1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:07:48.39 ID:lTryjDCr0
みお
(え?何これ・・・何この動物・・・四本足で始めにくる文字が『う』・・・牛だよね じゃあ鹿でも描いときますか)カキカキカキ
みお
「ん・・・」スッ
ゆっこ
(きたきたきた ん?鹿?なんで鹿? 馬描いたから始めの文字は『ま』のハズなんだけどな~)
ゆっこ
(『みおせんせーい 馬描いたんだから『ま』で返して欲しかったんだけど~ ということで私の勝ちー!』)カキカキカキ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:10:40.60 ID:mSz4/GM7O
ゆっこはばかだなあ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:13:25.70 ID:lTryjDCr0
ゆっこ
「つんつん ん・・・」スッ
みお
(牛であってたのかな え?何それ・・・これが馬?ぜんぜん違うじゃん!前に同じようなの描いて牛って言ってたじゃん!
しかもなんか私の負けになってるし!意味わかんないよ!)
ガラガラガラ
高崎
「桜井先生! 授業中すいません」
みお ゆっこ
(うわ!高崎!)
桜井
「はい?どうしたんですか?高崎先生」
みお
(やばい!こんな落書きバレたらまずい!隠せ!)バッ
ゆっこ
(見られてたのかな・・・にしてもみおちゃん 隠すのはや・・・)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:19:02.58 ID:lTryjDCr0
高崎
「長野原 ちょっといいか?」
みお
「え?あ はい・・・」(やっぱりバレてたよー しかも私だけだしー)
ゆっこ
(みおちゃん・・・お別れだね・・・)
高崎
「桜井先生も来てもらっていいですか?」
桜井
「あ はい!」
みお
(2対1で説教だよー最悪だよー ゆっこも共犯なのにー!)
桜井
「どうしたんですか?高崎先生?」タタタッ
高崎
「すいません桜井先生 廊下で」
桜井
「はい・・・みなさんは問題をやっていてください!」
ガラガラガラ・・・
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:20:27.19 ID:QubcxZvPO
鬱展開の予感
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:23:24.62 ID:lTryjDCr0
みお
(もー最悪ー)
桜井
「・・・」
高崎
「長野原 いいか?落ち着いて聞けよ?」
みお
(なんだよ落ち着けってー)「はい」
高崎
「今さっき時定病院から連絡があってだな お前のお姉さんのよしのさんが交通事故に合ったらしい」
みお
「はい?」
桜井
「どういうことですか?高崎先生?」
高崎
「とりあえず急いだほうが良さそうなので 詳しい話は他の先生に聞いてもらっていいですか?」
桜井
「はい・・・」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:29:26.99 ID:lTryjDCr0
みお
「・・・」
高崎
「長野原は自分の車で病院に連れて行きますんで 桜井は授業を続けてください」
みお
「お姉が・・・?」
桜井
「長野原さん・・・高崎先生その・・・命に関わるとかそういうのでは・・・」
高崎
「・・・」
みお
「え?・・・どういうことですか?先生!」
高崎
「とりあえず急ぐぞ長野原」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:30:17.49 ID:uW4RE19G0
日常キャラ最強のよしのさんがそう簡単に死ぬはずが
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:31:01.43 ID:GNoBeVEX0
なんか読みづらくね?
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:35:23.77 ID:lTryjDCr0
みお
「嘘でしょ? なんでお姉が?」
桜井
「長野原さん・・・大丈夫だから しっかり!」
高崎
「じゃああとお願いします!長野原急ぐぞ!」
タッタッタッタッタッ
ガラガラガラ・・・
桜井
「すいません みなさんお待たせ・・・」
キーンコーンカーンコーン♪ キーンコーンカーンコーン♪
桜井
「えっと じゃあ終わりにします!」
ゆっこ
「あれ?みおちゃんは?麻衣ちゃん 廊下にみおちゃんいる?」
麻衣
「・・・いない」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:41:21.52 ID:lTryjDCr0
タッタッタッタッタッ
なの
「相生さーん!水上さーん! 長野原さんどうしたんですか?」
ゆっこ
「わからない・・・あれ?桜井先生ももういないね」
なの
「何か変ですよね?高崎先生と長野原さんが廊下急いで行くの見えましたし」
ゆっこ
「この学校落書きの罪そんなに重かったっけ・・・」
なの
「え?」
ゆっこ
「いや なんでもない 休憩だし職員室行って先生に聞きに行ってみようか!」
なの
「そうですね」
麻衣
「うん」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:47:43.32 ID:2auxUes70
ほんぼの・・・ではない?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:47:53.05 ID:lTryjDCr0
ヴゥーン・・・
高崎
「・・・バイクとの接触事故らしいが 急いで欲しかったみたいで先生も詳しいことは」
みお
「・・・はい」
高崎
「できるだけ急ぐからな」
みお
「あの 親は?」
高崎
「連絡はいってるだろうから もうついてるかな」
みお
「お姉・・・」
高崎
「・・・」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/10(火) 23:56:32.48 ID:lTryjDCr0
ゆっこ
「失礼しまーす!」
桜井
「あら 相生さん 東雲さんに水上さんも」
なの
「先生 長野原さんここにはいないんですか?」
桜井
「・・・ちょっとみなさん廊下で待っててください」
ゆっこ
「・・・? はーい」
なの
「わかりました」
麻衣
「・・・雰囲気が重かった」
ゆっこ
「そうだね なんか変だったね」(落書き関係ないのかな?)
なの
「何があったんですかね?」
ガラガラガラ・・・
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:04:11.54 ID:0Yzpju0L0
ゆっこ
「先生!」
桜井
「3人だけには説明しておきますね でも絶対他の人に安易に話を広げたりしたらダメですよ?」
ゆっこ なの 麻衣
「はい」
桜井
「えっとですね・・・」
~~~~~
桜井
「ということです」
ゆっこ
「みおちゃんのお姉さんが・・・?」
なの
「そんな」
麻衣
「どうして事故になったんですか?」
桜井
「原因ですか?聞いた話だと 交差点で赤信号を渡ろうとしてひかれそうになった子供をかばって スピードを出してたバイクにと・・・」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:09:01.91 ID:zP5Q+gB30
大丈夫、大丈夫…
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:09:35.79 ID:HHSBmjVcO
いつものギャグなんだろ?
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:13:37.38 ID:0Yzpju0L0
なの
「そんなに酷いんですか?」
桜井
「正直 かなり危ない状況らしいです」
ゆっこ
「みおちゃん・・・」
なの 麻衣
「・・・」
━ ━ ━ ━ ━ ━
高崎
「よしついた 急ぐぞ長野原!」
みお
「はい」
バタンッ バタンッ
タッタッタッタッタッタッ・・・
ウィーン
高崎
「受付・・・受付・・・」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:18:57.07 ID:0Yzpju0L0
看護婦
「あっ 長野原さんの妹さんですか?」
みお
「はい!お姉は!?」
看護婦
「お姉さんは今意識不明の重体で 大変危険な状況です 急いであげてください!」
みお
「え?え?え? お姉・・・なんで?嫌だよお姉!」
高崎
「じゃああとは頼みます!」
看護婦
「はい」
タッタッタッタッタッタッ
高崎
「・・・」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:20:10.29 ID:ZVHmvMo60
よしのねえさんがそんな簡単に死ぬわけない
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:25:32.94 ID:0Yzpju0L0
看護婦
「ここです」ガラガラ 「お姉さんに声かけてあげて!」
みお
「お姉!? お姉ぇぇーー!」
母
「みお・・・よしの!みおが来てくれたよ!しっかり!」
ピーピーピーピーピー
看護婦
「先生 妹さんです」
医者
「・・・よしのさーん!妹さんが来てくれましたよー!みなさんもいっぱい声かけてあげてください!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:32:04.02 ID:0Yzpju0L0
よしの
「・・・」
みお
「嫌だよお姉ぇぇー!!起きてよ!!目覚ましてよ!!お姉ぇ!!」
ピーーーーーーー
みお
「!?」
看護婦
「先生!呼吸が!」
医者
「まずい・・・心臓マッサージに移るぞ よしのさーん!聞こえますかー!」
母
「嫌よよしの・・・うう・・・」
よしの
「・・・」
みお
「嫌・・・嫌だよ・・・嫌だよお姉ぇぇぇぇぇーー!!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:39:04.32 ID:0Yzpju0L0
━ ━ ━ ━ ━
~~~~~ ~~~~~ ~~~~~ ~~~~~ ~~~~~
よしの
「みーおっ!」
みお
「あれ?お姉?」
みお
「お姉!」
~~~~~ ~~~~~ ~~~~~ ~~~~~ ~~~~~
みお
「おねっ!」バッ
みお「え・・・」
チュンチュンチュン チュンチュンチュン
みお
「・・・」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:42:42.71 ID:iJyUfOYZ0
おね・・・
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:42:44.77 ID:QEBaPvL20
なんだ夢か
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:47:17.59 ID:0Yzpju0L0
みお
「また同じ夢・・・」
みお
「うーんっ ん・・・9時半か ゆっこと出かける約束してるんだっけ」
みお
「とりあえず顔洗おっと・・・」ガチャ
みお
「あれ?お姉の部屋開いてる・・・お母さん出かける前に入ったのかな?」
みお
「あの時から何も変わってないなぁー そろそろ1年だね」
みお
「お姉の匂い・・・」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 00:54:30.75 ID:0Yzpju0L0
~~~~~ ~~~~~ ~~~~~ ~~~~~ ~~~~~
よしの
「じゃーん!正解はお姉ちゃんでしたぁ!」
みお
「お前が犯人かー!!」ドカッ!
よしの
「ごめんごめん これでラーメンでもおごるから」
みお
「それ私の野口ーー!!」
~~~~~
ダダダダダダダダッ!!
みお
「イチゴは!? ここのポゼッションの!スイーツはぁぁぁーー!?」
よしの
「ふふ ナームー」
みお
「胴っ!!」
よしの
「痛ーーっ」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:01:00.43 ID:0Yzpju0L0
~~~~~
よしの
「ちょっとみお大丈夫?」
みお
「大丈夫?大丈夫なワケあるかぁー!!」
みお
「こちとらマズすぎて微妙な走馬灯見る始末だよ!!」
よしの
「やっぱマズかったかー クサヤで作ったジャムなんだけどねー」
みお
「クサーーーーッ!!」ズコー!!
~~~~~
みお
「嫌だなぁー 何思い出しちゃってるんだろ」グズッ
***
「みお見てー! 姉妹っ」
みお
「え?」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:07:40.55 ID:0Yzpju0L0
みお
「今・・・窓に・・・」
みお
「そんなわけ・・・ないよね」
みお
「もう 会えないんだね・・・」
みお
「う・・・うう お姉・・・」グスッ グスッ
ゆっこ
「みーおちゃーん!迎えに来たよー!」
みお
「ゆっこだ もうそんな時間か・・・」グズッ
みお
「すー はー」フキフキ
みお
「ちょっと待ってー!今支度するからー!」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:13:04.10 ID:0Yzpju0L0
ゆっこ
「さては寝坊したなぁー もうーみおちゃんったらー」
みお
「ゆっこには心配かけてるよね あまり口に出さないけど」
みお
「あの後いつも以上に私の側にいようとしてくれたのゆっこだもんな」
みお
「よし!じゃあ行ってきまーす・・・」
***
「行ってらっしゃい!みお!」
みお
「え?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:16:53.78 ID:0Yzpju0L0
みお
「・・・バカ姉 ゆっこには泣き顔見せられないのに・・・」
みお
「グズッ・・・」
ガチャ
みお
「おまたせ!ゆっこ!」
ゆっこ
「もー!どれだけ待たせるのっ!」
みお
「ごめんごめん じゃあ行こっか!」
ゆっこ
「罰として今日のお昼おごりね」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:19:09.95 ID:MhsLgOI30
死にネタは卑怯やで・・・
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:21:10.11 ID:0Yzpju0L0
みお
「えー何それ それよりさ!また新しくマンガ描いたんだ!」スタスタ
ゆっこ
「・・・よくあの悪趣味なの人にすすめられるね」スタスタ
みお
「違うんだって今回のは! ふつうの漫画だから!」スタスタ
ゆっこ
「え!そうなの?教えて教えてどんなの?」スタスタ
みお
「ダメー!」スタスタ
ゆっこ
「えぇーいいじゃん!教えてよ!」スタスタ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:24:34.18 ID:0Yzpju0L0
みお
「内緒ー!」スタスタ
ゆっこ
「もー!いーじゃーん!」
みお
「ふふ・・・」
みお
(・・・お姉 私はなんとかやっています いつまでも見守っていてね・・・)
おわり
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:41:02.29 ID:0Yzpju0L0
酷いよね
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 01:49:41.03 ID:iJyUfOYZ0
乙
結論:やっぱりゆっこは天使だった
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/11(水) 02:05:40.76 ID:R2OyQ4wl0
(゚д゚ )乙 これはウェボシー
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日常はもっとほのぼのさせなさい。名護じろうとのお約束だぞっ☆