9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:09:39.54 ID:6PHXPy/5O
~黄泉川家~
AM8:30
一方通行「…はァ?」
打ち止め「だーかーらー!カブトムシ採りに行こうよーってミサカはミサカはさっきまで寝てたあなたを誘ってみたり!」
一方通行「…めんどくせェ。寝る。」
打ち止め「えー!もうすっかり朝だよーってミサカはミサカはあなたにダイブ!」ピョン
一方通行「ぐふォ!!!」
打ち止め「今日はこんなに晴れてるんだから、絶好の虫採り日よりだね!ってミサカはミサカはワクワクしてみる!」
一方通行「どけェクソガキ。今日は俺の体調が絶不調だ」ポイッ
打ち止め「わっ…もう!カブトムシさんが呼んでるんだよってあなたを急かしつつ、ミサカはミサカをゴミのようにどかしたあなたに憤慨してみたり」
一方通行「…だァーれが呼ンでるンですかァ?まだ9時にもなってねェだろ。俺は寝る」
打ち止め「そーやって外に出ないからあなたは体力がつかないし不健康なんだよってミサカはミサカは2度目のダイブ!」ピョン
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:11:26.28 ID:FsUlovlU0
クワガタ頭の建宮さんを捕まえにいくんですね
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:11:41.49 ID:6PHXPy/5O
一方通行「ガキがァ…俺に同じ手が通じるとでも思ってンですかァ?あと体力がねェのは関係ねェ」ヒョイ
打ち止め「いえーい!避けられたよわーい!ってミサカはミサカはヤケになりながらもやっぱりあなたに体当たり!」ガンッ
一方通行「ってェなァ…そこまで外に行きてェなら一人で行って来りゃいいだろォが!?」
打ち止め「あなたと一緒に行きたいの!一人でいっても楽しくないんだよってミサカはミサカは当たり前のことを主張してみたり!」
一方通行「ああそォですかァ…じゃあ寝ろ。めんどくせぇ…俺は寝る」ゴロン
打ち止め「…そっか…あなたが行きたくないんじゃ仕方ないよね…」シュン…
一方通行「……」
打ち止め「最近あなた仕事忙しそうだったし…今日は休みみたいだからせっかくの夏休みなら一緒に遊びに行きたかったな…ってミサカはミサカは呟いてみたり…」
一方通行「…………」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:14:25.98 ID:6PHXPy/5O
打ち止め「でもね…もういいの…ミサカがあなたに無理にわがまま言ったのがいけないから…ってミサカはミサカは諦めるのをあなたに伝えてm」
一方通行「あーあー、なんかカブトムシの鳴き声がうるさくて眠れやしねェよ。おいクソガキ、カブトムシがさっきから俺を呼ンでるみてェだからちゃっちゃと捕まえてくるわァ」スタスタ
打ち止め「!」
打ち止め「じゃあ、ミサカもあなたと一緒に捕まえに行くねってミサカはミサカはあなたと一緒に出かけるのが楽しみだったり!」
一方通行「勝手にしろォ」
打ち止め(さすがにカブトムシさんは鳴かないと思うんだけど、ってミサカはミサカは素直じゃないあなたに作戦がうまくいったよわーい!って心の中で喜んでみる)
芳川「ふわぁ~…ねむいわ~…」ムニャムニャ
打ち止め「おはよう芳川ぁ!ってミサカはミサカはいつもより元気よく朝の挨拶をしてみる!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:15:47.01 ID:vC8pabWM0
ベクトル操作してるのに捕まえられずに悶々とする一方さんをみたい
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:17:02.15 ID:6PHXPy/5O
芳川「おはよう打ち止め~…子供は元気でいいわねぇ…」フワァァ…
一方通行「おいおい、随分と遅い起床ですねェ。ニートさン?」
芳川「…あなたには言われたくないわ。ニートについてはスルーするけど」
一方通行「俺はニートさンとは違って健康的だからよォ。てか黄泉川はァ?」
打ち止め(あなたも十分不健康なんだよ、ってミサカはミサカは言いたいのを我慢しつつ心の中に留めておくね)
芳川「ああ…愛穂なら学校にいったわ。なんでも『教師に休みなんてないじゃん』って。せっかくの夏休みなのにねぇ」
一方通行「いやお前は一年中夏休みだろォが」
芳川「まったく…愛穂はちょっと働きすぎなのよ」
一方通行「てンめェが休みすぎなンですよォォォ!!?お前はちょっとどころじゃなくかなりだけどなァァァァ!!!!!」
芳川「ちょっと朝っぱらから怒鳴んないでよ頭に響く…
…あっ今日の金運一位じゃない。あとでちょっと打ってこようかしら」
一方通行(……こいつ、終わってンなァ…)
打ち止め(黄泉川がいなかったらどうなってたのかなぁ、ってミサカはミサカは想像してみて…やっぱりやめてみたり)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:17:04.74 ID:Tf/ulonq0
一方さんが可愛い
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:19:47.90 ID:6PHXPy/5O
一方通行「ンじゃまぁ、せいぜいぐうたら生活を満喫してなァ。おい打ち止めァ、お前は朝飯食ったのかァ?」
打ち止め「うん!黄泉川がミサカの分も用意して作ってくれたんだよ、ってミサカはミサカは黄泉川に感謝感激雨霰!」
一方通行「そォかァ。なら良いンだ。俺はコーヒーで十分だからなァ…」
芳川「あら?私の分の朝食が無いわねぇ」
一方通行「てめェは何回言ったら分かンだァァァァ!!!!??どンだけ自分に甘いンですかねェェェェェェ!!!!」
芳川「あっ!ほら…私って…甘いから…優しくなくて…甘いから…」
一方通行「はあああァァァァァァァ!!!!???ンだそれェェ!!??あれかァ!?あの感動のシーンみてェにかっこつけてンですかァァァァ!!??」
一方通行「しかも『あっ!』ってェ!?自分で上手いこと考えたとか思ってンのォォォ!!??てかツッコミどころは1つにしやがれこのクソニートがァァァァァァ!!!!!!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:21:51.22 ID:6PHXPy/5O
打ち止め(その他にも自分に甘いのかよってツッコミどころはあったんだけどってミサカはミサカは心の中でツッコミでみたり)ビシッ
芳川「冗談よ。朝からうるさいわねぇ…。そういえば愛穂、昼に戻ってくるって言ってたから、その時に作って貰おうかしら」
一方通行「」
打ち止め「」
芳川「冗談よ」クスッ
一方通行(……もォこいつには二度とツッコンでやんねェェ…なァにが『クスッ』だァ…)
打ち止め(あなたがあんなに必死にツッコんだのに『冗談よ』の三文字で綺麗に流した芳川にミサカはミサカは驚きを隠せなかったり…)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:22:53.35 ID:FsUlovlU0
黄泉川 「炊飯器を虫籠にするじゃん」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:24:20.06 ID:6PHXPy/5O
打ち止め「そんなことより早く行こうよーってミサカはミサカはあなたを急かしてみたり」
一方通行「ン…まァ待て。このコーヒー飲ンじまってからなァ」ゴクゴク
芳川「あら…?一緒にどこ行くの?」
一方通行「カブトムシ採りィ」
芳川「はい?」
一方通行「あンだよ…?」
芳川「あなたが?カブトムシを?採るの?」
一方通行「ああそォだ悪いかよ?」
芳川「…頭おかしくなったの?」
一方通行(…こいつにだけは言われたくねェ……)
一方通行「あァ俺だって行きたくねェよめんどくせェ。ただこのガキがやりてェやりてェうるさェから仕方な……あ」
打ち止め「…やっぱりあなたはミサカと一緒に出かけたくなかったのね…ってミサカはミサカは潤んだ瞳で落ちこんでみる…」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:26:44.36 ID:6PHXPy/5O
一方通行「やべェ…無性にカブトムシ採りたくなってきたァ」
芳川「無理しなくていいわよ」
打ち止め「嫌なら嫌ってはっきり言ってくれればいいのに…ってミサカはミサカは…」
一方通行「呼ンでるゥ!カブトムシがァ!!!学園都市第一位のこの俺が呼ばれてるンですゥ!!!こうしちゃいられねぇ。カブトムシからのお呼びだしだ!!!おい、クソガキさっさと行くぞォ!!!!!」スタスタ
打ち止め「あ!待って~!ってミサカはミサカはあなたを追いかけつつ行ってきまーす!って芳川に呼びかけてみる!」
芳川「あーはいはい…気をつけるのよ~?」バタン
芳川「ふぅまったく…」
芳川「それにしてもあの子がカブトムシ採りに行くなんて…」
芳川「随分と丸くなったものよねぇ…本当昔のあの子とは別人みたい」
芳川「それもこれも無邪気なあの子のおかげかしら?」
芳川「まあ何にしても、悪いことではないわね…」フワァァ
芳川「眠くなってきちゃった…黄泉川が帰ってくるまで二度寝しようかしら」ムニャムニャ
芳川「……」
芳川「本当、私って甘いわね…優しくなくて…甘いから…」
クスッ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:28:59.88 ID:6PHXPy/5O
~黄泉家前~
打ち止め「…きっと今頃芳川は二度寝してるんだよってミサカはミサカは芳川の性格から推測してみる」
一方通行「…あァ、お前も同じこと考えてたかァ。ンで『私って甘いから…優しくなくて…甘いから…クスッ』とかやってそォだなァ…」
打ち止め「冗談抜きでやってそうだから怖いんだよ…ってミサカはミサカは考えながら、あなたも同じこと思ってたんだね!以心伝心だね!ってあなたに抱きついてみたり」ギュッ
一方通行「離れろクソガキ…以心伝心ってのは科学じゃ解明されてねェ…つまりそンなメルヘンなもンはねェンだよ」
打ち止め「もう~なんでそんなに現実的なの~ってミサカはミサカはぶーたれてみる」
一方通行「へいへい。どうせ俺は現実主義者だよォ…ところでカブトムシってェのはどこにいンだァ!?」
打ち止め「話を反らされた!ってミサカはミサカは驚愕しながらも、多分木に止まってるんだよってあなたにアドバイスしてみたり」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:31:14.65 ID:6PHXPy/5O
一方通行「木ィ…?まァとりあえず公園に行きゃいンだろォ。行くぞクソガキ」スタスタ
打ち止め「あっ待ってよ~ってミサカはミサカはあなたを後ろから追い抜きダッシュ!」ダダダ
一方「走ンな。転ぶぞ、クソガキ」
?「はあ…夏休みってなんだかんだ暇ねー」
?「わたくしも今日はジャッジメントがお休みなので暇ですのー……あら?」
アッマッテヨーッテミサカハミサカハ…
ハシンナコロブゾクソガキ
?「…小さい…お姉様?」
?「あいつ、こんなとこで何を…はっ!まさかまた良からぬこと企んでるんじゃ…追うわよ!」タッタッタッ
?「…よくわかりませんが、了解ですの!」タッタッタッ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:33:22.01 ID:0dV3hP/7P
ほのぼのだな
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:34:54.79 ID:6PHXPy/5O
~公園~
打ち止め「うーん、いないね…ってミサカはミサカはあなたに問いかけてみたり」
一方通行「そりゃ、いくら夏っつってもカブトムシなンて簡単に見つかるわけねェだろォが……ン?」
タッタッタッ
美琴「はあっはあっ…あ、一方通行ぁ!!!」
一方通行「あァ?…なンだ超電磁砲かよ」
打ち止め「あ!お姉様だ!ってミサカはミサカは予期せぬ出会いに喜んでみたり!」
黒子「きゃあああ!!!ち、小さいお姉様ですのぉ!!!」ギュッ
打ち止め「わっ、あなた…誰?ってミサカはミサカは驚きながらも尋ねてみる」
黒子「わたくし、ジャッジメントの白井黒子ですの!」
一方通行「ジャッジメントがお気楽にお散歩かァ?学園都市も落ちたもンだなァ」
黒子「あなたは…第一位ですわね。ジャッジメントにもお休みはありますのよ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:37:31.02 ID:6PHXPy/5O
美琴「そんなことより一方通行!!!あんたこんなとこで何しているのよ!」
一方通行「カブトムシ採りィ」
美琴「」
黒子「」
一方通行「…あンだよ、悪いのかよ?」
美琴「あ、あんたがカブトムシ…」
一方通行「悪いンですかァ?」
黒子「そんなキャラにはとても見えませんの…」
一方通行「あァ!?俺だってなァ本当はこンなめんどくせェこと…」ハッ
打ち止め「……」ウルウル
一方通行「あァ!カブトムシの声が聞こえるゥ!!!これは捕まえンのが楽しみになってきたぜェェェェ!!!!!!」
美琴「」
黒子「」
打ち止め(この人をからかうと楽しいなぁってミサカはミサカは微笑んでみたり)
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:39:47.96 ID:6PHXPy/5O
一方通行「ったくよォ!?どこにいやがるンですかァ!!!カブトムシさンはよォ!!?」
美琴(これが、本当にあの一方通行なの…?)
黒子(ものすごく丸くなってる気がしますの…)
打ち止め「うー…暑いから喉乾いちゃったよーってミサカはミサカはあなたに訴えてみたり」
一方通行「確かに今日は暑ィなァ。能力が使えた頃はなンともなかったンだけどよォ…ほらよ、金やるからこいつらの分も飲み物買って来い」
打ち止め「わーい!あなたはいつものやつでいい?ってミサカはミサカは一応確認をとってみる」
一方通行「あァ、いつものコーヒーでいい」
美琴黒子((いつもの…?))
一方通行「お前らは何にすンだァ?」
美琴「奢ってくれるの?」
一方通行「当たり前だろォが。俺を誰だと思ってンですかァ!?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:40:00.79 ID:g5TEGq+3O
一通さンマジ良い人
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:41:55.96 ID:6PHXPy/5O
黒子「ではお言葉に甘えさせてもらいますわ。わたくしは小さいお姉様1人だと心配ですので一緒についてきますわ」
打ち止め「ジャッジメントさんと行くなら安心だね!ってミサカはミサカは飛び跳ねてみる!」ピョン
黒子(か、かわいい…)
美琴「じゃあ、私はヤシの実サイダーで」
黒子「了解ですの!」
打ち止め「早くー早くーってミサカはミサカは自動販売機に向かって全力疾走!」ダダダー
美琴「転ばないよう気をつけなさいよ~」
黒子「ああ!小さいお姉様待ってくださいましー!」タッタッタッ
一方通行「はァ…ったくガキってのはなンでこンなくそ暑いのに元気なンですかねェ…」
一方通行「……」
美琴「……」
一方通行(今思ってみればこいつと二人ってすンげェ気まずいなァ…)一方通行(まあ俺は死ンでも許されねェことをしちまったから、自業自得なンだけどよォ…)
美琴「……」
美琴「……あの、さ…」
一方通行「…あ?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:42:39.10 ID:vC8pabWM0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:44:02.90 ID:0dV3hP/7P
ああ
ほのぼのだな
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:44:20.04 ID:6PHXPy/5O
美琴「…その、……ありがとね」
一方通行「…はァ?なンでてめェに礼なンざ言われなきゃなンねェンだよ。『ふざけんな』の間違いだろォが…」
美琴「前にね、あの子に聞いたのよ。自分の能力を犠牲にして、アンタがあの子をウイルスから守ったことも、残りの妹達を救ったこともね」
一方通行「だったら何だって言うンですかァ?それでも俺が一万人もの妹達を殺した極悪人に変わりはねェ。それは俺が死ンだって許されることじゃねェだろォが」
美琴「確かにね。私はあんたを許したわけじゃない。だけどあんたが残り一万人近くの妹達を救ったことも事実よ」
一方通行「お前や妹達が俺に持つ感情は憎しみだけで十分だァ。俺には感謝なンてされる権利はねェンだよ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:47:16.25 ID:6PHXPy/5O
>>30 本当だ、すまん。脳内補正頼む
美琴「そうね。私はあんたが妹達を一万人殺したことを憎んでる。憎しみや怒りの言葉なら過去にあんたにもたくさん言ったはずよ。だけど、あんたが残り一万人の妹達を救ったことに対する感謝の言葉は、まだ一言も私は言ってない。だから…ありがとうなのよ」
一方通行「…てめェもおめでたい野郎だなァ」
美琴「おめでたい野郎じゃなくて、素直な美少女って言ってほしいわね?」ニコッ
一方通行「」
一方通行「……自分で自分に『素直な美少女』はないンじゃないすかねェ…」
美琴「ん?事実を言うことの何がいけないわけ?」
一方通行「……」
一方通行(…こいつは、天然なのかァ?それともナルシストなンですかァ?)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:49:47.37 ID:6PHXPy/5O
打ち止め「ただいまー!ってミサカはミサカはコーヒーを渡す前にあなたに飛びついてみたり!」
一方通行「いちいち飛びつくンじゃねェ。さっさとコーヒー寄こせ」
黒子「ただいま戻りましたの。どうぞ、お姉様」
美琴「サンキュー。帰ってくるの早かったわね」
黒子「わたくしの空間移動ならこれくらい朝飯前ですの!」
打ち止め「空間移動って初めての経験だったかもってミサカはミサカは不思議な感覚だったよってあなたに報告してみたり!」
一方通行「ン…?あァ、そこのツインテの能力って空間移動だったのかァ。それ便利だよなァ」
黒子「ツインテって呼ばれるのは初めてですの…まあ、第一位の言う通り便利な能力ですわね」
美琴「遅刻しないしね」
一方通行「まあ俺には通用しねェけどなァ。反射できるし」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:51:42.39 ID:6PHXPy/5O
黒子「さり気なく自慢しないで下さいまし…」
打ち止め「ねぇねぇ空間移動を反射ってどうやってやるの?ってミサカはミサカはあなたに説明して欲しかったり」
一方通行「ガキにゃ理解すンのはまだ早えェ」
美琴「11次元の座標だからね。私もあんまり分からないし」
黒子「最終的には『自分だけの現実』ですの。分からないのが普通ですわ」
打ち止め「うーん、よく分かんないんだけどミサカはミサカは子供扱いされたことに結構不満だったり」
一方通行「いやガキはガキだろォ。それよりもカブトムシ採るンじゃねェのかァ?」
打ち止め「あ!そうだったね!ってミサカはミサカは忘れてたことを隠しつつ分かってたふりをしてみる」
一方通行「いや、隠せてねェ隠せてねェから」
美琴「そういえばさ…」一方通行「?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:55:00.38 ID:6PHXPy/5O
打ち止め(あれ、この反応…なんであの子がここに?……まあ、細かいことは後でみんなに説明しようってミサカはミサカは問題を先送りにして目の前のお姉様の話に耳を傾けてみる)
美琴「アンタ達カブトムシ採ろうとしてるんでしょ?」
一方通行「だからそォだって何回も言ってンだろォが」
美琴「さっきからアンタ達見落としてることがあるんと思うんだけど」
黒子「それはわたくしも思ってましたわ」
打ち止め「?」
一方通行「面白ェェ…学園都市第一位の俺様に何か見落としてることがあるとォ?なンだよ言ってみろォォォ!!!」
美琴「…虫取り網は?」
黒子「…虫カゴもですの」
一方通行打ち止め「「!!!!」」
美琴(…この反応は)
黒子(完璧に素で忘れているようですわ)
打ち止め「あああ!そうだよ!虫取り網と虫カゴは昆虫採集の基本なんだよ!ってミサカはミサカは気づいてくれなかったあなたに落胆してみたり」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 01:57:39.61 ID:6PHXPy/5O
一方通行「そ…そンなこと最初から気づいてたけどなァァァ?」
打ち止め「」
美琴「」
黒子「」
一方通行「気づいた上で最初から持って来なかっただけですゥゥ」
一方通行「ていうか学園都市最強の一方通行様にそンなもの必要ないンですゥ」
一方通行「あってもォかさばるしィ邪魔なだけなンですゥ」
美琴「分かった分かったもう分かったから」黒子「見苦しいですの」
打ち止め「さすがにその言い訳はないんじゃないかなってミサカはミサカはあなたのフォローが出来なかったり」
一方通行「うるせェうるせェ。この俺様に見落としなンてありえねェ…あっちゃならねェ……あるわけがねェンだよォォォォ!!!!!!」
?「いいや!あんたにはまだ決定的な『見落とし』があるでぇ!!!!!とミサカは滑り台の上からあなた達を指差して叫びます」
一方通行「」
美琴「」
黒子「」
打ち止め(ああ…やっぱり…)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:05:52.58 ID:EnDl5I0p0
17巻までしか見てませんが以降ネタバレは含まれますか
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:09:31.69 ID:6PHXPy/5O
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:24:55.51 ID:6PHXPy/5O
一方通行「誰だ誰だよ誰ですかァァ!!?」
美琴「黒子…なんか私達だけさっきから驚かされっぱなしなんだけど」
黒子「お姉様が二人おねえさまがふたりオネエサマガフタリ…」
打ち止め「全く…こっちに来てるのならMNWで知らせてくれれば良かったのにってミサカはミサカは下位個体が接近してくるまで分からなかったことを打ち明けてみたり」
17777「かんにんしてや~久しぶりやん上位個体。んで、他は初めて見る顔やな?ウチは妹達の17777号や。大阪在住やから関西弁やけどよろしくな~とミサカは上位個体と初めて会う方々に挨拶を済ませます」
打ち止め「はあ…一応補足するとみんなも知ってる通り、妹達は全国に散らばってるからそれぞれ性格も違うし、個性が強く出てる個体も多いの。この子はその中でも個性が強い方なんだけどってミサカはミサカは戸惑うあなたたちに説明してみる」
一方通行「個性強く出すぎだろォォォォ!!!!!どンだけ大阪色に染まってンだァァァ!!!??」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:27:41.04 ID:6PHXPy/5O
17777「ナイスツッコミやで!!!とミサカは初めて会う一方通行を賞賛します」
一方通行「てめェに言ったンじゃねェェ!!!!!なァにさりげなく打ち解けてンですかァァ!!??」
美琴「ま、まあ個性的ってのはより人間らしくなったってことよね!うん!」
黒子「小さいお姉様もですけど、関西弁のお姉様もなかなか…ジュルリっ」
美琴「…あんた私の妹達に手出したら黒コゲにするから」
打ち止め「ところで17777号はなんでここに来てるの?ってミサカはミサカは下位個体に訪ねてみたり」
17777「いや~だって学園都市にしか研究所ないやん?昨日1日メンテナンスの日やったんよ。
んで今日は1日暇やったから上位個体に会いに行ったろ思うて。そしたらなんか面白そうなことやってるやん?思わず立ち聞きしてもうたわ~とミサカは今に至った経緯を簡単に話します」
一方通行「そんな下らねェこといいからよォ…おい、エセ関西」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:29:01.93 ID:6PHXPy/5O
17777「ちょっ、エセ関西はいくらなんでもひどすぎやん!とミサカは一方通行の口の悪さを批判します」
一方通行「エセ関西で充実だろォ。大体テメェの関西弁なンか不自然なンすよォ。『なんでやねん』の『な』にアクセントつけるくらい不自然だわ」
打ち止め「なんて分かりやすい例え!ってミサカはミサカはあなたの例えに絶賛してみたり」
美琴(…いやこれ読んでる人はすっごく分かりづらいと思うんだけど)
黒子(東京人が無理に関西弁使おうとするとこうなりますの)
17777「アンタなんでそんなにウチに突っかかってくるん?とミサカはあなたの言動を疑問に思います」
一方通行「お前から先に突っかかってきたンだろォが。お前が俺に向かって最初に言った台詞今すぐここでリピートしろォ」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:30:08.85 ID:g5TEGq+3O
流石大阪
濃いな
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:31:22.49 ID:6PHXPy/5O
17777「アンタなんでそんなにウチに突っかかってくるん?とミサカはあなたの言動を疑問に思います」
一方通行「あっれェェェェェェ!!!???それ一個前の台詞だなァァァァ!!!!!!最初に言った台詞だって言いましたよねェェェェェェェ!!!!!?????」
17777「ナイスツッコミ!とミサカはやはり一方通行に親指を立てグーサインを送りつつ賞賛します」
一方通行(もうこいつの相手すンのやだァ…)
17777「まあほんの冗談や。んじゃリピートすっから耳かっさばいて良~く聞けやぁ!とミサカは先刻します」
一方通行(もゥ俺は例え心の中でもツッコまねェぞォ)
打ち止め(かっさばいたら聞けないやん!ってミサカはミサカはあなたの代わりに心の中でツッコんであげたよ)
美琴(なんか…我が妹ながらどん引きだわ)
黒子(しかし、それでも美しいのはお姉様クオリティですの)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:33:51.51 ID:6PHXPy/5O
17777「いいや!あんたにはまだ決定的な『見落とし』があるでぇ!!!!!とミサカは滑り台の上からあなた達を指差して叫びます」
一方通行「そォそれだァ。つまりてめェはァ?この俺にまだ見落としがあるっていいてェンだろォ?確かに虫取り網と虫カゴは見落としたかもしンねェが、俺にはもう見落としなンてねェ。あっちゃならねェンだよォ!」
黒子(さりげなくさっきの見落としたと認めましたの…)
打ち止め(あれだけ言い訳してたのにってミサカはミサカは驚きを隠せなかったり)
美琴(バレないとでも思ってるのかしら…)
17777「いいや。あんたは重要なことを見落としてる。一番決定的なものをや!とミサカは一方通行に詰め寄ります」
一方通行「はっ、面白ェェ。言ってみろォ。てめェに俺様が最強だってことを教えてやンよォォォ!!!!!」
美琴(かっこつけてるとこ悪いんだけど、これただのカブトムシ採りよね?)
黒子(彼にはただのカブトムシ採りでさえも戦いですの…)
打ち止め(たかがカブトムシ採り、されどカブトムシ採りだねってミサカはミサカはビシッと指摘してみたり)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:36:07.22 ID:6PHXPy/5O
17777「あんたおもろいな~。ほな言うで。
カブトムシは~…
っっ夜行性やぁぁぁあああああ!!!!!!!!とミサカは腹の底そこから体全体でツッコミます」
一方通行「」
美琴(まあ…確かにね)
黒子(一般常識ですの)
打ち止め(やこうせい…?ってミサカはミサカは言葉の意味が分からなかったり)
一方通行「……クソったれがァァァァァァァァァァァァ!!!!!!俺としたことがそンな重要なことを見逃すなンてェェェェェェ!!!!!!……チクしょォォォォォ…」
打ち止め「ねーねーやこうせいってなーに?ってミサカはミサカはお姉様に聞いてみたり」
美琴「夜行性は夜に行動するってことよ。昼はほとんど眠ってるから、山にでも行かない限り昼間探してもカブトムシは見つからないことが多いわね」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:38:33.09 ID:6PHXPy/5O
打ち止め「じゃあミサカはあの人に無駄なことさせちゃったんだね…ってミサカはミサカはあの人を無理やり連れてきちゃったことを思い出して後悔してみたり…」
美琴「いやー、なんだかんだ楽しでるように見えるし気にしない方がいいわよ?」
黒子「ですの」
一方通行「俺としたことが俺としたことが俺としたことが俺としたことが俺としたことが俺としたことが…」
17777「学園都市最強の一方通行が聞いて呆れるわ!とミサカは声を大にして吐き捨てます」
一方通行「いやまだだァ…まだ俺は負けてねェェ…ここで負けるわけにはいかねェンだよォォォォ!!!」
17777「お前はもう…死んでいる…とミサカは昨日研究所で見たアニメの名台詞を真似します」
美琴「アンタなんつーアニメ見てんのよ」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:41:01.02 ID:6PHXPy/5O
一方通行「ククク…敗者はおとなしく黙ってろってかァ?テメェはそれで勝ったつもりかよォ!?」
黒子「勝ち負けの基準がよく分かりませんの」
美琴「何度も言うようだけど、これただのカブトムシ採りよね?」
一方通行「いいぜいいぜェェ…それでテメェが勝ったつもりになってンなら…まずはその幻想をぶっk」
美琴「あーストップストップ。アンタそれはアイツの台詞だから」
黒子「プライドもへったくれもありませんの」
17777「なにどさくさに紛れて決め台詞言おうとしてんねんとミサカは一方通行を軽蔑します」
一方通行「」
打ち止め「ひどい言われようなんだよってミサカはミサカはあなたをフォローしきれなかったり…」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:43:04.19 ID:6PHXPy/5O
一方通行「あァ、今日は空が青いなァァ」
黒子「開き直りましたわ」
美琴「もう意味分かんない」
打ち止め「いつものあなたに戻って良かった!ってミサカはミサカはほっと胸をなで下ろしてみる」
美琴「…あれいつものなの?なんか違くない?」
黒子「彼は少なからず引きずっていますの」
17777「その程度か第一位…とミサカはため息をつきながらやれやれと一方通行を侮辱します」
打ち止め「17777号…あの人をからかうのはいいけど、イタズラもあんまり度がすぎるとあなたのMNWに規制かけるよ?ってミサカはミサカはしつこい下位個体を脅してみたり」
17777「!」ビクッ
美琴「?」
17777「すみませんすみませんホンマそれだけは勘弁して下さいとミサカは上位個体に許しをこいます」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:44:59.44 ID:6PHXPy/5O
打ち止め「分かればいいんだよ分かればってミサカはミサカは聞き分けのいい下位個体に満足してみたり」
黒子「なんだかよくわかりませんけど小さいお姉様怖いですわ…」
美琴「まあ、ああ見えて妹達の頂点…司令塔だからね」
打ち止め「えっへん!ってミサカはミサカは自分の能力を自画自賛してみたり!」
一方通行「あァ…てかカブトムシいねェから、なンだかンだで暇になっちまったなァ」
打ち止め「そうだね…これからどうしよう?ってミサカはミサカは……あれ?」ジー
?「うー…おなかすいたんだよー…」テクテク
一方通行「ン?…あいつは……?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:46:14.20 ID:UnSGzvE5O
さるよけ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:47:16.54 ID:6PHXPy/5O
黒子「あら…?いつかのシスターさんではありませんの」
一方通行「げっ…あの暴食シスターじゃねェか」
インデックス「ん…?なんか知ってる顔がいっぱいなんだよ」
美琴「アンタこんなとこで何してんの?」
インデックス「とうまが買い物行ってるから暇なんだよ」
打ち止め「…あなた、ミサカの知らないところでシスターさんと遊んでいたのねってミサカはミサカはあなたを睨んでみたり」
一方通行「いや、遊んでねェ。たかられただけだァ」
インデックス「その言い方は少し語弊があるかも」
一方通行「ねェだろ。そのまンまだ」
17777「一方通行は女遊びが激しいんやな~とミサカは勝手に納得します」
一方通行「お前は黙ってろ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:49:17.29 ID:g5TEGq+3O
イカ娘さんじゃないか
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:49:34.85 ID:6PHXPy/5O
インデックス「…短髪が2人いるんだよ」
17777号「ウチは妹達の17777号や。大阪在住やけどよろしくな~とミサカは初めて会うシスターにめんどくさがりながらも簡単に自己紹介します」
インデックス「なんかエセかんさいっぽくてうさんくさいかも」
一方通行「だとよォ?エセ関西」
17777「なんでやねん!とミサカは2人の不適切な発言にツッコミます」ビシッ
打ち止め「それよりもなんか暑くなってきたねってミサカはミサカはあまりの暑さに我慢できなかったり」
美琴「確かにあっついわねー」
黒子「おそらく今年一番の暑さですの」
一方通行「これ以上外にいたらぶっ倒れンなァ…おいクソガキ、どっか涼しいとこ行くぞォ」
打ち止め「でもでも涼しいとこってあんまりないかもってミサカはミサカは不安になってみたり」
インデックス「それなら…みんな私の家にくるんだよ」
一同「!?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:51:45.40 ID:6PHXPy/5O
インデックス「とうまは出かけてるから暇なんだよ」
一方通行「てめェの家じゃねェ。三下の家だろォが」
美琴「あ、あ、あいつのいえあいつのいえあいつのいえあいつのいえあいつのいえ…」プシュー
黒子「お姉様!しっかりして下さいまし~!」
17777「お姉様は暑さにやられたんか?それとも熱さにやられたんか?とミサカは上手いこと言ったなと自画自賛します」
一方通行「いや別に上手くねェから」
打ち止め「なんでもいいからってミサカはミサカは早く家に上がりたかったり」
一方通行「しゃあねェな。暇になっちまったし、めんどくせェけど行くかァ。んで、てめェらはどーすンだァ?」
17777「ウチは面白そうやから行くで!とミサカは手を挙げてアピールします」
インデックス「短髪とついんてーるはどうするんだよ?」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 02:53:55.88 ID:6PHXPy/5O
美琴「えっ、あっ…わ、私は…」
一方通行「どっちにすンだァ?行くか行かねェかはっきりしろォ」
美琴「うぅ…で、でもぉ…」
一方通行(はァ…ったく、めンどくせェなァ…)
美琴「…や、やっぱり……」
一方通行「どォせ暇なンだろォ?だったら来りゃいいだろォが。それともなンだ?あの三下を意識しちまうから来れねェとか言い出すンじゃねェだろォなァ?あくまで暇だから行くンだろ、俺達はなァ」
美琴(!!!)
美琴「なな、何言ってんのよ?い、行くに決まってるじゃない!あくまでひ、暇だから退屈しのぎに行ってあげるのよ!そう!暇だから!」
一方通行「…そうだなァ?俺達はあくまで暇つぶしに行くだけだよなァ?」ニヤニヤ
美琴「そ、そうよ!?それ以外に理由なんてないんだから!」スタスタ
17777(いや~分かりやすすぎるやろ~とミサカはお姉様のあまりのツンデレぶりに驚愕します)
黒子「あの殿方のところに行くのでしたらお姉様をお守りするため、わたくしも着いていきますの」スタスタ
一方通行「ンじゃ、全員一致で決まりだなァ」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:01:06.57 ID:6PHXPy/5O
打ち止め(お姉様のために気を遣ってくれてありがとね、あなたのそういう優しいとこ大好きだよってミサカはミサカはあなたに耳打ちしてみる)
一方通行「あァ?何のことだか俺ァさっぱり分かンねェぞォ?」テクテク
打ち止め(まったく…あの人もあの人で素直じゃないんだからってミサカはミサカは内心うれしかったり)
インデックス「それじゃ早速みんなで行くんだよ」テクテク
美琴「ほらアンタ達ー!早くしないと置いていくわよー!」
一方通行「オラ、呼ばれてっからさっさと行くぞクソガキ」スタスタ
打ち止め「あっ、待ってよー!ってミサカはミサカはあなたを後ろから追いかけてみたり」タッタッタ
17777(なんや面白いことになりそうやな~とミサカは心の中で一人呟きます)
17777(そして誰もウチの固体番号について触れへんかったな…17777やで?17777やで?17777やで?なんかツッコむ所あるやろ~とミサカは一人いじけます…)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:03:09.25 ID:6PHXPy/5O
~上条家~
インデックス「それじゃみんな遠慮なく入るんだよー」
打ち止め「おっじゃましまーす!ってミサカはミサカは礼儀をわきまえつつ一番乗り!」
一方通行「ちっ…狭ェ部屋だなァ」
美琴「こ、ここがあいつの家…」
黒子「随分と散らかっていますわね」
17777「ありきたりな部屋やな~何もおもろないわとミサカは期待を裏切られたことに落胆します」
一方通行「三下の部屋に面白さを求めること自体間違ってンだろォが」
インデックス「その辺に適当に座るんだよ」
美琴「じゃ、じゃあ適当に座るわ」ストッ
黒子「ならわたくしはお姉様のお隣に」ストッ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:04:38.35 ID:6PHXPy/5O
一方通行「あーめンどくせェ」ドサッ
打ち止め「じゃあミサカはあなたの隣に座る!ってミサカはミサカは居場所確保!」ストッ
一方通行「あァ?どこでも一緒だろォが」
17777「んじゃウチはテレビの前のベストポジション確保!とミサカは座ると同時にテレビのチャンネルを回します」ストッ…ピッピッピッ
インデックス「エセかんさいの好きそうなお笑い番組はやってないんだよ」
17777「なんや…本当つまらん番組ばっかりやな~とミサカはテレビ局のセンスの無さにがっかりします」
美琴「あんたのセンスが変なのよ」
17777「子供みたいなセンスのお姉様には言われたくないわとミサカは吐き捨てるように言い返します」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:07:08.19 ID:6PHXPy/5O
美琴「なっ!?私のセンスを馬鹿にする気!?」
黒子「どっちのお姉様のセンスも似たようなものですの…」
打ち止め「それよりこれからどうするー?ってミサカはミサカはあなたに尋ねてみたり」
一方通行「あァ?めンどくせェから寝るでいいンじゃねェか?」
打ち止め「そんなの答えになってないよーってミサカはミサカは憤慨してみる」
美琴「どうせ集まったんだし、みんなでなんかやる?」
一方通行「めンどくせェなァ」
打ち止め「さっすがお姉様!ミサカもみんなでやってみたいことがあるの!ってミサカはミサカはお姉様の意見に賛成してみる」
黒子「やってみたいこと…ですの?」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:09:07.72 ID:6PHXPy/5O
ガチャガチャ
インデックス「あっ!とうまが帰ってきたんだよ」
美琴「えっ…あ、アイツが?」
黒子「落ち着いて下さいましお姉様。わたくし達はあくまでも、暇なのでここにいるだけですの」
美琴「そ、そうよね!私達、暇だから来ただけだもんね!」
17777「このニュースキャスターなかなか面白いやん!とミサカはテレビの中の見ず知らずの人を誉めたたえます」
一方通行「まァ待て。三下のことは後回しだァ。おいクソガキ、やってみてェことってのはなンだ?めンどくせェことじゃなけりゃ聞いてやる」
打ち止め「うん…あのね…」
上条「ふぅ~…上条さんのお帰りですよーっと…あれ?」
上条「なんか靴が多いような…まさかお客さんか?おーい、インデックスー」テクテク
ガチャッ
上条「」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:11:06.46 ID:6PHXPy/5O
打ち止め「せっかく夏休みなんだから夏っぽいことしてみたいかも!ってミサカはミサカはあなたに提案してみたり」
一方通行「却下。めンどくせェ」
美琴「アンタさっきからそれしか言わないわね」
黒子「小さいお姉様が言うならわたくし、なんでもやりますの!」
17777「いやなんでやねん、とミサカは特にツッコミどころも無いのに鋭くツッコミます」
インデックス「そんなことよりお腹すいたんだよとうまー」
上条「…というかなんで皆さん上条さんの家にいらっしゃるんでせうか」
一同「暇だから」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:11:38.28 ID:XVKaDxPeO
和むわなあ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:13:40.32 ID:6PHXPy/5O
上条「ひ、暇だからって…」
打ち止め「えーなんでもかんでもめんどくさいで済ませないでよーってミサカはミサカはあなたの体を揺すりながら憤慨してみる」ユサユサ
美琴「でも確かにみんなで夏っぽいことするのも悪くないかもね」
黒子「わたくしも最近仕事づくしでしたので、たまには悪くないですわね」
上条「あの~…上条さんの話聞こえてます…?」
一方通行「ン~…まァクソガキの言うことも確かに一理あンなァ。考えといてやらァ」
打ち止め「ようやくミサカの意見が認められたよわーい!ってミサカはミサカは喜んでみたり」
一方通行「はしゃぐな…それよりテメェらァ、そろそろ腹減ってこねェかァ?」
上条「いや、だからあの~?」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:15:26.19 ID:6PHXPy/5O
美琴「そっか、もうお昼過ぎだもんね」
インデックス「だから私はさっきからお腹空いたって言ってるんだよー」
打ち止め「ミサカもお腹減っちゃったかも~ってミサカはミサカはあなたに報告してみる」
上条「えっと、すみませ~ん…?」
17777「ほんなら、みんなでファミレスでランチってのはどうや?とミサカは皆さんに提案します」
黒子「わたくしは賛成ですの」
美琴「私も」
インデックス「食べられるところならどこでもいいんだよ」
上条「……」
打ち止め「ミサカもあなたと一緒ならどこでもいいよってミサカはミサカは大賛成!」
一方通行「ンじゃ全員一致で決定だなァ。…つーわけで、つまりそォゆうことだ、三下ァ」
上条「分かるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:17:57.06 ID:6PHXPy/5O
上条「なんだなんだよなんですかぁ!?俺だけのけ者ですかぁ!!?上条さんだけ仲間外れですかぁ!!??」
一方通行「…俺の台詞パクってンじゃねェぞ三下ァ」
上条「うっるせぇぇえええ!!!!!!こっちは全く状況が読めないんだよぉ!!!」
インデックス「とうまうるさいかも」
上条「やかましい!!!もとはといえばこの状況作ったのインデックスさん、あなたですよねぇ!?俺がいない間、何勝手にぞろぞろ部屋にあげちゃってるんですかぁ!?」
17777「まぁそうかっかすんなや~とミサカはあなたを落ち着かせようと会話に割り込みます」
上条「あなた誰ぇぇええええ!!?なぜに関西弁!?落ち着くどころか逆に混乱するんですけどぉぉおおお!!?」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:21:59.63 ID:Cv4k+zCVO
支援
限界だ……もう寝なくては……
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:22:27.35 ID:6PHXPy/5O
美琴「分かった分かったから。歩きながら説明してあげるから、とりあえず黙ってついてきなさいよ」
上条「はぁぁぁああああ!!!??何簡単に済まそうとしてるんですかぁぁあああ!?そんなのに騙される上条さんじゃありませんよぉぉおおおお!!!!!!」
一方通行「ったく…昼飯奢ってやるから黙ってついてこい三下ァ」
上条「はい!」ピタッ
一同「」
インデックス(…そういえばとうまはこういう人だったんだよ…)
美琴(なんか…呆れてものも言えないわ)
黒子(安い男ですの…)
打ち止め(一瞬で静かになっちゃったねってミサカはミサカは開いた口が塞がらなかったり…)
17777(人間としては失格やけど芸人としては合格や!とミサカはせめてものフォローをいれます)
一方通行「…ンじゃまァ、行くかァ」テクテク
上条「はい!どこまでもお供いたします!」スタスタ
一同「…」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:25:37.71 ID:6PHXPy/5O
>>75 ありがとうございます
ゆっくり休んでください
~ファミレス~
美琴「―――で、アンタが帰ってきて今に至るわけ」パクッ
上条「…んぐっ…なるほど…俺のいない間にいろいろあったんだな…」モグモグ
インデックス「ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ…」
黒子「すごい食欲ですの…」パクッ
17777「歩くブラックホールやな…とミサカは嫌みをこめて言い放ちます」モグモグ
一方通行「いいねいいねェ。やっぱり育ち盛りはたくさン食わねェとなァ!」
上条「一方通行…本当に奢って貰っていいのか…?こいつどこまで食うか分かんないぞ?」モグモグ
一方通行「当たり前だろォ。俺を誰だと思ってンだァ?第一位の財力ナメてンじゃねェよ」
上条「か、かっこいい…」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:27:31.46 ID:6PHXPy/5O
なんか俺も眠くなってきた
インデックス「ガツガツガツガツ…あくせられーたはとうまと違って太っ腹なんだよ…」ガツガツ
上条「はいはい…どうせ上条さんは貧乏学生ですよー」
打ち止め「このハンバーグすっごく美味しいの!ってミサカはミサカはあなたに感想を述べてみたり」
一方通行「そォかい、そいつァ良かったなァ」
打ち止め「うん!あなたにも食べさせてあげるね!ってミサカはミサカはあなたにアーンしてみる!」アーン
一方通行「…ンっ」パクッ
一同「!!!???」 ガタガタッ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:31:46.76 ID:6PHXPy/5O
美琴「なな…なっ…////」
打ち止め「どーお?美味しいでしょ?ってミサカはミサカはあなたに同意を求めてみる!」
一方通行「ンー…?大した美味くねェだろォ。こいつぁ完璧に冷凍したもn」
美琴「なぁにやってんのよアンタはぁぁあああ!!!」バチバチ
一方通行「あっぶねェ!てめェこそ店ン中で放電してンじゃねェよ!!!」
美琴「ああ…あ、アンタいいま打ち止めとかか間接ききき…」
黒子「第一位…見損ないましたの」
一方通行「はァ!?俺が一体何したっつゥンだよォ!?」
インデックス「…あくせられーたの趣味はよーく分かったんだよ」
一方通行「ぜンっぜン言ってる意味分かンねェンですけどォ!?」
上条「そうかそうかつまり君はそんな奴だったんだな」
一方通行「どこのエーミールですかァ!?てかマニアックすぎだろォ!!!」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:33:37.31 ID:6PHXPy/5O
17777「まぁまぁお姉様、そんな驚くもんでもないやろ~とミサカは他のお客さんの迷惑を考えつつ発言します」
美琴「!?」
美琴「だっ…だって今こいつあ、アーンしたのよ!?どこの犯罪者よ!?」
打ち止め「アーンで犯罪者になるんだったらほとんどの人は犯罪者になってるよ…ってミサカはミサカはオーバーリアクションすぎるお姉様にちょっぴり引いてみたり」
上条「でもなぁ…犯罪者とはいかなくても上条さんはアーンはないと思いますよ…?」
17777「まあ赤の他人なら、なしやろうけどこの2人なら普通やろ…同棲してるんやし、とミサカは必死に弁明します」
一同「」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:35:47.67 ID:6PHXPy/5O
美琴「ご、ごめん…私難聴なのかもしれない…も、もう一回言ってもらえる…?」
上条「俺もちょっと聞き間違いしたかもしれないな…」
黒子「…わたくしもきっと仕事で疲れているんですの」
打ち止め「だーかーらー!ミサカはこの人と一緒に住んでるの!ってミサカはミサカはあなた達に聞こえるようにはっきり言ってみる!」
一同「」
一方通行「ン…あれ?言ってなかったかァ?」
上条「オイ」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:37:38.57 ID:T5UOXvmXO
面白い。
ほのぼの最高
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:38:50.65 ID:6PHXPy/5O
黒子「聞いてませんの」
上条「オイ」
美琴「どどせどっどっせどどせどっどっせどどせどっどっせ…」
17777「らぶ注入☆、とミサカは覚えたての一発芸を披露します」
インデックス「エセかんさいは黙ってるんだよ。けーわいなんだよ」
17777「すんまへん…」
一方通行「…まァ、別にいわなきゃなンねェもンでもなかっただろォ。…なあ?」
上条「オイ」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカはなんでみんながそこまで怒っているのか不思議だったり」
一方通行「そォゆうことだァ。別に俺はわざと隠してたわけj」
上条「オイ」
一方通行「オイオイオイオイうっせェェェェェええええええええ!!!!!!テメェは千と千尋の神隠しかァ!!!??さっきからマニアックすぎンですよォォォ!!!!!!!」
上条「逆ギレかぁああ!!!??」
一方通行「テメェがなァああ!!!!!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:55:28.13 ID:8go7H5YMO
エーミールて標本パクられる人だよね題名なんだっけ保守
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 03:57:52.55 ID:aTMd/QFb0
『少年の日の思い出』だっけ?
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:00:39.80 ID:6PHXPy/5O
支援さんくすwwwww
>>90 夏の日の思い出だったか、少年の日の思い出だったか…すまん、俺もよく覚えてないんですよwww
美琴「同棲同姓銅製動静同性道西DOUSEIドウセイどうせい…」ブツブツ
黒子「と、とりあえず他のお客様の迷惑にもなりますので落ち着いて下さいまし」
上条「そ、そうだな…お、俺達どうかしてたな…」
インデックス「これがおんなの修羅場ってやつなんだよ」
美琴「!!!!!」
打ち止め「みんなそんなに取り乱さなくても…ってミサカはミサカはあなたn」
美琴「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」
一方通行「怖ェよ」
黒子「ど、どうなさいましたのお姉様?」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:02:12.41 ID:6PHXPy/5O
美琴「謎は全て解けたぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!!!!!」
17777(やぁかましいわぁぁああああああ!!!!!!とミサカは今にも叫びたい衝動を空気を読んでこらえます)
打ち止め(お姉様が壊れちゃったよってミサカはミサカは余計なこと言わなきゃ良かったって少なからず後悔してみたり)
上条「な、謎…?謎って一体…」インデックス「短髪、どういうことなんだよ?」
美琴「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」
一方通行「だから怖ェよ」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:05:18.40 ID:6PHXPy/5O
美琴「いいわ…聞かせてあげる。私の…人生初の…名推理をね!!!!」
上条黒子インデックス「おー!!!」パチパチパチ
17777「いや別にそんなつまらんこと聞きたくないわ!とミサk」
インデックス「黙るんだよ」
17777「…はい」
美琴「それじゃ一字一句よぉく聞きなさい!!!(そしてよく読みなさい!!!)」
美琴「こいつにぃ!この犯罪者にぃ!!!打ち止めがぁ!!!なぜこんなにも懐いているのかってこともなぜ頻繁に抱きついたりしてるのかってこともなぜあなたと呼んでるのかってことも
なぜいつも飲んでるコーヒーを普通に知ってるのかってこともなぜ公衆の面前で堂々とアーン出来ちゃうのかってこともなぜ一方通行はロリコンなのかってことも!!!!!!全部全て!!!謎は解けたぁぁああああああ!!!!!!!!!真実はぁいつもひとぉぉおおおつ!!!!!!」
一方通行「」
打ち止め「」
17777「」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:07:05.22 ID:6PHXPy/5O
上条「!!!…そうか、そうだったのか…全ては同棲が…同棲が原因だったっていうのか…」
黒子「さっ…さすがお姉様!!!穴一つない見事な名推理ですの」
インデックス「学園都市第三位はダテじゃないんだよ…」
一方通行「よし。いろいろとツッコミてェところはあるが、最後のは明らかにねェだろ」
インデックス「あくせられーた。いい加減しつこいんだよ」
黒子「往生際が悪いですの」
上条「まだ何か言いたいことでもあんのかよ」
一方通行「言いたいことしかねェンだよ」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:09:43.17 ID:6PHXPy/5O
美琴「何よ!!!いい加減自分がロリコンだって認めなさい!!!!!」バンッ
上条黒子インデックス「そーだそーだぁ!!!」
一方通行「そーだそーだじゃねェェェええええ!!!!!!大体そこの三下もシスターと同棲してンじゃねェか!!!」
インデックス「とうまはわきまえてるんだよ。発情期のあくせられーたと違ってとうまは年下を恋愛対象として見てないんだよ」
美琴(あれ…?ってことは私も恋愛対象外?)ガーン
上条「そうだ。上条さんは変態なテメェと違ってインデックスさんを恋愛対象になんか入れていない…ただの同居人だ!」
インデックス(それはそれでヒドいかも)ガーン
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:10:50.73 ID:6PHXPy/5O
黒子「とにかく!このシスターさんと一緒に住んでる殿方は類人猿同然ですが、小さいお姉様を恋愛対象に入れてるあなたはもっとヒドいですの!ゴミ以下ですわ!」
上条(…あれ?俺さりげなく裏切られた?)ガーン
美琴「そうよ!私と一緒に住んでる黒子もかなりの変態で正直ウザいけど、打ち止めを恋愛対象に入れてるロリコンよりはマシよ!」
黒子(…お、お姉様が黒子をそんな風に思っていましたなんて……)ガーン
打ち止め(…あの人をけなすつもりがキレイに味方も全員けなされてるねってミサカはミサカは驚きを飛び越え感激してみたり…)
17777(こいつら…狙ってやってるんとちゃう?とミサカはあなた達に疑いの目を向けます)
一方通行「…なァァァンで俺がクソガキを恋愛対象に入れてる前提なンですかァァァァァァァ!!!!???誰もンなこと一言もいってねェだろォ!!!!!!そもそも俺はこいつと2人きりで住ンでるわけじゃねェェェェえええ!!!!!!」
上琴黒イン『…え!?』
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:14:20.70 ID:6PHXPy/5O
美琴「ど、どういうこと…?」
上条「ら、打ち止め…ホントなのか…?」
打ち止め「うん!ミサカは、ミサカとこの人と、あとミサカ達の保護者になってくれてる人達2人の合計4人で暮らしてるの!ってミサカはミサカはあなた達に暴露してみたり!」
上琴黒イン「」
一方通行「そうゆうことだよォ。俺達は2人の大人に見張られて暮らしてんだァ。しかもそのうち1人はニートときてやがる…つまり俺が打ち止めをどうにか出来るわけがねェンですよォ。まあどうにかしようとは思わねェけどなァァ!!!」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:16:32.05 ID:6PHXPy/5O
美琴「…あ、あは…あはははは~。…なるほどね~そういうことだったの~。か、勘違いしちゃったじゃない~」
上条「そ、そうか~。それなら何の問題もないよな~お、俺はてっきり…」
インデックス「そ、それならそうと早くいうんだよ~」
黒子「わ、わたくしも誤解してましたの~」
一方通行「言いたいことはそれだけか」
17777「これはまさかの…フルボッコフラグや!とミサカはまさかの展開にワクワクします」
インデックス「エセかんさい、見てないで助けるんだよ」
17777「だぁれが助けるかぁ!!!とミサカは散々黙れと言われた鬱憤をここで晴らします」
美琴「あ、一方通行!ま、まずはちょっと落ち着きなさいよ!」
黒子「そ、そうですの!ちゃんと話し合って…」
一方通行「うるせェェ…よくも散々好き放題言ってくれたなァ…。あァァ!!!??発情期ィ!?変態ィ!?ゴミ以下ァ!?ロリコン!?……いいぜいいぜェ、安心しろォ。言われなくとも、愉快に素敵なオブジェに変えてやンよォ!!!!!!」カチッ
一同『!!!!!』
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:18:53.63 ID:6PHXPy/5O
打ち止め(あっ、ついに電極チョーカーONにしちゃったよ…ってミサカはミサカは本気で怒ってるあなたを心配してみたり)
一方通行「くくっ…くくくっ…くかきこかけくきけくかきこくくけきか…」
上琴黒イン『すんませんでしたぁ』
一方通行「くくっ…今さら謝っても遅いぜェ…てめェらまとめてこの一方通行様g」
黒子「お姉様ぁ!わたくしをウザいとお思いになられていたなんてぇぇえ!黒子…死んでも死にきれませんわぁぁ!!!!!!」
美琴「はぁ!?あ…それなら私もアンタに言っときたいことあるんだけど!?」
上条「な…なんだよ」
美琴「アンタ…年下は恋愛対象に入らないって言ったわね…?恋愛に年の差なんて関係ないのよ馬鹿ぁ!!!」
インデックス「とうま、それは私も思うんだよ」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:23:33.74 ID:6PHXPy/5O
一方通行「オイてめェらァ!この俺様を無視してンj」
上条「だったら上条さんも言わせてもらいますよォ!オイ白井!」
黒子「…なんですの?」
上条「お前、俺のこと恋愛対象にh」
黒子「入るわけありませんの」
上条「ほらなぁ!?中学生は高校生を恋愛対象として見てないんだよ!」
美琴「いや、それは黒子だからっていうか…あ~もう!なんでコイツこんなに馬鹿なの!?」
一方通行「……」ストッ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 04:29:44.68 ID:FcdoEfYgO
美琴かわいい
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:13:02.85 ID:6PHXPy/5O
ようやく規制とけた…
さるさんマジうざい
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:15:22.80 ID:soLbb6Zz0
さるったのか
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:15:59.85 ID:6PHXPy/5O
せっかく夜中から支援してくれてる人いたのに…
まあとりあえず投下
インデックス「…とうまは鈍すぎなんだよ」
上条「インデックス…それはいくらなんでも上条さんに失礼じゃないですかねぇ!?」
美琴(一方通行の奴…同棲なんて言い出すから打ち止めと一緒のベッドで寝たり、一緒にお風呂とか入ってるのかと勘違いしちゃったじゃない…。まあでも、大人2人と暮らしてるんだしそんなことは無駄な心配だったみたいね)
アーデモナイコーデモナイ…
一方通行「…」カチッ
打ち止め「あれ?電極切ったってことは、怒らなくて良かったの?ってミサカはミサカはジュースをストローで吸いながらあなたに聞いてみる」チュー
一方通行「興がさめたァ…なんかアイツら見てたら俺のやってることが、くっだらねェことに思えてきてなァ」
17777「あ~、せっかく目の前でフルボッコが見れる思うたんやけどな~とミサカは一方通行にぶーたれます」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:19:24.51 ID:6PHXPy/5O
>>106 さるった。
あんまり投下ペース上げるのも良くないんだな、理解した。
ワーワーギャーギャー
トウマノバカー
一方通行「悪かったなァ?どォやら俺はめンどくさくなっちまったみてェだァ」
打ち止め「まったく…あなたは本当に優しいんだから…ってミサカはミサカは素直じゃないあなたに微笑みかけてみたり」
一方通行「あァ?優しいだァ!?クソガキィ、そりゃ冷たいの間違いだろォが」
打ち止め「ううん…あなたが本当に冷たい人ならミサカは今ここにいないよ…だからあなたは自分にもっと自信を持っていいんだよ!ってミサカはミサカはあなたに語りかけてみる!」
17777(あれ、この雰囲気…もしかしてウチ…邪魔者?とミサカは空気を読まなかったことを後悔します)
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:22:14.52 ID:6PHXPy/5O
一方通行「クソガキがァ、この俺をいっちょまえに説教たァ…。確かに能力は前より落ちたが、誰にも負けねェ自信なら前より今の方が数十倍上だァ…ガキのくせに心配なンかしてんじゃねェ!」チョップ
打ち止め「い、いったぁい!ってミサカはミサカをチョップしたあなたを涙目で睨んでみたり!」
打ち止め(たしかに自信を持ってとはいったけど、そっちの意味の自信じゃないんだけどな…ってミサカはミサカはあなたが誤解してることにちょっぴり落胆してみたり)
一方通行「クソガキがァ…自業自得だァ」
打ち止め「うー…ってミサカはミサカはすぐ暴力ふるうあなたを睨んでみる」
ダンッダンッガタンガタン
オネェサマーオチツイテクダサイマシー
一方通行「うっるせェェェェェェェェええええ!!!!!!一体いつまでやってンだァ!?ちったァ静かにしやがれェェェェええええええ!!!!!!!!!」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:30:35.19 ID:cuiSxDebO
明日学校なのに・・・・・・・
くやしい・・・・・・・・・ビクンビクン
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:31:08.15 ID:6PHXPy/5O
~三時間後~
一方通行「ようやく静かになりやがったなァ」
17777「あんたら関西人よりよお喋るな~とミサカはあなた達を賞賛します」
美琴「そんなこと誉められてもなにも嬉しくないわよ」
インデックス「うぅ…いっぱい話していっぱい食べたんだよ…」
上条「インデックスさん?あなたは食べてばっかりでしたよ?」
黒子「時間が過ぎるのは早いですわね」
打ち止め「もう夕方になっちゃったね~ってミサカはミサカは久しぶりに楽しい時間を過ごせたことに年甲斐もなくはしゃいでみたり!」
一方通行「年甲斐ありすぎですよクソガキがァ!?テメェまだ小学生だろォ!」
17777「実質的には0歳やけどな~とミサカは自分と同じ年齢の上位個体に不満をもらします」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:40:36.32 ID:6PHXPy/5O
美琴「…ところでこれからどうする?」
一方通行「あァ?お前はどうしてェンだよ?」
美琴「……」
美琴(…アイツともう少し一緒にいたいなんて言えるわけないじゃない……)
一方通行「……」
一方通行(はァ…めンどくせェな…)
一方通行「あー…おいクソガキィ。お前夏っぽいことしてェとかなンとか言ってなかったかァ?めンどくせェが、コイツらと一緒にやってやろうじゃねェか」
打ち止め「…!!!ほんとに!?やったよわーい!ってミサカはミサカはあなたと何が出来るのか楽しみになったり!」
一方通行「もうすぐ日が落ちる…テメェら、この意味が分かるなァ?」
美琴黒子17777『!!!』
美琴「…馬鹿にしないでよ。夏の夜にやることといったら…」
黒子「…あれしかありませんの」
17777「ん~お決まりやな~とミサカは一般常識を述べます」
打ち止めインデックス『?』
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:44:27.43 ID:ymO997XM0
追いついた
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:45:35.56 ID:6PHXPy/5O
一方通行「…まあ、クソガキとシスターは分かンねェのは仕方ねェとして…三下ァ。お前は分かってンだろォ?」
上条「ん?いやお前らそろそろ帰らなきゃヤバいんじゃないか?」
一同『』
一方通行「はああァァァァァ?????何なんですかお前はァ!?あれですかァァ!?俗にいうKYって奴ですかァァ!?お前の右手は場の空気すらも打ち消すンですかァァァァァァ!!!!?????」
17777「そのギャグ別に上手くないで~とミサカは決して一方通行のギャグに嫉妬しているわけではないことを伝えます」
一方通行「てンめェは黙ってろォォ!!!」
上条「…上条さんは鈍いからはっきり言ってくれないと分かりませんよ」
一方通行(自覚してンのかよ……)
黒子「だから夏の夜の定番とさっきから言っていますの」
上条「……!そ、そうか!!!」
美琴「はぁ…ようやく分かったみたいね…」
上条「肝試しだな?」キリッ
一同「」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 05:56:53.34 ID:6PHXPy/5O
17777「そっちかぁぁぁぁぁぁああああああああ…とミサカは確かに肝試しも夏の定番だったことを思い出します」
黒子「そっちじゃありませんの…」
上条「そっちじゃない?…ってことは……。はっ…!!!」ハッ
美琴「今度こそ分かったみたいね」
上条「…怪談だな?」キリッ
一同「」
一方通行「…もういい、めンどくせェ」
17777「究極の天然さんやな~とミサカは呆れることを通り越してあなたを賞賛します」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:05:17.16 ID:6PHXPy/5O
上条「一体なんなんだよ!?言いたいことはさっきからはっきり言えっていってんですぅぅぅううううう!!!!!!」
一方通行「花火ですゥゥゥううううう!!!!!!」
上条「」
美琴「ったく…夏の夜って言ったらそれしかないじゃない」
黒子「ですの」
上条「…花火ってあの花火か?」
17777「他に何があんねん!!!とミサカは花火は一つの意味しかないと鋭くツッコみます」ビシッ
一方通行「…あァ、あの花火だァ!ファイアクラッカーだァァ!夜空に咲く一輪の花だァァァ!!!」
上条「ふっ…夜空に咲く一輪の花…か」キリッ
一方通行「気にいってンじゃねェよ」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:14:13.91 ID:6PHXPy/5O
上条「まあ、いかにも夏っぽくていいんじゃねぇか?上条さんは大賛成ですよ」
美琴「よしっ、じゃあ決まりね」
打ち止め「ねーねー、はなびってなーに?ってミサカはミサカは初めて聞く言葉の意味を説明して欲しかったり」
インデックス「私もぜんぜんわかんないんだよ」
一方通行「あァ、花火ってのは…あれだァ。火ィ着けっとシューッとかバチバチなったり、空高くヒューンっていってドカーンと鳴るやつだァ」
黒子「…それでは全く分かりませんの」
17777「ん~花火はな~…えーと…火薬を筒や玉に詰め、それに点火して破裂させ、音・色・光・煙などを楽しむもの、とミサカは自己の頭の中にある辞書を用いて上位個体に説明します」
美琴「…アンタそれはそれで逆に分かりにくいわよ」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:23:06.14 ID:6PHXPy/5O
打ち止め「え、え~と…ヒューってきてバチバチってなって…音と光と、煙が…あ、あれ?」
インデックス「いっぱいありすぎて分かんないんだよ」
上条「とりあえず実際にやってみて目の前で見てみれば分かるだろ。百聞は一見にしかず…ってな?」
一方通行「…三下のくせにマトモなこと言うじゃねェかァ」
上条「ちっちっ、上条さんを甘くみてはいけませんよー?」
黒子「明日は雨でも降りそうですわね」
インデックス「きっとたいふうが来るんだよー」
上条「ひ、ひどい…」
打ち止め「うーん…よく分かんないけど、楽しそうだからやってみたい!ってミサカはミサカはあなた達の話をもとに結論づけてみたり」
インデックス「私もやってみたいかも」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:32:18.58 ID:6PHXPy/5O
17777「よっしゃ!ようやく決定やな!とミサカはあなた達の意見がまとまったことに満足します」
美琴「そうね…じゃあそろそろ行く?」ガタッ
黒子「了解ですの」ガタッ
一方通行「だなァ、ンじゃさっさと出ンぞォ…おいシスター、伝票全部寄越せ」
一同『!?』
美琴「な!?自分の分くらい自分で払うわよ!?」
黒子「そうですわ。こんなところで借りをつくるなんて…」
一方通行「最初から金払わせる気なンざねェよ。テメェらには今日1日クソガキに付き合わせちまったからなァ。コイツも楽しそうにしてるみてェだし、その礼だ」
打ち止め「…えへへー///」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:36:06.04 ID:6PHXPy/5O
今日も学校だっていうのに、オールまでしてss投下してる俺って…
おわってるなwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:39:03.90 ID:8iRo+FwtO
学生としては終わっててもお前のこと嫌いじゃないぜ(キリッ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:41:57.05 ID:6PHXPy/5O
>>122 さんくすwww
俺もお前みたいな奴嫌いじゃないぜwww
黒子「見返りを求めて一緒にいたわけではありませんわ。…納得いきませんの」
一方通行「ンなことァ最初から言われなくても分かってンだよ。まあ、あいにくそこの三下とエセ関西は金もってねェみてェだしィ?そいつらのついでだ」チラッ
上条17777「…ぎっくぅうう!」ビクッ
美琴「で…でも…」
一方通行「テメェがなンと言おうと払わせねェもンは払わせねェ。シスター、さっさと伝票寄越せ」
インデックス「あくせられーた、ごちそうさまなんだよ!」スッ
一方通行「…おォ」パシッ
美琴「…分かったわよ。ごちそうさま」
黒子「ごちそうさまですの」
17777「いや~助かったわ~。ごちそうさま。ほんまおおきに~とミサカは一方通行に頭を下げます」
一方通行「ちっ…ったく、テメェらは大袈裟なンですよォ?」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:49:24.85 ID:6PHXPy/5O
上条「悪いな、一方通行。ごちそうさま。この埋め合わせは必ずするからさ!」
一方通行「あァ?いらねェよ、ンなもン」
上条「えっ?い、いや…でもなぁ…」
一方通行「しつけェ。このガキが楽しかったってさえ言やァそれで全部チャラだ」
打ち止め「あ、ありがとう!やっぱりあなたって優しいんだね!///ってミサカはミサカはあなたに思わず抱きついてみたり!」ギュウウウウ
美琴「…」ジー
一方通行「あー歩きづれェ。いちいち抱きつくンじゃねェよ。今から金払うンだからさっさと離れやがれクソガキがァ」テクテク
黒子「…」ジー
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 06:54:35.09 ID:6PHXPy/5O
オアズカリイタシマース
美琴(ねぇ黒子…あれ、どう思う?)
黒子(…普通に見ればただのロリコンですわね)
美琴(なーんか怪しいのよねー…でも打ち止めはアイツにすごい懐いてるみたいだし)
黒子(きっと勘違いですわ。小さいお姉様も彼を信頼しているようですし、それ以前に彼らは保護者と暮らしていると言っていましたのよ?)
美琴(そ、そうよね…いくらアイツでも、さすがに打ち止めとそういう関係にはならないわよね!きっと私の勘違いよ)
黒子(ですの)
一方通行「…よし、ンじゃ行くかァ」
美琴「そ、そうね!」
上条「あれ?そういえばお前らは門限あったんじゃなかったのか?」
美琴黒子「あー…」
打ち止め「?」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 07:01:20.53 ID:6PHXPy/5O
美琴「ま、黒子の空間移動で帰れるし、なんとかなるでしょ」
黒子「ですの」
上条「おいおい…そんなアバウトでいいのかよ…」
美琴「別にアバウトでもなんでもないわよ。それに…」チラッ
打ち止め17777「?」
美琴「他ならぬ私の妹達よ?。門限とかそんな小さいことなんて、どーでもいいの!」
黒子「わたくしもお姉様の妹さん達の為なら、例え火の中水の中…ですの」
上条「お前ら…いい奴なんだな」
インデックス「短髪もついんてーるも、えらいんだよ」
打ち止め「ありがとうお姉様!大好き!ってミサカはミサカは感動のあまり抱きついてみたり!」ギュッ
美琴(我が妹ながら…か、かわいいわね…)
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 07:11:28.15 ID:6PHXPy/5O
17777「いや~お姉様にはいくら感謝してもしきれんわ…ほんまに…ありがとう、とミサカは上位個体に習ってお姉様に抱きついてみます」ギュッ
黒子「ああ~、お姉様のトリプルパンチ~…わたくし、幸せですの~!」
美琴「ちょ、ちょっとアンタ達、嬉しいんだけどここ一応まだ店の中だし…ほら、変な目で見られるじゃない!」
打ち止め17777『え~』
美琴「『え~』じゃない!」
一方通行「ふっ、それくらいにしといてやれェ…超電磁砲も困ってるみてェだしなァ。まァ、良かったじゃねェか?テメェらのお姉様は優しい妹想いのお姉様でなァ?」
打ち止め「うん、だってミサカ達のお姉様だもん!ってミサカはミサカは自慢のお姉様を褒め称えてはしゃいでみたり!」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 07:13:41.13 ID:6PHXPy/5O
美琴(……優しい妹想い…ね)チラッ
一方通行「おいコラ、あンまりはしゃぐなクソガキ。ケガすンぞォ」
美琴「……アンタも人のこと言えないじゃない…」ボソッ
一方通行「あァ?今なンか言ったか超電磁砲?」
美琴「べっつにー?」
一方通行「?」
美琴「ほらさっさと出るわよー」スタスタ
アリガトウゴザイマシター
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 07:20:11.95 ID:6PHXPy/5O
~ファミレス前~
上条「で?これからどうするんだ?」テクテク
一方通行「あー…とりあえず花火買わねェとなァ」スタスタ
黒子「花火なら、すぐそこのデパートでたくさん売っていますの」テクテク
美琴「じゃあ、そこで買おっか?」テクテク
上条「えーと…確かそのデパートってあの臨海公園の前にあるやつ?」
一方通行「あァ、あのデケェ公園のことだろォ。ンじゃ花火買ったらそこでやるかァ?」
美琴「そうね。臨海公園ならここからも近いし、花火が出来る広さには充分すぎるくらいでしょ」
黒子「了解ですの」
上条「そうだな…そうするか」
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 07:28:23.59 ID:6PHXPy/5O
インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク
打ち止め「はーなーびっびっびー!ってミサカはミサカはシスターさんと一緒にノってみたり」テクテク
17777「アルプスの少女かい!とミサカは上位個体とシスターさんにすかさずツッコミます」テクテク
美琴「…いや、あれハイジじゃないわよね?」
黒子「…低燃費少女ですの」
上条「…オンジだろ」
一方通行「…もう俺はあのクソガキ共にはツッコまねェぞォ」
インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク
打ち止め「はーなーびっびっびー!」テクテク
一同「…」テクテク
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 07:31:48.08 ID:6PHXPy/5O
インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク
打ち止め「はーなーびっびっびー!」テクテク
一同「……」テクテク
インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク
打ち止め「はーなーびっびっびー!」テクテク
一同「…………」テクテク
インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク
打ち止め「はーなーびっびっb」
一方通行「うるせェェェェェェええええ!!!!!!耳障りなンですよォォォォォ!!!!!!!!!」
上条「普通にツッコんでるし」
これにてTHE END
かも
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 07:53:55.17 ID:8iRo+FwtO
まあなんだ乙
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 08:39:15.95 ID:0dV3hP/7P
ほのぼのした
おつ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 09:20:18.15 ID:XVKaDxPeO
知らないうちに朝に成ってた
面白いかったよ!乙
壽屋 (2010-12-18)
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