HEADLINE

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- | CM(-) | スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鈴「じゃあ、あたしも家の掃除手伝ってあげるわよ」

2011/04/27 22:44 | CM(3) | IS SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 20:57:12.77 ID:U3Z4pAXI0
 ― 一年二組 教室 ―

一夏「あ、ごめん、ちょっといいかな?」

モブ子「お、織斑君!?  ・・・わ、私に何か用かな?」ドキドキ

一夏「鈴・・・、凰を呼んでくれないか」

モブ子「ああ・・・うん、いいよ」ガッカリ

モブ子「あ、ねえ、織斑君! ISの乗り方を教えてくれないかな?」マケナイ!

一夏「それは構わないけど・・・、鈴のほうが上手いんじゃないのか?」

モブ子「凰さんは・・・、レベルが高すぎるんだよ。 その点、織斑君はね」

一夏「わかった。 じゃあ都合のいい時を言ってくれ」

モブ子「約束だよ! 凰さ~ん、織斑君が呼んでるよー」

モブ子「じゃあまたね! 織斑君!」ピョコピョコ

一夏「・・・」ジー

鈴「何あんた、あたしを呼びに来て他の女口説いてんの?」


2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 20:58:47.89 ID:U3Z4pAXI0
シャルル「・・・じゃあひとつだけ言うこと聞くよ」
一夏「セシリアの飛び方が一番綺麗だよな」
ラウラ「明日22日は”夫婦の日”だそうだ」
鈴「もう地球があんなに遠いよ」
ラウラ「よし、私が一夏の姉になってやろう」
千冬「一夏、すまない」

こういうのを書いたものです
そういう前提でよろしくおねがいします
少しの時間、お付き合いください

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:01:42.15 ID:U3Z4pAXI0
一夏「いや、あの子の髪さ。 前の鈴くらいだなーって」

鈴「んー・・・? ああ、そうかもね」

一夏「髪って随分伸びるものなんだな」サラリ

鈴「うひゃっ! きゅ、急に触んないでよ!」

一夏「あ、すまん」

鈴「べ、別にいいんだけどね・・・。 言ってからにしてよね」ドキドキ

鈴「で、何の用なのよ」

一夏「ああ、昼飯一緒に食わないかなーって誘いにきたんだ」

鈴「え? き、気が利くじゃない」

一夏「みんな先に言ってるぞ」

鈴「ああそう・・・」ズーン

鈴(なんとか二人っきりになれないもんかしらね・・・)

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:06:38.30 ID:U3Z4pAXI0
 ― 織斑一夏 寮室 ―

鈴「いーちかーいるー?(コンコン)入るわよー(ガチャ)何見てんの?(トコトコ)」

一夏「・・・こっちは返答もしてないんだが」

鈴「いいじゃない、そんなの。 何見てんのー?」ノシカカリ

一夏「アルバムだよ・・・って、ひっつくな!」

鈴「いーいーじゃーなーいー(ユサユサ)。 昔はずっとこんなだったでしょー(ユサユサ)」

一夏「・・・胸が当たってるんだよー」

鈴「!」バッ

鈴「・・・いつも小さいとか言うくせに・・・」モジモジ

一夏(あれ? なんかこっちまで恥ずかしく)

鈴「・・・」モジモジ チラッ

一夏「」

鈴「・・・」モジモジ チラッ モジモジ チラッ

8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:09:31.92 ID:GczBVdeE0
全く、酢豚だけ作ってればいいものを…

9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:11:47.35 ID:U3Z4pAXI0
一夏「ほら、この写真とかさ」

鈴「お、あたしじゃん」

一夏「髪の長さ、昼に言ったくらいだろ」

鈴「そうねー」

一夏「・・・髪、触ってもいいか?」

鈴「えっ」

一夏「言ってただろ。 前もって言ってくれればって」

鈴「あ、ああ、言ったわね! ・・・ど、どうぞ?」

一夏「・・・」サラー

鈴「ふわぁ(///」

一夏「随分長いよなー、手入れとか大変だろ?」サラサラー

鈴「ま、まあね。 でも中国じゃ、髪が長いほどいいって雰囲気でねー」

鈴「切ってくれってお店で言っても『駄目ヨ! もったいないネ!』って、切ってくれないのよー」

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:15:50.53 ID:U3Z4pAXI0
一夏「そっかー」フンフン

鈴「な、何匂い嗅いでるのよ!(///」

一夏「いや、いい匂いだなーって」フンフンフン

鈴(一夏近い近い近い!)カチンコチン

一夏「・・・」サラサラー フンフンフン

鈴(どっ、どど、どうすりゃいいのこれ!)

鈴(もうほとんど抱きかかえられてるんですけどー!)

鈴「い、一夏・・・」ドキドキ

一夏「んー?」フンフン

鈴「も、もういいかな・・・」ドキドキドキ

一夏「んー・・・、あぁ、ありがとう」スッ

鈴(こ、心の準備なしでこれはきっついわー)ドッキン ドッキン

鈴(・・・あれ? もしかしてチャンスだった?)

鈴(で、でも・・・、ちょっと、あれ以上は無理・・・)ハフー・・・

11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:27:33.68 ID:U3Z4pAXI0
鈴「そ、それでなんでアルバム? 何あんたホームシック?」

一夏「家に誰もいないのに、ホームシックになるわけないだろ」

一夏「IS関係の本が増えて、本棚がいっぱいになったんだ」

一夏「それで、アルバムを置きに帰ろうかなって」

鈴「ふんふん」

一夏「家の掃除もするからな、ついでに」

鈴「なるほどー」

鈴「じゃあ、あたしも家の掃除手伝ってあげるわよ」

一夏「え、いや、いいよそんなの」

鈴「いいからいいから」

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:37:58.80 ID:U3Z4pAXI0
鈴「あと、アルバム持ち帰りはしなくていいわよ。 あたしが預かってあげるわ」

一夏「いいのか?」

鈴「あたしはあんたと違って、もう基礎の本は置いてないからね」

鈴「そ、それに・・・見たくなったら、いつでもあたしの部屋に来ればいいんじゃない?」ポッ

一夏「そうか! ありがとう!」パァー

鈴「・・・ま、いいけどね」ズーン

鈴(アルバムを預かる意味とか、考えてくれないかなー・・・)

一夏「どうした?」

鈴「なんでもないわよバカ!」

13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:44:14.28 ID:U3Z4pAXI0
鈴「じゃあ、日曜9時に校門前で待ってなさいよ!」

一夏「おう」

鈴「あ、そうだ・・・このこと、誰にも言っちゃダメよ!」

一夏「お、おう」

鈴「おやすみ! 夜更かしするんじゃないわよ!」

 ガチャ バタン

鈴「・・・ふふふ」ニヤニヤ

鈴(一夏の家!)

鈴「ふふふふふふ・・・」ニヤニヤ

鈴(しかも今度はふたりっきり!)

鈴「ふふふふふふふふふふふふ」ニヤニヤニヤ

14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:50:15.17 ID:U3Z4pAXI0
 ― 鈴音 寮室 ―

鈴「ただいまー!」ドバーン!

ティナ「」ビクッ

ティナ「お、おかえり」

鈴「んーふふふふ」ゴロゴロゴロギュウー

ティナ「また枕を絞殺するの?」

鈴「そうよねー」ゴロゴロゴロギュウー

ティナ「・・・また浮かれてる?」

鈴「そうよねー」ゴロゴロゴロギュウー

ティナ「やれやれ」

鈴「ティナ! あたしはやるわよ!」ギュウー

ティナ「はいはい、そうよねー」

15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 21:58:22.84 ID:U3Z4pAXI0
  ― 約束の日 校門前 ―

鈴「おっまたせー!」

一夏「おう、じゃあ行くか」

鈴「家に行く前に、買い物行くわよ! 買い物!」

一夏「何買うんだよ」

鈴「食器! あんたの家、中華料理用の食器が全然ないのよ!」

一夏「えー・・・。 家にある食器でいいんじゃないの?」

鈴「あんた・・・食器なめてる? スープ皿で味噌汁飲ませるわよ?」ギロ

一夏「す、すまん。 確かにそうだな」

鈴「分かればよろしい! さ、行くわよ!」グイグイ

一夏「へいへい」

17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:02:07.68 ID:ChT7e1Mq0
支援

18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:03:52.90 ID:U3Z4pAXI0
 ― 駅前 デパート ―

一夏「すごい人だな」

一夏「はぐれないように、手でも繋いでるか」スッ

鈴「! う・・・うん」ギュ

鈴(きょ、今日の一夏は気が利くわね・・・)

鈴(手・・・大きいな・・・。 昔はそんなことなかったのに)

鈴(やっぱり男の子・・・なんだよね)

一夏「どうかしたか?」

鈴「な、なんでもない! ・・・手、離さないでね」ギュウー

一夏「おう」ギュウー

19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:12:08.06 ID:U3Z4pAXI0
 ― 織斑一夏 自宅 ―

鈴「ただいまー!」ガチャ

一夏「・・・なんで俺より早く家に入るの」

鈴「ふふん」クルリ

鈴「あんたに、おかえりって言うためよ!」ドーン

一夏「!」

鈴「さ、ただいまって言ってごらんなさい?」

一夏「・・・ただいま」

鈴「はい、おかりなさい」ニコッ

一夏「・・・」ジーン

一夏「ありがとう」

鈴「どういたしまして!」

20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:19:39.28 ID:U3Z4pAXI0
鈴「キッチンはあたしに任せない!」

一夏「いや、勝手がわからんだろ」

鈴「他の部屋の方がわかんないわよ? それに、キッチンは嫁の城なんだから!」

一夏「いや嫁じゃないし」

鈴「い・い・か・ら! あんたは家中の窓を開ける! それから掃き掃除!」

一夏「お、おう、じゃあ頼むわ」

鈴「はい、いってらっしゃーい」フリフリ

鈴「・・・さて、と」

鈴「エプロン装着!」スチャッ

21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:26:29.29 ID:U3Z4pAXI0
鈴「見事に二人分の食器しかないわね・・・」

鈴「夫婦茶碗・・・、ま、ここまでは想定内よ」

鈴「ここにある食器達をどうにかすれば、きっと千冬さんが・・・」

鈴「・・・」ブルッ

鈴「だ、だからこそ、新しい食器でペアを作る!」スチャッ

鈴「とは言っても、千冬さんを仲間はずれにできないしねー」カチャカチャ

鈴「よし完了! 家族って感じねー?」ムフー

鈴「さて! 掃除もちゃっちゃとやっちゃうか!」

鈴「ふーんふふーんふーん♪」ゴシゴシ

22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:35:31.32 ID:U3Z4pAXI0
一夏「拭き掃除まで終わったぞー」ヒョイ

鈴「こっちも終わったわよー」

一夏「もう昼かー、昼飯どうしようか?」

鈴「ふっふっふ・・・」

一夏「ん?」

鈴「じゃーん! お弁当!」ジャーン

一夏「おぉ・・・!」

鈴「冷めても美味しい特製よ! お茶だけ淹れるから、座って待ってて!」

一夏「はーい」チョコン

鈴(正座して待ってる・・・。 ああもう可愛いわね!)キューン

23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:43:52.03 ID:U3Z4pAXI0
一夏「やっぱり鈴の料理は美味いな」モグモグ

鈴「がんばって練習したからねー。 ISの訓練もあったし、大変だったのよ」ドヤ

一夏「昔の鈴の酢豚って、野菜が生のままで、食ったらゴリゴリ音がしたよな」

鈴「つまんないことよく覚えてるわね・・・」

一夏「鈴が食わせてくれた酢豚だからな! そりゃ忘れないよ」

鈴「そ、そう・・・」

鈴(こういうことは覚えてるのに、なんで約束のことだけ・・・)ブスー

一夏「うまいうまい」バクバク

鈴(・・・ま、いいか)ニヘラ

一夏「しかしこんなに美味いなら、店とか出せるかな! 親父さんから暖簾分けしてもらって」

鈴「店・・・」

モヤンモヤーン(妄想スタート)

24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 22:55:45.24 ID:U3Z4pAXI0
 -とある中華料理店-

鈴『いらっしゃいませー!』

幼女『いぁっちゃーちぇー!』

客『あら、可愛い店員さんね。 娘さんかしら』

幼女『はい!』

客『まあまあ、えらいわねー』

一夏『おーい、炒飯上がったぞー』

鈴『あ、はーい!』

客『まあ、ステキな旦那さんね』

鈴・幼女『はい!』


26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:02:21.90 ID:U3Z4pAXI0
鈴「いいわね・・・、それいいわ!」ガタン

一夏「!」ビクッ

鈴(店の名前は父さんの店と同じでいいよね!)ムフフ

鈴(子供の名前は、・・・男なら一音・女なら鈴夏なんてどうかな!)キャー

鈴「一夏! あんた教えたげるから全部覚えなさい!」

一夏「え、お、おう」

鈴「あたしは~看板娘だから~厨房には立たないの~♪」クルクル

一夏「キッチンは城って言ってたのに・・・」

鈴「それはそれ~! これはこれ~!」クルクル

一夏「ああそう・・・」

27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:03:03.92 ID:nN8iC2VN0
実にいい

29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:08:08.51 ID:U3Z4pAXI0
鈴「それでは、午後の予定を発表します」

一夏「おー」パチパチ

鈴「あたしは玄関と家の前を掃くからー、一夏は庭をお願い」

一夏「おう」

鈴「雑草は根っこから抜くこと!」

一夏「わかってるよー」

―――――――――――――――

―――――――――――――――――

鈴「ふんふんふーん」サッサカサー

鈴「むっ」

 表札『織 斑  千 冬
         一 夏』

鈴「ふむ・・・」

30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:12:56.21 ID:U3Z4pAXI0
 きゅっきゅっ

 表札『織 斑  千 冬
         一 夏
         鈴 音』

鈴「ほほう」ニヤリ

鈴「なんてね! なんてね!」フキフキ

鈴「れ~れれ~のれ~~♪」サッサカサー

弾「・・・何やってんの」

鈴「!?」ビクッ

弾「エプロンまでして・・・、どこの奥様かと思ったよ」

31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:15:58.97 ID:pqyM8K+z0
あれ…可愛い…?

33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:21:32.90 ID:U3Z4pAXI0
鈴「弾! な、なんであんたが!」

弾「いや・・・一夏が帰るって連絡あったから来たんだが・・・」

弾「面白いことしてたね」ニヤリ

鈴「み、見たのね・・・」

弾「おう」

鈴「よし、殺すか」

弾「いえ! 何も見てません!」

鈴「よし」

鈴「手伝いは、あたしがやってんの。 あんたいらないわよ!」シッシッ

弾「そうみたいだな。 ・・・それに」

弾「馬に蹴られたくもないしな」ニヤリ

鈴「ぐっ・・・」カァー!

34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:26:49.51 ID:U3Z4pAXI0
弾「今日は帰るか・・・と、その前に」

鈴「・・・何よ」

弾「蘭がな、IS学園受験するってよ」

鈴「一夏から聞いたわ」

弾「なんでIS学園か、お前なら分かってるんだろ?」

鈴「・・・」

弾「あいつ、本気みたいなんだよな」

鈴「・・・そんなこと、ずっと前から分かってるわよ」

弾「俺は一応、あいつの兄だからな。 あいつが本気なら、あいつを応援するよ」

弾「じゃあなー」シュピッ

鈴「・・・こっちだって本気なんだから」

鈴「負けるかーー!」ゴォォォ!

35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:32:22.07 ID:U3Z4pAXI0
一夏「草むしり終わったぞー」

鈴「おつかれさまー」

一夏「一休みしたら、帰るか」

鈴「おやつあるわよー。 杏仁豆腐!」

一夏「おお」

鈴「これをフルーツみつまめの缶詰と合わせますと・・・フルーツみつまめ杏仁豆腐の完成!」ジャーン

一夏「名前長ぇ!」

鈴「さ、どうぞ!」

一夏「いただきまーす」

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:40:32.31 ID:U3Z4pAXI0
一夏「手伝ってくれたおかげで早く終わったよ。 ありがとうな」

鈴「このくらい、大したことないわよ」

一夏「それでもなー、やっぱり何かお礼をしたいな」

鈴「別にいいんだけどねー、あんたそういうところ律儀よね」

鈴「うーん・・・。 じゃあさ、このフルーツみつまめ杏仁豆腐を食べさせて!」

一夏「名前長ぇ! ・・・そんなことでいいのか?」

鈴「大したことない事のお礼は、大したことない事でないとダメでしょ」

一夏「鈴がそう言うなら、それでいいぞ。 じゃあ・・・」ハイ、アーン

鈴「はいストップー」

一夏「ん? なんだよ」

鈴「よいしょっと」ポスン

一夏「・・・なんで俺の膝に乗るの」

38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:51:23.95 ID:U3Z4pAXI0
一夏「・・・あの」

鈴「あ~ん」アーン

一夏「いやこれは」

鈴「あ~~~ん」パタパタ

一夏「・・・いいけどね」ハイ、アーン

鈴「あんむ・・・、次! あ~~ん」アーン

一夏「・・・」ハイ、アーン

鈴「なんかこういうのって・・・こ、恋人みたい?」ポッ

一夏「俺は、雛鳥に餌を運ぶ親鳥の気分だよ」

鈴「なんですってぇ?」ギヌロ

一夏「なんでもないです。 はいあ~ん」ハイ、アーン

鈴「あ~ん」アーン

鈴(いいわ、これ・・・、ああもう顔が緩んで止まらないわ!)ニヤニヤ

40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/08(金) 23:59:19.18 ID:U3Z4pAXI0
鈴「食器も片付いたわよー」

一夏「んじゃ帰るか」

鈴「そうね、そろそろ戻らないと夕食に間に合わないわ」

一夏「忘れ物ないかー?」

鈴「ないわよー」

一夏「なんでこういう質問の時って語尾が伸びるんだろうな」

鈴「返事も伸びるからいいんじゃない」

一夏「それもそうだな」

鈴「あ、納得したの」

42 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2011/04/09(土) 00:02:46.33 ID:2cdI0kr2Q
超俺特紫煙

43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:07:51.26 ID:eBPKbFUW0
鈴「じゃあ先に出てね」

一夏「おう」

一夏「いってきます」

鈴「はい、いってらっしゃーい」フリフリ

一夏「・・・」ジーン

一夏「なんかいいな、こういうの」

鈴「いつでもやったげるわよ! だから家に帰る時はちゃんとあたしに言うのよ!」

一夏「おう」

一夏「よろしくおねがいします」ペコリ

鈴「まかせときなさい!」ウムウム

44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:14:39.35 ID:eBPKbFUW0
鈴「ゆうやーけこやけーーのぉー あかとぉんぼぉー」テクテク

一夏「・・・」テクテク

鈴「・・・」テクテク

鈴「ゆうやーけ」

一夏「続きは!?」

鈴「知らないわよ?」

一夏「なんでだよ」

鈴「あんたが昔っから、ここしか歌わないからよ!」

一夏「そ、そうだっけか? ・・・確かに続き知らない」

鈴「中国に帰っても、夕焼け見るたびに思い出してたのよ」

一夏「・・・」

鈴「でも、あんただけ、いなくて・・・」ジワ

一夏「・・・もうこれからは、ずっと一緒だろ?」テツナギ

鈴「・・・絶対だからね」ギュ

47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:25:15.92 ID:eBPKbFUW0
鈴「一夏、あたしがいなくなって・・・寂しかった?」

一夏「そりゃね」

鈴「そっか・・・そうよね」

一夏「・・・おう」

鈴「でもね、きっとあたしのほうが寂しかったと思うわよ」

一夏「いやいや、俺のほうが」

鈴「あたしよー」

一夏「俺だってばー」

 ゼッタイゼッタイ,アタシナンダカラー イーヤ,オレダネ! ナンデヨー ダッテサー

鈴(もう絶対、離れないからね! 覚悟しなさいよ、一夏!)ムフー

48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:30:47.76 ID:eBPKbFUW0
 ― 食堂 ―

シャル「あ、一夏ぁー、こっちこっち」

一夏「おう」

ラウラ「今日はどこにいたのだ? 電話も繋がらなかったぞ。 ・・・浮気か?」

一夏「ああ、電話の電池切れてたな。 家に帰ってたんだよ」

シャル「一夏さんのお家ですか? 何かありましたの?」

一夏「いやぁ、ちょっと掃除にね」

箒「そういうことなら、私に言え。 幼馴染として手伝ってやる」

鈴「残念! あたしが手伝うことになってるのよ!」ヒョコッ

箒「な、なんだと!」ガタッ

鈴「幼馴染って言うなら、あたしもそうよね? まぁそういうのは関係なく、あたしは手伝うけどね」ドヤ

箒「ぐ、ぐぬぬ・・・」

50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:34:52.79 ID:eBPKbFUW0
セシリア「そ、それでも皆でやれば効率が」

シャル「うんうん、そうだよ!」

一夏「そんな大したことじゃないんだって」

一夏「もともと、俺一人で済む用事だしな」

鈴「そうそう」コクコク

鈴「一夏のことは」

鈴「あたしに、任せておきなさい!」

51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:35:32.38 ID:eBPKbFUW0

          ___      -‐z _
        ヽ__>ァ'´  /: : : : : :`: .
          f´: : : : : }∠ イ:/: : : : : : : : :\
        __| : : : /⌒Y : :/ : : :/: : / j: : : : :ヽ
        | j: : : :`ヽ / |: :/ : : :/!: :/イ | : : : : : '.
        |/ : : : // ./!/!: : ;厶{_/_ |:リ.: : : : : : ;  「ねっ、一夏!」
      /′: : :f´  厶| :|: :/_,仏、 `lメ!: : : : ; : .:
.       `7: : : : /|  / r | :| {「rヘ圦ヽ! |: : : :/: : :i
       / : : : /: |_,人 l(|八 | ゞソ   ノイメ、: : :!
     / : : : / : :/‐vヘ_| : : |" _   ´ =ミY: : :/:|
   / : : : /: >''⌒ヾト | : : |/`^ヽ、 ' ,.ィ|: :{/ハ!
.  / : : K´ : /,     !ト| : :八  ノ  人 :/V|  }
  i : : /| `ヾ l      !|l|: ∧ーz:一う´: : :/  ′/
  |: :/ ||   ||\  |l|: i }/:/ { {: : : :/
  |:/ /||   || 、 \ | l|: |/l}/}ノ| |: : :/ ⌒☆
  |! /: l|   ||  ヽ ヽ!/|:/ (`Yニヽ/
    i: : lト、   《     Y/ミxイ::`{r─ }
    |: : :ゝ`ヽ リ     〃「`ヾ::ヘl!ノ´ハ



おわり

52 ◆bommVHCpxo :2011/04/09(土) 00:36:40.25 ID:eBPKbFUW0
おわりました
ダラダラさせるなら、きっと鈴ちゃんが一番相性良いだろうと思います
熟考しない的な意味で
料理得意っぽい描写もあるけど、調理で使える厚さで野菜の皮剥いちゃうとか、どっちなんでしょ

お付き合いありがとうございました!

53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:36:43.39 ID:2lV/9kN/O
鈴はぁはぁ
>>1

54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:38:17.32 ID:nro3Anny0

今日はいい夢見れそうだ

55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 00:41:58.59 ID:dimk+D0BO
乙です
鈴かわいいよ鈴

60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/09(土) 01:06:13.69 ID:JG6j6c3pO
素晴らしいスレだった

IS (インフィニット・ストラトス) ラバーストラップ リン
ペンギンパレード (2011-07-01)
売り上げランキング: 400
関連記事
2011/04/27 22:44 | CM(3) | IS SS
    コメント一覧
  1. 774@いんばりあん [ 2011/04/28 00:35 ]
  2. 鈴が可愛い…だと
  3. 774@いんばりあん [ 2011/04/28 01:05 ]
  4. >>米1
    鈴は可愛いだろ。
    他は可愛すぎてヤバイだけだ。
  5. 774@いんばりあん [ 2011/05/08 01:07 ]
  6. かわいい鈴が見れて満足
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

インバリアントへようこそ
インバリアント -SSまとめサイト-
管理人:こばりあんと



  • About
  • 記事一覧
  • Twitter
  • まとめ依頼
  • ランダム SS
カテゴリ
アーカイブス

2018年 02月 (25)
2018年 01月 (7)
2017年 12月 (3)
2017年 11月 (22)
2017年 10月 (11)
2017年 09月 (2)
2017年 08月 (161)
2017年 07月 (180)
2017年 06月 (139)
2017年 05月 (311)
2017年 04月 (157)
2016年 02月 (1)
2015年 12月 (1)
2015年 05月 (261)
2015年 04月 (295)
2015年 03月 (305)
2015年 02月 (259)
2015年 01月 (283)
2014年 12月 (275)
2014年 11月 (287)
2014年 10月 (285)
2014年 09月 (262)
2014年 08月 (264)
2014年 07月 (262)
2014年 06月 (223)
2014年 05月 (218)
2014年 04月 (209)
2014年 03月 (185)
2014年 02月 (172)
2014年 01月 (191)
2013年 12月 (184)
2013年 11月 (183)
2013年 10月 (180)
2013年 09月 (153)
2013年 08月 (141)
2013年 07月 (154)
2013年 06月 (146)
2013年 05月 (152)
2013年 04月 (148)
2013年 03月 (130)
2013年 02月 (111)
2013年 01月 (123)
2012年 12月 (127)
2012年 11月 (120)
2012年 10月 (127)
2012年 09月 (117)
2012年 08月 (120)
2012年 07月 (122)
2012年 06月 (116)
2012年 05月 (122)
2012年 04月 (121)
2012年 03月 (123)
2012年 02月 (116)
2012年 01月 (122)
2011年 12月 (118)
2011年 11月 (113)
2011年 10月 (119)
2011年 09月 (110)
2011年 08月 (118)
2011年 07月 (118)
2011年 06月 (118)
2011年 05月 (123)
2011年 04月 (124)
2011年 03月 (117)
2011年 02月 (95)
2011年 01月 (109)
2010年 12月 (119)
2010年 11月 (110)
2010年 10月 (120)
2010年 09月 (74)
2010年 08月 (87)
2010年 07月 (113)
2010年 06月 (72)
2010年 05月 (67)
2010年 04月 (3)

SS検索
Ads
最新記事
Ads2
人気SSランキング