1 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:02:41.23 ID:wPU1WU4e0
2 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:03:45.80 ID:wPU1WU4e0
P「話は後だッ。ふたりとも、俺から離れてろ!」シュタッ
貴音「あなた様、その猟銃は、まさか…」
P「ああ、そのまさかだ」カチャッ
貴音「お止めください!」
P「…もう遅い」スドン スドン スドン
3 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:04:53.78 ID:wPU1WU4e0
クマ響1「んぎゃあああああ!」
貴音「…っ!!」
P「殺ったか!?」タッタッタッ
貴音「なんと…なんと…恐ろしことを」
P「雪歩、貴音。大丈夫だ。こっち来てみろ」
雪歩「はいっ」タッタッタッ
貴音「…」トボトボ
4 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:06:41.97 ID:wPU1WU4e0
クマ響1「」ハァハァ
雪歩「キャーッ!まだ息があるじゃないですかぁ。早く仕留めてほしいですぅ」
P「まぁ、待て。コイツはもう、足をやられてるから、動けないし、気を失ってる」
貴音「…」
P「おまけに致命傷を負っているから、数時間ここに放置していれば勝手に死ぬ」
雪歩「(ホッ)」
5 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:07:24.22 ID:wPU1WU4e0
P「だから有効利用しようと思うんだ」ニヤッ
雪歩「有効利用?」
P「雪歩、貴音これを受け取れ」スッ
雪歩「へ?これは…」
P「護身用の拳銃だ」
貴音「あなた様、有効利用というのは、まさか、これで響を…」
6 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:08:41.45 ID:wPU1WU4e0
P「貴音、察しがいいな。だけどひとつ忠告しておく。コイツは断じて響なんかじゃない」
貴音「しかし、どう見てもこれは…」
P「外見にだまされちゃいけない。コイツは、今まで少なくとも3人食ってるんだ」
貴音「なんと…!」
P「そんなに疑うなら、試しに匂いをかいでみろ。響とは全然違うから」
7 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:09:44.91 ID:wPU1WU4e0
雪歩「うぅ、そんなことして大丈夫なんですかぁ」
P「心配なら、俺がずっと銃を構えててやるから」
雪歩「絶対、絶対にお願いしますよぅ」
P「分かった。ほら貴音もかいでみるんだ」
貴音「承知しました」
雪歩「…?」スンスンスン
貴音「…!」スンスンスン
8 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:10:22.57 ID:wPU1WU4e0
P「どうだ?分かったか?」
雪歩「うぅ、獣臭いっ…!プロデューサー、私には響ちゃんとの違いが分かりませんっ!」
貴音「雪歩、本当に分からないのですか?この血生臭さ。響きの臭さとは全く種類が異なりますよ」
P「さすが貴音はラーメン好きだけあって、臭いには敏感だな」
貴音「当然です。すうぷの香りの微妙な違いに比べれば、分かりやすいものです」
9 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:11:38.77 ID:wPU1WU4e0
P「それなら、理解しただろ。コイツが響とは全くの別の生き物だということをな」
貴音「しかし、あなた様、わたくしにはまだ決心がつきません」
P「ん?どういうことだ?」
貴音「この響の姿をした生き物。もしかしたら自我を持っているのではありませんか」
P「はは、貴音も雪歩もさっき見たばかりだろう。コイツが本能のままに襲ってくるのを」
貴音「それはそうですが」
10 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:13:10.26 ID:wPU1WU4e0
P「心を許せば、俺たちが食われる。貴音はそれでも良いって言うのか?」
貴音「…」
P「雪歩はどうだ?」
雪歩「…私、怖いけど、やりますぅ」
P「そうか、よく言ってくれたな。じゃあ今から拳銃の構え方を教えるからな、貴音も聞いておくんだぞ」
雪歩「ハイッ」
貴音「…」
11 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:13:46.52 ID:wPU1WU4e0
P「脚はこれくらい開いて……」
P「拳銃は、こういう風に両手で持って……」
P「狙いをしっかり定めて、引き金を引くんだ。分かったか?」
雪歩「はい!」
貴音「…」
12 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:14:42.76 ID:wPU1WU4e0
P「それじゃあ実戦だ。雪歩、コイツの右足を撃ってみろ」
貴音「あなた様、やはりこのようなことは…」
P「貴音は少し黙っててくれ。今は雪歩の番だから」
貴音「…」
雪歩「うぅ、狙いを定めて…」ドキドキ
雪歩「撃ちますぅ」パンッ
13 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:15:18.79 ID:wPU1WU4e0
クマ響1「んぎゃああ!!」
P「やったぞ、雪歩。命中だ」
雪歩「やりましたぁ。プロデューサーのおかげですぅ」
貴音「(響……の姿をした生き物。わたくしがふがいないばかりに…申し訳ありません)」
P「それじゃあ、次は貴音の番だな」
貴音「…」
14 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:16:12.92 ID:wPU1WU4e0
P「貴音には、特別に、コイツのとどめを刺させてやるからな」
貴音「とどめ…?」
P「そうだ。このまま痛みを長引かせるのも酷だからな」
貴音「(わたくしが……この響のような生き物の命を……奪う!?)」
P「どうした、貴音。早く銃を構えるんだ」
15 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:17:15.01 ID:wPU1WU4e0
貴音「あなた様…わたくしは…わたくしは…」
P「……」
貴音「わたくしは……響を……こっ、こっ、こっ……」
P「……」
貴音(殺したくないのです!絶対に!)
タッタッタッ
春香「プロデューサーさん。クマ響ですよ。クマ響!」
16 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:18:07.95 ID:wPU1WU4e0
P「どうした?春香!」
春香「また新しくクマ響が出没したんです!」
P「何?」
春香「それと…少し前から、千早ちゃんと連絡が取れないそうです」
P「まさかクマ響にッ…!」ギリッ
雪歩「千早ちゃん…」
17 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:18:54.16 ID:wPU1WU4e0
P「雪歩、春香、行くぞ」
雪歩・春香「はい!」タッタッタッ
P「貴音。ちゃんと自分の手でとどめを刺すんだ!分かったな」タッタッタッ
貴音「…承知…しました」
貴音「はあっ、みな、行ってしまわれたようですね」
18 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:20:01.64 ID:wPU1WU4e0
貴音「千早…、無事であればいいのですが」
貴音「しかし、正直春香が来てくれて助かったのは確かです」
貴音「私には響…いや、このクマ響に手をかけることなど、到底できない」
貴音「あなた様がなぜそこまで、クマ響殺しに執念を燃やしているのか、わたくしには理解できません」
貴音「近くで見てもほとんど、響と変わりません。かわいらしいものです」ナデナデ
クマ響1「ひあっ…!」ガクガク
19 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:20:48.97 ID:wPU1WU4e0
貴音「なんと、意識があったのですね。死んだふりをしていたとは」
クマ響1「んがんがんが」ガクガク
貴音「こんなに震えて、さぞかし怖かったのでしょう」
クマ響1「じ、じじぶ、じ、じb」ガタガタ
貴音「ん?」
20 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:21:30.57 ID:wPU1WU4e0
クマ響1「じぶ、ぶじ、じ、じ、自分、し、し死、ぞ?ゾ?」ガタガタ
貴音「面妖な!まさか言葉が使えるのですか?」
クマ響1「自分、死ゾ?自分、死ゾ?」ガタガタ
貴音「いいえ、あなたは死にません。わたくしが死なせません」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/17(土) 01:22:05.25 ID:whzopm1+O
熊響、まだ冬眠中なんじゃ
22 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:23:45.09 ID:wPU1WU4e0
貴音「さぁ、わたくしの肩につかまって、わたくしの部屋まで来るのです」
クマ響1「んが、がんが、ががが」ガタガタ
貴音「あなた様、申し訳ありません…」
貴音「しかし、このクマ響。わたくしが立派に育て上げて見せます」
おわり
23 :
◆tgqDSaX2pRkV [saga sage]:2015/01/17(土) 01:24:47.11 ID:wPU1WU4e0
ユリ熊嵐見て勢いで書いた。
(ストーリーは似ても似つかない)
細かいところはご容赦を。
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/17(土) 01:34:13.57 ID:riaYQjODO
作者に悪意があるのはわかった
響が獣臭いとかさふざけんなよ
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/17(土) 05:23:04.86 ID:d4Hy0XWUO
乙
まああくまで臭そうなだけで臭くないからね
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/17(土) 12:12:26.28 ID:Qc7tsHVSO
臭いなら臭いで興奮するからどっちでもいいと何度言えば
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/17(土) 12:53:35.96 ID:J70bnVGXO
響はシークヮーサーの香りがするって貴音がいってたよ
きっちり隅々まで嗅いだから確実だってさ
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/17(土) 13:24:29.82 ID:12CczJ2XO
クマ響2以降はどこ行ったのさ
転載元
P「クマ響だ!クマ響が出たぞー!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421424160/ フリーイング (2015-06-30)
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心底、失望いたいしました
※4 百合豚に失望されてもな
ひびたかとかいう感じの言い方ホント気持ち悪くて嫌い
無自覚なんかな
話は意味不明でつまらんかった
ただ、あんだけの動物と日常的に生活してて獣の臭いが付かないとかそれは逆に人間とは思えんが…
なに?ゾンビにでもしたいの?
ドルオタがアイドルはう○こしないとか宣ってるような気持ち悪さ
ビジュアルがいいなら臭いは付加価値になるって意見もあるし、そもそも動物臭さってそんな過敏に反応するようなウィークポイントでもないやろ
ワキガとか口臭とかなら謂れのない悪意ある印象や中傷と言えるかもしれんが、動物臭いってそんな悪口でもないやろ
むしろ興奮するんやない(ワキガ系や汚ギャル系の同人好きやし)
あと、「死ゾ」の特異で珍妙な響きと呪詛感くるおしいほどすき
禍々しさとシュールな雰囲気があっていいわ
話はつまらんかったけどさ
何でもまとめんならろぐそくでいいわ