1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 01:27:28.24 ID:WkGYvEZr0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 01:59:38.69 ID:N2HYWFj30
なのら
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:08:55.73 ID:ThEZ+3140
フェイリス「そうだニャン、新しく入ったバイトの娘だニャン」
梢「こずぴぃなのら、よろしくお願いするのら」
フェイリス「コズピィ、こっちはフキョーマだニャン」
岡部「…ゴホンッ、お初にお目にかかる。俺の名は、狂気のメェッドサイエンティスト…」
岡部「鳳・凰・院・凶ォー真っ!」キリッ
梢「おぉー」パチパチ
フェイリス「そしてフェイリスの王子さまだニャン♪」
岡部「待て、誰が王子さまだ、誰が」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:10:20.58 ID:cqJsuMBC0
カオスヘッドで一番危険なヒロインを雇うとか死ぬ気かフェイリス
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:12:33.12 ID:WkGYvEZr0
構わん、続けるのだ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:17:33.96 ID:ThEZ+3140
フェイリス「キョーマ以外に有り得ないニャン♪」ダキッ
岡部「抱きつくなっ」
フェイリス「キョーマキョーマ、ねえキョーマ」
梢「キョーマしゃんとフェイリスしゃんはラブラブなのら~」ニヨニヨ
岡部「…早速誤解されているぞ」
フェイリス「真実だニャン♪」ギュゥ~
岡部「離れろ……ん?」
紅梨栖「」ギリギリギリギリ…
岡部「(何かが店の外から恐ろしい形相で睨んでいた)」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:24:09.52 ID:N2HYWFj30
紅莉栖の中にビシィさんが
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:24:50.20 ID:ThEZ+3140
岡部「(海馬に電極ぶっ刺すくらいの勢いで睨まれている…)」
岡部「(後で土産でも持って帰ろう)」
岡部「フェイリス、新人教育は良いのか?」
フェイリス「模擬研修は終わってるから、今日から実践だニャン」
フェイリス「だから、キョーマの相手をしてもらうニャン」
梢「よろしくお願いするのら~」ペコリ
岡部「(少しまゆりとタイプが似ているか…まあお手並み拝見と行こう)」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:32:48.72 ID:ThEZ+3140
フェイリス「じゃあコズピィ、研修通りにがんばってニャン」
梢「はーいなのら」
梢「お帰りなさいませご主人様~今日は何になさいますか~?」
岡部「(ほんわかした声だ、ルックスも問題ない…新たな名物になりそうだな)」
岡部「オムライスと珈琲を頼む」
梢「かしこまりました、ニャンニャン~♪」
岡部「(鼻歌混じりに奥に入っていったが…大丈夫、だよな?)」
岡部「(先ほどから震える携帯を確認したら紅莉栖からの着信で埋まっていた…)」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:40:11.83 ID:ThEZ+3140
梢「お待たせいたしました~のら~」
岡部「(良い笑顔のままコズピィがオムライスと珈琲を運んでくる)」
梢「こちらが~当店自慢の~……きゃわっ!」コケッ
岡部「(何もない所で躓いた、だと!?)」
梢「わわわわっ!」ガッシャーン!
岡部「(オムライスと珈琲がぶちまけられ、床とコズピィが汚れてしまった)」
岡部「大丈夫か?」
梢「落としちゃったのら…」テヘペロ
客「ドジッ娘メイドキター!!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:46:37.53 ID:ThEZ+3140
梢「だ、大丈夫大丈夫なのら」
岡部「(へこたれる事なく食器の破片や料理だったものを片付けていく…)」
梢「失礼致しましたのら~すぐに代わりの物をお持ち致しますニャン」
岡部「あ、ああ…頼む」
客1「な、何とかなったみたい、だね」
客2「そうだな」
岡部「(まあ、大事には至らなくて良かったとは思うが)」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 02:53:41.63 ID:ThEZ+3140
客2「しかし驚いたな、梢がバイトを始めると聞いた時は」
客1「僕の所に相談しに来た時は信じられなかったよ」
客2「だが何故メイド喫茶を薦めた?」
客1「冗談とばかり思ってたから…でも頑張ってるみたいで良いんじゃないかな?」
客2「…失敗はしているがな」
客1「あはは…ところさ」
客2「どうした?」
客1「さっきから店の外にいた人、中に入ってきたみたいだけど」
紅莉栖「おーかーべー…」ゴゴゴ…
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:04:12.65 ID:ThEZ+3140
岡部「ど、どうした助手よ?」
紅莉栖「さっきから見てれば店の娘達とイチャイチャイチャイチャ…」
岡部「いや、待てクリスティーナ!俺は普通に持て成しを受けていただけだ、何故怒る!?」
紅莉栖「……私が一番じゃなかったの?」
岡部「なに?」
紅莉栖「私が岡部の一番じゃなかったのか?って事だよ、言わせんな恥ずかしい」
岡部「…確かにお前が一番大切であることは認める」
岡部「だが、俺が何処で外食しようとそれを束縛される謂れはない!」
紅莉栖「あるわ!」
岡部「は?」
紅莉栖「私は岡部の恋人なの。だから恋人にある岡部に尽くす権利がある。そして岡部は私の奉仕に応える義務がある。だから私は岡部の為に毎食ごはんを作って岡部は私のごはんを食べるの、はい、論破」
岡部「」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:08:55.23 ID:ThEZ+3140
岡部「いや、そんな義務は…」
紅莉栖「なに、何かあるわけ…?」ゴゴゴ…
岡部「なにもございません…」
紅莉栖「それじゃ、早速、これまでの経緯を説明してもらいましょうか…?」
岡部「(これは…死ぬかもな)」
梢「…キョーマしゃんから離れるのら」
岡部「コズピィ?」
岡部「(コズピィからも不穏なオーラを感じる)」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:13:30.13 ID:N2HYWFj30
DBGDBG!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:14:09.19 ID:ThEZ+3140
梢「ご主人様のキョーマしゃんを虐めるヤツはドカバキグシャーなのら」ブンッ
岡部「(コズピィの指先が何かを握っているかのように曲がっている?)」
紅莉栖「ちょ、え、なに?何なの?」
梢「…」ゴゴゴ…
客2「帰ろうとした途端にこれか、おい、行くぞ!」
客1「だが断る!」
客2「お前も死にたいか?」
客1「わ、わかってるよ…」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:36:34.40 ID:ThEZ+3140
梢「行くのら~!」ダッダッダ
ブンッ!ガキンッ!
客2「止めよう、こずぴぃ…他のお客さんにも迷惑だから」
梢「拓巳しゃんのお願いでも聞けないのら」グググ…
拓巳「…せっかく良いメイド喫茶を見付けたんだ、そう簡単に潰されてたまるかぁっ!」
岡部「どうなっている?」
客1「なんだ、お前か」
岡部「き、貴様は!」
客1「まさか再会する事になるとは思わなかったがな」
紅莉栖「…だれ?」
岡部「数年前に澁谷で会った女だ」
客1「取り敢えず、連れが梢を留めているが力勝負では分が悪い」
客1「悪いが、ここのスタッフと客を全員店の外へ出せ、いいな」
フェイリス「キョーマ、何の騒ぎだニャン!」
岡部「フェイリス、全員で店外へ避難だ!」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:43:58.86 ID:N2HYWFj30
見えないみたいだけどリアルブート済み?
こずぴぃが暴れまわったら店が潰れるぞ……
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:45:30.18 ID:ThEZ+3140
客2「さて、西條だけに任せてもおけないな」
拓巳「セナ、急いでっ!もう無理っ!」
セナ「やれやれ…困ったものだな」
数日後
岡部「結論で言えば、メイクイーンニャン×2は潰れた」
岡部「経済的ではなく、物理的に店は半壊。幸いにも周囲の建物に影響はなかった」
岡部「わずか一夜にして潰れたメイクイーンニャン×2はある意味で伝説となり、話題をさらった」
岡部「フェイリスは呆然としていたが、何とか立ち直り、新たなメイド喫茶を開店させると意気込んでいた」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:51:14.27 ID:ThEZ+3140
岡部「コズピィがどうなったかは分からない。建物の中には居なかった事から、何とか脱出したのだろう」
岡部「そして、二度と会うこともないと思いたい」
岡部「最後になるが、コズピィやそれを止めに入った学生たち」
岡部「彼らの手には何か剣のような物が握られていたように思う。ただ何もない所から出てきたので、錯覚か何かだと思いたい」
岡部「ダル辺りに言わせれば妄想が現実になる能力、という設定がうまれそうだ…」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 03:56:43.40 ID:ThEZ+3140
岡部「おっと、ドクペが切れていたな…買いに行くか」
綯「おねーちゃん、待ってー」
岡部「(誰か来てるのか?)」
ブラウン「よお、岡部。元気か?」
岡部「ミスターブラウン…ええ、お陰様で」
ブラウン「そうか」
岡部「まゆりが来ているのですか?」
ブラウン「いや、新しいバイトを雇ってな。綯も気に入って遊んでもらってるんだ」
岡部「ほう」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 04:02:50.43 ID:ThEZ+3140
ブラウン「明るいし見かけによらず体力もある、配達も捗るってもんよ」
岡部「有能なアルバイターのようですね」
綯「おとーさん!オカリンおじさーん!」
ブラウン「ついでに紹介しとくぞ、岡部」
岡部「…」
ブラウン「うちのアルバイト、折原梢だ」
梢「こずぴぃなのら、よろしくなのらキョーマしゃん♪」
岡部「これも、運命石の扉の選択だな…」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 04:03:43.17 ID:ThEZ+3140
岡部「まだこの騒動は終わらないらしい」
おわり
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 04:10:59.78 ID:N2HYWFj30
乙。面白かった
一応こずぴぃはディソードに引っ張られてるだけで体力はないと思う
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/23(金) 04:14:07.17 ID:ThEZ+3140
訂正㌧
カオヘの設定とか忘却の彼方だったから穴だらけで申し訳ない
ゲーマガ編集部
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