1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2014/12/27(土) 21:44:55.16 ID:ET3JeNbEo
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 21:46:21.40 ID:ET3JeNbEo
ラバウルとブインに挟まれた南方海域に位置するショートランド泊地。
サーモン海に猫に強い泊地は山ほどあれど中でもショートランドは
イベント中エラー猫に見舞われることの少ない屈指の泊地である。
駆逐艦を始め様々な艦娘達が集い5-5の勲章を得るべく毎月多くの回数
出撃を重ねるが、その界隈に夜な夜なある屋台蕎麦屋が出没することはあまり知られていない。
名を『猫蕎麦』といい、イベント中何度もエラー猫に締め出された提督達の涙が出汁に使われているという噂だが、真偽の程は定かではない。
夕張「はーい、お待ちどう様! 食べ終わったら感想、聞かせてね!」ゴトッ……
瑞鳳「わぁ、おいしそう!」
しかしその味は無類である。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 21:48:55.86 ID:ET3JeNbEo
??「ずぞぞぞぞ……」
瑞鳳(……そば啜る音うるさいなぁ)
??「……貴君、ショートランド所属の艦娘だろう?」
瑞鳳(わ、話しかけられた……)
瑞鳳「……まぁそうですが」
??「私も所属している」
瑞鳳「はぁ……」
瑞鳳(なにこのひと……)
??「私はショートランド泊地の提督だ」
瑞鳳「テートク!?」
提督「正確に言うと職業提督の元帥張り付きガチ勢だ」
瑞鳳「ぶはっ!?」
瑞鳳「元帥張り付き……それって……ニーt」
提督「シャラップ! 私は君の事なら何でも知っている」
提督「改装前の名前やしょっちゅう九九艦爆の足を舐めずる
軽空母だったこと、高速給油艦時代のアダ名、小沢艦隊時代の戦歴
二次性徴が来た時の淡い胸への期待、初めて買ったブラジャーのサイズ」
瑞鳳「!?!?!?!?」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 21:51:29.51 ID:ET3JeNbEo
提督「泊地に転属してからの怠惰で無為な日々、夢見た艦隊で空母の
平均バストサイズに敗れ、インターネット上でRJとセットでネタに
されるようになりやがて胸のでかい艦娘を妬むようになった、
何故そんないじける一方の人生を過ごしてしまったのか」
瑞鳳「それは龍驤ちゃんがッ!」
提督「貴君がRJの平たい胸に影響されたことは認めよう。
しかしそれだけではあるまい?」
瑞鳳「!!!!!!」
瑞鳳「て、提督には何も関係ないでしょ?」
提督「……もうすぐ年越しだ。リセットされる引き継ぎ戦果に備えて
正月はいつもの倍戦果を稼がなくてはならない。それが我々の仕事だが、
資材もかかるし消費するバケツの数もバカにならない。
このご時世、オリョールで持ち寄った資材をそのまま大型建造で溶かすばかりだ。
それでも根が真面目な私はついつい深入りし、一人一人艦娘の悩み事について
じっくり考え頭をかきむしる。まるで人生相談室だ、嘆かわしい……」
提督「……そうおもわないか、君」
瑞鳳「話が見えないんですけど!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 21:53:43.61 ID:ET3JeNbEo
提督「……イベントが近くなれば我々は戦力の増強として
ある艦娘を改装対象として決める」
提督は突然分厚い本のようなものを取り出すとあるページを開いた。
そこには……。
提督「ここに改二候補の艦娘の名前がある。ここに君の名前と
RJの名前。これの意味がわかるかい?」
瑞鳳「どういう、ことなの?」
提督「思いのほかアホだな。私は提督としてだれか改二改装をする艦娘を
選ぼうとしている。要するに君かRJだ」
瑞鳳「……改二改装!?」
この提督は私か龍驤ちゃんを改二にするという。
改二……つまり、おっぱい。
改二になった艦娘達のバストサイズが著しく向上する事は
そう珍しくはなく、今や前例に前例を重ね定説としてまかり通っている節さえある。
いける、これでフルフラット三国同盟(RJ・ZH・TH)からおさらばできる。
バラ色のバスト生活に目が眩んだ私は二つ返事で改装の道をえらんだ。
「巨乳になって夢の谷間を創りだすのだ!」
……そう考えていた私は手の施しようのないアホだった。
※ここで「迷子犬と雨のビート」が流れてOP。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 21:55:39.73 ID:ET3JeNbEo
―――――
―――
―
朝潮「チュンチュン!」
朝潮「朝です!」
朝潮「そして私は朝潮型一番艦、朝潮です!!」
~空母寮/づほの部屋~
瑞鳳「う~ん……むにゃむにゃ、九九艦爆は足がかわ……」
瑞鳳「うわ、なんだこれヌメヌメする!!!!」
ドアの向こう『ドンドンドン!』
瑞鳳「んぅ!? 誰こんな朝早くにぃ……」ムクリ
ドアの向こう『こらづほー! 今日の早朝演習づほも出撃やでー
はよ起きんかいー!!』
瑞鳳「んん……龍驤ちゃんの声……そっか、今日演習あったんだ……」
瑞鳳「早く準備しないと……ッ?」
その時、づほに電流走る。
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 21:56:57.69 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「……なに? 何かここがもりあがって……」ガサゴソ
づほは違和感の元を手探りで探す。するとそれは股関に鎮座していた。
瑞鳳「……!?」
高速給油棒(よぉ、相棒)ムクリ
瑞鳳「」
瑞鳳「股関になんかおち……高速給油棒が付いてりゅううううううう!」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 21:58:46.59 ID:ET3JeNbEo
ドアの向こう『? どないしたんやづほ?』
瑞鳳「お、おちつけ……おちつけ瑞鳳。どうしてこんなことに……!?」
瑞鳳「昨日何があった……確か変な提督と出会って……、
そこから私の改装の話になって……んぅ!?」
瑞鳳「あれ? その後の記憶がまるでない……改装ってどんな改装をしたの?
ま、まさか……」
瑞鳳「このおち……高速給油棒を増設したのが改装ってオチじゃあ……」
ドアの向こう『おいづほ! 何があったんや返事しーや!』
瑞鳳「!!」
瑞鳳「ま、まずい……こんな高速給油棒の仰角が最大なところなんて
龍驤ちゃんにはみせられやしない……みせられやしないよ……」
高速給油棒(なんでだよ! せっかく準備万端なんだ、むしろ見せつけろよ!)
瑞鳳「な、何を言っているのジョニー!?」
高速給油棒(そしてそのまま押し倒しちまえよ! この俺様を使って
下の口に連続給油してやれよ!)
瑞鳳「だ、だめだってばそんなの……」
ドアの向こう『づほ!? づほ大丈夫か!?』
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:00:31.55 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「うっ、とにかく返事しなくちゃ怪しまれる……」
瑞鳳「ご、ごめん龍驤ちゃん! なんでもないから!」
ドアの向こう『ちょっと君ねぇ、あんま心配させんといてや』
ドアの向こう『今日演習やで。ちゃっちゃと支度しーや。
あ、港に集合やからね! わかった?』
瑞鳳「う、うんわかったから……すぐ行くから!」
ドアの向こう『くれぐれも遅れんようにたのむで~』
瑞鳳「……」
瑞鳳「もういった、かな? ……ふぅ」
瑞鳳「ど、どうしようこれ……」
高速給油棒(既に次発装填済みです)バキーン
瑞鳳「まずこれをどうにかしないと外にも出られないよ……でも
これってどうしたら鎮まるんだろ……?」
高速給油棒(そりゃあおめぇ、誰かに高速給油すれば一発で……)
瑞鳳「そ、そんなのだめだってば!!」
高速給油棒(んだよ、でっかく生きろよ漢なら!)
瑞鳳「横道それずにまっしぐら! じゃなくて私は女子です!」
高速給油棒(はぁ? それにしちゃあその胸の薄さはおかしい……)
瑞鳳「ぶち殺されたいのか」
ガチャ
龍驤「あーづほ、ちょっちひとこと言い忘れてたわ~」
瑞鳳「えっ!?」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/27(土) 22:01:04.47 ID:OoL9pWhfo
四畳半か
期待
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:04:26.25 ID:ET3JeNbEo
龍驤「新しい艦載機が配備されるから演習前に工廠に寄って……」
龍驤「……へ?」
瑞鳳「りゅ、龍驤ちゃん……」
龍驤「づ、づほ……なんやその、股関のタワーは……いつからオヤカタになったんや……////」
瑞鳳「上手いこと言わなくていいから」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:06:46.91 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳(うう、まずい、見られた。とにかくなんとかごまかさなくちゃ)
瑞鳳「龍驤ちゃん、あの、これはね……」
龍驤「づほ、それなんかちんk……」
瑞鳳「ちがうの!! これはええとその! あれだよ!!!」
龍驤「なんや」
瑞鳳「……きゅうりが」
瑞鳳「……」
瑞鳳(思いつかねぇ!!! ここから先が思いつかねえ!!)
瑞鳳(何!? 何よきゅうりって!)
高速給油棒(きゅうり。ウリ目ウリ科キュウリ属のつる性植物。
甘みが少なく全体の90%が水で構成されている。栄養素が殆ど無い)
瑞鳳(ちん……高速給油棒のくせに妙に博学……)
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:08:42.44 ID:ET3JeNbEo
龍驤「なんやなんや」
瑞鳳(ま、まずい! 龍驤ちゃんが疑っている!!! なにか!
何か言わないと!)
瑞鳳……「ささったの」
龍驤「は?」
瑞鳳「股関にきゅうりが刺さったの!!!!!」バチコーン
龍驤「……」
龍驤「Crazy……」
瑞鳳「うん、今めっちゃきゅうり刺さってるから……うん、うん……」
龍驤「何で刺さっちゃったの?」
瑞鳳「タンポンの代わりにいけるかなって思って……」
龍驤「え、なにそれは」
瑞鳳「……とにかくそういうことだから。ちょっと出てってくれる?」
龍驤「は~、そかそか、股関にきゅうりがねぇ……そりゃあお邪魔したなぁ~」
龍驤「ってアホか! んな話あるかい! 何やねんそれ見せてみい」
ぐいっ
瑞鳳「あっ」ボロン
高速給油棒(降臨、満を持して)
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:12:21.02 ID:ET3JeNbEo
龍驤「な……なんやこれ、きゅうりどころかゴーヤやないか……」
58「やめてくだち」
龍驤「あかんか?」
58「他の例えにしてくだち」
龍驤「じゃあちょっと今のナシ……こほん」
龍驤「なんやこれ! どでかいスカイツリー(♂)やないか!!」ババーン
瑞鳳「////」
龍驤「づほ、男やったんか?」
瑞鳳「ち、違うってば!」
龍驤「でもこんなみごとなスカイツリー(♂)が付いてるなんて……
ここらへんにグッスマ本社入ってんのかよおいィ!?」
利根姉さんのまめちしき:figmaやねんどろいどで有名なグッドスマイルカンパニー、その現本社はスカイツリーに入っているのじゃ。
羽振りがいいのか近年移転したそうな。可動ものばかり有名なこの会社のフィギュアじゃが、スケールモノも中々クオリティが高くて
アルターと並んでフィギュア初心者提督にもオススメじゃ! どうじゃ? また一つ利口になったのう!
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:13:55.80 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「ジロジロ見ないでってば!!!」
高速給油棒(でも見られれば見られるほどに、興奮する)バキバキバッキーン
瑞鳳「くっ……こんな辱めを受けるくらいならいっそ殺せ……」クッコロ
龍驤「……はぁー。わかってるわかってる」
瑞鳳「んぅ?」
龍驤「なんか事情があるんやろ? づほ」
瑞鳳「……その、事情っていうか、なんていうか……」
瑞鳳「朝起きたらこんなことになってて……
私もちょっと混乱してて……」
龍驤「まぁ軍艦が擬人化する世界やし、ちんこの一本や二本生えた所で
今更驚く必要もないやん?」
瑞鳳「うわ、元も子もない……」ガビーン
瑞鳳「……でも、なんかその言葉で大分冷静になれたような気がする。
ありがとう龍驤ちゃん」
龍驤「うちとづほは無敵のコンビやからね。困った時は
どんどん頼ってくれてもええんよ」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:16:05.36 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「うん! そうだね、やっぱりたよりになるなぁ龍驤ちゃんは!」
龍驤「それでやな……づほ、さっそくうちに頼らないといけないんちゃう?」
瑞鳳「え?」
龍驤「その……そんな状態じゃ外に出られないやろ?」
瑞鳳「うぅ……恥ずかしながら……うちのジョニーが張り切ってしまって」
高速給油棒(俺のドリルは天を衝くドリルだ)
瑞鳳「でももう少し待ってればじきに収まるはずだから……」
龍驤「早朝演習があるし、そんな時間ないわ」
瑞鳳「そんなこと言っても……」
龍驤「だからうちに頼らんといけないんちゃう? って言ってるやんか」
瑞鳳「……どゆこと?」
龍驤「……あーもう! 察してくれない? ……その、アレや……」
龍驤「それ、鎮めるのうちが手伝ったるってゆーとるんやで……////」
瑞鳳「!? りゅ、龍驤ちゃん!? それって……」
龍驤「……要は一発抜けばええんやろ? それを手伝ったるって話や」
瑞鳳「ひえぇ……マジか」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:19:57.96 ID:ET3JeNbEo
龍驤「あ、あんまり恥ずかしいこと言わせんといてよ、全くもう……」
瑞鳳(ふえぇ……龍驤ちゃんが雌の顔してるよぉ……とんだ雌豚だよ……)
瑞鳳「……ゴクリ」
瑞鳳「な、何言ってるの龍驤ちゃん!? そんなのだめだってば!!」
龍驤「めっちゃ生唾飲んでたやん自分……」
瑞鳳「いやいや流石にマズイよ! だって私達女同士だよ!?
普通じゃないよ……まるでクソレz……大井さんだよ……」
龍驤「女だらけの鎮守府で今どきそんなのは珍しくもなんともない!
それに股関にそんなもんぶら下げてる女子がいてたまるか。
そもそも今は"普通の状況"じゃないやろ?」
瑞鳳「……やっぱりダメダメ! 私と龍驤ちゃんの仲でそんなこと……」
龍驤「こういう仲だからこそ、うちにしか頼めんとちゃう?」
瑞鳳「龍驤ちゃんはそれでいいの!? もっと自分の身を大事にしなよ!」
龍驤「あー……いや、うちは別にええんよ、そのー……」
龍驤「すこし、おち……そ、"ソレ"に興味がないことも、ないし……////」
瑞鳳「……」
瑞鳳「痴女なの?」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:23:40.16 ID:ET3JeNbEo
龍驤「は?」
瑞鳳「龍驤ちゃん痴女なの!? 竿が付いてれば誰でもいいの!?」
龍驤「いやいやちょっちまちーや!」
瑞鳳「龍驤ちゃんがこんなファッキンビッチだったなんて……
見損なったよこの淫乱。男根狂いの尻軽くまり◯こ女!」
龍驤「さらっとくまりんこ猥語扱いするのやめーや」
瑞鳳「昔の龍驤ちゃんはよかったよ~……あざとさの欠片もない
フルフラットだった! それが今やネコミミサンタコスなんかしてさ、誘ってんのかよ!
ビッチビッチこんにちわですか~~?」
瑞鳳「軽空母の軽は尻軽の軽かよholy shit」
龍驤「~~~っ!」
龍驤「う、うちは尻軽や無い!!! 処女や!!!!」
瑞鳳「……」
龍驤「あっ……」
瑞鳳「龍驤ちゃん……」
高速給油棒(うっはまじかよ、新築一戸建てかよ)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:26:47.20 ID:ET3JeNbEo
龍驤「しょ、処女で悪いか! 男のブツなんて今日の今日まで
見たこともない生娘や、文句あるか!」
高速給油棒(なんてこった! 相棒の運40は伊達じゃねえなおい!)
龍驤「つべこべいわんと、さ、さっさとそのスカイツリー(♂)
をさし出さんかい! アホ////」
瑞鳳「……ごめんね龍驤ちゃん。ビッチなんて言って……
龍驤ちゃんはちゃんと処女膜から声出てたんだね……」
龍驤「ちょっと時々づほが何ゆうてるのかわからなくなる」
高速給油棒(もう押し倒しちまえよ! D・M・M! D・M・M!)
瑞鳳「でもね、だからこそ龍驤ちゃんには綺麗なままでいて欲しいの」
高速給油棒(ん? んん? あ、相棒?)
瑞鳳「こんなことで自分を汚しちゃダメだよ」
龍驤「いや、な、何も本番する訳やないで!? その、手とかで……な?
ソレなら問題無いやろ? づほだって苦しいんと違う?」
瑞鳳「大丈夫。これくらい自分で何とか出来るよ」
高速給油棒(いやいやいや相棒! ここはいっとくべきだろ!
据え膳食わぬばなんとやらだぜ!?)
龍驤「そんなことゆーても……」
瑞鳳「龍驤ちゃん、そういうのは好きな人とやらないとダメだよ……
本当に想ってる相手として欲しい」
高速給油棒(こいつ突然何言い出すんだ……)
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:28:46.56 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「私は龍驤ちゃんの事を大切に思ってる。だからこそ、好きな人が
できるまで龍驤ちゃんにはピュアなままでいてほしいと思うの」
高速給油棒(バッカお前、処女厨かよ!)
瑞鳳「異性に興味がある年頃なのはわかるけど……その気持ちは、
本当に好きになった相手にとっておいて。ね?」
高速給油棒(おいおいおいおい相棒! まじかよ! ここまできて!?)
龍驤「……本当にええんか? づほ……」
瑞鳳「龍驤ちゃんの気持ちは嬉しい。けど、私は友達を性欲処理に
使いたくないの……そんな自分は許せないの」
瑞鳳「だからね、龍驤ちゃん……ごめん」
龍驤「づほ……」
高速給油棒(なんかカッコつけてるけど、こいつ今めっちゃフルチンだからね)
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:30:50.08 ID:ET3JeNbEo
龍驤「……むぅ、全くづほときたら……変に意地張るし」
龍驤「あーあ、後から抜いてくれーゆうても抜いてやらんからね?」
瑞鳳「ふふ、無理しちゃって。最高の処女ビッチだよ、龍驤ちゃんは」
龍驤「う、うっさい! 処女言うな////」
龍驤「……とにかく! 今日は演習やからね! それ収めたら
さっさと来るように!」
瑞鳳「はいはい」ギンギン
龍驤「じゃあ……うちはいくけど、本当に大丈夫なん? づほ」
瑞鳳「大丈夫だって。ほらほら、あんまりゆっくりしてると龍驤ちゃんも
遅れちゃうよ」
龍驤「せやったわ。ほんならうちは先に行かせてもらうで。
……づほ、時間厳守やからね?」
瑞鳳「了解です!」
龍驤「それじゃあお先に失礼っと……づほ」
龍驤「……うちのこと心配してくれて、ありがとな」
高速給油棒(何なんだこの展開……おかしいだろ、
DMM的展開になるべきだろ……原作ならここでS◯Xだろ……)
瑞鳳「艦これはそういうゲームじゃないから」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:32:52.46 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「ふー……さてと、これをどうしようかな……」
高速給油棒(ほんとだよ、どうすんだよ俺様の93式酸素魚雷の行き先は)
瑞鳳「えっと、とりあえず一発ヌイたら? いいんだよね?
それって……その、一人でも問題ない、よね?」
高速給油棒(まぁ一応できないこともないけどよ、相棒。
俺的にはやっぱり……)
瑞鳳「なにか手頃なおかずは……」
九九艦爆「……」
瑞鳳「……」
高速給油棒(!?)
高速給油棒(……相棒? な、何でそんなもん見てんだよ……)
瑞鳳「九九艦爆は……」
瑞鳳「九九艦爆は、足が可愛いのよ足が」
――右手は添えるだけッ
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:35:04.57 ID:ET3JeNbEo
高速給油棒(え? 嘘だろ? おい相棒!? まさかそれで……)
瑞鳳「んっ……」
ナレーション(CV.大川透)『九九艦爆ッ! づほはなぜ九九艦爆で抜こうと思ったのかッ
づほ自身にも理解できなかったッ!』
高速給油棒(おいおいおいおいおいマジかよ! 九九艦爆て……
い、嫌だぞ、俺はそんなのおかずにしたくない……)
ナレーション(CV.大川透)『無意識だった。右手が高速給油棒に吸い付くように
勝手に動いたと感じたッ!』
賽は投げられた、進むしかない~♪
瑞鳳「はぁ……んっ……んぅ、九九艦爆、九九艦爆……」シコシコ
ナレーション(CV.大川透)『しかしッ! づほの肉体は知っていたッ! イき抜こうとする
づほの肉体がうごかしたのだッ! 幼い頃より九九艦爆の足に歪んだ感情を
抱いていたづほの異常性が、づほの性癖をプッシュしたのだッ!』
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:36:24.03 ID:ET3JeNbEo
永遠を彷徨う冒険者~♪ (デーンデーン! デレッテ-! デデデデー!)
高速給油棒(や、やめろおい……こんなんで出したくない……)
瑞鳳「九九艦爆! 九九艦爆! 足可愛い! 足可愛いよぉ!!!!」シコシコ
ナレーション(CV.大川透)『そして、そのエネルギーは一気に自慰活動のパワーとなって……』
高速給油棒(うわああああああやだやだぁ! 出したくないぃ!!
九九艦爆でなんて出したくないぃぃ!!!!!)
ナレーション(CV.大川透)『頂点に達したッッッ!!!』
瑞鳳「足……うおおおおおおお!!!」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:38:48.49 ID:ET3JeNbEo
その血の運命~♪
瑞鳳「震えるぞ肉棒! 燃え尽きるほどビストン!!
刻むぞ! スペルマのビート!!!!」
高速給油棒(ああああああああイキたくないぃぃぃ!!
だしたくないいいいいいいいいいいい!!!!!!)
瑞鳳「白濁色の手淫疾走!!!!(ザーメンホワイト・オーバードライブ)」
――せめて、生き物で
イキたかっ……
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:41:02.66 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「――ふぅ……最低だ、私って(賢者モード)」
高速給油棒「」
瑞鳳「まぁ、とりあえずは収まったことだし……早く演習の準備しないと」
瑞鳳「こんなのが股間に付いちゃったのも多分あの提督のせい!
必ず見つけ出して、じわじわとなぶり殺しにしてやるぞ! 絶対にだ!」
瑞鳳「……まぁとりあえず今は身支度が優先ね。
艦載機を工廠で受け取るんだっけ?」
~工廠~
瑞鳳「……あれ? あれれ? おかしいなー」
妖精「どうしたので?」
瑞鳳「あのね、今日私ここで新しい艦載機を装備することに
なってたんだけど……この艦載機、装備できないんだけど!!」
妖精「そんなはずは。空母なら必ず装備できるはず…・・」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:43:22.34 ID:ET3JeNbEo
瑞鳳「でもできないよ?」
妖精「それは一体。ん、おや?」
妖精「瑞鳳さん、艦種転換でもしたので?」
瑞鳳「え?」
妖精「あなた、艦種が補給艦になってますが」
瑞鳳(補給艦)「!?」
瑞鳳(補給艦)「まさかわたし……高速給油艦に!?」ガビーン
幸か不幸か運命のイタズラか。改装により高速給油艦(意味深)になってしまった瑞鳳。
彼女は無事軽空母に戻ることが出来るのか?
瑞鳳(補給艦)「高速給油艦になんか戻しちゃダメっていったのにぃ!!!」
今、瑞鳳の股関をめぐる波乱の展開が幕を開ける――……。
To be continue……
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:45:13.06 ID:ET3JeNbEo
――次回予告――
提督の陰謀により高速給油艦となった瑞鳳は諸悪の根源たる提督を
探し出すべく動き出す。
が、しかし……ここは艦娘だらけのショートランド泊地。
彼女の高速給油棒は処女と困難を引き寄せるのだった。
加賀「瑞鳳……あなたおち……15.2cm単装砲を増設したそうね」
加賀「赤城さんの処女を脅かす輩は誰であっても許す訳にはいかないわ。
潔く死になさい」
瑞鳳「理不尽極まりない!!」デデドン
立ちはだかる一航戦。次々と群がる処女達。
果たしてづほは無事
【童貞達の聖域(チェリーボーイズ・オブ・ザ・サンクチュアリ)】
を守り切ることが出来るのか……?
次回、俺の瑞鳳がこんなに竿役な訳がない・第二話。
『オナヒョにちんちんをはめたまま歩いても陰部を露出していないから逮捕されない…?(しばふ氏談)』
チン守府の歴史がまた1ページ……。
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:46:55.68 ID:ET3JeNbEo
※続きません
次回
瑞鶴「空母棲姫とかいう空母おばさんがさぁ~」加賀「イラッ……」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/27(土) 22:49:12.90 ID:ET3JeNbEo
※クリスマス性の六時間に泣きながらこのSS書きました。
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/28(日) 01:04:35.98 ID:IZK0RKKso
一乙!
来年のクリスマスも期待してます!
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/28(日) 01:59:44.83 ID:RC/HvtuT0
お前馬鹿だろ(多分褒めてます)
転載元
『週末艦これショート』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419684285/ -1000 :
以下、名無しにかわりまして管理人こばりあんとがお送りします :2222/02/22(金) 00:00:00.00 ID:COVARIANT
管理人TIT「うっそだろお前!www バカじゃねぇ↑?」
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メンテの度にランキング上位勢が一新され、かつ解放もされてないから
メンテ明けログイン余裕、猫もなく非常に快適なんだけどなぁ。。。