1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:11:25.53 ID:axNSnZu90
台詞入れてけ
SS完結させてやるよ
どんとこい
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:12:17.39 ID:KDS6dNclP
死にたい
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:12:33.23 ID:zVooSwAC0
うどん
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:12:58.47 ID:zNRFjY5UO
おい
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:16:44.33 ID:axNSnZu90
女「死にたい」
男「うどん」
女「…はぁ、そんな気分じゃないんだけど…」
男「のびる」
女「…だから…」
男「さめる」
女「…分かったわよ。食べればいいんでしょ食べれば」
男「待った」
女「はぁ…何よ」
男「海老の天ぷらもある」
女「…何よ、だったら乗せて出しなさいよ…」
男「後のせサクサク」
女「…なによ、意外と気が利くじゃない」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:17:22.98 ID:Qy12oDNO0
始まったぞ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:21:55.00 ID:axNSnZu90
男「うまい?」
女「…まぁまぁ」
男「じゃあ明日はもっと頑張る」
女「明日、ね…」
男「だしとかもっと勉強する」
女「…今日で終わればいいのに、こんな人生…」
男「…」
女「はぁ…死にたい」
男「麦茶ある」
女「…いらない」
男「もうコップに注いだ」
女「アンタが飲めばいいじゃん」
男「もう一つ注いである」
女「…はいはい、じゃあ貰うから」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:27:44.77 ID:axNSnZu90
男「うまい?」
女「…ちょい薄い」
男「じゃあ明日はもっと頑張る」
女「…うざい」
男「え?」
女「さっきから何なの?明日明日ってさ」
男「…」
女「明日なんて知らないわよ!今日で精一杯なんだから!
落ち込んでるの!!死にたいくらい落ち込んでるの!!
いいから一人にしてよ!!」
男「…」
女「死にたい、死にたいよぉ…苦しいよ…もうイヤだよ……」
男「…」スタスタ
女「うっ…ヒック…」ポロポロ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:30:08.28 ID:z1JfUjeP0
死にたい→うどんでこんな広げられるとは思わなんだ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:33:22.98 ID:axNSnZu90
女「ヒック…うぇぇ…エグ…」ポロポロ
男「…」スタスタ
ドサッ
男「はい」
女「…ヒック…へ?」
男「うどん作ろう」
女「…はぁ?…そんな気分じゃないし…」
男「いいから」
女「ほっといてってば!!勝手に作ればいいでしょ!!」
男「…わかった」
ガサガサ チョロロロ
女「…な、なんでここで作るのよ…」
男「勝手に作る」
女「…一人にしてってばぁ…」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:37:05.41 ID:axNSnZu90
ガサガサガサ
女「…ちょっと」
男「何?」
女「うるさいんだけど…」
男「塩水と粉をちゃんと混ぜないとダメ」
女「あっちでやってよ!」
男「気にしないで」
女「気になるでしょ!!こんな近くでガサガサやられたら!!」
男「じゃあ一緒に作ろう」
女「だから、そんな気分じゃないってば!!!」
男「じゃ、勝手に作るから、気にしないで」
女「…あっちでやれって言ってんでしょうが…」
ガサガサ
男「…これくらいでいいかな」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:41:07.51 ID:axNSnZu90
※閲覧中のページ
ttp://taru.cc/sanuki/udon2/index.htm 男「じゃあちょっと買い物行って来る」
女「…」
男「行って来ます」スタスタ
バタン
女「…」
女「…」
女「…やっぱり死にたい…」
女「眠って二度と目がさめなきゃいいのに…」
女「…」
女「…あ、あいつ、こんなとこに置きっぱなしじゃない…」
女「…」
女「…いいや、放っておこ…はぁ…」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:45:37.90 ID:axNSnZu90
<しばらくして>
男「ただいま」
女「…ちょっと、これ」
男「え?」
女「こんな所に置きっぱなしで、何なのよ」
男「寝かせてる」
女「はぁ?」
男「気になる?」
女「べっ…別に!そんな気分じゃないってば!」
男「そう…さて、と」
ガサガサ
女「…そのスーパーの袋、どうすんのよ」
男「生地の上に広げて、上から踏む」
女「…ふーん…」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:50:02.55 ID:axNSnZu90
男「…」フミフミフミフミ
女「…ちょっと」
男「何?」フミフミフミ
女「すっごいうざい」
男「やってみる?」フミフミフミ
女「だーかーらー!」
男「分かってる」フミフミフミ
女「…じゃあ聞くなっての…」
男「…」フミフミフミ
男「ふんふふんふんふふん」フミフミフミ
女「…」
男「ふんふふんふんふふんふんふふん」フミフミフミ
女「………フン…フフン…」
男「」
女「フンフ…!?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:53:33.95 ID:axNSnZu90
男「」ニヤニヤ
女「っ!…な、何よ!!つられただけでしょ!!」
男「そう?」
女「そ、そうよ!!」
男「ふーん」
女「何よ…」
男「疲れたから変わって。5分位」
女「えっ、はぁ!?」
男「じゃあお願い。外で星見てくるから」スタスタ
女「えっ、ちょ、ちょっと!!」
バタン
女「…ど、どうすんのよ、これ…」
女「……」
女「…」フミ フミ
女「…」フミフミフミ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 20:57:58.01 ID:axNSnZu90
男「ただいま」
女「フンフ…!?」フミフミ
男「おー」
女「な、何よ…!広がりすぎたから畳んだりしておいたからね!!」
男「おー、すごいすごい」
女「急に居なくなるから、苦労したんだからね!!」
男「ありがと」
女「っ!!」///
男「じゃ、それ、もう一回畳んで」
女「う、うん」ペタンペタン
男「そっちの袋に入れて」
女「こ、こう?」ガサガサ
男「それで、もうちょっと寝かせる」
女「え、また?」
男「うん。その間、星でも見ようか」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:01:32.54 ID:axNSnZu90
女「…わー、珍しいね、こんなに星見えるの」
男「だねー」
女「あ、あれ、天の川?」
男「そうそう」
女「えーと、じゃああっちが彦星で、こっちが織姫?」
男「よく分かったねー」
女「小さい頃、おばあちゃんのうちで教えてもらったし!」
男「そっかー」
-----
15分くらい休憩になります
何故ならビールがおいしいからです
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:09:26.68 ID:1QXqyJME0
面白いじゃない
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:11:55.45 ID:axNSnZu90
女「でもさー、いくらなんでも年に一度しか会えないなんて可哀想だよね」
男「うん」
女「辛くないのかなぁ…」
男「辛いだろうねー」
女「私だったら、毎日泣いて暮らすなー」
男「でもさ」
女「ん?」
男「辛くても、将来絶対会えるって分かってるから、頑張れるんだよね」
女「…そうかなぁ」
男「そうだよ」
女「…私にも、これから先、とっても嬉しい事があるかなぁ」
男「きっとあるよ」
女「…そうだといいなぁ」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:14:44.06 ID:axNSnZu90
<しばらくして>
男「さて、もういいかな」
女「次はどうするの?」
男「もう一回踏んで伸ばす」
女「あ、じゃあ私がやる」
男「じゃあまるくして」
女「分かったー」ガサガサ フミフミフミ
男「じゃあ、道具用意しようかな」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:17:40.91 ID:99myF6lt0
これが香川の力だ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:17:51.94 ID:axNSnZu90
女「ふんふふんふんふふん、でーきたっ!」フミフミッ
男「じゃあ、こっちに持ってきて」
女「はーい」
男「この上にのせて」
女「何これー、本格的ー」
男「ふふふ」
女「あ、この棒で伸ばす?」
男「そう」
女「それ、やりたい!」
男「いいよ」
女「よーっし、のーばーすーぞー!」
男「あ、片栗粉ふってからね」
女「おー」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:21:08.25 ID:axNSnZu90
女「これ…けっこう…体力…つかう…ねぇ…」
男「まあね」
女「どれくらいまでやるの、これ」
男「厚さ3ミリまで」
女「うへぇ~」
男「あ、生地を回しながら均等にね」
女「頑張るー」
男「おー、うまいうまい」
女「ふっふっふー!調子のっちゃうぞー!」
男「おーがんばれー」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:23:34.86 ID:Qy12oDNO0
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:23:39.84 ID:zVooSwAC0
うどん作りも学べる素晴らしいスレだ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:24:03.12 ID:axNSnZu90
女「ハァ…ハァ…こ、これくらい…?」
男「うん、いい感じ」
女「ちょ、ちょっと、休憩…」
男「はいはい」
女「麦茶まだある?」
男「あるよ」
女「ちょうだい~」
男「はいはい」トクトクトク
男「どうぞ」コトン
女「ありがとー…」グビグビグビ
女「ぷはぁー!生き返るー!」
男「うまい?」
女「うまいっ!」
男「よかった」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:25:22.73 ID:fgvPFj2s0
茹でる水がなかったとかいうオチはいらないからな
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:27:40.20 ID:axNSnZu90
男「こうやってたたんでー…」ペタペタペタ
女「おー何かそれっぽいねぇ」
男「後は切るだけ」
女「是非やらせてください!」
男「いいよー」
女「厚さどれくらい?」
男「3ミリくらい」
女「よーっし…」
スー コトン スー コトン スー コトン
女「あ、あれー、中々うまく…あれぇー」
男「大丈夫大丈夫」
女「あー、ちょっと曲がった!!」
男「大丈夫大丈夫」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:30:00.28 ID:kEJPZv3u0
うどん食いたくなったぞどうしてくれる
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:32:39.07 ID:axNSnZu90
女「」スー コトン スー コトン
女「お、終わったぁー…」
男「じゃあ、これをちょっとほぐして…」
女「お、お、おおー!!すごい!!」
男「どう?」
女「うどんだ!!」
男「出来ました」
女「出来たあああああ!!」
男「お疲れ様」
女「よし、男!早速ゆでよう!!」
男「今日うどん食べたじゃん」
女「もう一回食べる!!初めてのうどんだし!!」
男「はいはい、わかったよー」
女「楽しみだね!!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:37:13.31 ID:axNSnZu90
<うどん茹でました>
女「おおーーーうどんだ!!」
男「ちゃんと出来たね」
女「何か感動ものだねぇ」
男「だね」
女「じゃあ、さっそく!」
女「いっただっきまーす!」
男「いただきます」
ズルズル チュルン
女「んまい!!…けど、やっぱ形がまばらだなぁ」
男「それも手作りの持ち味」
女「んー、でも今度はもっと上手く出来る気がする…」
男「初めてにしては上出来だしね」
女「決めた!!」
女「明日も、うどん作る!!」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:40:49.19 ID:axNSnZu90
男「ふーん」
女「え、な、何よ!明日もうどん作っちゃ悪いワケ?」
男「『明日なんて知らない』んじゃなかったの?」
女「…あ」
男「」ニヤニヤ
女「…やられた…!」
男「ほら、きっといい事があるって信じてると、頑張れるでしょ?」
女「…」
男「うどん作り、楽しくなかった?」
女「…楽しかった、それも、すっごく」
男「じゃあとりあえず今日は死なないよね」
女「…う、うん」
男「良かった」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:44:11.59 ID:axNSnZu90
女「と、とにかく!明日からしばらくはうどんだからね!!」
男「えー」
女「つべこべ言うな!!元はといえばアンタのせいだからね!」
男「思ったよりハマってくれたようで何より」
女「べ、べつにハマってないから!完ぺき主義者なだけだから!!」
男「はいはい」ニヤニヤ
女「…こ、このぉ~」プルプル
男「え?」
女「死にさらせぇええ~~~~!!」
男「まだ死にたくないー!」
-完結-
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:45:18.30 ID:q41yoOoO0
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:46:22.60 ID:0Mcu/epG0
はい次安価どうぞー
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:48:22.02 ID:kcbYFML/0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:49:14.98 ID:axNSnZu90
68 :
わっくん ◆wkwk39GkhI :2011/07/28(木) 21:49:36.97 ID:eAYXnzn20
?2BP(100) sssp://img.2ch.net/ico/32.gif
オッスオッス
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:51:37.74 ID:jee69C/N0
うーっす
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:52:41.10 ID:kcbYFML/0
デブSSしか想像できない
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 21:58:09.61 ID:axNSnZu90
男「オッスオッス」
女「うーっす」
その他男大勢「オーッス!!」
男「む?」
女「ん?」
男「お前女だろ」
女「違う」
男「ならば、この胸の膨らみはなんとする」
女「これは筋肉が異常発達した結果」
男「なんと、筋肉か」
女「そう」
男「…ならば良いが」
女「問題ないだろう」
男「問題ない」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:01:15.98 ID:axNSnZu90
男「では続けるとしよう」
男大勢「オッスオッス」
女「おっすおっす」
男「む?」
女「ん?」
男「何故脱がない」
女「体に自信がない」
男「気にする必要はない」
女「胸の筋肉もコンプレックスだ」
男「気にしているのか」
女「そうだ」
男「…ならば仕方ないが」
女「問題ないだろう」
男「…問題ない」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:04:04.07 ID:axNSnZu90
男大勢「オッスオッス」
男「ではお前の相手は俺がしよう」
女「今日は見学がいい」
男「ここまで来ておいてそれは無いだろう」
女「好みのタイプが居ないと興奮しない」
男「俺は好みじゃないのか」
女「好みじゃない」
男「…ならば他を探すといい」
女「見学でいいだろう」
男「……見学でいい」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:07:21.78 ID:axNSnZu90
男大勢「オッスオッスオッス」ムワムワァ~
女「…」フワァ~
男「む?」
女「ん?」
男「お前からは男の匂いがしない」
女「食べ物に気を使っているからだ」
男「そもそもフェロモンが女のものだ」
女「そういう体質だとしたらどうだ」
男「そういう体質なのか」
女「女兄弟が多いものでな」
男「…そういうものなのか」
女「勉強不足だろう」
男「……無知であった」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:08:28.06 ID:91cPTiGc0
終わりが見えない
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:10:41.65 ID:axNSnZu90
男大勢「オッスオッスオッスオッス」
男「さて、そろそろ俺も相手を見つけないと」
女「…」///
男「む?」
女「…」///
男「お前、なぜ顔を赤らめている」
女「肉体と肉体のぶつかる音に興奮を禁じえないからだ」
男「興奮してきたか」
女「ああ」
男「ならば俺の相手をしてくれんか」
女「それは嫌だ」
男「…何故だ」
女「好みじゃないからだ」
男「……悔しさが込み上げてきた」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:15:23.94 ID:axNSnZu90
男「何故だか俺はお前が気になって仕方ない」
女「それは口説いているつもりか」
男「…そうかもしれん」
女「素直な男は嫌いじゃない」
男「ならば俺の相手をしてくれ」
女「それは出来ない」
男「素直な男は嫌いじゃないのだろう?」
女「今日は見学だからだ」
男「さっき興奮してきたと言っていただろう」
女「お前に対してじゃない」
男「……」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:20:29.32 ID:axNSnZu90
男「俺はMかもしれん」
女「突然何を言い出す」
男「お前の冷たい言葉一つ一つに体が反応するのだ」
女「つまり何が言いたい」
男「俺と突き合ってくれ」
女「その率直に物を言う所も嫌いじゃない」
男「ならば」
女「しかしお前は何故俺を選ぶ」
男「何だと?」
女「こんな胸の筋肉が異常発達し、女臭い匂いを放つ男を何故選ぶのだ」
男「……」
女「お前、実はコッチの世界の住人ではないのではないか?」
男「っ!?」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:25:29.35 ID:CCFFFQ3A0
オッスオスってなにさwww
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:27:38.91 ID:jrIkzLc70
何かの格闘技か・・・気になる
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:28:54.09 ID:axNSnZu90
男「な、何を言うか」
女「そうとしか考えられないだろう」
男「そんなことは無い!断じて無いぞ!」
女「お前はうすうす気づいているのだろう」
男「そんな事は…!」
女「本当はお前、女が好きなんだろう?」
男「女なんぞ、クソくらえだ!!あんな性悪な生き物など俺は認めん!!」
女「そうか」
男「そうだ!」
女「ならば、あっちの個室に行こう」
男「な、何!?俺と突き合ってくれるというのか!!」
女「いいから来い。話はそれからだ」
男「…分かった」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:40:47.67 ID:axNSnZu90
<個室>
男「ハァ…ハァ…」
女「何を興奮している」
男「これからする事を想像するといても立ってもいられない」
女「一体何をする気だ」
男「突き合うのだろう?」
女「違う」
男「何?」
女「お前だけが突くのだ」
男「お前は突いてくれないのか」
女「これを見るがいい」カチャカチャ
ズルッ
男「……無い、だと」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:43:42.28 ID:axNSnZu90
男「やはりお前は女だったのか」
女「当たり前だ」
男「俺を騙したのか」
女「そんな事はどうでもいい」
男「何?」
女「さあ、お前は俺をどうしたい」
男「何を言っている」
女「お前は男である俺に惚れた」
男「……」
女「しかし、見ての通り俺は女だ」
女「さあ、男好きのお前は、どうする」
男「……ぐっ!」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 22:51:19.20 ID:axNSnZu90
男(確かに……俺は男のコイツに惚れた)
男(しかしそいつは女だった……)
男(女なんて……気色悪い!!女など抱けるわけが無い!!)
男(……しかし、何故だ!何故俺のイチモツは反応しているんだ!?)
男(まさか……俺は女を求めているのか!?)
女「さあ、どうした。早く決めろ」
男「ぐっ…くそっ!!」
男(そ、そうだ!俺は男も女も関係なく、コイツに惚れたのだ!)
男(そして、俺はやはり女を拒絶する!!)
男(だとすれば……方法は一つ!!)
男「お前の尻の穴を犯す!!!それだけだ!!!」
女「…え?」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 23:00:20.23 ID:axNSnZu90
ロビーでオッスオッスの声が鳴り止まぬ中、何処からとも無く女の悲鳴が聞こえた
しかしここに女がいるはずは無い
そうしてまた、男達は互いの体を求め、肉体をぶつけ始めた
激しいその音に混じって、か細い悲鳴が聞こえてくるが
もはや誰も耳を貸すものは居ない
あれは、DNAの奥底に眠ってしまった、雄としての本能が呼んだ
亡霊の声だったのかもしれない
多くの男は、そうして忘れてしまった
一人だけ、男の中に真実を知る者が居た
彼はある日を境に、その場に足を運ばなくなった
そして、何も語らなくなった
傍らには、いつも一人の女性がいたという
本能の亡霊は、今もあそこに居るのだろうか
彼から語られる事は、期待できそうも無い…
- 誰 得 す ぎ て 飽 き た -
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 23:00:43.93 ID:kcbYFML/0
おいwwwww
102 :
わっくん ◆wkwk39GkhI :2011/07/28(木) 23:03:05.90 ID:eAYXnzn20
?2BP(100) sssp://img.2ch.net/ico/32.gif
あいかわらずすばらしい
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 23:05:33.51 ID:U5ZEcJDh0
これは良スレ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 23:07:07.14 ID:zVooSwAC0
おつwww
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/28(木) 23:15:20.50 ID:jrIkzLc70
素晴らしいwwwwwwwwwwwオッスオッスwwwwwwwwww
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見事な緩急差に脱帽