」
律「言いたいことはわかった」
梓「本当!?じゃ、じゃあ」
律「駄目。梓が自分の言葉で言ってくれなきゃしてやんない」
梓「むー!」
律「ほら、膨れてないで言ってみ?」
梓「・・・手///」サッ
律「お前、その言い方ずるいぞ?・・・全く」ギュッ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:47:04.82 ID:sOxmnulQ0
やべぇさっきからずっと顔がニヤけてる
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:50:15.81 ID:nCzjAYVl0
梓「そんなこと言いながらも繋いでくれるんじゃん・・・///」
律「まぁ私は優しいからな」
梓「自分で言っちゃった」
律「手、離そうか?」
梓「ごめん、嘘。だから離さないで」
律「だからー、お前さっきから必死すぎだって」アハハ
梓「うー・・・またからかわれた・・・」
律「・・・」
梓「・・・(会話がないと気まずいなぁ)」チラッ
律「ん?」
梓「・・・(やばい、手が汗ばんできた)」
律「どうしたんだ?」
梓「な、なんでもないよ。早く行こう?」
律「いや、アイス屋着いたけど」
梓「」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:53:51.47 ID:nCzjAYVl0
律「お前、具合でも悪いのか?」
梓「ち、違うよ」
律「そうか?」
梓「そうだって。ちょっとテンパってただけだもん」
律「お、おい・・・///」
梓「あ゛」
律「お前、正直すぎるだろ・・・///」
梓「うぅっ・・・///」
律「え、えっと、何食べる?」
梓「私、ストロベリーがいいな」
律「そっか。おっちゃーん!ストロベリーとチョコチップ一個ずつちょうだーい!」
おっちゃん「へいよー」
梓「あ、チョコチップもよかったな」
律「私もストロベリー食べたいからあとで交換しようぜ!」
梓「う、うん///」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:57:08.26 ID:nCzjAYVl0
おっちゃん「おまちどーさま。500円ね」
律「へーい」チャリン
梓「え、私の分の代金は」
律「いーから」
梓「へ?」
律「お前が言ったんだろ?今日は私が梓を甘やかす日なんだろ?」
梓「え、でも」
律「いいってば。私がそうしたいんだから」
梓「う、うん・・・へへ///」
律「よしよし」ナデナデ
おっちゃん「おい、あんまりイチャつくなよーここにあるアイスが全部溶けちまうだろー?」アハハハ
律「あーごめんごめん」アハハハ
梓「むぅ・・・///」
律「・・・っと。そんじゃ、あのベンチで食べるか」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 01:58:23.58 ID:sOxmnulQ0
支援
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:00:18.68 ID:nCzjAYVl0
律「・・・」パクパク
梓「・・・」ペロペロ
律「なぁ、一口くれ」
梓「あ、うん。はい」スッ
律「んじゃこれチョコチップな」スッ
梓「うん。ありがと」
律「なぁ」
梓「何?」
律「梓、さっきここ舐めてたよな?」
梓「へ?うん」
律「それじゃ私もここ舐めようっと」
梓「え!?///ちょっと!やめてくださいよ!///」
律「ありゃー?敬語に戻っちゃってるぞー?」
梓「うっ///」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:00:41.42 ID:IzBYeSKJ0
俺の好きな匂いだ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:03:02.08 ID:gaH+nVIb0
何という良スレ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:03:19.70 ID:nCzjAYVl0
律「そんじゃ、いただきまー」
梓「待った!」
律「もー、なんだよー?」
梓「律には私が食べさせてあげるよ!」
律「いらない」
梓「なんで!?」
律「私が梓に食べさせるのは構わないけど、逆はちょっとな・・・」
梓「うー・・・でもこのままだと、私が舐めたところ舐めるでしょ?」
律「うん、当たり前じゃん」
梓「なんで・・・?」
律「梓のリアクションが楽しいから」
梓「鬼」
律「なんとでも言え」ペロッ
梓「あー!!!///」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:04:10.92 ID:nCzjAYVl0
律「んー、美味しいなー」
梓「そうですか、じゃあ」
律「梓の舐めたあと」
梓「ぶっ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:04:30.59 ID:nCzjAYVl0
間違えた(´・ω・`)
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:07:06.58 ID:nCzjAYVl0
律「んー、美味しいなー」
梓「そうですか、じゃあ」
律「梓の舐めたあと」
梓「ぶっ!?///」
梓「な、なんでそういう言い方するんですか!!///」
律「だって事実だし」
梓「それは、ストロベリーが美味しいんであって私の舐めたあとは」
律「いいや、どっちも美味しいぜー」
梓「ばっ、ばーかばーか」
律「さっきからホント必死だな、お前」
梓「いいもん。私も律が食べたあと食べるもん」
律「あれー?いいのかー?」
梓「な、何が?」
律「あーんってして欲しくないのかー?」ニシシ
梓「ぐっ・・・」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:10:31.92 ID:nCzjAYVl0
律「いや、別にいいんだけどなー?梓の好きなように食べればいいと思うしー?」
梓「うぐぐぐっ・・・!」
律「私としては梓がどっちを選んでも構わないっていうかー?」ニシシ
梓「りつ!」
律「んー?」
梓「・・・あーんってして」
律「へへっ、了解」
梓「むー///」
律「ほら、あーん」
梓「あ、あーん・・・///」パクッ
律「美味しいかー?」
梓「んー・・・」ムグムグ
律「どう?」
梓「ん、美味しい」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:15:58.99 ID:nCzjAYVl0
律「もう一口食べる?」
梓「い、いいの?」
律「あぁ、あんまり美味しそうに食べるからなー。食べさせがいがあるぜ」
梓「そ、そう・・・///(よし、とびっきり美味しそうに食べてやる)」
律「はい、あーん」
梓「あーん」パクッ
律「あーもう、可愛いな」
梓「げほっ!?」
律「おい!?どうした!?」
梓「ちょっ・・・り、つっ・・・!」ゲッホゲッホ!!
律「器官に入ったのか?大丈夫か?」
梓「げほっ、ん。だ、大丈夫」ゼェハァ・・・
律「全く、いきなりどうしたんだよ」
梓「いや、ちょっとね・・・(律先輩が変なこと言うからだよ)」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:18:57.54 ID:nCzjAYVl0
律「こぼしたりしてないか?」
梓「えーと、うん。多分大丈夫」
律「そっか、ならいいんだ」
梓「うん、制服に付いたらめんどくさいもんね」
律「だなー・・・って、おい」
梓「ん?」
律「ほっぺ」
梓「ほっぺ?」
律「ついてるぞ」
梓「え、嘘。どっち?」
律「私から見て右の方」
梓「そ、そっか・・・///」
律「全く、しょうがないなー。私が舐めて」
梓「っと」フキフキ
律「って、何してんの!?もったいない!!」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:21:19.14 ID:0DjDUNyP0
ζ ,
_ ノ
( ( (. )
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i ヾ<:;_ _,.ン |
l  ̄...:;:彡|
} . . ...::::;:;;;;;彡{
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76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:22:56.18 ID:nCzjAYVl0
梓「うん?」
律「あ、いや、なんでもない。うん、取れた取れた」
梓(普通なら舐めてって言う流れなんだろうケド・・・)
律(普通ここは私に舐めさせるだろ!)
梓(そんなことしたら恥ず死する)
律(チキショー、もったいない)
梓「残りの分も食べちゃおうか」ペロペロ
律「ん、だな」パクパク
梓「・・・」
律「・・・」
梓「・・・ったー」
律「ん?どうした?」
梓「頭痛くなった・・・」
律「急いで食べるからだぞー?」
梓「うーいったー・・・」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:26:05.57 ID:nCzjAYVl0
律「っていうか」
梓「何?」
律「なんで急いで食べてんだよ」
梓「なんでって、溶けちゃうと面倒だし・・・」
律「ふーん」
梓「え・・・?(何で先輩、機嫌悪そうなの?)」
律「それならいいんだけど」
梓「りつ・・・?」
律「なんだよ」
梓「なんか、機嫌悪くない?」
律「べっつにー」
梓「絶対機嫌悪いよ」
律「そんなことないって。よし、私も食べ終わったからとっとと帰ろうぜ」
梓「え、ちょっと待ってよ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:29:47.09 ID:nCzjAYVl0
律「なんだよ」
梓「ちゃんと説明してよ」
律「・・・」
梓「・・・?」
律「お前から私に甘えたいって言ったんだぞ?」
梓「う、うん」
律「なんでさっき自分でやっちゃったんだよ」
梓「さっきって・・・?あ、もしかしてほっぺについたアイスのこと?」
律「うん」
梓「そ、それは・・・(言えない、恥ずかしくて甘え切れなかったなんて言えない)」
律「なんだよ」
梓「別に、なんで?自分で拭いちゃ駄目だった?」
律「だ、駄目じゃないけど・・・」
梓「でしょ?何も問題ないでしょ?」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:30:30.82 ID:sOxmnulQ0
こ、これは……
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:33:41.05 ID:nCzjAYVl0
律「・・・」
梓「・・・ったの」
律「ん?」
梓「恥ずかしかったの・・・」
律「え」
梓「ほっぺに付いてるの舐めて、なんて恥ずかしくて言えなかった・・・(っていうのもすごい恥ずかしいんだけど!)」
律「お前・・・」
梓「何?」
律「今日の梓の一番恥ずかしい発言は『甘えていいですか?』だと思うけど」
梓「うっ・・・///」
律「今更そんなところで恥ずかしがるなよ・・・」
梓「わ、私は舐めてってお願いする方が恥ずかしかったの!///」
律「ま、そういうことならいいんだけど」フフン
梓「もしかして、それで機嫌悪かったの?」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:34:54.63 ID:kFj3YgZrO
紬さんがアップのし過ぎで倒れました
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:38:55.43 ID:nCzjAYVl0
律「ん、ま、まぁな・・・///」
律「だって、甘えてくるって言うくせに肝心なところで甘えてこないし、急いでアイス食べて帰ろうとするし・・・」
梓「ちょっと待って、誤解だってば」
律「ホントかよ」
梓「は?なんで?信じられないの?」
律「うん。証拠は?」
梓「いきなり小学生みたいなこと言わないでよ」
律「しょーこーしょーこー」
梓「やめて、それあさはらっぽいからやめて」
律「なんだよ、やっぱ誤解なんかじゃなかったんだな」
梓「だからどうしてそうなるの。っていうか律だって最初嫌がってたじゃん」
律「嫌がってねぇよ、ちょっと戸惑っただけだっつの」
梓「それこそ証拠を見せて欲しいんだけど」
律「はぁ?私嘘ついてないし」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:46:50.99 ID:nCzjAYVl0
梓「どうだか」
律「なんだよ、ふざけんな。梓だって証拠ないくせに」
梓「うるさい。そんなことばっかり言ってるとチューするよ?」
律「うっせ。やれるもんならやってみろ、舌入れてやる」
梓「・・・///」
律「・・・///]
梓「か、帰りますか・・・///」
律「ん、だな・・・///」
タッタッタッ
唯「おじさーん!アイスくださいなー♪」
憂「もうお姉ちゃんたら、どれ食べるか決めてからお願いしないとー」ウフフ
おっちゃん「悪ぃなお嬢ちゃん。アイス・・・全部溶けちまった・・・」
唯憂「」
おわり
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:47:17.21 ID:nCzjAYVl0
お前らもう寝ろ
おやすみ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:49:35.41 ID:Os3O3N+60
乙
とてもよかった
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:51:48.54 ID:gaH+nVIb0
寝る前に良いもん読ませてもらった。
乙
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 02:52:23.14 ID:0DjDUNyP0
/ ̄ ̄ ̄フ\ _ ノ^)
// ̄フ / \ .//\ ./ /
// ∠/ ___\___ __// \ / (___
// ̄ ̄ ̄フ /_ .//_ //_ / \./ (_(__)
// ̄フ / ̄//////////// | (_(__)
/∠_/./ ./∠///∠///∠// ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/ (´ー` ( ( (_(___)
\ \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \ _ /⌒ `´ 人___ソ
\ \ \フ / ̄\ \ .//\ //\ / 人 l 彡ノ \
\ _ \//___\/∠_ // < Y ヽ ヽ (. \
//\///_ //_ /// 人├'" ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// //.////////∠/ ヽ-i ヽ__ ヽ
/∠_//./∠///∠// .\\ `リノ ヽ |\ ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\ c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/05(月) 10:20:23.51 ID:WA9frOUv0
キャラの可愛さが再発見できるSSは大好物です
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