1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 22:50:18.65 ID:mnHEbDpo0
のび太「銅鑼えもん!ジャイアンと決闘がしたいんだ!空き地に来て!!」
銅鑼えもん「バウゥゥゥン」
―空き地―
ジャイアン「どっからでもかかってこいよ」
のび太「言われなくったって・・・そのつもりさ!」
銅鑼えもん「ゴォォウワァイイイイイイインンンンンン!!!!」
のび太「でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!!」
カァ、カァ
のび太「えへへ・・・負けちゃった」
銅鑼えもん「ペゥン」
のび太「でも、これでまた・・・強くなれたかな」
銅鑼えもん「ゴイイイン、ゴゥン」
のび太「うん、頑張るよ!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 22:54:36.64 ID:mnHEbDpo0
のび太「えっ、未来の中国に帰るだって!?」
銅鑼えもん「・・・・・・シャン」
のび太「う、嘘だ・・・・・・冗談だよね。ねぇ、冗談だよね!」
銅鑼えもん「・・・ファーンプァーン」
のび太「うわあああああああああんん!!!!!」
銅鑼えもん「ボゥワワワアアアアァァァァァンンンン!!!!!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 22:55:55.30 ID:JGGOqv9Z0
どこまで出来るかは気になる
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 22:57:23.60 ID:CyDKgj7EO
絶対に完結させてくれ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 22:58:41.95 ID:mnHEbDpo0
ママ「銅鑼ちゃんには銅鑼ちゃんの都合があるのよ」
パパ「いつまでも銅鑼えもんに頼ってたら一人前にはなれんぞ」
のび太「うっ・・・・・・」
銅鑼えもん「シャッ・・・・・・」
ママ「寂しくなるわねぇ」
パパ「まあ軽く一杯」
銅鑼えもん「ゴゥン!」
のび太「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
ママ「明日の朝行っちゃうの?寂しくなるわね」
銅鑼えもん「ボェン」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 22:59:26.49 ID:iDWX8V+X0
シュール過ぎるwwwwww
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 22:59:36.33 ID:kPPaOgXD0
ボェンにやられてしまった
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:00:31.82 ID:mnHEbDpo0
のび太「・・・・・・・・・・・・ねぇ、銅鑼えもん」
銅鑼えもん「・・・・・・・・・シュィ」
のび太「やっぱり、眠れないよ」
銅鑼えもん「・・・・・・キィィン」
のび太「朝までお話がしたいな」
銅鑼えもん「シャーンシャーン」ドンドン
のび太「そっか、眠くなったら鳴らせばいいね」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:05:01.10 ID:mnHEbDpo0
―空き地―
のび太「思えば色々あったよね」
銅鑼えもん「ボォゥ」
のび太「初めて来た日のこと覚えてる?」
銅鑼えもん「ゴゥワッ」
のび太「そうそう、ママに猛反対されたっけ。『うるさい』って」
銅鑼えもん「ボゥワワボンワワゴンン」
のび太「あははは、そうだね。喧嘩した時なんてもう」
銅鑼えもん「ボゴォーンンッ」
のび太「うん、夜だからもうちょっと静かにして」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:06:04.95 ID:4u9Nme/r0
クソワロタ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:07:44.36 ID:mnHEbDpo0
銅鑼えもん「シャセンッ」
のび太「あ、ゴメンゴメン。そんなしょげないでよ」
銅鑼えもん「・・・ゴンゴン」
のび太「え?」
銅鑼えもん「」チョイチョイ
のび太「あれは・・・・・・ジャイアン?」
ジャイアン「ヌボーッ」トボトボ
のび太「やっぱりだ」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:11:02.58 ID:mnHEbDpo0
銅鑼えもん「ドォワワワ」
のび太「駄目だって、寝起きのジャイアンは恐ろしく機嫌が悪いんだ」
銅鑼えもん「ゴワァイィィン」
のび太「しーっ!しーっ!」
ジャイアン「んん?何の音だぁ?」
のび太「げっ」
ジャイアン「なんだ、のび太に銅鑼えもんじゃないか。
俺が寝ながら歩いてるのがそんなにおかしいか」
のび太「ぜぜっ、全然そんにゃことは・・・」
ジャイアン「うるへぇ!!ギッタギタにしてやらぁ!!」グワッ
のび太「ひ、ひぃぃぃ」ガバッ
銅鑼えもん「ンボォォワァァァァァァァァァァァァァンンンンンッッッ!!!!!!」
ジャイアン「んぎゃああああああああああああ!!!!」ドサァッ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:13:59.63 ID:pRPoJPOK0
何でカタコト(?)なのに俺たちも話が分かるんだ・・・?
これが良スレの力か・・・
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:15:55.71 ID:vlDeWbV80
おわった
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:15:59.97 ID:mnHEbDpo0
のび太「!!! 銅鑼えもん!!」
銅鑼えもん「ボォンボン、シィシュイ」
ジャイアン「うおっ・・・・・・耳が・・・・・・ほえええっ・・・」ヨタヨタ
のび太「銅鑼えもん・・・・・・」
銅鑼えもん「ガイィン」スチャ
ジャイアン「・・・ふぅ、まだ耳が痛ぇが、おかげで目が覚めたぜぇ」
のび太「・・・・・・わかった、銅鑼えもん」
銅鑼えもん「・・・・・・スァーン」
のび太「やいジャイアン!僕は・・・き、君に、けけ決闘を申し込む!!」
ジャイアン「なにぃ?のび太のくせに決闘だとぉ?ダハハハハハ!!!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:23:11.45 ID:mnHEbDpo0
のび太「な、何がおかしいんだ!」
ジャイアン「てめーが俺様に、ディヒッ、勝てるわけねーっつーの!!」
のび太「そんなの・・・やってみなくちゃわからないじゃないか!!」
銅鑼えもん「バワワァァァァァン!」
ジャイアン「いーからいーから、俺そろそろ帰るから、んじゃーなー」
のび太「頼むよジャイアン!今どうしてもやらなきゃいけない理由があるんだ!!」
ジャイアン「どーせ調子がいいからだとかだろう?」
のび太「違う、そんなんじゃない・・・・・・
銅鑼えもんが、明日の朝・・・中国に帰るんだ」
ジャイアン「・・・・・・な、え・・・・・・おい、それはホントなのか?嘘じゃないだろうな?なあ!」
銅鑼えもん「・・・・・・シャワコッフ」
のび太「・・・・・・僕だって嘘だと思いたいよ・・・・・・」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:27:33.00 ID:mnHEbDpo0
ジャイアン「なるほど・・・・・・のび太が俺と決闘してぇってのはよーくわかった」
のび太「じゃ、じゃあ・・・決闘を」
ジャイアン「いや、決闘はしない」
のび太「えっ」
銅鑼えもん「ドバァウッ」
ジャイアン「決闘は、しない。だが・・・・・・男同士の喧嘩なら、話は別だ」
のび太「ジャ、ジャイアン・・・・・・」
ジャイアン「ああ、かかってこいよのび太。お互い全力で喧嘩しようぜ」
のび太「うぅっ、ジャイアン・・・・・・」グスッ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:28:45.06 ID:zLM7NksX0
シャワコッフってなんだよ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:33:24.53 ID:mnHEbDpo0
ジャイアン「銅鑼えもん!!」
銅鑼えもん「ダシャウッ」
ジャイアン「・・・・・・始まりの合図、よろしく頼んだぜ」
銅鑼えもん「・・・ゴワァアンッ!!!」
のび太「もう静かにしてなんて言わない、最後にでっかい音を聞かせて」
銅鑼えもん「ボォオウォウ」
ジャイアン「ではこれより、男同士の喧嘩、最強決定戦を始める」
のび太「・・・・・・」ゴクッ
銅鑼えもん「・・・・・・ッ、ボワァァァァァァァァァァァァアアアァァアアァァアイィイイィイイイイィィィィィイィィンンンンンンンンッッッッッッ!!!!!!!」
のび太「やああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」ダッ
ジャイアン「でりゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ダッ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:37:24.87 ID:mnHEbDpo0
のび太「うりゃあっ!」
ジャイアン「甘ぇ!」
のび太「あぁあうっ!」
ジャイアン「どうした!」
のび太「ぐっ・・・まだまだ!」
ジャイアン「遅いぞのび太!」
のび太「ああっ・・・くうっ!」
銅鑼えもん「シャアンシャワン」オロオロ
のび太「大丈夫だよ銅鑼えもん、絶っ対勝つからね」
ジャイアン「ふっ、やれるもんならやってみろってんだ」
のび太「えええええいいいいいいいい!!」
ジャイアン「うおっ、あぶねぇ!」
のび太「ああっ、惜しっ・・・」
ジャイアン「隙あり!」
のび太「あいたっ!!」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:43:14.36 ID:mnHEbDpo0
ジャイアン「はぁっ、ど、どうだ・・・・・・さっさと降参しろ」
のび太「まだ・・・まだまだ!!」
ジャイアン「ちっ・・・くそっ!」ボカッ
のび太「あああっ!!・・・・・・まだまだ!」
ジャイアン「ぜぇっ、ぜぇっ・・・ふんっ!!」ガスッ
のび太「うぐっ・・・く、まだ、だ!」
ジャイアン「おい・・・もう、やめとけって・・・死ぬぞのび太」
のび太「いやだ!君に勝つまで・・・僕は絶対やめないぞ!!」
ジャイアン「う、うるせぇ!!」ゲシッ
のび太「うああっ、ま、まだあ!」
ジャイアン「ちょ、う、も、もう・・・疲れ・・・・・・」
のび太「うわあああああ!!!」ベシッ
ジャイアン「いでっ・・・・・・く、足が・・・・・・うおっ」ドテッ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:50:55.23 ID:mnHEbDpo0
のび太「たあっ!!」ドスッ
ジャイアン「いでぇぇぇぇぇ!!」
のび太「どう、だっ!まいっ、たか!」ピョンピョン
ジャイアン「いでぇ!わーった、わーーったよ!負けた!俺の負けだ!!こーさん!!いでっ」
のび太「まだっ、こうっ・・・・・・え?ジャイアン今なんて・・・・・・」
ジャイアン「な、何度も・・・言わせんな・・・・・・、俺の負けだ。降参だ」
のび太「・・・・・・・・・嘘・・・・・・ぼ、僕が・・・・・・勝った・・・・・・ジャイアンに・・・・・・」
銅鑼えもん「ボゥワワワワワワワワアアアアアアアアンンンンンン!!!!!」ダッ
のび太「銅鑼えもおおおおおおおおおおおおおんんんんんんん!!!!!!」ギュッ
銅鑼えもん「ゴワァァァン、ドワワァァァン、シーダシャコ」
のび太「うん!!勝ったよ!!僕ジャイアンに勝ったよ!!!・・・・・・自分の力で!!!」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:55:36.76 ID:mnHEbDpo0
ジャイアン「も、もういいだろ・・・・・・俺はもう寝るからな。じゃあな銅鑼えもん。元気でな」トボトボ
のび太「ジャイアン・・・・・・ありがとう!!!」
ジャイアン「やめてくれ、照れくせーからよ///」
のび太「・・・あはは」
銅鑼えもん「ボォウワァワァワァワァ」
のび太「・・・・・・そろそろ、帰ろっか」
銅鑼えもん「ダショーン・・・・・・」
のび太「・・・・・・そうだよね・・・・・・。もうすぐ、帰っちゃうんだもんね・・・・・・」
銅鑼えもん「シャンッ」
のび太「寂しくなるなぁ」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/19(月) 23:56:06.62 ID:NmIS9nGM0
今日イチワロタwwww
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:00:32.80 ID:/3S75FDV0
―家―
のび太「いててて・・・・・・傷だらけだなぁ」
銅鑼えもん「カシャンシャン」ヌリヌリ
のび太「ありがとう銅鑼えもん」
銅鑼えもん「ボーングァ」
のび太「じゃ、僕そろそろ寝るよ」
銅鑼えもん「・・・・・・・・・スィッ」
のび太「わかってるって、僕が起きた時は・・・・・・もう、いないんでしょ?」
銅鑼えもん「・・・・・・・・・スゥーッキ」
のび太「さよならだと・・・・・・もう、会えないかもしれないから言わないね。
お や す み 銅 鑼 え も ん」
銅鑼えもん「スィーヤッ」
のび太「・・・・・・・・・・・・グゥ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:04:11.11 ID:/3S75FDV0
チュンチュン
のび太「・・・・・・」ムクッ キョロキョロ
スーッ
のび太「・・・・・・銅鑼えもん?」
ガタッ スーッ
のび太「・・・・・・普通の、引き出し・・・・・・」
ママ「あらのびちゃんおはよう」グツグツ
のび太「おはようママ」
パパ「お、のび太今日は早いな」
のび太「う、うん」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:08:25.43 ID:/3S75FDV0
ママ「銅鑼ちゃんは、もう帰ったの?」
のび太「うん」
パパ「そうか・・・」
のび太「うん・・・・・・」
ママ「・・・・・・あ、ほ、ほら早く、二人共朝ご飯食べちゃいなさい」
コトッ コトッ コトッ
パパ「あれ?ママも一緒に食べるのかい?」
ママ「え?・・・・・・あらやだ、つい銅鑼ちゃんの分まで」
のび太「もう、ママったら」
パパ「ははは、まあ仕方ないな。つい昨日までいたんだから」
ママ「銅鑼ちゃんがいるのが当たり前みたいだったものねぇ」
一同「あはははは・・・・・・」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:10:06.01 ID:Qe2fhtO20
銅鑼……
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:13:01.50 ID:/3S75FDV0
のび太「・・・・・・」モグモグ
パパ「・・・・・・」バサバサ
ママ「・・・・・・」カチャカチャ
のび太「・・・・・・ごちそうさま」カチャ
ママ「はいはい・・・あら?あんまり食べてないのねぇ」
のび太「いってきまーす」ガチャ
ママ「あ、ちょっ・・・いってらっしゃい」
パパ「・・・やっぱり、子供心には堪えるよなぁ」
ママ「そうよね・・・・・・」
パパ「・・・・・・」ウルッ
ママ「・・・・・・」グスッ
パパ「・・・・・・さて、そろそろ会社行くとするか」ポタッ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:15:43.72 ID:AwnFiddsO
パパがかっこいい
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:17:16.04 ID:/3S75FDV0
のび太「・・・・・・・・・・・・」トボトボ
しずか「あら、のび太さんおはよう」
のび太「・・・・・・おはよ、しずかちゃん」
しずか「あら、元気ないわね。どうしたの?」
のび太「・・・実は」
ジャイアン「よぉ!のび太、元気かぁ?」ガシッ
のび太「あっ、ジャイアン」
ジャイアン「よぉし、学校まで走っぞお!!おめーも来い!!」ダッダッ
のび太「あわわわわ」タッタッタッ
しずか「(変ねぇ・・・まだ時間はあるのに)」
ジャイアン「急げー急げー」
のび太「あわわわわわ」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:21:20.42 ID:/3S75FDV0
ジャイアン「・・・・・・はぁ、はぁ・・・こ、ここなら大丈夫だろ」
のび太「はぁ・・・んはぁー・・・ど、どうしたのジャイアン」
ジャイアン「バッキャロウ、どうしたもこうしたもねーだろ」
のび太「・・・・・・銅鑼えもんのこと?」
ジャイアン「ああ、おめーが気を落としてんじゃねえかって心配で」
のび太「・・・・・・うん、まあ・・・ね」
ジャイアン「辛いかもしんねえが、少しずつでいいからな。頑張れよ」
のび太「・・・・・・ありがとうジャイアン」
ジャイアン「いいってことよ!何せ俺たち、心の友だからな!!ダーッハッハッハ!!」
のび太「うん・・・・・・うん!!」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:24:39.17 ID:/3S75FDV0
ジャイアン「まあ、銅鑼えもんのことは後でクラス全員に言おうぜ」
のび太「・・・あ、だからしずかちゃん」
ジャイアン「ああ、みんな銅鑼えもんには世話になったからな」
のび太「・・・・・・そだね」
ジャイアン「あと、のび太をなぐさ・・・・・・あ、いや何でもねえ」
のび太「え?なぐ・・・・・・」
ジャイアン「やっべ!遅刻するぞ俺たち!!急げ!!」ダッ
のび太「え、ちょ、待って!ねー待ってよジャイアーン!!」タッ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:30:50.70 ID:/3S75FDV0
―昼休み―
ジャイアン「みんな、ちょっと聞いてくれ」ガタッ
スネ夫「あれ、どしたのジャイアン」
はる夫「どうしたんだジャイアン」
ジャイアン「実は・・・・・・銅鑼えもんが今日の朝、未来に帰った」
全員「・・・・・・えええっ!?」
ジャイアン「驚くのも無理はない・・・だが、一番びっくりしてるのはのび太だ」
しずか「のび太さん・・・・・・だから朝・・・・・・」
のび太「う、うん・・・そうなんだ・・・・・・」
ジャイアン「そこでだ、辛い思いをしてるのび太に、サプライズパーティーを開こうと思ってな」
スネ夫「あの、ジャイアン・・・・・・サプライズパーティーならのび太に聞こえちゃマズいんじゃ・・・・・・」
ジャイアン「・・・・・・ま、まあいいじゃねーか。じゃあパーティーをスネ夫ん家でやるぞ!!」
スネ夫「え、ちょ、何で僕の家になるのさ!!」
ジャイアン「頼・む・よ・ス・ネ・夫・く・ん」ニコッ
スネ夫「ど、どどどどうぞ好きなだけ使っとぅえ」ガクガク
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:35:53.32 ID:/3S75FDV0
ジャイアン「参加出来るやつは今日学校が終わってから、でいいな?」
全員「さんせーー!!」
しずか「あたし、美味しいお菓子持ってくるわ」
安雄「僕は人生ゲームを持ってくるよ」
スネ夫「それくらい家にあるよ」
出来杉「僕はのび太くんの絵を描くよ」
女子「あら素敵」
ジャイアン「んじゃ、俺様もいっちょ描くとするか」
スネ夫「ジャイアンの絵じゃ、人かどうかもわかんないよ」
ジャイアン「何だとスネ夫・・・・・・」ギロッ
スネ夫「あ、いや、その」
ジャイアン「うがああああああああああああああああああ!!!!!!」ドゴーン
スネ夫「ひょええええええええええええ!!!!!」ヒャーッ
のび太「(みんな・・・・・・ありがとう・・・・・・)」グスッ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:44:38.63 ID:/3S75FDV0
―スネ夫の家―
ジャイアン「じゃ、まずは・・・・・・えーと・・・・・・何だっけ」
スネ夫「のび太を慰める会でしょ」
しずか「慰めるって言い方ちょっと変よ。元気にする会がいいわ」
ジャイアン「いいなそれ。んじゃ、のび太を元気にする会の開始を祝って」
全員「かんぱーい!!」チンカチンッ
ジャイアン「このクッキー美味えな!」しずか「ありがとう、いっぱい作ったのよ」スネ夫「ジャイアン1人で食べすぎ」
のび太「あれ、僕の分は・・・」ジャイアン「あ!すまねぇのび太、あまりに美味くてつい」
しずか「もう、武さんったら・・・安心してのび太さん。のび太さん分は別に作ってあるわ、はいこれ」
のび太「うわぁ、ありがとうしずかちゃん」ジャイアン「・・・よかったらそれ、一口もらえねーか?」スネ夫「もージャイアン全然懲りてないじゃん」
ジャイアン「バレたか、わりーわりー」しずか「やだもう・・・うふふ」
全員「あははははは・・・・・・」
出来杉「じゃあのび太くんそこの椅子に座って」のび太「こ、こうかな・・・」出来杉「うん、そのぐらいでいいよ」
スネ夫「僕の箱庭も綺麗に描いてほしいね」ジャイアン「うっし、大体こんなもんかな」スネ夫「え、ジャイアンもう出来たの」
ジャイアン「おう、最高の出来だぜ。見てみな」スネ夫「・・・・・・ブフーッ。あ、いや何でもないです」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:45:09.15 ID:a3AS4o8i0
ジャイアンが映画エディションじゃないか
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:47:05.55 ID:z4X9oT4/O
昔の声と絵が、思い浮かぶな
…銅鑼えもんを除いて
のぶ代の「バウゥゥゥン」とかシュールすぎwwww
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:48:19.13 ID:/3S75FDV0
―パーティーお開き―
ジャイアン「今日は楽しかったな!」
のび太「うん、おかげで元気出たよ」
しずか「スネ夫さんが引き受けてくれてよかったわ」
スネ夫「ほーんと、すんごく頑張ったんだからな!感謝しろよ!」
のび太「ありがとうスネ夫」
スネ夫「えっ、あ、いや・・・まあ、わかりゃいいんだけど」
のび太「じゃ、僕そろそろ帰るよ。みんなありがとう、じゃあね」
ジャイアン「おう、またなー!」
しずか「さよならー」
スネ夫「じゃーなー!」
109 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/12/20(火) 00:48:57.71 ID:z+FvGl9P0
スレタイでで落ちかと思った自分が恥ずかしい
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:52:14.18 ID:/3S75FDV0
のび太「ただいまー」ガチャ
ママ「おかえり、パーティーどうだった?」
のび太「すごくよかったよ。楽しかった」
ママ「良かったわねぇ、いいお友達がいて」
のび太「うん」
ママ「あ、そういえば」
のび太「なあにママ」
ママ「今日押し入れの掃除してたら、変なものがあったのよ」
のび太「変なものって?」
ママ「多分銅鑼ちゃんのだと思うけど・・・押し入れにあるから見てらっしゃい」
のび太「うん、わかった」
のび太「(何だろう・・・)」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:54:34.94 ID:/3S75FDV0
スーッ
のび太「・・・・・・変なもの・・・・・・どこにも」
クシャッ
のび太「ん。あ、下かぁ。・・・何だろこれ」
ピラッ
のび太「・・・・・・手紙?」ペラッ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 00:58:41.28 ID:/3S75FDV0
のび太くんへ
君がこの手紙を読むころには、僕はもういないと思う。
思えば、君といた時間は長かったようでとても短かった。
だから、未来の中国に帰らなきゃいけないのは正直いやだ。
何よりも、君のことが心配で心配でたまらない。
そこで、君にぜひ受け取ってほしいものがある。
その箱の中に入ってるから、開けてみてほしい。
また会う日まで。
君の一生の友達
銅鑼えもんより
P.S:ボワァーン
のび太「・・・・・・銅鑼えもんの字、初めて見た・・・・・・」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:02:25.39 ID:Y9FABGlg0
スネア「ッタン!」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:04:15.21 ID:/3S75FDV0
のび太「・・・銅鑼えもんの・・・・・・」ビリビリビリ ガシャ
のび太「・・・・・・小さい・・・・・・ミニ銅鑼?なんちゃって」
ミニ銅鑼「ボワシャアアアアアアアアアアアアン!!!!!」
のび太「うわああああっっ!!!」
ミニ銅鑼「ドゥワシャンシャ!!バワーンショッ」
のび太「き、君は・・・・・・」
ミニ銅鑼「シャンシャボワッ!」
のび太「ふんふん・・・・・・銅鑼えもんの代わりにジャイアンとの戦いのゴング係に」
ミニ銅鑼「バワワンシャーン」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:08:13.60 ID:/3S75FDV0
のび太「ま、またうるさくなっちゃう・・・・・・苦情来ちゃう」アセアセ
ママ「のびちゃん?ちょっとうるさ・・・・・・あれ?銅鑼ちゃん?ちっさ・・・」ガチャ
のび太「ミニ銅鑼だよ。銅鑼えもんが置いてったんだ」
ママ「あら、そうなの?またにぎやかな野比家に戻るのね」
のび太「いつも通り、周りから苦情が来る家に逆戻りだね」
ママ「そろそろ慣れると思うわ」
のび太「僕たちが?」
ママ「いいえ、周りの人たちが」
一同「あっはははははは!!!」「ジャワンワシャンバヲゥワッショウ!!」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:12:26.68 ID:/3S75FDV0
のび太「そうだ!ジャイアンに・・・」ダッ
ママ「あ、ちょっ・・・・・・で、あなたミニ銅鑼ちゃんっていうのね」
ミニ銅鑼「ボワスャーオ」
ママ「小さいのに、銅鑼ちゃんとおんなじくらい大きい音ね」
ミニ銅鑼「ワドシャシャシャーイ」
ママ「これからよろしくね」
ミニ銅鑼「バウォンシャッグォゥワ」
ガチャ
のび太「もしもし、ジャイアン?」
ジャイアン「ようのび太か、どうした?」
のび太「実はかくかくしかじかで・・・・・・」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:19:16.64 ID:/3S75FDV0
ジャイアン「てめぇ・・・・・・せっかく俺がパーティー開いてやったっつーのに・・・・・・」
のび太「あわわわ、ごめんジャイアン。僕もさっき知って」
ジャイアン「ふ、ふーっ、ふすーっ・・・・・・まあいい、今から空き地に来い」
のび太「え」
ジャイアン「せっかく銅鑼えもんが置いてったんだろ?そいつをこれから使ってやろうってんだよ!」
のび太「えぇー・・・」
ジャイアン「えーじゃねえ!いいからすぐ来い!!」ガチャンッ ツーツー
のび太「・・・・・・いつものジャイアンだなぁ。おーいミニ銅鑼ー!」
ミニ銅鑼「バワシャシャシャ・・・バヅッ、ドゥワーンシャバヴァァァァァァンンン!!!ガンガシャ」
のび太「慌てすぎだよ。良かったねミニ銅鑼、これからジャイアンと喧嘩だよ」
ミニ銅鑼「ジャアアアアアアッスワシャスゥッ!!!」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:22:12.07 ID:/3S75FDV0
ジャイアン「よぉ、ちゃんと来たな。偉いぞ」
のび太「来なきゃ死んじゃうよ・・・・・・」
ジャイアン「ほう、こいつがミニ銅鑼か。ちっちぇーなぁ」
ミニ銅鑼「ゴゥウウウワワワアアアアアンンンンンン!!!!!」キーキー
ジャイアン「どわっ・・・・・・何だコイツ」
のび太「小さいけど音は凄いよ」
ジャイアン「ま、そーこなくっちゃな」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:22:23.63 ID:pTdwdPIl0
ィ⌒> ジャーン
( ,,ノ ジャーン
_,.-―^--- 、 ______
r'_人____,,\ / \
/_____ \| / " 三 = 、 \
| ─ 、 ─ 、 ヽ | フ / // == ヾ ヽ
| ・|・ |─ | フ | " ゙ ゙ヾ |
|` - c`─ ′ | フ、 |. || i从 |ii ii || |
. ヽ (____ レ′i | Σ,○ // l
ヽ ___ /ヽ_| | //ミ 三 ´彡 / /
/ヾ三三彡 l|+ヽ ,っ//ヾ = _ /
|ノ|゙`v´ ̄ ̄|l|++/ フ┝━━(t)━━━━┥
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:28:56.92 ID:/3S75FDV0
のび太「よし、ミニ銅鑼。準備はいいかい?」
ジャイアン「こっちはいつでもいーぜー」
ミニ銅鑼「ドワシャシャシャシャシャ!!!!ガンガラ」
のび太「うん、じゃあ・・・始めるよ!ジャイアン」
ジャイアン「かかってきやがれええええええええええ!!!!!」
ミニ銅鑼「ペィン」
のび太,ジャイアン「ミニ銅鑼あああああああああああ!!!!!!!」
ミニ銅鑼「ドボゥスァシーャ・・・シュ」
のび太「(・・・・・・銅鑼えもん)」
ボワァアァァアアァアアアアィィイイォィインンンンンンンンンンッッッッッァッッ!!!!!!!
のび太「・・・・・・あれ」
END
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:30:46.07 ID:g55lo12i0
・・・?
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:31:13.64 ID:soXZexQB0
解説よろしくお願いします。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:31:55.42 ID:lE8TAyM10
銅鑼かえってきた?
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:34:47.75 ID:/3S75FDV0
・銅鑼えもんが帰ってきた
・ミニ銅鑼がとんでもない音を鳴らしやがった
・のび太の幻聴
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:35:03.10 ID:M2LAbqVJ0
よくある「声が聞こえた気がした」的なシーンかと
>>1乙!何度窒息死すると思ったことか
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:35:05.12 ID:a3AS4o8i0
いろいろと考えさせられる作品だった
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:36:23.99 ID:WuLRNgpP0
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:37:12.38 ID:edwt1nmP0
馬鹿馬鹿しすぎるわwwwwww
時間返せwwwwww
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:39:33.43 ID:OsdLilca0
どういうことなの…
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:39:52.25 ID:VtXhEUXN0
VIP終わってなかった
乙
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:41:26.66 ID:ZTD2wioW0
>>1 たて逃げじゃなくスレをきちんと終わらせたのは凄い
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:48:43.46 ID:9RiO0aJf0
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 01:59:34.58 ID:PzGDeMdZ0
素晴らしかった乙
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 02:13:06.45 ID:mISRSbtg0
あれ・・・もしかして俺、銅羅に萌えてる・・・?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/20(火) 02:36:24.88 ID:o7J5TXKe0
久々にVIPらしいスレだったなwwww
1乙!!
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