4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:29:19.73 ID:32wMTKXH0
まどか「さやかちゃん!」
さやか「やほーい、まどか!私もマミマミ同盟に入れてくり」ダキッ
マミ「も、もう。美樹さんまで……」カアァ~
ほむら「待ちなさい」
まどか「あ、ほむらちゃん」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:32:10.57 ID:32wMTKXH0
さやか「おっ。転校生もマミマミ同盟に入る?」
ほむら「それには及ばないわ」
ほむら「巴マミ、鹿目まどか。ちょっとこの馬鹿借りるわよ」ガシッ
さやか「あ~れ~」ズルズル
マミ「何だったのかしら……」
まどか「何だったんでしょうね」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:36:00.91 ID:78BHCWm60
ほむっ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:36:34.38 ID:32wMTKXH0
ほむら「何やってるのよ!」
さやか「え?いや、私もマミさんを愛でようと」
ほむら「まったく……あなたはどこまで愚かなの」
ほむら「あなた、仮にもまどかの友達なんでしょ」
さやか「親友です」
ほむら「なら、私とまどかが結ばれる為に協力しなさいよ!!」
さやか「ええー」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:40:54.12 ID:32wMTKXH0
ほむら「巴マミ……」
ほむら「なぜだか分からないけど、私のまどかが、あの痛キャラ女に籠絡されたのは事実」
ほむら「ならば、私はそれ以上に痛い女になるまで」
さやか「さやかちゃんはやめた方がいいと思うんだけど」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:43:58.78 ID:32wMTKXH0
ほむら「あなたは私のサポートに付きなさい」
ほむら「私のまどかを、巴マミから奪い返すのよ!」
さやか「おーい転校生ー。私の話聞いてるー?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:45:09.72 ID:32wMTKXH0
ほむら「早速明日から行動開始よ!」
ほむら「分かったわね!」
さやか「うーん。まあいっか。面白そうだし」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:46:21.51 ID:32wMTKXH0
話理解しづらいと思う人は、まどか「トイレトイレ、あれ?」でググって
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:49:43.55 ID:32wMTKXH0
翌日
まどか「なんだ、さやかちゃんも見てたんだ」
さやか「偶然ね。あれ見たら萌えるっきゃないでしょ」
まどか「ウィヒヒヒッ」
ほむら「おはよう、鹿目まどか」シュタッ
まどか「あ、ほむらちゃん。おはよう」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:53:50.11 ID:32wMTKXH0
ほむら「鹿目まどか……あなたはいつ見てもかわいらしいわね」ハアハア
まどか「ほんと?ありがとう!ほむらちゃんもかわいいよっ」ウェヒヒヒ
さやか「よっ!おはよう」
ほむら「それに引き換え、あなたはいつ見てもしまりのない顔をしているわね」
さやか「失礼だなー」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 20:55:48.50 ID:32wMTKXH0
ほむら「……それにしても、今日は暑いわね」チラ
まどか「え?今は冬だよ」
さやか「風邪でもひいたんじゃないの?」
ほむら「美樹さやかはお黙りっ!」
さやか「は~い」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:00:00.30 ID:32wMTKXH0
ほむら「あんまり暑いから、ハンカチで汗を拭くことにするわ」スッ
ほむら「ふう。暑い暑い」フキフキ
まどか「あ。……ほむらちゃん……スイートプリキュアのハンカチ使ってるんだ」
ほむら「ええ、そうよ」
ほむら「私、スイートプリキュアが大好きなの」
ほむら「特に、このピンクのケバイ奴がお気に入りなのよ」チラッ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:03:48.05 ID:32wMTKXH0
まどか「そ、そうなんだ」
さやか「似合わねー」プークスクス
さやか「いたっ!」ゴンッ
ほむら「どう?まどか。これを見て何かこみあげて来るものはない?」
まどか「あー……じゃあ、ひとつだけ」
ほむら「うん!うん!」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:06:31.48 ID:32wMTKXH0
まどか「……その歳でプリキュアのハンカチ使うのは、恥ずかしいからやめた方がいいと思うよ」
ほむら「…………」
まどか「私、先に行くね!じゃあ」タタタタ
さやか「それじゃ私も失礼……ぐえっ」ガシッ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:10:25.89 ID:32wMTKXH0
ほむら「ちょっと!どういうことなのよ!」
さやか「いや、私に言われても」
ほむら「巴マミだと許されるのに、私だと許されないとでも言うの!?」
ほむら「さりげなくピンク髪を推すことで、まどラブもアピールしたって言うのに!」
さやか「いやー、そこはマミさんと転校生の人柄の違いと言いますか」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:14:45.29 ID:32wMTKXH0
ほむら「……はっ、そう言えば」
ほむら「巴マミの時も、まどかは最初引き気味だった……」
ほむら「勝負はこれからということなのね……!」
さやか「うーん。そうなのかなあ」
ほむら「次行くわよ!」
さやか「ほーい」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:17:42.35 ID:32wMTKXH0
休み時間
まどか「あれっ!?私のパンツがない!」ガサゴソ
ほむら「どうかしたの?鹿目まどか」シュタッ
まどか「ほむらちゃん!」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:22:32.22 ID:32wMTKXH0
まどか「……体育の授業を受けてる間に、誰かにパンツ盗まれちゃったみたいなの……」
ほむら「なんですって!?私のまどかのパンツを盗む不逞の輩が、この学校にいるなんて……!」ギリッ
さやか「酷い奴もいたもんだなー」
まどか「どうしよう……。このままじゃ私、着替えられないよ」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:28:26.70 ID:969BFlYt0
不逞の輩ってアンタでしょうが
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:28:56.42 ID:32wMTKXH0
間違えた
温水プールで冬に水泳の授業があったということで
ほむら「安心しなさい。私のパンツを貸してあげるわ」
まどか「え?でも、それじゃ、ほむらちゃんのはくパンツが」
ほむら「大丈夫。こんなこともあろうかと、予備のパンツを用意しておいたの」
ほむら「さあ、どうぞ」スッ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:35:26.65 ID:32wMTKXH0
まどか「うっ……またスイプリ。しかもなんか温いし……」
ほむら「こんなこともあろうかと、予め温めておいたのよ」
まどか「いつの間に……」
まどか「えーと、予備の方のパンツの方も見せて欲しいな」
ほむら「!」カチッ
ほむら「はい、どうぞ」スッ
まどか「こっちもスイプリ!?というか、なんで予備のパンツまで温かいの!?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:37:22.07 ID:32wMTKXH0
ほむら「さあ……どっちのパンツがいい……?」
ほむら「まどかが好きな方でいいわよ……!」ハアハア
まどか「さやかちゃんのパンツ貸してくれる?」
さやか「いいよ。ほれ」
ほむら「マドカァー!!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:42:22.45 ID:32wMTKXH0
まどか「ありがとう、さやかちゃん!先に教室戻ってるね」タタタタ
さやか「あいよー、ぐえっ」ガシッ
ほむら「なんてことすんのよー!」ブンブン
さやか「お、落ち着きなって」ブンブン
さやか「あんたのパンツは私がはいてあげるからさ。ほれ」スチャ
さやか「おお。こりゃぬくぬくで良いわ」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:43:23.27 ID:32wMTKXH0
ほむら「うわーん!」ボカボカ
さやか「いたっ、いたっ」
ほむら「畜生!次よ!次っ!」
さやか「ほいほい」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:49:34.44 ID:32wMTKXH0
昼休み
まどか「わあっ!マミさんの作ったお弁当、とってもかわいいですね!」
マミ「そ、そう?」
まどか「このハートのデンブとか、リンゴのうさぎさんとか」
まどか「ハローキティーのお弁当箱も、とってもキュートでマミさんにピッタリです!」
マミ「あ、ありがとう」カアァ~
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:52:37.64 ID:32wMTKXH0
生徒A「……あれはなくないか?」ヒソヒソ
生徒B「中学生にもなってあれはなあ……」ヒソヒソ
まどか「あぁン?」ギロリ
生徒A・B「ひっ!」タタタタ…
さやか「お、いたいた」
ほむら「作戦決行よ。上手くサポートしなさい」
さやか「了~解~」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:55:10.47 ID:32wMTKXH0
マミ「あら。暁美さん、美樹さん」
ほむら「お昼、ご一緒してもよろしいかしら?」
マミ「ええ、もちろんよ」
マミ「鹿目さんもいいでしょ?」
まどか「もちろんです、マミさん!」
ほむら「……チッ」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 21:57:37.54 ID:32wMTKXH0
まどか「あ、ほむらちゃんも手作りのお弁当なんだ」
ほむら「ええ、そうよ」
さやか「私はまどかと同じく購買のパンだけどね」
まどか「ティヒヒ」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:01:14.86 ID:32wMTKXH0
ほむら「……」パカ
まどか「あ……オムライス」
ほむら「ええ、そうなのよまどか。私、オムライスが大好きなの」
ほむら「だから、お弁当まで毎日オムライスなのよ」
ほむら「私の意外な側面を、まどかに見られてしまったわね」ファサッ
まどか「……」
マミ「まあ、かわいい」ウフフ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:07:05.82 ID:32wMTKXH0
さやか「いやいやー、マミさんのお弁当には負けますって」
マミ「あら、そんなことないわよ。かわいらしいし、とっても美味しそう」
さやか「……隙あり!」ヒョイパク
まどか「あっ!」
さやか「ん~。マミさん手作りのからあげは最高ですな~」モグモグ ゴクン
マミ「ほんと?えへっ。美樹さんありがとう」テレテレ
まどか「さやかちゃんずるい!」
まどか「マミさん!私も私も!」アーン
マミ「はいはい。あーん」
まどか「んー!美味しいー!」パク モグモグ
マミ「うふふふ」
ほむら「ぐぎぎぎ」ギリギリ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:09:03.76 ID:32wMTKXH0
ほむら「……ふっ」
ほむら「さあて。私も自分のお弁当を食べようかしら」
さやか「それも美味そうだよねー」
ほむら「……」
ほむら「……キャアアアアアッ!!!!」
まどか・マミ「!?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:09:37.40 ID:78BHCWm60
オムライスって聞くと最近女子力って言葉が連想されるようになっちまった
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:11:10.63 ID:32wMTKXH0
まどか「ほむらちゃん、どうしたの!?」
ほむら「……!」ニヤリ
ほむら「わ、私……オムライスが食べたいのに……食べられないの!!」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:15:32.35 ID:1OiA/rDj0
ほむほむ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:16:26.62 ID:7KhkiwGeO
難儀な子や
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:16:31.02 ID:32wMTKXH0
まどか「……どうして?」
ほむら「……だって、……だって、卵割ったらヒヨコが死んじゃうじゃないっ!」
ほむら「赤ちゃんがかわいそうだわ! まだ生まれてないのにぃぃ~(悲)」チラ…
マミ「!!」
マミ「わ、私……すこしも気にしないで、今までパクパクと……」
マミ「暁美さん……あなたって、やさしい女の子なのね……。それに比べて私は……」ジワァ
ほむら「ほむう!」
まどか「……」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:18:30.88 ID:vQpbpr/90
これは現実ででやってるやついたらむかつく
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:19:51.74 ID:32wMTKXH0
まどか「……じゃあ、なんでオムライスなんか作ったの?しかも、毎日なんでしょ?」
ほむら「え?」
まどか「食べないなら、作るだけ無駄じゃん」
ほむら「そ、それは……」ダラダラ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:21:05.30 ID:32wMTKXH0
ほむら「み、美樹さやか!」
さやか「んー?美味けりゃいいんじゃない?」パクパク
ほむら「サヤカァー!!」
まどか「……」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:21:28.53 ID:78BHCWm60
まどかさんすげえ怖い
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:24:21.02 ID:5cqC5fuw0
キチガイすぎてワロス
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:25:32.88 ID:32wMTKXH0
マミ「わ、私は……今までなんてことを……」グスッ グスッ
まどか「……マミさん」キュッ
マミ「か、鹿目さん……」ヒック ヒック
まどか「生きている以上、他の生き物の命を奪うことは仕方のないことなんです」
まどか「私たちも、いつかは土に還って、他の生き物を育む存在になるんですよ」
マミ「そ、それでも……生まれて来るはずだったヒヨコさんを……」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:29:45.95 ID:32wMTKXH0
まどか「大丈夫です!市販の卵は無性卵ですから、暖めてもヒヨコは孵りません」
まどか「マミさんに食べられちゃったヒヨコさんはいないんですよ!」
マミ「そうなの……?よ、良かったわ……」ホッ
まどか「そうですよ!」
まどか「さっ、早くお弁当食べましょ。うかうかしてると、さやかちゃんに全部食べられちゃいますよ」
さやか「美味い美味い」パクパク
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:32:25.69 ID:32wMTKXH0
マミ「……そうね!いただきまーす」パク
まどか「私のジャムパンもどうぞ!」アーン
マミ「ありがとう」パク
マミ「うん、美味しい!」ニコッ
まどか「ウェヒヒヒッ」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:32:36.65 ID:78BHCWm60
この状況でひたすら食べてるさやかちゃんもブレねえなww
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:34:54.21 ID:32wMTKXH0
ほむら「ま、まどかも、私のお弁当食べてみない?」アセアセ
まどか「ごめんね。私、オムライスってヒヨコさんがかわいそうだから好きじゃないの」
ほむら「そ、そんな……」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:36:30.69 ID:Grkmjj1hI
ほむぅ・・・
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:38:48.67 ID:vQpbpr/90
痛烈な皮肉
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:38:52.98 ID:32wMTKXH0
まどか「ごちそうさま!」
マミ「ごちそうさまでした」
まどか「マミさん!午後の授業まで、あっちでお話しましょうよ!」スッ クイクイ
マミ「あらあら。それじゃあ、暁美さん、美樹さん。またね」
まどか「さやかちゃん、また後でねー」グイー タタタタ
さやか「はいよー」
ほむら「ああああ……」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:40:52.64 ID:32wMTKXH0
ほむら「まどかに嫌われちゃったよお……」ポロポロ
さやか「ねえ。このホムライス食べてもいい?」クイクイ
ほむら「やかましいッ!!勝手に食えッ!!」
さやか「さんきゅ!」パクパク
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:43:24.91 ID:32wMTKXH0
ほむら「まどかあ……まどかあ……!」ポロポロ
さやか「……」パクパク
さやか「……ねえ、転校生」
ほむら「何よっ!?さっきからうるさいわね!!」クルッ
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:45:52.20 ID:32wMTKXH0
さやか「まどかがマミさんを好きになったのはさ。性格が幼いからじゃないと思うんだよ」
ほむら「……え?」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:48:17.40 ID:32wMTKXH0
さやか「いや、まあ、確かにギャップ萌えみたいなのもあるだろうけどさ」
さやか「それよりも、保護欲をくすぐられるっていうかさ」
さやか「なんていうか、マミさんは、真剣なんだよ」
ほむら「……」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:50:54.33 ID:32wMTKXH0
さやか「相手の気を引くためにキャラを作るってのとは、何か違うんだよね」
さやか「まあ、これは実体験も入った話なんだけどね」アハハハ
ほむら「……そう」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:55:18.12 ID:32wMTKXH0
さやか「やっぱ、体裁だけ取り繕っても、ろくな人間関係は築けないって」
さやか「転校生もさ。変なキャラ作りなんてしないで、自然な自分をまどかに見せてみなよ」
さやか「……そうしたらまどかと、もっと仲良くなれると思うよ」
ほむら「……ッ」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 22:57:49.65 ID:32wMTKXH0
ほむら「ふ、ふん。お馬鹿な美樹さやかにしては、いいことを言うじゃない」
さやか「なんだとー!?さやかちゃんが気にしてることをー!」ブンブン
ほむら「……自然な自分か」
さやか「?」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:00:35.42 ID:32wMTKXH0
ほむら「……私、頑張ってみる」
さやか「ん」
ほむら「……………………ありがとう、さやか」
さやか「どういたしましてー、ほむら」
ほむら「……!」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:12:44.78 ID:32wMTKXH0
さやか「そんじゃ、私たちも親友になったことだし、あの二人を探しに行きますか!」グイッ
ほむら「ち、ちょっと!?」グイッ
さやか「ほらっ、行くよ!乙女の青春は短いんだからっ!」
ほむら「まったく……」
ほむら「……行くわよ!さやか!巴マミからまどかを奪い返すのよ!」
さやか「ほいほいなっと」
ほむらに足りなかったもの。それは、勇気に他ならない。
相手を信じ、いつわりのない自分を見せ、傷つき、傷つける。
その繰り返しが、本当の信頼関係を作って行くのだ。
どれ。
僕も勇気を出して、まどマミ以外の組み合わせに挑戦してみるかな。
きゅっぷい!
終
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:13:43.36 ID:WwSdmBox0
心か
乙乙サヤホム
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:16:24.05 ID:32wMTKXH0
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:16:26.93 ID:HnI5rqvUP
乙!
これを貼らざるをえない
しかしこのオムライスネタ、大元はどこなんだろう
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:19:43.77 ID:dG+zFydXI
これからでしょうが!!
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:25:53.04 ID:Os4tisK40
乙乙
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:30:18.83 ID:NLONiMvU0
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/09(月) 23:34:50.59 ID:HnI5rqvUP
原案:Magica Quartet 漫画:アンソロジー
芳文社 (2012-03-12)
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