1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 14:43:56.58 ID:zItm9RPoT!
サシャ「どうしましたミカサ、元気無いですよ?」
ミカサ「何でもない」
アルミン「エレン、そのアザは?」
エレン「何でもない」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 14:48:01.57 ID:7Dg/oSl40
胸筋で目立たないだけだし!
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 16:24:47.93 ID:Zkopv/C80
エレン「ミカサって品乳だよな」
ミカサ「なぜ」
エレン「なぜってそりゃ、あるように見えないからだろ」
ミカサ「…」
エレン「まー気にすんなよ、そのうち女らしくなるさ」
ミカサ「…訓練兵に志願して以来、わたしはサラシを巻いている」
エレン「は?」
ミカサ「…その時期から目立って大きくなり、訓練にも邪魔になるから」
ジャン(まじか!?)
アルミン(ミカサ、なんだって!?)
ライナー(食堂でなんつー話をしてるんだあいつらは、これだからノンケはいかんのだ、胸なんぞただの脂肪の塊だろう、戦士たるもの屈強な男の筋肉にこそだな…)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 16:41:08.41 ID:Zkopv/C80
エレン「お前、本当か…?」
ミカサ「本当」
エレン「そ、それなら謝らないとな、女子には失礼な話だった」
ミカサ「いや、いい」
ジャン(これは!)
アルミン(エレンにデリカシーがある!)
ライナー(エレン、お前、女の方が好きだったのか…)
エレン「でも…やっぱりなかなか信じられないよな」
ミカサ「なぜ」
エレン「毎日顔つき合わせてるんだぜ、流石に分かるだろ」
ミカサ「…なら、エレンにだけは証拠を見せてもいい」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 16:48:52.00 ID:Zkopv/C80
ほわんほわんほわ~ん
ミカサ「という流れになった」
サシャ「…」
クリスタ「…」
ユミル「…」
ミカサ「ので、少なくともこの筋にk…貧乳を明日までに大きくしたい」
サシャ「食堂ではどうなるかと思いましたが」
クリスタ「一先ず寄宿舎には逃げ帰れたね、鐘に助けられて」
ユミル「だからって一晩でデカくなるもんでもねぇだろ…」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 16:59:28.61 ID:Zkopv/C80
ミカサ「できる」
ミカサ「戦わなければ、勝てない」
ミカサ「勝てば、生きる」
ミカサ「だから私たちで知恵を絞ろう」
サシャ「そんな無茶ぶり聞いたことありません!」
クリスタ「そうだよね」
ユミル「当たり前だ」
ミカサ「ひとつ提案がある」
サシャ「お、パァンですか!」
ミカサ「違う」
ミカサ「まずは大きな胸の実物を観察するべき」
サシャ「大きなパァン…むふふ…むひひ…」
クリスタ「サシャ!帰ってきて!」
ユミル「つってもそんなデカチチのやつ同期には…」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 17:05:28.23 ID:Zkopv/C80
ミカサ「…アニ」
クリスタ「え」
ミカサ「アニは実は胸が大きい」
クリスタ「そうなの?」
ユミル「あたしも知らねーなぁ」
ミカサ「一度だけ更衣室で見た、ボインの持ち主、普段はサラシで隠している」
クリスタ「あっ それって」
ユミル「エレンに吹いたホラはそこからきたのか」
サシャ「パァン!パァン!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 17:08:18.75 ID:Zkopv/C80
すまんが5時過ぎたからカーチャンの介護してくる
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 17:09:27.98 ID:V0Dei29/0
お・・おう
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 17:11:15.58 ID:bzX3AV4B0
…いてらがんばれ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 17:25:39.14 ID:cMUeqF9nO
母親も介護してくれている息子がこんなSS書いてるとは夢にも思わないんだろうな
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 17:56:41.74 ID:Zkopv/C80
しばらくして、不審にアニを囲む一同。
ミカサ「(じ~・・・)」
サシャ「(じ~・・・)」
クリスタ「(じ~・・・)」
ユミル「(じ~・・・)」
アニ「なんだい」
ミカサ「なんでもない(じ~・・・)」
サシャ「なんでもないです!(じ~・・・)」
クリスタ「なんでも(じ~・・・)」
ユミル「ないよ(じ~・・・)」
アニ「おかしいだろ、この状況は」
アニ「特に仲良しこよしでもないあんたらが、どうしてあたしに集まるんだ」
アニ「邪魔だからどきな」
ミカサ「わかった(じ~・・・)」
サシャ「わかりました!(じ~・・・)」
クリスタ「うん(じ~・・・)」
ユミル「だな(じ~・・・)」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:04:56.25 ID:Zkopv/C80
ミカサ「ひとまず分かったのは、サラシの効果が絶大ということ」
サシャ「普乳でしたもんね!」
クリスタ「確かに、揺れるなんてことは・・・」
ユミル「ああ、なかった」
ミカサ「なので」
ミカサ「サラシを剥ぐべき」
サ・ク・ユ「!」
ミカサ「この任務は危険が大きい」
ミカサ「アニの対人格闘技の技量はみんな知ってるはず」
ミカサ「成績にこそ反映されないけれど、あれはプロの技」
ミカサ「わたしが襲ってもあやしい」
サシャ「確かに!」
ユミル「下手に襲えば訓練に穴があく」
クリスタ「襲わなくても、お願いすれば・・・?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:09:45.59 ID:b+4vNFCA0
そういや進撃ってきょぬーいないな・・・
適性検査で落ちやすいのかな
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:09:59.70 ID:Zkopv/C80
ミカサ「・・・?」
サシャ「そうですよ!同期のよしみです!おっぱいぐらい!」
クリスタ「うん、それがいいよ!」
ユミル「アニがOKするとは思えないがな」
ユミル「なにせサラシで隠すほど本人は隠蔽したがっているんだろ?」
ミカサ「なら、誰が頼むか」
サシャ「それはもうミカサでしょう!」
クリスタ「お願いは本人がするものだよ!」
ユミル「さすがあたしの天使、正論だ」
ミカサ「わたしは・・・」
ミカサ「・・・」
サシャ「ミカサ!悩んでても仕方ありませんよぅ!」
クリスタ「アニが寝る前に!」
ミカサ「・・・わかった、行こう」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:15:56.28 ID:Zkopv/C80
アニ「今度はベッドまで押しかけてきて、なんだい」
ミカサ「その」
アニ「は?」
ミカサ「羨ましい巨乳をわたしに見せるべき」
アニ「」
離れて見守るサシャ「あ、固まりましたね・・・」
離れて見守るクリスタ「バレてないと思ってたのかな・・・」
離れて見守るユミル「事実ミカサ以外にはバレてなかったからな・・・」
アニ「・・・はっ!気、気を失っていた!」
ミカサ「見せるべき」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:24:59.25 ID:Zkopv/C80
アニ「ど、どこでそんな事、胸が大きいって知ったんだい」
ミカサ「・・・更衣室で見た」
ミカサ「不自然な上着の脱ぎ方、不自然な腕の運び、不自然なタイミングでの上着の着用」
ミカサ「そしてわずかに見えたサラシ」
ミカサ「結論は一つ」
アニ「あたしが、隠してるって事」
ミカサ「そう」
アニ「そう・・・」
ミカサ「・・・」
離れて見守るサシャ「うまい事話が進んでますね!」
離れて見守るクリスタ「状況証拠を並べ!追い込んでいく!」
離れて見守るユミル「女神さん楽しんでねぇか」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:35:24.35 ID:Zkopv/C80
アニ「り、理由は」
ミカサ「理由?」
アニ「女のあんたがわざわざ胸を見たいだなんて、おかしいだろう」
アニ「だから、その理由だよ」
アニ「ほかにむやみに言いふらさないっていうなら考えなくもない・・・」
ミカサ「理由は・・・」
ミカサ「エレンのため」
ミカサ「エレンのためなら、わたしは何でも出来る」
アニ「・・・!?(あいつが私の胸のサイズを知りたがっている!?)」
アニ「(格闘で組むことは少なからずあった)」
アニ「(そこで何か悟られたのか!?)」
アニ「(し、しかしそんな・・・)」
アニ「(サラシは完璧だったはず)」
ミカサ「・・・アニ」
アニ「・・・なんだい」
ミカサ「エレンは今、大きな胸を必要としている」
ミカサ「それも早急に」
ミカサ「サラシで隠すほどに大きな胸を、必要としている」
ミカサ「だから確認にきた」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:40:24.82 ID:rlHDqOvzO
エレンさんとばっちりやで
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:41:33.36 ID:Vv24kpwO0
アニかわいい
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:43:23.46 ID:Zkopv/C80
アニ「・・・!?(エレンが、あたしを!?)」
アニ「・・・(い、いや、あんなやつを意識したことは一度もない、はずだ・・・)」
アニ「・・・」
アニ「わ、わかった」
ミカサ「アニ!」
アニ「ただし、ミカサ、あんただけだ・・・他の誰にも漏らすな」
ミカサ「善処する」
アニ「じゃ、じゃあ、少し待ちな」
ミカサ「わかった、一度退室する」
ミカサ「というわけで説得に成功した」
サシャ「なんだかアニが不憫な気もしますが!嘘ついてないですし!」
クリスタ「これはこれで!」
ユミル「美味しいな!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:48:13.47 ID:Zkopv/C80
アニ「・・・おい、もういいよ」
ミカサ「わかった」
ミカサ「というわけで私は行く」
ミカサ「・・・アニとは約束をした、“私は他言しない”と」
ミカサ「だから、何も言わない」
ミカサ「行ってくる」
サシャ「えー!つまんないですよぉー!」
クリスタ「うん、ちょっとね・・・」
ユミル「ああ・・・だが・・・他言しない、か・・・」
ユミル「ミカサは他言しない・・・他言しないなら、約束を違えてはいない」
ユミル「ということはあたしたちが不意にアニを訪ねたら、どうなる」
ユミル「その時偶然にもアニが上半身を晒していたとして、それは、なんだ?」
サシャ「事故だと思います!!」
クリスタ「ユミル天才!」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:48:55.77 ID:Zkopv/C80
すまん7時前だ晩飯作ってくる
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 18:56:20.12 ID:3ywtpjHL0
大変だな
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 19:20:44.86 ID:hoFW1cnhP
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 19:59:13.88 ID:Zkopv/C80
ミカサ「アニ」
アニ「きたね」
ミカサ「さぁ、その薄布をはだけて、早く見せる」
アニ「あ、あぁ、妙に恥ずかしいが・・・」
(そうしてアニの柔肌、進撃のおっぱいがあらわになった)
(薄布一枚がはらわれた瞬間、ミカサは我が目を疑う)
(そしてミカサ思い出した)
(カルラに教え込まれたおっぱいの迫力を)
(鳥篭の中に囚われた自らのおっぱいを・・・)
(以上!音声はアルミンでした!!)
ミカサ「・・・っ!」
アニ「・・・恥ずかしいよ」
ミカサ「・・・触って、もっ・・・!」
アニ「・・・べ、別に、いいよ・・・同性だろ」
----------------
皿洗いしてくるから15分離れる
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 20:13:22.91 ID:Zkopv/C80
ミカサ「これは・・・筋肉ではない!」
ミカサ「柔らかく、弾力がないようでいてそのじつ弾力に富む」
ミカサ「上下左右の動きを加えても瞬時に元通り」
ミカサ「なにより形良く・・・」
ミカサ「・・・っ!」
バァン!
サシャ「アニ!ちょっと対人格闘訓練について聞きたいことが!」
クリスタ「ここが私の死に場所!」
ユミル「あたしの女神!吹っ切れたのか!」
アニ「っ!」
サシャ「あ」
クリスタ「あ」
ユミル「あ」
アニ「・・・あんた達!」
サシャ「ふへへ・・・」
クリスタ「うふふ」
ユミル「あららぁ」
ミカサ「悲しい事故」
アニ「」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 20:19:50.72 ID:Zkopv/C80
(その夜、女子寄宿舎からいくつかの叫び声が漏れ聞こえた)
(“き、きれいなお椀型じゃないですかー!ひー!やめ!”)
(“アニのお婿さんはきっと幸せだよってっきゃあああああああ”)
(“悔い無し!どでーん”)
(教官は女同士のいざこざに顔を突っ込む事は嫌うらしく、お咎めはなかったという)
ほわんほわんほわ~ん
サシャ「ようやく開放されました・・・」
ユミル「シバキあげる、っていうのはこういう事を言うんだろうな」
クリスタ「渡り合ってたの、ミカサだけだったね」
ミカサ「あなた達が悪い」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 20:28:55.40 ID:Zkopv/C80
ミカサ「しかし収穫はあった」
サシャ「ええ、確かにナイスボインでした!」
クリスタ「大きくて綺麗な胸だったね」
ユミル「あれだと確かに邪魔なんだろうなぁ」
ミカサ「あれを再現する」
サシャ「そういえば、エレンには、その、どう証明するんですか?」
クリスタ「アニみたいに、その、見せちゃうの・・・?」
ユミル「まぁミカサならそのぐらいはな」
ミカサ「いや」
ミカサ「それは恥ずかしい」
ミカサ「通常、家族であってもみだりに恥部やそれに類する部分を晒すものではない」
ミカサ「わたしの、エレンのお母さんも、入浴の際にだけ裸の付き合いをした」
サシャ「おお・・・」
クリスタ「常識があったんだ・・・」
ユミル「感動もんだな」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 20:39:04.79 ID:Zkopv/C80
ミカサ「だから服の上から大きく見えればいい」
ミカサ「それでいて、もし不意の事があっても、柔らかく弾力があるように」
サシャ「胸の感触はおっぱいとしか言えません!」
クリスタ「それを再現するのか、難しそうだね」
ユミル「ああ、こりゃ大事だな」
ミカサ「みんななら、出来る」
ミカサ「血反吐を吐きながらここまで生き残ってきた」
サシャ「同期のよしみですねぇ~」
クリスタ「よし!頑張ろう!」
ユミル「だな!」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 20:46:06.35 ID:Zkopv/C80
ほわんほわんほわ~ん
翌朝
ミカサ「・・・」
サシャ「・・・」
クリスタ「・・・」
ユミル「・・・」
ミカサ「・・・みんなは良くやってくれた」
サシャ「でも、クッションも駄目・・・」
クリスタ「サラシを丸めても駄目・・・」
ユミル「サシャ渾身の窃盗肉にいたっては血と脂が滴った・・・」
ミカサ「悔いはない」
サシャ「でも!」
クリスタ「イモなんて詰めても駄目だよ!」
ユミル「なんだその!歩くたびゴチンゴチン鳴る胸は!」
ミカサ「・・・」
ミカサ「私は、筋肉質。だから、胸は、硬くていい・・・エレンさえいれば・・・エレン・・・」
サシャ「病んでますね」
クリスタ「目がうつろ」
ユミル「一晩考えた挙句芋にすがる事になれば、な」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 20:49:24.85 ID:V0Dei29/0
エレンに揉んでもらえ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 20:56:24.02 ID:Zkopv/C80
アニ「あんたら朝からなにやって」
アニ「・・・ミカサ?」
ミカサ「アニ、教えて、胸はどうすれば大きくなる」
アニ「あんた目が真っ赤だよ、寝てないのかい」
ミカサ「アニ、早く」
アニ「どうすればって、いや、どうもこうもないよ」
ミカサ「わたしに女性ホルモンが足りないとでも」
サシャ「ありあまってるのは男性ホルモンですかねぇ」
クリスタ「こら!意地悪言わないの!」
ユミル「うはは」
サシャ「すみません・・・」
アニ「ワケは知らないけど、その胸はないでしょ」
アニ「ちょっとついてきな」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:01:46.39 ID:Zkopv/C80
ミカサ「これは・・・」
アニ「あたしの下着だけどね、イモを芯にして綿を詰めれば、形だけはどうにかなる」
アニ「少なくともゴチゴチ音がすることはないよ」
ミカサ「アニ・・・」
アニ「なんだい」
ミカサ「ありがとう」
アニ「はっ、乳繰り合った仲だろ」
ミカサ「いや乳繰り合ってはいない」
アニ「」
ミカサ「しかし、これは妙案」
アニ「あ、あぁ・・・大きく動いたりしなければ、まず問題ない」
ミカサ「完璧な補正下着」
アニ「乳繰り合った仲だって言ってるだろ」
ミカサ「だから乳繰り合ってはいない」
アニ「」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:17:16.42 ID:Zkopv/C80
サシャ「ミカサ!そろそろ食堂にいきましょう!」
クリスタ「エレンはもういるはず!」
ユミル「アニも行こうぜ」
アニ「食堂に胸は必要ないだろ?」
ミカサ「エレン、アルミン、おはよう」
エレン「おう」
アルミン「おはようミカサ」
サシャ「ミカサ頑張れ!」
クリスタ「がんばれ!」
ユミル「面白い展開になれ!」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:25:34.57 ID:Zkopv/C80
エレン「ん?お前・・・」
ミカサ「・・・(キタ)」
エレン「胸が大きくなってないか!?」
ミカサ「・・・そんなことはない」
アニ「あいつ・・・!」
サシャ「まぁまぁ、アニもパァンでも食べて落ち着きましょうよぉ」
ミカサ「私は昨日、あなたに証拠を見せてもいいといった」
ミカサ「これがそう」
ミカサ「これが本来の私の姿」
ミカサ「あなたが死に急ぎ野郎なのと同じように、私は胸が大きい」
ミカサ「ので、このシャツも、パツンパツンになる」
ミカサ「隠し立てすることはなにもない、本来の私の姿」
ミカサ「・・・」
ジャン「・・・パンが美味いなぁ!(俺はミカサの全てを受け入れる!)」
アルミン「・・・そ、そうだね!(ミカサ、なんてバレバレのまくし立て方をするんだ!)」
ライナー「アルミン、朝飯が一番大事な食事だって知ってたか?」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:34:27.10 ID:Zkopv/C80
エレン「いや、でもなぁ・・・」
エレン「ちょっと不自然なんじゃないか」
エレン「いくらサラシだっていったって、ペチャンコに出来ないだろう」
ミカサ「・・・(しまった)」
ミカサ「・・・(確かにアニは、適度に膨らみを残していた)」
ミカサ「・・・(これはわたしのミス!)」
ミカサ「・・・(チラッ)」
アルミン「・・・(だよね!)」
アルミン「エ、エレン、そういう話はさ、また別の機会を見つけて」
ライナー「そうだぞ、どうせなら上腕二頭筋の話をし ゴキャッ!
アルミン「ラ、ライナー!・・・泡を吹いてる・・・」
アニ「その話、もっと詳しく聞きたいね」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:41:12.24 ID:Zkopv/C80
エレン「おうアニ、いやぁ、ミカサが実は胸が大きいとかなんとかいう話なんだ」
アニ「・・・ミカサが?」
ミカサ「アニ、あなたは邪魔」
エレン「訓練の邪魔だからサラシを巻いて隠してたらしい」
エレン「確かに今見ると大きいよな!女子の中でも一番かもな!」
アルミン「ひいいいい」
アニ「一番・・・?」
ミカサ「その目はなに」
アニ「なんでもないよ、ただ、面白い話だと思ってね」
ミカサ「・・・!」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:49:29.98 ID:Zkopv/C80
アニ「あたしと戦う気かい」
ミカサ「必要なら」
アニ「はっ」
ミカサ「・・・!」
エレン「お、格闘術の練習か?」
アニがファイティングポーズをとり、ミカサがそれに呼応して立ち上がった。
素早く腕を上げ、体でリズムを刻む。
泡を吹き続けるライナーを中心に緊張が高まる中、二人が動いた・・・!
その時だった。
ゴチン。
床にイモが落ちた。二つのイモが落ちた。
それはミカサのシャツから転げ落ちてきたように見えた。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:51:28.85 ID:rlHDqOvzO
あちゃー……
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:52:33.80 ID:V0Dei29/0
ミカサ大暴れか?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:54:13.55 ID:Zkopv/C80
アルミン
(おじいちゃん、僕はその時の光景をよく覚えているんだ)
(イモが落ちたのと同時に、普段クールビューティーで通っているアニが)
(あのアニ・レオンハートが確かに笑った)
(対するミカサ・アッカーマンはすぐにイモを拾った)
(そしてそれを抱きかかえ、エレンに背を向け、声を上げて泣いた)
(ジャンと僕は狼狽し、二人でアタフタするだけだった)
(サシャ、クリスタ、ユミルがフォローにあたったようだけれど、そこはあまり記憶にない)
(ただ、よく覚えている)
(エレン・イェーガーは大爆笑だった)
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 21:58:40.97 ID:Zkopv/C80
アルミン
(もう少しだけ僕の独白に付き合ってもらえるかな、おじいちゃん)
(その後、アニは明らかにミカサに対して優位に立った)
(例えば水泳術の講義の時だ)
(水着に着替えたアニは、男子が息を飲むほどに美しかった)
(ミカサも美しいけれど、それは彫刻の美しさに近い)
(生の胸の大きさに固執しがちな思春期の男子達)
(人気がどちらに傾くかは誰の目にも明らかだ)
(エレンでさえアニを意識しはじめたんだ)
(水泳術の休憩中、ミカサは膝を抱えてエレンに背を向けていた)
アルミン
(長距離走でもそうだ)
(まるで誰かに対して誇示するようにブルンブルンと走り続けるアニ)
(それに対してミカサは・・・)
(そしてエレンの反応も・・・)
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 22:04:11.08 ID:Zkopv/C80
アルミン
(僕達は無事に訓練兵を卒業した)
(巨人の侵攻、幾度かの交戦・・・)
(辛いことも沢山あった)
(そして、ついこの間のことだ)
(女型の巨人に対峙したミカサは確かにこう言ったんだ)
ミカサ「削いでやる」
アルミン
(狂気の顔だった)
(僕の予想が正しければ、それは私怨だ)
(だけど、戦いは非情で、この世界は残酷なんだ)
(ミカサにはついに聞けなかった)
(女型の正体を知って・・・)
(どこを削ぐつもりだったの?と)
(おじいちゃん、戦いはまだまだ続くけれど、僕は頑張るよ)
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 22:05:15.90 ID:T3sjUfey0
完
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 22:05:35.17 ID:QdMreTVP0
良い話だったな
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 22:06:01.53 ID:Zkopv/C80
終わった。よし。自分の晩御飯作ってくる。おわり!
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 22:06:31.67 ID:ucpuO6h8O
何故だかよくわからないけど、心があたたかくなった気がした
ありがとう
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 22:06:44.46 ID:tmVJvqCcO
えっ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/28(火) 22:07:13.40 ID:x30e2Xbn0
オチもしっかりしていて笑った
面白かったよ
転載元
エレン「ミカサって貧乳だよな(笑)」 胸ポン
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1369719836/
ポニーキャニオン (2013-07-17)
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介護も頑張るのだぞ
介護頑張って
母ちゃん大事にしろよ
ボディビル的な意味合いで…
しかし介護しながらこれかけるのは才能だな…