1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 01:19:49.30 ID:UJzCLz8J0
幼「私が言ってることは違うか?ん?」ニヤニヤ
男「だ・・・だからそのな、小さい頃から一緒だったからってそれは安易な考えだとぼかぁ思うね!」
幼「いいじゃないか。そのまま幸せな家庭を築こうぜ!青春いいじゃないか!私はこれでも尽くすよ!」
男「バーカ、バーカ!なんでそんな自身満々でそんなこと言えるのさ・・・」
幼「ふふっ・・・なんでだと思う?」
男「知るかっ!幼もさ、その・・・俺だけじゃなくて周りをよく見たほうがいい。可能性は無限大だ」
幼「これからもお前を見ていく所存だ!」
男「ば・・・・ばか野郎!!」テレテレ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 01:31:02.56 ID:UJzCLz8J0
幼「じゃあ、お前はなんでこんなに断るんだ!別に断る理由なんてなかったろ」
男「そう・・・断る理由もないんだよ・・・けどお前はもっといろんなものを見て、感じたりしたらいいと思う!」
幼「お前は?」
男「善処しますっ!」
幼「いやいや・・・お前はちょっとなぁ・・・私が言うのもあれだけど無理だろ・・・ぷふぅ・・・」ニヤニヤ
男「お前なんなの?喧嘩売りに来たの?」
幼「だからさっきから言ってるように私と一緒にいればいいんだって!」
男「断る!まだ俺にだって可能性はあるはずなんだい!」
幼「だってお前の浮いた話しなんざ聞いたことないぜ?今だって聞いたことないぞ」
男「喉乾いたから飲み物とってくるね?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 01:42:28.44 ID:UJzCLz8J0
幼「で、滑りがよくなった口からなにが聞けるんだい兄さん?」
男「ふむ、ではここで発表しちゃおうかなぁ~?重大発表しちゃおっかな~?」チラッ、チラッ
幼「なんだよ、勿体ぶらないで早く話しちゃえよ!」ウズウズ
男「いいぜいいぜ!実はさ・・・同じクラスに気になる子がいますっ!キャッ、ハズカシ!」
幼「おい・・・それ、マジかよ・・・?」
男「ごめん、ちょっとふざけ過ぎた。でも本当に気になる子なんだ」
幼「そうか、お前からついに浮いた話しが聞けたな・・・しかし、お前その子とこう・・・やり取りとかしてるのか?」
男「ぜっんぜんしてない!むしろ関わったことない!」
幼「さすがだな兄弟?」
男「違うよ?ぼく一人っ子だよ幼?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 01:57:33.48 ID:UJzCLz8J0
幼「どんな子なんだ?こう・・・具体的にどうぞ!」
男「そうだな・・・小柄で、髪の毛は長くて休み時間はよく本読んでたな・・・かわいいぜ?」
幼「すごい断片的だな。どこが好きになったんだ?包み隠さずどうぞ!」
男「なんていうのかな・・・あの儚さ・・・かな・・・?」
幼「うぉほっ!なんか私もドキドキしてきた!マジかよ男やったじゃん!」
男「待って待って、まだなにも進歩してないから」
幼「そっか、すまん。しかしあれだな、聞く限り私とはだいぶ違う感じの子みたいだ」
男「うん、幼とは正反対かなたぶん」
幼「手伝いたいなー・・・手伝いたいかもしれないなー・・・」チラッ、チラッ
男「あ、大丈夫だよほんと?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 02:12:02.98 ID:UJzCLz8J0
幼「な!なんでだよ男!私だって男の男を上げるためにだよ・・・」
男「男の男って・・・俺のことはいいの。幼だって自分のことを考えないといけないってさっきもチラって言った気がする」
幼「いいじゃんさ、いいじゃんさ!もしイヤならもうちょっと甘酸っぱい話をしてくれ!」
男「え!そんなんで諦めてくれるの?甘酸っぱい・・・どんな感じをお求めなんですか?」
幼「やっぱその女の子が気になるってことはそれなりに切っ掛けがあったはずなんだ!さぁ、馴れ初めを話せ!」
男「えぇー・・・恥ずかしいんですが・・・」
幼「なら私がお前たちの仲を取り持とう!大丈夫、同じ女だからなるようになると思う!」
男「なるようになるじゃダメでしょ!そこは頑張ってよ!」
幼「じゃあ話して!」ニコニコ
男「はい・・・」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 02:23:25.16 ID:UJzCLz8J0
男「あれは放課後だったよ。ちょっと書かなきゃいけないプリントがあってそれを提出して教室に戻ってきたんだ・・・」
男「それで教室に戻ったらその子がいてさ?」
幼「続けて?」
男「俺がドアを開けたから反射的に見ちゃったんだろうな!目が合っちゃってさ?」
男「俺・・・テンパっちゃってあたふたしちゃって・・・・そしたらその子どうしたと思う!?」
幼「なになになに?なにが起きたんだよ!?」
男「その子、俺に微笑んでくれたんだよっ!!」
幼「うおおおおお!その子の顔わかんないけどシチュエーション想像したらキュンってするなこれはっ!」バンバン!
男「夕日が差し込んでてその光りを浴びた彼女にぼかぁとても儚さを感じてしまったって話しなんですよっ!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 02:36:37.08 ID:UJzCLz8J0
幼「お前・・・知らないとこでちゃっかり青春してるじゃないか!どういうことだオイッ!」
男「俺も青春してると思う!このまま思いでの1ページにしても一向に構わんッッッ!」
幼「それはダメだろ!」
男「だ・・・だって怖いぜぇ?いい思いでが苦い思い出に変わるのなんて・・・」
幼「バーカ、例えそうでもお前が一生懸命考えて行動することに意味があるんだよ。失敗しても・・・まあいいじゃん?」
男「よくないよっ!どうせなら笑顔でいたいよ!!」
幼「・・・・・フッ」
男「いま鼻で笑ったろ!それより幼だってなにか色気付いた話しぐらいあるだろ!」
幼「色気?まあ似たような話しはあるけども・・・」ポリポリ
男「よし、話して貰おうか?俺だって結構・・・恥ずかしかったんだからな!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 02:48:52.48 ID:UJzCLz8J0
幼「あー・・・まあいいかな?私って実はさ、結構モテるんだよ」
男「え?ちょっと気持ち悪くなってきた・・・幼ってモテルの・・・?なんか泣きそう・・・・」
幼「でもちょっと違う。同性に言い寄られて告白されたりね・・・」
男「それハーレムですやん!」
幼「いや、私は普通だから!異性がちゃんと好きなんだから・・・・」
男「確かに俺も野郎に言い寄られたら怖くてたまらない・・・けど幼が同性にモテてるって知らなかったな」
幼「ほら、私って結構サバサバした感じでいいらしいよ?」
男「もう少し女らしくしたほうがいいんじゃないか?」
幼「男は・・・そのほうがいいのか・・・?」
男「う~ん・・・今更って感じで違和感しかないと思うからいいです!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 03:00:38.95 ID:UJzCLz8J0
男「それで続き聞かせてよ!なんかすごい話しが聞けそうだしね」
幼「すごいって・・・・そうだな、普通に『付き合ってください!』とか、『私の御姉様になってください!』とかさ?他には男装してくれとかも言われたっけ」ケラケラ
男「御姉様か・・・なんか、なんか響きが・・・うーん、御姉様か・・・」モンモン
幼「もちろん全て断らせて貰ったさ。まあたまにやっぱり傷つく子もいたりしてね・・・」
男「ほう?なんか穏やかじゃない」
幼「たまに嫌がらせしたりする子がいたりするんだよ。私や・・・私の周りでね?」
男「マジで・・・?怖いからちょっと聞きたくないかもしれない・・・」
幼「そう?ちょっとした武勇伝を男に聞かせられると思ったけど・・・残念だ」ケラケラ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 03:13:32.19 ID:UJzCLz8J0
男「いいよそんなの。危ないこともなるべく避けろよな?あと気づいてやれなくてその・・・ごめん・・・」
幼「気にするな、バレないように頑張ってたんだから。気づかれてたら私がカッコ悪いだろ?」
男「ますます俺がカッコ悪いじゃんか・・・」ズーン
幼「お前はカッコ悪くていいんだ、じゃないと私が困る」ニヤニヤ
男「正直たまに幼ってカッコいいものな・・・くそぅ!」
幼「ふふっ、私が女ってのを忘れるなよ?そういうのも悪くはないけどさ」
男「女ってズルいよな?カッコいいって言われても、可愛いって言われても喜べるものな」
幼「うーん・・・男はどちらかといえば可愛いの部類だろうな。ヘタレ可愛い?」
男「うるせー!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 03:27:43.90 ID:UJzCLz8J0
幼「なんだ、照れてるのか?男は可愛いから私が頭を撫でてやるぜ?」ニヤニヤ
男「照れてねーし!どう反応していいかわからなかっただけだし!撫でようとすんなっ!」
幼「ほんとに男はまったく・・・まったくもう・・・」ハァハァ
男「あとあれだ、スカートとズボン穿けるのもなんかズルい気がしてきたな!」
幼「じゃあ穿いてみたら?スカート。なにかに目覚めたら自己責任でよろしく」
男「あんなヒラヒラ穿いたらなんか心許ない感じがする。よく女って穿けるよな?」
幼「半ば強要されてるに近い気もするけどな。ちなみに私は下からスパッツを着用しているぞ!」
男「え・・・だめだよ・・・スカートの下はパンツじゃなきゃ。男子の夢壊さないでよ・・・」
幼「あれっ!?好きじゃなかったのか!!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 03:40:31.67 ID:UJzCLz8J0
男「いや、スパッツは好きだよ?でも今は置いてね、スカートの下ってのは我々男子が夢を膨らませる場所なのさ。そこに不純物を混ぜたらいけないんだよぉっ!」
幼「そうだったのか・・・勉強になるな!今度から私もスパッツは脱ぎパンツにしよう!」
男「あ、大丈夫!幼はそのまま。なんかイヤだから。スパッツでね?他の人には注意しといてな」
幼「まさか指定されるとは思わなかったぞ・・・まあ変わらないからいいけど」
男「そういや最近というか前から思ってた!寝る前のちょっした時間の潰し方はどうしたらいいのか!」
幼「私が来よっか?男が眠るまで話ししてあげるぞ!」
男「どう考えても夜更かししちゃうじゃないですか、ヤダー!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 03:52:07.45 ID:UJzCLz8J0
幼「まぁ冗談だよ。私は漫画とか読んでるかな!」
男「おっ!なかなかグッドアイデアじゃないですか」
幼「でもだんだん興奮してきて続き読んじゃって眠れなくなるんだよなっ!」
男「ちょっと、幼さん・・・なに読んでるんですか・・・いくら俺だからって多少は僕だって幼馴染の夜の事情聞かされたら恥ずかしいよ・・・・」
幼「なに読んでるって格闘漫画だよ」
男「ですよねー!なんか俺って」爛れてるのかもしれない・・・」
幼「格闘漫画はいいぞー?最初はヘタレなんだけどだんだん男らしくなっていくとこに私はちょっとだけキュンとする!男も読むか?」
男「そんな痛そうな話し読めるかっ!だいたい眠る前に興奮して起きたらなんの意味もないしょ!」
幼「ちぇ・・・読み始めたら楽しいのに・・・」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 04:09:06.62 ID:UJzCLz8J0
男「俺はほのぼのした漫画やわかりやすい起承転結のある4コマ漫画ぐらいしか読まないの!」
幼「えー!血湧き肉踊る格闘漫画も読もうぜ!」
男「いいです、俺そういうの苦手だから。幼こそ俺の漫画読んで見ろって!」
幼「え!だって・・・私のキャラじゃないだろそういうの・・・」テレテレ
男「なんだキャラって?そんなの気にするなって!」
幼「わかったよ!んじゃ帰りに借りるから後で見繕ってよ」
男「了解、お前の荒んだ心を癒す作品を貸してやるさ」
幼「いや、別に荒んでるわけじゃないし・・・」
男「それは軽いジョークだよ。けどここまで男前さんだと困らない?」
幼「あんまり!けど同性の子たちがちょっとだけ・・・さっきも話したけどさ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 04:27:44.23 ID:UJzCLz8J0
男「モテル人は羨ましいっすね先輩・・・?」
幼「こんなの全然喜べるわけないだろ・・・あの子たちには悪いとは思ってるけどさ・・・」
男「案外さ、友達になりたくて来てるんじゃないの?なんかで聞いたけど女の子同士の友情を間違って恋愛感情に捉える子もいると聞きました!だから勘違いやも?」
幼「いや、あの子たちはガチだよ・・・男は見てないからわからないだろうけどね・・・ふふっ・・・」
男「幼・・・哀愁漂わせる程になにかあったんだね。でも仕方ないんじゃないか?俺から見ても幼は凛々しいというかカッコいいというか・・・」
幼「ありがとう男、でも私だって女だからもう少し女性として扱って貰えたら嬉しいぞ・・・と、ちょっとだけわがままを言ってみたり?」
男(幼を女性として・・・女性として・・・女性として・・・・)
男「・・・・・」ポッ
幼「なんで顔が赤くなって・・・ははぁ~ん?私にもまだまだ可能性があるってとこかなっ!」ニヤニヤ
男「うぅー・・・・」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 04:37:51.85 ID:NxPBUyji0
クールで一途な幼馴染やんきゃわわわわ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 04:42:45.14 ID:UJzCLz8J0
男「なんだよ!人をおちょくりやがって!!なんか達観してるみたいで腹立ってきた!」
幼「いやいや、その・・・素直に喜んでたんだよ?私にだってまだ可能性があるみたいだしさ」
男「そりゃ・・・幼みたいな綺麗な奴にさ・・・その・・・言い寄られたら誰だって意識するよ・・・」
男「けど幼はどこか本心を隠してる気がして言葉を素直に受け止められないんだよ・・・」
幼「そうだな、のらりくらりと返してばかりだった気がするかもしれないね」
男「ずっと一緒にいるのに・・・なんだか離れていってるような気がしてたり・・・俺はそう感じてた」
男「今日、初めて幼がその・・・同性の子たちに嫌なことされたことを知って・・・俺は気づいてもやれなかったし、幼は俺に話してくれないし・・・」
幼「それはごめん、けど私は男を守りたくて・・・・」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 05:01:20.56 ID:UJzCLz8J0
男「その気持ちは素直に嬉しいよ!けど・・・俺だって男だから守りたいに決まってるだろ!」
男「確かに頼りなく見えても仕方ないかもしれないけども・・・俺だって幼は大切なんだし・・・」モジモジ
男「1人で悩むより絶対にいいと思ったり・・・・しま・・・・・・す・・・・」
幼「どうした男・・・?続けてよ」
男「恥ずかしくなってきた・・・」
幼「そっかそっか、男は恥ずかしかったのか!」ニヤニヤ
男「うわああああああ!忘れろおおおおおおお!!」
幼「忘れるわけないだろう?私は男にとって大切な存在みたいだしね?」ニヤニヤ
男「こいつマジでもう!もうっ!!」
幼「私だって男は大切な存在だよ?いつも男に伝えてきただろ?」
男「だから!なんかアメリカのホームドラマ並みに軽く言うから実感沸かないんだってば!」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 05:11:52.59 ID:UJzCLz8J0
幼「もう・・・わがまま奴だなあ・・・・んっ」チュッ
男「・・・・・」チュッ
幼「な?わかっただろ」
男「は・・・はぁ?ぜ、全然わからないんですけどぉ・・・」ドキドキ
幼「じゃあもう1回しないといけないね・・・・」
男「えっ!あっ、あの・・・・その・・・・」アセアセ
幼「目、瞑って・・・?」
男「ひゃい!」ドキドキ
幼「・・・・・んっ」チュッ
男「・・・・・んっ」チュッ
幼「これでも伝わらなかったら私はもっと過激にしていくしかないんだけどな?」クスクス
男「だ、大丈夫、十分にわかったよ・・・うん・・・」ドキドキ
幼「それはそれでツマラナイじゃないかっ!」
男「どうしたいのさっ!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 05:24:16.40 ID:UJzCLz8J0
男「もう!気になる子がいるって話した俺はどうしたらいいの!このやりきれない気持ちをどこにやればいいのさっ!」
幼「悩んでしまえばいいよ!まあ最初に唾つけとば意識してこっちに来ざるえないだろうけど」ニヤニヤ
男「お前!うおおおおおおおお!!」
幼「言っておくけど・・・・私だって餌を目の前にされたらどうしようもないんだ。しかもその誰かに餌が取られそうものなら手段は取ってられないよ!」
男「もう少し表現の仕方を変えろよ。なんかその表現すっごくイヤだ」
幼「と言っても満更でもない男君。これにはさすがに苦笑い」
男「なんだよ・・・俺だけすごくドキドキさせられて・・・幼は俺で遊んでるんだろきっと・・・」シクシク
幼「いやいや、これだけやってるのにまだそんなに悲観的なの・・・」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 05:41:33.17 ID:UJzCLz8J0
幼「仕方ない、そんな君には抱き締めの刑だな!」ギュッ
男「おぷ!ふ、不意討ちとはやるじゃん・・・」ドキドキ
幼「なんだろ・・・こうやってると・・・・あ、やっぱなんでもない」
男「なんだよ、言いかけたら最後まで言うべきだろ」ジッ・・・
幼「その・・・あまり見つめられるとその・・・切なくなると言うか・・・」
男「なんだよ切なくなるって・・・切ないなら俺だろ!普通抱き締めるのは男の役目だろ!」ジタバタ!
幼「コラ、暴れない。いいじゃないかちょうど私に収まるサイズだしね?それとも離したら私を抱き締めてくれるの?」ギュッ
男「それは・・・」ドキドキ
幼「なら離してあげられないな」ナデナデ
男「頭撫でるな!」
幼「イヤだった?」
男「・・・・じゃないけど」
幼「ならいいじゃないか」ナデナデ
男「・・・・・」ドキドキ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 05:55:11.81 ID:UJzCLz8J0
男「はい、終り!もうこれ以上はダメ!!」ジタバタ!
幼「あぁん・・・せっかくだからもう少し堪能したかったのに・・・」ジトー・・・
男「うっさい!これ以上したら俺が変になりそうだし・・・」
幼「なんだ、私と青春するか?」ケラケラ
男「お前、青春禁止な?」
幼「いつもあれぐらい素直だと可愛いんだけど・・・困ったやつだねまったく」
男「お前はもうちょい真面目になれよ!」
幼「失礼だね、私はいつも真面目だよ?」
男「わかったよ・・・歯向かったらなにされるかわかんないし・・・」
幼「わかればよしだ。そういえば男の気になる子の話しなんだけど・・・・」
男「なんだ?なんか幼の前でその話しされたら気が引けるんだけど・・・・」
幼「まあちょっと気づいたことがあって・・・」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 06:07:15.12 ID:UJzCLz8J0
幼「その子って男と同じクラス?」
男「そうだよ。それがなにかあるの?」
幼「あちゃー・・・確か男のクラスの子たちってみんな私のとこに来てたと思ってさ?」
男「は?え・・・・?ちょっと・・・それって・・・」
幼「いや、可能性はまだあるかもしれないよ・・・・まぁ、うん。ファイト!」
男「なんで応援されてんだよ俺・・・」
幼「いや、私はイヤだよ?けど男が決めたら私は引くし。私は男が好きだからこのまま旦那さんになってもらいたいよ」
俺「あー・・・ややこしいなもう・・・」
幼「簡単だよ、男が悩んで決めたらいいんだよ。ね?」
男「ね?じゃねーよ!知らぬ間に失恋したかもしれない疑惑はあるし、幼にはその・・・色々されて意識せざる得ないし・・・」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 06:20:14.84 ID:UJzCLz8J0
幼「私はその子に感謝してるよ?だってその子のおかげでキスまでしちゃったんだもの」クスクス
男「俺は複雑なんだよ」
幼「このこと知ってるのは私と男だけなんだから別に気にしなくていいんじゃない」
男「それはダメだ!あの子にも幼にも失礼だし・・・」
幼「もう、可愛いな男は!お姉さんがナデナデしてあげよっか?」
男「いいです、遠慮します。つーかそろそろ帰れよ!」
幼「なんだよ・・・男はそんなに私に帰って欲しいの?寂しくなると思うけど・・・」
男「寂しくならない。時間も遅いだろ」
幼「実は私が寂しかったりするんだよ・・・今日、泊まってもいい?」
男「冗談だよね・・・?」
幼「寂しいと思うのはホント。まぁ今日はとても素敵な日だったからよしとする」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 06:29:18.82 ID:UJzCLz8J0
幼「今日、たぶん男も少し寂しくなると思うよ」
男「ん、なんで?」
幼「なにせ男は人の温もりを知ったからです・・・切なくなったら呼んでもいいよ?」
男「ならないし呼ばないし。ほら、これが幼に貸す漫画な」
幼「わぁ・・・可愛い漫画だね?」
男「早く帰れよ!」
幼「早く帰ってほしくてたまらないみたいだね・・・」
男「明日もまた会えるんだからいいだろ」
幼「私はもっともっと男と居たいよ。これからもだよ?」
男「うっ・・・それはありがとう。たまに真面目になるのやめろよな・・・」ドキドキ
幼「ふふ・・・好きだよ男?それじゃまた明日ね?」
男「あぁ、また明日な!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 11:31:59.00 ID:UJzCLz8J0
幼「おはよう男、昨日はよく眠れたか?」ケラケラ
男「うっさい・・・」
幼「その顔はどう見ても眠れなかったって感じだろ?大丈夫、私も眠れなかったんだぜ!」
男「・・・・」
幼「だから言ったろ、寂しくなるって?」
男「幼はどうだったんだよ!」
幼「私はもちろん寂しかったに決まってるだろっ!」
男「なんかふざけてるようにしか見えない・・・」
幼「どうだろーな!男はどうだった?私がいなくて寂しくなったか?」
男「も、黙秘します・・・」
幼「いいよいいよ、私のことを前よりは意識してくれてるみたいだから私は嬉しいよ!」
男「昨日のあれは反則だろ!あんなの誰だって・・・」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 11:47:12.63 ID:UJzCLz8J0
幼「私だって多少は焦るさ?たとえ可能性が低かったりしても・・・ぷぷっ・・・」
男「あ!よくないと思うんだそういう笑い方、なんか感じ悪い!」
幼「気に障ったらごめんな?私はいつでも男を待ってるからな!」
男「はいはい、学校行こうぜ」
幼「む!信じてないな男!昨日は結構それはそれは男と女の関係に近かったと言うのに・・・」
男「おい!朝からやめろよ、ご近所さんに変な勘違いされちゃうだろ・・・」
幼「昨日の素直な男はどこにいったんだろうな?いつもの男もいいけど、たまに違った一面を見せられるとこっちもたまったもんじゃないよ」
男「おっさんじゃん!その思考は思いっきりおっさんじゃん!」
幼「抱き締めていい・・・?」
男「が、学校行こうぜっ!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 12:00:14.51 ID:UJzCLz8J0
幼「ほんと男はヘタレだなぁ・・・そんなに私じゃ不満?」
男「いや、だから昨日も言ったけど幼に不満なんてあるわけないってば」
幼「じゃあもう付き合おう!私が男を幸せにしてあげるからっ!」フンス!
男「いや・・・これでも気になる子いますから・・・だから幼ももう少し視野を広げてみろって。幼ならもっといい人を・・・」
幼「却下だ、そんなのありえないだろっ!」
男「なんでちょっと怒ってるのさ・・・」
幼「あ、ちょっとな。けど私だってかなり堪えてると思うよ実際」
男「きっと一緒に居すぎて変な固定概念にとらわれてるんだよ」
幼「違う、断言できる。この気持ちはまさしく本物・・・たとえ男でも否定するなら許さないからな・・・」
男「いや、否定なんて・・・俺はやっぱり思われてすごくその・・・感謝してるし・・・」ドキドキ
幼「そうだな、好意を向けられて嫌がる奴なんてよっぽどひねくれた奴だけだ。男はどんな奴だろうな・・・」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 12:07:54.27 ID:nceXSW3D0
支援
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 12:12:20.31 ID:UJzCLz8J0
幼「で、今日は同じクラスの子になにかしないのか?」
男「え!あー・・・なにかって言われても・・・」
幼「なんだ、男は気になる子ができてもアピールしないのか?そんなんじゃ気づかれないぞ!」
男「うっさい!幼は積極的過ぎるんだよ・・・」
幼「私も手伝ってあげたいけど・・・・」
男「いいよっ!なんでその・・・俺のこと好きなのに他の子とくっつける手伝いするんだよっ!」
幼「いろいろ理由はあるけど・・・1番ば男の成長のためかな?他は秘密な!」ケラケラ
男「またバカにしてるのだけはわかった!」
幼「してないよ、もっと素敵な人になってほしいだけだよ」
男「くそぅ!じゃあ、また放課後な!」
幼「あぁ、後でな!」
幼「その相手が私だとなおよかったんだけどなぁ・・・」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 12:23:34.99 ID:UJzCLz8J0
男「よっす!待たせた」
幼「ん、これはだいぶ待った気がするな・・・私は甘いものをご所望だ!」
男「あー・・・いいオヤツがあったらあげるよ」
幼「おぉ!言ってみるもんだ」ケラケラ
男「それより聞いてくれよ!実は女さんと今日、話せたんだよっ!」
幼「え・・・?同じクラスの子だったよな・・・マジで?」
男「マジマジ!しかも話しかけられたんだよ!」
幼「なっ・・・!」
男「これはモテ期が来てるのかもしれない・・・」
幼「信じられない・・・男に興味を持つなんて私以外いるはずないと思ってたのに・・・」
男「おい!それは逆にどういう意味なんだよっ!」
幼「そのままの意味だよ。けど弱ったな・・・私の計画が台無しになるかもしれない・・・」
男「なんだそれ・・・ぜったいどうでもいいことだろうけど」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 12:37:33.72 ID:UJzCLz8J0
幼「えっとな、男がその子にアタック。もちろん玉砕、それを私が包み込むように癒す、晴れてお付きあいが始まる、finというな?」
男「うわぁ・・・俺って幼の中でだいぶダメな奴なんだな・・・」
幼「ダメな男が好きな女性も多いみたいだしな」
男「おぉ・・・コメントしずらい・・・」
幼「大丈夫だ、男はむしろしっかりしてるから安心だぞ!」
男「幼はもう少しお淑やかになるともっといいかもしれない!」
幼「男がその方がいいなら努力はするけど・・・大変そうだなそれは・・・」
男「無理に変えても疲れそうだしな」
幼「ゆっくりとした変化も味があってまたいいものなんだぜ?」
男「なんだそれ?」
幼「秘密。じゃ、男は部屋を掃除したりしてて?私は着替えてから男のとこに来るよ」
男「わかった、準備しとく」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 12:49:14.08 ID:UJzCLz8J0
幼「来たぞー」
男「おう、いらっしゃい」
幼「うーん・・・」
男「どうした、なんか変なとこあった?」
幼「いや、昨日はここでお前とキスしたり抱き合ったりしたんだなーっと・・・」
男「ば、バカッ!せっかく意識しないようにしてたのになんで思い出させるんだよっ!」
幼「ん、なら存分に思い出して意識して私と幸せになろう!それがいいだろう!さあ昨日の続きもするか男っ!」ハァハァ
男「しません!」
幼「ちぇっ・・・照れ隠し?」
男「・・・・ちょっとだけ」
幼「ならいいかなぁ・・・そうだ、対、女さん対策会議を開こう!」
男「おう!それは有意義な会議だ。実は話しかけられた全然うまく返事できなかったんだよ・・・」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 12:57:10.31 ID:nca9u0VNO
口調が不自然
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 13:04:03.65 ID:UJzCLz8J0
幼「そうでしょうそうでしょう」
男「もう少し気の利いたことを返してやれたらとぼかぁ後悔してたんだよ!」
幼「まぁ・・・さすがに返しが上手くなるには場数を踏まないといけないから今の男には無理かもしれないなぁ・・・」
男「知ってたよ!でも少しはどうにかしたいじゃんか!」
幼「うーん、それよりは話題を出してあげることのほうがいいんじゃないか?沈黙は苦しいし」
男「それだっていつかは沈黙になりそうじゃん!」
幼「そっか・・・私もこういうのには疎かったりするんだよな・・・」
男「へぇ?女の子ってこの手の事は得意だと思ってた」
幼「恋愛話は好きでよく聞くんだけどアドバイスはなぁ・・・ほら、男と私はすでにそういうのいらないだろ?」
男「くそぅ!参考にならないじゃないかっ!あと恥ずかしいこと言うなよ!」
幼「可愛いなぁ・・・」ボソッ・・・
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 13:18:56.54 ID:UJzCLz8J0
幼「なんにせよ男から女さんに行動を起こさないといけないのは当たり前として、それを繰り返していけばなんとかなるんじゃない?」
男「なんか正しいような・・・投げやりな感じも・・・」
幼「慣れだよ慣れ、そっちの方が信頼できるよ」
男「そうだけど、一歩踏み出すためにそれはそれは大変な勇気などがいるんだよ」
幼「じゃあ私で練習していく?」
男「いいよ、幼はすぐからかうし、真面目にやってくれないだろ」
幼「酷いなぁ・・・私は男が緊張しないように努めてるってのに!」
男「そもそも前から一緒に居るから緊張なんかしないし!」
幼「それにしては昨日の男くんはだいぶ緊張してたみたいだ」ケラケラ
男「お前・・・あれは、誰だってそうなるだろ・・・」
幼「私だってそうだ、好きな人にするんだ。緊張しないわけないだろ」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 13:37:06.72 ID:UJzCLz8J0
幼「みんな最初は怖いものなんだよ、だから男も少しだけ勇気だしてみよ?大丈夫、これさえ乗り越えたらあとは楽になるから」
男「そっか・・・幼にそこまで言われたらやるしかないよな!」
幼「いや、私からしたらそういうの止めてもらって私だけ見ていて欲しいのだけど・・・」
男「任せろ!明日はなんかやれる気がしてきたな!」
幼「やる気でるんだ・・・止めないけどさ、なんかさ・・・」イジイジ
男「なんだよ、応援してくれるんじゃなかったのか?」
幼「いや・・・ちょっと誤算があって私に余裕がないかもしれないなーと・・・」
男「あ・・・なんかごめん・・・」
幼「違う、そうじゃなくて・・・私も頑張らなくちゃって思ったんだよ。うーん・・・違うなぁ、なんか今日はこれぐらいにして帰るよ、また明日ね」
男「それは急だな」
幼「好きな人に暗いとこは見せたくないの、しゃね!」
男「またな!」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 13:52:18.03 ID:UJzCLz8J0
幼「おはよう男、今日も1日が始まったな!」
男「うん、元気になってる。おはよ」
幼「まあ性に合わないからさ?なぁ、ちょっとお願いがあるんだけどいい?」
男「俺ができる範囲でならいいよ」
幼「えっと・・・男が気になる女さんって子が見てみたいなぁと・・・」モジモジ
男「いや・・・そんなの俺に聞かないでも勝手に見たらいいんじゃないか?」
幼「いや、だってそれはなんかズルっこい感じがして!」アセアセ
男「幼の中でいろいろあるのはわかった。俺に気を使わなくてもいいから見てあげたらいいよ?」
幼「そっか、ありがとう男?」
男「これは感謝されても困るよ・・・」
幼「私のライバルだからな!ならちゃんと礼儀を持たないといけないと思ってな!」
男「意味がわからない・・・」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 14:06:03.62 ID:UJzCLz8J0
幼「で、どの子だ男?ちょっと教えてよ」
男「まさか教室までついてくるとは・・・ほらあの子。本読んでる子がいるじゃん」
幼「あー・・・あの子か。可愛らしくていい感じじゃないか男」
男「だろ?なんか守ってあげたくなる感じでしょ!」
幼「わかる!私もそういう衝動を常に我慢してるからな。続けて?」
男「え?まぁそんな感じ」
幼「じゃああれだな、放課後少しお話しでもする誘いでもしないといけないのでは?」
男「ちょっと!飛躍しすぎだよ、もうちょっとレベル落として挨拶軽く交わすとこから始めよう!」
幼「いいや、このままでは私と彼女がフェアでなくなってしまうじゃないか!」
男「幼の自分ルール知らないよっ!」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 14:16:13.21 ID:UJzCLz8J0
幼「まぁまぁ、ここは私に任せておけって!」
男「おいっ!やめろおおおおおお!!」
幼「あの、ちょっといいかな?」
女「はい・・・・あっ、幼さん!お、おはようございますっ!」アセアセ
幼「うん、おはよ。元気があっていいね?」
女「ありがと・・・ございます・・・・あの、私に用ってなんですか?」
幼「あは、実はさほらあそこに冴えない男って奴がいるけどわかる?」
男「あわわわわわ・・・・」ガクガク
女「はい、男くんですよね?」
幼「そうそう、実は男が女さんと放課後ちょっとお話しとかしてみたいらしいんだ」
女「え?私とですか?」
幼「そう、お願いできるかな?そうしてくれると助かるなぁ・・・」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 14:28:48.06 ID:UJzCLz8J0
女「わかりました、幼さんの頼みなら頑張りますっ!」フンス!
幼「いや・・・私の頼みと言うか・・・まあいいかな?ともかく放課後に男とよろしくしてあげて。それじゃ」
女「はいっ!任せてください!」
幼「やぁ、ただいま!」
男「ほんとに言ってきやがったコイツ・・・」
幼「フェアじゃないのは好きじゃないから仕方ないじゃないか!」
男「・・・で?」ソワソワ
幼「ん、なにが?」
男「だから・・・どうだったのさ・・・」ソワソワ
幼「ふふ・・・知りたい?知りたいか?」ニヤニヤ
男「うっせ!早くしろって!」
幼「快く了承してくれたよ、よかったな男?」ナデナデ
男「マジでか!うは、なんかすげー嬉しくなってきた!!」
幼「ふふ・・・」ナデナデ
男「あの・・・恥ずかしいので撫でるのやめてください・・・」テレテレ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 17:36:42.12 ID:UJzCLz8J0
幼「いいじゃないか、撫でさせろよ」ニコニコ
男「幼さん目が全然笑ってないじゃないですか・・・」
幼「まっさかー?私はこれでも寛容のつもりなんだよ!」
男「そうっすよね、俺も薄々そう思っていましたっ!」
幼「じゃれあいもここまでにして・・・今日は女さんと男は二人であんなことやこんなことするから・・・はっ!私は先に帰らなくてはいけないじゃないかっ!しまった・・・」
男「あ!そうなっちゃう?仕方ないねまったく!」
幼「いいさ・・・じゃあせめて家についたら教えてよ?たぶんかなり気になってると思うしさ」
男「うん、わかった。その・・・ありがと幼。お前のおかげでちょっと進歩できた」
幼「これぐらいなんともないさ、続きは帰ってからにでも聞くよ」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 17:47:19.39 ID:UJzCLz8J0
幼「おじゃましますっ!そしてお帰り男っ!」
男「おう、ただいま。そしていらっしゃい」
幼「清いか!?まだ体は清いままか!?キスまでは許せるけどそれ以上はさすがに我慢できないだろ私が!」
男「大丈夫、そんなのなかったから・・・怖いから離れてくださいよ・・・」ビクビク
幼「本当か・・・?若者の姓の探求心は奥深いものだよ?もしかして男は草食?」
男「ちがうよ?最初からガッついてたらだれだってドン引きするよ・・・」
幼「求められてこそ女が光るんだよ。それが華だよわかってないな男は!」
男「みんなそこまでオープンじゃないと思うな・・・もしそれがホントなら怖いでしょ・・・」
幼「みんなムッツリさんだよ。イヤイヤ言っても喜んでるよ」
男「なんか女の子からそういうの聞きたくなかったなぁ・・・」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 17:58:54.92 ID:UJzCLz8J0
幼「女さんとはどうだったんだ?」
男「そうだね、たぶん普通のコミュニケーションはとれたとは思うな・・・好きな本を聞いたり、その本の内容を聞いたり・・・」
幼「ふーん・・・ほかには?」
男「いろんな表情が見れて楽しかったかなぁ・・・いつもは無表情なのになんか・・・こんな顔もできるんだなって思ったらなんか・・・もうねっ!」バンバン!
幼「なんだろ・・・なんかほんのりムカついてきたな私」
男「話せって言われたのにっ!」
幼「だって正直、羨ましいんだよ?男は私のことでそんな顔とかしてくれないし・・・嫉妬しちゃってるな・・・」
男「だって・・・いつも幼は俺からかうから・・・」モジモジ
幼「昔の初々しい男の顔が懐かしいなぁ・・・」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 18:09:04.99 ID:UJzCLz8J0
幼「あれは私の胸が膨らみ始めた頃・・・兄弟のように育ってきたはずの私を女と認識させたあの時・・・」
男「面白いな幼さんって・・・ごめんなさい!」
幼「よくもまあ間違いを犯さないでここまでこれたよなって思うよ私?と、同時に私の女としての魅力に疑問を感じて傷ついたり・・・」
男「そうだなぁ・・・激しかったな色々・・・免疫ついちゃったよ俺」
幼「そう、やり過ぎだったんだよ。今や直接的に伝えないと男には伝わらないから大変だよ、私だって恥ずかしい時だってあるんだ!」
男「俺が悪いのかっ!ご、ごめん・・・」
幼「でもそんなとこも好きだったり・・・」モジモジ
男「どこに転んでもいいじゃないですかもう!」
幼「そうだ、明日はどうするんだ?女さんとなにかするのか?」
男「あぁ、明日はなんか弁当作ってくれるって言ってたから・・・」
幼「なんと・・・」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 18:17:40.75 ID:UJzCLz8J0
幼「やはり家庭的な女性がいいか男!?」
男「できないよりかはねぇ?俺も作るの好きだしさ」
幼「参ったな・・・そういうのは生憎やらないから・・・」
男「別に無理してやらなくていいって、なんかそういうのらしくないだろ」
幼「でも男は嬉しいんだろ・・・私も混ざりたい!仲間はずれはダメだろうっ!」
男「いいのっ!俺は食べて貰えるほうが嬉しいから!」
幼「食べて貰える・・・そうか、やはり私は男にとって特別と?いっぱい食べさせて貰ってるものなー?」ニコニコ
男「まぁ試食って感じだけども・・・」
幼「それでも私は女さんよりはリードしてるんじゃないかなっ!」
男「今のとこで勝敗の決め手ってあった?」
幼「私の中に・・・・かな?」
男「あ、はい」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 18:31:04.16 ID:UJzCLz8J0
幼「なんだ、なんか冷たいぞ男っ!」
男「だって・・・さっきからふざけてばかりだし・・・」
幼「いつも真面目にしてたら疲れちゃうだろ?男も力を抜けるようにならないと」
幼「それとも・・・また私とキスしたくなっちゃったかな・・・?可愛いな男は・・・」クスクス
男「ちっがーう!それは嬉しいけど・・・気持ちがハッキリしないからそんなのできるわけないだろっ!」
幼「と言っても・・・いつ答えが出るやらね?きっと男は意地張っちゃうと思うよ。だって男って素直じゃないとこあるし・・・」
男「そんな失礼なことしないよっ!幼に対してもそれは絶対だ」
幼「私は・・・信じてあげたいけど少し不安だったりするよ・・・さすがにそういうので失恋したなんて悲しすぎる・・・」
男「だから・・・あーもうっ!なんか違う!今日は解散!!」
幼「そうだね・・・私もなんか調子悪いみたいだ・・・また明日ね男?」
男「ごめん幼、また」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 18:42:25.98 ID:UJzCLz8J0
男「さすがに昨日の今日で幼と顔を合わせるのはバツが悪いので早めに登校してる俺・・・」
男「カッコ悪いな・・・はぁ」
女「おはようございます、男くん!今日は・・・幼さんと一緒じゃないんですか?」
男「女さんっ!?おはよう!うん、今日はちょっと・・・ね?」
女「そうですか・・・いつも一緒だからちょっと新鮮に感じますね」クスクス
男「そうかな・・・登下校は一緒だけど学校ではあまり顔合わせないよ?」
女「それではあれです、もうそんなイメージがついちゃってるんですきっと」
男「イメージかぁ・・・なんか幼に悪いなぁ・・・」
女「なんでですか?微笑ましいことじゃないですか」
男「だって・・・まわりに固められて幼に自由がないみたいだから・・・」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 18:54:20.54 ID:UJzCLz8J0
女「そうなんですか?」
男「そうだと思うけど・・・」
女「幼さんはそう言ってたんですか?」
男「いや・・・言ってないけど・・・あいつ、昔から俺と一緒にいるから・・・もっと違う世界があるのに全然興味もってくれなくてさ。それって勿体ないなぁと思って・・・」
女「男くんはいいんですか?そんな理由で幼さんが離れて行っても」
男「・・・・その時にならないとわからないよ」
女「そうですね、その時にならないとわからないことに一生懸命になって、仮に幼さんがそうなった時に後悔しても遅いんです」
男「でも・・・今が正しいとも俺には思えないよ・・・」
女「男くんってちょっぴりひねくれてるんですね?少しガッカリしたかもしれないです」
男「ごめんね・・・昨日から調子悪いんだ・・・」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 19:07:49.17 ID:UJzCLz8J0
女「いいですよ、男くんのいつもと違うとこ見れて楽しかったりしてますよ」
男「ごめんね・・・なんか上手く感情がコントロールできない・・・」
女「幼さんとなにかありました?」
男「えっ!あったといえばあるけど・・・でもなんか違うと思うし・・・」
女「それじゃひとまずそれはお昼休みに私のお弁当を食べながら話しましょう?」
男「うん・・・わかった」
男「朝から不幸なオーラを出されてたら気にもなりますからね、切り替えも大切ですよ」
男「え、そんなに暗かったかな?けっこう落ち込んでたのかな俺・・・」
女「こういう時に客観的に見れたらいいんですど・・・そうそう上手くはできないですから」
男「なんか気遣ってもらってありがとう女さん」
女「いえ、昼休み楽しみにしてますから」
男「うん、俺も楽しみにしてる」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 19:21:25.95 ID:UJzCLz8J0
女「お待たせしました」
男「大丈夫だよ、どこで食べよっか?庭とか屋上は寒いし・・・」
女「教室でいいじゃないですか。私、お腹ペコペコです」
男「あ、そっか・・・それじゃ適当に机くっ付けるよ?」
女「いいです、椅子持ってきました」
男「準備いいんだね女さん?じゃ俺の机で・・・」
女「お腹ペコペコです」
男「もう準備おっけーだから!もう食べちゃおうよ女さん、ねっ!ごめんなさい!」
女「はい、これ男くんのお弁当です。ちょっと少ないかもしれないですけど」
男「いやいや、そんな滅相もない!女さんの手作りなだけ嬉しいです!」
女「そうですか、開けてみてください」
男「うん・・・わぁ、彩りも栄養のバランスも丁度よさそうな弁当だ!」
女「それではいただきましょう」
男「うん!いただきまーす!!」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 19:36:43.43 ID:UJzCLz8J0
女「今朝の話しに戻るのですが・・・」
男「もっちもっち・・・ふぇ!あ、はいどうぞ」
女「昨日は幼さんとなにがあったのですか?」
男「なにがあったか・・・そうだ、女さんに相談してもいいかな?」
女「私でよければいいですよ。楽しそうですし・・・」
男「うーん・・・俺は結構悩んでたりするんだけどね・・・ははは・・・」
女「で、なんですか?」
男「えっと・・・最近の幼がよくわからないんだ・・・」
女「ノロケですか?」
男「違うから!そんなわけじゃないから!!」
女「そうですか、危うく・・・」
男「危うく?」
女「気にしないで続けてください」
男「はぁ・・・最近の幼ってどこか歯切れが悪いというか・・・前から思ってはいたんだけど・・・」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 19:50:23.63 ID:UJzCLz8J0
女「と言いますと?」
男「どこかはぐらかされてるのかな・・・誤魔化したり、ふざけたり・・・」
女「どんな場面でです?」
男「えっと・・・それは・・・」カァァ
女「そこらへんは是非に聞きたいです詳しく」
男「その・・・引かないでね?えと、幼ってよくふざけて俺にふざけて告白したり、抱きついたりしてくるんだ」
女「ほぅ・・・」ビキビキ
男「だから俺はやめてって言うんだけどやめてくれないし・・・真面目に話したらはぐらかされるし・・・」
女「で、それはいつから?」
男「気づいたらかな・・・」
女「それじゃその前は?」
男「その前は・・・え、えっとそれはちょっとあの・・・・」
女「なにかあったのはわかりました」ビキビキ
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 20:05:18.77 ID:UJzCLz8J0
男「中学の時はほんと戸惑ったよ・・・」
女「まぁ噂は聞いてたから知ってますけど・・・男くんから直接聞くと・・・・ふふふ」ビキビキ
男(うはぁ、笑ってる顔かわいいなぁ女さん・・・・)
女「そうですね、私から言えることと言えば・・・幼さんは実に可愛らしい女の子だということです」
男「あいつが可愛い・・・どちらかというと・・・」
女「可愛いらしいんです」
男「え?はい、そうですね・・・」
女「男くんもしっかりしてください。本来なら私と昼休みを過ごしてる場合ではないはずです」
男「うん・・・今日は幼とちゃんと話してみるつもりだったし・・・」
女「似たような性格だといろいろ苦労するのかもしれないですね」
男「誰が?」
女「知りません!今日は幼さんと一緒に帰ってあげてください。かなり心配してると思いますよ」
男「うん、ありがと女さん」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 20:20:46.71 ID:UJzCLz8J0
男「よっ!」
幼「・・・・・・」ムスッ!
男「怒ってても待っててくれるんだからなぁ・・・ありがと」
幼「お昼・・・楽しそうだったじゃないか・・・?」ジトー
男「見てたのか・・・どちらかというと説教だったきがするなぁ・・・」
幼「いいんじゃないか?朝、私を置いていった報いだ」
男「それはごめん、だってなんか気まずくて・・・・」
幼「き、昨日は少し、私も大人げなかったから・・・おあいこでいい・・・・よ?」
男「はは・・・それは助かるな、なんか今日は幼が素直な気がする」
幼「私だってたまには・・・ね。」
男「今日はいろいろ話しできるチャンスというわけか・・・」
幼「でも話しは男の家でやろう、さすがに道行く人に聞かれたら恥ずかしいじゃないか・・・」
男「わかってる、帰ろうぜ?」
幼「うん・・・」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 20:34:32.45 ID:UJzCLz8J0
男「どうぞあがって?」
幼「うん、お邪魔します・・・」
男「おい、いつも通りでいいんだよ?なんでそんな畏まってるのさ」
幼「いや・・・もうなんか気持ち悪くってさっきから・・・」
男「なんでだよ・・・」
幼「まったく・・・こうなったのも元を返せば・・・」ブツブツ
男「なにさ、思うことあるなら聞くよ?今日はお互い腹割ろうじゃないか!」
幼「すごい今さらだよね・・・」
男「大丈夫、今日はなにを言われても受け止められる気がする!」
幼「ヘタレだったはずだけど?」
男「大丈夫です!ほんと今日はやれる気がするからっ!」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 21:07:40.46 ID:UJzCLz8J0
幼「ねぇ、私が男のこと・・・好きって気持ちはちゃんと届いてるよね・・・」
男「うん、わかってる」
幼「ちゃんと伝わってる?」
男「正直に言うと・・・幼が俺のこと好きなのは知ってる・・・つもりではいるけど正直、実感はない・・・」
幼「だろうね、私も知ってたからあんな風にスキンシップしてたもの・・・」
男「その・・・昔は本気だったのか?いや、そうだったんだよな・・・」
幼「そうだよ、毎日・・・男のことだけ考えて考えて・・・色んなことして気を引いてみたけどね・・・全部ダメだったからね・・・」
幼「そしたらね、だんだん悲しくなって虚しくなって・・・だって気づかれないんだよ?私はこんなに伝えてるのに・・・こんなの・・・」
男「ごめん・・・」
幼「今さらだからね、怒ってるけど・・・男を責められるわけないじゃないか」
男「だから・・・いつも本心隠して・・・」
幼「そうだよ・・・私、怖がりだから」
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 21:30:44.45 ID:UJzCLz8J0
男「怖がりのくせに・・・この前はだいぶやってくれたじゃないか?」
幼「だから焦ったんだよ・・・男は私以外の人と一緒になるはずないからって・・・安心してたからね・・・男の口から他の子の名前が出るなんて・・・頭が真っ白になっちゃったよ?」
男「だからってやり過ぎだって。もっと自分を大切に・・・」
幼「男にはわからないと思うよ・・・そこまで追い込まれることなんてなかったろうから」
男「うん・・・いつも幼に我慢させて、追い込んでた本人だからな」
男「だから・・・そんなお前だから俺以外の異性も見てほしかったんだよ。」
幼「私はっ!男以外に興味なんて・・・・」
男「うん、俺が女さんを気になるって言っても・・・幼は俺に尽くしてくれてさ・・・俺マジで最低だよね・・・」
幼「うん・・・えっ?待って、大切なとこ聞き逃した気がする・・・」
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 21:33:01.95 ID:UJzCLz8J0
>>198 男「うん、俺が女さんを気になるって言っても・・・幼は俺に尽くしてくれてさ・・・俺マジで最低だよね・・・」 ×
男「うん、俺が女さんを気になるって嘘言っても・・・幼は俺に尽くしてくれてさ・・・俺マジで最低だよね・・・」
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 21:44:22.25 ID:UJzCLz8J0
幼「男・・・嘘ついたんだ・・・」ビキビキ
男「いや・・・ついたけど・・・全部じゃないよ?5割りは好きかなと・・・ははは」アセアセ
幼「はぁ・・・男はなにがしたかったのさ。検討はつくけどもさ・・・」
男「いや・・・俺に気になる子ができたら幼ももう少しだけ周りを見れるようになるかなーって・・・」
幼「なんども言うけど・・・私は男以外に興味ないよ?」
男「俺・・・幸せだよね・・・ごめんね?」
幼「ま、まぁ?横取りされる心配がなくなって私は安心したけど・・・女さんはどうするの・・・?」
男「大丈夫、放課後に話した時にすぐ話したから!彼女、全然イヤな顔一つしないで許してくれたよ。素敵な子だよね?」
幼(あぁ、絶対ぶち切れてたよ・・・ごめんね女さん)
幼「じゃあ1人で悶々としてた私は恥ずかしかったと?」
男「そういうとこをもっと見せてくれたら可愛いと思うよ!」
幼馴染「・・・・・」ジタバタ!
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 21:54:11.01 ID:UJzCLz8J0
幼「はっ!つまり今度こそ私たちの間に壁はなくなったと考えてもいいんじゃないかっ!?」
男「まぁ・・・そうだけど」
幼「ふふふ・・・よくも私を手玉に取ってくれたよ男・・・わかってるよね・・・?」ジリジリ・・・
男「おい、なんで近寄ってくるんだ・・・やめようよね?」
幼「いや、だって最近は男分が足りなくて・・・いいだろ?な?痛くしないからさ?」
男「なんかすごくヤらしく聞こえるからイヤだ!」
幼「じゃあわかった!ギュって抱き締めさせて!男は私に嘘ついて悲しませたんだからそれぐらいいいだろ?もしダメなら夜な夜な添い寝してやる」ハァハァ
男「やめろよ!母さんたちや叔母さんに勘違いされるだろ!」
幼「親公認って憧れるな私・・・まぁ男次第だよね」ニコニコ
男「うぬぬ・・・」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:06:13.72 ID:UJzCLz8J0
男「わかった・・・だ、抱き締めても・・・いいよ・・・?」ジッ・・・
幼「いいよぅ・・・素直な子はお姉さん大好きだなぁ・・・」ハァハァ
男「ほら・・・早く抱き締めろよ・・・結構その・・・恥ずかしい・・・」カァァ
幼「うーん・・・なんか今日は嗜好変えて男、私を抱き締めて?」
男「え?俺が!?べべ、別にいいけどね、こんなのいつもと似たようなもんだしっ!」
幼「ふふ・・・じゃあ、お願いだよ男・・・ん・・・」
男「まったく・・・幼はまったく・・・」ギュッ・・・
幼「ふふ・・・捕まえた!これで男は逃げられないなっ!それにしてもちっちゃいな男は?あはは」ギュッ!
男「おまー!まぁ・・・今日は大人しくしといてあげる・・・今日だけなっ!」ギュッ・・・
幼「そう言って優しく抱き締めてくれる男にすごく愛しさを感じちゃうな私・・・」ギュッ!
男「俺も少し・・・やり過ぎた気がするから・・・喜んでくれるならこれぐらはさ・・・・」ギュッ・・・
幼「うん、ありがとう男・・・私、幸せだよ・・・」ギュッ・・・
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:18:31.48 ID:UJzCLz8J0
幼「そうだった・・・結局は男って私のこと好きなのか?」ギュッ!
男「うふっ!急に強く絞めるなよなっ!さぁ・・・どうだろうなー」
幼「なんと!ここまできて生殺しか!男、そういうのも悪くないと思うけど・・・そういうのはお互いを隅々までわかりあってからすべきだと私は思うっ!」ギュッ!!
男「うっ・・・なに創造膨らませてんだよ・・・そうだな・・・」
幼「ゴクリ・・・」ギュッ!!
男「保留で・・・」ボソッ・・・
幼「ふざけるなああああああ!」ギュギュウ!!!
男「いたいいたいいたい!!!」
幼「キスするぞ!いいのかっ!?」
男「いいよ?んっ・・・」
幼「ちょ・・・男大胆だよ・・・」ドキドキ
男(なるほど・・・こう扱えばいいのか・・・)
こうして幸せになりました、めでたし
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:21:24.08 ID:4UcT7B2f0
乙!
続いてはエロパートだな
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:21:25.99 ID:4uhXfTyv0
続けよ!!
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:21:56.72 ID:ImtS41VA0
え?
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:23:59.93 ID:UJzCLz8J0
疲れた・・・
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:24:32.84 ID:dKYPWfk10
おいエロパートは
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:26:29.64 ID:vRaUDe3R0
乙乙
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/03/16(金) 22:33:01.78 ID:nWTTlqEv0
乙
広瀬 もりの
アルファポリス
売り上げランキング: 35196
- 関連記事
-
幼は最高