1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:18:10.48 ID:PWuyerNA0
ID:wN+3dOZ60
杏子「できれば家に行っていちゃいちゃできるくらい仲良くなりたい」
杏子「けど、仲良くなるにはどうしたらいいんだ…?」
杏子「選択肢はいくつかある」
杏子「食べ物をあげるとか。この場合、何をあげればいいのかも問題だなー。
食べ物以外にもなんかあげたりするといいって言うけど、あたしにはいまいちピンとこねぇ」
(指定なしの場合、下一桁の秒数が偶数でたいやき、奇数で林檎、0だとうんまい棒を渡します)
杏子「どっかに誘うとかもありかもな。ゲーセンくらいしかあたしは知らないけど」
(指定なしの場合、強制でゲーセンになります)
杏子「外堀から埋めるってのもありだな。ただ、仲良くする相手は選ばねぇと逆に嫌われるかもな…」
杏子「さて、まずはどうやって仲良くなろうか」
>>3
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:21:10.46 ID:uXh4A+/I0
殴り合い
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:23:34.11 ID:uMUOcRka0
どこの少年マンガだよwww
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:26:25.07 ID:wN+3dOZ60
杏子「まずはさやかを見つけないとだなー…ってあれ、さやかじゃん」
杏子「また使い魔なんて追ってんのかよ!」
さやか「げっ、なによ…悪い?」
杏子「別に悪いとはまだ言ってないだろ」
さやか「じゃあどうしたって言うのよ」
杏子「うん。文句はいわねーけど、とりあえず一発だけ殴らせろ」
さやか「はぁ!?頭おかしいんじゃないの!?」
杏子「うるせー!あたしの言うことひとつくらい聞いてくれたっていいじゃねーかよー!」
さやか「どうしようとあたしの勝手じゃないの!黙っててよ!」
ボコスカギャーギャー
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:30:16.15 ID:wN+3dOZ60
さやか「ああ…無駄な殴り合いしてたら、使い魔逃がしちゃった…」
杏子「へへ、もう追うような体力残ってねーだろ」
さやか「あれだけ殴りあって、ぴんぴんしてる方がおかしいのよ…」
杏子「まぁまぁ、無理すんなって」
杏子「逃がした分はあたしが退治しといてやるさ」
さやか「え?どういう風の吹き回しよ?」
杏子「さりげない優しさアピールかな。じゃ、またな」
さやか「ちょっと…!あ、もう行っちゃった」
さやか「…ありがたいし、嬉しいんだけど、なんかむかつく。逃がしたのあいつのせいだし」
さやか「ソウルジェムが濁らなかったのは、ありがたい、かな」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:32:19.81 ID:wN+3dOZ60
杏子「無駄な魔力を使ってしまった」
杏子「でも、好感度はちょっとだけ上がったと思う」
杏子「まだまだ先は長いから、こっちの魔力も温存しておきたいところだけどな」
杏子「さて、次はどんな行動をしようか」
>>12
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:33:44.02 ID:w+ixpAa20
遊戯王?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:34:15.00 ID:t3Ht6/CS0
肩車
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:39:27.43 ID:wN+3dOZ60
杏子「お、いたいた。おい、さやかー」
さやか「あ。杏子、ちょうどいいところに」
杏子「なんだよ?使い魔ならちゃんと退治したぞ」
さやか「え?本当に?」
杏子「…信用してなかったのかよ」
さやか「できないっての。でさ、ちょっとした頼み事があるんだけど」
杏子「頼み事?唐突に図々しくないかお前?」
さやか「うるさい。あんたしかいないんだから」
杏子「ふーん、あたしだけ、ね…どんな頼み事だよ?」
さやか「あそこの木に引っ掛かってる風船、取れない?」
杏子「あ?変身でもしない限りありゃ無理だろ。枝が細すぎて登れない」
さやか「だよねぇ…」
杏子「あれってさやかのか?」
さやか「ううん。あそこで泣いてる子の」
杏子「また正義の味方やってんのかよ…」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:43:58.19 ID:wN+3dOZ60
さやか「人助けはいいことじゃない」
杏子「はいはい。ま、魔力使わねーことだったら手伝うのも悪かないけどさ」
さやか「本当?ありがとう!」
杏子「お、おう。あの風船取るにはそうだな…さやか、ちょっと下半身貸せ」
さやか「見直したあたしがバカだった!死ね!」
杏子「何勘違いしてんだお前は!肩車すんだよ!」
さやか「あ、なーんだ。そっか。えへ、えへへ…」
杏子「ったく…ほら、下になるから乗れ」
さやか「ん…」
杏子「さやか重い…」
さやか「重いゆーな!んっ、くっ、取れた!」
杏子「…それはよかった。早く降りろ、限界くるから」
さやか「あんたから提案しといて、力尽きるの早すぎ。この眺めすごいいいのに」
杏子「うるせぇ!早く降りろー!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:47:02.46 ID:wN+3dOZ60
杏子「うわああああああああ、さやかのふとももおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
杏子「なんだ、あれ!あの役得!」
杏子「使い魔退治のご褒美かよ!」
杏子「あんな人助けならいくらでもしてやる!」
杏子「でも、今はうまくいってても、予想外の事態でおしゃかになることを忘れちゃいけねー」
杏子「好感度を上げるには、堅実に行くのが大事だぞ!」
>>20
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:52:39.71 ID:uMUOcRka0
ゲーセン
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 18:57:26.21 ID:wN+3dOZ60
杏子「さやかー、ゲーセン行こうぜ」
さやか「いいわよ」
杏子「なんかあっさりと了解したな」
さやか「さっきは助けてもらったしね」
杏子「へぇ、人助けはするもんだな」
さやか「そうよ。たくさんしなさい」
杏子「だが断る。あたしは自分のために行動してるし」
さやか「情けは人の為ならずって言葉知らないの?」
杏子「バカにすんな。知ってるに決まってんだろ。言うからには、当然なんか返してくれるんだよな?」
さやか「いいわよ」
杏子「ほら、何も返ってこな…ってはぁ!?」
さやか「ゲーセンでなんかおごったげる」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:02:38.05 ID:wN+3dOZ60
杏子「…それならいいよ。別にゲーセン代欲しくて手伝ったわけじゃねーし」
さやか「遠慮しなくていいから!あたしだっておごりたくてあんたに声かけられたわけじゃないの!」
杏子「こっちから声かけたんだから、こっちが払うもんだろ普通は!」
さやか「お金ないでしょあんたはさー!」
杏子「ゲーセン通えるくらいは持ってるってーの!」
さやか「ええい、いいからおごられなさい!」
杏子「断固拒否してやる!」
さやか「人の好意は素直に受け取りなさいってば!」
杏子「好意ってなんだこういって!あたしはそんなもん受け取らねー!」
さやか「あーもう埒が明かないわね!あのゲームで勝負しなさいよ!あたしが先にお金出すから!」
杏子「望むところだ!次はあたしが出すからな!」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:05:15.50 ID:wN+3dOZ60
杏子「結局、なんだかんだでワンゲーム多くおごられてしまった…」
杏子「それでも、さやかはだいぶ心を開いてくれるようになった気がする」
杏子「最初は、げっとか言われてたのにな」
杏子「やっぱり行いか?やることが問題なのか?」
杏子「ここまでうまく行ってると、ちょっとだけ心配になってくるけどな…」
>>25
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:06:49.59 ID:6k8zo6L+0
一緒にお昼ごはん
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:12:46.23 ID:wN+3dOZ60
杏子「さやか、昼飯食おうぜ!」
さやか「んー、あんたのおかず次第」
杏子「ちゃんと言える方法で手に入れたポテチが昼飯」
さやか「ジャンクじゃない!それは昼ご飯じゃなくておやつ!」
杏子「まともな昼飯とか食った覚えもあんまりねーし。別にいいじゃん」
さやか「よくない!一緒に食べるこっちが恥ずかしいでしょ!」
杏子「なんか、さやかがだんだん世話焼きになってる気がするんだけど…」
さやか「あんたが世話焼かせるようなこと言うからじゃない!」
さやか「あーもう、ほっとけないなぁ…」
杏子「え?」
さやか「ご飯作ってあげるから、夜はあたしんちに来ること!」
杏子「お、親がいるだろお前は!」
さやか「都合よくいないから心配しないの!」
杏子「どんなご都合主義だよそれー!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:17:04.26 ID:wN+3dOZ60
さやか「とりあえず今のところはあたしのおかず分けてあげる」
杏子「い、いらねーよ。さやかの飯がなくなるだろ」
さやか「ポテチちょっとくれればいいから」
杏子「えー…」
さやか「嫌そうな顔すんな。はい、卵焼き」
杏子「おう、いただきます。…うめぇ」
さやか「本当?嬉しいなー」
杏子「もしかして、さやかの手作りか?」
さやか「うん。半分くらいはあたしが作ってるよ」
杏子「へー、こりゃ夜も楽しみだ」
さやか「期待してなさい」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:17:57.72 ID:PWuyerNA0
イイヨイイヨー
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:21:40.86 ID:wN+3dOZ60
夜
杏子(家に来てしまった…これで当初の目的は半分達成したぞ!)
さやか「借りてきた猫みたいになっちゃったわね」
杏子「人んち上がるのとか、久しぶりなんだよ…悪かったな」
さやか「あたししかいないんだから、楽にしても問題ないでしょ」
杏子「それが余計に緊張するんだってーの」
さやか「最近はお互い棘が取れてるけど、いつ殺し合いが始まるとも限らないしね」
杏子「流石に飯をご馳走になった家を壊すほど恩知らずじゃねーぞ、あたしは」
さやか「うん。分かってる」
杏子「…調子狂うな」
さやか「あんたがおとなしいからでしょ」
さやか「でさ、ご飯何が食べたい?」
杏子「んー、
>>35かな」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:25:35.91 ID:E0HJm3XW0
たこやき
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:30:54.61 ID:wN+3dOZ60
さやか「たこやきなんて、一般家庭で作るものじゃないでしょ!」
杏子「お前、大阪とあたしを敵に回したぞ…素直に言っただけだから、希望が通らなくてもいいけどさ」
さやか「別にたこ焼きプレートくらいはあるわよ。でも、それだけでお腹一杯になるの?」
杏子「わからん。でもさ、本当に食いたかっただけだから、さやかの得意料理でいいんだぞ?」
さやか「希望に沿うのが今のあたしの役目なの」
杏子「そんなもんかね…じゃあ、腹一杯にならなくてもいいから、さやかの作ったたこやきが食べたい」
さやか「う、なんだかプレッシャー」
杏子「希望だけじゃなくて、期待にも応えてくれるのを楽しみにしてる」
さやか「うわ、腹立つ。絶対においしいたこやき作ってあげるから覚悟しなさい!」
杏子「おー!どんとこい!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:37:16.45 ID:wN+3dOZ60
杏子「ぷはっ食った食った!ごちそうさん!」
さやか「軽く十人前は食べたわよね、あんた…」
杏子「あんなうまいたこやき久しぶりだったしなー」
さやか「そういってもらえると嬉しいけど、プレートの説明書に書いてあったレシピ通りよ?」
杏子「基本通りが一番うまいんだよ。ありがとな」
さやか「改まって礼を言わないの。照れるでしょ」
杏子「そうやって、照れるって言われた方が照れるってーの」
さやか「…最近のあんた、本当にどうしたのよ?」
杏子「ん?」
さやか「なんか、妙に優しいっていうか、空気が違うっていうか…」
杏子「…それ言ったら、お前だって飯ふるまってくれたりとかさ」
さやか「それは、あんたが使い魔退治したりとか、してくれたから」
杏子「別に、気まぐれじゃねーか」
さやか「気まぐれで優しさアピールされても困るでしょ」
杏子「何に困るってんだよ」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:42:52.49 ID:wN+3dOZ60
さやか「こうしてると、なんだか、ケンカしてたりしてたのが嘘みたいでしょ?」
杏子「まぁな。最初からは想像できねーし」
さやか「だから、あんたになんか無理させてるんじゃないかなって」
杏子「…無理なんかしてねーから」
さやか「主義は変えてるのに?」
杏子「変えてねー。あたしはあたしのためにしたんだ」
杏子「情けは人の為ならずって、言うだろ?」
さやか「あたしが言ったセリフじゃない」
杏子「そうだよ。あたしはあたしのためにさやかと仲良くしだしたんだ」
さやか「なにそれ、何の得があるのよ」
杏子「あたしはさ、さやかと仲良くなりたい」
さやか「…どういう意味よ」
杏子「んー、それは、一言で言っちまうと簡単だけどさ」
杏子(どういう意味で仲良くなりたいかなんて決まってる)
>>40
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:44:07.02 ID:hDI5dzsF0
百合的な意味で
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:44:12.32 ID:MJVBnB350
ベストフレンド!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:44:48.94 ID:/HtAiBl40
>>40 よくやったぞ
さあこれからほむあんに方向転換だ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:49:52.90 ID:wN+3dOZ60
杏子「あたしはさ!さやかのベストフレンドになりたいわけだよ!」
さやか「は?べ?」
杏子「ぅ、…だからその、親友?みたいな?」
さやか「なんで疑問形?」
杏子「う、うるせーうるせー!だってこれ大真面目に言うセリフじゃねーって!」
さやか「それにしても、あれだけ引っぱった答えが親友ねー」
杏子「にやにやすんな!」
さやか「あたし、既に二人ほど親友いるしねー」
杏子「ぐっ、だからだな、親友の中でも特に抜き出てる感じで」
さやか「感じって、あんた」
杏子「頬に空気ためんな!悪かったな、友達作り下手でよ!」
さやか「いや、それは言ってないけど」
さやか「へー、そっか、ベストフレンドか」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:55:20.94 ID:wN+3dOZ60
杏子「おお…そうだよ」
さやか「今のあんたとなら確かに友達になれそうだけど」
杏子「含み持たせた言い方すんなよ。泣くぞ」
さやか「ちょっとだけ泣かせてみたいかも」
杏子「この変態」
さやか「あんたのが変態でしょ」
杏子「あー?あたしのどこが変態だこのやろう」
さやか「並べ立てると、それはもう恐ろしいことになるから言わないわよ」
さやか「まぁ、杏子の変態っぷりは置いといて」
杏子「お前が言い出したんじゃねーか!」
さやか「うっさい。あたしの親友って二人ともあんたとはタイプ違うからさ、なんだか新鮮だなって思ったり」
杏子「ん。そうか」
さやか「うん。だから、どうなるか分かんないって言うのが正解かな」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 19:59:48.01 ID:wN+3dOZ60
杏子「…そっか。悪かったな、変なこと言って」
さやか「あ!勘違いしないのそこ!」
杏子「あ?なんだよ?」
さやか「どうなるか分かんないから、友達になるんでしょ?」
杏子「は?」
さやか「ベストになるかは分かんないけど、いいケンカ友達にはなれると思うんだ、あたしたち」
杏子「そりゃ、顔を突き合せりゃなんかしら言いあってるしな」
さやか「でしょ?だから、あたしの友達になってください」
杏子「頼むのが逆になってんじゃねーか、バカ」
杏子「でも、ありがとう。仲良くなれてよかった」
さやか「ん。じゃあ仲良くなった証に泊まってったりしちゃう?」
杏子「まー、友達だし、それくらいは普通だよな。邪魔するぜー」
さやか「そうそう。それくらい図々しい方があんたらしいわ」
杏子「うっせぇ。これからはもっともっと図々しくなってくから覚悟しやがれ」
友情END 完
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:00:43.36 ID:MJVBnB350
おい、ちょっとまて
どうしてこうなった
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:00:55.56 ID:YPratrZz0
え、終わり?
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:01:13.72 ID:wN+3dOZ60
行数の関係でぶつ切りになっちゃった
1.ほむらルート解禁
2.さやか(最初から好感度MAX)ルート解禁
どちらのルートに行きますか?
>>53
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:02:35.68 ID:hDI5dzsF0
1
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:02:58.67 ID:9YAWAYHqO
さやさや!!!
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:04:06.78 ID:6k8zo6L+0
1かな
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:06:31.49 ID:wN+3dOZ60
杏子「そんな感じで、さやかの友達になったわけだが」
杏子「どうも、友達って言うには近くなりすぎた気がする」
杏子「やっぱりあの場で泊まってったのが原因か…?」
杏子「同衾とか、やっぱあれ友達っていうにはちょっとないだろ」
杏子「しかし、あれから数日経ってしまった手前、今更訂正するのもむず痒い」
杏子「どうにか現状を打破する手はないものか」
>>58
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:08:08.59 ID:MJVBnB350
お前を買いたい
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:15:03.15 ID:wN+3dOZ60
杏子「さやかを買いたいんだけど」
さやか「んー、お菓子一個ね」
杏子「安すぎるだろそれ」
さやか「どうせどっか付き合えって言うんでしょ?」
杏子「部分的にはあってるが、違う!」
さやか「じゃあ何?今日のご飯作れって?」
杏子「お前、本当に警戒心ってものがなくなったよな…」
さやか「あたしとあんたの仲じゃない。今更何を警戒するってのよ」
杏子「もっと、なんだ?あたしの言ってることが実は嘘だったんだー!みたいな展開とかさ」
さやか「あんだけ必死にベストフレンド!なんて言っちゃって、嘘はないでしょ」
杏子「それを持ち出すな!はずい!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:19:22.79 ID:wN+3dOZ60
杏子「そういうのじゃなくてさ、さやかを買いたいわけだよ!奴隷な感じで!」
さやか「…あんた、何考えてんの?」
杏子「あー、その目落ち着く。やっぱちょっと殺気向けられた方がいいな」
さやか「変態、変態、変態」
杏子「だからそういう意味じゃないっての!」
さやか「じゃあどういう意味よ?」
杏子「そのだな、今の関係をちょっとだけ進めてみようかと」
さやか「ベストまではまだまだ行かないしねー」
杏子「あー、お前本当面倒くさい!仲良くなってからが逆に面倒くさい!」
さやか「なによ?仲良くなりたいって言ったくせに」
杏子「だから、あたしはもっと仲良くなりたいって言ってるんだよ!」
さやか「そんな恥ずかしいセリフをよくもまぁ…でも、買うのは間違いだと思う」
杏子「あたしもそれ思ってた」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:21:56.07 ID:wN+3dOZ60
さやか「で、それ以上を望むって、どういう心変わりよ?」
杏子「気持ちが固まると今までとは違う方向性が見えてきてだな…」
さやか「その結果が買いたい?」
杏子「それは間違いだ!間違い!」
さやか「じゃあ、どうしたいのあんた?」
杏子「んー、あー、そうだな…」
杏子「
>>65」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:22:11.13 ID:Tf4RsUxu0
sex
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:22:23.33 ID:4zlrtdzX0
スケベ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:29:28.82 ID:wN+3dOZ60
さやか「はぁ!?」
杏子「なんかもうヤケだ!胸やら何やら揉ませろー!」
さやか「ちょ、ちょっと待った!」
杏子「待てるか!まどかとかにもセクハラしてるだろお前!」
さやか「するのとされるのとは違う!」
杏子「遠慮すんなよ、一緒に寝た仲だろ!」
さやか「おかしな言い方するなぁ!ひゃっ」
杏子「うぁ、…エロい声出すなよ!」
さやか「あんたが急に襲い掛かってくるからでしょ!」
杏子「うっせ!恨むんなら、友達って言う前に気付かなかったあたしの鈍さを恨めー!」
さやか「だからって、いきなりはやめてってば!」
杏子「いきなりじゃなきゃいいのかよ?」
さやか「う…場合による」
杏子「…揉むぞ」
さやか「待った待った待った!」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:35:53.74 ID:wN+3dOZ60
さやか「落ち着いて、深呼吸」
杏子「スーハー…あたしは落ち着いてるぞ」
さやか「どう見ても落ち着いてないってば。とりあえず冷静に」
杏子「冷静だってば。いまどきの若者だからこらえ性がねーんだよ、あたしは」
さやか「友達に襲い掛かるのは、こらえ性がないって問題じゃないでしょ?」
杏子「だって、あんなこと言っちまったから、なんか訂正するのもはばかられたしさ」
さやか「そう言われても、ちょっと前のあんただったら問答無用で吹き飛ばしてたわよ?」
杏子「じゃあなんだ?さやかの気持ちが決まるまで待てってか?」
さやか「端的に言えばそうだけど」
杏子「あたしはちょっと前からずっとお預けくらってたんだぞ?」
さやか「気づかなかったあんたが悪いんじゃない」
杏子「それは否定しねーけどさ…ここまで来て、引き返すなんてできないぞ」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:42:31.37 ID:wN+3dOZ60
さやか「別に、あたしが嫌って言ってるわけじゃないでしょ」
杏子「嫌って言われたら、あたしは帰ってやけ食いだ」
さやか「だから、落ち着いて、ね?」
杏子「落ち着いてるっての!本当お前焦らすの好きだな!」
さやか「あたしにとっては急すぎるくらいだから!心の準備くらいさせなさいよ!」
杏子「ぐぬぬ…なんだよ、心の準備さえできりゃ、そういう関係になるの事態はいいのかよ」
さやか「無理矢理されるよりは、手綱握った方がいいじゃない」
杏子「…変態」
さやか「あんたじゃなきゃもちろん、刺してでも止めたわよ!」
杏子「う、だからお前そういうこと言うなってば!」
杏子「本気で襲うぞ!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:47:48.16 ID:wN+3dOZ60
さやか「そうね…できるものならやってみれば?」
杏子「む、胸とか揉むぞ!」
さやか「どうぞお好きに?」
杏子「急に開き直んなよ!」
さやか「逆切れしないでよ」
杏子「くそっ、さやかが変なこと言うから一気にやりづらくなった」
さやか「あんたヘタレだからねー。勢い弱めちゃえば、どうせできなくなるってわかってたし」
杏子「ヘタレで悪かったな!さやかだってヘタレなくせに!」
さやか「あたしはヘタレじゃないわよ!」
杏子「結局告白できなかったくせにー」
さやか「あ、それ、言うんだ?」
杏子「お、おい、お前一気に、目が座ったぞ」
さやか「てーい」
杏子「うおっ!?」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 20:53:57.04 ID:wN+3dOZ60
さやか「マウントポジション取ったー」
杏子「ちょ、お前、なにするつもりだよ」
さやか「杏子がしようとしたことに決まってるじゃない」
杏子「さっき、心の準備がとか言ってたのはどこの誰だよ!」
さやか「あの一言で火ついた。今日はもう許さないからね、杏子」
杏子「いやあの、本当謝るから!」
さやか「どうせまどかとかにもよくセクハラするし」
杏子「自分がされんのと見てんのとは別だろ!」
さやか「とにかく、やられたらやり返せって言葉は正しいと思う」
杏子「ふぁっ、お前マジで揉むなよ!」
さやか「やられたくなかったら、抵抗でもしなさいよ。逃がさないから」
杏子「本当さっきの一言は謝るから!せめてあたしが上…」
さやか「問答無用」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 21:07:14.12 ID:wN+3dOZ60
杏子「ひゃっ、お前、本気ですんなよ!」
さやか「うるさい、さっきの言葉、本気で後悔させてやる」
杏子「ごめんって!失言でした!」
さやか「分かってるんなら、黙って、揉まれなさい」
杏子「ん、く…っ!」
胸を揉む手が微妙に痛くて、怒っているんだというのがよくわかる。
もう二度とあんなの言わないようにしよう、と心に誓う間も、胸を揉まれて変な声が漏れた。
さやか「八つ当たりだから。ごめんね」
杏子「分かってんなら、その手をとめろよ…」
さやか「それはもう無理」
ちょっとだけ震えている肩と声が胸に痛い。
本気で抵抗すれば、逃げられはするんだろうけど、あれはどう考えてもあたしの方が悪かった。
杏子「さやか、ごめん」
87 :
ちょっとPCから離れなきゃいけなくなったんで次から携帯になるよ :2011/04/04(月) 21:12:20.73 ID:wN+3dOZ60
さやか「謝るくらいなら言わないでよ」
杏子「言ってから気づいたんだって。あたし鈍いからさ」
腕を押さえられてるわけではなかったので、さやかを抱きしめた。
顔を見たら、もうごめんしか言えそうになかったんで、顔を見ないようにぎゅーっと。
杏子「なぁ、ほっぺにちゅーしていい?」
さやか「…勝手にしてよ」
杏子「うん。する」
うわ、柔らかい。
っていうか、この状況でほっぺとか、あたしやっぱりヘタレすぎる。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 21:24:27.58 ID:xhPp37sDO
さやか「杏子、あったかい」
杏子「さやかもあったかいと思う」
上に被さられたままだから、あったかいだけじゃなくて重いけど。
それは言わないようにして、細い腰に手を回してみる。
さやか「なんにもしないの?」
杏子「…どーせ、ヘタレだよ。やっていいって言われたら、するけど」
さやか「ここまで来て言わせる?」
杏子「んっ」
胸に置かれたままだったさやかの手が動く。
なんだか野暮なことだったらしい。
さやか「いいよ」
杏子「んじゃ、ちゅーしていい?」
さやか「………」
聞くなって目で睨まれた。
慌てて顔を寄せようとすると、さやかの方から唇に触れてくる。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 21:34:44.07 ID:xhPp37sDO
杏子「おまえ」
さやか「手綱握りたい派なんだよね、あたし」
杏子「生意気言うな」
ようやく笑顔を見せたさやかに、今度はあたしの方からキスをする。
緩く何回か触れて、ちょっとためらってから唇を舐めた。
さやか「…んっ」
杏子「さやか、えろい」
さやか「うっさい」
また一瞬迷って、唇に舌を差し入れる。
体温よりも一等熱い口の中は、食べ物なんかじゃ例えられる気がしなかった。
106 :
まじすまんただいま :2011/04/04(月) 22:08:05.04 ID:xhPp37sDO
さやか「ふ…は、ぁっ」
ざらざらとした舌をなでつけて、上あごに触れる。
そこから綺麗に生えそろった歯の裏側をそっとなぞった。
だいたい一周したところでいい加減息が苦しくなって、口を離す。
さやか「あんた、の、舌使いのがえろい…」
杏子「食べるのは、あたしの得意分野なんだよ」
さやか「なにそれ」
そこまでえろいつもりもないし。
でも、さやかは納得いかないようで、今度はあっちから舌を入れてくる。
するすると口の中に侵入してきた舌は、さっきあたしがしたように口内を一周する。
杏子「はっ、ちょ…んんっ」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 22:22:03.97 ID:xhPp37sDO
背中にぴりぴりとした電気が走る。
いきなりだったから、ろくに息もしてなくて、呼吸がうまくできなかった。
鼻にかかった声が漏れ出るばかりで、吸い込もうとすればさやかの舌を吸い取るように動く。
杏子「い、き…っ!」
さやか「だめ」
短すぎる返答。やっぱ、さっき逆転して上にいっとけばよかった。
ただ、一応言ったのがよかったのか、さやかはふぅと吹き込まれるような動きを増やした。
呼吸ですらおんなじものを共有してるみたいな感覚が、どこかうれしい。
さやか「はぁ、ん…」
ごくんとよだれを嚥下しながら、さやかの吐き出す息も一緒に飲み込む。
これ、絶対に呼吸なんかできてない。
酸欠のようなくらくら感はあたしの頭を確実にとかしてる。
できた気になって、この行為をできるだけ長くしたいだけだった。
呼吸できなくてもいいくらいに、さやかの舌が柔らかくて、気持ちよかった。
110 :
PCも”復帰” :2011/04/04(月) 22:31:33.60 ID:wN+3dOZ60
さやか「ん、んんっ!?」
離したくなかったから、手をさやかの頭に回して、ぎゅっと自分の顔を押し付けた。
さやかは流石に慌てたようで、ぜはーと色気もくそもない声をあげて、顔を上げる。
さやか「ちょっと、窒息するところだったじゃない」
杏子「あたしの方が先に死にかけてたんだよ。文句言うな」
言いたいのはこっちの方だ。
無理矢理がっつくのは、逆効果だったらしい。
杏子「上、いっていい?」
さやか「そんな顔でねだってもだめ」
ちゅう、と軽く触れるだけのキスをして、さやかはまたあたしに覆いかぶさる。
…さやかはちょっとずるいと思う。
惚れた弱みを足しても、補いきれないくらいにずるい。
杏子「じゃあ、胸揉んでやる」
さやか「だから宣言するなって…んぅ…」
ここまで来て、拒否するほどじゃなかったみたいで、あっさりと手に胸が収まる。
あたしよりも大きな胸に、まんじゅうを持っているときみたいにふんわりと触れた。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 22:40:27.36 ID:wN+3dOZ60
杏子「やっぱ上にいられるとやりにくい」
さやか「あんたがしたいんだから、我慢しなさい」
杏子「それは横暴だろ」
強がってても、ちょっとだけ息が上がってるのがかわいかった。
ちょっとした悪戯心から、片腕を背中に手を回す。
さやか「ちょっと、なにする気よ」
すぐに察したようで、冷たい目をされた。
今更遅い。挑発するようなこと言うからだ。
指先でホックを外すと、胸を揉み続けていた手のひらがちょっとした変化を感じ取る。
せっかく外したんだから、と下から服の内側に手を差し入れると、ひやりとした素肌に触れた。
さやか「ひゃうっ…いきなりするなバカ杏子!」
杏子「さやかだって、さっきいきなりだっただろ」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 22:47:41.46 ID:wN+3dOZ60
やんわりと指の腹で触れながら、素肌をのぼっていく。
熱を持ったさやかの吐息が、首筋に触れてくすぐったい。
さやか「ん、ひっぅ…!」
杏子「お?」
わき腹に触れると、さやかは一際大きな声を漏らした。
もしや、と思って、やんわりとそこを揉んでみる。
さやか「ちょっ、と…やめ、」
杏子「性感帯見っけ」
さやか「こら」
きっと、あたしはすごくいい笑顔をしてたんだと思う。
服の上からあたしの手を押さえて、さやかは睨んでくる。
でも、弱点を見つけたらそこから攻めるのがセオリーじゃないか。
杏子「隙あり」
さやか「きゃっ」
杏子「マウントポジショーン」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 22:53:21.46 ID:wN+3dOZ60
杏子「取っちまえばこっちのもんだ」
改めて、服の下に手を入れる。
さやかがちょっと、とかおい、とか言いながらあたしの体を押そうとするけど、その手にはあまり力がなかった。
杏子「さやかの体すべすべ」
さやか「変な言い方やめなさいよ」
杏子「思ったこと言っただけだし」
少しだけ汗をかいた肌は、触れてて気持ちがいいし。
せっかく上になったのだから、もうちょっとくらい調子に乗ってもいいと思う。
首筋に頭を埋めて、胸いっぱいに息を吸い込む。
いつだったかに泊まった時のシャンプーの香りがした。
杏子「んー、いいにおい」
さやか「だからやめろって言ってるでしょ!」
杏子「今更やめろとか、ひでぇ」
さやか「そういうんじゃなくて…ああもう…」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 23:00:16.10 ID:wN+3dOZ60
杏子「いい加減、心の準備はできてると思うんだけど」
さやか「できてるけど、一方的に攻められるのはちょっと」
杏子「そういうのをできてねーっつーんだよ。いい加減観念しやがれ」
わき腹に触れながら、首筋をぺろりと舐める。
やっぱ、触るより舐めるほうが好きかもしれない。
杏子「あー、でも、このままだとやりづらいな…」
南下していこうにも、服を脱いでいなかったものだから、どうしようもない。
手をやわやわと動かしてはいるけれど、噛んだりもしたいなーなんてぼんやり思ってみたり。
首筋を噛んで、耳に舌を差し入れて、やんわりと焦らすように体を動かす。
お互いに、太ももを無意識にすり合わせているのはわかりきっていた。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 23:07:10.66 ID:wN+3dOZ60
さやか「……」
杏子「……」
ゆるゆると、時間だけが進んでいく。
最初の雰囲気で脱いでしまっていればよかったのに、なんとなく恥ずかしくて、うまく言葉にできなかった。
状況的に、あたしの方が言うべきなのはわかっているのに、喉に物が詰まったみたいに声が出ない。
さやか「…焦らすなって言ったのそっちでしょ」
杏子「う、そうなんだけどさぁ…」
ああもう、こんなんだからあたしはヘタレなんだ!
目の前のご馳走は残さず食らっていく主義なのに、それがさやかになるとどうも尻込んでしまう。
杏子「う、あー、その、服。脱いでください…」
さやか「なんで敬語なのよ…こっちまで恥ずかしくなるじゃない」
押し倒しておいて言うセリフじゃないけど、改めて言うとなると、ハードルが高かった。
二人で、真っ赤になって、脱げって言ったし言われたくせに硬直してしまっている。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 23:12:53.14 ID:wN+3dOZ60
さやか「その。下着は…?」
杏子「どっちでもいいよ!聞くなよ!」
さやか「じゃあ、つけたままで」
杏子「言わなくてもいいよ!」
見りゃわかるだろう!言っておいて、さやかも照れるなよ!
で、納得したはずのさやかはなぜかじっとこっちを見てるし。
杏子「なんだよ」
さやか「どいてくれないと、脱げないんだけど」
杏子「あ、ああ、そうだった、ごめん!」
さやか「別にそこまで慌てることでもないけどさ…」
なんだろうこの不思議空間。
魔女の結界よりも、ずっとずっと確実にあたしたちは追い詰められていた。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/04(月) 23:19:37.17 ID:wN+3dOZ60
さやか「…杏子も脱いでよ」
杏子「あー、うん。だよな。あたしも脱ぐよな…」
自分が言い出したことだけど、すごく恥ずかしい。
風呂に入るみたいなもんだと自分に言い聞かせて一気に服を脱ぎ捨てた。
さやか「あんたから誘ったのに、なんであんたの方が照れてんのよ」
杏子「う、ヘタレで悪かったな」
というよりも、さやかが開き直りすぎてるんだ。
くそ、心の準備なんてかわいいこと言ってたくせに。
すっかり余裕を取り戻してるようで、きれいに服をたたんでたりなんかするし。
なんであたしの服まで丁寧にたたんで、いい奥さんぶりを見せつけてきやがる。
133 :
さやか攻めの方が多いかな ただいま :2011/04/04(月) 23:52:32.87 ID:wN+3dOZ60
さやか「ほら、脱いだならこっち来なさい」
杏子「なんで命令口調なんだよ」
さやか「あんたが焦らすからでしょ。このヘタレ」
杏子「うぐ、何も言えない」
言われたとおりに近寄ると、さやかにぎゅっと抱きしめられた。
杏子「な、なにすんだよ」
さやか「あんまりにも焦らすから、我慢できなくなったの」
ほら、あたしって今時の若者だから、こらえ性がないの。
どっかで聞いたようなセリフを言って、体重をぐっとかけてくる。
さやか「あたしの上に乗るなんて、百年早かったのよ」
杏子「う、うるせーうるせー。次こそ絶対乗ってやる」
その次があるかどうかはわかんないけど。
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 00:00:27.91 ID:9LqCQW2E0
キスをして、さやかはあたしの胸をまさぐる。
やわやわと焦らすような触り方は、さっきまでのあたしへの仕返しみたいな感じがした。
さやか「杏子の胸、気持ちいい」
杏子「…やっぱ怒ってるだろお前」
さやか「なんのことやら」
首筋に噛み付いて、ちゅうと吸われる。
あ、こいつキスマークつけやがった。
杏子「あたしはつけなかったのに」
さやか「こっちは学校とかあるから、困るじゃない」
身勝手すぎる言い分だと思う。
でも、さやかが満足そうにキスマークをぺろりと舐めるものだから、なんとなく許してしまいそうになる。
そこから、舌がだんだんと下っていって、鎖骨のあたりをかじられた。
自分の体だから見えないけど、きっと、光る道筋ができてるんだろうなと思うと恥ずかしい。
遠慮なしに、もう一回、ちゅうと吸う音。
杏子「お前、キスマークつけんの好きだな」
さやか「うん、そうみたい」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 00:13:28.08 ID:9LqCQW2E0
ようやく舌が胸まで到達して、身体に力が入る。
微妙にこねられていた胸は、それでもしっかりと自己主張していた。
杏子「さやか、息、荒い」
さやか「悪かったわね」
からかうように口にすると、上目遣いに睨まれて、余計に緊張してしまった。
なにかをしようとすると、どうしても裏目に出てしまうらしい。
胸の中心に沿うように舌が走る。
ぞくぞくとする背筋への電流が大きくなって、自然と声が出てしまう。
現実逃避をしようとする頭は、空回りするばかりだった。
さやかの息遣いを聞き逃さないように耳を澄ませてしまうし、
さやかの手と、舌の感触をしっかりと感じ取ってしまうし、
さやかの紅潮した顔を、この目でじっと、見つめていた。
杏子「さやか、かわいい」
さやか「人の名前ばっか連呼しないでよ」
言って、わざとらしく音を立てて胸を吸われた。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 00:23:52.32 ID:9LqCQW2E0
杏子「ん…くぅっ」
さやか「あんたの声も、かわいい」
こいつ、ちょっと鬼畜なんじゃないか。
じりじりと理性を溶かす毒を塗りこまれたみたいに、頭がぼうっとして考えるのが難しくなってくる。
さやか「ね、下、いい…?」
杏子「そんなこと聞くんじゃねぇ…」
さやかの不安そうな声に、そう返すと、ちょっとためらった後、手がそろそろと下の方へ動く。
ためらった動きは、やっぱり焦らしてるみたいで、あたしの煮え切れなさに怒るのも当然だなと思った。
下着の中、普段いじることもない場所に手を入れられて、ぴくぴくと体がはねる。
杏子「…っは」
力を入れるように息を吐く。
まだ遠慮しているように周りをなでるさやかの手は、不思議なくらい熱を持っていた。
声を出さないように、歯を食いしばって、いつでもこいと心の中でだけ準備をする。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 00:35:36.51 ID:9LqCQW2E0
さやかの手が、意を決したようにそこに触れた。
秘部に指先を少しだけ入れて、確かめるように動かす。
さやか「結構、濡れてる?」
杏子「言うなってば」
恥ずかしさで逃げてしまいたくなる。
できるだけ顔を見ないよう、さやかの指の感触に意識を集中して、目を閉じた。
杏子「く、んん…!」
あたしの鼻にかかった声と、さやかの熱い息。
どうして、そんなに緊張してるのか聞きたかったけど、今しゃべろうとしたらひどいことになる気がした。
だから、せめてもとさやかの頭を必死に抱きしめて、あんまり見られないようにする。
さやか「わぷっ」
驚いたからか、一瞬動きが止まって、むずむずとした快感が押し寄せる。
一気にされるより、危険だった。
やっぱり、あたしの行動は裏目にしか出ないらしい。
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 00:42:03.30 ID:9LqCQW2E0
細く長く息を吐いて、平常心と息を保つようにする。
空気を吸い込む肺が上下するたびに、胸にかき抱いたさやかの頭も上下した。
さやか「…もうちょっと、奥平気?」
杏子「だから、聞くなって」
指先が、中で動く。
ぐっと力を入れたのが伝わってきて、つい、あたしも腕に力を込めてしまった。
さやか「いくよ」
ぷつ、と何かが切れる感覚。
杏子「ってー…!」
覚悟はしてたけど、思わず声が漏れるくらい痛かった。
さやか「大丈夫?」
杏子「すっげー痛いこれ。さやかも今度味わえ」
やっぱり、さやかに上を譲ってしまったのは失敗だったかもしれない。
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 00:55:40.32 ID:9LqCQW2E0
さやか「ま、それは今度ね」
杏子「おう。絶対今度だからな。絶対な」
さやか「どれだけやりたいのよ…」
杏子「さやかのことが好きなんだから仕方な…ぁ、ふぁっ!」
さやか「変なこと言わないの」
入れたままだった指が、今度は遠慮なしに動く。
くそ、遠慮することなくなったからって好き勝手にしやがって。
さやか「もう一本、増やすわよ」
あたしの返事を待つことなく、ずぷと指を埋め込む。
その指をきゅうきゅうと締め付けてるのが自分でもわかって、恥ずかしかった。
杏子「さ、さやか、そこ、そこだめだ」
さやか「ん、ここ?」
杏子「…ぅ、っく、あ」
中に埋められた指先が動くだけで、もうだめな気がした。
胸も一緒にしめつけているようで、頭の中までかき回されている。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:04:32.50 ID:9LqCQW2E0
さやか「イって、いいよ」
その声と一緒に、指が気持ちよくなる一点をつく。
杏子「ぁっんっうぁ、っああああ…!」
びくびくと身体が痙攣して、秘部からどろりとしたものが流れ出る。
それが行為の終わりだと思うと、なんだかあっさりとしたものだった。
杏子「あー、なんか、でも、疲れた」
行為自体があっさりしたものだったからか、そこまで興奮は残っていない。
しかし、疲弊感だけきっちりあるのはどういうことなんだろう。
杏子「ちょっとさやか、抱き枕になって借りられて」
さやか「え、ちょっと」
杏子「んじゃ、あたし寝る。疲れたってか、緊張しすぎてもうだめだ」
さやか「ねぇ、あたし、まだ全然満足してないんだけど」
さやか「おいこら、本気で寝るな!ちょっと起きろー!」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:06:24.40 ID:9LqCQW2E0
おしまい
疲れた
俺のエロSS童貞杏さやに奪われちゃった
みんなおつかれありがとうございました
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:08:07.75 ID:oX4mYRRXO
終りか!乙!
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:09:24.87 ID:gCWZ0hzl0
乙
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:14:13.10 ID:xaGbH+D90
乙っちさやさや
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:17:10.93 ID:Afq4PS+S0
乙!
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:20:27.63 ID:FR5FjrjI0
乙
あんさやはいいな
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/05(火) 01:40:27.00 ID:oPDF2qju0
追いついた乙
これは良い杏さや
155 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/04/05(火) 01:40:34.54 ID:W9UwfMkX0
乙
ブロッコリー (2011-04-15)
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