1 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:16:29.78 ID:X05yMjBr0
2 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:16:44.28 ID:X05yMjBr0
※前作の翌日
~一条家~
蛍「パパが仮面ライダー大戦の映画のチケットを手に入れたの?」
蛍ママ「そうなの、パパが映画のチケットを何故か5枚も手に入れたんだけどね…」
蛍パパ「もう大戦系はブタゴリラナリ、吾輩はこのままずっと村でキテレツだけ見てるナリ…」
蛍ママ「…という訳でパパったら一昨年から続くトラウマが呼び起こされてスッカリ観る気を失くしちゃったのよ。
せっかくのチケットだし観ないで捨てるのも勿体ないからだから蛍ちゃん、代わりにお友達連れて観に行ってらっしゃい♪」
蛍「……どうしよ……私だってトラウマあるしこれみんなに渡すべきかな?」
3 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:18:22.83 ID:X05yMjBr0
~旭ヶ丘分校~
蛍「結局映画のチケットを渡せずに学校に付いてしまいました。
ちなみに今日はこれから昨日(※前スレ参照)ゴーカイジャーのから伊狩鎧さんが紹介してくれた映画を学校の道徳の授業を利用して、
これからみんなで海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIEとスーパーヒーロー大戦Zを観るのですが…
そんなこんなでまずはゴーカイジャーVSギャバンを観ました。想像した通り好評でした。」
れんげ「ゴーカイジャーVSギャバン面白かったん!」
一穂「そうだね、面白かったね。ウチも昔観てたから思わず童心に帰ってしまったよ。」
楓「まさかもう一度蒸着が観れるとは思いませんでしたからね。」
夏海「うん!文句無しに面白かった!
あの一条寺烈さんの姿をもう一度観れるなんて最高だね!!」
小鞠「私たちも昔小っちゃい頃にギャバン観てたもんね!
あのギャバンブートレットに止めを刺すレーザーブレード本当にカッコよかったもん!」
卓「」コクッ
れんげ「ギャバンダイナミックスゴイんな!ゴーカイジャーと力を合わせて戦ったんは見事なん!
ウチはゴーカイジャーの事見直したん!!」
4 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:19:47.66 ID:X05yMjBr0
鎧「じゃあ次はスーパーヒーロー大戦Zを観ましょうか!」
「「………」」
鎧「………ってみなさん先ほどとは打って変わって落ち込んじゃった!?」
れんげ「……だって…」
夏海「昨日の今日だからねぇ…」
小鞠「さすがに…トラウマが…」
一穂「Zとか無駄にタイトルを豪華にしようとしてるけど…」
楓「まさか前作以上にヒーロー同士で血みどろな戦いをすんのか?」
5 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:20:15.56 ID:X05yMjBr0
蛍「みなさん予想通り警戒してますね。でも気持ちはわかります。」
鎧「ハハハ!警戒し過ぎですって!大丈夫ですよ、今回は大丈夫です!今回は…」
蛍「『今回』って強調してる!?やっぱり鎧さんも前作はどうかと思ってるんだ!?」
鎧「それじゃあ上映開始しま~す!」
カチャ…カタカタカタカタ
「「ふ…不安だぁ…」」
6 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:23:27.87 ID:X05yMjBr0
ザッパーン!
蛍「みなさんが不安に思う中、映画が始まりました。
まずは大海原のシーンから、海中を探索していた潜水士さんが突然銭湯に現れたのです。」
『うわぁぁぁ!?』
夏海「ギャハハハハ!全裸で驚いてやんの!これは笑えるねぇ!」
小鞠「男の人のお尻とかなんなのこれ!恥ずかしいよぉ…」
蛍「男の人の裸を見て顔を赤らめてる先輩可愛い…♡
けど思うんですけどこのシーンって絶対テルマエ・ロマエを意識して撮ってますよね。」
一穂「なんだか初代ゴジラのオキシジェン・デストロイヤーを使った博士みたいな格好してるね。」
楓「この時代にもあんな格好で潜るヤツいるのか?」
7 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:24:34.26 ID:X05yMjBr0
キッキー!
『ワー!?』 『キャー!?』
れんげ「街中でも変な事が起きてるんな!」
夏海「本当だ!遊園地で遊んでたらいきなり道路にワープしてどうなってんだ!?」
『晴人、これもファントムの仕業?』
『さあな…』
小鞠「茶髪のお兄ちゃんと女の人が出てきたよ!けどファントムって何?」
蛍「あ、この人は操馬晴人さん。仮面ライダーウィザードに変身します。
それと隣にいるのはコヨミさん。一応ヒロインなんですけどこの人滅多に面影堂から出ないんですよね。
だからヒロインなのに影が薄かったりして…」
8 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:25:11.67 ID:X05yMjBr0
『操真晴人という魔法使いはお前か?』
れんげ「また誰か出てきたん!一体誰なんな?」
『お前は?』
『質問したのは俺だ、答えろ。』
夏海「なんだか随分と偉そうなヤツだよね!何なのこいつ?」
鎧「この人は十文字撃さん、彼は宇宙刑事なんです!」
9 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:26:03.49 ID:X05yMjBr0
「「宇宙刑事!?」」
小鞠「へぇー、ギャバンやシャリバンたちの他にも宇宙刑事がいたんだ!」
一穂「けどギャバンたちに比べると取っ付きにくそうな人だねぇ…」
楓「正直あまり好感度よくなさそうですよね。」
蛍「色々と言われちゃってる…」
鎧「まあまあみなさん落ち着いて!悪い人じゃないですから!なんてたってこの人は…」
10 :
1 [saga]:2014/04/18(金) 23:27:00.42 ID:X05yMjBr0
『蒸着、俺の名は宇宙刑事ギャバン。』
「「ええええええええええ!!!!!????」」
夏海「な…何でこのお兄ちゃんがギャバンに蒸着してんの!?」
小鞠「ギャバンって烈さんのはずなのに何で!?」
卓「?」
れんげ「わけがわからないんな!」
蛍「え~と…実はこの映画の前に劇場版宇宙刑事ギャバンという作品がありまして…
それでこの人が2代目ギャバンに就任されたんです。」
「「に…に…2代目―――――――――――!!!????」」
蛍「やっぱり予想していた通りのリアクション…というわけで…
のんのんびよりとスーパーヒーロー大戦Zのクロスss、始まります…」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/19(土) 00:33:19.82 ID:P7R/6kNq0
楽しみにしてるん
そういえばTV放送が20年ばかし遅れてるのんのん村なら、とんねるずのみなさんのおかげですでちょうど「仮面ノリダー」をやってるんじゃないのかな?
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/19(土) 00:44:18.06 ID:KNsqR8zB0
楽しみなスレ。期待。あとれんげ達にレッツゴー仮面ライダーやオールライダー対大ショッカーをみせたらどうなるかな。
18 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:42:04.12 ID:IgARJzvE0
『宇宙の平和を守るため、ウィザード。お前を倒す!』
『ゆっくりドーナツでも食べながらお話をするって状況でもなさそうだ。』
『コヨミは下がってな、変身。』
((ドライバーオン!!プリーズ!! シャバドゥビタッチヘーンシーン!! シャバドゥビタッチヘーンシーン!!))
小鞠「指輪を使って黒いマントを羽織ったヒーローが現れた!?けど男の人が指輪って変じゃない?」
蛍「あ、これが仮面ライダーウィザードなんです。
彼は指輪を使って戦う魔法使いの仮面ライダーなんですよ。」
楓「この前出てきたオーズやフォーゼってのみたくメダルみたいな小物使って変身すんのか。
まあ玩具を売るにしてもでっかい剣や銃よりもこっちの方が作りやすいし売れるんだろうな。」
一穂「こらこら、そういう大人の汚い目線で子供向け番組を観たらいかんよ。」
19 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:42:52.24 ID:IgARJzvE0
れんげ「けど大変なん!2代目ギャバンがそのウィザードと戦ってるんな!?」
夏海「あぁーっ!やっぱり戦うんかよ!前作みたいなヒーロー同士の血みどろな戦いは勘弁してくれー!?」
卓「」コクッ
『ハッ!』
『レーザーZビーム!』
ガラガラガッシャーン!
夏海「大変だ!2代目ギャバンとウィザードの戦いに子供が巻き込まれちゃったぞ!?」
『お前は…』
『魔法は誰かを傷つけるために使うモンじゃない。誰かの希望を守るために使うモンだ!』
『俺だって宇宙全体の希望を守りたい。そのためには魔法を消さなきゃいけないんだ!』
れんげ「二人には譲れない理由があるんな!」
蛍「でも晴人さんが戦う理由の大半は…」
『もし魔法が無くなったらコヨミの命まで消えてしまうからな…』
蛍「コヨミさんにあるんですよね、TV通りないつもの平常運転です。」
20 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:43:22.22 ID:IgARJzvE0
鎧「でも撃さんは引いてくれたので一応この場は収まりました!」
楓「前作だったらこの時点で誰かぶっ倒されていたろうな。」
一穂「今回は何事も無くてよかったねぇ。」
れんげ「けど騒動の原因がウィザードじゃないと犯人は一体誰なん?」
鎧「それはこの後の展開を観てくださいね!」
21 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:44:55.24 ID:IgARJzvE0
蛍「場面が変わって山の中の河原でたった一人キャンプをしている女の人がいます。」
鎧「彼女は特命戦隊ゴーバスターズのイエローバスター、ヨーコさんとそれにバディーロイドのウサダです!」
蛍「どうでもいいけど私の説明ポジションが鎧さんに奪われているような気がする…」
小鞠「あ、この女の人も前作でチラッと出てたね!おでこが特徴的だったし!」
蛍「はい!ヨーコさんはおでこがとてもチャーミングなんです!」
夏海「けど何でこんなとこで一人でキャンプしてんだろ?もしかして友達いなかったりして…」
『え?来られなくなったの?リュウさんも…そっか…』
鎧「どうやら他のみんなと山でバーベキューしようとしたのに他のみんなが来られなかったようですね…
ちなみに何で他のメンバーが来れなかったのかは後で説明がされます。」
22 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:45:23.78 ID:IgARJzvE0
『え?あれ…何!?』
『流れ星…?』
ドッカァァァァン!!
れんげ「いきなり流れ星が落ちてきたん!?」
夏海「落ちてきたのは…変な金色の丸っこいロボットだよ!」
小鞠「けどボロボロ…ヨーコさんは一人でこのロボットを治そうとしてる!」
ポカッ!
楓「あ、殴ったら動いた。昔のTVかよ…」
23 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:46:11.73 ID:IgARJzvE0
『うわぁっ!?恐いよ!助けて!!』
小鞠「この子怯えてる…そうだよね、いきなり目覚めて知らないとこにいるんだし…」
『大丈夫、私はあなたの敵じゃない。』
蛍「そんなヨーコさんが優しく落ち着かせようとしています。
やっぱりヨーコさんはツンデレの気がありますよね、当時観ていてそう思いました!」
小鞠「ツンデレ?なにそれ?」
『私はヨーコ、キミは?』
『僕の名はサイコロン、少しだけ思い出した。悪いヤツらが宇宙を支配しようとしているコロン!』
れんげ「悪いヤツ…?一体何者なん!」
24 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:47:04.16 ID:IgARJzvE0
鎧「とりあえずここまで、場面が変わって宇宙刑事の本星であるバード星に撃さんが報告に戻りました。」
蛍「わざわざ報告に戻らなくても通信で済ませばいいのに…」
『なんだと…?撃、お前銀河連邦警察の命令に背くというのか!』
楓「あ、ギャバンの烈さんだ!」
一穂「なんだか無駄に偉そうな机に座っているね。」
鎧「烈さんはさっきのゴーカイジャーVSギャバンの後に銀河連邦警察の隊長になったんですよ!」
『ウィザートとビーストを倒せ!』
一穂「烈さんが2代目にさっきのウィザートを倒せって命令してるねぇ。」
楓「当時リアルタイムで観てたけど烈さんってこんなキャラじゃないだろ…」
蛍「今作が色々と言われている原因はそれなんです。
今回初代ギャバンが悪く描かれているから宇宙刑事ファンにはあんまりよろしくない映画なんですよ…」
26 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:47:34.34 ID:IgARJzvE0
『俺には出来ません…』
『十文字撃、お前の宇宙刑事としての資格を剥奪する!』
れんげ「これってどういう事なん?」
鎧「撃さんはここで宇宙刑事の資格を失ったのでこの後しばらくギャバンに変身できなくなったんですよ…」
夏海「なんか…本当にキャラ違うね烈さん…」
小鞠「こんな事言うような人じゃないと思うんだけど…」
蛍「これくらいでショックを受けていたらダメですよ、後半はもっと酷い事になりますから…」
27 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:48:35.63 ID:IgARJzvE0
鎧「さあ、舞台は地球に戻って大変な事になってますよ!」
『イー!イー!イー!』
『逃げよう!?』
れんげ「ショッカーの戦闘員が山に遊びに来てる子供たちを襲ってるん!」
ブロオオオン!
『早く逃げろ!』
夏海「そこへウィザードが現れて助けてくれたぞ!」
『ショッカーは魔法の力を得て復活したのだ。その名もスペースショッカー!!』
小鞠「スペース…?」
夏海「ショッカー…?」
れんげ「大ショッカーの次はスペースショッカーとかコロコロ名前を変え過ぎなんな…」
楓「ぶっちゃけ大ショッカーのままでいいだろ、ややこしいし面倒だし…」
28 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:49:06.94 ID:IgARJzvE0
蛍「まあまあ、それよりも悪の怪人スペースイカデビルが魔法陣を通じて何処かの場所にウィザードを飛ばしてしまいました。」
『お前もスペースショッカーの魔法を味わえ!』
『うわっ!?』
蛍「ウィザードが飛ばされた場所はどこかの…というか毎度お馴染みのさいたまアリーナです。
そこでウィザードはある人たちと出会いました。」
『今回のデーボモンスターはちょっと変わってるな!カッケェな!』
小鞠「5人の男女が現れた…もしかしてこの人たちって…」
鎧「そうです!彼らこそ37番目のスーパー戦隊!その名も…獣電戦隊キョウリュウジャーです!!」
「「…」」
鎧「あれ…?みなさん反応が薄いんですけど…?」
30 :
1 [saga]:2014/04/19(土) 18:51:19.36 ID:IgARJzvE0
夏海「そう言われてもねぇ…」
小鞠「そんな戦隊知らないし…」
れんげ「この村でやってる戦隊はファイブマンなんな!」
鎧「確かにファイブマンは名作ですよ!
まあ玩具的な売り上げとしては…DX大型基地マックスマグマが在庫の山を抱えましたけど…
『ターボレンジャーでDXターボビルダーは好調な売れ行きだったのに何で?』と当時の制作側が思い悩む程でしたし…
それでも後の戦隊にもあるパワーアップアイテムのファイブテクターとか斬新なアイデアはあったはずなんですよ!!」
蛍「本家の戦隊ヒーローが売り上げとか生々しい事言うのはやめてください。
そういうのはアキバレンジャーにでも任せておけばいいんです!」
楓「まあ玩具売ってる身としてはああいうデカイ箱ものは困るんだよな。
売れない、値が高い、場所を取る、の三重苦だし…
玩具メーカーも少しは小売店の事を考えて玩具作れってんだよ。
だからウチにあるDXバナスピアーがまったく売れねえんだから…」
一穂「生々しい現場の意見だねぇ…」
蛍「まさに子供たちの夢を破壊する意見ですね…」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/19(土) 18:47:23.94 ID:hTla3ytAO
ノリダーはいいよなあ。PがRXの続編作る気失せるほどちびっこに大ヒットした
れんげなんかドストライクにはまるだろう
特に変身邪魔するお約束破りは笑った笑った
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/19(土) 19:53:08.41 ID:r5o/SQH/o
クウガ見て欲しいと思ったけどジャラジ編とかトラウマになっちゃうかな
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/19(土) 20:13:58.52 ID:9aIdUjDb0
クウガは正義のヒーローとかそういうのとは無縁だからな…
正義のヒーローが振うのも結局は暴力ってスタンスだし
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/19(土) 20:37:32.20 ID:Tr40QKyC0
グリッドマンも放送してそう
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/19(土) 22:09:28.73 ID:OzEddCucO
将軍と21のコアメダルを皆が見たらどんな反応するんだろw
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/20(日) 01:20:52.75 ID:cuLWS1av0
モンタナジョーンズやガンバルガー、ガリバーボーイ、ガルキーバ、レッドバロンに超者ライディーンってこの時代だっけ?
あと特撮?だとサンダーバードもあったな…
いくつかは再放送枠だろうけど
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/20(日) 08:40:33.87 ID:BhBINfMCo
>>42 それらはいずれも94~95年とだいたい5年くらい先。
レッドバロンとGガンダムが同時期だったのを覚えていたんで分かった。
むしろ獣神ライガーやパトレイバーがこの前年だったかと。
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/20(日) 08:52:54.67 ID:BhBINfMCo
よく考えるとTVアニメ版のパトレイバーの年末に劇場実写版パトレイバーのTVスポットだのが流れたわけだ。
のんのん村スゲエww
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/20(日) 09:15:25.24 ID:BhBINfMCo
「真仮面ライダー」位しかバイオ系特撮ってのは知らないな。
敵役サイドがバイオ系ってのなら「機動刑事ジバン」とか色々あるけど。
強いて言うなら「イナズマン」や「変身忍者嵐」がバイオ系主人公のバイオ系特撮かも?
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/20(日) 11:54:32.11 ID:kCXjfbif0
これまでの描写だとれんげがブラックの変身ベルトを買ってたくらいか
個人的な感想だが、ブラックのあの拳をギリギリ握って変身ポーズをとるのは超かっこいい
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/20(日) 15:28:26.97 ID:qtNNsDKV0
駄菓子屋、今のうちにグランドライナー買っておけ。
当時は業者の間で黒いダイヤと呼ばれてたらしいから
51 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/20(日) 17:57:03.83 ID:BhBINfMCo
『連結合体グランドライナー』(ゴーゴーファイブ)の頃だとまだ先代の婆さんの時代だから、すでに押さえているんで無いかな?
原作見る限り、先代はかなりのヤリ手。
一穂の顔見ながらその子供を対象として入荷していると想像。
52 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:11:17.20 ID:IBS/17XM0
『よーし!お前が敵なのか味方なのかそれはサシの勝負で判断する!』
『は?』
『おりゃっ!』
蛍「あ、晴人さんとキングが勝負してますね。ちなみに説明すると…」
鎧「この晴人さんと戦っているのが桐生ダイゴさん。
獣電竜ガブティラに勝利した牙の勇者・キョウリュウレッドで他のメンバーからはキングと呼ばれています!
イアン・ヨークランドさん、獣電竜パラサガンに勝利した弾丸の勇者・キョウリュウブラック。
有働ノブハルさん、獣電竜ステゴッチに勝利した鎧の勇者・キョウリュウブルー。
ちなみに彼はこの中で一番年上で他のメンバーからのっさんと呼ばれています!
立風館ソウジさん、獣電竜ザクトルに勝利した斬撃の勇者・キョウリュウグリーン。
彼はのっさんと違ってまだまだ若い16歳の高校生なんです!
アミィ 結月さん、獣電竜ドリケラに勝利した角の勇者・キョウリュウピンク。
紅一点の彼女は以前アメリカに留学していた事から時折言葉に英語が混じっているんですよ!」
53 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:12:04.20 ID:IBS/17XM0
蛍「私の説明キャラのポジションがドンドン奪われていくよ…なんだか寂しいなぁ…」
小鞠「よしよし、蛍慰めてあげるよ。」ナデナデ
蛍「ぐへへ♪先輩に慰められちゃった♡」
楓「それでこの二人の決着はどうなるんだ?」
鎧「それは大丈夫です!なんたってこの後…」
『ハイッ!そこまでーーー!!』
鎧「この俺伊狩鎧が二人の仲裁に入りましたからね!カッコいいでしょ俺♪
ちなみにこの時、晴人さんと出会った記念に指輪を頂いちゃいました!
何でもアンダーワールドに入れる指輪だとか言ってましたよ?」
54 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:12:33.52 ID:IBS/17XM0
夏海「カッコいいかどうかはともかく二人は和解してるね。
こうあっさり解決するとウチ的には今度は逆に物足りない感がしちゃうんだよねぇ…」
蛍、鎧「「観客は無理難題を仰る…」」
小鞠「けどバード星じゃ2代目ギャバンに代わってシャリバンがこの事件の担当をするって烈さんが…」
楓「今回烈さん酷く描き過ぎだろ…」
一穂「本当にねぇ、なんとかしてほしいわ…」
55 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:13:13.63 ID:IBS/17XM0
蛍「そして地球ではいまだにおかしな現象が…
街中でその様子を目撃していたヨーコさんとサイコロンの前にスペースショッカーの怪人が現れました。」
『見つけたぞサイコロン!』
『イー!イー!イー!』
夏海「大変だ!ヨーコさんがスペースショッカーに襲われているよ!?」
鎧「けど大丈夫!そこにゴーバスターズのヒロムさんとリュウジさんが駆けつけてくれました!」
『ヨーコ!』
『ヨーコちゃん!』
『俺たちも魔法の暴走を止めるために復帰してたんだ。』
『学生に戻ったヨーコちゃんに迷惑かけないようにと内緒にしといたんだけどね。』
鎧「くぅ~っ!さすがは戦隊ヒーロー!やっぱり裏で事件の捜査してたんですね!!」
蛍「理由が妙に適当に感じるのは私だけかな?」
56 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:13:49.31 ID:IBS/17XM0
『レッツモーフィン!バスターズ!レディー…』
『スペースショッカー!レディー…』
『『ゴー!!』』
鎧「さあゴーバスターズが変身してスペースショッカーと戦いますよ!」
蛍「けど…」
ゲシッ!ゲシッ!
『ヒロム!パス!』
『あー!もー!どうしてサイコロンばっか狙うの!?』
蛍「サイコロン使ってゴーバスターズとスペースショッカーのサッカーが行われています。
いくらなんでも粗末に扱い過ぎじゃ…大事な物のはずなのに…」
57 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:14:24.02 ID:IBS/17XM0
『サイコロンはもらった!』
『う…うぅー!?』
れんげ「大変なん!イエローバスターがスペースショッカーの異次元のゲートに吸いこまれそうになったんな!?」
『ヨーコ!危ない!』
小鞠「でもレッドバスターとブルーバスターが助けて…えぇー!?代わりに二人が吸い込まれちゃったよ!?」
『ヒロム!リュウさん!?』
蛍「こうして二人は囚われの身に、どうでもいいけど囚われるのって普通女の子の方じゃ…?」
58 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:14:57.37 ID:IBS/17XM0
鎧「その頃、俺は晴人さんと撃さんにスペースショッカーの事を説明していました。
スペースショッカーはこの時全宇宙でも暴れ周っていたんです。
そして時同じくして宇宙の各地で魔法の暴走が多発していて銀河連邦警察は、
その原因がウィザードとビーストにあるのではと結論付けたんです!」
蛍「正直言い掛かりレベルな結論ですよね。そこへ仮面ライダービーストの仁藤攻介さんと…」
夏海「あれは…宇宙刑事シャリバンだ!?」
『この地球で最強の魔法使いはウィザードだ!』
れんげ「シャリバンがウィザードたちに攻撃してきたん!」
59 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:15:23.37 ID:IBS/17XM0
鎧「そこで俺がカッコよくゴーカイチェンジして戦ったわけですよ!」
『ゴーカイチェンジ!』
『変身!』
『変身!』
鎧「そして俺と仮面ライダーウィザードにビースト、そして宇宙刑事シャリバンの三つ巴の戦いが始まったんです!」
楓「2代目は烈さんに言われて蒸着できないんだっけか。」
一穂「こうやってみんなが変身して戦ってる時に一人だけ観てるだけって歯痒いよね。」
鎧「まあ何だかんだで黒幕の正体はスペースショッカーだという事がわかって、
撃さんは単独でその正体を探りに敵の魔法陣の中に突入していきました!」
『あれは…幻夢城!?』
『俺が探ってくる!それまでウィザード討伐は待ってくれ!』
蛍「ちなみに晴人さんも別れて単独調査、この後は映画の終盤まで出て来ません。」
60 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:15:55.09 ID:IBS/17XM0
鎧「そして幻夢城にいたのは…」
ガシャンッ!ガシャンッ!
夏海「この金属みたいな足音…どこかで聞き覚えが…?」
『魔法の暴走は、さらに広まっているぞレイダー!』
『Welcome!シャドームーン…』
夏海「あぁーーー!?シャドームーンだ!!」
小鞠「じゃあ今回の黒幕にはゴルゴムがいたんだね!」
61 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:16:49.10 ID:IBS/17XM0
れんげ「けどシャドームーンは前のヒーロー大戦じゃディケイドに従ってただけなんに、何で今回は悪のボスになってるんな?」
蛍「その辺は本当に適当に作ってますよね東映さん…」
鎧「シャドームーンはマドーの軍師レイダーと手を組んで魔法の力でショッカーをスペースショッカーとして甦らせたんですよ!
そしてヤツらの目的は地球に幻夢城を引き寄せる事にあったんです!!」
れんげ「それは一大事なんな!……ってあれ?それはおかしいん?」
鎧「へ?何でですか?」
小鞠「だってシャドームーンはBLACKだかRXと創世王の座を競っているから幻夢城とかあんまり関係ないんじゃ…?」
蛍「先輩、この手の映画にTV版の設定を持ちこんじゃいけません。
もっと大らかな気持ちで観ましょう!(というかTV版の設定なんて映画のスタッフさんは大して考えていませんから…)」
62 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:17:18.79 ID:IBS/17XM0
『そして幻夢城が地球に姿を現せば、宇宙全体を幻夢界にする事も可能なり!』
『あとはサイコロンさえどうにかすれば…』
『全宇宙を支配できるのだ!』
鎧「というのがヤツらの目的だったんですよ!みなさん納得して頂けましたか?」
夏海「納得と言われても…」
小鞠「イマイチよくわかんないよ…」
卓「」コクッ
れんげ「宇宙が幻夢界になると何か悪い事になるん?」
鎧「え…え~とそなると宇宙が破滅しちゃうという事だけわかってくれれば充分ですよ!
この事を知った撃さんはさっそく仲間に知らせようとしますがそこをマクーの怪人たちに見つかってしまったのです!?」
63 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:18:02.36 ID:IBS/17XM0
『宇宙刑事ギャバン!何故ここに!?やれぃ!!』
『ハッ!トォッ!くっ…』
夏海「やばいよ!2代目がピンチだ!けど…」
れんげ「こんな敵の本拠地に誰も助けに来てくれるはずないんな!」
鎧「フッフッフ!
そこはこのゴーカイシルバーの伊狩鎧にお任せを!撃さんのピンチに颯爽と駆けつけました!!」
『うらっ!ハッ!!』
鎧「見事撃さん救出に成功した俺はそのまま脱出しようとしたのですが…」
64 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:19:52.54 ID:IBS/17XM0
『お前らは?』
『俺は宇宙鉄人グランダイン!』
『同じくスカイダイン!』
楓「何これ?」
一穂「もしかして…まさか…ひょっとするとこれは…」
鎧「ハイ!この二体のロボットは宇宙鉄人キョーダインなんですよ!!」
一穂、楓「「うわぁ…」」
楓「もうこれ造形が別物じゃねーか…」
一穂「何でもかんでもリメイクすればいいという風潮はどうかと思うね…」
蛍「リメイクといえばこの映画のラストのある予告でさらにとんでもないリメイクモノが拝めますよ。」
65 :
1 [saga]:2014/04/20(日) 18:21:51.91 ID:IBS/17XM0
鎧「キョーダインと戦う事になった俺たち!俺はゴーカイシルバーになって豪快に戦ったわけです!」
蛍「どうでもいいけど自分が活躍してるシーンは無駄に熱く紹介してますよね鎧さん…」
夏海「あぁ、いるよね。自分の活躍をやたらめたら自画自賛しちゃうタイプって…」
『くっ…うわぁぁぁぁ!?』
れんげ「幻夢城の壁が壊されてスカイダインが外に放り出されようとしてるんな!」
鎧「そこを俺と撃さんでスカイダインを救ったんです!」
『スカイダイン大丈夫か!』
『えぇ…』
『じゃあな!』
れんげ「何故か二人は追わないでいてくれたんな!」
鎧「これが後の展開で重要になるとはこの時思っても見ませんでしたけどね…」
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/20(日) 18:44:03.37 ID:89kcoAYF0
1乙なんなー
ほたるんはまあ、その、なんだ………ガンバレ(目をそらしつつ)
69 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/20(日) 19:33:30.87 ID:kCXjfbif0
体は大人でも心は永遠の少年さ
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/21(月) 22:05:04.97 ID:PJ6/g7L20
スペースマフィアのインヴェード能力でライダーや戦隊ヒーローたちが同士討ちするというなら自然にvsに持っていけると思うのだが
71 :
1 [saga]:2014/04/21(月) 23:26:32.36 ID:tslYVXfF0
蛍「その頃、元の世界ではスペースショッカーに追われるヨーコさんとサイコロンの姿がありました。」
『ゴメンコロン、僕の所為でヨーコの仲間もいなくなってしまったコロン…
僕を置いてヨーコだけでも逃げるコロン。』
『そんな事出来るわけないよ!私…本当は一人になって寂しかったの…
サイコロンと出会えたおかげで寂しくなくなった、サイコロンを守りたいって思えるから頑張れるんだよ!』
『ヨーコ…』
『いつでも一緒…!』
小鞠「うぅ…グスッ…ヨーコさん…やっぱり序盤で一人でキャンプしてた時寂しかったんだね…」
夏海「姉ちゃんの涙線ゆる過ぎだな…あ!?その間にスペースショッカーに見つかっちゃったよ!?」
72 :
1 [saga]:2014/04/21(月) 23:27:01.11 ID:tslYVXfF0
『サイコロン…逃げて!』
『ヨーコは…僕が守るコロン!』
ベシッ! ベシッ!
夏海「うぉっ!?サイコロン強えー!スペースショッカーの怪人たちをやっつけてるよ!」
『ジャストミート!』
カキーンッ!
夏海「…と思ったら野球の球のように打たれたー!ホームランだー!?」
蛍「サイコロン奪取が仕事じゃないんですかスペースショッカーのみなさん…」
73 :
1 [saga]:2014/04/21(月) 23:37:53.25 ID:tslYVXfF0
鎧「けどそこへ!幻夢城から脱出した俺と撃さんが見事サイコロンをキャッチしたんですよ!」
『うわぁぁぁぁ!?』
蛍「見事キャッチって…ただ落下してるだけに見えるんですけど…」
『撃さん!鎧!?』
『ゴーバスターズのヨーコちゃん!?』
れんげ「またおかしいんな?三人とも初めて出会うのに何で顔見知りなん?」
鎧「俺とヨーコちゃんは前作で出会ってましたし、
それに撃さんとヨーコちゃんも実はゴーバスターズ本編のMission31~32で共闘しているんですよ!」
蛍「劇場版ギャバンの宣伝も兼ねての競演でしたね。」
74 :
1 [saga]:2014/04/21(月) 23:44:29.18 ID:tslYVXfF0
鎧「そしてこの場を切り抜けた俺たちは面影堂に…
そこで俺は面影堂のみなさんにこの事件の真相について説明しました。
しかしその時撃さんはある事を口にしてしまい俺は思わずその事で…」
『考えていたんだ、魔法の暴走は地球全体に広がってしまった。
宇宙全体を救うには地球を犠牲にするしかないのかもしれない…』
「「ハァッ!?」」
楓「何言ってんだこの2代目は…?」
一穂「その結論はちょっと極端過ぎるわ…ちゃんと考えたのかねぇ…」
蛍「ですよねぇ…」
75 :
1 [saga]:2014/04/21(月) 23:45:54.45 ID:tslYVXfF0
鎧「えぇ、そんな撃さんに我慢できなくなった俺は思わず…」
バキッ!
「「殴った!?」」
鎧「ハイ、思わずグーでやっちゃいました…」
楓「ま、これはしょうがないよな…」
鎧「面影堂を去った撃さんはシャリバンさんとコンタクトを取ろうとしたんですが…」
『我々の真の敵がわかったんだ!それは…宇宙犯罪組織マドーだったんだ!』
『それならもう知っている。』
小鞠「あ、シャリバンが変身を解くよ。」
夏海「伊賀電さんの姿見るの久しぶりだよね!」
76 :
1 [saga]:2014/04/21(月) 23:47:24.04 ID:tslYVXfF0
シュィンッ!
「「え?誰!?」」
鎧「あれ?説明しませんでしたっけ?彼は宇宙刑事シャリバンの日向快さんですよ!」
夏海「いやいや知らないよ!つーか誰これ!?シャリバンは伊賀電さんじゃないの!?」
蛍「あの…その…実は劇場版ギャバンで語れているんですけど…
その伊賀電さん?…ともう一人シャイダーの人は中の人が変わっちゃったんですよ…」
「「なんだってー!?」」
夏海「マジっすか!じゃあ伊賀電さんはシャリバン辞めてイガ星の復興してるわけ!?」
蛍「さ…さあ…?」
小鞠「ていうか沢村大さんもどうなっちゃったの!?」
蛍「さ…さあ…ていうか私にもわかんないですよぉー!?きっと中の人の事情なんですよ!!」
楓「うぅ…まさかギャバン、シャリバン、シャイダーの三人が挙って宇宙刑事を引退してるとか…」
一穂「正直当時観てた身としてはショックが大きいよねぇ…」
77 :
1 [saga]:2014/04/21(月) 23:50:08.31 ID:tslYVXfF0
シュワァァァァ!
『幻夢城…!』
れんげ「大変なん!地上に幻夢城が出現したんな!」
『銀河連邦警察は苦渋の決断をした…』
『苦渋の決断?』
『超次元砲で幻夢城ごとマドーとスペースショッカーを殲滅する!』
夏海「なんだこれで事件はあっさり解決じゃ…」
78 :
1 [saga]:2014/04/22(火) 00:05:26.54 ID:516m00XL0
鎧「そういうわけにもいかなかったんです。
その超次元砲を使えば余波で地球ごと破壊しかねない威力を持った兵器です!
この時…銀河連邦警察は地球を見捨てる決断をしてしまったんです!」
「「マジで!?」」
夏海「それをあの…初代ギャバンの烈さんが…!」
小鞠「決めたっていうの!?」
一穂「ウチらの子供の頃のヒーローがそんな事するとはね…」
卓「」コクッ
楓「つーか何だよ超次元砲って…?
私らの地球はいつもそんな物騒なモンの標的にされてんのかよ!?」
蛍「ですよねぇ、いくらなんでもこの設定は酷い…」
79 :
1 [saga]:2014/04/22(火) 00:06:02.42 ID:516m00XL0
鎧「この事態をなんとかするために撃さんは宇宙刑事としてではなく地球人としてこの事件を解決しようとしました!」
『宇宙刑事に私情は許されない!』
『だったら一人の地球人として、十文字撃として、俺はこの地球を、生きとし生ける者の全てを守ってみせる!』
鎧「そしてその熱意に打たれたシャリバンさんは…」
『1時間だ。超次元砲の発射を1時間だけ待ってくれるよう烈隊長を説得する!それまでに幻夢城を壊滅させろ!!』
鎧「宇宙刑事のみなさんだって地球を破壊なんかしたくはないですからね!
そしてシャリバンさんは烈隊長を説得しにバード星に行きました!」
蛍「だから通信で間に合わせればいいのに…」
80 :
1 [saga]:2014/04/22(火) 00:07:11.18 ID:516m00XL0
鎧「俺は他の仲間を呼びに行って…
撃さんは他に合流したビーストの仁籐さんとヨーコちゃんと一緒に幻夢城に乗り込んでいきました!」
蛍「鎧さん…
あなたの変身アイテムは携帯電話なんですからそれで一括メールでもすればわざわざ呼びに行く事も無かったのでは…?」
夏実「よーし!宇宙刑事、戦隊、ライダーの三人が幻夢城に突入したぞ!」
れんげ「頼むんな!地球を守るタイムリミットはあと1時間なのん!」
81 :
1 [saga]:2014/04/22(火) 00:30:51.49 ID:516m00XL0
『ここのメシは俺に任せろ!お前たちは行け!』
『いいのか?』
『あぁ、その代わり俺の分のメインディッシュは残しておけよ!』
れんげ「ビーストカッコいいん!」
『さぁ、ランチタイムだ!』
蛍「ビーストはTV本編でも主役のウィザードよりもカッコいい描写な時がありますから。
それに比べてウィザードは…今どこで何してるんだろ?」
82 :
1 [saga]:2014/04/22(火) 00:31:29.45 ID:516m00XL0
鎧「そしてビーストと別れた撃さんとヨーコちゃんは先を急ぎました!
辿り着いた先は断崖絶壁の大海原だったのです!!」
『そこまでだ!』
鎧「そこにも既に悪のスペースショッカーの手先が待ち構えていました!」
『ヨーコ!行け!』
『わかった!』
鎧「撃さんはヨーコちゃんを先に行かせて自分はその場で怪人たちの足止めを…」
夏海「けど2代目は蒸着できなんだよね?どうやって戦うの?」
『オラー!蒸着してみろ!』
『シェリー!?』
『ロック解除はまだなのよ~!』
楓「おいおい、大ピンチだな2代目…」
一穂「どうやって切り抜けるんだろ?」
83 :
1 [saga]:2014/04/22(火) 00:41:01.06 ID:516m00XL0
『ウチに任せて~!』
小鞠「でもそこにシェリーさんと瓜二つの女の人が現れた!誰この人?」
蛍「あぁ、この人は…」
鎧「そう!この人こそ!侍戦隊シンケンジャーのシンケンイエロー!花織ことはさんなのです!!
ことはさんが使うモヂカラでシステムのロック解除に成功しました!!」
蛍「これって所謂中の人ネタですよね…」
『蒸着!宇宙刑事ギャバン!!光を超えるぜ!!』
れんげ「蒸着できたんな!」
夏海「けどギャバンの変身にしては物足りないよね。」
小鞠「ナレーションの人の解説が無いし…」
楓「蒸着のプロセス見せろよ。」
一穂「あと正宗さんの解説でね。」
卓「」コクッ
蛍、鎧「「本当に無茶を言う…」」
84 :
1 [saga]:2014/04/22(火) 00:43:45.58 ID:516m00XL0
とりあえずここまで
宇宙刑事の変身にはやっぱり正宗さんのナレーションが無いと物足りないん
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/22(火) 02:47:57.68 ID:V/GD44kKo
乙
政宗さんの腹に来るNA抜きのメタルヒーローは個人的に好きで無いな・・・・。
86 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/22(火) 19:23:03.91 ID:nKOvMk7N0
つうかデカレンジャ-はなにやってんだ 銀河連邦警察もデカレンと同じ宇宙警察になったんだし仮に宇宙警察SPDだから別物としても同じく宇宙規模の警察組織なら協力あってもおかしくないとおもうんだが
87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/22(火) 19:26:01.27 ID:ky/AttmD0
そういえば・・・へんしんきのう失ったといってもスーツは同じでも直接的な戦隊じゃないデカマスタ-とかデカスワンにハリケンのゴウライジャ-に謎の緑の男は返信できるのかな?
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/22(火) 22:16:27.25 ID:RRsL3kCk0
デカレンジャ-の最後やマク-の時みたいに警察の捜査員や全ロボをおくればいいのに
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/23(水) 11:15:24.31 ID:r2634/sd0
スペースマフィアやジャマールみたいな宇宙規模の犯罪組織がほかにもあるだろうから見えないところで戦ってるんじゃないのかな
90 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/23(水) 14:14:01.19 ID:p1cOzwts0
宇宙警察機構なんて組織も特撮になかったっけ?
うろ覚えだから違ってるかもしれないけど…
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/23(水) 14:21:24.87 ID:PJgYnsTho
宇宙警察機構って名前の組織は勇者シリーズだけだったような……多分
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/23(水) 17:11:08.12 ID:idWFP8b0o
なんでもかんでも組み合わせてストーリーが破綻するのは勘弁…
東映さん金がないならいくらでも出すからちゃんと設定やファンサービスしてくれる映画を作ってください…
93 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 20:56:10.76 ID:Cdyk/M0Z0
鎧「まあそんな事があってヨーコちゃんはサイコロンと一緒に幻夢城に辿り着きました!」
『サイコロン、ヒロムたちはどこ?』
『魔法の監獄があるコロン!』
鎧「ヨーコちゃんは単身城の中に入ろうとしましたが、しかしそこで…」
ガシャンッ!ガシャンッ!
れんげ「シャドームーンなん!」
小鞠「それに軍師レイダーもだよ!」
94 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 20:57:52.90 ID:Cdyk/M0Z0
『wel come 小娘が一人で乗り込んで来るとは……いい……度胸だ!』
楓「どうでもいいがこの役者さん無駄に台詞に溜めがあるな。」
一穂「わざとらし過ぎるけどまあ特撮の悪役らしいねえ。」
蛍「今回鳴滝さんいませんからね…
このくらい怪演出来る人がいないといい塩梅が取れないからでは?」
『でやぁっ!』
『キャァァァ!?』
夏海「イエローバスターがシャドームーンにやられてる!」
れんげ「危ないんな!?」
95 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 20:58:54.35 ID:Cdyk/M0Z0
蛍「その頃、ビーストもスペースショッカーの怪人軍団の前に苦戦中で絶体絶命のピンチを迎えていました。」
『うわああああ!?』
『よし、ビーストへ止めだ!』
れんげ「大変なん!ビーストがやられちゃうん!」
バシッ!ドシュンッ!バシュンッ!
夏海「誰かがビーストのピンチを救ったぞ!」
小鞠「一体誰!?」
96 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 20:59:21.74 ID:Cdyk/M0Z0
『ハッ!』
『ハァッ!』
『タァッ!』
『超獣戦隊ライブマン!!』
鎧「そこへビーストのピンチに駆けつけた三人のヒーローの姿が!
そう!彼らこそ超獣戦隊ライブマンでした!!」
れんげ「ライブマンなんな!!」
夏海「おお!ウチらの知ってるヒーローが助けに来てくれた!」
小鞠「けど何で三人だけなの?ブラックバイソンとグリーンサイは?」
蛍「さあ、たぶんスーアクさんの人数が足りなかったからでは?」
97 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:01:12.03 ID:Cdyk/M0Z0
『ケケーッ!アーマーゾーン!!』
楓「おお!アマゾンライダーだ!」
鎧「それに星獣戦隊ギンガマンに獣拳戦隊ゲキレンジャーのみなさんも!」
蛍「仮面ライダー響鬼も駆けつけてくれました。」
鎧「ちなみに彼らを呼んできたのは俺です!どうです?スゴいでしょ!」
蛍「鎧さんは今度ヒーローのみなさんのアドレスをちゃんと聞いておくべきだと思います
98 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:01:38.58 ID:Cdyk/M0Z0
鎧「そして2代目ギャバンの下に先ほどの宇宙鉄人たちが!」
『タァッ!』
『邪魔をするな!』
『ギャバンは私と兄さんの二人だけで倒す!』
れんげ「けどそんな宇宙鉄人たちをスペースイカデビルが邪魔してるんな!」
『馬鹿者~!もういいから下がってろ!ギャバン、一斉攻撃だ!やれー!!』
夏海「2代目が大ピンチだ!」
99 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:02:24.69 ID:Cdyk/M0Z0
『オオオオラーーーーーーーーーー!オラオラオラ!!』
小鞠「何か白いのが飛んでキター!?」
楓「キターってまさか?」
『宇宙キター!!』
れんげ「前作に出てた米粒頭のフォーゼなん!」
『お前らは…』
『全てのスーパーヒーローと友達になる男、仮面ライダーフォーゼ!』
『俺はメテオ、お前の運命は俺が決める!』
蛍「やってきました、前年の仮面ライダーフォーゼとメテオです。
けどフォーゼの如月弦太郎役の福士蒼汰さんは撮影終了後に急に売れ出してしまったから声のみの出演になりましたけど…」
100 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:07:19.98 ID:Cdyk/M0Z0
『さらに俺のダチを紹介するぜ!』
「「だ…ダチ!?」」
『仮面ライダースーパー1!』
『仮面ライダーディケイド!』
『超新星フラッシュマン!』
『特捜戦隊デカレンジャー!』
れんげ「スーパー1とフラッシュマンなんな!」
鎧「ちなみにギャバン含めて今ここに集まったヒーローは全て宇宙繋がりなんですよ!」
蛍「ディケイドさんは宇宙関係ないんですけど…」
楓「ところでフォーゼって都会じゃ最新のライダーなんだよな?
ぶっちゃけここにいるヒーローたちはダチじゃなくて先輩だからダチとはちょっと違うんじゃ…?」
一穂「そうだね、V3とかスカイを観てた時は後輩ライダーは先輩ライダーを敬っていたんだけど…」
蛍「今時のライダーは全員タメ口が当たり前ですから。」
楓、一穂「「最近のライダーは上下関係気にしなくて良いのか悪いのか…」」
鎧「せ…戦隊も意外と上下関係とかあまり気にしない人いますから…うちのマーベラスさんなんか特に…」
101 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:08:02.52 ID:Cdyk/M0Z0
『フォーゼ死ね!』
蛍「フォーゼがスペース蜘蛛男の蜘蛛の巣に囚われて大変な事に…」
『うおおおおりゃあ!』
れんげ「けどそこに茶色っぽいのが助けてくれたん!誰なん?」
『サナギマンは待つ、イナズマンに成長するのをただひたすら待ち続けるのだ。』
楓、一穂「「イナズマン!?」」
鎧「そうです、彼こそ未来からフォーゼのピンチに駆けつけた…」
『超力招来!自由の戦士イナズマン!!』
鎧「イナズマンだったのです!」
一穂「イナズマンまでリメイクされちゃってるんだ…」
楓「でもこのイナズマンは結構原作のイメージそのままな感じがしますね…」
102 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:09:30.31 ID:Cdyk/M0Z0
『行くぜ先生!』
『お?おお!』
れんげ「何でイナズマンは米粒頭の事先生言ってるん?」
蛍「それはこの映画がやる少し前に公開された仮面ライダーウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタムという映画で、
フォーゼに変身する弦太郎さんが5年後に教師になるの。
このイナズマンはその5年後の弦太郎さんの教え子になるんだよ。」
れんげ「なるほどなんな!」
蛍「よし!戦隊は無理だけどライダー関連ならまだ解説キャラでいけるかも!」
夏海「さあ、2大ヒーローの必殺技でスペース蜘蛛男を倒すんだ!」
『超力イナズマ落とし!』
『ライダーロケットドリルキック!』
『ぐわぁぁぁぁ!?』
『やったぜ!』
れんげ「スペース蜘蛛男を倒したんな!」
103 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:11:08.56 ID:Cdyk/M0Z0
『ハァッ!』
『キャッ!?』
小鞠「すっかり忘れてたけどイエローバスターがシャドームーンに…
シャドームーン相手だとさすがにひとりじゃ無理だよ!?」
『ヨーコ!僕に任せて!』
『魔法陣?でも何でサイコロンが?』
れんげ「これはどういう事なん?」
鎧「それは後でわかります、とりあえず魔法陣を潜り抜けたイエローバスターは他のゴーバスターズと合流する事に成功しました。」
104 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:11:36.74 ID:Cdyk/M0Z0
『ゲ~ソ!ゲ~ソ!』
『うわぁぁぁぁ!?』
『スペースイカデビルさま、止めを!』
夏海「うわわ!2代目がまたピンチになってる!?」
楓「さっき駆けつけてくれた救援は何してんだ?」
『ハァッ!』
『借りは返したぞ。』
『ギャバン勝負!』
小鞠「そこにさっき現れた宇宙鉄人たちが!でもこの借りってもしかして…」
鎧「そうです!俺たちがさっきこの兄弟を助けた時の事ですよ!いやー、敵ながら律儀な人たちですね!」
105 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:12:46.38 ID:Cdyk/M0Z0
『裏切り者め~!貴様ら邪魔しやがって…いい加減にしろ!ゲソクラッシュ!!』
『うわぁぁぁぁ!?』
『兄さん…』
『妹よ…』
ドッガァァァァン!
れんげ「キョーダインが爆発したん!?」
楓「嘘だろ…」
『兄弟愛だの友情だのそんなものはポンポコピーのゲーソゲソ!』
れんげ「スペースイカデビル許さないんな!」
鎧「駆けつけた俺は二人を倒された事に怒りに我を忘れて挑みましたがスペースイカデビルの触手の前に大ピンチに…
しかしそんな時、頼りになる仲間が現れたんです!」
106 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:14:11.11 ID:Cdyk/M0Z0
『ハッ!』
れんげ「ゴーカイレッドなん!」
『マーベラスさん!』
『鎧、お前の星は俺たちが守るぜ!』
蛍「何かマーベラスさんが絶対に言いそうにない台詞なんですけど…まあお祭り映画だし本編とは違うという事で納得しましょう。」
『ゴーカイジャー、こいつを使ってくれ!』
『メタルヒーローキーか、こいつは最高のお宝だ!お前ら行くぜ!!』
『ゴーカイチェンジ!』
107 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:15:04.19 ID:Cdyk/M0Z0
鎧「そしてメタルヒーローキーで俺たちはメタルヒーローに!
ちなみにマーベラスさんはエクシードラフト、ジョーさんはビーファイターでドンさんはジライヤ!
ルカさんはビーファイターカブトでアイムさんはジャンパーソンになりました!」
『ゴーカイメタルガレオンバスター!』
『スペシャルメタルチャージ!』
『メタリックストライク!』
鎧「くぅ~!いつ観ても俺たちの活躍は最高!あ、どうでした?俺たちのメタルヒーローの大いなる力の活躍は…って!?」
「「……」」
鎧「な…何故みなさん無言なんですか!?」
108 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:16:47.56 ID:Cdyk/M0Z0
夏海「いや…普通…こういうのは本人が来てくれるかと思ってたから…」
小鞠「まさかの…レンジャーキーでの代用だし…
ていうかエクシードラフトとかビーファイターって何?
何でウインスペクターのファイヤーが出てこないの?」
れんげ「ウチらは本家の活躍が観たかったんな…」
卓「」コクッ
楓「つーかお前ら…前作と同じでバズーカ撃っただけじゃん…」
一穂「せめてもっとアクションしてほしかったねぇ…」
蛍「この映画が色々と言われている要因には烈さんの件以外にも、
このかつてのメタルヒーローが集まると期待していたら…
ゴーカイジャーがレンジャーキーで戦っていましたとか何じゃそりゃ!?のブーイングがあったとかなかったとか…」
鎧「みなさんボロクソで悲しいっす…」
109 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:17:18.65 ID:Cdyk/M0Z0
『俺たちは戦う!』
『そして、勝つ!』
『ああ!』
『レッツモーフィンタイム!』
蛍「そしてヨーコさんはヒロムさんとリュージさんの二人を助け出してゴーバスターズに変身。
そのままゴーバズターズ対シャドームーンの戦いになりました。」
れんげ「けどさすがはシャドームーンなん!ゴーバスターズを相手に圧倒してるん!相変わらず強すぎなんな!」
夏海「そして遂にゴーバスターズが倒れちゃったよ…」
『止めだ!』
小鞠「あ…危ない!?」
110 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:17:46.62 ID:Cdyk/M0Z0
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
『ゴーバスターズのみなさん大丈夫ですか!』
『待たせたな。』
『ギャバン…』
『ビースト…』
『オゥ、メインディッシュは頂くぜ!』
鎧「ここで俺たちスーパー戦隊と仮面ライダーたちが駆けつけたんですよ!
くーっ!やっぱり俺たちカッコ良すぎるぅぅぅぅぅ!!」
蛍「また…この人は調子に乗って…」
113 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:18:46.44 ID:Cdyk/M0Z0
夏海「けど幻夢城から砲台が出てきて…ヒーローたちを撃ち始めた!?」
『うわぁぁぁぁぁぁ!?』
鎧「そして吹っ飛ばされた俺たちの前に現れたのはシャドームーン、そして軍師レイダーの二人だったんです!」
『Wel come!このまま幻夢界に引きずり込んでやる…!』
鎧「そして幻夢城から幻夢界の扉が開かれようとしていたんです!」
『これが…アンダーワールドを超える幻夢界の絶望だ!!』
小鞠「その前にアンダーワールドって何?」
蛍「それは仮面ライダーウィザードに出てくる言葉でファントムっていう悪い人たちが、
ゲートと呼ばれる魔力を持った人たちの精神に絶望を与えるんです。
その時にゲートの人たちの精神世界であるアンダーワールドが発生してそこから新たなるファントムが生み出されてしまうのです。」
小鞠「なるほど、さすが蛍は頼りになるね!」
蛍「平成ライダー関連に関してなら解説キャラやっていける自信が付きました私!!」
夏実「一体どんな自信だよ…」
114 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:19:28.92 ID:Cdyk/M0Z0
『ギャォォォォ!!』
れんげ「何かの叫び声が聞こえるんな!」
夏海「あー!?あれは……え~と誰だっけ…?」
蛍「ウィザードです!仮面ライダーウィザードがウィザードラゴンに乗って駆けつけました!!」
夏海「そーだ、ウィザードだ!忘れてた…何しろ全然出てこなかったからね…」
小鞠「でもこの人今まで何してたんだろ?もっと早く駆けつけくれればいいのに…」
鎧「主役は遅れて登場するのがヒーローの鉄則なんですよ!」
『この時を待っていた!』
『なっ!?』
『憶えておけ!俺たちスーパーヒーローは絶対に絶望なんかしない!』
鎧「現れたウィザードは幻夢城の砲台を破壊して幻夢界の侵攻を阻止したんです!」
夏海「やったぜ!」
115 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:21:58.64 ID:Cdyk/M0Z0
『大盛り宇宙メシキター!!』
『フンッ!』
『ライダーの底力見せてやる!』
蛍「そこへフォーゼ、メテオ、オーズの三人のライダーも合流。戦いはいよいよクライマックスです。」
れんげ「けどこのオーズの声…何かおかしい気がするん…」
蛍「うん…今回は本人じゃないからね…」
『おのれ…仮面ライダーめ!』
『おっと、俺たちもいるぜ!』
夏海「え~とこの人たちは…」
小鞠「キョウリュウジャーだよ!もう夏海ったら本当に忘れん坊なんだから!」
夏海「いや夏海ちゃん悪くないし!この映画登場人物多すぎるのが悪いんだよ!?」
蛍「確かに、いきなり知らないヒーローをこんなに見せられたら誰が誰かわかりませんよね…」
117 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:22:47.66 ID:Cdyk/M0Z0
『ブレイク、イン!ガブリンチョ!恐竜チェンジ!!ファイヤ!!!!!』
鎧「さあ!遂に現れました!37番目のスーパー戦隊獣電戦隊キョウリュウジャーです!」
『史上最強のブレイブ!獣電戦隊キョウリュウジャー!!』
楓「他の宇宙刑事たちも現れたぞ!」
『俺たちを忘れては困るな!』
『ハァッ!』
『シャリバン?シャイダー!』
鎧「そうです!他の宇宙刑事のお二人も加わりこの場には…
俺たち海賊戦隊ゴーカイジャー!特命戦隊ゴーバスターズ!獣電戦隊キョウリュウジャー!」
蛍「仮面ライダーはオーズ、フォーゼ、メテオ、それにウィザードとビースト。」
れんげ「宇宙刑事は2代目のギャバン、シャリバン、シャイダーの三人が揃ったんな!」
118 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:28:27.95 ID:Cdyk/M0Z0
夏海「うおおおお!
ライダーに戦隊、それにメタルヒーローが勢揃いなんてスッゲー光景だよ!!」
卓「」コクッ
小鞠「けど…前作より人少ないよね…」
楓「だな、さっきまで救援に来てくれた連中どこ行ったんだ?」
一穂「きっと他の場所でまだ戦ってるんだよ。」
鎧「そうですよ!そんな中途半端に倒して帰るヒーローなんかいるわけないじゃないですか!」
蛍「今回は前作よりもスーアクさん揃わなかったので…
スーアクさんがそれぞれ着ぐるみを着まわして頑張ってたんでしょうね。
本当にスーアクのみなさまご苦労様です。」
れんげ「ほたるんは誰を労わってるん?」
119 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:29:22.57 ID:Cdyk/M0Z0
『よ~し、ブレイブなヤツらが揃ったぜ!』
『みんな、行くぞ!』
『荒~れるぜ!止めてみな!!』
れんげ「そして再びヒーロー大戦が始まったん!!」
夏海「やっぱヒーロー同士が協力して戦うのは熱いねえ!!」
小鞠「ヒーローのみんなー!頑張れー!!」
卓「」コクッ
一穂「うんうん、やっぱりヒーローを応援する子供の姿はいいねえ。」
鎧「そうですね!俺も子供たちに観せた甲斐がありましたよ!」
楓「それに比べて…」
120 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:30:59.83 ID:Cdyk/M0Z0
蛍「あ、何気に前年度のフォーゼの敵役だったゾディアーツのホロスコープスが混じってますね。
去年は大戦に全然関わってなかったのに…
というか前作といい今作といい何でライダー、戦隊、双方の現行の敵組織の怪人たちは攻めてこないのでしょうか?
どう考えても絶好の機会のはずなのに…」
鎧、一穂、楓「「キミは子供らしく素直に楽しもうよ…」」
121 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:34:55.70 ID:Cdyk/M0Z0
『ダァァッ!』
『ぐっ!?』
れんげ「おぉー!キョウリュウレッドがシャドームーンをボッコボコにしてるん!」
蛍「奪い取ったサタンサーベルを捨ててる、創世王やビルゲニアが草葉の陰で泣いてそう…」
『獣電ブレイブフィニッシュ!!』
『ぐわぁぁぁ!?スーパーヒーローどもよ…憶えていろ!?』
ドッカァァァァン!!
鎧「そして止めはキョウリュウジャーの合体技獣電ブレイブフィニッシュで決まりました!」
れんげ「やったんなー!」
夏海「けど…BLACKやRX関係ない人にやられちゃってるねシャドームーン…」
小鞠「なんかちょっと釈然としないような…」
蛍「シャドームーンさんはオールライダーの頃から知らないライダーにボコボコにされてますから。
それにどうせまたその内ひょっこり甦りますから大丈夫ですよ。もう心配するのもバカらしいです…」
鎧「酷い言い草だ…
ちなみに聞いた話だとシャドームーンは実は昔ZOとJのライダー二人に挑んでボコボコにされたとか…」
122 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:35:39.03 ID:Cdyk/M0Z0
『レーザーブレード!ギャバンハイパー!ダイナミック!!』
『シャリバンクラッシュ!!』
『シャイダーブルーフラッシュ!!』
れんげ「宇宙刑事たちも必殺技決めたんな!」
蛍「うんそうだね!カッコいいね…ってあれ?れんちゃん以外のみなさんの反応が…」
鎧「みなさん不機嫌な顔をしてる…」
123 :
1 [saga]:2014/04/23(水) 21:36:07.07 ID:Cdyk/M0Z0
「「……」」
夏海「いや…宇宙刑事の必殺技っていったらさ…」
小鞠「やっぱりあれだよね…」
卓「」コクッ
楓「レーザーブレードといったらあのBGMが流れないとな…」
一穂「必殺技のBGM何で流れなかったのかねぇ…」
蛍「たぶん尺の都合では?」
130 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:40:57.52 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「と…とにかくスペースショッカーとマドーの怪人たちを倒して後はレイダー一人になったんです!
ですがヤツは強敵でした!」
『よし!この勢いでレイダーを倒すぞ!』
『ぬおおおおお!』
鎧「しかしレイダーは強敵で俺たちスーパーヒーローの力を合わせても中々倒せませんでした。
そしてその頃、バード星ではあの兵器を使うタイムリミットが迫っていたんです…」
小鞠「タイムリミットってまさか…!?」
131 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:41:27.84 ID:Jk1ftP4Y0
『1時間が経過した…許してくれ…母なる星よ…』
楓「あ、烈さんだ…おい…まさか…」
一穂「えぇ~…そんな…やっちゃうのかい?」
鎧「そうです…烈隊長は超次元砲を…」
『超次元砲発射!!』
「「は…発射させたぁぁぁぁぁ!!??」」
れんげ「何で撃つん!?みんなまだ戦ってるのん!?」
夏海「そうだよ烈さん!アンタだって宇宙刑事なのに何で!?」
鎧「仕方ないんです!烈さんにもつらい選択だったはずですから…」
132 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:41:55.83 ID:Jk1ftP4Y0
『チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』
蛍「そして地球ではウィザードがフレイムドラゴンとなりドラゴンブレスで…」
『ケントロスパイカー!獣電ブレイブフィニッシュ!!』
鎧「そしてキョウリュウジャーも必殺技獣電ブレイブフィニッシュで軍師レイダーに止めを刺したんです!」
『やったか!?』
蛍「それはやってないフラグの台詞です。」
133 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:42:38.66 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「そして地球で戦っていた宇宙刑事たちに超次元砲が発射されたとの報告が入りました。」
『何!超次元砲が発射されてしまっただと!?』
『この時を待っていた…超!!次元砲!地球を破壊しそのエネルギーを受けて魔王サイコは復活する!
お前たちは私の罠に嵌ったのだ。宇宙は我々マドーのモノとなる!!うわああああああああ!!!!』
夏海「魔王サイコって確か…」
小鞠「そうだよ…シャリバンとギャバンが倒したあの魔王サイコだよ…そんなのが復活しちゃうなんて…」
卓「」フルフル
『シェリー!俺をドルギランへ!』
一穂「おや?2代目がドルギランへ乗り込んで何処か行っちゃったよ?」
134 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:43:40.93 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「この時…宇宙刑事の責任を果たすために撃さん…いえギャバンは!」
『銀河連邦警察の責任は俺が取る!それが、宇宙刑事としての俺の使命だ!!』
れんげ「2代目がたった一人で超次元砲に立ち向かおうとしてるん!」
小鞠「無茶だよ…一人じゃ…」
鎧「大丈夫!宇宙刑事は一人なんかじゃない!ほら見て!」
『シャリバン…』
『ギャバン!』
『シャイダー!』
『俺たちも行くぜ!』
夏海「他のみんなも一緒だ!頑張れよ宇宙刑事のみんな!」
小鞠「頑張ってー!!」
『烈隊長!見ていてください!これがあなたから受け継いだ宇宙刑事の魂です!!』
『撃!快!舟!』
鎧「そしてドルギラン、グランドバース、バビロス、宇宙刑事たちの戦艦が超次元砲の威力をかき消したんです!
ですが…」
135 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:44:08.28 ID:Jk1ftP4Y0
ドオオオオオオオン!!
小鞠「そんな…」
夏海「ドルギランたちの姿が無い…」
れんげ「み…みんな死んでしまったん…?」
楓「大丈夫だぞれんげ!ヒーローがこんな事くらいで死ぬわけないからな…」
蛍(まあ本当はみんな生きてるんですけど…)
136 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:44:49.51 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「しかしそんな時、サイコロンに異変が起きたのです!」
『今の爆発のエネルギーで充分だ!』
れんげ「こ…この声!聞き覚えがあるん!」
鎧「俺もです!この声は忘れろったって忘れられませんよ!」
夏海「この声はあいつだね!あいつに間違いない!」
小鞠「まさかあいつが現れるなんて…」
蛍「あの…みなさん声を聞いたくらいで誰だかわかるんですか?」
楓「あぁ、私もこの声に聴き覚えがあるぜ!」
一穂「ウチもあるよ。」
卓「」コクッ
137 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:46:02.10 ID:Jk1ftP4Y0
れんげ「ゴルゴムの大神官ダロムなん!」
小鞠「クライシス帝国のボスガン!」
夏海「バイオロンのドクターギバ!」
一穂「いやいや、この声はマクーのドン・ホラーでしょ。」
楓「フーマの大帝王クビライじゃないっすか?」
蛍「みんなバラバラじゃないですかー!?」
138 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:46:50.07 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「いや…この声は鉄十字軍の三ヶ月仮面、ツバサ仮面、角仮面、剣仮面、鉄人仮面テムジン将軍、火の山仮面マグマン将軍、
クライムのゴールデン仮面大将軍、デビルキラー、イカルス大王、
秘密結社エゴスのサタンエゴス、
ベーダーのムササビラー、シャボンラー、チカゲリラー、ツタカズラー、ヒゲキタコラー、
ウミツラー、フィルムラー、デンワラー、ハンバラー、タイヤジコラー、バーラー、アドバルラー、
サメラー、デッドボーラー、カイガラー、ガマラー、ハチドクラー、タイムラー、コケラー、ハミガキラー、
メダマラー、レコーラー、キーラー、ナゾラー、サビムシラー、チョウチンラー、ノラネコラー、
カマキラー、アクマラー、ピカリラー、ジシンラー、ニンポーラー、オニラー、トリカゴラー、
ボートラー、サッカラー、カラクリラー、バンリキモンス、
機械帝国ブラックマグマのヘルサターン総統、
それに銀帝軍ゾーンのゴキラーギン、ブタルギン、コガネギン、タヌキツネギン、ゴリワシギン、サソリナマズギン、
まさかバンドーラ一味のドーラ金角…いや宇宙海賊バルバンのモルグモルグかも…
いいやまさか…はぐれハイネス・ラクシャーサ!?それとも究極生命体ハイド・ジーンでは!?
でも惑星のモンス・ドレイクな可能性も!?」
蛍「もうCV:飯塚昭三さんでいいんじゃないでしょうか?」
139 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:47:51.06 ID:Jk1ftP4Y0
『魔王サイコは完全に復活する!』
卓「」セイカイハマオウサイコダヨ
「「え…!?」」
『うわあああああ!?』
れんげ「大変なん!幻夢城が崩れてるん!」
『フハハハハハ!!』
『私の名は、スペースレイダー!魔王サイコとともに復活したのだ!』
蛍「先ほど倒されたはずの軍師レイダーもスペースレイダー隣復活しました。
そしてレイダーはかつての悪の軍団を率いて再びヒーローたちの前に現れたんです。」
140 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:48:20.44 ID:Jk1ftP4Y0
れんげ「これは一体どういう事なんな!?」
鎧「元々サイコロンは魔王サイコの一部だったんですよ!
スペースショッカーやマドーの連中はその魔王サイコの一部であるサイコロンを取り戻そうとして今まで血眼で探していたんです!」
れんげ「なんという事なんな!?」
『魔王サイコは俺たちに任せといてくれ!ブレイブイン!!来い!獣電竜!!』
鎧「そしてキョウリュウジャーは獣電竜を召喚して獣電巨人キョウリュウジンに乗り込み魔王サイコに戦いを挑みました!」
夏海「戦隊には毎度おなじみのロボ戦だね!」
小鞠「頑張れキョウリュウジャー!」
141 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:49:02.17 ID:Jk1ftP4Y0
『おわぁぁぁぁ!?』
れんげ「キョウリュウジン大ピンチなん!」
鎧「そこでウィザードが助っ人としてキョウリュウジンに乗り込んだのです!」
『ウィザード、お前も一緒に乗ってくれ!』
『わかった!』
『あいつを倒すにはお前のブレイブも必要だ!』
『あぁ、一緒に戦おう。』
『よっしゃー!!』
小鞠「ウィザードも前作のフォーゼみたく戦隊のロボに乗り込んだ!」
夏海「なんだかわかんないけどスッゲーや!」
れんげ「頑張るんなー!」
卓「」コクッ
蛍「どうでもいいですけどさっきまではなかったウィザードの席が何でいつの間にか用意されてるんでしょうか?」
鎧「それは触れないでください…
そしてスペースレイダーの率いる怪人軍団に苦戦する俺たちの前にも援軍が現れたんです!!」
142 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:49:40.69 ID:Jk1ftP4Y0
『ライダーキック!』
れんげ「仮面ライダー1号なのん!」
楓「それに…」
『ソイヤッ!』
夏海「アカレンジャーだ!ゴレンジャーのアカレンジャーもいるよ!」
『待たせたなみんな!』
『地球の命運を分けるこの一戦、我々がいなければ始まらないのだ!』
『マドーよ!これが地球のスーパーヒーローだ!!』
鎧「そして駆けつけてくれました!仮面ライダー&スーパー戦隊のスーパーヒーローたちです!
俺たち戦隊からは秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャーに電子戦隊デンジマンのデンジレッド、
それに鳥人戦隊ジェットマンのレッドホーク、忍風戦隊ハリケンジャーのハリケンレッド、
そして轟轟戦隊ボウケンジャー、侍戦隊シンケンジャーのみなさんがやってきました!!」
夏海「ライダーも負けてないよ!
仮面ライダー1号、2号、V3、X、それにRXが来てくれたし!」
蛍「その他にも平成ライダーのクウガ、龍騎、555、カブト、電王、Wが現れました!」
143 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:50:25.09 ID:Jk1ftP4Y0
『みんな!行くぞ!』
『オウッ!!』
鎧「くぅ~っ!やっぱり全ヒーローが勢揃いするのは込み上げるモノがありますよね!どうですか!みなさん?」
「「……」」
夏海「うん!確かにクライマックスに向けて熱い展開だよ!けど…」
小鞠「それでも全員いないよねこれ…」
れんげ「何でボウケンジャーとシンケンジャー以外の戦隊はレッドしかいないん?」
楓「それにライダーの方も絶対何人か足りてないよな。」
一穂「なんていうかこれは…残ったメンバーが集まっただけなんじゃ…」
蛍「前作は色々と言われてますけどやはりあの全ヒーロー集合のシーンだけは評価に値出来たという事ですね…」
卓「」コクッ
144 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:51:45.72 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「とーにかく!駆けつけてくれた先輩方のおかげで戦況は一気に俺たちに傾きました!」
れんげ「でもこのRXのリボルケイン全然光らないんの…前作もそうだけど何でリボルケイン光らないん?」
蛍「それに電王の声…これ全然別の人ですし…
モモタロスの声優さんの関俊彦さんをちゃんと呼んでくださいよ東映さん…」
『司令官、バスターマシンを出動させてください!』
『わかった、RH03発進!』
小鞠「イエローバスターがマシンに乗って魔王サイコに近付こうとしてる!」
鎧「ヨーコちゃんはサイコロンに説得を呼びかけようとしてるんです!
そして俺たちも悪の怪人軍団に止めを刺すためにそれぞれの必殺技を決めました!!」
『ハァァァァ!!』
『うわぁぁぁぁ!?』
蛍「何かもうノルマみたいな感じで死んでいきますね悪の怪人のみなさんたち…」
145 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:52:36.91 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「一方その頃、軍師レイダーとの一騎打ちで苦戦していたビーストの前に新たなる戦士が現れたのです!」
『やっと出番でござる!』
『誰だ…?』
夏海「本当に誰この金ぴかの人?」
鎧「よくぞ聞いてくれました!
彼こそキョウリュウジャー、6人目の戦士!その名も…」
『雷鳴の勇者・キョウリュウゴールド!!』
鎧「雷鳴の勇者・キョウリュウゴールド、空蝉丸さんは元は戦国時代の人間だったのですが…
かつて悪のデーボス軍との戦いでドゴルドに肉体を長い間支配されてしまっていたんです!
けどキョウリュウジャーのみんなが彼に正義のスピリットを打ち込んだ事で復活!
キョウリュウジャー6人目の戦士キョウリュウゴールドとして再びデーボス軍と戦うのです!!」
146 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:54:56.03 ID:Jk1ftP4Y0
楓「戦国時代って…そんな昔からスーパー戦隊っていたのかよ…」
一穂「ゴレンジャーが元祖じゃなかったのかい?」
蛍「時代が進むにつれて後付け設定がドンドン酷い事になっていきますよね…」
鎧「ちなみに一番最古の戦隊は1億7千万年前から存在していた恐竜戦隊ジュウレンジャーだそうです。
そしてビーストとキョウリュウゴールドは必殺技を決めようとしたんですけど…」
147 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:56:33.81 ID:Jk1ftP4Y0
『俺の出番か!』
れんげ「いきなり知らない人が乱入してきたん!」
小鞠「誰この人?」
鎧「この人はですね…ビート・J・スタッグと言ってゴーバスターズの…」
蛍「彼は森の管理人です。」(キッパリ)
れんげ、小鞠、夏海「へぇ~、森の管理人かぁ…」
鎧「…蛍ちゃん扱い酷いなぁ…」
148 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:57:03.93 ID:Jk1ftP4Y0
『ブレイブフィニッシュ!』
『バッファー!セイバーストライク!』
『たとえ…我が身が滅びようとも…宇宙は…再び幻夢界に…なーーーーーーる!!グッバイ…』
ドッガァァァァァァン!!
鎧「そして二人の金の戦士の活躍によりスペースレイダーを倒す事に成功しました!」
夏海「おーっ!よくやった…って…」
『ここから先は森の管理人に任せろ。ササッ』
れんげ「最後森の管理人がおいしいとこ全部持ってった気がするのん。」
蛍「本当に森の管理人は卑怯でしょう…」
149 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:57:38.29 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「そしてキョウリュウジンと魔王サイコの戦いにRH-03ラビットに乗り込んだヨーコちゃんが説得をしています!」
蛍「司令官はエースとゴリラも呼んでおくべきだと思います…他の二人余ってるじゃないですか…」
『サイコロン…あなたは私を守ろうとしてくれた…今はサイコに操られてるけど本当は優しい心を持ってるんだよ!』
『お願いサイコロン!目を覚まして!サイコローーーーン!!』
『ヨーコ…』
れんげ「やったん!イエローバスターの心がサイコロンに通じたんな!」
150 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:58:09.97 ID:Jk1ftP4Y0
小鞠「けど…魔王サイコの攻撃で変身が解けたヨーコさんがやられちゃうよ!」
『止めだ!』
『ヨーコ!』
ビシュゥゥゥゥゥゥゥ!
『ヨーコ!逃げてコロン…!』
小鞠「心を取り戻したサイコロンがヨーコさんを庇ってる…けど!」
ドガアアアアン!
『う…あぁ…』
『しっかりしてサイコロン!』
『思い出したよ…ボク…サイコの邪悪な心が嫌で逃げ出して…そしてヨーコと出会ったんだ…
キミに会えて…本当によかったよ…優しくしてくれて…ありがとう…』
『サイコロン…?』
『ありがとう…』
れんげ「サイコロンが…」
夏海「チッキショー!許さないぞ魔王サイコ!」
151 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:58:40.22 ID:Jk1ftP4Y0
『うわぁぁぁぁ!?』
『これで邪魔する者は誰もいない、全てを幻夢界に変えてやる!』
鎧「けどサイコロンがいなくなってもヤツは強敵で…俺たちスーパー戦隊と仮面ライダーだけではどうしようも…」
小鞠「そんな…」
夏海「サイコロンが命を懸けたのに!?」
れんげ「みんな魔王サイコをやっつけるんな!」
152 :
1 [saga]:2014/04/24(木) 23:59:59.07 ID:Jk1ftP4Y0
鎧「みんな落ち着いて!まだ俺たちには頼りになる仲間が残っていたんです!
そう、宇宙刑事のメタルヒーローたちが!!」
『ギャオオオオ!!』
楓「あ、あれは…!?」
一穂「電子星獣ドルーにグランドバース!それにバビロスだね。」
夏海「超時空砲の威力と一緒に消えたはずの宇宙刑事たちが…」
れんげ「生きてたんな!!」
蛍「まあお祭り映画でヒーローが簡単に死ぬわけありませんから…(前作は例外で)」
153 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:00:36.97 ID:/NilYyfV0
『そうはさせるか!』
『宇宙の平和は!』
『俺たちが守る!』
『貴様ら生きていたのか!?』
『宇宙に悪がある限り、俺たちは死なない!』
『バトルバース!フォーメーション!』
『シューティングフォーメーション!』
夏海「おー!宇宙刑事たちの母艦が変形していくよ!」
小鞠「グランドバースが巨大ロボに変形してバビロスも超次元波動砲ビッグ・マグナムに変形していくね!!」
れんげ「カッコいいんな!」
蛍「どうでもいいけどこのグランドバースって母艦ですが…駅前の弁当売りの人にしか見えない…」
一穂「なれるとあれがカッコいいと思えちゃうんだよ…」
154 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:01:35.18 ID:/NilYyfV0
鎧「そして宇宙刑事たちの母艦は合体戦闘形態バトルバース&シューティングフォーメーションとなり魔王サイコを追い詰めたんです!」
『行くぞ!ビッググランドファイヤー!!!』
『グオワァァァァ!?』
れんげ「宇宙刑事たちの魂の一撃が魔王サイコに直撃したん!」
鎧「そしてライダーと戦隊も負けていませんよ!」
『グランドフィナーレだ。』
『おお、これが俺たちスーパーヒーローのブレイブだ!』
『ミラクルプリーズ!』
蛍「立ち上がったキョウリュウジンにウィザードがミラクルウィザードリングを発動。
魔法陣から巨大化したウィザードラゴンを現実世界に召喚しました!
けど…輪島のおっちゃんさんはいつの間にこんなリング作ったんでしょうか?」
『スーパーセンタイ!!プリーズ!!』
鎧「そしてウィザードはスーパー戦隊ウィザードリングを発動してキョウリュウジンはキックの態勢に!」
蛍「だからその指輪を輪島のおっちゃんさんはいつ作ったんですか~?」
『獣電ブレイブストライクエンド!!!!!!』
『ゴハァァァァ!?』
れんげ「やったん!みんなの力を合わせて魔王サイコをやっつけたんな!!」
155 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:02:13.05 ID:/NilYyfV0
夏海「けどさっきのキックを打つ時に出てきたロボットの恐竜たちは何だったんだろうね?」
鎧「あの恐竜たちこそ!
歴代スーパー戦隊の守護獣ティラノザウルス、ブイレックス、爆竜ティラノサウルス、炎神ティライン、恐竜折神、ティラノヘッダー、
そして俺の豪獣レックスと歴代スーパー戦隊の恐竜メカが力を与えてくれたんですよ!」
「「ぜ…全然知らない…」」
蛍「まぁ、この村じゃどれもまだ出てこない戦隊ロボばかりなんですけどね…」
れんげ「そして戦いは終わってスーパーヒーローたちが改めて集結したのん!」
夏海「うは~!スッゲーなみんな!」
鎧「俺もこの時ばかりは感激しましたよ!」
『また会おう!』
れんげ「みんな去って行ったん!」
蛍「何でみんなクルっと後ろ向いて帰ってくんだろ?」
鎧「くぅ~!去りゆく後姿がまた何とも言えませんね!!」
蛍「水を刺すようで悪いんですけど…あなたのお仲間のゴーカイジャーのみなさんも去ってますよ…
置いてけぼりにされてるんじゃ…?」
156 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:03:35.99 ID:/NilYyfV0
小鞠「けど…サイコロンは…」
『かなりまずい状態だけど治せないわけじゃないね!』
れんげ「サイコロンよかったん!」
蛍「だったら早く治しに帰りなさいよと…」
『またメシでも食いに行こうぜ!』
『構わないがお主の…』
『おっと、みなまで言うな!』
楓「ビーストってのと新しいキョウリュウゴールドも仲良くなってますね。」
一穂「男同士の友情ってやつなのかな。」
卓「」コクッ
157 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:04:13.39 ID:/NilYyfV0
『これで地球は安心だな。鎧、地球の平和はお前たちに任せたぜ。』
『撃さんは…これからどうするんですか?』
『決まっている。俺は…光を超えるぜ!』
蛍「カッコよく言ってるつもりなんだろうけど意味が分かりません…」
『一緒に戦ってみてわかったよ。お前たちの力も俺の希望だ!』
『絶望に立ち向かうブレイブ、それが希望ってわけだな!』
ガシッ!
れんげ「ウィザードとキョウリュウジャーの握手なん!」
蛍「現行の2大ヒーローが心を通わせた瞬間ですね。」
『もう行くわよ撃、宇宙刑事ギャバン…』
『じゃあな!』
鎧「そして撃さんは俺たちに地球の平和を託して再び宇宙へと旅立って行きました!」
158 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:05:04.90 ID:/NilYyfV0
れんげ「終わったん…」
楓「それじゃ…映写機止めるか…あれ?まだ続くぞ…?」
夏海「本当だ、これ以上何やるんだろ?」
一穂「ウチはもう何を観ても驚かないよ。」
『地球のヒーローは、彼らだけではない!』
「「キ…キカイダー!?」」
楓「キカイダーってあの!?」
一穂「…だね。あの仮面ライダーと同じく石ノ森作品を代表する作品だよね…」
夏海「それが復活するの!?」
れんげ「ウチ楽しみなん!」
蛍「そういえばそんな告知もあったような…けどその後の情報が音沙汰なしですっかり忘れてました。
てっきり東映さんが企画段階でお蔵入りしたんじゃないかと…」
鎧「キカイダー REBOOTは2014年5月24日公開決定です。」
「「マジで!?」」
鎧「ま…まあキカイダーの話は置いといてみなさんどうでしたか今回のスーパーヒーロー大戦Zは!
面白かったでしょう?」
159 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:05:42.83 ID:/NilYyfV0
れんげ「うん!面白かったんな!」
夏海「ヒーロー同士が最初から協力して戦ってたからね!前作はその…」
蛍「前作は抜きにして語りましょう。先輩はどうでしたか?」
小鞠「私もれんげと同じで良かったと思うよ。2代目ギャバンも生意気そうな人だったけどちゃんとヒーローしてくれたし!」
卓「」コクッ
楓、一穂「「…」」
蛍「あれ?先生と駄菓子屋さんはなんだか渋い顔してますけどどうかしたんですか?」
160 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:07:25.48 ID:/NilYyfV0
楓「まぁ…映画は前作みたいなヒーロー同士の血みどろな戦いがなくてよかったんだが…」
一穂「ウチらのヒーローの烈さんが…地球を見捨てるとかさすがに…何か受け入れがたいものを感じてしまうねぇ…」
楓「同感です…」
蛍「やはり…昔のメタルヒーローのファンの方も初代ギャバンの扱いだけは納得いかない方々が多かったとか…」
鎧「俺も以前少しだけ烈さんとお会いしましたけど正直言ってあの決断だけは納得いきませんでしたね…」
「「………」」
まるで何か心に靄が掛かったかのように納得のいかない表情を浮かべるのんのん村の大人たち…
しかしその頃、地球より遠く離れたある星では大変な事態が起きていた!
(ナレーション:正宗一成)
161 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:07:53.25 ID:/NilYyfV0
~バード星~
ギャバンtypeG「うわぁぁぁぁぁ!」
シャリバン「ぐわぁぁぁぁ…!?」
シャイダー「うぐっ…」
????「これが今の宇宙刑事だと?なんと他愛のない連中だ!」
ここバード星では謎の軍団が宇宙刑事たちの本拠地である銀河連邦警察に乗り込み、
ギャバンtypeG、シャリバン、シャイダー、と三人の宇宙刑事たちを圧倒していたのだ!
162 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:08:41.15 ID:/NilYyfV0
シャイダー「まさか…この宇宙刑事たちの本拠地である銀河連邦警察を制圧し…」
シャリバン「しかもコンバットスーツに身を包んだ俺たち三人をこうも簡単に倒すとは…」
ギャバンtypeG「貴様…何者だ…?一体何が目的で銀河連邦警察にやってきた!?」
????「我らが目的はアレだ!
正義だと戯言をほざきながらも貴様らがかつて地球を壊滅させようとした兵器!それを頂きにやってきたのだ!」
ギャバンtypeG「ま…まさか!?」
その時、ギャバンtypeGのコンバットスーツにパートナーのシェリーから連絡が入った。
(ナレーション:正宗一成)
163 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:09:36.30 ID:/NilYyfV0
シェリー「大変よギャバン!あれが…全宇宙の防衛の要である…超次元砲が奪われちゃったの!?」
ギャバンtypeG、シャリバン、シャイダー「「何ッ!?」」
????「フフフ、その通りだ!貴様らが以前復活したマドーとスペースショッカーを殲滅する際に使用した超次元砲!
我々、不思議界フーマが確かに頂いたぞ!!」
シャイダー「不思議界フーマだと!?かつて俺の前任者の沢村大が滅ぼしたはずじゃ…」
????「フーマは不滅だ!何度でも甦るのだ!しかし…あの男がいないとは…ヤツはどこに?」
164 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:10:07.18 ID:/NilYyfV0
そこに部下らしき男か女かわからない者が報告へ現れた。
(ナレーション:正宗一成)
??「申し上げます、銀河連邦警察の隊長である一条寺烈は地球へ向かったそうです。」
????「地球か、因縁あるあの星に…よかろう!
超次元砲を手に入れた今、最早この星に用は無い!我らフーマはこれより地球へ行くぞ!!」
「「オォーッ!!」」
ギャバンtypeG「ま…待て…地球には行かせんぞ!」
シャリバン「そ…そうだ!」
シャイダー「俺たち宇宙刑事がこの程度で諦めるわけにはいかないんだ!」
倒れていたギャバンtypeGたちは再び立ち上がりフーマの軍団に挑もうとした。
だがしかしその時!
(ナレーション:正宗一成)
165 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:10:40.03 ID:/NilYyfV0
????「フンッ、そのまま大人しく寝ていれば見逃してやったものを…
そんなに死にたいのなら貴様らが作った兵器で死ぬがいい!超次元砲発射!!」
ズワァァァァァァ!!
ドッガァァァァァァン!!
「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
超次元砲の発射により宇宙刑事たちの本星であるバード星は壊滅的な被害を受け、それにギャバンtypeGたちの消息も…
しかしそんな事はお構い無しにフーマの軍団は一路地球を目指した。
(ナレーション:正宗一成)
166 :
1 [saga]:2014/04/25(金) 00:11:58.63 ID:/NilYyfV0
????「フフフ、バード星は壊滅状態で宇宙刑事たちも死に絶えた。
後は初代ギャバンである一条寺烈さえ始末すれば我らフーマの勝利は約束されたも同然!」
不気味に笑うフーマの首領らしき人物。
それにその横には憎しみに満ちた一人の男の姿が…
??????「グゥゥゥゥ…!」
??「これ、この御方の御慈悲でお前を太陽から救ったのです。
それなのに何ですか?その無礼な態度は…!」
??????「黙れ!俺は…許さねえ!あの地球に生きる人間どもが!」
????「ほぅ、お前も地球を懐かしんでいるのか?
それともかつて太陽で死ぬ事も出来ずに永遠の苦しみを味わった仕返しでも企んでおるのか?」
??????「そうだ…俺は憎い…俺をこんな目に合わせた人間たちがなぁ!」
それぞれの思惑を抱えながらフーマの軍団は一路地球を目指す。
そしてこれより今まで誰も体験した事のない戦い、
その名もスーパーヒーロー大戦N(のんのんびより)が始まる事をまだ…誰も知らない…
(ナレーション:正宗一成)
168 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/25(金) 00:14:32.38 ID:yFYbU+V80
もしかして、ウィザードのあいつか。
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/25(金) 00:25:57.95 ID:9ikCi6zDO
アイツが相手だと倒せるのかマジの不死だし。
170 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/25(金) 01:36:01.19 ID:O80MyzRp0
何やってんすかOoOoOOさん
171 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/25(金) 01:49:01.77 ID:svPRbbbO0
てつをカムバック
172 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/25(金) 01:50:14.80 ID:7PYrLiJ1o
太陽にぶちこまれて死なないのは、仮面ライダーだとこいつかてつをぐらいか?
173 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/25(金) 07:30:47.35 ID:VvzFMy2K0
真も太陽面と同じ熱を発せられるといってなかったか それにブレイドも思念って設定で同じ存在以外倒せないしアギトはかみのちからを持ってるし
どうせやるならデカレンジャ-が、終盤に出てくるのは職務怠慢だなんてやってほしいな 宇宙犯罪者に対抗する組織の癖に
リメイクで納得できないとなればヤマト2199を見させたらどうなんだろう
ゴジラとかなら納得してみれるかな
174 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/25(金) 08:05:28.48 ID:W2XZAfpg0
ハリウッドなら納得しないだろ
175 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/25(金) 09:08:49.24 ID:x/urUxcyo
そういやヤマト2199も劇場版の体裁取っていたか。
是非とも「SpaceBattleshipヤマト」(主演キムタク)とセットでれんげ達に見せたいところだ。
176 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/25(金) 20:24:42.32 ID:yFO8WovAO
キムタクヤマトはキムタク以外のとこはけっこう良かったと思うけどな
特に人類滅亡が迫ってるという絶望感はオリジナル以上だった
ジブリ映画だとこの村はどのくらいの世代かな、トトロあたりかね
177 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/26(土) 00:08:50.82 ID:BZo7fRq3o
ジブリ映画だとラピュタ辺りで無いかな?
ガンダムなら逆シャア
マクロスはマクロスII
銀英伝は第1期が終わったばかり
OVAの旬は天地無用第一期とトップをねらえ!
作中では「またキテレツか」みたいなセリフがあるけど、
90年だとキテレツもまだ本放映の最中なんだよな。
178 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/26(土) 00:10:00.53 ID:BZo7fRq3o
調べたら トトロ&火垂るの墓 で問題なかった。 1988年公開だからね。
181 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:11:25.55 ID:9OLO4Hsq0
~のんのん村~
のんのん村の道路で一人の少女が歌いながら歩いていた。
そこへ知り合いらしきもう一人の少女が声を掛けてきた。
(ナレーション:正宗一成)
このみ「メイデー♪メイデー♪SOS♪メイデー♪メイデー♪SOS♪」
ひかげ「ようこのみ、何歌ってんの?」
このみ「あ、ひかげちゃん。こっちに帰ってたんだ!
今歌ってるのはね、特警ウインスペクターっていう番組の歌なの。
越谷家の子たちやれんげちゃんに大人気な番組でね私も絶賛はまっちゃって…
あの熱い歌詞が妙に気に入っちゃってね♪」
ひかげ「ふぅん、昔はギャバンやってたけど今はそんなのやってんだ。
ちなみにこっち(東京)じゃ今は鎧武やってんだけどね。カチコミアームズ!いざ出陣!!だかんね!
それでその手に持ってるのはアンパン?
けどさっき駄菓子屋寄ったけどあの店今日はやってなかったよね?」
182 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:18:00.62 ID:9OLO4Hsq0
このみ「それがね、実はさっき青い服を着て渋い顔したおじさんがデンジパンとかいう屋台を引いてアンパン売ってたから思わず買ったの。
しかももう一人、緑の服を着たおじさんがパンダを連れて面白いパフォーマンスしてたんだよ!
そういえば…二人とも同じ顔をしてたっけ?
それでこのアンパンすっごく美味しくて分校のみんなにおすそ分けしようかと思ってこれから持って行くの♪」
ひかげ「おいおい…女子力高い事してんな…ていうかモグモグ…うわっ!本当に美味いわこれ!」
このみ「ところで東京だと何か面白い番組やってる?
こっちはやってるのがほとんど古いのばっかりだからひかげちゃんの服のセンスみたく流行に取り残されちゃうんだよね。」
ひかげ「誰の服のセンスが流行遅れだ!?
まあ面白いアニメなら…松平健が声優やってる…のたり松太郎をアニメ化した暴れん坊力士松太郎とか?」
このみ「ひかげちゃん…冗談は服のセンスだけにしてね…
のたり松太郎をアニメ化して子供が観るわけないじゃん…」
ひかげ「いやマジだから!つーかさっきから私の服のセンスバカにすんな!
この服だって原宿で買ったんだぞ!ナウイだろ!!」
このみ「『NOW』なんて堂々とプリントしたシャツ着てるなんて何かの罰ゲームかと思ってたよ。」
アンパンを食べながら分校を目指すこのみとひかげ。
二人が分校までの道のりを歩いていると四人の修行僧が木陰で休息を取っていた。
(ナレーション:正宗一成)
183 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:18:34.73 ID:9OLO4Hsq0
ひかげ「あれって…お坊さん?
しかも何だろ…傘が赤、青、白、黒、とか色分けされてるんだけど…」
このみ「木陰で休んでいるけどもしかしてお腹空かしているのかな?
あの~!よければこのアンパン食べませんか~?」
修行僧(赤)「おぅ、これはすまんなお嬢さんたち。」
修行僧(青)「ハハハ、お優しい娘さんたちだ。」
修行僧(白)「ワシらは修行の最中でな。」
修行僧(黒)「まあ、この木陰で休もうとしていたら名は知らぬがキレイな花があってのう。
少し見とれていたのじゃよ。」
184 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:20:03.21 ID:9OLO4Hsq0
このみ「へぇ~、そうなんですか。」
ひかげ「花に見とれてとか…何か変な感じ…」
修行僧(白)「いやいや、案外バカに出来んよ。
花を愛でる心があれば…人は優しい気持ちになれるモノじゃよ。」
修行僧(赤)「ふむ、それにしても美味いパンじゃった。また立ち寄るかもしれぬがその時はよろしくな。」
そんな奇妙な言葉を遺して修行僧たちは再び修行の旅へ…
すると入れ替わるようでそこへ一台の車がやって来る。
(ナレーション:正宗一成)
185 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:20:34.78 ID:9OLO4Hsq0
ブロロロロロ!
ひかげ「車?」
このみ「SUZUKIのジムニーだね。この辺じゃ珍しい車だよ。」
車から一人の男が降りてきた。
男は中年で一見ワイルドな風貌、それにオレンジ色のジャケットを羽織っている服装。
そう、この男こそ!
(ナレーション:正宗一成)
186 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:21:21.08 ID:9OLO4Hsq0
?「よう、お嬢ちゃんたちこの辺りの子かい?ちょっと聞きたい事があるんだが…」
ひかげ「うわっ!ワイルドそうなおじさんだ!?」
このみ「あれ?さっきのパン屋さんやパンダさんを連れてたおじさんに似てる…
ていうかスーパーマルナカの店員さんにも似ているような気が…?」
ひかげ「あれ…?このおじさんのこの服装…それにその車…
昔どこかで見たような………あ………ああああああああーーーーーーー!!!!!!」
このみ「ひかげちゃんどうかしたの?」
ひかげ「うううううう…宇宙刑事!?」
烈「お、嬢ちゃんたち俺の事知ってるのかい?
そう、俺の名は一条寺烈。またの名を宇宙刑事ギャバンさ!」
このみ、ひかげ「「ほ…本物のヒーローが目の前に現れたぁぁぁぁぁぁ!!??」」
そう、この男こそかつて地球支配を企む宇宙犯罪組織マクーから地球の平和を守り抜いた僕らのヒーロー!
一条寺烈、またの名を宇宙刑事ギャバンであった!!
(ナレーション:正宗一成)
187 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:24:27.99 ID:9OLO4Hsq0
~旭ヶ丘分校~
夏海「着化!トアーッ!ウチは特警ウインスペクターのファイヤーだぞ!
そして兄ちゃんはウインスペクターの正木本部長だ!」
卓「」コクッ
れんげ「ウチは太陽の子!仮面ライダーBLACKRXなん!!」
小鞠「私は…え~と…え~と…」
夏海「こまちゃんはコマチャンダーでしょ!(※前スレ参照)」
れんげ「そうなん、こまちゃんはコマチャンダーしかないん!」
小鞠「もう嫌だよ私!私はファイブマンね!地球戦隊ファイブマン!!
私はファイブレッドだよ!!」
蛍「映画を観終った後、私たちは校庭でヒーローごっこをして遊んでいます。そして何故か…」
188 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:26:13.30 ID:9OLO4Hsq0
一穂「太陽戦隊!」
鎧「サン!」
楓「バルカン!」
蛍「大人であるはず(?)の先生と駄菓子屋さん、それに鎧さんまで参加していました…」
一穂「やっぱりバルイーグルは良いわ…なんといってもポーズが一番簡単だしねぇ。」
鎧「いやー!スゴイですね駄菓子屋さん!今のバルパンサーの決めポーズ完璧でしたよ!」
楓「まあ駄菓子屋やってれば嫌でも子供相手に商売しなきゃいけないからな。
その一環でサンバルカンの決めポーズくらい出来なきゃ駄菓子屋として認められないんだよ。」
蛍「駄菓子屋さんの資格とは一体…
どうでもいいですけどこのヒーローごっこはヒーローばかりで悪役がいませんね。
これじゃヒーローごっこできないのでは?」
小鞠「ていうか三人ともサンバルカンじゃなくファイブマンやってよ!
これじゃ私が一人でファイブマンやらなきゃいけないじゃん!」
蛍「ああ大丈夫ですよ!私もファイブマンやりますから!(中2で恥ずかしげもなくヒーローごっこする先輩可愛い♡)」
189 :
1 [saga]:2014/04/28(月) 19:28:33.77 ID:9OLO4Hsq0
とりあえずここまでなん
一応ssなんで越谷兄妹や大人たちがいい歳してヒーローごっことか無いわとか思わないでほしいん
生暖かい目で見てあげてほしいんな
190 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/28(月) 21:11:38.70 ID:w2wgP5Um0
平成ライダーごっこならヒーロー同士でバトルもいけたかな…
あとは昔読んだターボレンジャーだかの歴代集で公認様方が集まって特訓→なぜか組体操してるのがいけるか?
191 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/28(月) 22:42:32.38 ID:BqEfEWfAO
俺がサンバルカンについて唯一記憶してるのは、バルイーグルがその辺の民家をノックして「こんにちは太陽戦隊の者です」って聞き込み捜査やってるとこ。そこで気が遠くなって後は覚えてない。
192 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/28(月) 23:49:50.54 ID:xL72bS260
カレーばっか食ってヒロインに顔まで黄色くなるとからかわれたバルパンサーやジャガーバルカンを敵組織が取引に要求してくるエピソードしか覚えてないや…
サンバルカン、デンジマン、ダイナマンはこど○の城で見まくってたのに…
193 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/29(火) 00:53:25.25 ID:4WMRetwio
自分はバルパンサーの父親(小林亜星)が出てくる回しか覚えてないや。
194 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:16:02.99 ID:wyZ4tyZ50
ヒーローごっこで盛り上がる子供たちと大人三名。
するとそこへ一台の車が校庭に入ってきた!
(ナレーション:正宗一成)
ブロロロロ!
蛍「車…ですね?」
楓「SUZUKIのジムニーだな。」
夏海「見かけない車だね、誰の車だろ?」
小鞠「あ、乗っていたのはこのみちゃんとひか姉だよ!」
このみ「あ、小鞠ちゃん!夏海ちゃん!みんな大変だよ!」
ひかげ「それにれんげも姉ちゃんも!驚くなよみんな!アタシらスッゲー人連れて来ちまったからな!」
195 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:17:05.79 ID:wyZ4tyZ50
烈「ほう、ここがキミたちが通っていた学校かい。なんとも風情がある場所だな。」
そしてこのみとひかげはれんげたちの前で先ほど出会った一条寺烈を紹介するのだが…
(ナレーション:正宗一成)
れんげ「ギャ…ギャバンなのん!ウチれんげなんな!」
夏海「うはっ!そのオレンジのジャケット!間違いなく本物の宇宙刑事ギャバンだ!!
ウチは夏海、よろしくね!」
小鞠「は…初めまして!越谷小鞠と言います…」
蛍「わ…私は一条蛍と言います…ところで何でこの村には特撮関係者ばかりやって来るんだろ?」
卓「」ソレハキカナイデ
烈「ああ、よろしく勇気!うん、元気な子供たちだ!」
鎧「烈さん!お久しぶりです!伊狩鎧です!」
烈「キミは確か海賊戦隊の…撃から話は聞いているよ。俺たち宇宙刑事の代わりに地球の平和を守ってくれてありがとう!」
鎧「は…はい!恐縮っす!」
かつてのスーパーヒーローの登場に楽しげに会話を弾ませる子供たち。
だが大人たちはというと…
(ナレーション:正宗一成)
196 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:17:36.39 ID:wyZ4tyZ50
楓「…」
一穂「…」
このみ「あれ?一穂さんと楓ちゃんはあまり嬉しくなさそうだね?」
ひかげ「二人とも昔はTVに噛り付きながらギャバン観てたのにどうしたん?」
楓「あ…いや…」
一穂「ちょっと…思うところがあってね…」
ひかげ、このみ「「?」」
楓「それで烈さん…ここには何しに来たんですか?」
197 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:19:47.27 ID:wyZ4tyZ50
烈「ああ、実はようやく休暇を得てね。
それで父と母が出会ったこの地に一度でいいからやってきたかったのさ。」
れんげ「ギャバンのおとーさんとおかーさん!この村に来た事あるのん!?」
烈「昔、俺の父ボイサーはこの地で母である一条寺民子と出会ったんだ。
母は昔、幼い頃の俺にこう言ってくれたよ。この緑豊かな自然あふれる場所で父と出会ったってね。」
そう、一条寺烈の父であるボイサー。
ボイサーはかつて息子の烈と同じく宇宙犯罪組織マクーを追っていた宇宙刑事であるが仲間のハンターキラーに裏切れてしまう。
それから長い年月の中、マクーの尋問に耐えながらようやく再会できた息子の烈の腕の中で息絶える悲しい運命であった…
(ナレーション:正宗一成)
198 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:20:38.63 ID:wyZ4tyZ50
※ギャバンの両親がこの村で会ったという設定はss独自の設定なので本気にしないでほしいんな
199 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:22:26.82 ID:wyZ4tyZ50
烈「父と母…思い出は少ないが俺の大切な人たちが出会った場所…
母は俺にこう言っていたんだ。
『お父さんとはキレイな桜の木がある丘で出会った。』とね…」
蛍「キレイな桜の木がある丘…?」
小鞠「それってもしかして…!」
子供たちはその場所について心当たりがあった。
それは以前れんげたちが転校してきたばかりの蛍を連れて行った場所…
(※アニメ1話参照)
この辺りでキレイな桜がある丘といえばそこが一番であるからだ。
れんげたちはさっそくその場所を烈に伝えると彼もまたすぐにそこに行こうとした。
(ナレーション:正宗一成)
烈「ありがとうお嬢ちゃんたち。それじゃあちょっと行ってみるとするよ!」
一穂「どうぞ、学校の裏道を行けばすぐですから…」
楓「い…行ってらっしゃい…」
れんげ「待って!ウチも行くん!」
夏海「あ、それなら夏海ちゃんも!」
一穂「コラコラ、キミたちは付いて行かないの!」
楓「そうだぞ、先輩の言う通りだ。」
烈「じゃあ行ってくるよ!」
200 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:23:53.44 ID:wyZ4tyZ50
そして烈は一人、桜の丘へ。
残ったれんげたちは楓と一穂に何故付いて行ってはダメなのかと質問するが…
(ナレーション:正宗一成)
れんげ「ねえねえと駄菓子屋さっきからおかしいん!何でそんなヨソヨソしいん!?」
ひかげ「そうだよ、せっかく宇宙刑事ギャバンが来てくれたのに失礼じゃん!」
楓「そう言われてもな…」
一穂「一応子供を預かる身としてはちょっと警戒してしまうんよ…あんなのを観た後じゃね…」
楓「…ですね、じゃなきゃ私らだって普通に憧れの人に会えて嬉しいって思えるんですけど…」
子供たち「「?」」
二人が烈を警戒する理由、それは先ほどのスーパーヒーロー大戦Zにあった。
かつての正義のヒーローである宇宙刑事ギャバンが地球を犠牲にして悪との戦いに勝利を収めようとしていた。
その行いはもしかしたらここにいる子供たちがその犠牲になっていたかもしれない…
そう考えると今の烈にこれ以上子供たちを会わせたくないと思うのも仕方がなかった。
(ナレーション:正宗一成)
201 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:25:06.92 ID:wyZ4tyZ50
~桜の丘~
一条寺烈はこの丘で唯一人黄昏れていた。
彼はここに両親の魂を弔いに来ただけではない、懺悔の言葉を告げに来たのだ。
(ナレーション:正宗一成)
烈「すまない!父よ…母よ…俺は…俺は…!
あなたたちの愛したこの母なる星であるこの地球を…正義のためとはいえ危うく破壊しそうになった…」
その懺悔の理由は先ほどの述べたスーパーヒーロー大戦Zにあった。
悪の組織スペースショッカーと宇宙犯罪組織マドーを倒すためとはいえ、超次元砲でこの地球ごと破壊してしまおうとした事を…
彼とて宇宙刑事である前に一人の人間である、その決断に後悔が無かったわけではない。
(ナレーション:正宗一成)
烈「うぅ…う…う…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
彼は人知れずこの丘で力いっぱい泣いていた。
己が下した決断で危うくこの地を…父と母の思い出の地だけという理由だけではなく…
先ほど出会った何の罪もない子供であるれんげたちですら危うく死なせてしまいそうになった事に深く後悔していた。
(ナレーション:正宗一成)
202 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:26:37.66 ID:wyZ4tyZ50
ガサッ
烈「ムッ…誰だ!?」
しかし運命は彼に懺悔の時すら与えてくれなかった。
新たなる脅威が烈に襲い掛かろうとしていた!
(ナレーション:正宗一成)
??????「お前が一条寺烈、またの名を初代宇宙刑事ギャバンか。
なるほど、いいゲートだ。
お前のような正義感の塊のような男こそ絶望に陥れば強いファントムを生む。
ヤツらが言っていた通りだぜ!」
烈「ヤツらだと…?一体何の事を言っている!?」
フェニックス「冥土の土産に教えてやる!俺の名はフェニックス!
かつての戦いで指輪の魔法使いに敗れ、不思議界フーマに助けられた!
そして指輪の魔法使いと全ての人間どもへの復讐のために一条寺烈!
ゲートであるお前を使い最強のファントムを生み出してやる!!」
烈「くっ…やめ…うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ビュォォォォ!
桜の丘に花びらが舞い散った。
それと同時に烈の身体にヒビが割れ、異形の姿へと変貌しようとしていた。
(ナレーション:正宗一成)
203 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:27:30.06 ID:wyZ4tyZ50
~旭ヶ丘分校~
れんげ「…」
蛍「れんちゃん、烈さんが向かった方角を眺めてるけどどうかしたの?」
れんげ「今…誰かの叫び声を聞いた気がしたん。ウチ、行ってみるん!」
楓「待て待て!勝手に行くな!」
一穂「そうだよ、それに…ねぇ…」
未だに心にわだかまりを持つ楓と一穂。そんな時であった!
(ナレーション:正宗一成)
204 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:54:42.47 ID:wyZ4tyZ50
シャラン、シャラン
蛍「この音は何でしょうか?」
夏海「あそこ見て!お坊さんたちが!」
小鞠「本当にお坊さんだ!錫杖鳴らしながら歩いてくるよ!」
子供たちが言うように校庭に笠を被った4人の修行僧が現れる。
その姿を見てこのみとひかげはこの修行僧たちに見覚えがあった。
(ナレーション:正宗一成)
ひかげ「あ、あの人たちって!」
このみ「ここに来る途中で会ったお坊さんたちだよ!」
205 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:55:33.89 ID:wyZ4tyZ50
修行僧(赤)「おやおや、お嬢さんたち。またお会いしたね。」
修行僧(白)「ほう、その顔は何やら悩み事があるようだね。よければ話してご覧。」
楓「いや…いきなり現れた坊さんに話せと言われても…つーかあからさまに怪しいし…
何か変な壺でも売りつける気じゃ…?」
修行僧(青)「なあに、ワシらはただ悩みを聞くだけじゃよ。」
修行僧(黒)「これでも人生経験だけは豊富でのう、言ってみるといい。」
楓「それじゃあ…」
一穂「お言葉に甘えて聞いてもらおうか…」
そして楓と一穂の二人はこの修行僧の4人に事情を説明した。
件のスーパーヒーロー大戦Zで烈がした事を、
大切な子供を守る立場である大人であるからこそ烈の決断に納得ができなかった事も含めて修行僧たちに伝えた…
(ナレーション:正宗一成)
206 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:56:51.85 ID:wyZ4tyZ50
修行僧(白)「なるほど、そういう事じゃったか。」
修行僧(赤)「確かに子供を守るべきヒーローが悪を倒すためとはいえ地球を破壊しようとするのは許せん話ではあるな。」
楓「…だろ。まあ子供の映画で本気になるのもどうかって話だけどさ…」
一穂「でもウチらも大人になっちゃったからね…
烈さんの決断がわからない訳じゃないけど…そのために子供たちまで犠牲にするのはどうかと思うんよ。」
れんげ「ねえねえに駄菓子屋…」
夏海「なんか二人ともいつもとちょっと雰囲気違うね。」
蛍「二人も一応大人ですから。」
ひかげ「なんか空から雪だか槍だかが降ってきそうだね。」
このみ「一穂さん、楓ちゃん!私ちょっと見直しちゃったよ!えらいえらい!拍手してあげるね!」(パチパチッ!)
楓「そこ!失礼な事全部丸聞こえだからな!」
207 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:57:40.39 ID:wyZ4tyZ50
修行僧(青)「確かにワシら…いやスーパーヒーローは悪を倒さなければならないという使命を背負って戦っておる。」
修行僧(黒)「しかし、そのスーパーヒーローとていつも正しい判断ができるというわけではない。
彼らはキミたちと変わらぬ人だ、時として間違いを犯す事もある。」
修行僧(赤)「その時、彼らの間違いを正してあげるのはお嬢さんたちのようなスーパーヒーローを応援する者たちの役割ではないのかな?」
れんげ「ウチらが…?」
修行僧(白)「そうじゃ、純粋で真っ直ぐな子供の心ほどこの世でキレイなモノはない。そう、この花のようにな!」
修行僧(白)が取り出したのは一輪の花、それをれんげに渡したのだ。
(ナレーション:正宗一成)
208 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:58:07.36 ID:wyZ4tyZ50
このみ「そのお花はさっきお坊さんたちが眺めていたお花ですね!」
れんげ「キレイな花なん!何ていう花なん?」
修行僧(白)「さてのう、ワシも花の名は疎くて知らん。
まあその名も無い花をその男に渡してやるといい、きっと立ち直るきっかけになるかもしれんでな。」
れんげ「わかったん!ウチ渡してくるん!」
楓「だから待てって!……あれ?また誰かやって来るぞ?」
「「おーい!」」
楓の言うように二人の男がやって来た。
緑と青の服を着た男たち、それはさきほどこのみにアンパンを売っていた男たちであった。
(ナレーション:正宗一成)
209 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 20:59:09.91 ID:wyZ4tyZ50
このみ「あーっ!さっき会ったデンジパンのおじさんとパンダを連れたおじさんだ!?」
鎧「まさかあの方々は…バトルフィーバーJのバトルケニア、曙四郎さん!
それに電子戦隊デンジマンのデンジブルー、青梅大五郎さんじゃないですか!!」
青梅「よう、久しぶりだなゴーカイシルバー!いや伊狩鎧くんだったか!」
曙「それよりも大変な事が起きたんだ!今こっちに宇宙刑事ギャバンが来ていると聞いたんだが…」
蛍「いつの間にそんな噂が立ったんですか…?」
夏海「田舎は狭いからね、噂話の伝達が早いんだよ。」
210 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:00:56.46 ID:wyZ4tyZ50
れんげ「それで何があったのん?」
青梅「うむ、実は宇宙にいるフラッシュマンやデカレンジャーたちからの報告なんだが…宇宙刑事たちの本星である…
バード星が不思議界フーマと名乗る連中に壊滅的な被害を受けたという知らせが入ったんだ!」
「「なんだって!?」」
曙「宇宙刑事で無事だったのは運よくバード星を離れていたギャバンだけなんだ。
早くこの事をギャバンに伝えないと!」
鎧「わかりました!それじゃあさっそく俺が知らせに…」
その時であった!
ドッカアアアアン!!
先ほど列が向かった方向から何かの爆発音が聞こえたのだ。
鎧は一足先に現場に向かってみるとそこには…
(ナレーション:正宗一成)
211 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:02:26.46 ID:wyZ4tyZ50
~桜の丘~
鎧「烈さん!?」
烈「う…うぅ…ああ…」
身体中にヒビの入った状態で横たわる烈にフェニックスがいた。
そして遅れてやってきた蛍とれんげたち、それに青梅と曙も現場に駆け付けた!
(ナレーション:正宗一成)
フェニックス「どうやら全員揃ったようだな。」
れんげ「赤い怪人なんな!」
夏海「お前は一体何者だ!烈さんに何をしたんだ!?」
蛍「あなたは確か仮面ライダーウィザードと戦った…ファントムのフェニックスさん!?
でも確かウィザードオールドラゴンの必殺技ストライクドラゴンで生きながら太陽に落とされたはずじゃ…?」
フェニックス「まさか俺の事を知ってるヤツがいるとはな…!
そうだ!俺はかつて指輪の魔法使いに敗れて太陽で死と蘇生を繰り返していた…
そんな時…俺はこの連中に助けてもらったんだ!」
212 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:06:02.80 ID:wyZ4tyZ50
フェニックスの背後から現れたのは…杖を持った一人の男…?いや…女が一人…
(ナレーション:正宗一成)
神官ポー「フフフ、愚かな人間どもよ。私の名は神官ポー、不思議界フーマの神官です。」
「「フーマ!?」」
鎧「…って何ですか?」
夏海「え?鎧さん知らないの?」
蛍「私も知りません…」
小鞠「もう!しょうがないな二人とも!
不思議界フーマというのは宇宙刑事シャイダーに出てくる悪の組織の事だよ!
でも悪の大帝王クビライは宇宙刑事シャイダーが倒したはずじゃ?」
神官ポー「フーマは不滅です。
というよりもマクーやマドーが復活したのですから我らフーマも復活していないとおかしいでしょう。」
夏海「おのれ…なんと身も蓋も無い迷惑な話だよ!」
蛍「本当に…復活するならもっとマシな理由を用意してください!」
れんげ「ところであいつ男なのか女なのかわからないんな?」
小鞠「一応…女の人(?)のはずだけど…」
蛍「どう見ても男にしか見えません…ていうかよく見るとBLACKの剣聖ビルゲニアに似ているような…
ひょっとして中の人同じなのかな?」
213 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:07:06.95 ID:wyZ4tyZ50
鎧「それでお前たちは一体烈さんに何をしたんだ!?答えろ!!」
フェニックス「そいつは簡単な事だ。
こいつは超次元砲を地球に撃とうとした事を悔いていた。
その心に付け入り宇宙刑事のファントムを生み出すんだよ!」
鎧「宇宙刑事の…?」
蛍「ファントム!?大変じゃないですか!!」
夏海「ていうかファントムって何?」
蛍「ファントムというのはゲートとなる人間を絶望させて生まれる怪人の事です!
でもまさか烈さんがゲートになるなんて…」
214 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:09:13.01 ID:wyZ4tyZ50
れんげ「どうすればいいん!?」
蛍「確かウィザードは指輪でゲートのアンダーワールドに入ってファントムが完全に誕生する前にやっつけるんですけど…
問題は今ここに肝心のウィザードがいないって事なんですよね…
本当に晴人さんって肝心な時に頼りにならないよ!」
鎧「ならここは俺の出番ですね!ゴーカイチェンジ!!」
ゴーカイシルバー「俺がスーパーヒーロー大戦Zで晴人さんから貰ったこの指輪を使って烈さんのアンダーワールドに向かいます!」
れんげ「ウチも行くん!」
ゴーカイシルバー「ダメだ!みなさんはここで待っててください!よし、行くぞ!」
『エンゲージプリーズ!』
シュィィィィン!
そしてゴーカイシルバーは一人で一条寺烈のアンダーワールドへと乗り込んでいった。
しかしそこでは恐ろしい者が彼を待ち受けていた!
(ナレーション:正宗一成)
215 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:10:26.24 ID:wyZ4tyZ50
「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
れんげ「鎧の叫び声なん!」
小鞠「まさか鎧さんの身に何かあったんじゃ…!?」
烈の身体越しから伝わるゴーカイシルバーの悲鳴。
彼に何かあったに違いないと思ったれんげたちもまた行動を起こす!
(ナレーション:正宗一成)
蛍「けどどうやって烈さんのアンダーワールドに入るんですか?
鎧さんはウィザードから指輪を貰ってたから入れましたけど私たちは…」
青梅「それにキミたちを行かせるわけにはいかん!」
曙「ここは俺たちに任せ…」
216 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:12:00.72 ID:wyZ4tyZ50
「「待あてえ!!」」
その時である!先ほどの白と青の傘をした二人の修行僧たちがやってきた!
(ナレーション:正宗一成)
夏海「うわっ!さっきのお坊さんだ!」
曙「お坊さん、悪いが今は立て込んで…」
修行僧(白)「そんな事よりもだ、事態は把握した。
我々もゴーカイシルバーの後を追ってアンダーワールドに行かねばならん!」
修行僧(青)「そのためにはバトルケニアの曙四郎にデンジブルーの青梅大五郎。
キミたちの力を借りなければならんのだ!」
青梅「俺たちの力を…」
曙「だがどうすればいいんだ?」
218 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:13:33.07 ID:wyZ4tyZ50
修行僧(白)「キミたちは一条寺烈とある繋がりを持っている!」
蛍「あぁ、中の人同じですからね。」
修行僧(青)「キミたち二人の変身アイテム、バトルシーバーとデンジリングに一条寺烈を救いたいという想いを集中させろ!
そうすれば彼を助けるためにアンダーワールドへの扉が開くのだ!」
神官ポー、フェニックス「「なんだと!?」」
曙「わかった!やるぞ!」
青梅「おう!」
ヴァァァァァ!!
曙四朗と青梅大五郎は修行僧に言われた通りに一条寺烈に向けて彼を救いたいという想いを込めて変身アイテムをかざす。
するとどうだろうか、先ほど閉ざされたアンダーワールドの入口が再び開き始めたのだ!
(ナレーション:正宗一成)
219 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:14:31.75 ID:wyZ4tyZ50
夏海「やったー!これで烈さんを救いに行けるぞ!」
曙「確かに扉は開いた…だが…」
青梅「この扉は俺たちが外で維持しないと閉じてしまう…
だから俺たちではアンダーワールドへの入口を開けられても中に入る事は…」
修行僧(白)「心配は要らん、中へ入るのは我々が…」
神官ポー「そうはさせません!」
フェニックス「俺たちが黙ってお前らを通すと思うか!」
神官ポーとフェニックス、アンダーワールドへ入ろうとする修行僧たちを阻止した!
(ナレーション:正宗一成)
220 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:15:42.09 ID:wyZ4tyZ50
修行僧(白)「おのれ…!」
修行僧(青)「邪魔をするな!」
フェニックス「ケッ!いきなり現れて邪魔をしてんのはそっちだろ!
俺さまの復讐のためにもフーマの計画は邪魔はさせねえからな!!」
ピシッ ピシッ
烈「ぐああ!」
蛍「あぁ…!?烈さんの身体の浸食が早まってる…
これじゃ現実世界に烈さんのファントムが生まれちゃいますよ!」
小鞠「ど…どうするの…このままじゃ…」
夏海「けど曙のおっちゃんと青梅のおっちゃんは扉開けるので精一杯だし…お坊さんたちも怪人たちに付きっきりだし…
あー!もー!万事休すだよ!?」
卓「」コクッ
確かにこのままでは拉致が明かない。
しかしグズグズしている暇など無い。その時であった!
(ナレーション:正宗一成)
221 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:16:42.34 ID:wyZ4tyZ50
れんげ「ウチが…ウチが行くん!」
蛍「れんちゃん!」
小鞠「ダメだって!れんげ危ないよ!」
れんげ「大丈夫なん!ウチはこの花を渡しに行くだけなん!それは危ない事じゃないん!」
夏海「れんちょん…よし!れんちょんが行くならウチも行く!」
小鞠「れんげ…夏海…もう!こうなったら一番年上の私も行くしかないじゃん!」
卓「」コクッ
蛍「先輩…なら私も!みなさん、烈さんは私たちが助けに行きます!」
222 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:17:27.23 ID:wyZ4tyZ50
「「何ッ!?」」
曙「やめろ!危険過ぎる!?」
青梅「そうだ!いくらなんでも子供にそんな無茶な事はさせられん!」
れんげ「大丈夫なん!ウチらがやるん!
ウチらはいつもTVのヒーローに助けてもらっているん!今度はウチらが助けてあげるんな!」
れんげのTVのヒーローを助けたいという純粋な想い。
その想いに修行僧たちが応えた!
(ナレーション:正宗一成)
修行僧(白)「よかろう、行くのだ子供たちよ!」
修行僧(青)「ここは我らが喰い止める!」
曙「俺たちがこの扉を守る!」
青梅「だからキミたちは中にいるギャバンとゴーカイシルバーを救い出してくれ!」
蛍「わかりました!」
れんげ「みんな!行くのん!!」
223 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:18:01.61 ID:wyZ4tyZ50
フェニックス「フンッ!黙って行かせるわけねえだろ!出て来いグールども!」
神官ポー「それに不思議兵たちよ、子供たちの行く手を阻むのです!」
グール「「ムジジジジ!!」」
不思議兵「「グルゥゥゥ!!」」
小鞠「あわわ…」
夏海「戦闘員たちがウチらを襲ってくるよぉ!?」
現れるグール兵と不思議兵たち。ヤツらは群れを成して子供たちの前に襲い掛かってくる!
だが…
(ナレーション:正宗一成)
224 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:19:01.10 ID:wyZ4tyZ50
修行僧(白)、修行僧(青)「「ソイヤッ!」」
グール、不思議兵「「ウギャァァァァァ!?」」
青梅「おお!修行僧たちが戦闘員たちを蹴散らしたぞ!」
神官ポー「おのれ…私たちの兵を蹴散らすとは…お前たち何者ですか!?」
修行僧(白)「フフフ、俺たちが何者かって?」
修行僧(青)「まさか俺たちを知らないとは、お前さんたちもとんだ世間知らずだな!」
バサッ!
そして修行僧たちは笠を取り自らの正体を明かした!
(ナレーション:正宗一成)
226 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:22:12.92 ID:wyZ4tyZ50
番場「初めましてお二人さん。私はジャッカー電撃隊行動隊長、番場壮吉!」
新明「俺は秘密戦隊ゴレンジャーの新命明!よろしくな!」
神官ポー「ジャッカー電撃隊…?」
フェニックス「秘密戦隊ゴレンジャー…?何だそれ!?」
れんげ「お坊さんたちもヒーローだったん!?」
夏海「うおお!スーパー戦隊の元祖が二人も現れた!?」
小鞠「これはスゴいよ!!」
卓「」コクッ
蛍「うわぁ、鎧さんがこの場にいたら鼻血垂らして悶絶してたかもしれない…
けど何でここにいるヒーローたちってみんな同じ顔の人ばかりなんだろ…?」
227 :
1 [saga]:2014/04/30(水) 21:24:23.16 ID:wyZ4tyZ50
新命「ここは我々が喰い止める!」
番場「頼むぞ子供たち、キミたちがスーパーヒーローを救うんだ!!」
れんげ「うん!任せるんな!」
シュィィィィン!
そしてれんげたちはアンダーワールドの扉を潜り抜けた!
そこでは一体何が待ち構えているのか!?
(ナレーション:正宗一成)
228 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/30(水) 21:24:39.65 ID:z24QJqNAO
後ブイスリャーを忘れてはいかん
オーレンジャーの長官もな
(オーレンジャーの戦闘員は強さ的にチートである)
230 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/04/30(水) 21:49:00.20 ID:nEsCZCIAO
おぉぅ!?宮内洋!!俺が鼻血だすわ!!
仮面ライダースカルも宮内さんになるって話があったらしいな。
231 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/04/30(水) 22:21:12.45 ID:scwQOlOU0
V3もでてほしいな。
232 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/01(木) 01:12:38.81 ID:B/n972Fn0
ズバット…あとはウィンスペクター、ソルブレインでも長官やってたよね
233 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/01(木) 17:29:26.22 ID:Z3vNij7Mo
オーレンジャーの三浦参謀長は、バトルフィーバーの鉄山将軍と並んで最強の長官。
まあ、倉田鉄山は最強過ぎるけどな、バトルフィーバーが倒せなかった怪人を日本刀で一撃の下に斬殺しているし。
234 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/01(木) 17:33:25.04 ID:Z3vNij7Mo
倉田じゃねえ倉間 鉄山だった(汗
235 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/01(木) 19:13:50.56 ID:yeaIRyev0
日本刀といえばブルースワット
237 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 09:56:38.04 ID:SHggUJgP0
~アンダーワールド~
ここは一条寺烈の精神世界であるアンダーワールド。
れんげたちは先にこの世界に辿り着いたゴーカイシルバーと一刻も早く合流し一条寺烈を救い出さなければならない。
(ナレーション:正宗一成)
夏海「お~い!二人ともどこだよ~?」
れんげ「鎧ー!返事するのん!」
小鞠「ダメ…全然見つからないよ…ていうか何かおかしいよねここ…誰もいないし…」
卓「」コクッ
蛍「二人ともどこにいるんでしょうか…あれ?上から何か…やってくる…?」
238 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 09:57:17.63 ID:SHggUJgP0
「「ギャオオオオ!!」」
上空から聞こえてくるのはドラゴンの鳴き声であった。
それと同時にある者が降ってきた!
(ナレーション:正宗一成)
ゴーカイシルバー「うわぁぁぁぁぁ!?」
ドサッ
れんげ「鎧!しっかりするん!」
夏海「一体何があったんだよ…!?」
ゴーカイシルバー「み…みんな…逃げるんだ…あ…アレが…来るぞ!」
「「ギアアアアアア!!」」
ゴーカイシルバーの言う通り上空から現れたモノ、それは…一匹の黒い竜であった!
全身黒で覆われた機械の竜はそう!電子星獣ドルーであった!
そしてそのドルーの頭の上に一人の男がいた。
(ナレーション:正宗一成)
239 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 09:58:30.22 ID:SHggUJgP0
烈『…』
蛍「あそこにいるのは…烈さんですよ!」
小鞠「よかった!烈さん無事だったんだ!」
れんげ「でもなんか様子がおかしいん…?」
夏海「本当だ、まるでウチの兄ちゃんみたく無口だ!」
卓「…」
明らかに不審な烈、そんな烈を見つめるれんげたちにゴーカイシルバーは急いで警告を促した!
(ナレーション:正宗一成)
ゴーカイシルバー「に…逃げるんだ!今の烈さんは…!」
だが遅かった。
ゴーカイシルバーの注意も虚しく烈はある指示を黒いドルー、いやダークドルーに送った!
(ナレーション:正宗一成)
240 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 09:59:01.05 ID:SHggUJgP0
烈『ドル…ファイヤー…』
ゴオオオオ!!
夏海「うわわわわ!?火…火がぁぁぁぁ!?」
小鞠「何で!?烈さんは宇宙刑事なのに何で私たちを攻撃するの!?」
ゴーカイシルバー「俺にもわからないんだ!俺も突然烈さんから攻撃を受けて…」
れんげ「わかったん!これはきっとヒーローモノでもお馴染みの洗脳なん!」
蛍「れんちゃん…そんな身も蓋も無い事言わないで…けど洗脳って言っても一体誰が…?」
241 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:00:11.56 ID:SHggUJgP0
その時である!
(ナレーション:正宗一成)
『フハハハハハ!小娘、よくぞ見破ったな!!』
小鞠「なんか悪役っぽい声が何処からか聞こえてくるよ!」
夏海「一体誰なんだよ!?」
クビライ『我が名は…フーマの首領!大帝王クビライ!!』
聞こえてきたのはかつて宇宙刑事シャイダーに倒された不思議界フーマの首領、大帝王クビライの声であった!
(ナレーション:正宗一成)
クビライ『かつての戦いで我は宇宙刑事どもに敗れた…
しかし肉体は滅びようともその魂は永久に不滅よ!
こうして一条寺烈の精神を支配してコヤツのアンダーワールドを支配しているのだ!!』
大帝王クビライは一条寺烈に憑りつき彼の精神を支配していた!
(ナレーション:正宗一成)
242 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:01:14.80 ID:SHggUJgP0
クビライ『このまま一条寺烈のファントムを目覚めさせれば地上は大混乱に陥るであろう!
そうなれば我らフーマの勝利であるぞ!』
夏海「このー!そうはさせるかー!」
小鞠「夏海!危ないよ!?」
ゴーカイシルバー「そうだ!今の烈さんは正気じゃない…!」
烈『ドル…レーザー…』
「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
ダークドルーの攻撃がこのアンダーワールドを火の海に染め上げていた。
このままでは烈だけではない、この場にいる子供たちやゴーカイシルバーまでもが危ういぞ!?
(ナレーション:正宗一成)
243 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:02:23.99 ID:SHggUJgP0
れんげ「みんな、ウチに任せるん!」
「「れんちゃん!?」」
その時であった!
れんげが唯一人、大帝王クビライに操られている一条寺烈の下に近付こうとする!
(ナレーション:正宗一成)
烈『?』
れんげ「これ…お花なん!キレイなお花なんな!」
クビライ『訳のわからん事を…その花がどうしたというのだ?』
れんげ「ウチはこのお花をギャバンに渡したくてここに来たんな!」
烈『…』
クビライ『くだらん!何が花だ!?蹴散らしてくれる!ドルキックだ!!』
ダークドルー『ガァァァァァ!!』
夏海「大変だ!?ドルーがれんちゃんを足蹴にしようとするよ!?」
ゴーカイシルバー「危ない!逃げるんだ!」
このままではダークドルーのドルキックがれんげに命中してしまう!
だが、その時!?
(ナレーション:正宗一成)
244 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:02:52.98 ID:SHggUJgP0
烈『待て!!』
ダークドルー『!?』
烈がダークドルーの動きを制止する、その行動に大帝王クビライも思わず首を傾げた。
(ナレーション:正宗一成)
クビライ『なんだと!?何故一条寺烈が我に逆らう?貴様の心は我らフーマが支配したはずではないのか!?』
そう、大帝王クビライが言うように一条寺烈の心はフーマによって支配…されたかに思えた。
だが…
(ナレーション:正宗一成)
245 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:04:23.05 ID:SHggUJgP0
烈『…』
烈『うぅ…』
烈『許してくれみんな…俺が…俺が間違っていたんだ…』
一条寺烈は思い出していた。かつての出来事を…
今までの悪との数え切れないほどの激戦、そしてその所為で銀河連邦警察があの兵器の開発に踏み切った事を…
(ナレーション:正宗一成)
246 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:05:35.51 ID:SHggUJgP0
(回想)
これはかつての一条寺烈の記憶、バード星にある銀河連邦警察本部。
そこでは宇宙刑事ギャバン、シャリバン、シャイダーの一条寺烈、伊賀電、沢村大がコム長官に詰め寄っている光景があった・
(ナレーション:正宗一成)
烈「何故ですかコム長官!?お答えください!」
コム「最早決定事項なのだ、我々銀河連邦警察は超次元砲の開発をせねばならんのだ。」
電「しかし!こんなモノを使用すればその惑星そのものが破壊されます!
そうなれば罪もない大勢の人たちが死んでしまうのですよ!」
大「コム長官!どうか考え直してください!」
コム「ダメだ。キミたちも現場に居る宇宙刑事ならわかるだろう。
きみたち正義に燃える戦士たちが数多くいるようにこの宇宙は数え切れないほどの悪もまた存在する。
連中は力を付けてきている。
我らの戦いは絶対に負けられんのだ、そのためにも超次元砲の存在は不可欠なのだ!
私とてこんなモノは使いたくはない、だがこれも宇宙の平和のためだ。わかってくれ…」
247 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:06:03.86 ID:SHggUJgP0
電「長官…わかりました。銀河連邦警察がその方針を貫くのなら俺は宇宙刑事を辞めます!」
烈「おい電!?」
大「俺も…こんな破壊兵器を使えば俺たちはその悪の連中と何も変わりません。
そんな殺戮兵器を持ってして得た仮初の平和はいつかとんでもないしっぺ返しを受けますよ。」
烈「大まで…」
コム「そうかわかった、キミたちの宇宙刑事としての資格は本日を持って剥奪する。
すぐに後任の者たちを手配しよう。
それでギャバン、キミはどうする?キミも辞めるのか?」
烈「俺は…」
結局一条寺烈は銀河連邦警察に留まる道を選んだ。
どんな形であれ宇宙の平和を守らなくてはならないというのが今は亡き父ボイサーの遺志だと思ったからだ。
(ナレーション:正宗一成)
248 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:06:33.17 ID:SHggUJgP0
烈『だが…俺は…俺は…!』
しかしそれでも一条寺烈もまた悩んでいた。
こんな銀河連邦警察を去った伊賀電や沢村大の言うように大量破壊兵器で得た平和は果たして本当に正しいのかと…
そんな時だった!
(ナレーション:正宗一成)
「「バカヤロウ!!!!」」
バキッ!
烈『グハッ!?』
誰かが烈を力の限り思いっ切り殴ったのだ!
烈はすぐさま自分を殴った相手を見た、しかしその相手とは!?
(ナレーション:正宗一成)
249 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:07:22.48 ID:SHggUJgP0
烈『あ…あなたは…俺の父ボイサー!?何故あなたがここに…死んだのではないのですか!?』
ボイサー『そうだ、ワシは既に死んだ身だ。しかし…ある御方に頼み込みこうして魂だけお前の心に語りかけている。』
烈『と…父さん!』
ボイサー『お前は今、一体何をしようとした!?』
烈『俺が…ハッ!?』
ボイサー『そうだ、お前が今した事は子供を…名も無き花を踏みつけようとしたのだぞ!』
烈『なんという事を…それでは俺は…悪の連中と何も変わらないじゃないか…』
250 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:12:02.60 ID:SHggUJgP0
再び落ち込む一条寺烈、だが父ボイサーは再び熱い鉄拳を烈に浴びせた!
(ナレーション:正宗一成)
ボイサー『バカヤロー!いつまで…いつまでぐずぐずしているつもりだ!お前は一体何だ!?』
烈『お…俺は銀河連邦警察の隊長…』
ボイサー『違う!』
烈『違う…?』
ボイサー『そうだ、銀河連邦の隊長の肩書ではない!お前は……男だろう!!』
烈『男…そうだ!俺は銀河連邦警察の隊長である前に…男なんだ!俺は…俺は男だ!!』
お前は男だ!
父ボイサーから送られた熱い言葉を受けて一条寺烈の心に若き宇宙刑事だった頃のあの思いが蘇ってきた!!
(ナレーション:正宗一成)
251 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:13:32.68 ID:SHggUJgP0
ボイサー『もうたっぷり悩んだはずだ。あとは胸のエンジンに…』
烈『はい!胸のエンジンに火を!!』
ボイサー『そうだ!お前の胸のエンジンに火を付けるんだ!!』
烈「うおおおおお!!」
クビライ『な…なんだこれは!?一条寺烈を支配できないぞ!?』
ゴーカイシルバー「まさか…これは!?」
夏海「間違いないよ!」
小鞠「烈さんが心を取り戻したんだよ!」
れんげ「頑張るんなー!」
烈「フーマよ!邪悪な大帝王クビライの魂よ!俺の…俺の身体から去れ!!」
クビライ『ギャァァァァァァ!?』
正気を取り戻した烈の気迫により大帝王クビライの魂は烈の身体から追い払う事に成功した!
(ナレーション:正宗一成)
252 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 10:15:53.65 ID:SHggUJgP0
とりあえずここまでなん
※伊賀電さんと沢村大さんが宇宙刑事を止めた理由はこのss独自の設定なので
決して本編の設定だと誤解しないでほしいんな
253 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:25:04.59 ID:SHggUJgP0
~現実世界~
青梅「おお!ギャバンの身体が光り輝いているぞ!?」
曙「これは…そうかあの子たちがやってくれたんだな!」
神官ポー「くっ…このままでは…」
フェニックス「こうなれば…!」
カッ!
そして桜の丘に光が満ち溢れた…
(ナレーション:正宗一成)
254 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:25:34.72 ID:SHggUJgP0
~旭ヶ丘分校~
ミラクラー「ショワショワショワ!」
グール「グルゥゥゥ!」
一方、ここ分校にもフーマの戦闘員ミラクラーにフェニックスが放ったグールがうようよと溢れていた。
(ナレーション:正宗一成)
このみ「大変!小鞠ちゃんたちが桜の丘に行った後に特撮番組に出てくるような戦闘員が出て来ちゃったよ!」
一穂「一体こりゃどうなってるんだい?」
ひかげ「どっかでヒーローショーでもおっ始めてんの?おーい、ヒーロー出てこーい?」
楓「また変な連中が出てきたな、つーかれんげたち大丈夫か?様子見に行かなきゃ…」
丘の方に向かったれんげを心配して様子を見に行こうとする楓。
しかしそれをフーマの戦闘員ミラクラーとグールに妨げられてしまう!
(ナレーション:正宗一成)
255 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:26:03.61 ID:SHggUJgP0
ミラクラー「ショワショワショワ!」
グール「ガァァァ!」
楓「おい退け!私はれんげを…」
このみ「楓ちゃん!危ないよ!」
楓に迫りくる戦闘員たち、だがその時である!
バシッ!
修行僧(黒)「まったく危ないのう、お嬢さん。
子供を心配する気持ちはわからんでもないが無闇に飛び出すのは感心せんぞ。」
楓「うっせえ!れんげが危ない目に合ってたらどうすんだ!?」
修行僧(赤)「安心せい、我らの仲間や正義のヒーローが子供たちを守っておるわい。
そしてここにもその正義のヒーローがおるでな!」
バサッ!
そして赤い傘を被った修行僧が楓たちの前で正体を明かした!
(ナレーション:正宗一成)
256 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:27:08.77 ID:SHggUJgP0
風見「俺は風見志郎!!またの名を…」
「「か…仮面ライダーV3!!??」」
一穂「うわっ!本物のV3だよ!まいったねこりゃ…」
ひかげ「夏休みや冬休みに毎日再放送されてたからよく見てたし!」
このみ「あれ?でもこの人確かウインスペクターのあの人にそっくり…」
楓「れんげが戻ってきたら一緒に写真撮ってもらおう。」
風見「こんな田舎の村でも俺の名前が知られているとはな!
不思議界フーマよ、お前たちの悪事はすべてお見通しだ!
この風見志郎がいる限りお前たちの好きにはさせんぞ!!」
ミラクラー「ショ…ショワワ…」
グール「グゥゥ…」
風見志郎の出現で浮足立つミラクラーとグールたち。
そこへ!
(ナレーション:正宗一成)
257 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:29:37.21 ID:SHggUJgP0
神官ポー「うわぁぁぁぁ!?」
フェニックス「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!?」
神官ポーとフェニックスの二人が吹っ飛ばされてきたのだ!
それに…
(ナレーション:正宗一成)
ゴーカイシルバー「ハッ!と、みなさん大丈夫ですか?」
れんげ「助かったんな!」
蛍「鎧さんたちが寸でのところで私達を助け出してくれて間一髪でしたね…」
卓「」コクッ
夏海「ところで烈さんは?それに…他の4人もどこに?」
小鞠「み…みんな!上見て上!?」
「「上?」」
277 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 20:41:34.17 ID:SHggUJgP0
烈「チュウッ!」
青梅「トォッ!」
曙「ワァォッ!」
番場、新命「「トオオッ!」」
シュタッ!
一条寺烈を始め、曙四朗、青梅大五郎。
それに番場壮吉、新命明、それに風見志郎の六人の戦士が旭ヶ丘分校の校舎の屋上に集結したのだ!!
(ナレーション:正宗一成)
259 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:32:20.92 ID:SHggUJgP0
烈「フーマよ、今までよくも好き勝手やってくれたな!」
四朗「今度はこちらの番だ!」
大五郎「覚悟は出来ているか!」
ゴーカイシルバー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
れんげ「鎧が大声で叫んでるのん?」
蛍「大丈夫、これは鎧さんの平常運転だから。ゴーカイジャー本編でもこうだったし…」
ゴーカイシルバー「あ…あの…バトルフィーバーJのバトルケニア曙四朗さんにデンジマンのデンジブルー青梅大五郎さん…
それに秘密戦隊ゴレンジャーの新命明さんにジャッカー電撃隊のビッグワンの番場壮吉さんと層々たるメンバー…これは夢か幻か…」
夏海「いやいやちゃんと現実だから。」
一穂「でも本当に往年のヒーローが集結とはね…」
楓「大人の特撮ファンが見たらこれ以上ない光景でしょうね。つーかこれだけいれば金取れるような…」
このみ「もう!楓ちゃんたらすぐ商売向けな発想をしちゃうんだから!」
ひかげ「もっと純真な目で見ろよ…」
260 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:35:13.64 ID:SHggUJgP0
大帝王クビライ『おのれ一条寺烈!?
だが…この光景を見た後でもそのようなでかい口を叩けるかな?
出でよ!電子星獣ダークドルー!!』
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ダークドルー「ギャオオオオ!」
烈「なんだと!何故俺のアンダーワールドに居たダークドルーがこの現実世界にいるんだ!?」
神官ポー「この私とそこにいるフェニックスの力を使いアンダーワールドからこの現実世界に召喚させてもらいました。」
フェニックス「それだけじゃねえ!テメェの絶望に溢れた心は俺たちに力を与えてくれた!ハァッ!!」
蛍「フェニックスさんが何か召喚してるけど…あ…あれは!?」
蛍が驚くのも無理はない。
そこに現れたのはかつて仮面ライダーウィザードとの戦いに敗れたフェニックスと同じファントムである、
メデューサとグレムリンだったのだ!
(ナレーション:正宗一成)
261 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:36:24.04 ID:SHggUJgP0
メデューサ『…』
グレムリン『…』
蛍「あれはメデューサにグレムリンですよ!?」
フェニックス「そうだ、こいつらはかつての俺の仲間…だった。
だが今は違う!肉体は再生させてやったがこいつらには魂が無い!
つまり俺さまの忠実な僕となって甦ったのさ!!」
神官ポー「そして私も、現れよ剣聖ビルゲニア!」
ビルゲニア「うおおおお!」
れんげ「ビルゲニアが出てきたんな!」
夏海「本当だ!けど…こうして神官ポーとビルゲニアを並べてみると…うわっ!そっくりだ!?」
神官ポー「それもそのはず、私と剣聖ビルゲニアは親戚同士なのです。」
ビルゲニア「フハハハハ!今度こそキングストーンを手に入れて俺が次期創世王になってやる!」
蛍「相変わらずのビルゲニアさんで安心しました。」
262 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:36:50.75 ID:SHggUJgP0
クビライ『フフフ、我も召喚するぞ!出でよ!
かつてのスーパーヒーローたちとの戦いに敗れた悪の怪人たちよ!全員甦るのだ!!』
「「グガァァァァァァ!!!!」」
突如として旭ヶ丘分校の校庭に浮かび上がる巨大な魔法陣、そこから悪の怪人たちが次々と召喚された!
(ナレーション:正宗一成)
ダロム「ハァァッ!」
ボスガン「ヌンッ!」
れんげ「あれは…ゴルゴムの大神官ダロムにクライシス帝国のボスガンなん!」
ドン・ホラー「ウゥゥ…」
魔王サイコ「ハァァ…」
小鞠「うわわっ!マクーのドン・ホラーに…」
夏海「魔王サイコも…」
263 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:37:27.37 ID:SHggUJgP0
「「オオオオオオオオオ!!!!」」
ゴーカイシルバー「あ…あれは!?
鉄十字軍の三ヶ月仮面、ツバサ仮面、角仮面、剣仮面、鉄人仮面テムジン将軍、火の山仮面マグマン将軍、
クライムのゴールデン仮面大将軍、デビルキラー、イカルス大王、
秘密結社エゴスのサタンエゴス、
ベーダーのムササビラー、シャボンラー、チカゲリラー、ツタカズラー、ヒゲキタコラー、
ウミツラー、フィルムラー、デンワラー、ハンバラー、タイヤジコラー、バーラー、アドバルラー、
サメラー、デッドボーラー、カイガラー、ガマラー、ハチドクラー、タイムラー、コケラー、ハミガキラー、
メダマラー、レコーラー、キーラー、ナゾラー、サビムシラー、チョウチンラー、ノラネコラー、
カマキラー、アクマラー、ピカリラー、ジシンラー、ニンポーラー、オニラー、トリカゴラー、
ボートラー、サッカラー、カラクリラー、バンリキモンス、
機械帝国ブラックマグマのヘルサターン総統、
銀帝軍ゾーンのゴキラーギン、ブタルギン、コガネギン、タヌキツネギン、ゴリワシギン、サソリナマズギン、
バンドーラ一味のドーラ金角に宇宙海賊バルバンのモルグモルグ!
それにはぐれハイネス・ラクシャーサに究極生命体ハイド・ジーン!?
惑星のモンス・ドレイクまで復活したなんて!!??」
蛍「鎧さん、長々と説明ありがとうございます。」
ひかげ「おいおい…悪の組織多過ぎだろ…」
このみ「それに比べて正義の味方は8人だよ!これじゃ勝ち目が…」
不安がるのも無理はない。
これだけの悪の軍団に囲まれれば誰もが絶望的な状況に追い込まれるであろう…
だがフーマが用意したのはこの悪の軍団だけではなかった!
(ナレーション:正宗一成)
264 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:38:20.85 ID:SHggUJgP0
クビライ『これだけではないぞ!
一条寺烈!お前を更なる絶望に突き落とすために、新たなる我の力を見せてやろう!
行くぞダーク蒸着!!』
蛍「ダーク…?」
れんげ「蒸着…?」
烈「ま…まさか!?」
シュィィィィン!
ダークギャバン「どうだ驚いたか一条寺烈!これが貴様のファントムであるダークドルーから得た力!
その名も悪のフーマ戦士!ダークギャバン!!」
ダークドルーより大帝王クビライの魂にダークコンバットスーツが転送され、そしてダーク蒸着を完了させたのだ。
この間、僅か0.05秒にすぎない!
(ナレーション:正宗一成)
265 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:39:36.44 ID:SHggUJgP0
烈「なんという事だ…大帝王クビライがコンバットスーツを着込むとは…!?」
曙「しかもこの大人数…多勢に無勢とはまさにこの事だ…」
青梅「俺たちはこの悪の軍団に勝てるのか…?」
新命「臆するな!たとえどれだけ悪の軍団がいようと我らはただ勝つのみ!」
番場「その通りだ、あそこにいる子供たち!
あの子たちの未来を守るためにもこの戦い、私たちは負けるわけにはいかない!」
風見「行くぞみんな!変身だ!!」
「「オゥッ!!」」
そしてこの場に集まった正義のヒーローたちは異形の戦士の姿に変身をする!
(ナレーション:正宗一成)
266 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:40:15.43 ID:SHggUJgP0
風見「変…身……V3!!」
番場「ビーッグワーン!!」
新命「アオレンジャー!!」
曙「フィーバー!!」
青梅「デンジスパーク!!」
れんげ「ヒーローたちが次々と変身していくんな!」
一穂「往年のヒーローたちの変身シーンは堪らないねえ。」
蛍「ていうか敵さん何で黙って見守ってるんでしょうか?この隙に攻撃すればいいのに…」
小鞠「蛍、それはやっちゃいけないお約束なんだよ!」
卓「」コクッ
267 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:41:44.45 ID:SHggUJgP0
次々と変身していくヒーローたち、そして一条寺烈の下にも…
(ナレーション:正宗一成)
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
夏海「空からUFOみたいなのが現れた!?」
烈「あれは…超次元高速機ドルギラン!?撃に託したかつての俺の宇宙船が何故ここに…?」
現れたのは現在は宇宙刑事ギャバンtypeGの母船である超次元高速機ドルギランであった。
そこへ地球より遠く離れたバード星よりメッセージが届けられた!
(ナレーション:正宗一成)
ギャバンtypeG『烈隊長!無事ですか?』
烈「おお!撃、お前の方こそ大丈夫だったか?」
ギャバンtypeG『はい、駆けつけてくれた宇宙刑事アランのおかげでシャリバンやシャイダーもみんな無事です!
けどまだこっちは動ける状態じゃないのでそっちにドルギランだけ送りました。
ですから烈隊長…もう一度宇宙刑事になって悪を…フーマのヤツラを!』
268 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:42:51.80 ID:SHggUJgP0
烈「ああわかった!撃、お前や…それに父ボイサーが俺の胸のエンジンに火が付けてくれた!
行くぞ!蒸着!!」
カッ!!
『蒸着』 一条寺烈がこの言葉を発した瞬間、超次元高速機ドルギランのコンバットスーツが転送されてくる。
ギャバン「宇宙刑事ギャバン!!」
れんげ「宇宙刑事ギャバンなんなー!」
一穂「本当にギャバンだねえ…」
楓「私たちが当時観てたTVのヒーローですよ先輩…!」
このみ「相変わらずカッコいいねギャバン!」
ひかげ「やっべー!年甲斐もなくワクワクすんだけど!」
宇宙刑事ギャバンは戦闘の際、コンバットスーツを蒸着するタイムは僅か0.05秒にすぎない。
では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!
(ナレーション:正宗一成)
蛍「ssでどうやって蒸着プロセスを見せる気ですか!?」
小鞠「蛍がまた訳のわからない事を言ってるよ…」
269 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:43:33.37 ID:SHggUJgP0
V3「正義のヒーローはギャバンだけではないぞ!この俺、仮面ライダーブイスリャァァァァ!!」
夏海「うおーっ!V3だ!!」
卓「」コクッ
アオレンジャー「ライダーと宇宙刑事だけではない!スーパー戦隊もいるぞ!
秘密戦隊ゴレンジャーのアオレンジャー!!」
バトルケニア「バトルフィーバーJのバトルケニア!!」
デンジブルー「電子戦隊デンジマンのデンジブルー!!」
ビッグワン「そしてこの私、ジャッカー電撃隊行動隊長ビーッグワン!!
我々6人の正義の戦士が貴様ら悪の軍団と戦うぞ!!」
仮面ライダー、スーパー戦隊、そしてメタルヒーローの層々たる顔ぶれ!
さあ、戦いの始まりだ!!
(ナレーション:正宗一成)
270 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:44:30.33 ID:SHggUJgP0
蛍「本当に凄い顔ぶれですね…あれ?でも6人?」
ゴーカイシルバー「ほわあああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
271 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:45:00.09 ID:SHggUJgP0
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
272 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:45:49.16 ID:SHggUJgP0
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
蛍「鎧さん発狂過ぎです…」
273 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:47:47.68 ID:SHggUJgP0
ゴーカイシルバー「アオレンジャーにビッグワン…
それにバトルケニアとデンジブルー…この戦隊ヒーローの異色の組み合わせはぁぁぁぁぁ!!!!
もうダメだ…足がガクガク震えて戦えないっすよぉ…ぐへっ…」ドタッ
れんげ「大変なん!鎧が倒れたんな!」
夏海「しっかりしろ鎧ー!戦いはこれからだぞ!」
蛍「本当にこの人何やってるんでしょうか…
ところで今回現れたヒーローたち…中の人が計二人だから映画化したらギャラが二人分で計上されるのでお得でしょうね。」
一穂「そういう製作側の事情は言わなくていいの…」
274 :
1 [saga]:2014/05/03(土) 19:49:37.90 ID:SHggUJgP0
とりあえずここまでなん
鎧は発狂してしまったんで戦力外なんな
一番の若手なのに酷い扱いなんな
278 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/03(土) 21:38:47.11 ID:KiyN6YG/0
鎧さんも平行世界の魔戒騎士が駆けつけてくれればいいのに…
279 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/03(土) 21:45:33.54 ID:GBjenCcp0
RX再登場のプラグが立つのか。
280 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/03(土) 22:00:19.29 ID:7Wiw3/jRo
ライダーや戦隊の映画作ってるとこは
>>1を雇うといいと思う
281 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/04(日) 00:33:05.17 ID:8WzYCBl10
前作読んだ
ぜひ昭和対平成もやって欲しい、春映画では一番の傑作だ
282 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/04(日) 01:26:56.87 ID:gfg9pGc/0
ダーク蒸着、まんまビルゴルディじゃんとツッこんではいけないのだろうか
それにしても
>>1の東映ヒーローの博識ぶりはすごいな。おれもウルトラマンの怪獣なら全シリーズ9割方言える自信はあるが東映は無理だ
288 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 01:14:28.32 ID:YU+sjrkT0
そして戦いの火蓋が切って落とされた!
(ナレーション:正宗一成)
ギャバン「ダークギャバン!行くぞ、お前たちの相手はこの俺だ!」
ダークギャバン「よかろうギャバン!我の力をとくと見せてやろう!」
V3「ゴルゴムの大神官ダロム!剣聖ビルゲニア!クライシス帝国のボスガン!貴様らはこのV3が相手だ!」
ダロム「仮面ライダーV3!」
ビルゲニア「我ら相手に一人で挑むとは愚かな男よ!」
ボスガン「返り討ちにしてくれるわ!」
ビッグワン「怪人軍団!」
アオレンジャー「貴様たちの相手は!」
バトルケニア「俺たちスーパー戦隊が相手だ!」
デンジブルー「行くぞ!」
「「ガァァァァァッ!!」」
こうして各戦士はそれぞれに別れて戦いを開始する。
宇宙刑事ギャバンは大帝王クビライが変身するダークギャバンと!
仮面ライダーV3は大神官ダロム、剣聖ビルゲニア、それにボスガンと!
そしてスーパー戦隊のアオレンジャー、ビッグワン、バトルケニア、デンジブルーはかつて自分たちの先輩や後輩が戦った怪人たちと!
それぞれかつて自分たちの仲間が戦った相手と戦闘を繰り広げていた!
(ナレーション:正宗一成)
289 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 01:15:57.58 ID:YU+sjrkT0
ギャバン「レーザーZビーム!」
ダークギャバン「なんの!ダークレーザーZビーム!」
バリッ!バリバリッ!!
V3「V3電熱チョップ!」
ドシュゥゥゥッ!
ダロム、ボスガン「ぐおおっ!?」
ビルゲニア「おのれV3!?」
アオレンジャー「ブルーチェリー!」
ビッグワン「ビッグ・バトン!」
バトルケニア「バトルショット5!」
デンジブルー「デンジスティック!」
「「ガガガガガガ!!」」
激しい戦いは続く!
悪の軍団に対して6人の正義の戦士たちは互角の戦いを展開させていた!
だが!?
(ナレーション:正宗一成)
290 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 01:17:24.45 ID:YU+sjrkT0
神官ポー「フフフ、今の内です。」
フェニックス「ヤツらが怪人どもに夢中になっている間に俺たちは…」
れんげ「みんな何してるん?」
神官ポー「何故ここに子供が!?」
フェニックス「こうなれば…構わねえ!一緒に連れて行け!」
シュンッ!
激戦の裏で暗躍する神官ポーたちはれんげを連れ去ったまま何処かへとテレポートしてしまった。
果たしてその行く先は?
(ナレーション:正宗一成)
291 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 01:18:01.10 ID:YU+sjrkT0
ギャバン「スパイラルキック!」
V3「V3反転キック!」
アオレンジャー「ブルーキック!」
ビッグワン「電撃キック!」
バトルケニア「バトルキック!」
デンジブルー「ブルースクリューキック!」
「「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
夏海「やったー!ヒーローたちのキックが炸裂だ!」
小鞠「これでもう勝ったも同然だね!」
292 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 01:18:55.48 ID:YU+sjrkT0
一穂「いやいや、安心するのはまだ早いよ。」
楓「そうですね、大体特撮ではこういう時に追い詰められた悪の連中が人質取ったり切り札を出したりするんですよね。」
蛍「今も昔も変わらない特撮の定番ですね。」
ひかげ「二人とも不吉な事言うなよ…」
このみ「そうだよ!このままあっさり終わってくれるに越した事はないんだからね!」
楓たちの言うように戦いはそうあっさり終わる事はない!
そしてその言葉通り次第に空が不気味に曇り始め、そこからビジョンが映し出された!
(ナレーション:正宗一成)
293 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 01:20:00.26 ID:YU+sjrkT0
「「フハハハハハ!!」」
ギャバン「あ…あれは!?」
夏海「神官ポーが顔だけ映ってる!」
蛍「それにフェニックスさんも!」
神官ポー『ヒーローたち、お前たちが優勢なのもここまでです。この光景を見なさい!』
ビッグワン「何だこれは…?」
ギャバン「こ…これは…まさか!?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
空に映し出された光景、それは…!?
(ナレーション:正宗一成)
294 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 01:23:06.88 ID:YU+sjrkT0
神官ポー『そう、我らフーマが宇宙刑事の本星であるバードから奪取した超次元砲。
それを宇宙から地球を狙い撃てるようにしてあるのです!』
「「な…なんだってーーーーーー!?」」
そう!
映し出された光景とは地球の衛星軌道上で発射態勢を整えている超次元砲の姿であった!!
(ナレーション:正宗一成)
ギャバン「なんという事だ…
あの超次元砲が地球に命中すれば間違いなく地球は壊滅するぞ!」
V3「今V3ホッパーを飛ばして確認したがあの超次元砲は紛れもなく本物だ!
ギャバン、キミはすぐに超次元砲を破壊しに行ってくれ!ここは俺たちが喰い止める!」
フェニックス『そうはいかねえ!こいつを見な!』
そしてフェニックスの後ろから小さな影が現れる。
それは…
(ナレーション:正宗一成)
296 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/06(火) 05:16:25.15 ID:fj9363u60
手に汗握る展開だな。
298 :
1 [saga]:2014/05/06(火) 06:31:57.32 ID:YU+sjrkT0
(メタルヒーロー)
宇宙刑事ギャバン:一条寺烈
初代メタルヒーローにして宇宙犯罪組織マクーに立ち向かったバード星の銀河連邦警察の宇宙刑事。
超光速宇宙船の超次元高速機ドルギランはギャバンの頼れる相棒。
必殺技はレーザーブレードによるギャバン・ダイナミック。
これでどんな怪人も一刀両断で倒す事が出来る!
(仮面ライダー)
仮面ライダーV3:風見志郎
悪の秘密組織デストロンに父と母と妹を殺され仮面ライダー1号と2号を庇った風見志郎。
だがダブルライダーは彼を仮面ライダーV3として甦らせる。
26の必殺技を持ち(それと同時に死の弱点もある)バネのような強靭な脚力から繰り出される。
1号の技と2号の力を受け継いだ力と技の戦士。
愛車ハリケーンを駆って今日も悪の輩と彼は戦う!
(スーパー戦隊)
アオレンジャー:新命明
かつて黒十字軍に全滅させられた国際秘密防衛機構イーグルの東北支部の唯一の生き残り。
後にアカレンジャー(海城剛)に召集され元祖戦隊の秘密戦隊ゴレンジャーの一員となる。
マシンの操縦に長けておりバリブルーン、バリドリーンなどの機長を務める。
ビッグワン:番場壮吉
犯罪組織クライムと戦うジャッカー電撃隊、そんな戦いの日々の中、一人の男が現れる。
ニューヨーク本部科学技術庁長官となったジョーカーこと鯨井大介の後任として、
ジャッカー電撃隊の行動隊長となったのがビッグワン=番場壮吉だ。
神出鬼没で特技は変装の名人。
サイボーグ戦士であるジャッカー電撃隊の4人のメンバーが持つ核・電気・磁力・重力の4大エネルギーを全て併せ持ち、「白い鳥人」の異名をとる。
ちなみにジャッカー電撃隊は全員強化カプセルに入って変身しなければいけないのだが、
ビッグワンのみ単独での変身が可能だ。
バトルケニア:曙四朗
倉間鉄山将軍の指揮下で結成されたバトルフィーバー隊。
そのバトルフィーバー隊のアフリカ代表の戦士。
アフリカの特性を持つだけあって野生児な傾向があり動物との会話が可能。(ゴーカイジャーでの客演時でもパンダとの会話シーンあり)
バトルフィーバー隊の中では一番のパワーファイターなため、
トロピカルダンスやアニマルアクションといった俊敏な動きが得意であったりする。
デンジブルー:青梅大五郎
3000年前に滅ぼされたデンジ星の生き残った子孫の一人。
サーカス団員であった青梅大五郎はデンジ犬アイシーに導かれデンジブルーとなる。
元サーカス団員なだけあってアクロバットなスピード戦法を得意としその特技を生かしたブルースクリューキックを得意技とする。
ちなみにかなりのアンパン好き。
それはゴーカイジャーでの客演でもデンジパンという屋台を引いて売り歩くほどでもある。
300 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:49:42.41 ID:VaixeEK80
れんげ『みんなゴメンな、捕まってしまったん。』
「「れんげ!?」」
フェニックス『ついでにこのガキも捕まえておいたぜ!
ギャバン、テメェが近付けばこのガキがどうなるか…わかってるよな?』
ギャバン「くっ…」
デンジブルー「子供を人質に取るとは汚い手を!」
一穂「まさかれんちょんが人質とはまいったねこりゃ…
あれ?楓…黙ったままだけど…どったの?」
301 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:51:33.57 ID:VaixeEK80
楓「あの赤い怪人この私が絶対ぶっ倒す!!」パキッ!ポキッ!
夏海「ひぃぃっ!?れんちょんがさらわれたから駄菓子屋が酷い形相してる!?」
蛍「だ…駄菓子屋さん落ち着いて!
けどあなたたちは今どこにいるんですか?ここにはいないみたいですけど?」
神官ポー『我々がどこにいるのかと…?
フフフ、我々がいる場所こそこの超次元砲の中なのですよ!』
フェニックス『だからお前らがここに来るにはまず宇宙に来なきゃいけねえんだよ!
だが、今のお前たちにそもそも宇宙に来る事は可能か?』
ギャバン「おのれ悪党どもめ…行くぞドルー!」
ダークギャバン「行かせん!貴様の相手はこのダークギャバンだ!
そしてダークドルーよ、ドルーの動きを止めるのだ!!」
ダークドルー「ガアアア!!」
ドルー「ギャアアアア!?」
ギャバン「しまった!ドルーがダークドルーに襲われている!?おのれ…ダークギャバン!!」
今いるヒーローの中で唯一宇宙に行ける能力を持つ宇宙刑事ギャバン。
だがその行く手をダークギャバンとダークドルーに阻まれてしまい超次元砲の発射阻止も人質となったれんげの救出もできない…
どうする!?
(ナレーション:正宗一成)
302 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:52:00.93 ID:VaixeEK80
V3「くっ、ギャバンが!?我々が代わりに行ってやりたいのだが…」
アオレンジャー「残念ながら私たちのマシンに宇宙まで行ける能力は…」
ビッグワン「うむ、バリドリーンやスカイエースには大気圏を脱出する能力はさすがに備わっていないからな…」
バトルケニア「いや待て!俺たちのバトルシャークやデンジタイガーなら…」
デンジブルー「ダメだ!先ほどから呼び出しているが何故か仲間たちと連絡が通じないんだ…」
ひかげ「ここ、田舎だから携帯が圏外なんだよね。」
蛍「そんな理由でいいんですか?
けど…宇宙に行けるマシンを呼び出すには…そうだ!」
蛍は何を閃いたのか悶絶して横たわって戦力鎧扱いされていたゴーカイシルバーからゴーカイセルラーを抜き取った。
(ナレーション:正宗一成)
303 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:53:00.22 ID:VaixeEK80
蛍「え~と確かタイムファイヤーキーをゴーカイセルラーにセットして…その後に0を3回押してコールボタンを押せば…」
夏海「ちょっとちょっとほたるん!今は玩具で遊んでいる場合じゃないって!」
小鞠「そうだよ!れんげが捕まって大変なんだから!ああ!もう!宇宙に行けるマシンとかないの!?」
蛍「大丈夫ですよ先輩、もうすぐそのマシンが来ますので。」
「「え?」」
蛍の言う通りであった。
ゴーカイセルラーからの指令を受けて西暦3000年の未来よりあるマシンがこののんのん村に向かっていた。
それこそ…
(ナレーション:正宗一成)
304 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:54:12.81 ID:VaixeEK80
ドオオオオオン!!
バトルケニア「空から何かがやってきたぞ!」
デンジブルー「あれは確か…ゴーカイシルバーの…」
蛍「はい、鎧さんのマシンである豪獣ドリルです。
ゴーカイジャーのTVシリーズ全話観ていたからマシンの呼び出し方わかっててよかったです。
これで宇宙まで一っ跳びですよ先輩!」
小鞠「さっすが蛍!冴えてる~♪」
夏海「よっしゃー!鎧!ちょっくら宇宙に行ってれんちょんを助けるついでに超次元砲も壊して来い!」
蛍「れんちゃんを助けるついでに超次元砲壊すんだ…でも肝心の鎧さんが…」
ゴーカイシルバー「アハハ…この夢のドリーム戦隊…
天国ってこういう場所なのかな?
え?天国は他にもあるって…?それはジュウレンジャーのブライさんがいたあの時の止まった部屋?」
蛍「あぁ…ダメです…鎧さんが悶絶どころか現実逃避を始めています!」
305 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:54:40.74 ID:VaixeEK80
楓「チッ!こうなったら…おい夏海!手を貸せ!」
夏海「え?駄菓子屋…気絶してる鎧を担いでどうする気なの?」
小鞠「待ってよー!私も行くから!」
卓「」コクッ
蛍「先輩が行くなら私も!」
剛獣ドリルが来たが肝心の乗り手が戦闘不能の状態。
こうなれば手段は一つしかなかった!
(ナレーション:正宗一成)
306 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:55:33.36 ID:VaixeEK80
V3「こうなれば我々が剛獣ドリルに乗り込んで衛星軌道上にある超次元砲を破壊して少女を救い出さねば!」
ビッグワン「うむ、それしか手は…」
ド ド ド ド ド ド ド ド
バトルケニア「おい!剛獣ドリルが動いてるぞ!?」
デンジブルー「一体どういう事だ!?ゴーカイシルバーは意識を失っているはずでは…?」
確かに剛獣ドリルのパイロットであるゴーカイシルバーは意識を失っている状態であった。
だが今この剛獣ドリルを動かしているのはゴーカイシルバーではない。
動かしているのはなんと…!
(ナレーション:正宗一成)
307 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:56:43.39 ID:VaixeEK80
~剛獣ドリル(コクピット内)~
小鞠「うわあ…今私たち戦隊ヒーローのマシンのコクピットにいるんだ!」
蛍「確かに感激ですけど…勝手に動かして大丈夫なのでしょうか?」
夏海「まあまあ大丈夫だって、けどなんとかなるモンですなぁ!ねえ、兄ちゃん!」
卓「」コクッ
蛍「まさか戦隊のロボを動かせるとかお義兄さん器用過ぎですよ…」
楓「よーし!待ってろよれんげ!今助けてやっからな!」
なんとこの剛獣ドリルを動かしていたのはゴーカイシルバーではなくこの村の子供たちであった!
卓が操縦する剛獣ドリルはそのまま大気圏を突破し、一路衛星軌道上にある超次元砲を目指す!!
(ナレーション:正宗一成)
308 :
1 [saga]:2014/05/07(水) 23:59:42.40 ID:VaixeEK80
~旭ヶ丘分校~
V3「なんという無茶な事を…」
アオレンジャー「いかん!危険過ぎる!すぐに止めなければ…」
ひかげ「あー、それ無理だわ。駄菓子屋はれんげの事になると実の姉妹の私らよりも心配しちゃうからね…」
一穂「それに今からじゃ止めるの無理でしょ。」
アオレンジャー「だが…大丈夫なのか?」
バトルケニア「アオレンジャー、ここはあの子たちを信じましょう!」
デンジブルー「そうです!悪に立ち向かうのは何も俺たち正義のヒーローだけではないはず!
あの子たちは自分の危険も顧みず友を救いに行った!
それにいざという時はゴーカイシルバーもいます、きっと大丈夫でしょう!」
アオレンジャー「うむ…!」
ビッグワン「それにまだ敵さんもウヨウヨ残っている!俺たちがここを離れるわけにはいかないぞ!」
V3「今我々に出来る事はあの子たちが戻ってくるまでに悪の連中からこの村を守り抜く事だ!」
ギャバン「頼んだぞ子供たち!それにゴーカイシルバー!必ずれんげちゃんを救い出してくれ!!」
校庭で戦う6人の戦士たちは剛獣ドリルで衛星軌道上に向かった蛍たちを見送りつつ、
自分たちはこの村を守るために再び悪の怪人軍団との戦いに身を投じた!
(ナレーション:正宗一成)
309 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:01:42.57 ID:C1qRPzyd0
~宇宙~
一気に宇宙空間に飛び出した剛獣ドリル。
だがその行く手には強大な悪の影が待ち構えていた!
(ナレーション:正宗一成)
~剛獣ドリル(コクピット内)~
夏海「うおお!みんな見て見て!宇宙だよ宇宙♪ウチら今宇宙に来てる!!」
楓「浮かれるなバカ!私らはれんげ助けに行く事を忘れんな!」
卓「」コクッ
小鞠「でも宇宙ってちょっと恐い…何か寒気が…」
蛍「大丈夫ですか先輩?私の胸の中に抱き着いていいんですからね♡」
ゴーカイシルバー「う…うぅ…目が覚めたらいきなり剛獣ドリルに乗り込んで宇宙に来てるけど何があったんだろ?
確かレジェンドの方々にお会いした夢を見てた気が…ハッ!あれは何だ!?」
剛獣ドリルのモニターで確認するとそこには宇宙空間に浮かぶ巨大な砲門が確認された。
これこそ銀河連邦警察が開発し、そして不思議界フーマが強奪した超次元砲である!
(ナレーション:正宗一成)
310 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/08(木) 00:03:44.30 ID:zwKRNUqAO
最年少特撮ヒーローはダイレンジャーのキバレンジャー(自分の記憶的には小学生)だから問題ないね
ちなみに鎧の中の人が一番好きなヒーローでもある
311 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:05:48.51 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「話には聞いていたけどアレが超次元砲…」
カッ!
蛍「大変です!超次元砲が撃ってきましたよ!?」
ゴーカイシルバー「くっ…この!?…ってあれ?」
ヒュンッ!ヒュンッ!
卓「」カチャカチャ
夏海「さっすが兄ちゃんだ!見事な操縦テクで攻撃を全部躱してるよ!」
小鞠「これで一気にれんげを救いに行けるね!」
楓「待ってろよれんげ!」
ゴーカイシルバー「…どうでもいいですけどそんなに上手く操縦されると俺の立場が…」
蛍「鎧さんも一応ハイスペックなんですけどお義兄さんには負けますよね…」
超次元砲からの攻撃を余裕で躱す剛獣ドリル。
このまま超次元砲に余裕で辿り着ける、そう思ったのもつかの間!?
(ナレーション:正宗一成)
312 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:09:03.05 ID:C1qRPzyd0
ウィィィィィ!
ゴーカイシルバー「大変だ!超次元砲がエネルギーチャージを始めていますよ!?」
夏海「つまりどういう事?」
蛍「たぶんですけど地球に向かって撃たれちゃうんじゃ…?」
小鞠「そんな…!地球が滅んじゃうよ!?」
そこへ超次元砲を操る神官ポーとフェニックスから通信が!
(ナレーション:正宗一成)
313 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:10:46.80 ID:C1qRPzyd0
神官ポー『まさかここまで追ってくるとは思いませんでした。』
フェニックス『だがこれでお終いだ!
これより超次元砲のエネルギーをフルチャージして地球に向けて撃ってやる!
ついでにお前らも片づけてやるぜ!!』
神官ポー『え?ま…待ちなさいフェニックス!?』
小鞠「大変!どうするの!?」
ゴーカイシルバー「こうなったら…剛獣神に変形だ!」
ガシャンッ! ガシャンッ!
ゴーカイシルバー「完成!剛獣神!!」
蛍「け…けど剛獣神になったからってどうするんですか!?」
314 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:11:15.63 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「この距離からじゃ発射を防ぐのは無理だ…
だったら剛獣神で超次元砲の威力を喰い止めてやる!」
楓「大丈夫なのか!?」
ゴーカイシルバー「一か八かやるしかありません!行くぞ!豪獣トリプルドリルドリーム!!」
フェニックス『超次元砲発射!!』
ドッゴオオオオオオオオオオン!!
剛獣神の必殺技と超次元砲の威力が激しいぶつかり合いを起こした!
その結果…
(ナレーション:正宗一成)
315 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:12:05.66 ID:C1qRPzyd0
バチバチッ! バチバチッ!
ゴーカイシルバー「うぅ…みなさん大丈夫ですか?」
卓「」コクッ
蛍「先輩!大丈夫ですか?」
小鞠「だ…大丈夫だからあんまり強く抱っこしないで~!息が出来な…」
夏海「ウチも平気だよ、けど何がどうなったの?」
楓「それよりもれんげはどうなった!?」
ゴーカイシルバー「たぶん無事なはずですよ。ほら、正面に見える超次元砲がありますから。
それにさっきの超次元砲の威力も剛獣トリプルドリルドリームで相殺できたから地球も無事です。
けど…」
確かに地球は無事だ、しかしその代償は大きかった…
互いの威力で相殺したとはいったものの剛獣神の方が破損個所は酷い状態で80%近くの機能が破壊されてしまった。
(ナレーション:正宗一成)
316 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:14:13.06 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「あっちは地球を一撃で葬る兵器ですからね。
それを相殺できただけでも良しとすべきでしょうけど…
80%も機能が破壊されたから変形もできないしこのまま戦う事だってできません…
無事なのは生命維持システムと通信システム…それに時間移動のためのタイムトンネル発生装置くらいしか…」
夏海「それじゃあれんちょんを救いに行けないじゃんかよ!?」
蛍「文句言っちゃ駄目ですよ夏海先輩…」
小鞠「そうだよ…とにかく地球が助かっただけでもよかったと思わなきゃ…」
楓「クソッ、れんげがいるとこまで目と鼻の先だってのに!」
機能の大半が低下して動く事もままならない豪獣神。
だがそれは超次元砲にいるフェニックスと神官ポーも同じであった…
(ナレーション:正宗一成)
317 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:18:38.51 ID:C1qRPzyd0
~超次元砲内部~
ヴィー!ヴィー!ヴィー!
れんげ「何か音がうるさいのん!」
神官ポー「無茶な事をしてくれましたねフェニックス。
私は止めたのにあなたが先ほど急な発射をした所為で超次元砲は暫く使い物にならなくなってしまいましたよ。
どうしてくれるのですか?」
フェニックス「俺に指図するんじゃねえ!
大体エネルギーのチャージやら修理なんてすぐにできるだろうが!
心配するまでもねえだろ!」
神官ポー「その間に誰も攻めてこないという保証があるのですか?」
フェニックス「…」
れんげ「フェニックスマヌケなん。」
318 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:21:35.16 ID:C1qRPzyd0
フェニックス「あーっ!うるせえ!こうなったら奥の手を使うまでだ!!」
神官ポー「奥の手ですか?あなたの言う事はどうも信用ができませんが…
フェニックス「いいから俺さまのやりたいようにやらせろ!」
神官ポー「では私は別行動を取らせて頂きます…」
フェニックス「ケッ!勝手にしやがれ!うん…?」
れんげ「そうはさせないんな!」ポカポカ
フェニックス「やかましい!優しくしてれば付け上がりやがって!
まあいいや、そうやって暴れているのも今の内だ!これから面白い光景を見せてやるよ!」
れんげ「?」
れんげはたった一人、敵の基地内で反抗をしていた。
だが悲しいかな、所詮は子供の力…敵うはずが無い…
そしてその頃、地上でも戦いに動きがあった!
(ナレーション:正宗一成)
319 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:22:25.27 ID:C1qRPzyd0
~地上~
ギャバン「ディメンションボンバー!」
ドガッ!
ダークギャバン「おのれ!」
V3「戦いは我らに優勢だな!」
ビッグワン「一刻も早くこいつらを倒して宇宙にいるゴーカイシルバーたちの救援に向かわねば!」
一方、地上ののんのん村ではギャバンたちスーパーヒーローの活躍でダークギャバン率いる怪人軍団に対して優勢に戦っていた。
だが…
(ナレーション:正宗一成)
320 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:23:04.26 ID:C1qRPzyd0
ドン・ホラー「ヒーローたちよ!いつまでも!」
魔王サイコ「調子に乗るなぁぁぁぁぁ!」
「「なんだと!?」」
しかしそこに復活したが今まで隠れ潜んでいたドン・ホラーと魔王サイコが突然姿を現しヒーローたちに襲い掛かってきた!?
(ナレーション:正宗一成)
「「うわぁぁぁぁぁぁ!?」」
ひかげ「あぁっ!?ヒーローたちが…」
このみ「うわわ…途端に劣勢になっちゃったよ…」
一穂「こりゃまずいね…」
321 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:23:38.40 ID:C1qRPzyd0
ダークギャバン「よくやったぞドン・ホラーに魔王サイコ!
今までのお返しだ、者ども!この村を火の海にしてしまえ!!」
「「オォーーーーーーーーーー!!」」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォ!!
ビルゲニア「フハハハハ!燃えろ!燃えろ!」
ダロム「これでこの村は焦土と化すわ!」
ボスガン「これでもし仮に子供たちが戻って来たとしても村は焼け野原、絶望に沈む顔が見ものだな!」
地上ののんのん村では怪人軍団の猛攻の末、村が大火事に!
これでは子供たちの帰る場所が無くなってしまう!どうなるのか!?
(ナレーション:正宗一成)
322 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:24:19.45 ID:C1qRPzyd0
~豪獣神~
そして豪獣神のコクピットでもゴーカイシルバーと蛍たちが村が大火事になっている光景を目撃していた。
(ナレーション:正宗一成)
ゴーカイシルバー「なんてヤツラだ!村に火を付けるなんて…」
小鞠「そんな…私たちの村が…」
夏海「これじゃあウチらの帰る場所が無くなっちゃうよ!?」
蛍「このssシリーズ始まって以来の大ピンチですよ!どうしましょう…」
突然の光景に動揺を隠せない蛍たち…
だが超次元砲の内部にいるフェニックスからある通信が入ってきた!
(ナレーション:正宗一成)
323 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:25:11.11 ID:C1qRPzyd0
フェニックス『どうやら地上でも大変な事になってるらしいな人間ども!』
蛍「フェニックスさん!?」
楓「おいお前!れんげはどうした!?何かあったらタダじゃすまないからな!!」
フェニックス『れんげ?このチビがどうかしたか?』
楓「れんげ無事か!おいれんげ…?」
れんげ『…』
モニターに映っていたれんげは自分の村が燃えている村を見て無言になっていた。
当然である、れんげよりも年上の蛍たちでさえこの光景を見て動揺しているのだ。
幼子のれんげが見ればそれは絶望に追い込まれてもおかしくはないはずだ。
(ナレーション:正宗一成)
324 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:26:54.36 ID:C1qRPzyd0
蛍「れんちゃん…でも待って…絶望?もしかしてフェニックスさんの狙いは!?」
フェニックス『そうだ!ギャバンの時は失敗したがこのガキを絶望させてファントムを生み出すんだ!!
ファントムってのはな、こういう何も知らねえ世間知らずなガキの方が強いファントムが生まれやすいのさ!
さあガキ!絶望してファントムを生み出しやがれ!!』
ゴーカイシルバー「何てヤツだ!
あんな小さい子をファントムを産むためのゲートに使うだなんて…!?」
小鞠「そんな…れんげ!」
夏海「れんちょん!チクショー!許さないぞフェニックス!!」
楓「おいやめろ…れんげには手を出すなーーーー!!」
フェニックス『ハーッハハハハ!!無駄無駄!!諦めるんだな!!』
豪獣神のコクピットに響き渡る必死の叫び。
その叫び声を無駄だと嘲笑うフェニックス、だが…
(ナレーション:正宗一成)
325 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:27:41.68 ID:C1qRPzyd0
れんげ『お前…何言ってるん?』
フェニックス『あん?何でお前絶望しねえんだ?』
れんげ『そんなの決まってるん、ヒーローのみんなが頑張ってるんな!
ヒーローのみんなが頑張ってくれてる限りウチも頑張るん!!絶対に絶望なんかしないのん!!』
フェニックス『な…なんだと!?』
そう!れんげは絶望などしてはいなかった!
未だにのんのん村で諦めずに戦い続けるスーパーヒーローたち。
彼らの姿がれんげの心を絶望に向かうのを喰い止めていたのだ!
(ナレーション:正宗一成)
フェニックス『おのれ…!
こうなれば絶望しないゲートに用なんかねえ!お前を殺してやる!!』
ボォッ!
フェニックスは自らの手に炎を宿し、その手でれんげを焼き殺そうとしようとした!
このままではれんげはフェニックスの手により殺されてしまうぞ!?
(ナレーション:正宗一成)
326 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:28:55.64 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「れんげちゃん!?
頼む!動いてくれ!豪獣神!
子供の危機に何も出来ないなんて…これじゃ俺…正義のヒーロー失格だよ!?」
蛍「鎧さん…」
楓「クソッ!れんげ…」
ゴーカイシルバーの必死の叫びも虚しく豪獣神は動く事はできなかった…
しかしその時であった!
(ナレーション:正宗一成)
ピー…ガガー…
『だ…か…き…え…る…か…こちらは…』
蛍「あれ?豪獣神の通信機器に何処からか連絡が来てますよ?」
ゴーカイシルバー「通信…?ひょっとしてマーベラスさんがこの事態を察知して助けに来てくれたんじゃ!?」
夏海「とにかく出てみようよ!兄ちゃんちょっと通信開いて!」
卓「」コクッ
ピッ!
正体不明の相手からの通信、果たしてその相手は?
(ナレーション:正宗一成)
327 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:29:52.34 ID:C1qRPzyd0
三浦『ようやく繋がったか!
やあゴーカイシルバー、私はU.A.O.Hの三浦参謀長だ!!』
蛍「うわっ!また同じ顔の人が出た!?でもU.A.O.Hって何だろ…?
あの鎧さんは何か知ってますか…ってあの鎧さん!?」
ゴーカイシルバー「ああああああああああああああああああああああああああああああ…」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
328 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:32:01.26 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「ああああああああああああああああああああああああああああああ…」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
329 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:32:28.34 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「ああああああああああああああああああああああああああああああ…」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
330 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:33:15.23 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「ああああああああああああああああああああああああああああああ…」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
331 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:34:25.99 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「ああああああああああああああああああああああああああああああ…」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゴーカイシルバー「あなたさまは!?
U.A.O.H(the United Air force OHranger)
つまり超力戦隊オーレンジャーを指揮する三浦尚之参謀長さまじゃないですか!!」
蛍「鎧さん…驚き過ぎですから…」
332 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:35:42.12 ID:C1qRPzyd0
楓「それでアンタが助けに来てくれるのか?」
三浦『いや、残念ながらどうやら我々のいる世界とキミたちの世界はどうも違うらしい。
すまないが我々U.A.O.Hには異世界を行き来する事は出来ん…
こうやって交信するのがやっとな状況なんだ。』
小鞠「そんな…」
夏海「それじゃ打つ手無しって事じゃんかよ!?」
三浦『だが諸君、心配するな!
ゴーカイシルバー、キミが乗っている豪獣神だがそのロボにはタイムレンジャーのタイムマシンの機能があるはずだね!』
ゴーカイシルバー「は…はい!でも豪獣神はもう機体ダメージが大きいから動けないんですけど…」
333 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:36:31.15 ID:C1qRPzyd0
三浦『いや、豪獣神を動かす必要はない!
豪獣神に組み込まれているタイムトンネルの発生装置!それを使ってヒーローたちを呼び出すんだ!!』
「「ヒーローたちを呼び出す!?」」
三浦『そうだ!それしか手が無い!
タイムトンネル発生装置のスイッチを押すんだ。
そうすればキミたちが望むヒーローたちが助けに来てくれるはずだ!』
ゴーカイシルバー「なるほど、この状況をなんとかしてくれるヒーローを呼べばいいんですね!」
三浦『ただし、ヒーローを呼ぶのは強い意志を持った子供でなければダメだ。
他の異世界への移動は何が起こるかわからんからな!
純粋な想いが強くなければヒーローたちも呼びかけに応じてくれないかもしれん!』
楓「という事は私やお前じゃダメって事か…」
ゴーカイシルバー「純粋ってだけなら俺だって負けないんですけど…」
334 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 00:37:49.46 ID:C1qRPzyd0
夏海「よーし!それじゃウチらがヒーローを呼ぶぞー!」
小鞠「そうだね!最新のヒーローたちを呼ぼう!!」
卓「」コクッ
蛍「最新のヒーローといえば仮面ライダー鎧武に烈車戦隊トッキュウジャーですね!」
ポチッ!
そして三浦参謀長の言う通り、越谷家の子供たちが豪獣神のタイムトンネル発生装置のスイッチを押した!
(ナレーション:正宗一成)
シュンッ!
シュンッ!
シュンッ!
そして突如宇宙空間にタイムトンネルが発生!
そこから三つの光がトンネルの中から現れて一つは超次元砲の内部へ。
もう一つは豪獣神の近くへ、そして最後の光は地球ののんのん村へと飛んだ!!
(ナレーション:正宗一成)
342 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:32:29.77 ID:C1qRPzyd0
~超次元砲内部~
フェニックス「あばよクソガキ!死ね!!」
れんげ「!?」
ガシッ!
れんげ「あれ?ウチ…無事なん!」
フェニックス「なっ…!俺の邪魔をするのは誰だ!?」
れんげに迫りくるフェニックスの魔の手!
だがそのフェニックスの魔の手から一人の男がれんげを救い出した!
その男とは…かつて何度ものんのん村を訪れたあの…黒き太陽の宿命を持つ男!!
(ナレーション:正宗一成)
343 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:34:26.38 ID:C1qRPzyd0
光太郎「大丈夫かいれんげちゃん?」
れんげ「光太郎!光太郎が来てくれたん!?」
フェニックス「な…なんだお前は!?」
光太郎「俺の名は南光太郎、かつてこの子に何度も助けられた者だ!
れんげちゃんの命を奪おうとするとは…ファントム!許さん!!変……身!!」
ギッチギチ!!
光太郎が両腕の拳に力を込める!
そして飛蝗男の姿を経て彼はのんのん村の子供たちが知る黒き勇者の姿に変身した!
(ナレーション:正宗一成)
BLACK「「仮面ライダーBLACK!!」」
れんげ「おぉー!仮面ライダーBLACKなんな!!」
344 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:35:39.51 ID:C1qRPzyd0
フェニックス「仮面ライダー…?BLACK…?そういえば指輪の魔法使いとちょっと似てやがるな?
だが指輪の魔法使いと比べると妙に古臭そうなヤツだ、こんなヤツに俺さまが負けるかよ!
来い!メデューサ!グレムリン!あの野郎を倒すぞ!!」
メデューサ『…』
グレムリン『…』
無言の傀儡と化したメデューサとグレムリンを引き連れ仮面ライダーBLACKと三対一の戦いを行うフェニックス!
(ナレーション:正宗一成)
BLACK「トァッ!」
フェニックス「中々やるな!だが三対一だ、お前に勝機は無いぜ!
それに他の連中だって同じだ、お前ら全員諦めて絶望しやがれ!」
BLACK「悪いが絶望などする気は無い!
それにこのピンチに駆けつけたのは………俺一人だけじゃない!!」
BLACKの言う通り、この危機に駆けつけたヒーローたちは他にもいた。
それは大破した豪獣神の下にも…
(ナレーション:正宗一成)
345 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:36:15.97 ID:C1qRPzyd0
~豪獣神~
神官ポー「フフフ!」
ゴーカイシルバー「お前は神官ポー!?
そうか!豪獣神が壊れてる隙を狙って侵入したんだな!!」
神官ポー「抵抗するのは無駄ですよ。
私が率いている戦闘員ミラクラーたちがお前たちを逃がしません!」
楓「チッ!」
小鞠「うぇぇ…これじゃあれんげを救うどころの話じゃないよ!」
夏海「あれ…?
ちょっと待った!これモニターに何かでっかいのが映ってない?」
346 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:37:27.08 ID:C1qRPzyd0
蛍「本当ですね…あれってもしかして基地じゃ…?」
「「基地!?」」
蛍の言う通りだった!
この宇宙空間に突如として基地が出現したのだ!
その基地とは…
(ナレーション:正宗一成)
ゴーカイシルバー「あれってひょっとして…マグマベース…?そうだ間違いない!マグマベースですよ!!」
蛍「マグマベースって確か…」
小鞠「ファイブマンの星川兄妹のお家だね!」
楓「あぁ、うちの店にも置いてあるDXマックスマグマか。あれ高過ぎて全然売れないんだよな…」
突如として現れたのはマグマベースとは…
地球戦隊ファイブマンの基地であり本来は宇宙船でもあるのでこうして宇宙空間での活動も可能だ。
そんなマグマベースから牽引ビームが出されてボロボロの豪獣神を格納しようとする。
(ナレーション:正宗一成)
347 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:38:07.29 ID:C1qRPzyd0
ガシャンッ!
神官ポー「これはどうなっているのですか!?」
ゴーカイシルバー「マグマベースに豪獣神が格納されたんだ!」
それだけではない!
格納された豪獣神の内部に5人の青年たちがやってきた!
(ナレーション:正宗一成)
「「フーマ!お前たちの好きにはさせないぞ!!」」
神官ポー「お前たちは何者ですか!?」
小鞠「あ…あの人たちは!?」
夏海「間違いないよ!あの人たちは…兄弟先生だ!!」
348 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:39:23.53 ID:C1qRPzyd0
ゴーカイシルバー「おおおおおおおおおおおおおお!!あの方々は…!?
かつて星川博士が惑星シドンで植樹作業をしていた最中に現れた銀河宇宙の征服を目論んだ混成エイリアン軍団、銀帝軍ゾーン!
銀河皇帝メドーにより999個の惑星を滅ぼされてついにその魔の手は地球へ…
しかし地球には星川博士の子供たちである星川兄妹がいたんです!!
そしてあの方々こそ…その…星川兄妹!
学さん、健さん、和美さん、レミさん、文也さんの5兄弟のみなさんですよ!!」
蛍「鎧さん、いつもながら説明お疲れ様です。」
学「話は全てU.A.O.Hの三浦参謀長から聞いている!行くぞみんな!」
健「オウッ!兄貴!」
文也「俺たちは14番目のスーパー戦隊!」
和美「そして奇跡の絆で結ばれた兄妹!」
レミ「守れよ、その愛で!大切な人を、大切な人の未来を!」
「「ファイブマン!!」」
変身の掛け声を上げると同時に星川兄妹はそれぞれの変身用のVチェンジャーブレスとVチェンジャーコンパクトを掲げた!
そして見よ!彼らこそ銀帝軍ゾーンと戦った5人の戦士たちだ!!
(ナレーション:正宗一成)
349 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:40:43.11 ID:C1qRPzyd0
ファイブレッド「星川学、ファイブレッド!」
ファイブブルー「健、ファイブブルー!」
ファイブブラック「文矢、ファイブブラック!」
ファイブピンク「数美、ファイブピンク!」
ファイブイエロー「レミ、ファイブイエロー!」
「「地球戦隊!ファイブマン!!」」
神官ポー「ファ…ファイブマンだと!?」
夏海「うひゃー!ウチらが観てるスーパー戦隊がやってきたよ!」
小鞠「うん!ニュータウン小学校の兄妹先生たちだよ!」
卓「」コクッ
ゴーカイシルバー「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
星川兄妹の生変身をこの目で見れるなんて俺感激です!!
ファイブマーン!ファイブマーン!!あとでサインくださ~い!!」
蛍「あの…最新の戦隊だから…トッキュウジャーは…?」
350 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:41:43.74 ID:C1qRPzyd0
ファイブレッド「神官ポー!この子たちには指一本触れさせはしないぞ!」
神官ポー「小癪な…こうなればミラクラーたちよ!ファイブマンを倒すのです!!」
ミラクラー「「ショワショワショワー!」」
ファイブレッド「そうはさせん!」
ファイブブルー「兄貴!まずはこの雑魚どもから片づけようぜ!」
ファイブイエロー「行くわよ!」
「「ファイブラスター!」」
ドシュッ!ドシュッ!
ミラクラー「「ショワワ~!?」」
ファイブブラック「次は!」
ファイブイエロー「これよ!」
「Vサーベル!」
ズバッ!
ミラクラー「ショワギャァァァァ!?」
神官ポー「おのれファイブマン!?」
351 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:43:13.16 ID:C1qRPzyd0
小鞠「やったー!ミラクラーたちがあっという間に倒されたよ!」
夏海「さっすがファイブマンの兄妹先生たち!」
楓「なんだか知らんが今時の戦隊(?)も意外とやるもんだな。」
卓「」コクッ
ゴーカイシルバー「ファイブマーン!頑張って!!」
蛍「まさか仮面ライダーBLACKとファイブマンが駆けつけてくれるとは予想しませんでした…
あれ…?でも確かさっきタイムトンネルから現れた光は三つだからあと一つは一体?」
蛍が最後の光の正体について疑問を抱いていた頃、地上でも異変が…
(ナレーション:正宗一成)
352 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/08(木) 21:44:28.45 ID:zwKRNUqAO
そういやファイブマンはゴーカイ可哀想レジェンドの一つだったな
(中の人引退とかで帳尻あわせのバスコの被害者レジェンド、ファイブマン・マスクマン・フラッシュマン・チェンジマン・サンバルカンが該当)
353 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:48:13.99 ID:C1qRPzyd0
~地上~
ゴォォォォォォォォォォ!!
ダークギャバン「フハハハハハ!燃えろ燃えろ!炎よ、全てを焼き尽くすのだ!!」
ドン・ホラー「正義のヒーローどもよ!恨むのなら我らではなく不甲斐無い自分たちを恨むのだな!」
魔王サイコ「そうだ、貴様たちが無駄な抵抗をしなければ我らとてこの様な手段に応じる事も無かったろうに!」
「「ワーッハハハハハハハ!!」」
ギャバン「おのれフーマめ!既に勝った気でいるとは…」
V3「だが我々にはこの火事を鎮火させる能力が無いとは…」
デンジブルー「このままでは子供たちの故郷を焼け野原にされてしまうぞ!」
アオレンジャー「諦めるな!我我が諦めたらそれまでだ!」
ビッグワン「そうだ!どんな時でも希望は必ず残されているはずだ!」
バトルケニア「森も動物も苦しむ声が聞こえてくる…こんな卑劣な事をするとは許さんぞフーマ!!」
既に勝利を確信したのかヒーローたちとのんのん村の住人たちを嘲笑うフーマの怪人軍団!
そしてその光景を目の当たりにしている一穂、ひかげ、このみの三人…
(ナレーション:正宗一成)
354 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:49:24.09 ID:C1qRPzyd0
一穂「これは本当にやばいかもね…」
ひかげ「こんな火事じゃ消防団だって消せないよ!」
このみ「このままじゃ私たちの家まで引火しちゃうよ!どうしたら…」
三人がこの事態を目の当たりにしているとそこに先ほどの黒い傘を被った修行僧がやってきた!
(ナレーション:正宗一成)
修行僧(黒)「どうやらここはワシの出番じゃな!」
このみ「あ、さっきのまだ一人だけ正体を明かしてないお坊さんだ!」
ひかげ「え~とお坊さんも正義のヒーローなの?」
一穂「だったらこの事態をどうにかしてくれんかねぇ…」
修行僧(黒)「残念ながらワシはヒーローという訳ではない。何故ならワシは…ハッ!」
バサッ!
そして黒の笠の修行僧がついに己の正体を明かす!
なんとそこには驚愕の姿が…!?
(ナレーション:正宗一成)
355 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:51:24.66 ID:C1qRPzyd0
正木「私は警視庁特別救急警察隊の正木俊介本部長だ!」
ひかげ「警視庁…?」
一穂「特別救急警察隊…?おやおや警察の人でしたか。でもあれ?そんな組織聞いた事ないような…?」
ひかげと一穂は聞いた事も無い組織の名前に思わず首を傾げる。
しかしこのみは正木の正体を知り驚きを隠せずにいた!
(ナレーション:正宗一成)
このみ「ま…正木本部長さん!?うわぁ~!本物だぁ!ちょっと感激しちゃうよ!
あとで越谷家の子たちに自慢しちゃおうっと!」
ひかげ「ちょっとちょっと!このみ…このおじさんの事知ってるの?」
このみ「勿論だよ!だってこの人は…」
356 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:52:25.10 ID:C1qRPzyd0
正木「その前にちょっといいかな?
竜馬、正木だ!事態は把握しているな!すぐに消火作業に掛かってくれ!!」
正木は携帯電話を取り出し『竜馬』という人物に指示を送った。
それと同時にサイレンの音を鳴らす白いパトカーがどこからともなくやってきた!
(ナレーション:正宗一成)
ファンッ! ファンッ! ファンッ! ファンッ!
ひかげ「白い…パトカー…?」
一穂「正直今はパトカーじゃなく消防車に来てほしいんだけどねぇ…」
このみ「待って!あのドアに書かれてる『WSP』のマークはもしかして…」
白いパトカーは正木やこのみたちの近くにやってきた。
そこから一人の黒い革ジャンを着た青年とそれに上空からは緑と黄色のロボットまでもが現れた!
(ナレーション:正宗一成)
357 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:53:13.91 ID:C1qRPzyd0
正木「紹介しよう。
彼らは警視庁特別救急警察隊の隊長の香川竜馬、それにサポートドロイドのバイクルとウォルターだ!」
竜馬「本部長、ただいま現地に到着しました!」
ウォルター「しかしいきなり訳も分からず来てみればこんな田舎の村で大火災とは…」
バイクル「えらいこっちゃで!急いでなんとかせにゃならんきに!」
正木「うむ、この村を絶対に焼け野原にしてはならん!全員直ちに消火作業に掛かってくれ!!」
竜馬「了解!」
ウォルター「イエッサー!」
バイクル「まかせてチョ!」
ひかげ「あれ?警察ってレスキュー活動もするんだっけ?」
このみ「勿論!なんてったってこの人たちは…」
358 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:53:59.53 ID:C1qRPzyd0
そして香川竜馬が乗る白いパトカー、ウインスコードは爆音を上げて炎の中に突っ込んで行く!
(ナレーション:正宗一成)
ブロロロロロロ!!
ギャバン「あれは…パトカーか?」
デンジブルー「いかん!ここは危険だぞ!?」
ダークギャバン「パトカーだと?馬鹿な人間め、飛んで火にいる夏の虫とはまさにこの事だ!」
ドン・ホラー「そのまま燃え死ぬがいいわ!」
「「ガハハハハハハ!!」」
ウォルター「あいつら…我々を完全に舐めきっているな!」
バイクル「ワシらの力を見せつけてやるがね!」
竜馬「行くぞ二人とも!SPカードイン!着化!!」
ウィィィィィィィ!!
『着化』、香川竜馬がその言葉を発すると同時にウインスコードはファイヤースコードに変形していく!
そしてバイクルとウォルターも装備を換装して消火活動を行う!
(ナレーション:正宗一成)
359 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:54:46.70 ID:C1qRPzyd0
ウォルター「マルチパック、ファイヤーバージョン!」
バイクル「クラッパー、液体窒素弾!」
?????「ケミカルディスチャージャー!」
シュゥゥゥゥゥ!
ダークギャバン「なんだと!?」
ビルゲニア「我々が起こした炎の海を…」
ダロム「瞬時に消しおった!?」
バトルケニア「やったぞ!これで形勢逆転だ!」
ギャバン「だが彼らは一体何者なんだ…?」
360 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:56:01.95 ID:C1qRPzyd0
消火作業を終わらせたバイクルとウォルター、それにファイヤースコードから赤いクラステクターに身を包んだ香川竜馬が現れた!
(ナレーション:正宗一成)
ファイヤー「警視庁特別警察隊、特警ウインスペクター隊長ファイヤー!!
この村を焼き尽くそうとした貴様らを我々は絶対に許さないぞ!!」
バイクル「そうだがね!」
ウォルター「悪党どもめ、神妙にしろ!」
ギャバン「そうか!彼らがこの地球の平和を守る新たなるメタルヒーローなのか!」
ファイヤー「はい、しかし我々はメタルヒーローというよりもレスキューヒーローですけどね!」
V3「なるほど、新しいメタルヒーローか。」
アオレンジャ「だがまさかレスキューヒーローとはな!」
ビッグワン「しかも人命救助を第一に活動するとはさすがはあの正木本部長が組織しただけの事はあるな!」
バイクル「おいウォルター!本部長がいっぱいおるで!?」
ウォルター「本部長は四つ子だったのか…?」
361 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:57:09.70 ID:C1qRPzyd0
新旧ヒーローたちの会合、その光景をひかげたちが目の当たりにしていた。
(ナレーション:正宗一成)
ひかげ「特警…?」
一穂「ウインスペクター…?
そういえばれんちょんがいつも日曜の朝にそんな番組を観てたような気が…」
このみ「うんそうだよ!特警ウインスペクターっていうのはねぇ…」
特警ウインスペクターとは、平和を愛し、友情を信じ、
人の命を守る為犯罪に立ち向かう、『警視庁特別救急警察隊』の事である!!
(ナレーション:正宗一成)
このみ「せっかく説明しようとしたらどこからともなく聞こえてくる渋い声のナレーションさんに先を越されちゃったよ…」
362 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 21:59:29.12 ID:C1qRPzyd0
~豪獣神~
そして地上でのこの光景をモニターを通して子供たちも目撃していた!
(ナレーション:正宗一成)
夏海「ひゃっほー!特警ウインスペクターまできてくれたよ!」
小鞠「さすがこの村の最新のヒーローたちだね!ヒーローのみんな!頑張って!!」
卓「」コクッ
蛍「…」
小鞠「あれ?蛍どうしたの?」
363 :
1 [saga]:2014/05/08(木) 22:00:16.46 ID:C1qRPzyd0
蛍「確かに最新のヒーローがこのピンチに駆けつけてくれました…」
蛍「けど…」
蛍「けど…!」
蛍「最新のヒーローといっても…
『この村の』最新のヒーローじゃないですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」
蛍「でも別に嫌じゃないので、むしろ大変よろしいのでみなさん頑張ってください!」
ゴーカイシルバー「蛍ちゃん耐性が付いたというか…なんというか…諦めの境地だね…」
蛍「単にもう慣れただけです、ウフフ…」
368 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/08(木) 22:24:17.44 ID:wmuLySoM0
GJ
ウインスペクターはウチのはじめてのメタルヒーローでした。懐かしい
それにしても光太郎はRXではなくBLACKとは舐めプに近い手加減してますなwww
371 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/08(木) 23:18:51.80 ID:7Uw2uzISO
この村でゴジラVSシリーズとか平成ガメラシリーズとか見たら大変なことになるな、間違いなく。
372 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/08(木) 23:36:59.94 ID:6gRXM3Pz0
絶望するのは、フェニックスになるな。
373 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/09(金) 00:04:53.73 ID:X6XLzHCd0
>>344 絶望などする気は無い! ×
絶望のしようがない! △
絶望するのはお前らだ ○
374 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/09(金) 01:35:30.55 ID:842NRQDF0
大丈夫、フェニックスさんはあの太陽に延々と耐えてきた不死身の御方だ。
太陽の王子であるてつをにもきっと善戦してくれる。
そう、だよね?きっと…
379 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 19:58:30.38 ID:RxbCwBpn0
仮面ライダーBLACK、地球戦隊ファイブマン、それに特警ウインスペクターの参戦により戦況は正義のヒーローたちに一気に傾いた!
~マグマベース~
格納された豪獣神からファイブマン、それに神官ポーが出てきた!
(ナレーション:正宗一成)
神官ポー「ミラクラーを全て倒すとは…」
ファイブレッド「覚悟しろ神官ポー!ここなら思いっきり戦えるぜ!」
ファイブブルー「兄貴!さっさとやっちまおうぜ!」
神官ポー「だがまだ私はやられるわけには…こうなれば!」
ズズズズズズズ!
夏海「あ!神官ポーの姿が変わっていくよ!?」
小鞠「怪人に変わっちゃうんだ!」
そう、神官ポーは遂に自らの本当の姿を現した!
その姿は鬼女!それも恐らくこの世で最も醜い醜悪な鬼女である!!
(ナレーション:正宗一成)
380 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 19:59:26.56 ID:RxbCwBpn0
不思議獣ポー「遂にこの姿を晒さなければならないとは…
本当はこの美しい地球をそのまま手に入れたかった…ですがお前たちヒーローが現れた所為でそれも敵わぬ夢となった!
我らフーマは今ではこの青い星を欲しようとは思わない…ただ…破壊するのみ!!」
バリバリバリバリッ!
ファイブイエロー「キャァッ!?」
ファイブブラック「不思議獣になった神官ポーの電撃攻撃が!?」
ゴーカイシルバー「こうなったら俺も行きますよ!」
ファイブピンク「待ってゴーカイシルバー!」
ファイブブルー「こいつは俺たちが倒す、キミは子供たちを守るんだ!」
ファイブレッド「行くぞ!お前の相手は俺たちファイブマンだ!」
不思議獣ポー「来るがいい、ヒーローたちよ!」
そして地球戦隊ファイブマン対不思議獣ポーの戦いが始まった!
(ナレーション:正宗一成)
381 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:00:11.66 ID:RxbCwBpn0
ファイブレッド「まずは俺からだ!Vソードアタック!」
ファイブブルー「続いては俺だ!ツインアレイ!」
ファイブブラック「行け!パワーカッター!」
ファイブピンク「キューティーサークル!サークルフィニッシュ!」
ファイブイエロー「メロディータクト!ドレミ拳!」
ドシュッ! ドガッ! バシュッ!
ファイブマンたち兄妹戦士たちの華麗な技が次々と不思議獣ポーに炸裂する!
(ナレーション:正宗一成)
382 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:00:59.36 ID:RxbCwBpn0
夏海「さっすが兄妹先生!」
小鞠「見事な連携攻撃だね!」
卓「」コクッ
ゴーカイシルバー「うおおおお!ファイブマンの往年の必殺技を間近で見られるなんて俺感激です!!」
楓「けどこうして戦隊ヒーローの戦いを間近で見ると5対1ってかなり卑怯だよな…」
蛍「駄菓子屋さん…そういう野暮なツッコミはやめましょう…」
ファイブレッド「よし、今だ!アースカノン!」
その掛け声と同時にマグマベース内部よりファイブマンのサポートロボットであるアーサーG6が出動する!
(ナレーション:正宗一成)
383 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:02:28.76 ID:RxbCwBpn0
キィィィィン!
楓「あ、何かやってきたぞ!」
小鞠「あれはアーサーだよ!アーサーG6だ!兄妹先生たちの親代わりのアーサーG6だよ!!」
蛍「思うんですけど親代わりのロボットをバズーカにするってどうなんでしょうか…?」
アーサーG6「ファイブマン!行くよ!」
ゴーカイシルバー「しかも変形して…あれはまさか!?」
そしてアーサーG6はファイブマンの必殺バズーカ砲へと変形していく、その名も…
(ナレーション:正宗一成)
ファイブマン「「アースカノン!レディ!ターゲットロック!」」
不思議獣ポー「くだらない…そんな物でこの私をたおせるわけが!」
夏海「大変だ!不思議獣ポーが迫ってきた!」
小鞠「ファイブマン危ないよ!?」
384 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:03:11.70 ID:RxbCwBpn0
ファイブレッド「大丈夫だ小鞠ちゃん!
神官ポー、たとえどんな理由があろうと地球を破壊するのは俺たちファイブマンが許さない!行くぞ、ファイヤー!!」
アーサー「Go!」
ドッガァァァァァァン!!
不思議獣ポー「ギャァァァァァァ!?」
夏海「やったー!」
小鞠「不思議獣ポーを倒したよ!」
蛍「でも戦隊のパターンだと…この後間違いなく…」
楓「あぁ…あれだよな。あのパターンになるよな…」
卓「」コクッ
カッ!
ゴーカイシルバー「ハッ!大変ですよみなさん!?不思議獣ポーが巨大化しました!?」
蛍、楓「「やっぱり…」」
385 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:16:13.52 ID:RxbCwBpn0
~宇宙~
不思議獣ポー『ガァァァァ!!』
巨大化した不思議獣ポーはマグマベースを抜け出し外からマグマベースを破壊しようとした。
だがファイブマンも負けてはいない。マグマベースからファイブマシンを出動させたぞ!
(ナレーション:正宗一成)
ファイブレッド「みんな、合体だ!」
ファイブブルー「オウッ!」
ファイブマン「「合体!トリプルジョイント!」」
そして現れたのは!
スカイアルファ、キャリアベータ、ランドガンマ、の3つのマシンが合体したファイブロボだ!!
(ナレーション:正宗一成)
ゴーカイシルバー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
ファ…ファ…ファイブロボですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全高:36.5m、重量:268t、出力:180万hpのあのファイブロボが俺の目の前で合体してるぅぅぅぅ!!」
蛍「はいはい、鎧さんは落ち着きましょうね。」
小鞠「ファイブロボってうちにもあるよね。」
夏実「そうそう、母ちゃんが三つに変形するから三人で遊べるだろって!」
卓「」コクッ
蛍「お義母さま…中学生の子供に戦隊ヒーローの玩具を買い与える親ってちょっとどうかと思いますが…」
386 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:17:12.70 ID:RxbCwBpn0
ファイブレッド「銀河に一つのこの星を守りたまえ!」
ファイブマン「「超次元ソード!!」」
ドバッ!
不思議獣ポー『グギャァァァァァァァァ!!??』
ファイブロボの超次元ソードの斬撃を受けて不思議獣ポーは宇宙空間で大爆発を起こした!
(ナレーション:正宗一成)
夏海「やったね!」
小鞠「さっすがファイブマン!」
卓「」コクッ
ゴーカイシルバー「くぅ~!やっぱりファイブロボカッコいいですね!!」
蛍「先ほどから本当にこの村の子たちや鎧さん得な展開ばかりですね。」
楓「よし、これで邪魔者はいなくなったしさっさとれんげを迎えに行くぞ!」
「「オォー!!」」
こうして不思議獣ポーを倒したファイブロボとマグマベースはそのまま超次元砲へと向かった!
(ナレーション:正宗一成)
387 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:17:40.51 ID:RxbCwBpn0
~地上~
V3「V3パンチ!V3きりもみチョップ!」
ガシッ! バシッ!
ダロム、ボスガン、ビルゲニア「「ぐっ…グハァッ!?」」
一方地上で戦いも決着が着こうとしていた。まずは仮面ライダーV3からだ!
(ナレーション:正宗一成)
ダロム「おのれV3!」
ビルゲニア「我ら三人を相手に猪口才な!」
ボスガン「こうなれば三人同時に仕掛けるぞ!」
388 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:18:10.36 ID:RxbCwBpn0
バッ!
ひかげ「うわっ!あいつら一緒になって仕掛けてきた!?」
このみ「V3頑張って!」
V3「ああ!今こそV3の力を極限まで高めてやる!!」
一穂「おや?V3がベルトにパワーを集中しているね?」
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!
V3の変身ベルトであるダブルタイフーンの風車がとてつもない勢いで回転を始める!
それは彼を改造手術した仮面ライダー1号と2号から受け継がれた力と技を全て解放するためだ!!
(ナレーション:正宗一成)
389 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:18:55.39 ID:RxbCwBpn0
V3「トォッ!V3マッハ…キィィィィィック!!」
ダロム「グオオオッ!?」
V3「次はお前だボスガン!V3回転三段キィィィィィック!!」
ボスガン「うぎゃぁぁぁぁぁっ!?」
ビルゲニア「おのれ…ダロムとボスガンが!?
だが俺はヤツらと違って貴様になど負けんぞ!ビルセイバー!ダークストーム!!」
ビルゲニアの必殺技であるダークストーム!
辺りに突風が発生して常人なら息も満足に出来ない状況だ!だが…
(ナレーション:正宗一成)
390 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:20:13.02 ID:RxbCwBpn0
V3「ならばこちらも!レッドランプパワー解放!行くぞ!トォッ!!」
V3が空高くジャンプをする、そしてレッドランプパワーを解放した必殺技が今放たれる!!
(ナレーション:正宗一成)
V3「V3必殺キィィィィィィーーーーーック!!!!」
ビルゲニア「なっ何ぃぃぃ!?今度こそ創世王になれると思ったのに………
ぐ…ぐわぁぁぁぁぁぁ!!???」
ドッカァァァァァァァン!!
こうしてライダーV3の連続の必殺技により大神官ダロム、剣聖ビルゲニア、ボスガンの三人は再び倒された。
そして他の怪人たちも…
(ナレーション:正宗一成)
391 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:21:58.99 ID:RxbCwBpn0
ビッグワン「そろそろお前たちとの戦いに決着を付けよう!」
アオレンジャー「我らの必殺技を受けてみろ!」
「「トォッ!!」」
戦隊ヒーローであるビッグワン、アオレンジャー、バトルケニア、デンジブルーが同時に空高くジャンプする!
そしてそれぞれの武器で怪人たちを目掛けて必殺技を放つ!!
ビッグワン「ビッグワンフィニッシュ!!」
アオレンジャー「ウルトラブルーチェリー!!」
バトルケニア「ペンタフォース!!」
デンジブルー「デンジパンチ!!」
「「う……うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!????」」
ドッゴォォォォォォォン!!
往年の戦隊ヒーローたちによる必殺技を受けて大帝王クビライが甦らせた戦隊ヒーローと過去に戦った怪人たちは全て倒された。
(ナレーション:正宗一成)
392 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:23:16.48 ID:RxbCwBpn0
ビッグワン「一度甦った者など我らの敵ではない!」
ひかげ「あぁ…だから再生怪人って雑魚ばっかなんだ…」
一穂「それは言っちゃいけないお約束だよ。」
このみ「次はギャバンさんだね!」
393 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:23:54.46 ID:RxbCwBpn0
ダークギャバン「おのれ…!我が甦らせた怪人たちを次々と倒しおって!?」
ギャバン「次はお前の番だぞダークギャバン!行くぞ、レーザーブレード!!」
ブオンッ!!
宇宙刑事ギャバンの必殺武器レーザーブレードだ!
そしてギャバンのゴーグルが光り出すと同時にレーザーブレードへ刃に、
ダイナミックレーザーパワーが注入され文字通り光の剣となった!!
(ナレーション:正宗一成)
ギャバン「これで終わりだ!ダークギャバン!」
ダークギャバン「ほざけギャバン!死ぬのはお前の方だ!ダークレーザーブレード!!」
しかしダークギャバンも負けてはいない!
同じく悪の剣、ダークレーザーブレードを取り出しギャバンに斬りかかった!
(ナレーション:正宗一成)
394 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:29:03.27 ID:RxbCwBpn0
ギャバン「「ギャバンダイナミック!!」」
ダークギャバン「「ダークギャバンダイナミック!!」」
ドバッ!!
ひかげ「うおお!ギャバンとダークギャバンが同時に斬りかかったよ!?」
一穂「え~と…どっちが勝ったんだい?」
このみ「見て!あれって…」
バチッ!
ギャバンの肩から火花が散った。
どうやらダークギャバンはギャバンの肩を斬りつけていたようだ。
(ナレーション:正宗一成)
395 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:30:32.89 ID:RxbCwBpn0
このみ「そんな…じゃあ勝負は!?」
正木「いや待て!勝負は最後までわからんぞ!」
ダークギャバン「フハハ!どうだギャバン!我のか……ち……だ……」
ズルッ…
ドオオオオオオオオオオン!!
その台詞を言う前にダークギャバンの身体は正面から真っ二つに斬り裂かれていた。
それもそのはず、ギャバンの肩を斬りつけたと同時にギャバンはダークギャバンの身体を一刀両断していたのだ!
(ナレーション:正宗一成)
ギャバン「たとえ俺の姿はコピーできてもそこに正義の意志が無いのなら恐れる事はない!!」
このみ「やったね!ダークギャバンを倒したよ!」
正木「よーし!これで残るは…」
396 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:31:21.75 ID:RxbCwBpn0
魔王サイコ「くっ!まさかダークギャバンが敗れるとは…」
ファイヤー「魔王サイコ!お前の相手は私たちウインスペクターだ!」
バイクル「大人しくしいや!」
ウォルター「そうだ!大人しく逮捕されろ!」
魔王サイコ「おのれ…まるで我が宿敵宇宙刑事シャリバンを思い出させる赤いメタルヒーローめ!
こうなれば貴様らだけでも…!!」
バチッ!バチッ!
「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
特警ウインスペクターが魔王サイコを取り囲む。
しかし魔王サイコは強力な高圧電流を流しウインスペクターたちを圧倒する!
(ナレーション:正宗一成)
397 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:32:10.49 ID:RxbCwBpn0
ファイヤー「スゴイ電流だ…だが負けてはいられないぞ!ウォルター!」
ウォルター「了解、ディスライダーシールドモード!」
魔王サイコ「なんだと!電流が防がれている!?」
バイクル「お次はワシだがね!バイスピア!」
ドガッ!バシッ!
だがウインスペクターも負けてはいない!
ウォルターのディスライダーのシールドで電流を防ぎ、バイクルのバイスピアで応戦だ!
(ナレーション:正宗一成)
398 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:37:30.52 ID:RxbCwBpn0
ファイヤー「よし、今度はこっちがヤツに電流をお見舞いするぞ!デイトリックM-2、ショックウェイブ!!」
バシュゥッ!!
魔王サイコ「グォォッ!?」
正木「バイクル、ウォルター!今の内にヤツの動きを封じるんだ!」
バイクル、ウォルター「「クラッパー、アンカーユニット!」」
正木の指示通りにバイクルとウォルターはクラッパーのワイヤーで魔王サイコの身体を拘束させる。
そしてファイヤーが魔王サイコに止めの一撃を加える!
(ナレーション:正宗一成)
ファイヤー「マックスキャリバー!レーザーソード!!」
ズバッ!!
魔王サイコ「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」
そしてファイヤーのマックスキャリバーの一撃が炸裂!
魔王サイコは断末魔の悲鳴を上げると共に消滅してしまった…
(ナレーション:正宗一成)
399 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:43:33.65 ID:RxbCwBpn0
このみ「やったー!これで全員倒せたね♪」
ひかげ「あれ…?全員?」
一穂「え~と…確かギャバンが大帝王クビライが変身したダークギャバンを倒して…
それから他の怪人たちもV3やビッグワンたちが倒して…
それにたった今魔王サイコは倒せたわけで…はて?何か忘れている気が…?」
ドン・ホラー「「まだだ!まだ終わってはいないぞ!このドン・ホラーがいるのを忘れるな!!」」
ひかげ、このみ、一穂「「すっかり忘れてた!?」」
すっかり忘れていたかも知れないがまだドン・ホラーが生き残っていたのだ!
卑怯にも戦いの決着を影で眺めていたドン・ホラーは、
ヒーローたちが怪人たちを倒して油断しているこの瞬間を狙っていた!
(ナレーション:正宗一成)
400 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:43:59.71 ID:RxbCwBpn0
ドン・ホラー「ハァァァァァ!!」
シュバッ! シュバッ!
バイクル「おわわっ!?」
ウォルター「おのれ!このような触手で我々の動きを拘束するとは!?」
ファイヤー「バイクル!ウォルター!?」
ドン・ホラー「部下たちよりも自分の心配をしろ!次はお前だ!!」
ファイヤー「くぅ…」
ドン・ホラーの脅威の力の前にさすがのウインスペクターも苦戦する!
だがそんな時、どこからかともなくエンジン音が聞こえてきた!
(ナレーション:正宗一成)
401 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:44:42.29 ID:RxbCwBpn0
ギャバン「サイバリアンスピン!」
ドン・ホラー「ぐへっ!?おのれギャバン…」
ギャバン「ファイヤー!力を合わせてヤツを倒すぞ!レーザーブレード!!」
ファイヤー「ハイ!マックスキャリバー!!」
正木「そうだファイヤー、ギャバンと共に力を合わせるんだ!」
一穂「これは新旧ヒーローのお決まりの合体技のフラグだね。」
ひかげ「ヒーローモノの定番だよね。」
このみ「頑張ってファイヤー!」
402 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:45:32.68 ID:RxbCwBpn0
ギャバン「ギャバン!」
ファイヤー「ファイヤー!」
ギャバン&ファイヤー「「ダイナミィィィィィーーーーック!!!!」」
ドン・ホラー「な…なんだとぉぉぉぉぉぉ!?!?」
なんとまさかの展開!
宇宙刑事ギャバンと特警ウインスペクター隊長ファイヤーの新旧ヒーローの合体技ギャバンファイヤーダイナミック!!
その威力は凄まじくあの強敵であるドン・ホラーを一撃で仕留めるほどだ。
(ナレーション:正宗一成)
403 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:46:26.21 ID:RxbCwBpn0
ファイヤー「ありがとうございますギャバン。あなたの助太刀が無ければヤツを倒せませんでした。」
ギャバン「それはお互い様だ。
キミたちが駆けつけてくれなければこの村は灰と化していたかもしれないんだからな。」
正木「うむ、まさにヒーローたちの協力で倒せたな。」
一穂「これはいいコラボだね。れんちょんに見せてあげたかったよ…」
このみ「うんうん!後で絶対小鞠ちゃんたちに自慢しちゃお♪」
ひかげ「それじゃあここにいる連中は片付いたし後はれんげを助け出せば…」
この場にいるフーマの悪の怪人軍団は確かに滅んだ。
だがその時!
(ナレーション:正宗一成)
404 :
1 [saga]:2014/05/10(土) 20:49:22.38 ID:RxbCwBpn0
クビライ『おのれヒーローたちめ!!』
アオレンジャー「大帝王クビライ!?バカな!まだ生きていたのか!?」
ビッグワン「なんという事だ…ヤツは魂のままでも生きていられるのか…!」
クビライ『我は永遠に不滅だ!まだ奥の手はある!来いダークドルーよ!』
ダークドルー「ガアアア!!」
バトルケニア「おお!大帝王クビライの魂がダークドルーに憑依してしまったぞ!」
デンジブルー「しかもそのまま宇宙に飛んで行った!?」
ギャバン「ヤツはこれから何をする気なんだ?」
ダークドルーに憑依した大帝王クビライはそのまま空高く飛び宇宙へと去って行った。
そしてその頃、宇宙にある超次元砲内部では…
(ナレーション:正宗一成)
407 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/10(土) 21:42:46.43 ID:8RYdFP2AO
乙
ヒーローは子供の未来を守るものだからこれでいいと思うのん
さあ、これからが本当の地獄絵図(悪にとっての)ですねw
408 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/10(土) 23:21:14.00 ID:GSFray2w0
乙
そういえば思い出したけど、この村じゃ転生したガテゾーンとゲドリアンが暮らしてたっけな
たぶんボスガンがやられてるの見て「ざまぁww」って思ってるんだろうな
409 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/11(日) 00:07:10.14 ID:GDjV+3rZ0
さあ、メインイベントだな。乙。
410 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:42:46.32 ID:2J2qMqep0
~超次元砲内部~
BLACK「行くぞロードセクター!スパークリングアッタック!!」
グール「「グギャギャギャギャギャ!?」」
フェニックス「クソッ!グールどもが全滅だと…!?たかが一人を相手になんでこんな事に…」
れんげ「やっぱりBLACKは強いんな!」
その頃、超次元砲内部では仮面ライダーBLACKが捕らわれの身であったれんげを救出して単身ファントムたちと戦っていた。
(ナレーション:正宗一成)
411 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:43:26.78 ID:2J2qMqep0
BLACK「今度はお前たちの番だ!」
フェニックス「ふざけるな!返り討ちにしてやるぜ!メデューサ!グレムリン!
あの黒いヤツを倒せーーーー!!」
メデューサ『…』
グレムリン『…』
フェニックスの命令でBLACKに襲いかかるメデューサにグレムリン!
だが…
(ナレーション:正宗一成)
バシッ! ゲシッ!
メデューサ『グヘッ…』
グレムリン『ガハッ…』
フェニックス「何だこれは…?お前らこんなに弱かったかよおい!?」
412 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:45:34.71 ID:2J2qMqep0
BLACK「こんな魂の無い人形がこの俺の相手になるものか!行くぞファントム!!」
ビカァァァァ!
フェニックス「眩しい!なんだこりゃ!?」
れんげ「BLACKのバイタルチャージなん!仮面ライダーの必殺技が発動するのん!」
BLACK「「ライダーチョップ!!」」
メデューサ『!?』
BLACK「「ライダーパンチ!!」」
グレムリン『!?』
仮面ライダーの必殺技が二体のファントムに命中!
ファントムたちは身体から燃え盛る炎とともにその姿は消滅していった!
(ナレーション:正宗一成)
413 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:46:36.31 ID:2J2qMqep0
フェニックス「メデューサ!?それにグレムリン!?この役立たずどもが!」
BLACK「次はお前だフェニックス!覚悟しろ!
れんげちゃんをこんな目に合わせたお前を絶対に許さん!!」
フェニックス「ひっ…ひぃぃ…!?」
BLACK「「ライダーキィィィィィーーーーック!!」」
バキィィィィ!!
フェニックス「グオォォォォォ!?」
必殺のライダーキックがフェニックスに命中!
フェニックスもまた先ほどのファントムたちと同じく炎に包まれ消滅しようとした…
その時!?
(ナレーション:正宗一成)
414 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:47:44.49 ID:2J2qMqep0
フェニックス「ハハハハハハ!!」
BLACK「何!?こいつ何故ライダーキックを喰らって生きているんだ?」
フェニックス「俺はフェニックスだ!俺の特性は死と再生、何度倒されようがその度に甦るんだよ!
そして……パワーアップしてな!!」
ボォォォォォ!!
れんげ「フェニックスが炎に包まれて……あれは…?パワーアップしてるん!?」
BLACK「なんだって!?」
れんげの言う通りだった。
ライダーキックを喰らい一度は倒されたフェニックスであったが…
彼の特性である死と再生の力を使い、パワーアップして甦ったのだ!
(ナレーション:正宗一成)
415 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:48:39.11 ID:2J2qMqep0
フェニックス(進化体)「おおおおお!力だ!有り余る力を感じやがるぜぇ!
こいつはスゲェ!まるで賢者の石でも取り込んだかのような力だ!!」
BLACK「これがヤツがパワーアップした姿か…
身体が先ほどよりも刺々しく顔つきもさらに凶暴になっているとは!?」
ライダーの言うようにフェニックスの身体はかつて仮面ライダーウィザードが戦ったグレムリンの進化体と同じような姿であった。
それもそのはず…
仮面ライダーBLACKの持つ太陽の石キングストーンが同じく炎の属性を司るフェニックスに運悪く力を与えてしまったのだ。
仮面ライダーBLACKにとってこれほど相性の悪い相手は他にいないだろう…
(ナレーション:正宗一成)
416 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:49:30.62 ID:2J2qMqep0
BLACK「だがどんな姿に変わろうと…俺は何度でもお前を倒す!」
フェニックス(進化体)「バカめ!最早俺はさっきとは違うんだよ!」
ガシィッ!!
BLACK「なんだと!?…ぐっ…この力は…うわぁぁぁぁぁ!?」
れんげ「フェニックスがライダーを力でねじ伏せているんな!?」
フェニックス(進化体)「弱え!弱えぞライダー!アハハハハハハハ!!
所詮お前らヒーローなんざこんなモンよ、さてと…止めを刺させてもらうぜ!!」
れんげ「か…仮面ライダーが…炎に飲み込まれているん!?」
フェニックス(進化体)「ハハハ!どうだガキ?
お前が頼りにしていたヒーローってのは所詮はこの程度だぜ!
どうだ?これに懲りて絶望したかぁ?」
まるでれんげを嘲笑うかのように問い詰めるフェニックス。
だがれんげは…
(ナレーション:正宗一成)
417 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:51:20.34 ID:2J2qMqep0
れんげ「大丈夫なん!ライダーはお前のようなヤツには絶対に負けないのん!!」
フェニックス(進化体)「何をバカな事を…この野郎は俺の炎でもうすぐ死ぬんだ…って何だ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
BLACK「なるほど…お前は一度太陽にその身を生きながら焼かれていたらしいな…
それに俺の力の源である太陽の石キングストーンの力に影響されてパワーアップされたわけか…
だが!太陽の力は決して悪のモノなどではない!」
フェニックス(進化体)「な…なんだこいつ!?何故俺の炎で焼き尽くされないだと!?
こんなの指輪の魔法使いだってありえねえぞ!!??」
BLACK「ファントム!
俺はお前の炎…いや…太陽の力に負ける事は絶対にあり得ない!何故なら俺は…ハァッ!!」
418 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:52:04.67 ID:2J2qMqep0
ヴァァァァァァ!!
その時、不思議な事が起こった!
仮面ライダーBLACKの体内に埋め込まれているキングストーンが炎の力を全て吸収したのだ!!
そしてライダーの身体が黒とオレンジの二色に変化した。
(ナレーション:正宗一成)
フェニックス(進化体)「なんだこいつ…姿が変わっていく…お前は何者だ!?」
ロボライダー「俺は炎の王子!RX!ロボライダー!!」
フェニックス(進化体)「ロ…ロボライダーだと…?まあいい!誰であろうが俺の炎に適うモノか!!」
れんげ「フェニックスがロボライダーを燃やそうとしてるんな!
けど大丈夫なん!ロボライダーはそんな炎なんかへっちゃらなのん!!」
419 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:56:28.43 ID:2J2qMqep0
フェニックス(進化体)「ふざけた事言ってんじゃねえ!
俺の炎を喰らって今まで無事だったヤツは一人もいねえんだよ!ウラァッ!!」
ゴォォォォ!
れんげ「フェニックスが炎のパンチを繰り出したん!ロボライダー!」
バシッ!
ロボライダー「この程度の炎の拳ではこの俺は倒せんぞフェニックス!」
れんげ「フェニックスの火なんかロボライダーには通じないんな!」
フェニックス(進化体)「バ…バカな!?
何故俺の炎に焼かれているのに貴様は平然として…いや…それどころか益々パワーを増しているんだ!?」
ロボライダー「教えてやる!炎は俺の力となるのだ!喰らえ!ボルティックシュータ!!」
ビシュンッ!
フェニックス(進化体)「ぐはっ!?だ…だが…まだだ…まだやられちゃいねえ!」
420 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:58:08.27 ID:2J2qMqep0
ロボライダー「これではキリがないな…ヤツを倒すにはどうすれば…?
そうだ!ファントムは確か人間が絶望して死亡して生み出された存在!ならば…」
カッ!
れんげ「ロボライダーの身体が水のように青くなったん!これはもしかするともしかするん!!」
フェニックス(進化体)「な…なんだこいつは!?俺に纏わりついてきやがる!?や…やめろ!!」
シュバッ!
フェニックス(進化体)「ようやく俺の身体から出やがったか…!
待て?お前は…青い身体をしてるな…さっきのヤツはどうした!?それに誰を抱えてやがる?」
421 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 17:59:12.43 ID:2J2qMqep0
バイオライダー「俺は怒りの王子!RX!バイオライダー!!
俺が今抱えているのが誰かだと?よく見ろ!これはお前自身だ!!」
フェニックス(進化体)「なっ…!?
そいつはかつてワイズマンが引き起こしたサバトでゲートとして死んだはずの俺の本体…
確か名前は…藤田雄吾!?何でお前がそいつを抱えているんだ!?」
バイオライダー「俺は身体をゲル化させてお前の体内に侵入した。
そしてお前が持つ不死身の特性を利用してゲートである藤田雄吾を甦らせたのだ!」
フェニックス(進化体)「だがそれがどうしたってんだ!?………あ…なんだ…身体から力が抜けていく!?」
バイオライダー「お前たちファントムはゲートと呼ばれる人間を媒介にして生まれるそうだな。
その人間が生き返ったのならばお前たちファントムは消滅するしかないはずだ!喰らえ!バイオブレード!!」
ドバッ!
フェニックス(進化体)「ぐ…うぅ…なんてこった…苦しい!俺はこんなとこで終るのか!?」
れんげ「フェニックスが苦しんでるん!今なんな!」
カッ!!
バイオライダーがさらなるフォームチェンジをする。
その姿はロボライダーでもバイオライダーでもない、仮面ライダーBLACKの進化形態である!
その名も…
(ナレーション:正宗一成)
422 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 18:00:48.43 ID:2J2qMqep0
RX「「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACKRX!!」」
フェニックス(進化体)「RX…?た…太陽の子だと!?」
RX「そうだ、俺は太陽の子!お前に地獄の苦しみを与えた太陽はこの俺には命の恵みでもある!!
フェニックス、お前は先ほど俺にとってお前は相性の悪い相手と言ったがそうではない!
お前にとってこの俺こそが最も相性の悪い相手だったんだ!!」
フェニックス(進化体)「よ…よせ!やめてくれ!?」
RX「問答無用!行くぞ!RXキィィィィック!!」
バシッ!!
フェニックス(進化体)「ぬわぁぁぁぁぁぁ!?」
RXキックをまともに喰らってしまったフェニックス。
いつもなら再生する事が可能であるがRXがゲートである藤田雄吾を甦らせたために、
フェニックスの特性は既に無くなってしまい後は消滅を待つしかなかった。
(ナレーション:正宗一成)
423 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 18:02:13.30 ID:2J2qMqep0
れんげ「RX…フェニックスはどうなるん?」
RX「このファントムは既にゲートである人間が再生してしまったためにもう自分の存在を保てないでいるんだ。
哀れなヤツめ、だがこれも今まで大勢の人間をファントムにしてきた報いだ。
これで全て終わった。さあれんげちゃん、地球へ…みんなのところへ帰ろう。」
れんげ「わかったんな!」
RXはライドロンを呼び出してれんげと意識を失っている藤田雄吾を乗せると超次元砲内部から脱出しようとした。
だが…
(ナレーション:正宗一成)
424 :
1 [saga]:2014/05/11(日) 18:09:29.13 ID:2J2qMqep0
とりあえずここまで
リボルケインはまだお預けなん
それとこのssにおけるファントムの設定はかなりオリジナルな設定が含まれてるので
細かい考察をするのは勘弁してほしいん
425 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/11(日) 18:15:54.59 ID:hIt3is8/0
乙
大丈夫、仮に公式でRX対フェニックスがあっても120%てつをが勝つから
426 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/11(日) 19:57:34.71 ID:4Xl7irlNo
乙 やっぱ、てつをは最高なんな!
427 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/11(日) 22:04:55.85 ID:SMuZhC2co
乙
RX相手は相性とかそういう問題じゃないと思う
428 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/11(日) 23:25:19.09 ID:GDjV+3rZ0
正に王道。読んでてすがすがしいな。乙。
429 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/12(月) 13:31:19.55 ID:lMNrE17AO
正宗さん本当いつもお疲れさんです!
430 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/12(月) 19:21:42.47 ID:4lYWN86j0
平成好きの必死の抵抗としては、藤田雄吾の遺体はどこにあったんだっていうのが
431 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/12(月) 22:27:32.02 ID:6IgUDJIj0
乙なんな!
RX「フェニックス、お前は先ほど俺にとってお前は相性の悪い相手と言ったがそうではない!」
フェニックス「え…?俺そんなこと言ってな
RX「問答無用!RXキィィィィック!!」
正宗一成「………」
433 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/13(火) 15:35:59.71 ID:NKqksT450
晴人はいつになったらでてくるのだろうか…
435 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:50:31.26 ID:Bcc5uI7w0
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
RX「何だこの禍々しい気配は…?まだ何かあるというのか!?」
「「グガガガ…!!」」
れんげ「RX!アレを見るん!さっき倒したファントムたちが合体していくのん!?」
RX「なんだって!?」
「「ウガァァァァ!!」」
れんげの言う通りであった。
RXとれんげの目の前に現れたのはフェニックス、メデューサ、グレムリンが合体した姿…
その名も!
(ナレーション:正宗一成)
436 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:51:18.65 ID:Bcc5uI7w0
ファントムキメラ「「ガァァァァ!!」」
RX「こ…これは!?
先ほど倒したはずのフェニックス、メデューサ、グレムリンの顔を併せ持ったキメラの化け物が…
そうかわかったぞ!フェニックスは不死の力が無くなったために屍となったメデューサとグレムリンの力を吸い取ったんだな!
しかしそれと引き換えにファントムとしての人格を失い最早ただの凶暴なだけの化け物と化したわけか!?」
ファントムキメラ「「ウガアアアアア!!」」
れんげ「おわわわわわなん!?」
RX「しまった!ライドロンに乗せたれんげちゃんが…ファントムキメラにライドロンと一緒に捕まってしまった!?」
既に理性を失ったファントムキメラはライドロンに乗っていたれんげと藤田雄吾を体内の内部に取り込んでRXが攻撃できないように仕組んだ。
それと同時にこの超次元砲内部にまるでドラゴンの鳴き声が鳴り響いた!
(ナレーション:正宗一成)
437 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:52:34.10 ID:Bcc5uI7w0
ダークドルー「ガァァァァァァ!!」
ファントムキメラ「「グガァァァァ!!」」
RX「この黒いドラゴンは…確か地上で宇宙刑事ギャバンが戦っていたはずでは…?」
クビライ『フフフ!まだ奥の手が残されているわい!』
そこに現れたのは大帝王クビライが憑依したダークドルーであった。
それにもう一人…
(ナレーション:正宗一成)
神官ポー「お…お爺様…」
クビライ『オォ…我が孫ポーよ…生きておったか…!』
神官ポー「は…はい…ファイブロボにやられる寸前に咄嗟に元の姿に戻り難を逃れました…
お爺様!私の最後の力をお爺様に託します!そして正義のヒーローどもを一網打尽にしてみせましょう!!」
クビライ『よくぞ申した!それでこそ我が孫だ!!』
「「ハァァァァァァ!!」」
RX「な…なんだと…これは!?」
そして神官ポーは最後の魔力を振り絞る。
大帝王クビライの魂を憑依させたダークドルーに超次元砲の動力を搭載させて今までの数倍ものパワーを得る事に成功したのだ!
(ナレーション:正宗一成)
438 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:53:07.41 ID:Bcc5uI7w0
神官ポー「完成しましたわ!これぞ我がフーマが誇る最終兵器!その名も…」
「「ガァァァァァァァ!!!!!」」
クビライ『フハハハハ!超次元砲の動力を得た最強のドルー!超次元フーマドルーだ!!』
RX「超次元…フーマドルーだと!?
そうか、超次元砲は先ほどフェニックスが無茶な発射をした所為で故障してしまった…
本来なら修理が必要なはずだが俺たちが攻めてきたから敢えて修理ではなくこうしてダークドルーに動力を移した方が手っ取り早いという事か!」
れんげ「なんか意外とシンプルな名前なん。」
超次元砲の動力を得てパワーアップしたダークルー改めフーマドルー!
その姿は先ほどのダークドルーよりもさらに禍々しくそして電子星獣ドルーよりも数倍ものパワーを誇る!!
(ナレーション:正宗一成)
RX「フーマドルーめ!この俺が相手だ!」
神官ポー「ご安心なさい、あなたの相手はこのファントムキメラがやってくれますよ。」
ファントムキメラ「「ガアーーーーーーーー!!」」
RX「くっ…」
突如として出現するフーマドルー!
だがRXの前にはファントムキメラが立ちはだかる!
フーマドルーはそんなRXを無視して外に出て縦横無尽に暴れ始めた!
(ナレーション:正宗一成)
439 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:53:45.38 ID:Bcc5uI7w0
~宇宙~
同じ頃、この光景を超次元砲に接近するファイブロボに乗っているファイブマン、それに蛍たちも目撃していた。
(ナレーション:正宗一成)
フーマドルー「「ギャォォォォォォ!!」」
ゴーカイシルバー「な…超次元砲にダークドルーが入ったかと思ったら…」
蛍「なんかダークドルーよりもでっかいのが出てきましたね…」
夏海「あれって地上でギャバンが戦っていたダークドルーだよね?なんかパワーアップしてない?」
小鞠「うん…さっきよりも凶暴そうでしかも大きくなってるし…」
卓「」コクッ
ファイブピンク「そうね…安易に近付くのは危険よ。」
ファイブブルー「あんなの見かけ倒しだ!兄貴、やっちまおうぜ!」
ファイブレッド「あぁ!どの道ここで引き下がるわけにはいかない!」
楓「そうだ!あそこにはれんげがいるんだ!待ってろよれんげ!」
蛍「でもこういう時に無理して敵に挑むと…」
そんな蛍の心配を余所にファイブマンたちはファイブロボをフーマドルーに接近させる!
(ナレーション:正宗一成)
440 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:55:06.64 ID:Bcc5uI7w0
ファイブレッド「ツインカノン!」
クビライ『フハハハハ!効かぬ!効かぬぞ!』
ファイブブラック「ならこれだ!ダブルショットガン!」
クビライ『無駄だ!無駄だ!お前たちの攻撃などこのフーマドルーには効かぬのだ!』
ファイブピンク「なんてヤツなの!?」
クビライ『今度はこちらの番だ、ドルファイヤー!』
ファイブイエロー「気を付けて!超高火炎よ!?」
ボォォォォォォ!!
「「うわぁぁぁぁぁぁ!?」」
ファイブレッド「なんてヤツだ!ビクともしないぞ!?」
ファイブブルー「それよりも向うのパワーは明らかにこっちよりも上だぜ…」
蛍「やっぱり…ラスボスがパワーアップした直後に挑むとやられちゃうのはヒーローモノのお約束ですね…」
441 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:55:48.07 ID:Bcc5uI7w0
楓「クソッ!最後の最後になってこれかよ…」
クビライ『今こそ我らフーマの復讐を果たす時!
かつては欲したがその所為で我らフーマを滅亡の危機にまで追い込んだ忌々しい地球…
だが最早躊躇する事もあるまい!
この超次元砲の砲台をこのまま地上に貴様らの村にぶつけてやろう!!』
「「なんだって!?」」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!
その時である!
超次元砲に取り付けられている噴射装置が動き出した。
この巨大な超次元砲の砲台が地球に向けて発進したのだ!!
(ナレーション:正宗一成)
442 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:56:22.88 ID:Bcc5uI7w0
ゴーカイシルバー「そんな事をすれば地上はとんでもない被害を受けますよ!?」
蛍「ていうか私たちの村なんか跡形もなく吹っ飛んじゃいますよぉ…」
小鞠「そんな…私嫌だよ!自分の住んでる家が無くなるなんて…」
夏海「ウチだって嫌だよ!あんな何も無いとこでもウチの大事な家なんだぞ!」
卓「」コクッ
楓「ふざけた事しやがって…絶対にぶっ飛ばす!」
ファイブレッド「そうだ!大帝王クビライ!お前の好きにはさせないぞ!」
ガシンッ!
ファイブマンは傷ついたファイブロボを動かし再び超次元砲目掛けて突進する。
だがそこには…
(ナレーション:正宗一成)
443 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:56:56.56 ID:Bcc5uI7w0
クビライ『来るか屑鉄め!
我がフーマの戦闘機、それに戦闘母艦たちよ!その木偶の坊を木端微塵にしてしまえ!!』
ヒューン! ヒューン! ヒューン!
ピシューンッ! ピシューンッ! ピシューンッ!
「「うわぁぁぁぁぁ!?」」
ファイブブルー「兄貴!敵の戦闘機に戦闘母艦がファイブロボを取り囲んでいるぞ!?」
ファイブレッド「こいつらどうあっても俺たちを行かせない気でいるな!」
ファイブイエロー「一体どうすれば…」
絶体絶命のピンチに陥るファイブマンに蛍たちのんのん村の子供たち…
それは超次元砲内部で戦っているRXも同じであった。
(ナレーション:正宗一成)
444 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:57:57.50 ID:Bcc5uI7w0
~超次元砲内部~
ファントムキメラ「「ガガァァァァ!!」」
RX「くっ…!」
れんげ「RX!ウチに構わず戦うんな!」
RX「ダメだ!もし下手にファントムキメラに攻撃すればヤツに取り込まれているライドロン…
それに乗っているれんげちゃんたちにまで危害が加わってしまう!
バイオライダーでヤツの侵入も試したが他のファントムの特性の所為かそれも不可能だった…
なんとかしなければ…
一刻も早くこの超次元砲を止めなければ地球が…のんのん村が…だがそれには!?」
れんげ「RX!?」
迂闊にファントムキメラに攻撃を加えることが出来ないRX。
そこへ神官ポーがRXに語りかけてきた。
(ナレーション:正宗一成)
445 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 17:59:20.85 ID:Bcc5uI7w0
神官ポー「まったく、あなた方正義のヒーローとやらはつくづく愚かですね。
地球を救いたいのならその小娘を犠牲にしてファントムキメラを倒して、
この砲台を動かしている噴射装置をさっさと破壊すればいいのです。
ちなみに噴射装置のコントロール装置ですが…それはこのファントムキメラの中に仕掛けてございますけどね。」
RX「なんだって!?」
神官ポー「あのフェニックスという男はどうにも思慮の浅いのが見え見えでしたからね。
このような超次元砲が使えなくなった時に備えてあの男を太陽から救出した時に私が細工を施したのですよ。
いざという時はあの男共々こうして地球に落下させようとね…」
神官ポーの言う事は本当であった。
RXが自らの超視覚であるマクロアイで確認すると確かにファントムキメラの体内にそのコントロール装置があるのが確認された。
だがその部分はライドロンに乗っているれんげたちが捕らわれている場所でもあった!
(ナレーション:正宗一成)
446 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 18:00:37.85 ID:Bcc5uI7w0
神官ポー「予期せぬ偶然とは恐ろしいものですね。
まさか取り込まれた子供がいるところがあの制御装置のある場所だとは…ホホ!
もしその制御装置を破壊すれば既に不死の力を失ったファントムキメラも消滅してこの超次元砲の落下も止まるでしょう。
ですがそこにいるれんげという娘は確実に死ぬ事だけは理解なさい。」
RX「おのれフーマ!許さん!!」
れんげ「RX!ウチに構わずにやるん!」
RX「れんげちゃん!?」
れんげ「ウチ一人が犠牲になれば地球は…村は救われるん!
だからRX…!お願いなん!ウチの大事な人たちがいる村を救ってほしいんな!!」
神官ポー「おやおや、今時我が身を犠牲にするとは幼気な娘だこと!
さて、仮面ライダーBLACKRX。あなたはこの娘の文字通り命懸けのこの願いを聞き入れるのですか?」
確かにれんげの言う通りである。
れんげの命を犠牲にすれば地球は…いやのんのん村が救われるのは間違いないのだろう。
だがRXの返答は…
(ナレーション:正宗一成)
447 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 18:03:23.22 ID:Bcc5uI7w0
神官ポー「まあ!」
れんげ「な…なんでなん!?」
RX「いいかいれんげちゃん!
今この瞬間、キミの事を心配してくれている蛍ちゃんや夏海ちゃんや小鞠ちゃんたちの大切な友達、
それに駄菓子屋さんやお姉さんたちの大事な人たちがいるじゃないか!
キミが死んだりしたらあの人たちはどうなる!?きっと悲しみに暮れてしまうはずだよ…
諦めるんじゃない!こんな時こそ…俺たちヒーローを頼ってくれ!!」
れんげ「で…でも!」
RX「それに俺は前にれんげちゃんに助けてもらった事があるからね…今度は俺がキミを助ける番だ!!」
れんげ「RX…」
448 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 18:04:48.60 ID:Bcc5uI7w0
神官ポー「フフ、やはり正義のヒーローとは愚かですね。
このままこの少女を犠牲にすれば大勢の命が救われたはずなのですがね。
あの銀河連邦警察ですら小数を犠牲にする決断を下したというのに…」
RX「だがそんな事をすれば一人の少女の未来が失われてしまう…
いいか覚えておけ神官ポー!この世に犠牲にしていい命なんて一つも無いんだ!!」
神官ポー「まったく…なんと諦めの悪い男でしょうか…
ですがあなた一人が粋がっていても既にどうする事も出来ないのですよ。」
RX「お前の言う通りだ。
確かに俺一人ではこの状況はどうにもできないだろう…」
神官ポー「ホホホ!」
RX「そうだ…俺…『一人』ならな!!」
れんげ「?」
451 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 18:08:54.33 ID:Bcc5uI7w0
状況は絶望的だ…
超次元砲はその機能を停止したモノの今度はその巨体を利用して地上ののんのん村に落下寸前。
これを阻止するためには超次元砲に設置されている噴射装置の制御装置を停止させねばならないが…
その装置はれんげが取り込まれているファントムキメラの内部に設置されているために迂闊に手を出すことが出来ない。
まさに絶体絶命のピンチ!?
だがしかしその時!まさに………その時であった!!
『その時!!奇跡が起きた!!!!』
(ナレーション:正宗一成)
454 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:05:18.66 ID:Bcc5uI7w0
~宇宙~
クビライ『フーマの戦闘機たちよ!ファイブロボを破壊せよ!!』
ファイブレッド「おのれ!クビライ!?」
蛍「イヤァァァァァ!?」
大帝王クビライの指揮で傷つきボロボロになったファイブロボに迫るフーマの戦闘機たち。
だがその時…
(ナレーション:正宗一成)
455 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:06:12.28 ID:Bcc5uI7w0
ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドッカーン!!
小鞠「キャァァァァ!?………やられちゃった?」
ファイブブルー「いや…ファイブロボは無事だぞ?」
ファイブイエロー「よく見て!やられているのはフーマの戦闘機たちよ!?」
ファイブブラック「一体何がどうなっているんだ?」
どこからともなくやってくる砲撃により瞬く間に破壊されるフーマの戦闘機たち!
その正体は何なのかとファイブロボのコクピットのモニターを最大限に確認するとそこに映っていたのは…!?
(ナレーション:正宗一成)
456 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:07:22.68 ID:Bcc5uI7w0
ギャバン「みんなー!無事かー?」
バトルケニア「遅れてすまない!」
デンジブルー「これよりは俺たちも参戦するぜ!」
ゴーカイシルバー「あぁーーー!?あれは地上で戦っていたギャバンさんたちですよ!?
それに彼らが乗っているのは…」
ギャバン「そうだ!ダークギャバンのいない今なら俺たちだって宇宙に行く事が可能だからだ!
行くぞ、電子星獣!ドルーーーーーー!!!!!」
ドルー「「ガアアアアアアアアアアア!!」」
なんとそこに現れたのは!
地上でダークギャバン率いるフーマの怪人たちと戦っていた宇宙刑事ギャバンたちであった!!
彼らはギャバンの強力な味方である電子星獣ドルーに乗ってこの宇宙へ駆けつけてくれたのだ!!
(ナレーション:正宗一成)
457 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:08:07.92 ID:Bcc5uI7w0
クビライ『おのれギャバン!ここまで追ってくるとは…』
ギャバン「フーマめ!よくもこんな酷い作戦を考えたモンだな!
だがもう俺は…俺はも二度と花を…!命を踏みつける事は絶対にしないぞ!!
クビライ!今こそお前たちフーマとの戦いに決着を付けてやる!!」
バトルケニア「ギャバン!俺たちも!」
デンジブルー「ヤツとの戦いに付き合うぜ!」
クビライ『バカめ!返り討ちにしてやる!やれ!フーマドルー!!』
フーマドルー「「グガァァァァァァ!!」」
そしてこの宇宙を舞台にギャバン、バトルケニア、デンジブルーの乗る電子星獣ドルーと、
大帝王クビライの魂が憑依したフーマドルーの壮絶な死闘が始まった!
(ナレーション:正宗一成)
458 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:08:50.33 ID:Bcc5uI7w0
ファイブレッド「ギャバンたちのドルーとフーマドルーの決戦だ…」
ファイブブルー「この一騎打ち…俺たちが割って入っていいものじゃないな…」
ファイブピンク「フーマドルーとの戦いは彼らに任せましょう!」
夏海「そうだよ!ウチらは早くれんちょんを助けに行かないと!」
ゴーカイシルバー「そうですよれんげちゃんを助けに…って待った!
正面にフーマの戦闘母艦がいますよ!?」
ファイブイエロー「そんな…ファイブロボはボロボロでちょっとまずいかも…」
459 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:09:51.65 ID:Bcc5uI7w0
「「おーい!」」
ファイブレッド「何だ?無線が繋がっている?これは…マグマベースからだ!?」
V3『大丈夫かファイブマン!』
アオレンジャー『我々がいる事も忘れるな!』
正木『今からそっちに救援を向かわせる!』
ビッグワン『行くぞ!スターキャリア発進!』
ビッグワンの掛け声と共にマグマベースから発進される宇宙船スターキャリア。
そのスターキャリアから通信が届いた!
(ナレーション:正宗一成)
460 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:10:36.12 ID:Bcc5uI7w0
ファイヤー『ファイブマン!私たちも参戦するぞ!』
ファイブレッド「ウインスペクターのファイヤー!あなたが操縦しているのか!?」
ウォルター『人命救助は我々の使命だ!』
バイクル『ワシらも協力させてもらうでね!』
小鞠「やったー!ウインスペクターのみんなが来てくれたよ!」
夏海「やっぱりヒーローは頼りになるなぁ!」
卓「」コクッ
蛍「先ほど私たちが見たスーパーヒーロー大戦みたいなシチュエーションそのものですね。
まさにスーパーヒーロー大戦N(のんのんびより)とでもいうべきでしょうか…」
461 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:11:57.98 ID:Bcc5uI7w0
ファイヤー『変形!スターラウンド!』
ゴーカイシルバー「うおおお!あれはスターファイブですよ!!
いいなぁ…俺もスターファイブに乗りたいよぉ…」
楓「あぁ…うっせ!?
あとでうちに置いてあるスターファイブとマックスマグマの玩具売ってやるから黙ってろ!」
蛍「この状況でも商売を忘れない駄菓子屋さんの商魂も大したものだと思います。」
ファイヤー『ファイブマン行くぞ!』
ファイブレッド「あぁ!」
ファイブレッド、ファイヤー「「兄弟ロボフライングアタック!!」」
ドッゴォォォォォォン!
夏海「ファイブロボとスターファイブの合体技だ!」
小鞠「二機の連携技でフーマの戦闘母艦も一撃だよ!」
ゴーカイシルバー「なんという俺得なシチュエーションですか!くぅぅ…もうさっきから興奮が止まりません!!」
蛍「鎧さんはこの状況でも全然ブレないですねぇ…」
462 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:12:36.53 ID:Bcc5uI7w0
ファイヤー『ファイブマン!合体するぞ!』
ファイブレッド「了解!」
「「合体!スーパーブラザージョイント!!」」
ファイブブラック「レッグアーマー、OK!」
ファイブブルー「アームカバー、OK!」
ファイブレッド「ヘッドギア、OK!」
「「完成!スーパーファイブロボ!!」」
ファイブロボとウインスペクターたちの乗るスターファイブが合体!スーパーファイブロボの登場だ!!
(ナレーション:正宗一成)
463 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:13:18.39 ID:Bcc5uI7w0
ファイヤー「ファイブマン!このまま超次元砲内部に突入しよう!」
ファイブレッド「わかった!」
蛍「けど待ってください!まだ周りにはフーマの戦闘機たちが私たちを取り囲んでいるんですよ!?」
小鞠「本当だ!?」
楓「まったく鬱陶しいヤツらだな…れんげを助けに行く邪魔すんじゃねえ!」
スーパーファイブロボの進行を妨げるように位置するフーマの戦闘機たち。
だがそこへマグマベースから通信が!
(ナレーション:正宗一成)
464 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:14:15.57 ID:Bcc5uI7w0
V3『大丈夫だ!』
アオレンジャー『こいつらの相手は我々がする!』
ビッグワン『キミたちは超次元砲内部へ急ぐんだ!』
ファイブレッド「ですがこのフーマの戦闘機はどうすれば…?」
正木『心配ない!こいつらの相手は我々がする!』
「「えぇっ!?」」
アオレンジャー『よし、アーサーG6!マックスマグマを起動させるぞ!』
アーサーG6『で…でもマックスマグマを起動させるにはスーパーファイブロボと合体させなきゃ…』
ビッグワン『心配ない、大破した豪獣神をスーパーファイブロボの代わりにすればいい!合体!マックスクロス!!』
ビッグワンの掛け声と同時にマグマベースは人型巨大要塞マックスマグマへと姿を変える。
そして本来ならスーパーファイブロボを格納しなければならないのだがそれを大破した豪獣神で取り繕ったのだ!
(ナレーション:正宗一成)
465 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:15:38.64 ID:Bcc5uI7w0
「「完成!マックスマグマ!!」」
ゴーカイシルバー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
マックスマグマだああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
登場回数がたった2回しかないあのマックスマグマが俺の目の前にぃぃぃぃぃぃぃ!!」
夏海「そういえばあの玩具メッチャ高いから買えないんだよね。」
小鞠「さすがにアレは私たちもいらないわ…」
卓「」コクッ
ファイブマン「「………」」
蛍「目の前にその玩具で戦っているヒーローのみなさんがいるというのになんという暴言を…」
466 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:16:51.61 ID:Bcc5uI7w0
正木『行くんだファイブマン!ウインスペクター!』
アオレンジャー『キミたちは早くれんげちゃんを助けるんだ!』
ファイブレッド「わかりました!だがもう時間も無い…このまま一気に行くぞ!」
小鞠「でもどうするの?」
ファイブイエロー「これからちょっときついけどみんな我慢してね。」
ファイブブルー「みんなしっかり捉まってろよ!」
蛍「なんでしょうか…嫌な予感が…」
467 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:17:42.79 ID:Bcc5uI7w0
「「高速ジェット、ON!スーパーベクトルパンチ!!」」
ゴオオオオオオ!!
ゴーカイシルバー「ウホォォォォォ!
スーパーファイブロボのスーパーベクトルパンチですよ!
両足の高速ジェットで加速して全身のエネルギーを右拳に込めて体ごと相手に飛び込む必殺技だぁぁぁ!!」
小鞠「け…けどこれ…」
夏海「反動が…きついんだけど!?」
蛍「やっぱり嫌な予感が当りました…グエッ…」
スーパーベクトルパンチの加速でそのまま超次元砲に突入していくスーパーファイブロボ。
その後ろではマックスマグマが戦闘態勢に入っていた!
(ナレーション:正宗一成)
468 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:19:29.82 ID:Bcc5uI7w0
V3「スーパーファイブロボは行ったようだな。」
アオレンジャー「さあ、我々はこのフーマの戦闘機の後始末をするぞ!」
ビッグワン「一斉砲撃だ、マックスストーム!」
ドーンッ! ドーンッ! ドーンッ!
正木「まだいるな…こうなればマックスマグマ最大の必殺技をお見舞いしてやるか!」
「「必殺!ダイヤモンドマックス!!」」
ドシュゥゥゥゥゥゥ!!!!
ドドドドドドドドドドドドドド!!!!
アーサーG6「スゴイ!大量にいたフーマの戦闘機を一撃だ!」
正木「よーし!我々はここまでだ!」
V3「後は頼んだぞみんな!」
アオレンジャー「れんげちゃんを救い出してくれよ!」
ビッグワン「おっとみんな!まだ敵さんは湧いてくるぞ!我々はここで露払いをするぞ!!」
「「オゥッ!!」」
アーサーG6「ところでこの顔が同じおじさんたちは一体何なんだろ?ウチみたいな四つ子の兄弟??」
469 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:20:12.92 ID:Bcc5uI7w0
~超次元砲内部~
((ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ))
れんげ「なんか揺れてるん?」
RX「これは…何かが近付いてくるんだ!」
神官ポー「まさか…」
超次元砲内部に響き渡る振動、その正体は…
(ナレーション:正宗一成)
470 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:20:53.69 ID:Bcc5uI7w0
ゴッ!!
RX「あれは…巨大ロボット!?」
れんげ「スーパーファイブロボなん!」
この震動は突入してきたスーパーファイブロボが原因であった!
そしてスーパーファイブロボからファイヤースコードに乗ったファイヤーとホークアローを駆るファイブマンたちが現れた!!
(ナレーション:正宗一成)
RX「みんな!」
ファイブレッド「RX!今こそこの悪魔たちを俺たちスーパーヒーローの力を合わせて戦おう!!」
RX「しかしあのファントムキメラにはれんげちゃんたちが取り込まれたままなんだ…」
ファイブブルー「では迂闊に手は…」
471 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:22:17.29 ID:Bcc5uI7w0
ファイヤー「いや大丈夫だ!人命救助のレスキューは我々ウインスペクターに任せてくれ!」
ウォルター「その通り!」
バイクル「ワシらに任せてチョ!」
RX「大丈夫なんだなファイヤー?」
ファイヤー「あぁ!だがチャンスは一回きりだ、それにはキミたちの協力が必要だ!」
ファイブレッド「任せろ!子供の命を守るためなら!」
RX「ああ!俺たちが力を合わせてれんげちゃんを救うんだ!!」
集いし同じ時代を生きる正義のヒーローたち!今こそ力を合わせて小さな命を守るんだ!!
(ナレーション:正宗一成)
472 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:22:54.72 ID:Bcc5uI7w0
~宇宙~
ギャバン「「ドル…ファイヤァァァァァァァァァ!!!!」」
クビライ「「フーマドルーファイヤー!!」」
ドルー「「ガァァァァァァァ!!」」
フーマドルー「「グガァァァァァァ!!」」
電子星獣ドルーと悪のフーマドルーとの戦い。
格段にパワーアップしたフーマドルーが圧倒的な戦力差で勝利を確信していたがそうでもなかった…
(ナレーション:正宗一成)
473 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:23:52.47 ID:Bcc5uI7w0
クビライ『バカな…フーマドルーのパワーが押されているだと!?
何故だ…性能ならこのフーマドルーの方が圧倒的に有利なはずだぞ…!?』
ギャバン「それは俺たちが正義のスーパーヒーローだからだ!」
バトルケニア「俺たちの戦いは今を夢見て生きる子供たちと!」
デンジブルー「そして俺たちの姿を見て育った大人たちが応援してくれるから!」
「「「俺たちは戦えるんだ!!!」」」
ガカッ!!
フーマドルー「「ガガガガガ!?」」
クビライ『何!?』
ギャバンたちの圧倒的な迫力に押されたフーマドルー。
その隙を見逃さなかったドルーが一気にドルファイヤーで押し出したのだ!!
(ナレーション:正宗一成)
474 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:24:59.31 ID:Bcc5uI7w0
ギャバン「今だ!」
バトルケニア「ヤツを倒すぞ!」
デンジブルー「俺たちの力を合わせるんだ!」
ギャバンたちはフーマドルーに止めを刺すべく突進していった!
(ナレーション:正宗一成)
クビライ『動け!フーマドルー!?何故動かぬのだ!?』
先ほどのドルファイヤーのダメージで機能が停止してしまったフーマドルー。
そんな大帝王クビライの下に電子星獣ドルーの頭上に立つギャバン、バトルケニア、デンジブルーの三人の姿があった!
ギャバンはレーザーブレード、バトルケニアはコマンドバット、デンジブルーはデンジスティックを持ち構えていた!!
(ナレーション:正宗一成)
475 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:25:49.77 ID:Bcc5uI7w0
バトルケニア「これで最後だ!」
デンジブルー「今こそ!」
ギャバン「三人の力を一つに!行くぞォォォォォ!!」
「「オーバー!ダイナミックーーーーーー!!!!!」」
ズバッ!!
クビライ『な…ナニィィィィィィ!?』
フーマドルー「「ギャァァァァァァァァ!!???」」
一刀両断!
フーマドルーは真っ二つになり宇宙空間で大爆発を起こした!!
(ナレーション:正宗一成)
476 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:26:50.21 ID:Bcc5uI7w0
~超次元砲内部~
神官ポー「そんな…お爺様が…」
同じ頃、神官ポーはフーマドルーが大破して祖父の大帝王クビライが負けた事を察知した。
しかし戸惑いつつも神官ポーはこの超次元砲を地球ののんのん村に向けて落下させるのを止めはしなかった…
(ナレーション:正宗一成)
神官ポー「まだ…私がいる!
私がいる限りフーマも…お爺様の復讐も終わりはしない!!」
RX「なんという執念だ!」
ファイヤー「神官ポー!もうやめるんだ!」
ファイブレッド「そうだ!こんな事をして何になるんだ!?」
神官ポー「黙りなさい!
私たちフーマの誇りを汚した正義のヒーローどもめ!絶対に許しは…ムッ?」
477 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:27:57.93 ID:Bcc5uI7w0
その時であった!
(ナレーション:正宗一成)
ガシッ!
神官ポー「なっ…巨大な…腕が!?」
神官ポーを巨大な腕が捕まえたのだ!それはスーパーファイブロボの腕であった!
(ナレーション:正宗一成)
ファイブレッド「あれはスーパーファイブロボの腕?誰が操縦しているんだ!?」
スーパーファイブロボのパイロットであるファイブマンは機体から出ており本来なら動かせるはずないのだが…
(ナレーション:正宗一成)
478 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:29:00.71 ID:Bcc5uI7w0
夏海「いやー、人生で一度はスーパーヒーローの巨大ロボを動かしてみたいよね!」
小鞠「けど…勝手に動かしていいのかな?」
卓「」イガイトヨユウダヨ
蛍「え~と…ヒーローのみなさんたち!
私たちが神官ポーを押さえていますからその間にれんちゃんを助けてください!」
楓「頼むぞ!アンタたちが頼りなんだからな!」
なんとスーパーファイブロボを動かしていたのは蛍たちであった。
子供たちがくれたチャンスを逃すわけにはいかない、今こそスーパーヒーローたちの必殺技を放つ時だ!!
(ナレーション:正宗一成)
479 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:31:00.94 ID:Bcc5uI7w0
RX「リボルケイン!」
ファイヤー「ギガストリーマー!マキシムモード!!」
ファイブマン「「ファイブテクター!」」
三大スーパーヒーローたちはそれぞれが必殺武器が構えられた!
RXの光の剣リボルケイン、ファイブマンの強化プロテクターであるファイブテクター、
そしてウインスペクター隊長ファイヤーの最強武器ギガストリーマー、とヒーローたちは各々の最強の必殺技を放った!!
(ナレーション:正宗一成)
480 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:31:31.47 ID:Bcc5uI7w0
RX「トゥァッ!!」
ファイヤー「プラズマ光波弾!発射!!」
ファイブマン「「必殺・ファイブテクター!!」」
ファントムキメラ「「ウギャギャギャァァァァァァァァァァ!!??」」
三大ヒーローの必殺技を喰らい残間妻の悲鳴を上げるファントムキメラ!
それは内部に取り込まれているライドロンにも響き始めていた!
(ナレーション:正宗一成)
481 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:32:57.44 ID:Bcc5uI7w0
れんげ「ウチ…もう…ダメなんな…最後にみんなに会いたかったのん。」
子供ながらに目を閉じて覚悟を決めるれんげ…
だがれんげが死ぬ事は決してなかった!
(ナレーション:正宗一成)
ガシャンッ!
ファントムキメラが爆発するまさにその直前、ライドロンに二本のワイヤーが投げ込まれた!
それはウインスペクターのウォルターとバイクルだ!
(ナレーション:正宗一成)
バイクル「やったがね!れんげちゃんを捉えたで!」
ウォルター「よし!このまま引っ張り出すぞ!」
れんげ「これはどういう事なん!?」
ウォルター「ファントムキメラが爆発する直前になら無防備になるはずだと思ってね!今引っ張るからね!」
しかしそう簡単にはいかなかった。
ファントムキメラの爆発は凄まじくこのままではバイクルとウォルターも巻き込まれる危険があった!
(ナレーション:正宗一成)
482 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:33:49.61 ID:Bcc5uI7w0
バイクル「あかんがなウォルター…このままじゃワシらまで…!?」
ウォルター「ダメだ!死んでも手を離すな!」
バイクル「せめてあと一人助けがおったらなんとかなるんやけど…」
サポートドロイドのバイクルとウォルターですら危険この上ない爆発の衝動!
だがそこへ最後の救援が駆けつけた!
(ナレーション:正宗一成)
483 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:34:22.86 ID:Bcc5uI7w0
ゴーカイシルバー「ゴールドモード!!」
ウォルター、バイクル「「ゴーカイシルバー!?」」
そこに現れたのはゴーカイシルバーゴールドモードであった!
(ナレーション:正宗一成)
ゴーカイシルバー(G)「俺だってスーパーヒーローの一人ですからね!
パワー全開で行っきますよぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ゴーカイシルバー(G)「「ゴーカイレジェンドリーム!!」」
バイクル「ゴーカイシルバーの必殺技で爆発の衝動が抑えられてるがね!」
ウォルター「今の内だ!ライドロンを引っ張り上げるぞ!」
ゴーカイシルバーのおかげでライドロンを引っ張り上げてれんげの救助に成功するバイクルとウォルター。
しかし!?
(ナレーション:正宗一成)
484 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:36:14.63 ID:Bcc5uI7w0
クビライ『オノレ…』
ゴーカイシルバー「お前は…大帝王クビライ!?」
神官ポー「お爺様!生きておられたのですね!?
ですが…霊魂のみになってしまってなんと御労しい姿に…」
クビライ『モハヤ…ホトンドノチカラヲウシナッテシマッタ…コウナレバゴーカイシルバー…オマエダケデモミチヅレニシテヤル…』
ゴーカイシルバー「なっ…身体が動けない!?」
クビライ『サイゴノチカラヲフリシボリオマエノカラダヲウゴケナクサセタ、コレデバクフウニマキコマレテオマエダケハシヌノダ!』
ゴーカイシルバー「そんな…こんなとこで死ぬのかよ…!?
けど…子供の命は救えたんだし…よしとするか…!」
自分の命と引き換えにれんげの命を救えた事に満足した鎧は後悔もせずに覚悟を決めた。
そして…
(ナレーション:正宗一成)
485 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:37:12.97 ID:Bcc5uI7w0
ドッガァァァァァァァン!!!!
大爆発が起こりゴーカイシルバーは脱出できずにその爆発に巻き込まれてしまった。
(ナレーション:正宗一成)
れんげ「鎧ぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
バイクル「ゴーカイシルバーが…爆発に巻き込まれてしもうたで!」
ウォルター「なんという事だ…我々が付いていながら…」
そこにれんげを心配してスーパーファイブロボから降りてきた蛍、小鞠、夏海、卓、楓の5人の姿が…
(ナレーション:正宗一成)
蛍「鎧さん…」
夏海「鎧…いいヤツだったのに…」
小鞠「ちょっとヲタクだったけど…私たちにスーパー戦隊の事教えてくれたのに…」
卓「」コクッ
楓「れんげ、大丈夫か?」
れんげ「駄菓子屋…ウチは…大丈夫なん。けど鎧がウチを助けるために…」
みんなが爆発の光景を見守る中、ふとある事に気付いた。
(ナレーション:正宗一成)
486 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:39:07.14 ID:Bcc5uI7w0
れんげ「あれ?RXはどこ行ったん?」
夏海「そういえばファイブマンもいないね?」
バイクル「隊長もいつの間にかおらんで?」
ウォルター「まさか…!」
蛍「み…みなさん!?見てください!爆発の中から誰か出てきますよ!?」
蛍の言う通りであった。
爆発の中から数人の者たちが傷ついたゴーカイシルバーを抱えて出てきたではないか!
それこそ…
(ナレーション:正宗一成)
487 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:40:23.24 ID:Bcc5uI7w0
ゴーカイシルバー「み…みなさん…お手数掛けてすみません…」
蛍「鎧さん!生きてたんですね!?」
RX「ゴーカイシルバー、よく頑張ってくれたな!」
れんげ「RXなん!」
ファイブレッド「まったく無茶しすぎだぞ。」
小鞠「ファイブマンだ!」
ファイヤー「どうやらキミにも立派なレスキュー魂があるようだな!」
ゴーカイシルバー「ハ…ハイ!ゴーゴーファイブのみなさんの大いなる力を受け継いでいますから!
だから心にレスキュー魂もちゃーんとありますよ!」
あの大規模な爆発からゴーカイシルバーを助けたのは、
RX、ファイブマン、それにウインスペクター隊長ファイヤーの三大ヒーローたちであった。
彼らはゴーカイシルバーが爆発に飲み込まれる瞬間にその身を挺してゴーカイシルバーを救ったのだ!!
(ナレーション:正宗一成)
488 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:41:15.79 ID:Bcc5uI7w0
クビライ『オノレ…ヒーロードモメ!』
神官ポー「お爺様!ここは一先ずこの場を脱出していずれまた再起を…」
再び身体を失った大帝王クビライの魂と神官ポーはこのドサクサ紛れに逃げようとしていた。
だがそうはいかない!
(ナレーション:正宗一成)
ギャバン「シルバービーム!」
神官ポー「なっ!?」
バトルケニア「おっと、逃がしはしないぜ!」
デンジブルー「俺たちから逃げられると思ったかい?」
そこには先ほど大帝王クビライと激しい一戦を終えたギャバンたちが既に待ち構えていた。
最早二人に逃げ場などはありはしなかった…
(ナレーション:正宗一成)
489 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:41:48.08 ID:Bcc5uI7w0
れんげ「ギャバンなん!」
小鞠「よかった!無事だったんだね!」
蛍「じゃあもう後は…」
ギャバン「あぁ、地球へ帰ろう。俺たちの故郷へ…」
そして彼らは地球へ、自分たちの母なる故郷である地球へと帰って行った…
(ナレーション:正宗一成)
490 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:42:59.20 ID:Bcc5uI7w0
~のんのん村~
一穂「れんちゃんやみんなはどうしたのかねえ?」
ひかげ「さっきギャバンやV3たちが追いかけて行ったけど…あれから音沙汰ないよね。」
このみ「心配だよね。」
みんなの安否を祈る一穂たち、だが上空を見上げているそこに巨大な物体が現れた!
そう、マグマベースだ!
(ナレーション:正宗一成)
491 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:43:30.18 ID:Bcc5uI7w0
このみ「ねえ見て見て!あれって確か駄菓子屋さんに昔から置いてある全然売れない大きな玩具だよね!」
ひかげ「あぁ…そういえばあんなでっかい玩具が私らが小さい頃から駄菓子屋にあったわ…」
一穂「そういえばあの玩具…ウチの小さい頃からあったような…って誰か手を振ってるねぇ。
あれは…」
「「おーい!おーい!」」
このみ「あれって…間違いない!越谷家の子供たちだよ!」
ひかげ「それにれんげや駄菓子屋もいるぞ!」
のんのん村の旭ヶ丘分校の校庭付近に降り立つマグマベース。
そこから子供たちと変身を解いたヒーローたちが次々と降りてきた。
(ナレーション:正宗一成)
492 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:45:16.74 ID:Bcc5uI7w0
れんげ「ねえねえ!ただいまなん!」
楓「うっす先輩、れんげは無事ですから。怪我一つしてませんよ。」
一穂「おぉ、れんちゃんも楓も無事で何よりだね。」
ひかげ「まったく心配かけるなっての!」
夏海「このみちゃん!ウチら越谷兄妹ちょっくら宇宙に行ってきたよ!地球マジで青かったわ!!」
小鞠「それに私たち何気に地球救っちゃったもんね!」
卓「」コクッ
このみ「うんうん!みんな無事で良かったね!」
蛍「どうでもいいですけど…誰も私の心配してくれないとか…ちょっと寂しい…」
小鞠「蛍、うっすら涙目になってるけど大丈夫?」
蛍「先輩が気に掛けてくれた、それだけで私はもう充分です!」
493 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:45:59.56 ID:Bcc5uI7w0
安堵の表情を浮かべる子供たち。
そこへギャバンに捕まった神官ポーと大帝王クビライが…
(ナレーション:正宗一成)
神官ポー「覚えておくがいいわお前たち!」
クビライ『ワレワレハマタイツノヒカヨミガエリオマエタチニフクシュウスルダロウ!』
捨て台詞を吐くフーマの者たち。
しかしそんな彼らに対して一条寺烈は…
(ナレーション:正宗一成)
烈「フーマよ、今回はある意味お前たちに教わったよ。
俺たちヒーローは何があろうと花を踏みつけてはいけないとな…
だがそれとこれとは話は別だ!」
竜馬「今回お前たちが起こした事件は決して許されるものではない!よって逮捕する!」
ガシャンッ!
手錠を掛けられて拘束される神官ポーと大帝王クビライの魂。
全てが終わったと全員が安堵したその時、上空を見上げると二人の人の影が出現する!
(ナレーション:正宗一成)
494 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:46:43.10 ID:Bcc5uI7w0
ボイザー『烈、どうやらもう立ち直ったようだな。』
烈「ハイ父さん!」
影の正体、一つは一条寺烈の父であるボイザーの魂であった。
そしてもう一つは…
(ナレーション:正宗一成)
495 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:47:16.74 ID:Bcc5uI7w0
マジエル『ホッホッホッ、どうやら全てが無事解決したようだねぇ。』
ひかげ「うわっ!?空からでっかい白いお婆ちゃんが現れた!?」
楓「あれ…?この婆ちゃんどこかで…」
一穂「ヘドリアン女王?」
れんげ「魔女バンドーラさまなん!」
夏海「そうだ!バンドーラさまだよ!」
小鞠「でも前に会った時とは雰囲気がちょっと違う様な…?」
マジエル『ヘドリアン?バンドーラ?一体誰の事だい?まあ地上の者には私の事などわかるわけは…』
496 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:47:45.05 ID:Bcc5uI7w0
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
497 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:48:26.38 ID:Bcc5uI7w0
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
498 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:49:03.68 ID:Bcc5uI7w0
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
鎧「ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
499 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:50:28.71 ID:Bcc5uI7w0
鎧「この御方は…魔法戦隊マジレンジャーの天空聖界マジトピアの長であられる天空聖者マジエルさまですよ!?」
マジエル『まさか地上の者が私の事を知っておろうとは意外じゃのう…!』
蛍「さすが公式の戦隊ヲタ…」
ボイザー『実は今回こうして魂の存在になった私がお前に語りかけられるのはこちらにおられるマジエルさまのご厚意のおかげなんだ。』
烈「そうでしたか、ありがとうございますマジエルさま!」
マジエル『フンッ!私は何も知らんぞ!この者が勝手にどうしてもと言うたので渋々のぅ…』
楓「何だこの人?」
鎧「マジエルさまはツンデレ気味なんですよ!」
500 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:51:46.00 ID:Bcc5uI7w0
マジエル『やかましい!それよりも…宇宙刑事ギャバン。どうだね、お前の心の悩みはもう解決したのかい?』
烈「はい!銀河連邦警察は宇宙の平和を守るためとはいえ超次元砲という兵器を使用した。
それは間違いだった、俺たち宇宙刑事…いや!正義のヒーローは花を…命を踏みつけてはいけなかったのです!!
そんな当たり前な事に気づかせてくれたのがこの子たちでした…」
れんげ「この子たちって…?」
小鞠「もしかして私たちの事?」
夏海「いやぁ、照れますなぁ!」
卓「」コクッ
蛍「ちょっと感激かも…」
501 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:52:11.18 ID:Bcc5uI7w0
烈「それに当時、俺たちの活躍を見ていてくれた今の若者たちも。
彼らが立派に成長して次の世代の子供たちを守ろうとしてくれている…
俺たちが戦ってきた意味を見出してくれたのかもしれません。」
楓「立派ねぇ…」
一穂「ちょっと照れくさいねえ…」
ひかげ「二人とも立派な大人とは…ちょっと言い難いけどね。」
このみ「こういう時に野暮な事は言っちゃダメだよ!」
502 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:52:50.08 ID:Bcc5uI7w0
烈「そして今回のピンチに駆けつけてくれた地球のスーパーヒーローたちのみんな。
ありがとう、キミたちが駆けつけなければ一体どうなっていたか…」
風見「ああ、我々スーパーヒーローはこれからも助け合って悪と戦って行こう。」
番場「うむ!仮面ライダー、宇宙刑事、それにスーパー戦隊の誓いの握手を交わそう!」
ガシッ!
一穂「おお!往年のヒーローたちが交わす誓いの握手とか燃えるよねぇ。」
鎧「はい!みなさん元祖ヒーローですからね!!くぅ~!燃えるぜ!!」
蛍「あれ…?
でも風見さんと番場さんはライダーと戦隊の始祖ではないんじゃ…?」
鎧「ま…まあ固い事は言わないで!」
新命「何か解せない気がするが…」
503 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 21:54:36.72 ID:Bcc5uI7w0
それぞれ誓いの握手を交わす元祖ヒーローたち。
それは今現在こののんのん村のTVで活躍するヒーローたちも一緒であった。
(ナレーション:正宗一成)
光太郎「みんな、今回はありがとう。」
学「水臭いな光太郎さん、子供たちを守るのは俺たち教師の務めでもあるんだ!」
竜馬「そうさ、我々もまた先輩たちと同じくこれからも協力してこの平和を守って行こう!」
れんげ「光太郎たちも誓いの握手してるん!」
夏海「うおお!ウチらのヒーローたちが友情の握手とか燃えるわ!」
卓「」コクッ
蛍「やっぱりヒーロー同士の友情っていいですよね。
都会でも最近戦隊とライダーの競演があったと聞きましたけど…」
鎧「烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャルですね!」
こうして戦いは無事終わった。
この自然豊かなのんのん村を守ってくれたスーパーヒーローたちよ、さらば!!
(ナレーション:正宗一成)
504 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:06:59.28 ID:Bcc5uI7w0
―――
―――――
―――――――
マジエル『な~んてねぇ!』
「「え?」」
マジエル『まさかお前たち、これで終わりだと思ってはいないだろうね?』
「「終わりじゃないの~!?」」
マジエル『この村の子供たちはまだお前たち地上のスーパーヒーローたちが一斉に集まった光景をまだ見てないんだよ!』
蛍「そういえば…」
小鞠「みんなバラバラに現れたからね。」
夏海「でもどうするのマジエルさま?」
マジエル『決まっておるだろう、スーパーヒーローたちよ。
最後なんだからお前たちが変身して揃った姿を見せてあげたらどうだい?』
505 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:07:56.52 ID:Bcc5uI7w0
れんげ「ウチみんなの揃ったとこ見たいのん!」
光太郎「わかったよれんげちゃん!よし、やろうみんな!!」
正木「そうだな、子供たちの夢を叶えるためにも…みんな!頼んだぞ!!」
竜馬「了解!」
バイクル「ウォルター!ワシらも行くでー!」
ウォルター「うむ!」
学「先輩たちもどうですか!」
風見「うむ、私たちも望むところだ!」
番場「我々の雄姿、とくとご覧あれ!」
烈「よーし!行くぜみんな!!」
「「オゥッ!!」」
そしてスーパーヒーローたち全員が変身の掛け声を響かせた!
(ナレーション:正宗一成)
506 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:09:33.54 ID:Bcc5uI7w0
風見「変…身…Vスリャァァァァ!!」
光太郎「変……身!!」
新命「Go!!」
番場「ビーッグワン!!」
曙「フィーバー!!」
青梅「デンジスパーク!!」
学、健、数美、レミ、文也「「ファイブマン!!」」
烈「蒸着!!」
竜馬「着化!!」
新旧ヒーローたちの変身シーン!これに胸を躍らせる子供たちと大人たち!!
(ナレーション:正宗一成)
507 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:10:16.41 ID:Bcc5uI7w0
蛍「ヒーローのみなさんたちが次々と変身していきますよ!」
小鞠「変身したヒーローたちが分校の屋根の上に降り立ったよ!」
鎧「うおおおおおおお!!
戦隊ヒーローがゴレンジャーのアオレンジャーを始め、ジャッカー電撃隊のビッグワン!
それにバトルフィーバーJのバトルケニア、デンジマンのデンジブルー!」
蛍「鎧さんは変身しなくていいんでしょうか?」
夏海「仮面ライダーはV3、それにRXだ!」
れんげ「メタルヒーローは宇宙刑事ギャバンに特警ウインスペクターのみんなが揃ってるん!!」
そして旭ヶ丘分校の屋根に降り立ったスーパーヒーローたちは次々と名乗りを上げていく。
見よ!この雄姿を!!
(ナレーション:正宗一成)
508 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:16:37.59 ID:Bcc5uI7w0
V3「「仮面ライダーV3!!」」
RX「「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACKRX!!」」
アオレンジャー「「秘密戦隊ゴレンジャー!!」」
ビッグワン「「ジャッカー電撃隊!!」」
バトルケニア「「バトルフィーバーJ!!」」
デンジブルー「「電子戦隊デンジマン!!」」
ファイブマン「「地球戦隊ファイブマン!!」」
ギャバン「「宇宙刑事ギャバン!!」」
ファイヤー、バイクル、ウォルター「「特警ウインスペクター!!」」
変身を遂げてそれぞれ名乗りを上げるスーパーヒーローたち!
それはこの場にいる子供たち、いや…当時を知る大人たちにも感動を与えた!!
(ナレーション:正宗一成)
509 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:17:24.72 ID:Bcc5uI7w0
れんげ「みんな!カッコいいのん!!」
小鞠「本当だよ!正義のヒーローたちが勢揃いなんて夢の光景だよ!」
夏海「うおー!この村に生まれて良かった!」
卓「」コクッ
鎧「お…俺も!この村に来なかったら絶対こんな夢のような光景に出会えなかったはず!もう感激です!!」
楓「私らの懐かしのヒーローまでいるんですよね。」
一穂「時代は変わろうと昔見た憧れのヒーローたちの姿はいつまでも変わらないんだねぇ。」
蛍「憧れのヒーローはいつまでも変わらない…か…それなら…」
こののんのん村の…いや!子供たちの未来を守るために戦った正義のスーパーヒーローたち!!
彼らの活躍によりこの村の平和と子供たちの夢と未来が守られた。
戦士たちよ、ありがとう…!!
(ナレーション:正宗一成)
510 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:18:34.05 ID:Bcc5uI7w0
~宇宙~
ゴオオオオオオ!!
地球を後にして超次元高速機ドルギランでバード星の帰路につく一条寺烈。
そんな彼の下に部下の十文字撃から連絡が入った。
(ナレーション:正宗一成)
撃「隊長、ご無事でしたか?
こっちは全員無事ですよ。救助作業が思ったより捗りましてね。
なんでもギター担いだ風来坊な男が『救助作業は俺が日本一だ!』とか言ってやってくれたんで…」
烈「撃、全て終わったよ。
なあ撃、今回の事だが俺たち宇宙刑事は全宇宙を守るためとはいえ今回とてつもなく恐ろしい事をしてしまった…
俺は今回の事を踏まえて隊長を辞めようかと…」
撃「辞めないでくださいよ!」
烈「…」
511 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:19:14.92 ID:Bcc5uI7w0
撃「宇宙刑事ギャバンの称号は俺と隊長の二人のモノなんです!
あなたにはこれからも宇宙の平和を守ってもらわないと困るんですからね!」
烈「撃…」
撃「それとこっちに元宇宙刑事の伊賀電さんと沢村大さんが来てますよ。早く帰ってきてください!」
烈「電と大が…よーし!待ってろ!超特急で帰るからな!!」
こうして一条寺烈はこれからも宇宙刑事ギャバンとして宇宙の平和を守っていくのだった。
戦え!宇宙刑事ギャバン!!
(ナレーション:正宗一成)
512 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:21:01.92 ID:Bcc5uI7w0
後日…
~バス停~
夏海「バスだ~!待って~!?」
れんげ「ウチら朝寝坊してしまったん!」
小鞠「二人とも急いで!バスが出ちゃうよ!?」
卓「」コクッ
蛍「あの事件から数日後、私はみなさんに仮面ライダー大戦のチケットを渡して、
今日はこれから隣町の映画館に仮面ライダー大戦映画を観に行く事になりました。
あれほど戸惑っていた映画のチケットを何故渡したのかって?
それは私にも思うところがあったのとそれに…」
513 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:21:54.13 ID:Bcc5uI7w0
夏海「仮面ライダー大戦!楽しみだね♪」
小鞠「でも私はちょっと悪寒が…また酷い事にならなきゃいいけど…」
蛍「こまちゃん大丈夫なん!またライダー同士で戦いが起きてどうせも実は演技だったとかって事に決まってるん!」
卓「」コクッ
蛍「簡単に説明すると免疫がついたというべきでしょうか…
あの事件の後、みなさん興奮冷めやらぬので映画のチケットを渡したらみなさん揃って行きたがってしまったので。
それに…」
れんげ「それに大丈夫なん!
どんな困難があろうと正義のヒーローたちは悪の怪人に打ち勝ってくれるに決まっているん!!」
小鞠「そうだね!うん、きっとそうだよ!」
514 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:22:42.50 ID:Bcc5uI7w0
夏海「おー!隣町が見えてきたよ!」
蛍「…とどうやら映画館に近付いてきたようです。
さて、映画を観た私たちがどんな感想を語るのかは…それは…いずれまた機会があったらという事で…」
れんげ「みんな!早く映画館に行って仮面ライダー大戦を観るのん!!」
「「おぉー!!」」
お し ま い ♪
515 :
1 [saga]:2014/05/13(火) 22:26:27.69 ID:Bcc5uI7w0
最後駆け足だったけどこれでこのssはお終いなん。
実を言うとこのssを5月のGW前には仕上げたかったん…
それなのにこの時期にまで伸びるとか…もうライダー大戦の映画は近隣の映画館じゃどこも公開終わってるん!
再来週からキカイダーの映画が始まっちゃうん!
ウチもまさかここまで長くなるとは思わなかったん、長文読みづらくてゴメンな。
516 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/13(火) 22:38:46.86 ID:QGXCK5pWo
このSSが映画化されたら絶対見に行くのん
517 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/13(火) 23:10:52.76 ID:5zVThhfWo
お疲れ様でした。
のんのんびよりは見た事ないけど、楽しめたよ。
518 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/14(水) 00:08:17.54 ID:pbRQOJyCo
乙!
519 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/14(水) 00:40:17.35 ID:/7zxfO6Z0
面白かった。次回作も期待。乙。
520 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/14(水) 14:10:03.45 ID:hbUQ1b0AO
>>510 ああああああああああ!!
ギター抱えた風来坊の私立探偵いいい!!
521 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/15(木) 00:05:15.37 ID:2gL82gVM0
ライダー大戦編も待ってる。
522 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 08:42:01.22 ID:0C30n2rfo
れんげ達がひねくれヒーローのたっくんや不幸虚弱体質の良ちゃんと会ったらどうなるんだろ
乙ー
523 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 11:35:48.98 ID:LjcDkQyZ0
たっくんは駄菓子屋と似た匂いがするから案外いけそうな気がする。
多分主人公で一番難しいのは天道や初期渡じゃないかと
524 :
1 [saga]:2014/05/15(木) 18:56:14.00 ID:rXX3/UVD0
作者なん
みんな感想ありがとうなんな!
次回作のライダー大戦やってくれという話だけどぶっちゃけもう無理なん
自分にとっての特撮黄金期の彼らを共演させて力尽きたのん
それにライダー大戦の資料まったくないんでもし書くとしてもDVDの販売が始まるまで半年かかるんで…
これ以上のモノを書けとかウチには出来ないん、どなたか書いてくださいなんな
525 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (SSL) :2014/05/15(木) 23:56:12.33 ID:2gL82gVM0
あなたの特撮ものはとても良いので、気長に新しい作品を待ってます。
526 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/16(金) 10:16:47.66 ID:FNEYKWnDO
安心してくれ。8月にはDVD発売、昭和ライダー勝利版もマルチエンディング収録だ。あなたの書くヒーローたちを気長に待ってるぜ!!
527 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/18(日) 01:50:38.23 ID:ec9DfMbSO
いっそのこと、ゴジラとかガメラみたいな怪獣系の特撮物の話しとかも見てみたいな
528 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/18(日) 01:58:10.56 ID:ZvG0kstio
怪獣王VS世紀王
転載元
れんげ「スーパーヒーロー大戦Zを観るん!」蛍「…」
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