1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/02(木) 23:43:29.06 ID:VSczv19H0
小鳥「はぁ…やっぱり引っ越した方がいのかな…」
P「?」
P「どうしたんですか?ため息なんかついて」
P「悩み事なら相談にのりますよ?」
小鳥「!」
小鳥「えっと、なんでもないです~ありがとうございます」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/02(木) 23:45:20.34 ID:VSczv19H0
P「ってまぁ俺も相談にのってもらってる立場なんですけどね…」
小鳥「誰かに見られてるんですものね」
小鳥「今の世の中なにがあるかわからないから怖いですものね」
P「えぇ…」
P「早くなくなれば良いんですけどね」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/02(木) 23:47:52.13 ID:VSczv19H0
~小鳥宅~
小鳥「はぁ…今日もカーテン閉まってる」
小鳥「プロデューサーさんが誰かに見られてるなんて可哀想な話放っては置けないし」
小鳥「まぁ当分は様子見かな」
小鳥「でもやっぱり隣に引っ越して私が守ってあげた方がいいのかな?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/02(木) 23:49:32.12 ID:VSczv19H0
小鳥「そして、プロデューサーさんの彼女になっちゃったりして」
小鳥「これ以上のハッピーエンドはないわね」
小鳥「そうと決まれば近いうちに引っ越ししましょう」
小鳥「あ、でもその前に今日は…」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:10:07.93 ID:CLVKfQBh0
~次の日~
P「俺の部屋の前に肉じゃががあったんですよ」
小鳥「味はどうでした?」
P「おふくろの味って感じでしたね」
P「さすが大家さんは料理はうまいですよ」
小鳥「それくらい料理が上手な人と付き合ってみたいですか?」
P「?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:10:11.30 ID:g/bK7qiV0
PがストーカーにあってたSSの別視点か
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:11:50.36 ID:CLVKfQBh0
P「まぁそうですね」
P「結婚する相手が料理上手だったら毎日が幸せになれる気がします」
小鳥「…」
小鳥「大家さんは結婚なさってるんですか?」
P「いや、もう高齢の夫婦ですよ」
小鳥「そうですか」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:15:12.32 ID:CLVKfQBh0
~小鳥宅~
小鳥「やった、プロデューサーさんに料理美味しいって言ってもらっちゃった」
小鳥「…でも大家さんと勘違いしてるのよね」
小鳥「あ、今度は…」
小鳥「これでよしっと」
小鳥「どんな反応とってくれるかな」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:16:46.02 ID:CLVKfQBh0
小鳥「あともうすぐでプロデューサーさんのすぐ近くに行ける」
小鳥「どんな残業も頑張れそうね」
小鳥「妄想が激しくなっちゃうわ」
小鳥「でも我慢我慢」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:20:06.27 ID:CLVKfQBh0
~次の日~
P「またお裾分けがあったんですよ」
小鳥「よかったですね」
P「で、それに手紙があって新しい入居者がはいったそうなんですよ」
小鳥「そうなんですかぁ」
P「はい、男性か女性かまだ知らないんですけどね」
小鳥「挨拶もきてないんですか?」
P「俺が帰ったのが遅かったので…」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:23:03.70 ID:CLVKfQBh0
~小鳥宅~
小鳥「やっと引っ越しも終わって今日からやっとこの部屋で生活できるのかぁ」
小鳥「…真横にはプロデューサーさんが」
小鳥「きゃー!」
小鳥「それにプロデューサーさんに料理作ってあげる約束もしちゃったし…」
小鳥「もう彼女じゃないですかー!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:24:10.84 ID:wBosO2NW0
小鳥さんとうとう痴呆が……
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:37:52.08 ID:CLVKfQBh0
小鳥「あ、そうだちょっとしたお茶目で…」
小鳥「…下着をプロデューサーさんの部屋に」
小鳥「プロデューサーさんがこれを使って…」
小鳥「えへへ」
小鳥「きゃー!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:39:27.00 ID:CLVKfQBh0
小鳥「あ、今日もプロデューサーさんは遅くなるって言ってたから」
小鳥「ご飯作っておいてあげましょう」
小鳥「今日もドアノブにかけておけばいいかな?」
小鳥「うん!そうしましょう」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:41:21.47 ID:CLVKfQBh0
…
小鳥「…あ、プロデューサーさん帰ってきたみたいね」
小鳥「ご飯喜んでくれるかなぁ」
小鳥「それと私の下着…」
小鳥「戻って来なくても本望だわ!」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:44:03.82 ID:CLVKfQBh0
~次の日~
小鳥「下着戻ってきちゃった…プロデューサーさんって意外とマジメ?」
P「ん?俺がどうかしたんですか?」
小鳥「あ、えーと何でもないですよ?」
小鳥「それより視線の方は大丈夫ですか?」
P「あぁ、最近はまったく視線がなくなりましたね」
小鳥「それじゃあ問題解決ですね」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:46:06.23 ID:CLVKfQBh0
P「はい、あ、そうだ」
小鳥「?」
P「隣に引っ越してきた人は女性でしたよ」
小鳥「どうしてわかったんですか?」
P「…えーと、直接会ったので」
小鳥「…」
小鳥「そうなんですかぁ」
小鳥(下着で判断したんですね?わかってますよ)
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:48:46.10 ID:CLVKfQBh0
P「それにお隣さんって料理がめちゃくちゃ上手みたいなんですよ」
P「昨日もお裾分けがあったんですけど…」
P「それが美味しいのなんのって」
小鳥「いいですね~」
小鳥「私もお隣さんに負けないように料理頑張らなくちゃですね」
小鳥「あ、プロデューサーさんの好物ってなんですか?」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:50:42.20 ID:CLVKfQBh0
小鳥「今度プロデューサーさんがウチにくるときに作ってみたいんですけど…」
P「俺の好物ですか?」
P「オムライスですよ」
小鳥「プロデューサーさんって意外とお子様なんですね」
P「いいじゃないですか」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:52:32.93 ID:CLVKfQBh0
小鳥「そろそろ仕事終わりそうです…」
P「小鳥さん最近仕事終わるの早いですよね」
小鳥「最近よくお買い物に行くもので…」
P「買いだめしてないんですか?」
小鳥「…最近よく食べちゃって」
P「あ、もしかして彼氏でもできたとか?」
小鳥「…」
小鳥「内緒です♪」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:54:10.44 ID:CLVKfQBh0
小鳥(もう彼氏みたいなものよね?)
小鳥(あとはプロデューサーさんが告白してくれるのを待つだけだし)
P「なんで隠すんですかぁ」
P「でも小鳥さんの手料理食べれる人ってうらやましいですよね」
小鳥「!」
小鳥「いきなり何を…」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:56:05.23 ID:CLVKfQBh0
小鳥(ついにプロデューサーさんから告白?)
小鳥(ドキドキ)
P「あ、あぁ…今のは気にしないでください」
P「まぁ今度食べられるしいっかー」
小鳥「…」
小鳥(告白はお預けかぁ…)
小鳥(あ、今日私から告白しちゃお)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:58:05.55 ID:Sj/NH54V0
小鳥「だめよ小鳥我慢我慢!これはきっとプロデューサーさんの焦らしプレイなのよ!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:58:16.69 ID:ayg4qjNJO
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:58:26.09 ID:CLVKfQBh0
小鳥「そ、それじゃあ私はこれで失礼しますね」
P「はい、気をつけてくださいね」
小鳥「はーい」
小鳥「あ、楽しみにしててくださいね?」
小鳥(今日の告白を♪)
P「?」
P「はい」
小鳥(あ、プロデューサーさんも期待してる目をしてるわ)
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:01:54.75 ID:CLVKfQBh0
~小鳥宅~
小鳥「とりあえずイタズラとして…また下着をプロデューサーさんのベランダに」
小鳥「この前は返されちゃったけど今日はどうかしら…」
小鳥「今晩の夕食はプロデューサーさんの好物のオムライスにして」
小鳥「一緒に食べましょう」
小鳥「…そういえばプロデューサーさんって鈍そうだから今まで見てたってことも教えてあげようかしら」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:05:26.27 ID:CLVKfQBh0
小鳥「あー早くプロデューサーさん帰って来ないかしら…」
小鳥「今夜も星がきれい…」
小鳥「春香ちゃん達が星を見たくなるのもわかるわ」
小鳥「…」
小鳥「あ、なんて言ってプロデューサーさんを驚かせようかなぁ」
小鳥「…そういえば挨拶ちゃんとしてなかったからアレでいこう」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:07:17.79 ID:CLVKfQBh0
…
小鳥「…帰ってきたみたい」
小鳥「下着も戻って来ない…」
小鳥「私の下着で」
小鳥「嬉しいわぁ」
小鳥「よし、覚悟決めて行くのよ小鳥!」
小鳥「この告白成功させるの!」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:08:30.40 ID:CLVKfQBh0
ピンポーン
P「はーい」
小鳥「すみません、隣に引っ越してきたものですけど」
P「あ、今開けますね」
ガチャ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:11:13.93 ID:CLVKfQBh0
小鳥「お裾分け持ってきました」
小鳥「…オムライスです」
P「…」
小鳥「あ、それとなんで今まで私の視線に気付いてくれなかったんですか?」
小鳥「だから引っ越してきちゃいました、あと誰かから見られてるって言ってたから守る意味も込めて」
小鳥「誰からの視線だったんでしょうね?」
小鳥「それと、私の下着…持ったままでいいですよ?」
P「…」
P「…小鳥さん」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:13:23.30 ID:CLVKfQBh0
P「え?」
小鳥「どうしたんですか?」
P「今、言った事って…」
小鳥「視線に気付いてくれないから引っ越してきたってことですか?」
P「…」
小鳥「前はお向かいのマンションからプロデューサーさんを見てたんです」
P「…」
小鳥「でも、プロデューサーさんが誰かに見られてるっていうから心配で隣に」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:15:18.78 ID:CLVKfQBh0
小鳥「?」
小鳥「どうしたんですか?黙っちゃって」
P「…」
P「今までの視線の正体は小鳥さんだったんですね」
小鳥「?」
小鳥「またまたぁ」
小鳥「私はプロデューサーさんが心配で」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:16:44.20 ID:CLVKfQBh0
P「小鳥さん…」
小鳥「はい?」
小鳥(ついに告白?私からしようと思ってたけど…)
小鳥(やっぱり告白は男性からよね)
P「俺、小鳥さんの事…好き…」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:18:05.22 ID:CLVKfQBh0
小鳥「!」
小鳥「私もです!」
P「…だったんですよ?」
小鳥「え?」
P「俺の悩みに真剣に付き合ってくれて…」
P「ホントに…」
P「告白までしようと思ってました」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:20:45.66 ID:CLVKfQBh0
P「でも、その犯人が小鳥さんじゃ…」
小鳥「犯人ってなんのことですか?」
P「だから、今まで俺を見てた犯人が小鳥さんじゃないですか」
小鳥「それはプロデューサーさんを思って…」
P「ですが人の生活を覗き見たり、隣に引っ越してくるのはさすがに怖いです」
P「…」
小鳥「あ、もしかしてプロデューサーさん私の他に好きな人がいるからそんなことを言うんじゃないですか?」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:22:58.49 ID:CLVKfQBh0
P「え?」
小鳥「どうなんですか?」
P「…いませんよ、彼女なんて」
小鳥「やったーじゃあ私と付き合ってくださいね?」
P「…」
小鳥「ほら、オムライスが冷めちゃうじゃないですか」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:24:07.72 ID:CLVKfQBh0
小鳥「食べましょ?」
P「…」
小鳥「…」
P(…どうしよう)
P(怖い…)
小鳥「さぁ」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:27:09.69 ID:CLVKfQBh0
小鳥「見てください、オムライスにLOVEって書いてみたんですよ」
P「…」
小鳥「食べてみてください」
P「…」
P「もし、おつきあいを断ったら…」
小鳥「…うふふ」
P「…美味い」
おわり
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:27:32.16 ID:A2ixdCZO0
当事者からすれば勘弁だろうが俺からするとキーボード叩きつけるくらい裏山しえん
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:27:59.40 ID:A2ixdCZO0
と思ったら終わっていたでござる
大層乙であった
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:28:14.75 ID:FcHmiqO80
俺らなら逆に小鳥さんにストーキングしちゃうよね
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:28:26.02 ID:FcHmiqO80
終わってた
乙
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:28:37.35 ID:x4s2RmS+O
またなんかもやっとする終わり方した
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:30:10.64 ID:FcHmiqO80
逆に考えるんだ
付き合ってしまえばストーカーじゃなくて彼女
そう考えるんだ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 01:33:01.37 ID:dLhaCj1F0
乙
相変わらず面白いわ
アニプレックス (2012-02-23)
売り上げランキング: 56
- 関連記事
-