1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:25:55.04 ID:aVSwF56l0
響「プロデューサー、チカンの現行犯で逮捕だ!
自分、この間の撮影じゃ刑事だったんだからな!」
ガチャン
P「むっ、逮捕されてしまった……」
響「ふっふっふ、今日はもう予定もないし、このまま自分の家に連行する!」
P「お、おい響、ごめん、謝るから、まだ仕事残ってるんだよ」
響「えっ!? そ、そうなの?」
P「ああ」
響「うう……」
P「勝手に胸触ってごめん」
響「じゃ、じゃあね、手錠外してあげるから、仕事終わったら、また逮捕するってのはどう?」
P「ああ、それならいいよ」
響「よ~っし、決まりっ! じゃ、自分、プロデューサーの仕事終わるまで待ってるぞ!」
二人は幸せな夕食をとって終了
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:33:58.24 ID:cv+CIKmO0
響の良さに最近気がついた
かわいい
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:37:46.91 ID:yEHfXaPe0
響「……」ソワソワ
P「……」カタカタ
響「……終わった?」
P「まだもうちょっと」カタカタ
響「そ、そう」シュン
P「……」カタカタ
響「……」ソワソワ
P「……」カタカタ
響「……ね、そろそろ」
P「あと少し」カタカタ
響「うぐ」シュン
P「……」カタカタ
響「……」ソワソワ
P「響」カタカタ
響「えへ、な、なに?」ソワソワ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:40:38.80 ID:7l2eobKU0
響ちゃんかわいいよぉ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:41:56.79 ID:yEHfXaPe0
P「お茶、淹れてもらっていいかな」カタカタ
響「……うん」シュン
P「頼んだ」カタカタ
響「……」カチッボッ
P「……」カタカタ
響「……」シュンシュンシュン
P「……」カタカタ
響「……」ピーッ サラサラ
P「……」カタカタ
響「……」コポコポコボ
P「……」カタカタ
響「プロデューサー、お茶淹れたよ」コトッ
P「ありがとう、響」ズズズ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:47:40.84 ID:yEHfXaPe0
響「……くふ」ニヤリ
P「ぶー!!」ブー!!
響「くく、ふ! はは、あはははは!!」バンバン
P「なんだこのお茶甘じょっぱい! ……ごく……甘じょっぱい!!」ブー!!
響「あっはっはっは! ひ、ひひ、ひぃー、ひぃー!」ゴロゴロ
P「我那覇響さん」
響「え、あ……はい」
P「……正座」
響「はい」
P「資料がビショビショです」
響「はい」
P「仕事が進みません」
響「……ごめんなさい」
P「謝らなくていいです、帰るのは遅れます」
響「……はい」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:51:42.09 ID:yEHfXaPe0
P「……」カタカタ
響「……」シュン
P「……」カタカタ
響「……」ソワソワ
P「……」カタカタ
響「……ぁ」パクパク
P「……」カタカタ
響「うぅ……」シュン
P「……」カタカタ
響「……」ソワソワ
P「……」カタカタ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 18:56:43.97 ID:yEHfXaPe0
響「プロデューサー、お茶……」コトッ
P「いいです」カタカタ
響「……」シュン
P「……」カタカタ
響「……ごめん」ションボリ
P「……」カタカタ
響「……ごめんなさい」ションボラー
P「……」カタカタ
響「うぅ……」ションボリスト
P「さて、そろそろ冷めたかな、猫舌は辛いよホント」
響「……!」パアァ
P(やべえくっそかわええ)カタカタ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:00:46.86 ID:yEHfXaPe0
響「まだ?」ゴロゴロ
P「そんなに早くは」カタカタ
響「ふーん……」ゴロゴロ
P「……」カタカタ
響「……ねー」ゴロゴロ
P「んー?」カタカタ
響「邪魔じゃない?」ゴロゴロ
P「ちょっと重いけど、別に」カタカタ
響「自分、重くないぞ!」ガバッ
P「暴れられると困る」カタカタ
響「あ、ごめん」ゴロン
P「……」カタカタ
響「……」ゴロゴロ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:01:21.30 ID:PGXIL0af0
響がかわいいのかかわいいから響なのか
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:06:41.58 ID:yEHfXaPe0
P「……」カタカタ
響「……」
P「……響?」カタカタ
響「……くぅ、くぅ」スヤスヤ
P「寝ちゃったか」カタカタ
響「……すぅ、すぅ」スヤスヤ
P「ソファに寝かせておこう」グイッ ムニ
響「……んぁ?」パチ
P「あ、起き」
響「んぅ、自分寝てたか?……ってプロデューサー!? どどどどこ触って」
P「え?」ムニ
響「ま、またまた胸触った! それも寝込みを襲った!」バッ
P「いや、わざとじゃないんだ」
響「逮捕! これは絶対逮捕だぞ! 情状酌量の余地なしだからね!」ムキー
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:15:43.07 ID:yEHfXaPe0
P「それでも俺はやってない!」
響「問答無用の現行犯逮捕だぞ!」
P「弁護士を呼べー! ミランダ警告を遵守しろー!」
響「判決はもう下ったさー!」
P「魔女裁判だ、人権の侵害だ!」
響「判決! 無罪! 終身刑!」
P「どういうことなの!」
響「だ、だから、その、自分が看守でプロデューサーが囚人で……」
P「わお」
響「愛の牢獄さー!」
P「ポエミィ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:19:14.94 ID:yEHfXaPe0
響「さあ大人しく牢屋に入るさー!」
P「仕事終わらせてからね」
響「そだね」
P「……」カタカタ
響「……」ゴロゴロ
P「……」カタカタ
響「……」ゴロゴロ
P「……」カタカタ
響「ごろごろ」ゴロゴロ
P「あ、こんなところにでっかい黒猫が」カタカタ
響「にゃー」ゴロゴロ
P「擦り寄って来て、愛い奴め」ナデナデ
響「にゃあ、ぁ……ん」ゴロゴロ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:27:46.02 ID:yEHfXaPe0
P「ここか、ここがええのか」ナデナデ
響「にゃ、ふ、ぅんあ……はぁ、あ」ゴロゴロ
P「ええのかー、ええのんかー」ナデリコナデリコ
響「んぅ……はん、う、くぅ」ゴロゴロ
P「耳の付け根が気持ちええのんかー」サワサワ
響「ひゃあ、あ、あ、あ……う」ピク ピクン
P「首筋が好きなんかー」ススス
響「あ、う、ふんぁ……」トロン
P「鎖骨がたまらんのかー」ツツー
響「んぅ、ゃ……うぁ!」ビク
P「脇の下もかー」スルッ
響「あ、だめ、だめだ、ぞ……そ、こ」フルフル
P「猫じゃなかったのかな、聞き間違いかな」クニクニ
響「にゃ、あ! にゃあ、ん! にゃ、は、あぁ!」ビクッビクンッ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:31:29.70 ID:mh1nVu7y0
響鬼はかわいいなあ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:34:55.17 ID:yEHfXaPe0
P「これ以上はチカンかな」スッ
響「あ……終わり?」ブルッ
P「犯罪は駄目だし。でも、犯罪じゃなかったら続けるかも」
響「……うぅ」モジモジ
P「どっちなのかな、響?」
響「……ち」ボソッ
P「ち?」
響「ち、ちかん」
P「やっぱりチカンか」
響「……じゃ、ない、から大丈夫、だぞ?」チラッ
P「え? 何?」
響「今のはチカン、じゃない、から、だから……自分、プロデューサーなら、続けてもいい、よ?」カアァ
P「そういや仕事が先だった」ソソクサ
響「うがーー!!」ドタバタダンダン!!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:39:01.17 ID:rujqaZxWO
???「うっうー!こんな時間に電気ついてますぅ!」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:43:11.71 ID:yEHfXaPe0
P「忙し忙し」カタカタ
響「プロデューサーはいつもそうさー !そうやって他のアイドルもその気にさせてるさー! しちーぼーいさー!!」
P「響」カタカタ
響「何! 今自分、怒るのに忙しいんだけど!」
P「響だけだ」カタカタ
響「え?」
P「響だけだよ、こんなことするの」カタカタ
響「あぅ……」カアァ
P「それだけ言っておきたかった」カタカタ
響「きょ、虚偽の申告は犯罪さー……」モジモジ
P「どうしたら信じて貰えるかな」カタカタ
響「こっち、見て?」
P「うん」クルッ
響「ちゆ、ちゅーが証明書代わりになるって、ロッポーゼンショに」モジモジ
P「焚書した方が良いと思う」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:49:05.81 ID:yEHfXaPe0
響「うがー! 冷静なツッコミはいらないよ! ムードぶち壊しさー!」バンバンバン
P「やめて下さいキーボードが壊れてしまいます」
響「うがー!!」バンバンバン
P「落ち着け、響」ギュ
響「うあ!?」ビク
P「帰ったらすぐ証明書、発行するよ」ナデナデ
響「……お役所仕事だったら、許さないぞ?」ギュ
P「心配ないよ」ナデナデ
響「……うん!」シャイニースマイル
小鳥「仕事まだまだ残ってるから、いちゃつくならさっさと帰って欲しい」カタカタカタカタカタカタカタカタ
おわり
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:52:13.79 ID:PRhCaAXWO
うんうん事務所編は終わりだな
次のシチュはよ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:52:55.52 ID:dI2o7Hif0
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 19:54:05.95 ID:uYfHbeUQ0
ぴよちゃんのメンタルすごい
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 20:44:41.08 ID:yEHfXaPe0
響「美味しい?」ワクワク
P「うん、そこそこ」モグモグ
響「うん、そこそこ……じゃなくて、美味しいか美味しくないかで答えてよ」ブー
P「膨れっ面の響可愛い」モグモグ
響「え? そ、そうだろ、自分完璧だからな!」エッヘン
P「……」モグモグ
響「って違ーう! 味を聞いてるの!」
P「そこそこだってさっき言ったよ」モグモグ
響「もー、そうじゃなくって! うがー!」
P「……」モグモグ
響「なんでそんな意地悪なの? 嫌いなのか?」ムッ
P「怒りんぼ響可愛いな」モグモグ
響「えへへ……ってだからー!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 20:49:15.21 ID:yEHfXaPe0
P「ごちそうさまでした」
響「はぁ、お粗末様でした……もう一回だけ聞くぞ、味、どうだった?」
P「美味しくないわけない」
響「ふ、ふーん?」ホッ
P「手錠がなかったらもっと美味しく食べられたと思う」ガチャ
響「プロデューサーは重犯罪者だからね! いくらおべっか使ってもそれは外せないさー」フフン
P「美味しくないわけない、がおべっか扱いって響は普段どんなこと言われてるのか心配」
響「意地悪なことばっかり言うプロデューサーのせいだろー!」
P「覚えがない、響はアルツハイマーなのか?」キョトン
響「そういうとこだー!」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 20:52:40.72 ID:yEHfXaPe0
響「……」ゴロゴロ
P「……」ペラ
響「……」ゴロゴロ
P「……」ペラ
響「……っ」ゴロゴロゴロゴロ
P「……」ペラ
響「……ボクネンジン!」ゴロゴロドーン
P「うわーいたいー」ペラ
響「扱いが雑過ぎるぞ!」
P「なんやこいつ、いきなりどないしたんや」
響「なんで関西弁さー!」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 20:55:09.30 ID:yEHfXaPe0
P「関西出身だから」ペラ
響「え、そうなの? 自分、知らなかったぞ」ポカン
P「嘘だから」ペラ
響「雑誌ばっかり読んでないでこっち見ろー!」ゲシッ
P「はいはい」ペラ
響「……ねー」
P「んー?」ペラ
響「……」
P「……」ペラ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 20:59:12.09 ID:yEHfXaPe0
響「……しないのか?」チラッ
P「何をー?」ペラ
響「さっきの、その、続き?」モゴモゴ
P「関西弁の話?」ペラ
響「もー、分かってて言ってるでしょ」ムッ
P「あ、ムッとした響可愛い」ペラ
響「もう騙されないぞ」
P「まじか」ペラ
響「見もしないで可愛いは無茶さー」ジトー
P「まじかー」ペラ
響「……」ジトー
P「……」ペラ
響「……ほんとにしないの?」
P「してほしいの?」ペラ
響「……」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:03:22.16 ID:yEHfXaPe0
響「もし」
P「……」ペラ
響「もし……正直に言ったら」
P「うん」ペラ
響「続き、してくれる?」オズオズ
P「……」ペラ
響「……じゃあ、いい」
P「……」ホッ
響「プロデューサーの答えなんか聞かない、自分の正直な気持ち、言うから!」
P「……!?」バッ
響「……」
P「あ……」
響「……ふふん」ニヤリ
P「あちゃー……」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:06:19.82 ID:yEHfXaPe0
響「ねえ、プロデューサー?」ゴロゴロ
P「……なに」
響「どうして、いつもわざと突き放す言い方するの?」ゴロゴロ
P「してないよ」ナデ
響「うそ」ゴロゴロ
P「……嘘だよ」
響「……」ゴロゴロ
P「……」ナデナデ
響「怖いの?」ゴロゴロ
P「全然」ナデナデ
響「また、うそ」ゴロゴロ
P「……響の眼は、綺麗だな」ナデ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:11:24.66 ID:yEHfXaPe0
響「一線超えちゃ駄目だって思ってるでしょ」ゴロゴロ
P「……超えちゃ駄目なんだよ」
響「なんで?」ゴロゴロ
P「それは」
響「撫でてよ」ゴロゴロ
P「……アイドルとプロデューサーだし」ナデナデ
響「アイドルやめたら?」ゴロゴロ
P「……響の夢だから、奪いたくない」
響「手、止まってるぞ? プロデューサー」ゴロゴロ
P「……」ナデ
響「ねえ?」
P「なに」
響「自分はいいんだぞ? プロデューサーなら」
P「冗談でもそういうこと、言うな」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:15:36.06 ID:yEHfXaPe0
響「……怖い顔」ゴロゴロ
P「……」ナデ
響「自分はトップアイドルになれるって思ってた」ゴロゴロ
P「なれるさ」ナデナデ
響「違ったんだ、一人じゃなんにも出来ない」ゴロゴロ
P「……そんなこと」ナデナデ
響「でもさ、プロデューサーのおかげでそこそこ売れるようになった、テレビにだって最近はよく出てる」ゴロゴロ
P「……実力だ」ナデナデ
響「プロデューサーが育ててくれたからね」ゴロゴロ
P「……」ナデ
響「感謝してるんだよ、プロデューサー」ギュ
P「……」キュ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:22:32.00 ID:yEHfXaPe0
響「何か恩返ししたいなーっていっつも考えてる」スッ
P「……」
響「でも自分、頭悪いからな。完璧なんて、自分でもバレバレな嘘だって思うさー」サワ
P「……っ」ピクン
響「どうすれば返せるか、全然分からなくて、考えて、考えて考えて」スリスリ
P「……響」ブルッ
響「考えてる内に、他のことが頭に入らなくなってきてさー」ススス
P「響」ピクピク
響「最近はお仕事ばっかりで忙しいのに、暇さえあればプロデューサー、プロデューサーさー」ツツー
P「……ひび、き」プルプル
響「これって好きなのかな? 自分をあげたいって思っちゃうのは、恋なのかな?」スルッ
P「響……」ギュウ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:33:44.99 ID:yEHfXaPe0
響「う、ぐす」キュッ
P「……響?」
響「……ごめんね、ひっ、ひっく、迷惑だよね、自分、アイドル、ぐす、だし」ポロポロ
P「ずっと、悩んでたのか」ナデ
響「どうすれば、いいんだ? うぐ、ぐすん、いつ、いつもみたいに、ひっく、教えてよぉ」ポロポロ
P「……ごめんな」
響「自分、トップアイドルになりたい、ぞ、で、でも、ぐす、プロデューサー、隣に、いたいし、ひっく、うえぇ、恩、返し」ポロポロ
P「うん」ナデナデ
響「全然、分からな、くて」ポロポロ
P「……うん」ナデナデ
響「っ、ひっ、ぐす……」ポロポロ
P「トップアイドルになるまでは隣にいるよ、その後のことはその後でいい」ナデナデ
響「……」ポロポロ
P「上を目指すこと、俺が隣にいること……今は両方、響のものだ。恩返しなんて頂点に立ってからにしてくれ、先払いなんて俺にはプレッシャーだよ」ナデナデ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:36:29.33 ID:yEHfXaPe0
響「……すぅ、すぅ」スヤスヤ
P「泣き疲れて寝たか。みんな、騒がしくしてごめんな」
ハム蔵「ぢゅ」
P「……ありがとな」
ハム蔵「ぢゅい」
P「さて、帰るか。鍵、任せていいよな?」
ハム蔵「ぢゅい!」
P「頼もしいな、はは」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:45:23.85 ID:yEHfXaPe0
響「は、はいさーい……」ソー
P「おはよう、響!」ポン
響「うぎゃー!? ププ、プロデューサー!?」
P「なんだ、朝からテンション高いな。昨日何かあったのか?」キョトン
響「えっ……」ポカン
P「ん? よく見ると眼が赤い……さてはドキュメンタリーでも見て泣いたな?」ニヤリ
響「な、これは、昨日プロデューサーが!」カアァ
P「昨日? そういえば逮捕だなんだ言ってお前、結局寝ちゃったよな? あーあ、晩御飯楽しみにしてたのになー」ジトー
響「あれ? あれ? 夢? いや、でも……!」オタオタ
P「まあいい、今日も一日頑張ってくれたまえよ、我那覇君!」ドヤァ
響「……」キョトン
P「あれ? に、似てなかったかな? 社長の真似だったんだけど」オタオタ
響「……ぷっ! ふふ、あはは! 下手っぴ、プロデューサー下手っぴだぞ!」ゲラゲラゲラ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:48:55.31 ID:yEHfXaPe0
P「あっれー? 社長の前でやったら、どんどんやってくれたまえ! って言われたんだけどなー?」
響「……はは、それもすごい勇気だな」
P「ってもうこんな時間か! じゃ今日のレッスンも頑張れ、な!」
響「ん? プロデューサーは?」
P「今日は外回りだよ、連絡あったらメモ書くかメール送ってくれ。じゃ、行ってきます!」タタタ
響「ん、行ってらっしゃーい」ブラブラ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:57:06.43 ID:yEHfXaPe0
響「……腕は手錠の赤い跡が残ってたし、昨日のことをあんなに説明口調で話すわけないぞ。やっぱりプロデューサーは嘘、下手っぴさー」
響「……」
響「……」
響「……プロデューサー、代金は利子と熨斗と水引つけて、きっちり払うからね! トップアイドルの座も、プロデューサーの隣もずっと自分のものさー!」
響「なんたって自分、完璧だからな!」
おわり
響「……でもなんか悔しいしメール送ってやれ」
P「ん? 響からメール……かなさんどーって何だよ意味わかんねー」
おわり
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 21:57:32.16 ID:7HmNnOMu0
響は可愛いなぁ…
乙!
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 22:00:28.05 ID:7l2eobKU0
おつおつ
響ちゃんかわいい!
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 22:13:11.76 ID:yEHfXaPe0
響長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
可ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
愛パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
い今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 22:14:17.03 ID:bSaIOZpD0
とりあえずコピペにしとくか
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 22:15:11.54 ID:hfAdj8ne0
泣いた
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 22:16:33.69 ID:C1Fc+euH0
これはひどい
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/23(火) 22:18:03.22 ID:6I2WZEtE0
なぜコピペで〆る
転載元
響「ま、また胸触ったな!このヘンタイプロデューサー!訴えてやる」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350984355/
一迅社 (2012-10-27)
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うわーこいつわかってねえ
他の実在してるマジで臭いものに例えたらダメだろ馬鹿が
響がとてもかわいかった
私は満足し、作者に感謝した
これ以上の言葉はいらないはず
これは明らかな第四章のリスペクトですね・・・つまりプロデューサーと響はホモ、はっきりわかんだね