1 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:22:50.41 ID:DS6qqqdQ0
2 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:24:03.05 ID:DS6qqqdQ0
中「見事だ船堀さん…キミの勝ちだ!!」b
子王「船堀さん…あなたがギチギチチャンピオンだ!」b
船堀「ギ、ギチギチ…?」ギチギチ
風間「怒ってる…?」
船堀「ギチ…」
ドクン ドクン
船堀(……?)
ドクン ドクン
船堀(な、何だろう…この感じ…)
ドクン ドクン
船堀(こ、鼓動が…)ギチギチ
3 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:27:23.64 ID:DS6qqqdQ0
~授業中~
ショーン「船堀サン、コノ問題ヲ解イテ下サイ」
船堀「……」ポ~
ショーン「船堀サン、大丈夫デスカ?」ポンッ
船堀「ひゃ!?ひゃい!!」
ショーン「フム…何カ調子ガ良ク無イ様デスネ。違ウ人二頼ミマショウ」
船堀「す、すいません」
ショーン「アナタガ真面目ナ生徒ナノハ、良ク解ッテイマス」
ショーン「コンナ日モアリマス。アマリ気落チセズ二」
船堀「は、はい」ペコッ
船堀「……」
船堀「……」ポ~
風間(船堀の奴、上の空だな。どうしたんだ)
風間(……さては昼間の件、気にしてるのか?)
4 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:28:46.19 ID:DS6qqqdQ0
~放課後~
船堀「……」
船堀「……」
船堀「な、何だろう…この気持ち…」
船堀「カバンのギチギチの感触が、頭にこびりついて、離れない…」
船堀「……」ウズウズ
船堀「……」チラッ
船堀「……」ジーッ
船堀「……はっ!わ、わわわ私なに自分の鞄を開けて!?」
船堀「鞄を…開けて…」
船堀「私…頭おかしくなっちゃったのかな…」
船堀「……」ウズウズ
5 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:29:29.52 ID:DS6qqqdQ0
船堀「……」ゴクリンコ
船堀「えい」
ガボンッ
船堀「……」ギチギチ
船堀「……」
船堀「……」ドキドキ
船堀「てい」ググッ
船堀「痛い…取れない…」ググッ
船堀「……」
船堀「……」ドキドキ
船堀「……」ゾクゾク
船堀「わ、私…変態さんになっちゃった…」ギチギチ
6 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:30:08.18 ID:DS6qqqdQ0
~数日後・早朝6時~
船堀「ふぅ…教室の掃除とお花の手入れは終りました」
船堀「つ、次は…お楽しみの…」ゾクゾク
ガボンッ
船堀「……」ギチギチ
船堀「……」
船堀「何だろう、飽きちゃったのかな」
船堀「初めて頭に鞄を入れた時の感動が…薄れてきたような…」
船堀「……」
船堀「何か…何か足りない様な」
船堀「料理で言う所の…スパイスが…刺激が」
7 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:30:45.73 ID:DS6qqqdQ0
~放課後~
ワーワーギャーギャー
船堀「……?3年生の教室から何か聞こえる」
船堀「何だろう」コツコツ
~~~~
高尾「わたし部外者なんだけど…なぜ私が勝負内容を決めるのよ!?」
風間「いい加減だれか縄を解いてくれ~~!!!」
長沼『おい聞こえないのか!誰か開けてくれ!!助けてくれー!!』ガタガタ
子王『この暗さ、狭さ…たまらない…!!』
中「……」ウズウズ
船堀「」
風間「あ、船堀!丁度良かった助けてくれ!!」
船堀「え、あ、はい!」ドキッ
8 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:31:38.64 ID:DS6qqqdQ0
風間「サンキュ…た、助かった…」
船堀「い、いえいえ…」ドキッ
千歳「良かったな、助けてもらって」
風間「お前ら助けに来たんならとっとと縄ほどけよ!!」
船堀「あと良く解りませんが、ロッカーも開けます」ガチャッ
長沼「た、助かった…ありがとう…」
子王「え、もう終わりですか?」ガックリ
船堀「え、え?」
風間「なんでガッカリしてんだよ…」
子王「ぼく、ゲーム不参加なら、もう少しココにいます」ガチャッ
風間「戻るのかよ!!見学しないのか!!お前何しにきた!!」
中「く!!堅次を見守らなければ成らぬ…しかし…しかしぃ!!」プルプル
船堀「えと…風間くん、この状況は一体どうしたんですか?」
風間「ああ…大した事はない。だが色々と危ないから早く帰れ」
船堀「あ、危ない!?」
9 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:32:09.03 ID:DS6qqqdQ0
~帰路~
船堀「何だったんだろう…前の生徒会の人もいたし…」
船堀「……」
船堀「さっき、子王君と長沼先輩がロッカーに入ってたけど」
船堀「子王君…ロッカー開けた時、凄く名残惜しそうだった」
船堀「それに河原君も一緒に入りたさそうだったし…」
船堀「……」
船堀「あ、あしたやってみようかな…」
10 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:32:38.95 ID:DS6qqqdQ0
~家~
船堀「おやすみなさい」
船堀「……」
船堀「……」ドキドキ
【数時間経過】
船堀「……楽しみで全然寝れない」ドキドキ
船堀「そ、そうだ!鞄を頭に詰めながら、寝れば違うかも…!」ムクリ
ガボンッ
船堀「よ、よし」ススッ
船堀「……」
船堀「……」
船堀「よ、余計眠れない…」
11 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:33:24.33 ID:DS6qqqdQ0
~早朝6時・教室~
船堀「あぅ…全然眠れませんでした…」
船堀「と、とりあえず掃除も終ったし…」
船堀「……っ!!」ゾクゾク
ガチャッ
船堀「掃除用具のロッカーの中…」ドキドキ
バタンッ
船堀「……」
船堀「う~ん何だろう…何かが欠けてる…」
船堀「そうだ…鞄を被りながらロッカーに篭れば」
ガボンッ
船堀「……」
船堀「さっきよりは、ずっと良いけど…」
船堀「やっぱり何かが足りない」
船堀「何が足りないんだろう…」
12 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:34:56.26 ID:DS6qqqdQ0
船堀「はぁ…私、すっかり変態さんになっちゃった…」
船堀「風間君が…私の今の姿を見たらどう思うんだろう…」
船堀「風間君…私の事…変態さんだと思うよねきっと…」
ドクン ドクン
船堀「っ!!」ゾクゾク
船堀「いま…一瞬だけ、初めてギチギチ体験した時の感覚が…」
船堀「もう少し…もう少しで、何かが掴めそう」
船堀「私が求めていた真理が…答えが…」
船堀「……」
船堀「あぅ…昨日は全然寝てないから…眠気が…」コクッ
船堀「でも…こんな所で…」コクコク
船堀「……zzz」
キーンコーンカーンコーン…
船堀「スゥー…zzz」
船堀「風間君…えへへ…zzz///」タラッ
ポタポタ…ポタポタ…
13 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:35:34.72 ID:DS6qqqdQ0
~授業中~
教員「む、船堀はどうした」
クラスメイトA「欠席でーす」
教員「ほう、珍しいな。風邪をひいたのか」
クラスメイトB「それが学校に連絡が来てないと」
教員「なに、真面目なアイツから連絡が来てないだと?」
クラスメイトC「どうしたんだろうか。船堀さんがいないと寂しいぜ…」
ガヤガヤ
風間(確かに、船堀の奴どうしたんだ…)
風間(まさかこの間の件を気にして…いや、でもその後も学校は来てたし)
『すぅ~~…zzz』
教員「む?何か静かな寝息が聞こえるな」
教員「おい、もう授業は始まってるぞ。起きろ」
クラスメイトD「先生、みんな起きてますよ」
教員「ん?じゃあ、この寝息の音は一体…」
ズズズ…ガチャリッ
風間「ん?」チラッ
14 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:36:42.55 ID:DS6qqqdQ0
ドサッ
全員「!!!!?」
「っ!!痛…」
風間「ロッカーから鞄被った人が出てきた!!!」
「ふぇ…?」
風間「ん、あれはまさか…?」ダダッ
風間「くっ…取りづれぇぇ…!!!」ググッ
ガボッ
「あぅっ!!」
風間「船堀!!!お前どうしたんだ!!?」
船堀「か、風間くん…?え、何で私、風間君に抱えられて…///」ドキドキ
風間「お前…覚えてないのか!?」
ポタポタ…
船堀「あれ…何コレ…」ベチャッ
風間「…って!!お前、鼻血出てるぞ!?」
15 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:37:37.67 ID:DS6qqqdQ0
船堀「え…ふぇぇ!?///」ポタポタ
クラスメイトA「船堀さんが…鼻血を出しながら…」
クラスメイトB「顔を鞄に入れられたまま…」
クラスメイトC「掃除用具のロッカーに閉じ込められていただと!?」
教員「なんと惨い…!!!」
船堀「い、いや、こ、これは…」
風間「……」
風間(コイツには普段から良く世話になってる…)ググッ
風間「許さねぇ…」ピキピキ
船堀「え?」
風間「おい、船堀。お前…誰に虐められているんだ」
船堀「え?え?」
16 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 04:38:24.49 ID:DS6qqqdQ0
風間「誰か覚えてないのか?」
船堀「あの…その…」
風間「思い出したら俺に言え。お前をこんな風にした奴をぶっ飛ばしてやる…!!」
船堀「風間くん……///」キュンキュン
風間「許せねぇ…よくも船堀を…」ググッ
船堀(私の為にそこまで…///)キュンキュン
船堀(ハッ!でもこの状況作ったの私なんだけど…)
船堀(ど、どどどど、どうしよう!!!)
船堀(正直に言わないと…でも言えない、絶対言えない)
船堀(私…みんなに、風間君に、変態さんだってバレちゃう…)オドオド
19 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/16(日) 06:37:39.72 ID:1VWxfwwKo
たまらん
期待
20 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/16(日) 08:40:46.65 ID:6H9sO1vL0
いいぞいいぞ
23 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/16(日) 10:34:14.19 ID:Xm7Dzlxr0
アニメの方が深刻な船堀不足なだけにありがたい
しかし船堀のギチギチってやらしい響きだ…w
25 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:08:32.43 ID:DS6qqqdQ0
~放課後・教室~
船堀「はぁぁ…誤解が解けないまま放課後になっちゃった…」ズーン
船堀「でも言えないよ…あんな事…」
船堀「……もう止めよう。ロッカーに入るのは」
船堀「でも…少しで私が求めてた答えが…」
船堀「もう一度入れば解るかも…」
中「話は聞かせてもらったぞ!船堀さん!!」
子王「そういう事だったんだね!船堀さん!!」
船堀「!?」
26 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:09:03.18 ID:DS6qqqdQ0
中「船堀さんが虐めに合ってると聞き、俺は副生徒会長として調査を始めた」
中「そして俺は船堀さんの代わりに、黒幕からの暴行から体を張って守ろうと思っていたが…」ハァハァ
中「これは思わぬ事実が発覚した…!」
船堀「あぁ…ぁぁ」プルプル
船堀「ち、ちが…違うんです」
中「ふむ、何が違うんだい?」ニヤリ
船堀「だ、だから…こ、これは…」ガクガク
子王「大丈夫さ船堀さん!何も恐れることは無い!」
中「もう我々は同士じゃないか!」
船堀「ど、同士!?」
27 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:09:29.93 ID:DS6qqqdQ0
中「そうだ!船堀さんはギチギチ同好会の一員だ!」
子王「だから何も臆することは無いのさ!」
船堀「ギチギチ同好会…同士…」
子王「しかし驚いたよ船堀さん。まさか鞄を被ってロッカーの中に入るとは…」
中「なかなかハイレベルなプレイをしてくれるじゃないか!俺もやりたい!!」
船堀「は、はぁ…」
中「それで、感想は?」
船堀「は、はい!?」
子王「頭に鞄を入れてロッカーに閉じこもった感触は、いかがな物だったのかい?」
28 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:09:55.56 ID:DS6qqqdQ0
船堀「え、えーと…何というか、物足りない、です」
子王・中「も、物足りないだと!?」
船堀「はい…何か、刺激が足りないというか…」
中「し、刺激…!!」
船堀「……何故でしょうか、初めて風間君の鞄の中に入ったとき、凄く…ドキドキして、ゾクゾクしたのに」
船堀「自分の鞄に頭を入れても…何か物足りなくて…」
船堀「ロッカーに入っても…やっぱり物足りなくて…」
中「ふ、船堀さんは想像以上にギチギチレベルが高いようだな…!!」
29 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:11:01.21 ID:DS6qqqdQ0
子王「……僕にはわかるよ、船堀さんが何を求めているか」
中「な、何!?」
船堀「え…」
子王「まず、僕と河原君との違いだよ」
中「俺と子王の違い…?」
子王「まず河原君、君は今、恋をしていないね」
中「うむ、残念だが俺はまだそこまで青春を…」
子王「僕はしている。芦花さんに」
子王「さて、ここまで言えば解るんじゃないかな、船堀さん?」
船堀「……?」
子王「君は誰の鞄を被ってドキドキしたんだい?」
船堀「……!!!!」カァァ~
中「なるほどそういう事か。堅次め、隅に置けんな」
30 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:11:58.04 ID:DS6qqqdQ0
中「なら丁度良い。俺達がこの教室を訪れたのは単に、いじめ調査だけではない!」
船堀「??」
子王「あれを見たまえ!」
船堀「…?」チラッ
船堀「っ!!!!!」
船堀「か、風間くんの…鞄…」
中「何と無く、教室に行けば堅次の鞄を見つけられると思い、来てみたがビンゴだな」
子王「彼は不覚にも鞄を忘れてしまった…こんなチャンス滅多にない」
船堀「……」ゴクリンコ
31 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:12:46.62 ID:DS6qqqdQ0
中「さて今日は子王と話し合い、交換し合って被る予定だったが…」
子王「船堀さん、今回はキミが初めに堪能すると良い」
船堀「え…えええぇぇ!?」
船堀(か、風間くんの…鞄…///)ドキドキ
中「さあ」ススッ
船堀「きゃ!!」
子王「召し上がれ」
船堀「で、でも勝手にこんな…だ、ダメです!!」
子王「何を言っているんだ船堀さん!」
中「またとないチャンスだぞ!!」
船堀「またとない…チャンス…」ガクガク
船堀「あ…ぁぁ…」プルプル
32 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:13:14.27 ID:DS6qqqdQ0
船堀「か、風間くんの…鞄…」ススッ
ガボンッ
船堀「ハァハァ…」プルプル
船堀「スーハースーハー」ガクガク
船堀「あぅぅぅ…///」カァァ~
子王「どうだい?」
船堀「ギチギチしていて…それでいて、風間くんの匂いが充満していて…」ギチギチ
船堀「なんていうか…この世の真理が詰まっているというか…」ギチギチ
船堀「す、す、すすすす、すんばらしいです…///」ギチギチ
子王・中「す、すんばらしい!?」
33 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:13:57.19 ID:DS6qqqdQ0
船堀「は、はい!!ハァハァ…スーハースーハー///」プルプル
子王「おお…」
船堀「クンカクンカ…ハァハァ…///」ガクガク
船堀「き、きききききが、気が飛んじゃいそうです///」ヘヴン状態
中「く…お、俺も早く被りたい…!!」
子王「待ちたまえ、嘗てコレほど船堀さんが感情を露わにした事もあるまい」
子王「ここはもう少し堪能させてあげよう」
中「お、おう…」
船堀「あ…ぁぁ…ハァハァ…スーハー…///」ギチギチ
風間「お前ら…何やってんの?」
船堀「」
34 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:14:49.85 ID:DS6qqqdQ0
中「堅次!?思ったより気付くのが早かったな」
子王「く…だがここまで来て退かぬ訳にはいかない…」
風間「退けよ!!!」
風間「……いや、今はそれより」チラッ
船堀「」
風間「……見損なったぜ。中、子王」
風間「お前らは変人だが、イジメをするような連中じゃないって信じてたのによ」
中「待て堅次、お前何か勘違いしてないか?」
子王「僕達はイジメなどしてない!信じてくれ!」
風間「じゃあ何だよアレは。またロッカーに詰め込もうとしてたんじゃないのかよ」
中「違う!!俺たちはギチギチ同好会として活動してたまでだ!!」
風間「意味わかねぇーし!!!つーかそんな同好会いつ作った!!」
子王・中「いま」
風間「今かよ!!」
35 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:15:32.97 ID:DS6qqqdQ0
風間「いずれにせよ、船堀にあんな酷い仕打ちを仕掛けたのは、お前らだって事じゃねぇか…!」
中「勘違いをするな堅次。俺たちは鞄を入れることに強制などしていない」
子王「僕たちは勧めてだけさ」
風間「加担してるじゃねぇーか!!!」
風間「いや?でもまて、その経緯があれど、あの船堀が俺の鞄に頭を入れるハズがない」
中「ははは、堅次よ。人とは成長するものだ」
子王「そう日々変化するものさ」
風間「そんな成長と変化が合ってたまるか!!」
風間「まあいい、今は船堀を助けることが先決だ」
風間「大体、船堀がそんな事するはずもない…なあ?船堀」
船堀「……」
36 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:15:59.12 ID:DS6qqqdQ0
船堀「わ、私…」プルプル
風間「ああ、何も言うな船堀。話は後で聞く」
風間「いま助けてやる」
船堀「私…船堀じゃありません…」
風間「は?」
船堀「私は…」
船堀「わ、私は!ギチギチチャンピオンです…!!」ギチギチ
風間「」
子王・中「おおお!!!!」ガタッ
37 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:16:51.65 ID:DS6qqqdQ0
ギチギチチャンピオン「だ、だから…ひ、ひひ、人違いです」
風間「」
中「それ見ろ堅次!彼女は船堀さんではない!!」
子王「そうさ!彼女は船堀さんではない!だから問題は解決したのさ!!」
風間「何一つ解決してねぇーし!!つーかお前らさっきまでアレを船堀って言ってただろうが!!」
ギチギチチャンピオン「い、いえ…私はギッチギチなカバンを愛するギチギチチャンピオンです…」ギチギチ
風間「お前もいつまで下手な演技してんだ、ほら」
ガボッ
船堀「きゃ!痛っ…」
風間「全く言わんこっちゃない…」
38 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:17:20.46 ID:DS6qqqdQ0
風間「それで?一体どうしたんだ」
船堀「……」ブルブル
風間「あのバカ二人は置いといて…一体誰に脅されてこんな事…」
船堀「あ、あの…えと…」ガクガク
船堀「~~~///」カァァ~
船堀「お、お願いが…」
風間「おう、やっと助けを求めて来たか。言ってみろ」
船堀「わ、私と…」
風間「?」
39 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/16(日) 13:17:56.36 ID:DS6qqqdQ0
休憩、飯食ってくます
42 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/16(日) 13:41:12.33 ID:Py9MP4gw0
(かわいい)
45 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/16(日) 21:19:50.07 ID:j83MVmG2o
変態船堀さんとか素晴らしい発想だな
46 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/17(月) 01:14:07.45 ID:/Xm3NNFVo
真面目な娘ほど堕ちたら凄いからな
47 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:01:40.81 ID:gAZqqSH80
船堀「……」モジモジ
風間「なんだよ、言ってみろ」
船堀「あ、あの!こっちに来てください!!」スタスタ
風間「え?お、おう」スタスタ
船堀「……」ピタッ
風間「なんだよ掃除用具ロッカーの前に立って…」
風間「早くお前を酷い目に合わせた主犯を教えてくれ」
船堀「あ、あの!!」
ガチャッ
船堀「こ、ここここ、この中に入ってください!!」
風間「はぁ?」
船堀「お願いします!」
風間「いや船堀、俺は…」
船堀「お願いします風間くん!!!」
風間「わ、分かったよ!?」ビクッ
風間(なんだ船堀…いつになく押しが強いな…)
48 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:02:54.80 ID:gAZqqSH80
風間「こ、これで良いのか?」ススッ
船堀「……はい」
風間「良し、気が済んだなら答えてくれ。一体誰がお前を…」
船堀「……」
風間「船堀!」
船堀「私…もう我慢できません」
風間「え?」
ギュッ
風間「!?」
船堀「ハァハァ…///」ギュゥゥゥ
49 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:03:34.80 ID:gAZqqSH80
風間「ちょ、ちょちょちょ!!船堀!?何やってんの!!」
船掘「スーハースーハー///」ギュゥゥゥ
風間「おま!なに俺に抱きついて!?」
船堀「お願いします河原君、子王君!ロッカーのドアを締めてください!」チラッ
中「お、おう!!任せておけ!」ドキドキ
子王「フフフ、ごゆっくり!」
ガチャン!!
風間「テメェらも何言う通りにやってるんだよ!!」
50 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:04:18.78 ID:gAZqqSH80
船堀「ハァハァ…風間君の匂いが、私の脳髄まで駆けめぐります…///」スリスリ
船堀「クンカクンカ…あぁ…ぁぁ…スーハースーハー…///」ギュゥゥゥ
船堀「~~~~!!///」ギュゥゥゥ
風間「」ボーゼン
船堀「ギッチギチの空間で、風間君の匂いと温もりに包まれて…た、たまらんないです///」ギチギチ
風間「お、おおおい!!船堀!!どうしちまったんだよ一体!?///」
船堀「わ、わわわ、私、変態さんになっちゃいました…スーハースーハー///」ギュゥゥゥ
風間「しょ、正気か船堀!何かの間違いだろ!?め、目を覚ませ目を!!///」
船堀「あの…さっきから制服越しで、私のお腹に『熱くて硬い物』が当たっているのですが…///」ゴツゴツ
風間「」
船堀「う、嬉しいです///私なんかで欲情してくれて///」キュンキュン
ニギニギ
風間「ちょ、おま!?に、握るな!!///」
51 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:05:34.39 ID:gAZqqSH80
~ロッカー外~
中「おお……///け、堅次の奴…うらやまけしからんな…///」ドキドキ
子王「う、うん///……ん?」チラッ
高尾「」
子王「これはこれは高尾さんじゃありませんか!」
高尾「」
中「どうした、そんな恐い顔して」
高尾「ねぇ、どいて」テクテク
中「ま、待て。このロッカーの中には人が二人ほど入っている」
高尾「知ってる」
子王「ならば開けて邪魔をしては成らない!」
高尾「 ど い て (マジギレ覚醒モード)」
子王・中「」
52 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:06:20.00 ID:gAZqqSH80
ガチャッ
風間「!?」
高尾「……」
風間「た、高尾!すまん助かった…」
船堀「風間くん風間くん~~~///」スリスリ
高尾「……」プッツン
風間「あ、いや、違うんだ!!これは誤解だ!!なぜか船堀がいきなり…」
高尾「ズルい」
風間「へ?」
高尾「ギチギチなんて興味ない……でも私も混ぜなさいよ!!!」
ムギュゥゥゥ
風間「!!!?」
子王「それじゃ閉めるよ風間くん」
バタン
高尾「ハァハァ…///」ギュゥゥゥ
風間(っ!!?なんつー乳圧してやがる……!!!)
風間「つーか三人はきつ過ぎる!!!」
53 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:06:52.88 ID:gAZqqSH80
中「す、凄い状況になってきたぞ!3人でギチギチプレイとは…くそ!おれもやりたい!!」
子王「全くだ。しかも可愛い女の子と」
子王「そうだ!可愛い女の子といえば芦花さん!僕も芦花さんと……」
芦花「……」
子王「おお!!噂をすれば芦花さんじゃありませんか!!」
子王「さあ芦花さん!僕と違う教室のロッカーで一緒にギチギチプレイを…」
芦花「冗談は休み休み言ってください。アナタは袋プレイソロで充分です」ススッ
ガボッ
子王「OH!///」ドサッ
芦花「さて…副会長さん。もう分かってますね?」
中「……!!確かに柴崎さんなら小さいし可能性は…だがしかし!!」
芦花「お願いします。私もギッチギチしたいんです」ゴクリンコ
中「っ!!その心意気!!しかと受け止めた!!」
54 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:07:37.92 ID:gAZqqSH80
ガチャッ
風間「やっと助けが!?」
芦花「……」
風間「……えっと、助けてくれるよな?」
芦花「ええ勿論」
風間「ほっ…」
芦花「私も混ぜてください///」ギュゥゥ
風間「助けてねぇーし!!」
中「よ、四人も入ったらどうなるんだ…クソ!羨ましい!!」ハァハァ
中「いって来い堅次!!更なる高みを目指して…!!」
風間「そんな高みいらねぇよ!!!」
バタンッ
55 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:08:05.24 ID:gAZqqSH80
芦花「クンカクンカ…スーハースーハー…///」ギュゥゥゥ
芦花「風間さんハァハァ…ウヒャホウ!!///」スリスリ
高尾「風間~~///」ムギュゥゥゥ
船堀「エヘヘ…///ギッチギチ感が増して…それでいて風間君の温もりがより強く感じれて…すんばらしいです///」ギチギチ
風間「ちょ…おま…えら…く、ぐるじぃ…」ギチギチ
中「ふ、堅次よ……男として一皮向けたな……」
風間「お前は傍観してないで俺を助けろ!!」
56 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:08:37.94 ID:gAZqqSH80
~数日後~
風間「……なあ、今日もやるのかアレ」
芦花「当たり前です!///」
高尾「もうこれは大事な日課よ!///」
船堀「エヘヘ…///風間君…今日も沢山ギッチギチ楽しみましょうね~///」ペロペロ
風間「ぐああぁぁ!?く、首筋を舐めるな///」ビクッ
芦花「それじゃ誰が最初に、ギチギチするか…」
高尾「ジャンケンポン!!」
船堀「おや、全員あいこですね」
芦花「あいこ……っという事は!」
高尾「私達の間でのルール…全員あいこの場合、4人全員でのフルコース…」
風間「っ!?またアレやるのかよおお!!!」
中「準備は出来たぞ堅次!!」
風間「だからテメェもグルになってんじゃねーよ!!」
57 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:11:13.15 ID:gAZqqSH80
芦花「ほらほら行きますよ!芦花と一緒にロッカーの中に」グイグイ
風間「そのギャグつまらねぇよ!!」
風間(くっ…!!こいつ見かけによらず力強いんだよな!!)
芦花「風間さん///」ギュゥゥゥ
高尾「風間~~///」ムギュゥゥゥ
中「それじゃ閉めるぞ!」
ガチャン
船堀「今日は30分ギチギチプレイしましょ///」ギチギチ
風間「ぐぐ、ぐるじ…さ…30分…しゃ、洒落になんね…」ギチギチ
船堀「えへへ///ずっとずっと…一緒にギチギチしましょう///」ギチギチ
大沢「ま、許容範囲だな。ギチギチプレイ」
風間「アンタいるなら止めろ教師!!」
終わり
58 :
◆YOQhKJFZPE [saga]:2014/03/17(月) 04:14:09.30 ID:gAZqqSH80
以上です
読んでくれてありがとう
ギチギチの回は凄く好きで見まくってたら、ムラムラしてついこんなSSを作ってしまった…
次回作はR-18物か、それとも普通のギャグ物かクロス物か…考え中
ではでは
59 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/17(月) 04:15:44.02 ID:4wLr4za5o
すんばらしいスレだった乙
61 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/17(月) 05:14:04.25 ID:LXdJFz8bo
オツリンコ
62 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/17(月) 06:05:15.33 ID:H09xE2990
ガタッ!
63 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/17(月) 06:27:14.91 ID:x/Asps+To
正直たまりません
乙
68 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/17(月) 12:53:18.56 ID:zFKlQ5Rg0
やばいやばい
やばいっ!
船堀(の理性が)やばい!!
71 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/19(水) 01:13:40.21 ID:aqQ++wHEO
乙
狭いとこがおちつくのってなんだろうねあれ
72 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/19(水) 02:29:07.97 ID:cCyg1tQg0
乙!
転載元
船堀「わ、私は!ギチギチチャンピオンです…!!」ギチギチ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394911370/ 柴崎芦花(CV:花澤香菜) 花澤香菜 高尾部長(CV:伊藤静) 伊藤静 船堀さん(CV:豊崎愛生) 豊崎愛生
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