※
ハルヒ「せ・・・セックスの仕方ぐらい知ってるわよ!」 (1/2)
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 11:21:42.05 ID:Bga/VcWl0
キョン「待たせたな」
ハルヒ「待たせすぎなのよこの馬鹿キョン! あんた団活が休みって伝えるだけのことに何時間かけるつもりよ!!」
キョン「何時間もかけとらんだろうが。せいぜい十分だ」
ハルヒ「あたしを待たせるって事は同じ意味よ! 次回の罰ゲームはあんたに決定だからね!」
キョン「ああはいはいわかってるって」ポンポン
キョン「(これでいいのか? まあ長門の言うことだから信じても大丈夫だろうが)」
ハルヒ「?! な、ななな、なによあんた、なに気安く人の頭触ってんのよこの変態!」
キョン「気にするな、ちょっとしたまじないだ。だいたいこれからもっと凄いことしようって奴が、この程度で名に言ってやがる」
ハルヒ「っ! 物事には順序ってもんがあるのよ! キョンのくせに主導権握ろうとするんじゃないわよ!」
キョン「へいへい、すいませんでしたね」
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 11:39:13.12 ID:Bga/VcWl0
キョン「で? その順序でいくとまずはなにをするんだ?」
ハルヒ「それはっ……」
キョン「その場所に着いてからか?」
ハルヒ「ふ、ふん! そうよ? その場所についてから手取り足取り教えてあげようじゃない!」
キョン「お手柔らかに」
ハルヒ「ま、まああんたは初めてだから? 今から準備しておくのもいいかもね! ほらっ」
キョン「? なんだ、その手は」
ハルヒ「つ、繋いであげるって言ってんのよ! いいから黙って握りなさいよ!」
キョン「……ここから始まってんのか」
ハルヒ「あんたの緊張をほぐしてやるって言ってんのよ!団長のありがたい心遣いでしょうが!!」
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 11:42:43.35 ID:Bga/VcWl0
キョン「じゃあ、お言葉に甘えて」 ぎゅっ
ハルヒ「ッ!!」
キョン「…………」
ハルヒ「…………」
キョン「早く行かないか?」
ハルヒ「い、今行こうと思ってたとこよ! こ、これもプレイの一環……そ、そうよ、焦らしってやつよ!」
キョン「校門から焦らしとは随分気の長い話だな」
ハルヒ「黙りなさい! い、行くわよ!」
キョン「(もう他の奴らには見えてないのか? もし見られてたら相当恥ずかしいんだが……仕方ないか)」
キョン「(見られてないことを祈ろう。頼むぞ長門)」
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 11:46:43.81 ID:Bga/VcWl0
古泉「ふむ、監視対象を逃したと?」
森「ええ、彼が涼宮さんの頭に触れたとたん、監視が不可能になりました」
古泉「長門さん……でしょうか?」
森「その可能性が高いわね」
古泉「気を利かせた、とみるべきでしょうか?」
森「そんなことをして彼女にメリットは? 情報の独占かしら」
古泉「いえ、恐らくですが彼女も監視はしないでしょう」
森「何故そう言えるのかしら?」
古泉「さあ? なんとなくです。どちらにせよ僕らに打つ手はありませんしね」
森「全く……仕方ないわね。撤収します」
古泉「んっふ。彼女もまた、SOS団の一員ですしね」
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 11:53:34.82 ID:Bga/VcWl0
キョン「(気まずいな……)」テクテク
キョン「(さっきから一言も喋りやがらねえ)」
キョン「(かといってなにを話せばいいかもわからん)」
キョン「(どうしたもんかね)……はぁ」
ハルヒ「ピクッ)なによ、なにため息なんかついてるのよ。言いたいことがあるならはっきり言いなさい」
キョン「いや別に」
ハルヒ「なによ。今更怖気づいたって遅いんだからね!」
キョン「そういうことじゃなくてだな……」
ハルヒ「だったらなんだっていうのよ?」
キョン「その、な。お前の手、結構気持ちいいよな」
ハルヒ「バッ……!」
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 11:58:36.04 ID:Bga/VcWl0
キョン「なんだかんだで女の子っぽいというか……小さくて柔らかいし、お前って結構体温高いのか? あったかいよな」
ハルヒ「キョッ、バッ、コッ……」
キョン「すまんが日本語で喋ってくれるか」
ハルヒ「この馬鹿キョン!!!」
キョン「ぐあっ! 耳元でいきなり叫ぶんじゃねえ!!」
ハルヒ「ああああああんたが変なこと言うからでしょうが!」
キョン「お前がなんか言えって言ったから答えただけだろうが!」
ハルヒ「……ッ! 手繋ぐの終わり! あんたは後ろ着いてきなさい!!」
キョン「なんだてっていうんだお前は」
ハルヒ「手が……そうよ! 手が汗ばんで気持ち悪いから終わりなのよ! ここまで繋いであげたことに感謝なさい!!」
キョン「ああ、ありがとうございました……(疲れるやっちゃ)」
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 11:58:42.01 ID:PSgLihNnP
,..-――-:..、 ⌒⌒
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251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:02:41.87 ID:Bga/VcWl0
キョン「で、だ」
ハルヒ「…………」
キョン「ここが目的地か?」
ハルヒ「そうよ。何か文句でもあるの?」
キョン「ここってさ……ラブホだよな」
ハルヒ「他にどう見えるのよ。一流料亭になんてどう考えても見えないじゃない」
キョン「まあそうなんだがな。……制服で入るのか?」
ハルヒ「それの何が悪いの」
キョン「普通そういうのって通報されたりしないか」
ハルヒ「平気でしょ。どうせこういうところは客さえくれば細かいとこは気にしないわよ。あ、入るわよ」
キョン「あ、ああ。(まあ長門の力があるから平気か)」
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:04:52.96 ID:Vmiwn8Lv0
wktkしてきた
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:07:22.21 ID:Bga/VcWl0
キョン「ふうん。中はこういう風になってるのか……」
キョン「結構部屋の種類もあるんだな」
ハルヒ「うろちょろするんじゃないわよ恥ずかしいわね」
キョン「ああ、すまんな」
ハルヒ「部屋は……うん、あったあった。ここに入りたかったのよね」 ピッ ガチャン
キョン「へえ、そうやって鍵が出てくるんだな。初めて知った」
ハルヒ「ふふん、あたしにぬかりはないわ。初めてはここがいいってちゃんと調べてきた……」
キョン「調べて?」
ハルヒ「……はっ、初めてのあんたにはこういうところでリードしてあげないとね!!」
キョン「……そりゃどうも」
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:11:28.07 ID:Bga/VcWl0
キョン「エレベーターで他の客に出くわすってあるのか?」
ハルヒ「さあ……じゃなくて! だ、大丈夫よ! ホテルだってそれくらいの配慮はするわ!」
キョン「そうだといいな」
ハルヒ「そうに決まってるでしょ! ほら、着いたわよ。さっさと降りる!」
キョン「へいへい」
ハルヒ「部屋は……ここね。じゃあ入るわよ? いいわね?」
キョン「早くあけろ。廊下で他人に出くわしたくないもんでな。しかも制服で」
ハルヒ「ちょっとは緊張しなさいよ! あたしなんか……」
キョン「お前は? ちなみに俺は緊張で一杯一杯だが」
ハルヒ「なんでもないわよ!! 」 ガチャン
キョン「おお……」
ハルヒ「うわああ……」
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:14:44.57 ID:Bga/VcWl0
キョン「なんというか……きらびやかだな」
ハルヒ「……そうね」
キョン「こういうのってあれか? お姫様の部屋みたいっていうのか?」
ハルヒ「まあ、そんな感じよね……」
キョン「お前こういう部屋が好きなのか」
ハルヒ「そうよ……って違うわよあんたに合わせて初心者用の可愛らしい部屋選んだだけよ!」
キョン「俺は別に可愛くなくてもいいんだが」
ハルヒ「あたしが……ッ。 なんでもないわよ!!」
キョン「お前はさっきから何を一人で切れてるんだ」
ハルヒ「切れてないわよ! あんたがくだらないことばっかり訊いてくるから怒ってるだけよ!」
キョン「それを切れてるというんだろうが」
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:14:45.05 ID:PSgLihNnP
キョンのおちつきぷりが、来たことありそう
あとで変な誤解されるんじゃないか?
ハルヒの抑えたあわ手振りもかわいい
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:20:22.53 ID:Bga/VcWl0
キョン「え~っと……」
ハルヒ「なによ」
キョン「いや……このあとどうすりゃいいんだと思ってな」
ハルヒ「あんたそんなことも知らないの?」
キョン「経験が無いって言っただろうが! 何度も言わせるな」
ハルヒ「へ、へえ~そう。じゃあ約束どおりあたしが教えてあげるわよ」
キョン「……できるもんならな」
ハルヒ「何か言った?!」
キョン「何も。で、どうすればいい」
ハルヒ「そ、そうね、えーっと……。! そ、そうよ! まずはキョン! あそこに座りなさい!!」
キョン「あそこって……そのお姫様ベッドの上にか」
ハルヒ「そうよ! あ、靴は脱ぎなさいよね。汚いんだから」
キョン「なんか映画のワンセットみたいだな。回転しそうだぜ」
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:21:35.98 ID:Bga/VcWl0
おっし、ご飯食べよう
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:33:54.46 ID:Bga/VcWl0
キョン「どれ……おお、なんだこれものすごい柔らかいぞ」
ハルヒ「え、そうなの? ちょっと私にも座らせなさいよ」
キョン「お前は来たことあるんじゃないのか」
ハルヒ「ッ!? こ、この部屋は初めてなのよ! いいからそっちつめなさい!」
キョン「全く……」
ハルヒ「どれどれ? お、きゃっ! あはは! 凄いじゃないこれ、ほんとに柔らかいわ! う~ん、うちにもほしいわねこれ。もって帰ろうかしら」
キョン「できるわけなかろうが。お前の部屋はどんだけ広いんだ」
ハルヒ「いずれ世界を統べればこれくらい楽勝よ! う~ん、気持ちいい~」ゴロン
キョン「いつからSOS団は世界を統べる組織になったのやら……うおっ!!」
ハルヒ「? 何よキョン」
キョン「(パンツが……水色の縞かよ)なんでもない」
ハルヒ「なんでもないならなんで……あ! あんた見たわね!」
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:39:04.38 ID:Bga/VcWl0
キョン「ち、違う見えたんだ!」
ハルヒ「同じことよ! なに勝手に見てんのよこの変態!」
キョン「変態じゃねえ! ていうか今更何言ってやがる、男子の前で散々着替えてきただろうが!」
ハルヒ「そ、それとこれとは違うわよ!」
キョン「どう違うんだよ! 大体経験豊富なくせにパンツ見えたくらいで騒ぐな!!」
ハルヒ「開き直ってるんじゃないわよ馬鹿キョン! そ、それに言ったじゃないの、順序があるって!」
ハルヒ「いきなりあんたにパンツ見せたら理性が外れて襲い掛かってくるからあとで見せるつもりだったのよ!」
キョン「パンツごときで野獣になるか! 決め付けるんじゃねえ!」
ハルヒ「あたしのパンツがごときですって?! 言ってくれるじゃない!! だったらもっとじっくり見せてやるわよ!」バッ!
キョン「おまっ!」
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 12:46:48.71 ID:Bga/VcWl0
キョン「なにスカート捲り上げてやがる! 下ろせ!」
ハルヒ「ふっふ~ん? なあに? キョンってば。パンツごときとか言ってたくせに、いざそれを目の前にして腰がひけたのかしら?」
キョン「ち、違う!」
ハルヒ「違うなら見てみなさいよ。ほらほら、ただしまだ見るだけなんだからね? 触ったらぶち殺すわよ」
キョン「くっこの……上等だ。見てやろうじゃねえか! 動くんじゃねえぞ!」
キョン「…………ゴクリ」
ハルヒ「…………ン……」
キョン「変な声あげるな!」
ハルヒ「あんたこそ生唾飲む音響かせるんじゃないわよ! 大体なんでそんな近いのよ!」
キョン「お前がじっくり見ろって言ったんだろうが!」
ハルヒ「あんたの息が当たってなんだかくすぐったいのよ! どうしてくれんのよ!!」 ガスッ!!
キョン「グハッ!!」
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:03:39.47 ID:vQbXKEgV0
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彡 ゛ll||||||||||||||||||ll" ミ |
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| ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l |
ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ < ホッホッホ・・・わたしともあろう者がドキドキしてきましたよ・・・・!!
ヽlミ| 「‐、=ラ7 |ヲ'´ |
_______ , へ ノ`i=、_ 二 _,=iゝ、_,へ、 _ \_________
i i i  ̄| |――-\ ̄∠-――| | ̄ i i i
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:13:27.39 ID:Bga/VcWl0
キョン「いきなり顎を蹴るとはどういう了見だおい!」
ハルヒ「ううううううっさいわね! いいからあんたはさっさとシャワー浴びてきなさいよ! さっさと行け!!」
キョン「いてっ、こらっ、物を投げるな! わかった、行くから!」
ハルヒ「なら早く行きなさいのろま!!!」
キョン「覚えてろよ!」
ガチャ バタン
ハルヒ「はぁはぁ……ああもう! キョンのくせにキョンのくせにキョンのくせにいいいい!!」
ハルヒ「あたしをドキドキさせるなんて何様のつもりよ!」
ハルヒ「……なんでスカート捲り上げたのよあたしは!」
ハルヒ「息、あったかくてくすぐったいのよ……馬鹿キョン」
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:17:10.96 ID:Bga/VcWl0
キョン「いてえ……。クソ、ハルヒの奴、いきなり蹴りやがって……」
キョン「あいつから見ろといったくせに、なんなんだ一体」
キョン「……あんなにマジマジと女性のパンツを見たのは初めてだ……」
キョン「とりあえずシャワー……浴びなきゃ駄目なのか? 面倒なことになりすぎだ」
キョン「なんで風呂場が前面鏡張りなんだここは……」
キョン「妙に気恥ずかしい」
キョン「…………」
キョン「あいつ、なんかいい匂いしたな……」
キョン「ってそうじゃないだろうが!! あほか俺はアホかああああ!!!」ガンガン
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:22:32.88 ID:Bga/VcWl0
飯行ってタンスよ
(ガンガン)
ハルヒ「ん? うるさいわね……絶対キョンだわ。何をしてるのよあいつは」
ハルヒ「どうしてこんなことになっちゃったのかしら」
ハルヒ「なんでキョンとラブホテルなんかに……」
ハルヒ「……あたしのせいね。売り言葉に買い言葉で、こんなことになるなんて」
ハルヒ「ああ、もう! なんで正直に言わなかったのよあたしの馬鹿! 経験なんてあるわけ無いじゃない!」
ハルヒ「でもそのお陰でキョンと……」
ハルヒ「ハッ! いや、別にッ!キョンとかどうでもいいんだけど! ま、まああれよ! 団長たるものセックスの経験くらいしておかないと!」
ハルヒ「そうじゃないと他の団員に示しがつかないもの! そう、キョンを相手に選んだのはたまたまよ、たまたま! 別にキョン以外の誰かだって……誰かだって……」
ハルヒ「…………」
ハルヒ「やっぱり……キョンでよかったのかしら……」
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:29:52.14 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「いや別にキョンじゃなきゃやだとかいいとか好きとかじゃなくて」
ハルヒ「へ? え? 好き? ……まさか! 違う違う! キョンのことなんか好きじゃないんだから! そ、そうよ! あたしはそんな精神病はもう卒業したんだから!」
ハルヒ「キョンがあたしを先に好きになるべきであって、あたしから先に好きになってちゃ駄目なのよ!」
ハルヒ「は? あ、違う違う! あたしは別に好きになる必要なんか……必要なんかないのよ!」
ハルヒ「でもキョンが好きになってくれるなら……あああこれも違う! これじゃ好きになってもらったら嬉しいみたいじゃないの!」
ハルヒ「もう分けわかんないんだから! 考えるのはやめやめ! 今から……そう、今からのことを考えるのよ!」
ハルヒ「今から……今からキョンと……」
ハルヒ「カァァァァァァ)ッ!!」 バフバフッ!! ゴロゴロゴロゴロ!!
カシャン
ハルヒ「ん? 今何か落ちたわね。……何かのボタン?」
ポチ
ハルヒ「ひあっ……!!」
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:33:14.29 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「きゃあああああああ!!」 グルン!
ハルヒ「え? え? 何今の? 今鏡の向こうが透けてキョンが……裸のキョンの……」
ハルヒ「マジック、ミラー?」
ハルヒ「…………」チラッ
ハルヒ「ッ! ッ! ッ!」
ハルヒ「あ、あ、あ、お、おち、おち……キョンの……キョンのおおおお!!」
ハルヒ「やあああ! 駄目、無理! もう駄目ええええ!!」
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:36:31.44 ID:Bga/VcWl0
キョン「静まれ、鎮まれ俺とリトル俺」
キョン「このままでは本当にハルヒと……」
キョン「ああ! なんで膨らむんだこん畜生!」
キョン「駄目だ、もう考えがまとまらん。このまま流れに任せるしかないのか……」
キョン「いや、それが一番楽か。もう何をするにもまともに考えられん」
キョン「……出よう」
キョン「どうすればいいんだ。タオルを巻くべきか。それともパンツとシャツでいくべきか……」
キョン「いや、流石にタオル一枚はやる気まんまんに見えてちょっとな……」
キョン「パンツとシャツでいいか……」
ガチャ
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:39:45.95 ID:Bga/VcWl0
ガチャ
ハルヒ「ビクッ)あ……」
キョン「あがったぞ……」
ハルヒ「そ、そぉ……じゃあ次あたしはいるからあんた適当に待ってて」スタスタ
キョン「お、おお。なあハルヒ」
ハルヒ「何も言わないで。いいから黙ってて」
キョン「え……」
ハルヒ「それとあんたそこらへんのボタンいじるんじゃないわよ! 絶対よ! いじった痕跡があったら警察呼ぶからね!!」
ガチャ バッターン!
キョン「ボタンだと?」
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:46:42.50 ID:Bga/VcWl0
キョン「これか……」
キョン「ご丁寧に髪の毛で巻いてあるな。使ったらすぐわかるって寸法か」
キョン「一体なんのボタンだ? お、部屋の設備の取り説が」
キョン「マジックミラー……。あいつ、見たな」
キョン「見られた、のか? お、俺のビッグになったリトル俺をみられたってのか……」
キョン「トラウマになりそうだぜ……。いや、すでにこの状況がトラウマ級だが」
キョン「どうすれば……この後本気でどうすればいいんだ」
キョン「あいつが処女だってことを知ってるって言えばいいのか。いやだがどうやって?」
キョン「長門が宇宙人とか古泉や朝比奈さんのことも言うのか? 俺がジョン・スミスだって言えば信じるだろうが……」
キョン「こんなしょうもないことに切り札を使えるわけがないだろうが!」
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:50:59.00 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「キョンの……おっきかった……」
ハルヒ「おっきかったおっきかったおっきかった……」
ハルヒ「あ、あんなものどうしたらいいのよ……ていうか本当に入るの? キョンが言ってたこと本当だったんだ……」
ハルヒ「おっきくて……びっくりしたわよ。っていうかあれって包茎じゃないのかしら? そもそも包茎ってなんなのよ」
ハルヒ「こんなことならもっとあっちの勉強しておくんだったわ……」
ハルヒ「はっ! あ、あたし臭くないかしら? 緊張して汗くさかったらキョンに嫌われ……」
ハルヒ「だから違う! 嫌われるとかじゃなくて匂いとかあたしのプライドが許さないだけよ!」
ハルヒ「毛、毛は大丈夫よね……腋は、よし。腕も足も、よし」
ハルヒ「こ、ここは……? これって普通なのかしら……」
ハルヒ「キョン、引かないわよね?」
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 13:54:55.74 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「う、いいえ! 引かせないわ! 絶対に引かせないんだから!」
ハルヒ「ちゃ、ちゃんとあたしの素晴らしさを隅々まで見せ付けて……見せつけ……すみずみ……」
ハルヒ「わああああああああああん!!!」 ガンガン
(ガンガン)
キョン「なんだ? うるさいなハルヒの奴」
キョン「あいつも緊張してるってこったろうが……っていうか俺はこのままベッドに座ってりゃいいのか? ……わからん」
ガチャ
キョン「ビクッ)」
ハルヒ「お、おまたせ……」
キョン「ははははやかったなああ?」
ハルヒ「そ、そうかしら? 別に普通よ?」
キョン「そ、そそ、そうか」
ハルヒ「っそそ、そうなのよ」
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:04:29.94 ID:y8dRv16p0
えっ?
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:16:07.83 ID:Bga/VcWl0
さるくらった
キョン「えっと……」
ハルヒ「な、何よ、何背中向けてるのよ。こっち見なさいよ……」
キョン「い、いいのか?」
ハルヒ「あたしが見ろって言えば見ていいのよ!!」
キョン「あ、ああ、じゃあ……」クルン
キョン「ぶっ……!」
ハルヒ「なに吹いてんのよ! ちゃんと見なさいよ!」
キョン「だ、だっておま、お前、何でタオル一枚なんだよ!」
ハルヒ「お風呂上りはいっつもこうなのよ! そ、それにこういう場所ではこれが普通なんでしょ?! あんたがおかしいのよ!」
キョン「そんなことは知らん! そんな普通は聞いたこともないわ!」
ハルヒ「え? あ、そうなの……? っじゃなくて、これが普通なのよ! マジマジと見つめるんじゃないわよ!!」
キョン「お前が見ろといったんだろうが!」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:19:55.11 ID:po2NL0p9O
パイパンで頼む
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:22:41.44 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「うるさいうるさいこの馬鹿キョン! 口答えするんじゃないわよ!」
キョン「!いい加減にしろよハルヒ!」 ドンッ!
ハルヒ「きゃっ……!」ドサッ
キョン「お前はなんでもかんでも自分勝手すぎるんだよ!」
ハルヒ「な、なによ……」
キョン「見るなって言ったり見ろっていったり、黙れといったり何か言えと言ったり……」
ハルヒ「あ、あんたが……」
キョン「俺がなんだっていうんだ!」
ハルヒ「あんたがヤラシイ目で見るのが悪いのよ!」
キョン「そうさせてんのはお前だろうが!」
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:27:43.42 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「あたしのせいだっていうの?!」
キョン「事実そうだって言ってんだろうが!!」
ハルヒ「あんたがやらしいのはあんたのせいでしょうが!」
キョン「俺がそうなるのはお前がそういう格好をしてるからだろ!」
ハルヒ「あ、あたしの格好の何が悪いのよ!」
キョン「おまえにそんな格好されたら我慢できるわけないだろうが! 俺だって男なんだよ!」
ハルヒ「は? え?」
キョン「お前は自分の容姿に自覚持ってんだろうが! だったらそれを見た男がどういう反応するかぐらい考えやがれ!」
ハルヒ「あ、あたしの容姿って……あ、あんたはどう思ってんのよ!」
キョン「可愛いとおもってるに決まってんだろうが!!」
ハルヒ「え……」
キョン「あ……」
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:32:32.45 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「…………」
キョン「…………」
ハルヒ「……ねえ」
キョン「すまん」
ハルヒ「なんで謝るのよ」
キョン「いや、なんとなくだな……」
ハルヒ「だからあんたはキョンなのよ」
キョン「面目ない」
ハルヒ「全く……ん」
キョン「? 何だその手は」
ハルヒ「引っ張って起こしてよ」
キョン「あ、ああ」グイッ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:37:30.44 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「しょっと……」ハラリ……
キョン「あ」
ハルヒ「あ」
ハルヒ「ッ!!! み、見たわね!!」
キョン「い、いや、見たこともないことはないが見てなくもないな!!」
ハルヒ「見てないわけ無いでしょ馬鹿キョン! このッ!!」 グッ
キョン「うおお! ぼ、暴力はよさんかハルヒ!! ……! ……?」チラッ
キョン「……殴らない、のか?」
ハルヒ「こ、今回だけよ。感謝なさい……。だ、誰にも見せたことなかったんだから……」
キョン「……俺が初めてか?」
ハルヒ「そ……あ、ち、違う! あんたなんか百人目よ!! そうよ! 記念すべき百人目のあたしの胸を見た男よ! だから感謝しろっていってんのよ!!」
キョン「…………」
ハルヒ「何よその目は!!」
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:39:26.80 ID:eLVyp/of0
支えんだああああああああああああ
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:45:05.29 ID:Bga/VcWl0
キョン「なあハルヒよ」
ハルヒ「な、なによ!」
キョン「もう止めようぜ」
ハルヒ「こ、ここまできて怖気づいたわけ? あんたって相当のへたれね!」
キョン「そうじゃない。嘘をやめようといっとるんだ俺は」
ハルヒ「だ、誰が嘘をついてるっていうのよ……」
キョン「わかってるだろ? 自分でも無理があるってことが」
ハルヒ「わかんないわよ!」
キョン「そうか?」 スッ ピタ
ハルヒ「ビクンッ)ひゃっ……!」
キョン「な?」
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 14:49:50.29 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「なってなによ……」
キョン「少しほっぺたに触れただけで、経験豊富な女が目を瞑って驚くか?」
ハルヒ「そ、それは……あんたがいきなり触ったから……!」
キョン「じゃあもう一回ゆっくり触るか?」
ハルヒ「や、やってみなさいよ!」
キョン「…………」スッ サワサワ
ハルヒ「プルプル)……くぅ……」
キョン「震えてるぞ、ハルヒよ」
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 15:41:25.25 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「震えてなんかないわよ!」
キョン「そうか? ……顔真っ赤だぞ」
ハルヒ「ッ! 見るんじゃないわよ馬鹿キョン!」 バッ
キョン「隠さなくてもいいだろうが……」
ハルヒ「ううぅ~……。見るなって言ってんのよ……」
キョン「ハルヒ、俺の手を握ってみろ」
ハルヒ「? なんで……」
キョン「いいから、ほれ」 きゅっ
ハルヒ「え、あ……」
キョン「な? わかるか?」
ハルヒ「うん……あんたも震えてるじゃないの……」
キョン「まあ、恥ずかしながらな」
ハルヒ「だっらしないわねぇ」
キョン「お前が言うな」
ハルヒ「ふふっ」
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 15:50:05.08 ID:wJsCZlDnO
ライフライナースレと聞いて
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 15:51:15.46 ID:Bga/VcWl0
キョン「俺だってな、そういうお前を前にして恥ずかしいし緊張してるしどうしていいかわからん」
ハルヒ「そうは見えないけど」
キョン「日ごろ培われた自制心ってやつだ。お前のおかげでもあるがな」
ハルヒ「あたしの? まあ、団長としてあんたを育ててはきたけどね!」
キョン「その格好で胸をはるな! またタオルが落ちるだろうが」
ハルヒ「あんた人を褒めて胸を見ようとするなんて最低ね!」
キョン「違うだろうが! 別に見たくてほめたわけじゃない!」
ハルヒ「あら、もう見たくないの?」
キョン「うっ……それは……まあ別だ」
ハルヒ「……スケベ」
キョン「なんとでも言え……」
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 15:57:11.89 ID:Bga/VcWl0
キョン「とにかくだ。もう自分が経験豊富だなんて嘘はやめろ。お前を貶めるだけだ」
ハルヒ「なんで嘘って決め付けてるのよ。あたしがヴァージンだって証拠でもあるっていうの?」
キョン「それは……(長門から聞いたなんて言えんしな)ない」
ハルヒ「ないならなんで……!」
キョン「俺が、お前という人間を知ってるからだ」
ハルヒ「え?」
キョン「俺がお前とどれだけの時間を過ごしてきたとおもっとるんだ」
キョン「自慢じゃないが、お前とは学校中の誰よりも長い時間一緒にすごしてきたんだぞ?」
キョン「俺がただお前と一緒にいるだけだと思ったか?」
キョン「ちゃんとお前のことを見てきたつもりだ、ハルヒ」
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 16:01:51.82 ID:Bga/VcWl0
ハルヒ「み、み、見てきたってあんた……ストーカーだったの!?」
キョン「どうしてそうなる! お前という人間が知りたかったからだ! いやらしい意味じゃない!」
ハルヒ「冗談よ……。っていうか恥ずかしいことを恥ずかしい格好で真顔で言わないでよね……」
キョン「格好はお互い様だ。恥ずかしい台詞だってことも自覚しとる」
ハルヒ「……その恥ずかしいキョンは、あたしを見てどういう人間だと思ったのかしら?」
キョン「そうだな。まず外見だが……はっきりいってそこらの女じゃ太刀打ちできんくらいの容姿だよな」
ハルヒ「それは自覚してるわよ。あんたがそういうこと言うのって初めてよね」
キョン「今まではそれを口にしたら負けのような気がしてな」
ハルヒ「ふぅん……まあいいわ。他には? 容姿以外で」
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 16:05:24.61 ID:Bga/VcWl0
キョン「性格は最悪だな」
ハルヒ「ふんッ!」 ドスッ!!
キョン「ぐほっ……!」
ハルヒ「あんた今この雰囲気でそういうこと言う?!」
キョン「そ……そういうところが……駄目なんだお前は」
ハルヒ「どういうところよ!」
キョン「話を最後まで聞かないで突っ走るところだ……」
キョン「まあ言ったところで聞かないというのもわかったが……」
ハルヒ「あっ、あんた達がぐずぐずしてるからあたしが率先して色々やってんじゃないの!」
キョン「ものは言い様ってか」
ハルヒ「あんですって?!」
キョン「なんでもないです」
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 16:10:28.00 ID:Bga/VcWl0
キョン「まあ、お前の自己中なところに惹かれてたってのも事実ではある」
ハルヒ「なんかひっかかる言い方するわね、あんた」
キョン「まあ聞け。わかってるかもしれんが俺は優柔不断なところがあるからな。まっすぐ自分のしたいことをするお前が眩しかったかもしれん」
ハルヒ「ふ、ふん。しれん、じゃなくて眩しかったんでしょ? 正直に言いなさいよ」
キョン「そうだな、眩しかった」
ハルヒ「ッ! あ、あんた恥ずかしいのよキョン! キョンのくせに! キョンだから!」
キョン「ああ、恥ずかしい格好してるから、今更なにも恥ずかしくなくなったからな。だから正直に話せるぞ?」
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 16:15:53.87 ID:Bga/VcWl0
キョン「なあハルヒ、手を握っていいか」
ハルヒ「はあ? あんたいきなり何言って……」
ぎゅっ
ハルヒ「ちょ、ちょっと! 誰が握っていいなんて……」
キョン「なんかお前が逃げちまいそうでな。こうしておきたかったんだ」
ハルヒ「に、逃げたりなんか……まあ、あんたがそうしたいっていうなら別に……握ってればいいじゃない……の」
キョン「じゃあ握ってるさ。それでなハルヒ。おまえはかなり意地っ張りだよな」
ハルヒ「そんなこと……」
キョン「そんでかなりの負けず嫌いだ。そして見栄っ張りだ」
ハルヒ「負けるのは嫌いよ。だから勝負は勝つまでやらなきゃ駄目なのよ……。見栄は……あたしは見栄なんて張らなくたって別に……」
キョン「ははっ、そういうところが見栄っぱりで負けず嫌いっていうんだ。違うか?」
ハルヒ「ち、違うわよ! 何優しげな目でみつめてんのよキョンのくせに!」
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:23:31.01 ID:cc8SiZAI0
キョン「今回のことは俺が悪かったんだよな。お前のことちゃんとわかってるつもりだったのに、売り言葉買い言葉で引けなくなっちまった」
ハルヒ「うぅ~。決め付けてんじゃないわよ……」
キョン「だけどなハルヒ。さっきお前が震えたとき気付いたよ。やっぱりこのままその……続けるのはまずいってな」
キョン「こういうのはさ、勢いっていうか、やっぱ喧嘩の延長でするもんじゃないってな」
キョン「だから、な? お互い素直に……っていうか俺は最初から経験が無いってばらしてたが。お前も……」
ハルヒ「ねえキョン」
キョン「ん? なんだ」
ハルヒ「あたしが負けず嫌いだって言ったわよね」
キョン「ああ。そうだろ」
ハルヒ「そうよ。だから今もそうなの」
キョン「何が……」
ハルヒ「だからあんたに言われっぱなしって言うのが我慢できないの」
キョン「お前は何を言ってるんだ」
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:24:28.11 ID:qee7PmDp0
wktk
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:27:12.34 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「あんたはあたしのことを知ってる。ちゃんと見てたって言ったわね」
キョン「言ったが」
ハルヒ「あたしだってちゃんとキョンのこと見てたし知ってたんだからね! 知ったんだから!」
キョン「何を……」
ハルヒ「いっつもみくるちゃんの胸ばっかり見てた」
キョン「うっ」
ハルヒ「有希には妙に優しくて、そのくせ困ったらなんかいっつもこそこそ相談してた」
キョン「それは……」
ハルヒ「古泉くんのことはうっとうしそうにしてたくせに、目で合図してなんかわかりあってたじゃない!」
キョン「目でわかりあったとか気持ち悪いこと言うな」
ハルヒ「いやだって言いながらあたしの言うこともちゃんと聞いてくれてたわ」
ハルヒ「孤島に行ったときも、あたしのこと守ろうとしたわよね」
ハルヒ「みくるちゃんのことで口論になった時だって、結局キョンから折れてくれたわ」
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:28:25.84 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「……今だから言うけど、ほんとは結構……きつかったんだからね」
キョン「何がだ」
ハルヒ「キョンが口きいてくれなかたことよ!」
ハルヒ「あたしは……あたしは自分から謝るとか苦手だから、キョンから声をかけてくれてほっとしたのよ……」
キョン「そうだったのか」
ハルヒ「そうよ! あんたこれ皆に言ったら死刑よ!」
キョン「言わん。誓って俺の心にしまっておく」
ハルヒ「ほんとに? そのにやけ面信用できないんだけど」
キョン「ん? ああ、嬉しくてな。ついにやけただけだ」
ハルヒ「はあ? きもいわよ」
キョン「そう言うな。お前がそうやって正直に弱音を吐いてくれたことが嬉しかったんだからな。勿体無くて他の奴らには教えられん」
ハルヒ「ばっ、バッカじゃないの……ほんと馬鹿キョンよ」
キョン「ああ、馬鹿かもな」
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:29:12.47 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「……それで、あんたは」
キョン「おう」
ハルヒ「キョンは、結局あたしに優しいから、甘やかすから、ついあたしも調子に乗っちゃうのよ……」
キョン「お前の暴走は俺のせいか」
ハルヒ「そうよ! あんたが優しいから悪いのよ! だから安心してあたしは馬鹿なことしちゃうのよ! 責任取りなさい!!」
キョン「理不尽だな」
ハルヒ「わかってるでしょ! あたしはこういう女なの! 理不尽で自己中でわがままで……い、意地っ張りなのよ!」
キョン「知ってるさ、ハルヒ」
ハルヒ「なんで余裕の顔なのよ! むかつくのよキョンのくせに!」
キョン「仕方ないだろ。もうわかっちまったんだから」
ハルヒ「だったら……だったら! 言いなさいよ! ちゃんと言ってくれなきゃあたしは素直になれないんだから!」
キョン「意地っ張りで負けず嫌いだからな」
ハルヒ「そうよ!」
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:30:54.68 ID:cc8SiZAI0
キョン「まあ、そういう性格に関わらず、こういうのは男からって相場が決まってるもんだ」
キョン「ハルヒ、俺はお前のことを信じてるぞ。そしてな、お前のそういう難しい性格も破天荒な行動も全部含めて、お前が好きだ」
ハルヒ「だからあんたは言い方に含みがあるのよ!」
キョン「今更こういう性格は変えられんな」
ハルヒ「シンプルにいいなさいよ! 回りくどいのは好きじゃないのよあたしは!」
キョン「好きだハルヒ。お前はどうだ?」
ハルヒ「ッ! あ、あた、あたしは……」
キョン「はっきりするのがお前の信条だろ?」
ハルヒ「……っ! す、好きよ! キョンが好きよ! 悪い? 悪かったわね! あたしがあんたを好きで何か文句あるの?!」
キョン「なんでけんか腰なんだ……」
ハルヒ「す、好き! キョンが好き! 大好き! も、文句なんて言わせないんだから! あたしがあんたを好きなことは天地がひっくり返っても 変わらないんだから!」
ハルヒ「キョンが隣にいてくれなきゃ、いやなのよ!!」
ハルヒ「はぁっ……はぁっ……。う……ふぅ……好き、なんだからぁ……キョン……」
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:33:26.41 ID:cc8SiZAI0
キョン「信じるって言っただろうが」
ハルヒ「じゃあ……じゃあ……」
キョン「両思いだ、ハルヒ。ちゃんと隣にいてやる。いや、いさせてくれるか、団長?」
ハルヒ「あ、当たり前よ……! キョンは平団員その1なんだから! SOS団の最初の団員なんだから! ずっとあたしの隣にいなきゃ駄目なん だから!」
キョン「約束するさ。ずっとお前の隣にいるってな」
ハルヒ「うぅ、キョン! キョン!!」 ガバッ
キョン「おっと……!」
ハルヒ「……命令よ! ちゃんとあたしをギュって抱きしめなさい! いいって言うまでずっと抱きしめてなきゃ死刑よ!!」
キョン「はいはい、団長様」
ぎゅ……
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:37:44.48 ID:la9/UKXc0
デコビッチ…
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:47:54.01 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「……もっと」
キョン「……」ぎゅうっ
ハルヒ「ん……も……っと……」
キョン「……」ぎゅううう
ハルヒ「もっともっと……ぎゅって……」
キョン「苦しくないのか?」
ハルヒ「……苦しいくらいが、いい。苦しいくらいじゃないと……キョンが感じられないでしょ……」
キョン「そ、そうか? じゃあ」 ぐぎゅうううううううううう
ハルヒ「くっ……あっ……」
キョン「あ、す、すまん! 締めすぎだったな!」 ぱっ
ハルヒ「いいって……言ってるのよ。馬鹿キョン」 ぎゅううううう
キョン「くおお……」
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:54:17.11 ID:i3wbTpOc0
面白い。支援
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 17:58:58.21 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「な、なに死にそうな豚みたいな声出してんのよ! びっくりするじゃないの!」
キョン「お前が悪い……」
ハルヒ「なんであたしが」
キョン「お前が胸を押し付けるのが悪い」
ハルヒ「あっ!」 バッ
キョン「気付いた途端離れるなよ。ちょっとショックだったぞ」
ハルヒ「うるさい変態! あまりにも気持ちよくて忘れてたのよ!」
キョン「気持ちよかったのか」
ハルヒ「きっ! もちよく、なんか!!」
キョン「俺は幸せだったがな」
ハルヒ「っっっ! あ、あたしだって幸せだったわよ! 悪い?!」
キョン「いや、お互い幸せなら悪いことなんてないだろう?」
ハルヒ「ま、まあそうだけど……。なんか釈然としないわね」
キョン「ハルヒ、もう一回」
ハルヒ「……ん」ぎゅう……
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:02:48.36 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「あ……」
キョン「ん? どうした」
ハルヒ「ちょっと待って。キョンは後ろ向いてなさいよ」
キョン「? ああ」
ごそごそ
キョン「もういいか?」
ハルヒ「ん、もうちょっと……っと。いいわよ」
キョン「なんだったんだ? ……それは」
ハルヒ「ちょうどそこにゴムがあったからね。どう? 本当はもっと長いほうが似合ったんだろうけど」
キョン「やっぱりお前は最高に似合うな、ポニーテール」
ハルヒ「そうかしら? ……だったら、これはキョンと二人っきりの時だけするようにしようかしら」
キョン「どうしてだ? 俺は他の奴にも見せびらかしたい気持ちで一杯なんだが」
ハルヒ「あ、あんたが特別ってことよ! わかりなさいよそれくらい!」
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:04:27.16 ID:PeEW2XK1P
なんだゴムってそっちのほうか…
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:04:56.92 ID:X/8Lj01eO
ゴムってそっちか
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:06:43.04 ID:cc8SiZAI0
キョン「……特別か」
ハルヒ「特別よ……」
キョン・ハルヒ「…………」
ハルヒ「ねえ、キョン」
キョン「ん?」
ハルヒ「あの……その、ね?」
キョン「なんだ? 言ってみろ。できることはかなえてやりたいから」
ハルヒ「じゃ、じゃあ言うけど!」
ハルヒ「キョンはあたしにとって特別なのよ」
キョン「……おう」
ハルヒ「……あんたにとってあたしはどうなの?」
キョン「そりゃもう特別すぎるくらい特別だ」
ハルヒ「だ! ……だったら、その、頂戴……」
キョン「何をだ」
ハルヒ「……特別の、証、とか……」
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:07:36.37 ID:uAhlZW3B0
むしろあっちのゴムで髪束ねてるという可能性も
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:07:39.88 ID:fP0unDJW0
逆に考えるんだコンドームでポニーテールにしたと
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:07:49.38 ID:3hOSYQyQ0
フィナーレの幕開けだ
支援
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:10:46.55 ID:6jOrvYe2O
キュンときた
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:12:16.97 ID:cc8SiZAI0
キョン「証って……」
ハルヒ「りょ、両想いよね、あたし達」
キョン「お、おう、そうだな」
ハルヒ「それって、こ、恋人ってことよね!」
キョン「そうなるな」
ハルヒ「なら……なら! 恋人ならあれするでしょ当然! あれが証なのよ!」
キョン「キス……か?」
ハルヒ「コクコク)……!!」
キョン「ハルヒ、こっち来いよ」
ハルヒ「うん……」
キョン「目、つぶれよ」
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:16:57.47 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「ん……」
キョン「ゴクリ……」そ~
ハルヒ「ちょっとまって!!」
キョン「うおっ! なんだいきなり!」
ハルヒ「待って、心の準備をさせなさい」
キョン「心の準備ってお前……」
ハルヒ「仕方ないでしょ! 初めてなんだから! キスだってしたことないわよ!」
キョン「え?」
ハルヒ「何その反応……あんたまさか」
キョン「いやまて違う! 俺だってそうだ!」
ハルヒ「嘘ね。あんた今嘘ついたわ。わかるっていったでしょ? 正直に言わないと踏み潰すわよ」
キョン「何を?! いや待て足を振り上げるな! わかった、言うから!」
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:20:40.66 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「言いなさい、誰としたのか。みくるちゃん? 有希? それともまさか……こ、古泉君?」
キョン「なんで団員限定なんだ。……笑うなよ?」
ハルヒ「笑うような相手なの?」
キョン「いや、状況がだ。……夢の中だ」
ハルヒ「はぁ?」
キョン「夢の中でした(ということにしておこう)」
ハルヒ「……誰と」
キョン「……ハルヒと」
ハルヒ「…………」
ハルヒ「あっそ……。ふ、ふぅん? あ、あんたもだったんだ……」
キョン「え? なんだって?」
ハルヒ「なんでもないわよ馬鹿キョン! それくらいなら許してあげるから感謝しなさい!」
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:30:52.19 ID:cc8SiZAI0
パンツは履いたほうがいいんじゃないかな
キョン「ありがとうございます」
ハルヒ「じゃあ、ちゃんとあたしにキスしなさい。夢じゃなくて本物のあたしに」
キョン「そうするさ」
ハルヒ「あ、待って」
キョン「今度はなんだ」
ハルヒ「その、いきなり唇とかじゃなくて……あの、最初はおでこ、とか……」
キョン「かまわんが……何かこだわりでもあるのか」
ハルヒ「ちょっとこわ……あっ、ちがっあのね! そう、順番よ! 順序なのよ! キスも順序よくしなきゃ駄目なの!」
キョン「そうなのか」
ハルヒ「あたしがそうといったらそうなのよ! だから最初はおでこにしなさい!」
キョン「わかった」
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:32:06.19 ID:VsBhPMms0
でこwwwwwwwww
ライフラインwwwwwwwwww
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:34:54.33 ID:cc8SiZAI0
キョン「いくぞ……」
ハルヒ「き、きなさい!」
キョン「雰囲気でないな……」
ハルヒ「な、何よ! あたしのせいだって言うの!?」
キョン「いや、ハルヒらしいがな」
ハルヒ「だ、だったら早く……」
ちゅ……
ハルヒ「はや……あ、ん……」
ちゅ ちゅぅ
ハルヒ「くぅ……ん……」
キョン「次は……?」
ハルヒ「ほ……ほっぺに……」
ちゅぅ
ハルヒ「く……ひぃん……」
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:42:45.39 ID:cc8SiZAI0
キョン「……次は?」
ハルヒ「……く……」
ハルヒ「クチ……び……」
くちゅう……!
ハルヒ「ふむぅ……!! ん……ぷぁ……らぁ……」
ちゅ……くちゅ……
ハルヒ「やぁ……ら……えぇ……」
キョン「ぷはっ……はぁ! はぁ!」
ハルヒ「あ、たし……唇って……言ってな……ふぅっ……んぁ……」
キョン「我慢なんてできるか……」
ハルヒ「舌……はいっひゃ……」
ぐちゅう……
ハルヒ「ふぁああ! ……ん……ぷぅ……らぇぇ……!」
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:52:46.52 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「キョン……や……怖いって言ったじゃないの……」
キョン「お前が可愛いのが悪い。こんな格好なのが悪い。お前が……お前がハルヒだから……」
ハルヒ「あたしの……せい……?」
キョン「そうだ……おまえだから、俺は……」
ハルヒ「……じゃあ……あたしが責任取らなきゃ……駄目じゃないの」 ニコッ
キョン「っ!! ハルヒ! 好きだぁ!!」 ガバッ!
ハルヒ「あ、きゃあ!キョン! やだ、怖い、恥ずかしい! 見ないでよ馬鹿キョン!!」
キョン「無理だ、見る。お前の全部を見る。見せてくれ、ハルヒ」
ハルヒ「ば、ばかあ……だったら……もっと優しくしなさいよぉ……」
キョン「ハル……ヒ……?」
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 18:53:48.46 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「ちゃんと……さっきみたいに……優しいキョンじゃなきゃ嫌なのに……」
キョン「お、俺は……すまん、ハルヒ」
ハルヒ「……う……キョン……キョン」
キョン「言ってくれ……。お前がして欲しいことを。全部、気持ちを込めて優しくするから……」
ハルヒ「じゃあ、じゃあもう一回……抱きしめてよ……背中からぎゅって……優しく抱いてよ」
キョン「ああ……」
きゅっ……
ハルヒ「あ……キョンの心臓……すごく鳴ってるわよ……」
キョン「おまえのもな、ハルヒ……」
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:01:43.37 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「もうちょっと、このまま……」
キョン「ん……」
ハルヒ「キョン……上着脱ぎなさいよ」
キョン「え? いやしかしだな」
ハルヒ「あたしもタオル取るから、ね?」
キョン「……わかった」 ヌギ
ハルヒ「…………」パサ
キョン「背中、綺麗だな」
ハルヒ「馬鹿なこと言ってんじゃないわよ……」
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:06:39.32 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「もう一回抱きしめなさい……」
キョン「おう……」 ぎゅ
ハルヒ「ん……あったかい、わよね」
キョン「そう、だな」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「ちょっと上向きなさい。腕はゆるめて」
キョン「え? あ、ああ、こうか?」
ハルヒ「えいっ!」くるん
キョン「え? なっ! お前! あ、当たってるだろうが!」
ハルヒ「何よ。嬉しくないわけ? 正面から抱き合えばちゃんと顔が見れるじゃないの」
キョン「そうだが! そうじゃなくて!」
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:12:12.48 ID:cc8SiZAI0
キョン「これは凶悪だぞ、ハルヒよ……」
ハルヒ「我慢しなさいよ?」
キョン「拷問か! お、お前の胸とか、ち、乳首……とか! 素肌であたっとるんだぞ!」
ハルヒ「あ、あたしだって我慢してるんだから、キョンだって我慢しなさい!」
キョン「お、俺の我慢とお前の我慢は違うだろうが!」
ハルヒ「あんた優しくするっていったじゃない! だったら……だったら我慢くらいして見せてよ……」
キョン「くっ……上目使いは卑怯だぞハルヒ……」
ハルヒ「キョ、キョンが我慢してくれるなら! あたしだって恥ずかしいし怖いけど……が、我慢してみせるから……」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「だ、だから……お願いよ、キョン。今日はここまでで……」
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:13:07.45 ID:eLVyp/of0
胸のトキメキが止まらない
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:18:08.33 ID:cc8SiZAI0
キョン「くう……これは過去最大の試練だな……」
ハルヒ「あ、あたしだってこんなの初めての試練よ!」
キョン「ば、馬鹿暴れるな!」ぎゅう!
ハルヒ「ひゃん! え? ちょ、何急に強く抱きしめて……や、何よこれ! お、お、お腹に! 何か!」
キョン「言うな! 無理だ! それ以上は抑えられん!」
ハルヒ「だだだだってこれこのキョンのあのあれ……な、なんてもの人にくっつけてるのよ!!」
キョン「お前が暴れるとこすれるんだよ! 動くな! じっとしてろ! 頼むから!」
ハルヒ「ひっ!? あ、熱いんだけど!キョンの体より体温高いんじゃないのこれ大丈夫なの?!」
キョン「大丈夫だから動くな! 触ろうとするな! 余計なことをするなあああ!!」
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:30:59.18 ID:Do+jAqZD0
平野綾もこんなんだったら。。。
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:46:20.74 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「あ? ちょ、なんで湿って……」
キョン「汗だ! 断じて汗だ! それ以外の何者でもないからそれ以上は深く追求するな後生だ!」
ハルヒ「汗? ここも汗ってかくものなの?」
キョン「追求! するなと! 言っとるだろうが! そこも一応皮膚ってことで納得しろ!」
ハルヒ「キョ、キョンがそこまで言うなら……」
キョン「よーしいいか? 動くなよ? じっとしてろよ? 決して、触ろうとするなよ?」
ハルヒ「わかったわよ……。まあどうせキョンにきつーく抱きしめられてるから動けないけどね。くふふ」すりすり
キョン「はぁう! む、胸元にすりすりも可愛い顔も禁止だぁ!!」
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:51:41.11 ID:cc8SiZAI0
キョン「ぜーっ。ぜーっ」
ハルヒ「ちょっとキョン、大丈夫?」
キョン「この状態で大丈夫と尋ねてくるおまえは相当な鬼だな……」
ハルヒ「な! し、心配してあげてんでしょうが! あたしの好意をなんだと思ってるのよキョンのくせに!」
キョン「好意とは時に残酷なものなんだ、ハルヒよ……」
ハルヒ「何遠い目をしてんのよ……」
ハルヒ「ま、まあいいわ。落ち着いたみたいだし……」
キョン「ああ、さっきよりはな……。暴走の心配もなくなったぜ……」
ハルヒ「なんの暴走かはあえて聞かないでおくわ。……それで、だけど」
キョン「おう、なんだ……」
ハルヒ「え? あ、その、この後って……どうしたらいいのかしら?」
キョン「は?」
ハルヒ「だ、だって! いつまでも抱き合ってるわけにはいかないじゃない! そりゃ、この状態が嬉しいのは確かだけど……」
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 19:55:08.35 ID:cc8SiZAI0
キョン「ああ、そういやそうだな……。このまま一晩明かすとか、俺の精神が持たんしな」
ハルヒ「なんだか身の危険を感じるわね……。そ、それじゃあ! 一旦終わりってことで……」
キョン「ん、そうだな」
ハルヒ「あの、さ!」
キョン「どうした」
ハルヒ「最後にその……してほしいこととか、したいことって、あるかしら?」
キョン「それは勿論せ」
ハルヒ「セックスとかエッチなこと以外よ!」
キョン「…………」
ハルヒ「あからさまに残念そうな顔するんじゃないわよ変態!」
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:05:11.51 ID:cc8SiZAI0
キョン「だったら……キス、がいいな」
ハルヒ「そ、そう? それくらいならあたしも別に……」
キョン「ハルヒの胸に」
ハルヒ「っ! 馬鹿言ってんじゃないわよ! 調子に乗りすぎよキョンのくせに!!」
ハルヒ「それに! え、エッチなことは無しって言ったじゃないの! あんたの脳みそは鳥なのかしら?!」
キョン「それくらいのご褒美はほしいんだが」
ハルヒ「なんでよ!」
キョン「我慢したからだ」
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:09:29.87 ID:cc8SiZAI0
キョン「お前が怖がるから、もの凄く、それはもう人生でここまで我慢したことはあっただろうか? というくらい我慢した」
ハルヒ「……なんでそんなに我慢したのかしらね」
キョン「お前が大事だからに決まってるだろうが」
ハルヒ「……キスの時は危なかったじゃない」
キョン「……それはすまなかった」
ハルヒ「で、それがなんでその……あたしの胸にキスすることに繋がるのよ」
キョン「予約だ」
ハルヒ「はあ?」
キョン「ハルヒがちゃんと俺とのことを大丈夫って思える日が来たときのための、予約だ」
キョン「あとは、お前が俺の恋人になったって証拠を残したい」
キョン「だから、ハルヒの胸にキスマークをつけたい」
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:12:09.38 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「……臆面もなくよくそんなこと言えるわね……ばか」
キョン「今のばかは優しかったな。じゃあいいのか?」
ハルヒ「そんなふうに言われたら断れないじゃない! いいからさっさとしなさいよ!」
キョン「じゃあ……ちょっと離すぞ」
ハルヒ「ん……言っとくけど、乳首見たら殺すわよ」
キョン「気をつけます」
キョン「いくぞ?」
ハルヒ「…………」
ハルヒ「……・ん……」
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:15:54.88 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「プルプル)……ハ……や……」
ハルヒ「んっく……ふぅ……ちょ……キョン……」
キョン「…………」
ハルヒ「いつ……ぁ……まで? ……吸うの……」
ハルヒ「やぁぁ……も……ダメ…………だって……ば……」
ハルヒ「……だ……めだって……い……ぃいかげんに……」
ハルヒ「し、しなさいこのエロキョン!!」 ゴスッ!
キョン「ごふぅ……!」
ハルヒ「な、長いのよ! いつまで吸ってんのよ! 信じられないわねこのばか!」
キョン「だからって脳天にエルボーをかますとは思わなかったがな……」
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:20:51.06 ID:cc8SiZAI0
キョン「しかし堪能した。柔らかくていい肌触りだった。いつかあれを自由にできるわけだ」
ハルヒ「何を言ってんのよあんたは!」
キョン「ほれ、見ろよ」
ハルヒ「?」
ハルヒ「あ……なんか、もの凄くいやらしいわねこれ……」
キョン「ハルヒが俺の恋人になった証拠だな。そこを見れるのは俺だけなわけだ」
ハルヒ「なによそれ……」
キョン「ん? 何がだ」
ハルヒ「キョンばっかり証拠残してるんじゃないわよ! あたしだって証拠残してやるんだから! キョンはあたしのだって刻んでやるわよ!」
キョン「え? ちょ、ハルヒ? うおお!?」
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:21:48.51 ID:bllamIDP0
おっ?おっ?
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:24:36.55 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「ん~~~~~!!」
キョン「いてえ! おいハルヒ! それは吸ってるのか? なんでか無性に痛いんだがなぁ?!」
ハルヒ「だあってまふぁい! 」
キョン「す、吸うだけ! それだけでいいんだ! 噛む必要はないんだハルヒ! ぎゃあああああああ!!!」
…………
……
…
キョン「ちょっと血が出てきた」
ハルヒ「いいじゃない。それだけ強くあたしの恋人って証明されてるってことだから」
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:28:18.31 ID:vbcakB9B0
サンに傷がつくとかさぶた状態ですら満足に擦れなうわあああああああ
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:29:54.08 ID:L+g8ysvZ0
なんなんですか・・・このバカップルは
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:31:19.08 ID:cc8SiZAI0
キョン「胸に絆創膏とか恥ずかしいよな……」
ハルヒ「あ、あたしだって着替えの時気をつけなきゃならないんだからね! 同罪よ同罪!」
キョン「ん、まあな」
ハルヒ「……ふふっ」
キョン「さってと、そんじゃあ帰るとしますか」
ハルヒ「そうね! 今日はもう終わり! 着替えて帰るわよ、キョン!」
キョン「切り替えが早いな」
ハルヒ「それがあたしの美徳でもあるのよ! さあ、わかったらさっさと着替えなさい!」
キョン「その前にシャワー浴びてきていいか?」
ハルヒ「いいけど……そんなに汗なんてかいたの?」
キョン「まあな。緊張した汗とか、その他の汗とかもろもろな……。そんなに時間はかからんからちょっと待っててくれ」
ハルヒ「仕方ないわね……なるべく早く終わらせるのよ?」
キョン「おう」
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:31:37.76 ID:PeEW2XK1P
どこだ…どこをすってるんだああああああああ
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:35:22.78 ID:cc8SiZAI0
ザアアアアアアアアアア
キョン「……ふゔッ!……ふぅ」
…………
……
…
ハルヒ「キョンの服の匂い……くふふ……」
ハルヒ「…………きょ~ん、君♪」
ハルヒ「…………」
ハルヒ「なんてねなんてね! ふふっ! ふふふっ!!」
ハルヒ「もう、恋人なんだからね! ずっと、隣にいさせてやるんだからね、キョン!」
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:41:16.03 ID:PeEW2XK1P
後日談か、wktk
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:43:13.24 ID:cc8SiZAI0
キョン「待たせたな、ハルヒ」
ハルヒ「別に。キョンに待たせられるのはもう慣れてるわ」
キョン「そりゃ面目ない」
ハルヒ「いいわよ別に。早く着替えちゃいなさい。あたしは後ろ向いててあげるから」
キョン「おう、すまん」
キョン「…………」もぞもぞ
キョン「なあ、あいつらになんて言おうか」
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:50:17.17 ID:cc8SiZAI0
ハルヒ「別にいつも通りでいいじゃない」
キョン「いいのか?」
ハルヒ「うちは恋愛禁止なんてしてないわ。そういうのは団員の自由意志よ。無論あたし達もね」
キョン「そんなもんか……」
ハルヒ「そうよ。だからいう必要も無し。だからって団活中にキョンといちゃいちゃなんてしないわよ?」
キョン「そういうところはきっちりしてそうだしな、お前は」
ハルヒ「そうよ。でもまあ、二人きりの時は……か、考えなくも、ないわね!」
キョン「(ま、古泉には明日辺り詳しくきかせろとせがまれるんだろうがな。適当にあしらうとするか)」
キョン「そうだな。二人きりの時はぜひ甘えてくれ」
ハルヒ「ッ! の、望むところよ! めちゃくちゃ甘えてやるんだから覚悟しておきなさい!」
キョン「へいへい。楽しみに待っててやるさ」
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:54:01.64 ID:cc8SiZAI0
…………
……
…
キョン「駅まで送っていく」
ハルヒ「当然よ! か、かれしっ! なんだからそれぐらいしなさい!」
キョン「ふむ、なら彼氏らしく手を繋いでいくか」
ハルヒ「えっ? え、ええそうね! はいっ!!」
キョン「手をあげてどうする。こうだろこう」
きゅ
ハルヒ「……ッ。…………ん」
キョン「今度は離すなよ」
ハルヒ「離さないわよ……絶対」
キョン「そうか。俺もだ」
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 20:57:20.57 ID:cc8SiZAI0
キョン「静かだな」
ハルヒ「……そうね」
キョン「お前とこういう感じで帰る日がくるとはな」
ハルヒ「あたしだって……考えたこともなかったわよ。最初は」
キョン「いつから考えてた?」
ハルヒ「……あんたはいつからなのよ」
キョン「わからん」
ハルヒ「ふふっ。なによそれ。はっきりしなさいよ」
キョン「気付いたら、こうなりたいって思ってたからな」
ハルヒ「あたしだってそうよ……」
キョン「そうか」
ハルヒ「……うん」
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:01:40.74 ID:lx58Gdq60
いい最終回だった
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:02:39.26 ID:cc8SiZAI0
キョン「ポニーテール」
ハルヒ「うん?」
キョン「ほんとに人前ではしないんだな」
ハルヒ「言ったでしょ。と、特別な人の前でしかしないって……」
キョン「その特別な人ってのは誰だったかな?」
ハルヒ「ッ! ……ッ! ……ッ!!」
キョン「いて、痛いって、叩くな! 」
ハルヒ「あんたが馬鹿な質問するからよ!」
キョン「悪かった」
ハルヒ「…………」
ハルヒ「…………ンよ……」
キョン「ん?」
ハルヒ「だから! 特別な人はキョンだって言ってんのよ! この馬鹿キョン!」
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:07:52.07 ID:cc8SiZAI0
キョン「…………」
ハルヒ「…………」
ハルヒ「なんか言いなさいよ!!」
キョン「ん……真っ赤になったハルヒも可愛いもんだと思ってな」
ハルヒ「っ馬鹿にして!!」
キョン「してないぞ? 俺の特別もな、ハルヒ、お前だけだ」
ハルヒ「……なっ! ……あっ……そ。よ、よかったじゃない……」
キョン「ああ、お前でよかったよ」
ハルヒ「……あたしも、あんたでよかったわよ……ん……」
そうして、俺はハルヒの柔らかな唇に、ほんの少しの間だが自分の唇を触れ合わせたわけだ
END
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:08:26.49 ID:vHrIt7B10
>>1 乙
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:10:14.14 ID:uW//gLQm0
なんというリア充
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:10:34.78 ID:vQbXKEgV0
こたえは~いつもあたしの胸に~
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:10:36.63 ID:PIDYn5jXP
素晴らしかった乙
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:11:23.19 ID:pcYcS9570
乙
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [age]:2010/08/11(水) 21:12:25.15 ID:oeIpGwp7I
乙。。
よかったよ((涙
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:13:22.67 ID:uxCV4MedO
乙でした
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:14:58.93 ID:fP0unDJW0
乙
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/11(水) 21:19:44.05 ID:fD7K5Imm0
久々に最後まで見たSSだった。乙!!!!!
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最高だった。
みんなライフラインいってる・・・。ちなみにH【平野】L【ライフ】L【ライン】事件な