1 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 15:59:59.707 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「ガデムが兵を抑えられないなんてね!!ざまぁないわ!」
サターニャ「私のザクを用意なさい!私も出るわよ!!」
2 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:01:56.549 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「あれが連邦軍のモビルスーツね!!」
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーム!!
サターニャ「」
サターニャ「…」
サターニャ「戦艦並のビームじゃない!あんなの当たったら一撃じゃないのよ!!」
サターニャ「でも…当たらなければどうということはないわ!んなーっはっはっはっは!!!」
4 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:04:30.625 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「連邦軍との戦いで物資が尽きそうね」
サターニャ「ドズル将軍、聞こえるかしら?」
ドズル「どうした少佐、貴様の帰りが遅いから晩餐会の準備が無駄になったぞ」
サターニャ「あら、それは申し訳なかったわね」
サターニャ「でも喜びなさい!この私、大悪魔胡桃沢=サタニキア=マクドウェルが連邦軍のV作戦を突き止めたわ!んなーっはっはっはっは!!!」
5 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:06:39.519 ID:zTrZ9FyKd.net
ジークサターニャ
6 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:08:00.056 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「なんとか補給は受けたけど…」
サターニャ「モビルスーツは旧型ザクが2機とザクⅡが1機だけなんて…」
サターニャ「これでどうしろっていうのよ!!もー!!もー!!!もー!!!」
ドカーーーーーーーーーーン!!!
サターニャ「なにごと!?何があったの!?報告なさい!!」
オペレーター「連邦軍の奇襲です!補給艦、撃沈されました!」
サターニャ「なんですって!?この私に奇襲ですって!?」
サターニャ「に…逃げるわよ!!急速上昇よ!!!」
13 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:11:50.042 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「ふう…なぜか連邦の艦が盾になってくれたおかげで逃げられたわね」
サターニャ「…」
サターニャ「…なんか段々腹立って来たわね…」
サターニャ「嫌がらせしてあげるわ!!」
サターニャ「ここが木馬の逃げ込んだルナ・ツーね!爆発させてやるんだから!!」
――――
――
―
ドカーーーーーーーーーーン!!
サターニャ「んなーっはっはっはっは!!!ざまあみなさい!この大悪魔胡桃沢=サタニキア=マクドウェルに逆らうからこうなるのよ!」
14 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:15:24.681 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「ん?木馬が出港したわね…」
サターニャ「確かあの戦艦は連邦軍主力艦のサラミ?」
サターニャ「どこ行くのかしら?ついていってみましょう」
サターニャ「…どうやら地球へ降下するみたいね」
サターニャ「そうだわ!このタイミングならきっとやっつけられるわ!!」
オペレーター「いやいや、無理だから」
サターニャ「出るわよ!」
15 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:16:36.790 ID:C+b/UHNK0.net
大気圏で爆散するぞ
16 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:21:48.925 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「出たわね白いの!」
サターニャ「今度こそ仕留めてあげるんだから!!」
サターニャ「く…腕を上げたようね、このパイロットは!!」
オペレーター「そこまでです、ねーちゃ…少佐、それ以上は地球の引力に掴まります」
サターニャ「…わかったわ!引き上げるわ!」
サターニャ「次に会ったら覚えておきなさい!白いの…」
サターニャ「ところでクラウンは?」
オペレーター「まだ戻ってません…」
サターニャ「そう…」
クラウン「少佐ー!助けてください…減速できません…サターニャ少佐ぁ!助けてくださいぃぃぃ!!!」
サターニャ「…クラウン、ザクには大気圏を突破する性能は無いのよ」
サターニャ「気の毒だけど・・・ でもねクラウン、無駄死にではないわ!」
サターニャ「アンタが連邦軍のモビルスーツを引き付けて置いてくれたおかげで撃破することができるのよ!」
17 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:25:54.132 ID:wJ+i2Uzs0.net
ヴィーネ「サターニャ、あんたが仕留め損なうなんてよっぽどの相手なのね」
サターニャ「ふふん!仕留め損なったんじゃないわ!ヴィネットに手柄を譲ろうと思っただけよ!」
ヴィーネ「赤い彗星と呼ばれたあんたがそんなこと言うなんてね」
サターニャ「それに、ここで白いのと木馬を仕留めれば、あんたもやっと大悪魔として認められるでしょ?」
ヴィーネ「悪いわねサターニャ、キシリア姉様への気遣いまでしてもらっちゃって」
サターニャ「んなーっはっはっはっは!!!」
ヴィーネ「笑わないでよ!兵が見てるじゃない!」
18 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:29:21.913 ID:eAjof3Wwd.net
オペ弟君!?
19 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:32:06.357 ID:wJ+i2Uzs0.net
ヴィーネ「見つけたわ!あれが木馬ね!!」
ヴィーネ「私も出るわ!私のドップを用意してちょうだい!」
サターニャ「ふふ…せいぜい頑張ることねヴィネット…なーっはっはっは!!」
ヴィーネ「何あれ…モビルスーツがジャンプして次々と墜とされていく…」
ヴィーネ「あ、あんなの反則じゃない!!」
ヴィーネ「みんな退がって!!私がやるわ!!」
ザシュ
ヴィーネ「く…右の翼が…」
ヴィーネ「ガウ!聞こえる?ガウ!?」
ヴィーネ「帰還するわ!こちらの位置を補足して迎えに来て!!」
サターニャ(ふふん…通信ケーブルは抜いておいたわ…なんという悪魔的行為!!)
20 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:34:58.796 ID:wJ+i2Uzs0.net
ヴィーネ「ちょっと誰よ!!こんなことするのは!!」
ヴィーネ「こんなのイタズラじゃ済まされないわよ!!」
ヴィーネ「正直に言いなさい!!」
サターニャ(ひ…こんなに怒るなんて…)マッサオ
ヴィーネ「…」ジーーーー
ヴィーネ「…サターニャ?」
サターニャ「ひゃ、ひゃい!?」ビク
ヴィーネ「あんたねえ、やっていいことと悪いことの区別もつかないの?」
サターニャ「ご、ごめんなさい…」
――このあとすっごく怒られた――
21 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:37:26.850 ID:umB6utVE0.net
ガンダムとのクロスとはやるな。
22 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:37:59.943 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「でも、こんなことで凹む私じゃないわ!!」
ヴィーネ「反省が足りないようねサターニャ」
サターニャ「ひぅ!?ご、ごめんなさい…もうしません…」
ヴィーネ「よろしい」
オペレーター「木馬がレジスタンスと共闘するために市街地に入ったとのことです」
ヴィーネ「わかったわ!今度こそ仕留めるわよサターニャ!」
サターニャ「うぅ…はい、ヴィネットさま…」
23 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:41:28.357 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「私がモビルスーツ部隊で出て、白いのをおびき出すわ!」
サターニャ「ヴィネットは後からのこのこ現れて、それを撃破するといいわ!この大悪魔胡桃沢=サタニキア=マクドウェルに感謝なさい!なーっはっはっはっは!!!」
ヴィーネ「…」
ヴィーネ「喉元過ぎるの速すぎじゃない?」
サターニャ「んなーっはっはっはっは!!!」
24 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:42:51.461 ID:oZEpYkP5p.net
ガンダムサターニャ
ガンダムヴィネット
26 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:45:40.850 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「見つけた!白いの!!追うわよ!!」
サターニャ「く…追いつけない…どこまで逃げるのよ!」
サターニャ「男らしく堂々と戦いなさいよ!!」
サターニャ「まあいいわ!後はヴィネットに任せるわ!」
サターニャ「ヴィネット、聞こえる?白いのがいたわ!多目的ドームを背に西に向かっているわ!上空から爆撃して!」
ヴィーネ「わかったわサターニャ!ありがとう!必ず撃破するわ!!」
27 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:49:55.682 ID:wJ+i2Uzs0.net
ドドーンドーンドドーン
ヴィーネ「何ごと!?後ろから撃たれてる!?」
サターニャ「あ…ヴィネットごめん…木馬と敵のモビルスーツの一斉射撃されてるわ」
ヴィーネ「な…!?あんたちょっとシャレになってないわよ!!」
サターニャ「だからごめんって言ってるじゃない!!」
ヴィーネ「ごめんじゃないわよおおおおおおおおおお!!!」
サターニャ「ええっと…きみはいいゆうじんだったが、きみのうまれがわるかったんだよ」
ヴィーネ「ちょっと何言ってるかわからないわよ!!!」
ヴィーネ「もう!!ジオン公国に栄光あれええええええええええええ!!!」
チュドーン
――この後すっごく怒られて左遷された――
28 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 16:57:06.966 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「はぁ…なんかもう飲まないとやってられないわね…」
サターニャ「マスター、コーラちょうだい!コーラ!ジョッキで!!」
マスター「あの、うちはカフェなのでコーラは…」
サターニャ「なんなのよ!この店はコーラもないの!?もう!もう!!」
サターニャ「ならアイスコーヒーでいいわ!!」
TVギレン「…ヴィネットは死んだ!!なぜだ!!?」
サターニャ「坊やだからよ…」ヒック
サターニャ「ヴィネットごめんねえ…」シクシク
29 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:00:02.107 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「はぁ…潜水艦の艦長かぁ…」
サターニャ「臭いし汚いし寒いし狭いし…もうヤダヤダヤダヤダ!!!!」
サターニャ「あんなに怒らなくたっていいじゃないのよ!もー!もー!!もー!!!」
――――
――
―
そんなこんなで数ヶ月
オペレーター「スパイから連絡『連邦軍軍港に木馬と思しき戦艦が入港』」
サターニャ「なんですって!?木馬が!?」
サターニャ「おのれ白いの!!ヴィネットの敵!!今度こそやっつけてあげるわ!!」
31 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:03:51.108 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「…で、白いのは出てないのね」
サターニャ「ふふ!今こそ好機!私が出るわ!!モビルスーツを用意なさい!!」
オペレーター「ズゴックは全て出払ってますのでゴッグをお使いく」
サターニャ「ちょおおおおおおおおおおお!!!!!!何よこれ!!ダサッ!!!ダサいんですけど!!!無理無理無理無理!」
――と、そんな感じでまた負けた――
32 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:07:37.832 ID:VfxkDQ73d.net
ヴィーネ死んでたwww
34 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:08:35.391 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「ここから…入れ…ば…いいのね」クスクス
赤鼻「ええ大佐、この地底湖から抜ければジャブロー内部に入れますぜ」
サターニャ「あ・か・は・な!!赤鼻ってアンタwwwwwwww」
サターニャ「鼻が赤いから赤鼻wwwwww」
サターニャ「あーっはっはっはっはwwwwwwww」
赤鼻「」イラ
サターニャ「行くわよ赤鼻wwwwww先行なさい赤鼻wwwwwww」
赤鼻「」イライラ
35 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:10:59.242 ID:wJ+i2Uzs0.net
赤鼻(この野郎…)ウデブン ガッ
ガラガラガラガラ
サターニャ「ちょ!赤鼻wwwww岩崩れてきてるんですけどwwwwwwww」
赤鼻「ちっ…」イライラ
サターニャ「今、何か言った?あ・か・は・なwwwwwwwww」
赤鼻「くそ… こっから上に出ます大佐」イライラ
36 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:12:23.189 ID:c+swCQA60.net
イオク様みたいな活躍っぷりだな
37 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:14:32.663 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「ここがジャブローね!」
サターニャ「この開閉装置を使って進入路を開ければいいのね」
サターニャ「上空待機中の降下部隊に連絡なさい赤鼻wwwwwwwwwwww」
赤鼻「…了解」イライライライラ
赤鼻「通信完了、我が部隊はここで待機」ドカーン
サターニャ「赤鼻!?赤鼻!?どうしたの返事なさい…プッ…あ・か・は・なwwwwwwwwwww」
38 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:17:25.408 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「よくも赤鼻wwwwwwwをwwwwwwwwwww」
サターニャ「絶対にwwwww許さwwwなwwwwwwwwwいwwwwwww」
ジム「うりゃ!」スカッ
サターニャ「甘いわね!!えい!!」コクピットカンツウ
ドカーン
サターニャ「ふぅ…見ていてくれた赤鼻…?」
サターニャ「あなたのことは…プッ…一生www忘れwwないわ…赤鼻wwwwwwwwwwwwwwww」
39 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:18:20.139 ID:oZEpYkP5p.net
奴が来たんだ!
40 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:19:30.550 ID:+3YdU5CH0.net
ひどすぎワロタ
42 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:20:58.223 ID:wJ+i2Uzs0.net
白いの「そこまでだ赤い彗星」
サターニャ「出たわね白いの!!いえ、連邦軍モビルスーツRX78-02ガヴダム!!」
ガヴダム(以下ガヴ)「お前、ちょっとしつこいって…いい加減にしろよな」
サターニャ「何よしつこいって!」
ガヴ「うぜえ…」
サターニャ「うぜえって何よ!!」
ガヴ「…お前はオウムかよ」
サターニャ「うるさいわね!ヴィネットの敵よ!覚悟なさい!!」
43 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:22:52.656 ID:oZEpYkP5p.net
ガヴダムww
44 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:25:18.709 ID:wJ+i2Uzs0.net
――そしてまた負けた――
サターニャ「もー!もー!!もー!!!なんで勝てないのよ!もー!!!」
サターニャ「私の方が強いのに!勝てないとかどうしたらいいのよ!もー!!!」
オペレーター「司令部より電信『サターニャ大佐は地球戦線縮小のためキシリア艦隊と合流せよ』とのことです」
サターニャ「わかったわ!今度こそ決着を付けるわよガヴダム!!」
46 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:29:33.704 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「これがザンジバルね…ふふ…私の艦に相応しい悪魔的外観ね!!」
サターニャ「なーっはっはっは!!」
サターニャ「ドレン聞こえる?あんたの艦隊の方に木馬が向かってるわ!私が行くまで頭を抑えておきなさい!」
ドレン「了解です少佐…いや、今は大佐でしたな」
サターニャ「頼んだわよ!!」
――そしてまた負けた――
48 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:32:13.084 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「なあああああああああんでよおおおおおおおおお!!!!!!!」
サターニャ「もうやだ!何あれ!!なんであんなに強いのよ!!」
サターニャ「ドレンも死んじゃうし…あんなのに関わるんじゃなかったわよ…」
サターニャ「…疲れたわ」
サターニャ「…」
サターニャ「…」
サターニャ「サイド6へ向かうわ」
49 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:36:29.266 ID:wJ+i2Uzs0.net
ララァ「大佐、お出かけしましょう」
サターニャ「えー…いいわよ…めんどくさい」
ララァ「そんなこと言わずにお願いします、サターニャ様」
サターニャ「…」
ララァ「お願いします、大悪魔サタニキア様」
サターニャ「…」ピクリ
ララァ「行きましょう、第六天魔王サタニキア様」
サターニャ「…」ピクピク
サターニャ「いいわね、そのフレーズ!!」
サターニャ「第六天魔王…ッ!!なんだか天下を取れそうじゃない!気に入ったわ!んなーっはっはっはっは!!!」
ララァ「では私が運転しますのでゆっくりドライブしましょう」
サターニャ「苦しゅうないわララァ!んなーっはっはっはっは!!!」
50 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:41:58.542 ID:wJ+i2Uzs0.net
「あー、やべぇな…ぬかるみに嵌って車動かせねえや…誰か通らないかな…」
「お、車来た!おーい!!」
ブイイイイイイン バシャッ!!
「な!?おいこらぁ!!泥かかっただろうが!!」
サターニャ「ララァちょっと車停めなさい!連邦軍の少年兵っぽいのが泥まみれになって怒ってるわ」
ララァ「はい大佐」バック ブイイイイイン
サターニャ「あんた、ちょっとすまなかったわね…この子まで初心者なのよ」
「すまなかったじゃないだろ!どうすんだよこれ!ドロドロだよ!!」
サターニャ「…プッ」
サターニャ(見事に泥まみれwwwww)
「おい、今笑っただろ!?けんか売ってんのか?」
サターニャ「ごめんごめん、笑ってwwwwwないわwwwwwww」
「笑ってんじゃねーか!殺すぞ!」
51 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:44:55.398 ID:umB6utVE0.net
こうして見ると負けてばっかだったんだなシャアは……
いや勝った所がないだけかこれが罠か。
52 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:47:25.961 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「口悪いわねアンタ、この私を大悪魔胡桃沢=サタニキア=マクドウェルと知っての発言かしら?」
(ああん?こいつが赤い彗星?うわぁ…めんどくせぇ)
ララァ「大佐、どうやらこの方…車がぬかるみに嵌って困ってらっしゃるようです」
サターニャ「ああ、そうなの?そうならそうと言いなさいよ!助けてあげるわ」
「あー、そうだった…頼むわ」
サターニャ「じゃ、アンタの車の牽引フックにこのフック引っ掛けなさい」
「いやだよめんどくさい、全部やってよ…」
サターニャ「何よめんどくさいって!!」
「あんたらが私を泥まみれにしたんだろ、クリーニング代請求しねーからつべこべ言わずにやれよ」
サターニャ「く…わかったわよ」
サターニャ「下がってなさい引っ張るわよ」ブイイイイイン キュルルルルル ゴクン
サターニャ「これでいいわ!感謝なさい」
「あー、ありがとな…じゃ、私は急ぐのでこれで」
ブイイイイイイン
53 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:50:36.334 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「嫌な奴だったわね…」
サターニャ「でもどこかで会ったような感じ」
サターニャ「そう言えば名前くらい聞いておけばよかったわね」
ララァ「大佐が怖かったのでしょうね、あの子」フアァァァァ
サターニャ「なんでアンタは終始車の中で寝てんのよ!!」
ララァ「大佐が頼りになるから安心して寝れました」
サターニャ「そ、そう?ならいいわ」
ララァ(こいつマジちょろいわ)
54 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 17:56:08.412 ID:wJ+i2Uzs0.net
TV「ご覧下さい!これは映画ではありません!サイド6のすぐ外で起きている現実なのです!」
TV「連邦軍の艦はたった1隻でジオン軍の包囲を抜けなければならないのです!」
サターニャ「…」
ララァ「白いのが勝つわ…」
サターニャ「え?ガヴダムは映ってないわよ?」
ララァ「白いのが勝つわ…」
サターニャ(勝ってくれないと困るわよ…こんなところで負けたら、私の存在価値がどんどん下がっていくわ…)
サターニャ「ガヴダム、頑張って…」ボソ
ララァ「え?なんて?」
サターニャ「なんでもないわよ!」
――ガヴダムはドム12機を撃破、艦隊も全滅した――
56 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:01:47.351 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「ここがテキサスコロニーね!臭いわ!!」
ララァ「大佐、マ・クベ大佐のギャンが出るようです」
サターニャ「そう、木馬がまさかここに来るとは思わなかったけど…」
サターニャ(まさかマ・クベなんかに負けないわよね、ガヴダム…)
サターニャ「マ・クベwwwwwwwwこの壺をwwwwキシリアさまにってwwwwwwwwww」
サターニャ「不甲斐ないわねマ・クベ!!私が出るわ!今度こそガヴダムを仕留めて見せるわ!!」
整備兵「大佐のゲルググはまだ慣熟試験が終わっておりませんが…」
サターニャ「構わないわ!!これから慣熟飛行すればいいだけのことよ!!」
サターニャ「サターニャ、ゲルググ!出るわよ!!」
57 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:05:37.373 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「えい!や!この!!ふん!!」
ガヴ「うわ…危な!!しつけえ!!この…!」
サターニャ「あ、ダメよガヴ!!そっちは地雷原…」
ガヴ「え?うわ!うわ!!」チュドーンチュドーン
ドカーンボーンドッカーン
サターニャ「納得行かないわね…地雷原が勝因なんて…」
サターニャ「…って!ララァ何してるのよ!あんなとことで生身で!!」
サターニャ「大丈夫ララァ!?」
ララァ「大佐…すみません、ありがとうございます」
サターニャ「…戻るわよララァ、しっかり掴まってなさい」
58 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:10:07.397 ID:wJ+i2Uzs0.net
――それからしばらくしてソロモンは連邦の手に落ちた――
サターニャ「あー、まさかソロモンが落ちるなんてねえ」
サターニャ「…ふぅ」
サターニャ「あんなんでも結構いい上司だったんだけどね、ドズル閣下」
ララァ「キシリア様がお越しです大佐」
サターニャ「わかったわ、今行くわ」
59 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:13:36.175 ID:wJ+i2Uzs0.net
キシリア「来たかサターニャ、まさかお前がこんなことになっているとはな…少々残念だよ」
サターニャ「うっさいわね紫ババァ…」ボソ
キシリア「聞こえてるぞサターニャ…」
サターニャ「すいませんでした…」
キシリア「…」
キシリア「…まあいい」
キシリア「ところでサターニャ、その娘が例のニュータイプだな」
サターニャ「はい紫…キシリア様」
ララァ「ララァ・スン少尉です」ケイレイ
キシリア「…気に入らんな」
サターニャ「?」
キシリア「軍服を支給してやれ、そんな足を出した格好では他の兵に示しがつかんだろう」
サターニャ「若さに嫉妬www」ボソ
キシリア「…粛清するぞ」ジロ
サターニャ「…ごめんなさい」
60 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:18:06.105 ID:wJ+i2Uzs0.net
ララァ「これが新型モビルアーマー・ララァ・スン専用モビルアーマーですか」
サターニャ「何言ってるの?それはエル」
ララァ「違います、ララァ・スン専用モビルアーマーです」
サターニャ「だから」
ララァ「大佐」ギロ
サターニャ「…」
ララァ「それには色々と事情があるんです、空気読んでください」
ララァ「大佐、今日からはノーマルスーツを着て出撃して下さいね」
サターニャ「ララァがそういうのなら、そうするわ…」
61 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:20:42.333 ID:wJ+i2Uzs0.net
――そしてまた負けた――
サターニャ「ララァ…死んじゃった…」クスン
サターニャ「なんかもう勝てる気がしない」
サターニャ「ガヴダム…前より動き良くなってるし…」
サターニャ「…」
サターニャ「帰ろ…」
63 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:29:27.799 ID:wJ+i2Uzs0.net
キシリア「…惨めだなサターニャ」
サターニャ「…」
キシリア「赤い彗星も地に墜ちたものだな」
サターニャ「…」
キシリア「サターニャ…大丈夫?」
サターニャ「…」ウル
キシリア「あの、ごめんね…お姉さんなんか言い過ぎちゃったみたいで」
サターニャ「…」ウルウル
キシリア「ほら、もう泣かないで、ね?チョコパイとジオングあげるから」
サターニャ「ホント!?絶対よ!!約束よ!!」
キシリア「今度こそガヴダムを倒してくるのよ?ね?」
サターニャ「これがジオング?足が付いてないじゃないよ!!!」
整備兵「足なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです!!!」
サターニャ「はあ?何言ってんのよアンタ!脚部ジェネレーターやバーニアで出力に大きく差がでるでしょ!?それにアンバックシステムにも関わってくる重要な部分じゃない!
65 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:33:06.484 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「サターニャ・ジオング!出るわよ!!」
――そしてまた負けた――
サターニャ「うわあああああああああああん!!もうやだあああああああああ!!!」
ガヴ「逃げるなサターニャ!ここで勝負付けてやるっつーの!!」
サターニャ「ひぃぃ…アイツしつこいぃぃぃ…」
サターニャ「あんなところに入り口が!!」シュイン
ガヴ「待てって!おいこら!!」
66 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:35:48.723 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「ここでガヴダムを狙撃してやるわ!!」
サターニャ「にひひ…」
サターニャ「今度こそ…」
サターニャ「来た!!」
ビイイイイイイイイイイイイイイム
ガヴ「ラストシューティング!!」シュバアアアアアアアア
サターニャ「うあ…逃げなきゃ!!ひぃぃぃぃ!!」ダッシュツ
67 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:40:42.646 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「…勝ったわね、ふふん…この私、大悪魔胡桃沢=サタニキア=マクドウェルの勝利ね!」
サターニャ「んなーっはっはっはっは!!!」
バズーカドーーーン
サターニャ「うわ!」クルクルクルクル
「待てよサターニャ!ここで勝負付けるわよ!!」
サターニャ「あいたたた…アンタ、サイド6のときの…」
「私はガヴリール!ガヴリール=天馬=ホワイト!」
サターニャ「…プッ」
ガヴ「何がおかしいんだよ」
サターニャ「ガヴダムに乗ってるのがガヴリールってwwwwww」
ガヴ「いや、笑いどころがわからん」
サターニャ「あーっはっはっはっはwwwwwwww」
サターニャ「ガヴリールがガヴダムwwwwwwwwwっw」
68 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:46:54.988 ID:wJ+i2Uzs0.net
ガヴ「…もういいや、お前死ねよ」レーザービーム
サターニャ「危な!!ちょっとアンタ!当たったらシャレにならないじゃない!!」
ガヴ「いや、お前…モビルスーツで何度も私を殺そうとしてたろ」
サターニャ「そうだけど、そうじゃないじゃない!こういうときはその、あれよ!!」
サターニャ「かかってきなさいガヴリール!銃なんて捨ててかかってきなさい!」
ガヴ「うるせえ」レーザービーム
サターニャ「あいた!あいたたたた!痛いじゃない!!なんで当てるのよ!!アンタ馬鹿なの?馬鹿なんでしょ!」
ガヴ(直撃したのに傷1つ付いてねえ…なんだあいつ)
ガヴ「じゃあ、これで勝負な」サーベルスチャ
サターニャ「ふ、ふん!それよ!そういう勝負こそ私が求めていた戦い」
ガヴ「えい」ドス
サターニャ「痛い!だからアンタは最後まで人の話聞きなさいよ!」
ガヴ「額に当たったのにサーベル曲がってるし…」
サターニャ「もう!ヘルメットが無かったら即死よ即死!!」
ガヴ「お前何も被ってないじゃん…」
69 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:48:54.410 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「はぁはぁぜぇぜぇ」
ガヴ「ふぅふぅ…」
ガヴ(なんだこいつ殺せねえ…)
サターニャ「…なんかもういいわ、どうせ戦争負けだし、私も今のうちに脱出するわ」
ガヴ「お、おう…」
70 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:51:49.739 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「とは言ったものの…どうやって脱出しようかしら」
瀕死兵「大佐殿…」
サターニャ「ん?何よアンタ、私急いでるんだけど」
瀕死兵「キシリア様がザンジバルで脱出なさる…」
瀕死兵「どうかキシリア様を…頼みま…す…」
瀕死兵「」
サターニャ「…」
サターニャ「安心しなさい…アンタの魂は私が責任持って地獄に送ってあげるわ…」
71 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:53:06.696 ID:oZEpYkP5p.net
せめて魔界にしてあげて!
72 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:57:11.287 ID:wJ+i2Uzs0.net
サターニャ「何かのために、このビームバズーカは持って行かせてもらうわね」
サターニャ「いた!ザンジバル!!」
サターニャ「って、もう出発してるじゃない!!ちょっと待ちなさいよお!!」
サターニャ「く…気付いてもらえない…」
サターニャ「そうだわ!このビームバズーカで!!」
サターニャ「ええっと、ブリッジに当たらないよう掠めるように狙いを付けて…」
ビイイイイイイイイイイイイイイム
サターニャ「あ、手が滑った…」
ドオンバキバキバキグワッシャーン
サターニャ「嘘…でしょ…ザンジバル沈んじゃった…」
サターニャ「これからどうすればいいのよおおおおおおおおおお!!!」
74 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 18:58:25.140 ID:wJ+i2Uzs0.net
――――
――
―
永井一郎「宇宙世紀0080、この戦いのあと、地球連邦政府とジオン共和国の間に終戦協定が結ばれた」
おしまい
75 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 19:01:34.620 ID:oZEpYkP5p.net
まだZと逆襲出来るな
乙
76 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 19:02:23.296 ID:wJ+i2Uzs0.net
おまけ
ブラフィエル・ノア(以下ラフィ)「戦いたくないってどういうことですかガヴちゃん」
ガヴ「うっせーなー、私はネトゲしてダラダラして過ごしたいんだよ」
ラフィ「…」パチン
ガヴ「…!!」
ラフィ「…」パチン
ガヴ「二度もぶった!父さんにも殴られたこと無いのに!!」
ラフィ「殴られもせずに一人前になった天使なんてどこにもいません」
ラフィ「今のままじゃガヴちゃんはただの虫けらです」
ラフィ「ガヴちゃんなら…サターニャさんにも勝てると信じていましたのに」
ガヴ「なんだよ…」
ガヴ「わかったよ…やればいいんだろ!やれば!」
おしまい
77 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 19:14:26.720 ID:oZEpYkP5p.net
ヴィーネの無駄死に感激しいな
78 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2017/03/27(月) 19:16:14.607 ID:+3YdU5CH0.net
おつ
転載元
サターニャ「モビルスーツの性能が戦力の決定的の差じゃないことを教えてあげるわ!なーっはっはっは!!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490597999/
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