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サシャ「月が綺麗ですね

2013/05/05 05:31 | CM(3) | 進撃の巨人 SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:25:36.73 ID:8kNNQeGG0
エレン「ああ、そうだな……」

サシャ「ええ、本当に……」

エレン「……」

サシャ「……エレン」

エレン「ん?」

サシャ「なぜ私たちは二人揃って営庭を走らされているんですか?」

エレン「食料庫に忍びこんだところを教官に見つかったからだろ……」

サシャ「そうでした……はぁ」



4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:26:26.09 ID:8kNNQeGG0
サシャ「エレンもついていませんよね、初めて挑戦した日に教官と遭遇するなんて」

エレン「サシャの誘いにのった俺が馬鹿だった」

サシャ「私は楽しかったですよ」

エレン「はぁ?なんでだよ?」

サシャ「エレンが隣にいましたから。今までは一人きりだったので、心細いときもあったんです……」

エレン「……」

サシャ「あの……エレン?次に忍び込むときも一緒にきてくれますか?」

エレン「サシャ……ったく、お前ってやつは」

サシャ「エレン……!」

エレン「一人で行け」

サシャ「そんなっ!?」


6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:29:08.49 ID:5jOLmLDQO
ここ最近のサシャ株の上がりようはなんなのか



いいぞもっとやれ


7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:31:32.16 ID:8kNNQeGG0
サシャ「あ、あっさり断りましたね」

エレン「当たり前だろ。二度といくか」

サシャ「そんな……私を一人にするんですか!?」

エレン「心細いか?」

サシャ「寂しいです!辛いですよ!」

エレン「そっか……じゃあ、これをサシャに渡しとく」スッ

サシャ「これは……蒸かした芋、ですか?」

エレン「ああ。俺が初めて食料庫から盗んだ芋だ。それを俺だと思ってくれ」

サシャ「エレン……ありがとうございます。芋エレンのこと、大切にしますね!」

エレン「変な名前つけんな」


8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:34:56.37 ID:8kNNQeGG0
エレン「……なぁ、サシャ」

サシャ「はい?」モグモグ

エレン「早速食べてんじゃねぇよ!!俺の上半身どこいった!?」

サシャ「エレンの上半身ですか?それなら目の前にありますけど……」モグモグ

エレン「いや、俺じゃなくて芋エレン(仮)の」

サシャ「……あ」モグモグ

エレン「……」

サシャ「ふふ、食べちゃいました!」

エレン「許すと思うか?」


9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:40:26.84 ID:8kNNQeGG0
エレン「サシャは食べ物を目の前にすると、もう食べずにはいられないんだな」

サシャ「はい……」

エレン「まぁ、あまり気にするなよ。それもサシャの個性だからな」

サシャ「本当にすいませんでした……」

エレン「だから、別に―――」

プーッ

エレン「」

サシャ「」

サシャ「あ、あはは……」

エレン「……サシャ・ブラウス訓練兵」

サシャ「は、はっ!」

エレン「放屁してちょっと加速したな」

サシャ「してませんっ!」


10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:45:52.45 ID:8kNNQeGG0
サシャ「エレンは意地悪です……」

エレン「悪かったって」

サシャ「私だって好き好んで放屁してるわけじゃないんですからね?」

エレン「わかってる。それにしても、さっきのサシャの屁……」

サシャ「ま、まだ続けるんですか?」

エレン「なんか可愛かったよな」

サシャ「……え?」


12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:47:59.10 ID:TJY0vxCtO
流石エレンさんはとんでもない角度から口説くで


13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:49:38.07 ID:qNHrrO/20
屁が可愛いってどういうことだwww


14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:52:14.46 ID:8kNNQeGG0
エレン「なんていうか、ああいう屁なら別に気にならないよな」

サシャ「……」ススッ

エレン「? なんで俺から離れるんだよ?」

サシャ「だって、エレンは……屁に好意を抱いたんですよね?少し、怖いです……」

エレン「勝手に人を変態にするんじゃねぇ!」

サシャ「クリスタとどっちが可愛いですか?」

エレン「クリスタ。って、なんてこときいてんだ!クリスタに失礼だろ」

サシャ「す、すいません、つい興味本位で……」

エレン「ちなみに、屁とサシャなら屁が勝つ」

サシャ「」


15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:55:59.53 ID:hRNXo73a0
だめだ…小林ゆうの奇声しか浮かばねぇ


16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 19:59:14.53 ID:8kNNQeGG0
サシャ「」

エレン「おーいサシャ!帰って来い」

サシャ「……ハッ!?す、すいません、気を失ってました」

エレン「ショックだったんだな」

サシャ「はぁ……まさか自分の屁に負かされるとは思いませんでした。手塩にかけて育てた子供にコテンパンにされた気分です」

エレン「屁は息子でも娘でもないぞ。サシャが生みの親であるのは確かだけど」

サシャ「父親は芋エレンですね」

エレン「あ、だから可愛いって感じたのか。芋とはいえ、俺だもんな」

サシャ「なるほど!そういうことですか」

エレン「……」

サシャ「……」

エレン「真面目に走るか」

サシャ「はい」


17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:05:02.15 ID:hRNXo73a0
いいよいいよー


18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:13:05.95 ID:8kNNQeGG0
エレン「……」タタタッ

サシャ「……」タタタッ

エレン「ただ黙々と走るのってしんどいな……」

サシャ「わたしはもう慣れっこですよ」

エレン「場数踏んでるもんな」

サシャ「はい」

エレン「走ってるときって何考えてたんだ?」

サシャ「ご飯のことです!」

エレン「だろうな」

サシャ「あ、しりとりとかもしてましたね」

エレン「一人でしりとり?なんか切ないな」


19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:17:12.80 ID:8kNNQeGG0
エレン「暇つぶしにちょっとやってみるか、しりとり」

サシャ「いいですね、やりましょう!きっと楽しいですよ!」

エレン「まぁ、一人でやるよりはな。普通のしりとりでいいか?」

サシャ「うーん……あ、同期の名前縛りとかどうです?」

エレン「おう、いいぜ。先に勝ったほうが負けたほうに何でも一つ命令できるってルールも追加だ」

サシャ「おお!俄然盛り上がってきました!」


21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:18:53.20 ID:8kNNQeGG0
エレン「俺からいくぞ」

サシャ「どんとこいです!」

エレン「じゃあ、ハンナ」

サシャ「ナック!」

エレン「クリスタ」

サシャ「タ……タ……」

エレン「早くしろよ」

サシャ「……タ、タルトルト」

エレン「誰だよ!?」

サシャ「い、いるんですよ!」


24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:29:43.62 ID:8kNNQeGG0
エレン「ベルトルトの親戚か?」

サシャ「あー、はい、多分……」

エレン「……そっか。んじゃ、"ト"だからトーマス」

サシャ「ス……スイナー」

エレン「何をだよ!?ナ……また"ナ"か。ナ、ナ……」

サシャ「ふっふっふ、ギブアップですか?」

エレン「いや、ちょっと待て……そうそう、あいつがいたな、ナカサ」

サシャ「ナカサ!?ミカサじゃなくてですか!?」

エレン「あぁ、いってなかったか?ミカサって七人姉妹なんだぜ。ミカサは三番目で、ナカサは一番下」

サシャ「へー、そうなんですか!」


26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:36:12.87 ID:8kNNQeGG0






サシャ「アニ!」

エレン「ニカサ。二番目の姉だな」

サシャ「サシャ!」

エレン「ヤカサ。八番目の妹で、さっき生まれた」

サシャ「えぇっ!?そんなことあり得るんですか!?」

エレン「はは、嘘に決まってんだろ」

サシャ「やっぱり!」

エレン「まぁ、先に嘘ついたのはサシャだけどな」

サシャ「うっ……ば、ばれてましたか」

エレン「当たり前だろ。タルトルトってお前……」

サシャ「すいませんでした……芋エレンの下半身を分けてあげるので許してください……」スッ

エレン「いらねーよ!」


29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:43:53.72 ID:8kNNQeGG0
エレン「俺の勝ちだな!」

サシャ「先に嘘をついたのは私ですしね……負けました」

エレン「なんて命令すっかな~」

サシャ「い、痛いのとかは嫌ですからね?」

エレン「そうだな……じゃあ、俺を死ぬ寸前まで追い込んでもらおうか」

サシャ「……え?」

エレン「もう走るのやめたいんだよ……全然疲れねぇ……」

サシャ「あ、そういうことですか。よかったぁ」


33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:50:02.71 ID:8kNNQeGG0
サシャ「でも、エレンを疲れさせるには具体的にどうしたらいいんでしょう?」

エレン「それを考えてくれっていってんだろ」

サシャ「うーん……、あ!私をおんぶして走ってみたらどうです?負荷がかかるから疲れますよ」

エレン「それ、サシャが楽したいだけだろ」

サシャ「違います!私はエレンにおんぶしてもらいたいだけです!!」

エレン「お、おう、そうか。ん?納得していいのか?」

サシャ「早速やってみましょう!」


35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:56:46.78 ID:8kNNQeGG0
サシャ「よいしょっと……」

エレン「サシャって体重何kgあるんだ?」

サシャ「55kgです」

エレン「168cmの55kgか。バランスいいな」

サシャ「あ、私の身長知っててくれたんですね」

エレン「俺と近いからな。抜かれたらなんか嫌だろ?」

サシャ「私、そういうの気にしませんよ?」

エレン「俺がするんだよ。だからサシャ、明日から飯抜きな」

サシャ「そんな!エレンがいっぱい食べて大きくなればいいじゃないですか!」ペシペシ

エレン「尻を叩くな!俺は馬じゃねぇ!!」


36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 20:59:43.35 ID:8kNNQeGG0
タタタッ

エレン「結構足にくるな……」

サシャ「わー、エレンって走るの速いですね!」

エレン「落ちないように、しっかりつかまってろよ?」

サシャ「はい!」ギュッ

エレン「ッ!?」ビクッ

サシャ「エレン?どうしました?」

エレン「サ、サシャ!当たってる!当たってんだよ!」

サシャ「え?何がです?」

エレン「芋エレンが!背中に刺さってんだ!」

サシャ「あ!す、すいません!」


37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:02:09.32 ID:8kNNQeGG0
エレン「蒸かし芋のくせに、いてぇじゃねぇか……」

サシャ「胸ポケットに入れてたの忘れてました」モグモグ

エレン「食べるのかよ!!潰れてなかったか?」

サシャ「潰れていても、芋は芋です!食べれます!」モグモグ

エレン「……サシャ」

サシャ「はい?」モグモグ

エレン「放屁すんなよ?加速するから」

サシャ「しませんよっ!!」


39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:06:44.34 ID:8kNNQeGG0
エレン「はぁ……はぁ……ど、どうだサシャ、俺……死にかけてるか?」

サシャ「はい。いまにも倒れそうですね」

エレン「よ、よし……、じゃあ俺はあがりだな……おつかれ……」

サシャ「エレン、行っちゃうんですか?私はおいてけぼりですか?」

エレン「そっか……サシャはまだ元気だったな……」

サシャ「一人は嫌ですよ……」

エレン「なら、サシャも俺をおんぶして走ってみるか?すぐ疲れるとおもうぞ」

サシャ「おお!いい考えですね!」


40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:09:18.44 ID:8kNNQeGG0
エレン「じゃ、乗るぞ?」

サシャ「いいですよー」

エレン「よっ……ぶはっ!?」

サシャ「エレン?」

エレン「サシャの髪が目に……!くそ……」

サシャ「あ、ポニーテールが邪魔なんですね。いまほどきます」

エレン「いてぇ……」

サシャ「はい!どうですか?」

エレン「……なにが?」

サシャ「髪を結ってない私ですよ!感想はないんですか?」

エレン「感想っていわれてもな。サシャはサシャだろ」

サシャ「……もう」

エレン「まぁ、屁よりは可愛いぞ」

サシャ「……屁に勝った!!!リベンジ達成です!!」


42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:13:01.65 ID:8kNNQeGG0








タタタッ

エレン「……」

サシャ「……」

エレン「結局朝まで走っちまったな……」

サシャ「はい……私たちのスタミナはどうなってるんでしょう……?」

エレン「さぁな……」

「サシャ!エレン!」

エレン「ん……?誰かきたな……」

サシャ「あれは……クリスタですね」


44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:17:48.54 ID:8kNNQeGG0
クリスタ「二人とも大丈夫!?目がうつろだけど……」

エレン「心配すんな、大丈夫だから」

サシャ「クリスタはどうしてここに?」

クリスタ「あのね、二人が疲れてると思って食べ物を持ってきたの」

サシャ「それはパンじゃないですか!!いただきます!!」モグモグ

エレン「わざわざ悪いな」

クリスタ「ううん、二人が倒れたりしたら嫌だし……、どうせなら気の済むまで走ってもらいたいから!!」

エレン「は?」

サシャ「え?」

クリスタ「あとでお水も持ってくるから!頑張ってね!」タタタッ

エレン「」

サシャ「」





終わり


46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:20:41.34 ID:GjIXgzlsO
おつ

天然Sってやつか


47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:21:33.83 ID:11Mj4wV00

おもしろかったぜ


48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:30:23.66 ID:mj/a4KGHO



49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/04(土) 21:55:09.86 ID:5dQCwAfX0
なんだろうこれ
なんだろう
天然同士ってこうなるのか


転載元

サシャ「月が綺麗ですね

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1367663136/








進撃!巨人中学校(1) (講談社コミックス)
中川 沙樹
講談社 (2013-04-09)

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2013/05/05 05:31 | CM(3) | 進撃の巨人 SS
    コメント一覧
  1. 名無し [ 2013/05/05 17:11 ]
  2. 走りながらしゃべれるってランニングじゃなくてジョギングだろ、バツにならないじゃん
  3. 774@いんばりあん [ 2013/05/05 17:56 ]
  4. ランニングで喋りながら走れるくらいでないと普段訓練してる意味ないだろw
    部活とかだって、シャトルランしてる時とかも声掛け合うだろ普通?
  5. 774@いんばりあん [ 2013/05/05 19:08 ]
  6. ※1
    なにいってんだコイツwww
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