1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 20:43:07.20 ID:41Ol7JVD0
まどか「即座に生徒指導室に連れていかれてて盛大に吹いた」
ほむら「……」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 20:44:28.86 ID:41Ol7JVD0
ほむら「まどか、今度の休日、私の車でドライブに……」
まどか「ごめんほむらちゃん、無免許運転の車になんて乗りたくないよ」
ほむら「……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 20:47:17.58 ID:41Ol7JVD0
ほむら(まどかに喜んで欲しくて頑張って買ったのに……)
ほむら(運転テクニックも、GBのドラえもんカートでたくさん練習したから大丈夫なのに……)
ほむら(悲しいわ……)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 20:52:41.18 ID:41Ol7JVD0
ほむら(地図も買ってきたわ……)
ほむら(ナビの便利さもいいけれど……)
ほむら(まどかと一緒に地図を見ながら行き先を決めたら、凄く楽しそうだから……)
まどか「あれ? 地図なんか抱えてどうしたの、ほむらちゃん?」
ほむら「まどかとのドライブで使おうと思ってたの」
まどか「だから車は駄目だって。法律は守らなくちゃ駄目だよ」
ほむら「……」
まどか「でも……」
ほむら「??」
まどか「魔法での運転なら、事故は起こさないよね?」
ほむら「ええ」
まどか「そっか。それなら―――」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 20:58:13.57 ID:41Ol7JVD0
――――
土曜日
ぷっぷー
まどか「あ、クラクション!」
ほむら「迎えにきたわ、まどか」
まどか「ありがとう! それにしてもやっぱりリムジンは目立つねー」
ほむら「ええ……」
まどか「それじゃ乗せてもらうねー」
ほむら「どうぞ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:03:21.39 ID:41Ol7JVD0
まどか「わぁー! すっごい広い!」
ほむら「……」ホムホム
まどか「シートも座り心地抜群!」
ほむら「……」ホムホム
まどか「これなら一泊二日のドライブもずっと快適に過ごせそう!」
ほむら「一泊二日?」
まどか「え、違うの? 土日ずっと小旅行するつもりでいたんだけど」
ほむら「……いえ、それでいきましょう」
ほむら(棚から苺大福ね……)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:04:38.86 ID:d54aHMmn0
盗難車…なんだよな…
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:06:58.90 ID:41Ol7JVD0
ぶろろろろー
まどか「ところでほむらちゃん。そこらへん曖昧だったけど、行き先はどうする?」
ほむら「そこに昨日私が持っていた地図があるわ。開いてみて」
まどか「あ、本当だ。えっと……、いくつか折り目がついてたり、ペンで印がつけてあったりするのは」
ほむら「良さそうな場所をいくつかピックアップしてみたの……」
まどか「なるほどー!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:10:08.72 ID:41Ol7JVD0
まどか「ふふっ」
ほむら「??」
まどか「色々な場所が候補にあがってる」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃん、今日のドライブを本当に楽しみにしててくれたんだね」
ほむら「……ええ」
まどか「そんなほむらちゃんのために、今日はお昼をつくってきたよ」
ほむら(まどかの手作りお昼!?)
まどか「どこか落ち着く場所で食べようね」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:15:08.26 ID:41Ol7JVD0
まどか「あ、ここいいな!」
ほむら「何ページ?」
まどか「えっと、78ページのペンで印がつけてあるとこ!」
ほむら「ああ。海の方ね」
まどか「ほむらちゃんページ数で分かるの!?」
ほむら「たくさん地図と睨めっこしたから……」
まどか「すごーい! なんかかっこいいね!」
ほむら「……」ホムホム
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:19:21.44 ID:41Ol7JVD0
ほむら「そのページに、蛍光ペンで四角く囲ってあるところがあるでしょう?」
まどか「えーと。あ、これ? ○○公園ってとこ?」
ほむら「そこであっているわ。その公園には、海を一望できる展望台があるそうなの」
まどか「わぁー! いいね!」
ほむら「……」
まどか「それじゃあまずはそこに行ってみようか!」
ほむら「ちょうどお昼頃には到着できると思うわ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:21:38.01 ID:91l2ow5N0
支援ほむ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:23:43.84 ID:41Ol7JVD0
まどか「通り過ぎる人通り過ぎる人、みんなこっちの方を見ていくね」
ほむら「気になる?」
まどか「うーん、だんだん慣れてきた」
ほむら「もしも落ち着かないならカーテンを閉めるといいわ」
まどか「じゃあ、そうしよう」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:27:13.17 ID:41Ol7JVD0
ほむら「……」
まどか「ふわぁー……」
ほむら「ごめんなさい、退屈かしら……」
まどか「あ、違う違う! わくわくしてるよ!」
ほむら「……」
まどか「ただ、お弁当作るために早起きしたから、眠くって……」
ほむら「公園に着いたら起こすから、寝ていても構わないわよ」
まどか「でもそれだとほむらちゃんが退屈じゃない?」
ほむら「大丈夫。私は……」
まどか「ほむらちゃんは?」
ほむら「いえ。やっぱりなんでもないわ」
まどか「??」
ほむら(私はまどかと一緒にいられるだけで幸せだから……)
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:28:38.55 ID:xb3BUraI0
戦闘機で登校
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:31:52.81 ID:r4QB4Acy0
これは良いほむら
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:32:29.38 ID:41Ol7JVD0
ほむら「……」
まどか「すーすー」
ほむら「……」ホムホム
まどか「すー、すぅー」
ほむら(そろそろ国道にのるわね……)
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:38:00.27 ID:41Ol7JVD0
ほむら(よく晴れた空……)
ほむら(この天気が明日までもてばいいのだけれど)
まどか「ん、んんー……。もうついたぁー?」
ほむら「いいえ。もう少しよ」
まどか「そっかぁ」
ほむら「もう海沿いを走っているから、カーテンを開けて景色を見てみたらどうかしら」
まどか「どれどれ……。わあっ、綺麗な海!」
ほむら(まどかの方が綺麗よ……)
まどか「日光できらきらして、きれーい」
ほむら「そうね」
まどか「あっ、船だ! おっきーい!」
ほむら(はしゃぐまどかも可愛いわ……)
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:39:46.82 ID:41Ol7JVD0
ほむら「そろそろ到着するわ」
まどか「おっ、あれだね! あの灯台みたいな建物が展望台かな?」
ほむら「だと思うわ」
まどか「あそこからだったら水平線の向こう側まで見えちゃいそうだね」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:44:22.77 ID:41Ol7JVD0
ききーっ
まどか「わっ!?」
ほむら「……」
まどか「きゅ、急に止まったからびっくりしちゃった」
ほむら「ごめんなさい……。まだリムジンの運転になれていなくて……」
まどか「あ、責めてる訳じゃないから大丈夫!」
ほむら「ほむぅ……」
まどか「それじゃ、降りよっか」
ほむら「そうね」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:47:54.43 ID:41Ol7JVD0
まどか「潮風が気持ちいいー……」
ほむら「そうね……」
まどか「海鳥の鳴き声といい、いかにも海の近くー! ……って感じだよね」
ほむら「公園といっても遊具はないわね」
まどか「どちらかというと広場のような感じの場所だね」
ほむら「あら。あそこに屋根付きのベンチがあるわ」
まどか「お昼はあそこでにしよっか!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:52:02.25 ID:41Ol7JVD0
ほむら「そうそう。腰を落ち着ける前に、自販機で飲み物を買いましょう」
まどか「お弁当はサンドイッチ中心だから、お茶でもジュースでもどっちでも合うと思うよ」
ほむら「じゃあ……、コーラで」
まどか「わたしはおーい、お茶に」
ほむら「それだけは止めなさい」
まどか「えっ?」
ほむら「おーいお茶は良くないわ」
まどか「そうなの……?」
ほむら「許せないわ、おーいお茶」
まどか「ほむらちゃんがそこまで言うなら止めておくけど……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:53:04.59 ID:91l2ow5N0
ん?
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:53:25.88 ID:xLbSxXs+0
ちょっとワロタ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:56:05.50 ID:41Ol7JVD0
まどか「けっきょくわたしもコーラにしちゃった!」
ほむら「おそろいね……」
まどか「飲みあいとかできないね」
ほむら「……」
まどか「さて、お待ちかねのお弁当です! じゃーん!」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら(ぐっ、ぐちゃぐちゃに崩れているわ……)
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:58:42.59 ID:zPoelxLH0
もし魔女がいなければこんな現実だって…(´;ω;`)
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 21:59:33.75 ID:41Ol7JVD0
ほむら(もしかして、さっき私が急気味にブレーキをかけたから……)
まどか「てへへ……。なんか、ごめんね。こんなに汚くって」
ほむら「もぐもぐ……。いえ、とっても美味しいわ」
まどか「本当……?」
ほむら「ええ。ありがとうまどか」
まどか「そっか。なら、よかった」
ほむら「……」ホムホム
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:04:04.38 ID:41Ol7JVD0
ほむら「お昼を食べ終えたら展望台に登ってみる?」
まどか「そうしよう! その後は、砂浜の方に降りてみよっか」
ほむら「ここは泳ぐにはあまり適していないそうだけど……」
まどか「ちょっと砂浜でちゃぷちゃぷするぐらいなら平気平気ー。
それにどちらにしろ、水着が無いから本格的に泳ぐことはできないしね」
ほむら「いえ、水着なら用意してあるわ」
まどか「ほむらちゃんは水着があってもわたしが……」
ほむら「まどかにぴったりの水着も用意してあるわ」
まどか「……なんでサイズが分かったの?」
ほむら「ほむぅ……」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:06:03.45 ID:41Ol7JVD0
まどか「あ。ほむらちゃん、ちょっとじっとしてて」
ほむら「!?」
ほむら(ど、どどど、どうしてそんなに接近して!?)
まどか「はい。口の端にサンドイッチの卵がついてたよ」
ほむら「あ……」
まどか「勿体ないし食べちゃえ」パクッ
ほむら「!!」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:07:13.98 ID:iidaFP3a0
ほむっ!?
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:07:35.46 ID:91l2ow5N0
ほむむっ!
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:10:52.70 ID:41Ol7JVD0
まどか「あれ? どうしてほむらちゃん顔が赤いの?」
ほむら「……」
まどか「なっ、なんだかわたしまで恥ずかしくなっちゃうよ……」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「少しもたれかかってもいいかしら……」
まどか「うん。展望台へは、もう少しぼーっとしてからいこっか」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:14:11.53 ID:41Ol7JVD0
――――
まどか「わーっ! 凄い景色ー!」
ほむら「写真をでも撮る?」
まどか「カメラ持ってきてたの?」
ほむら「ええ。愛用のポラロイドカメラを持ってきたわ」
まどか「何故ポラロイド!?」
ほむら「ほむぅ……」
まどか「あ、そうだ。せっかくだし、青空と海をバックに2人で写ろうよ!」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:21:05.25 ID:zPoelxLH0
ほむほむと夕焼け
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:21:23.97 ID:41Ol7JVD0
まどか「もっとこっちに寄って寄って!」
ほむら(ほとんど密着状態だわ……)ホムホム
まどか「はい、チーズ!」
ぱしゃっ
まどか「あれ? 失敗した?」
ほむら「いえ。現像は徐々に進んでいくのよ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:24:22.99 ID:41Ol7JVD0
まどか「こ、こんなにくっついてたんだ、わたし達……」
ほむら(一生の思い出ねの品……)
ほむら「写真の裏かはじっこに、ペンで日付でも記入しましょうか?」
まどか「いいねいいねー!」
ほむら「筆記用具は車の中にあるから、また少し後でになるけれどね」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:27:23.28 ID:41Ol7JVD0
まどか「この100円双眼鏡使ってみようよ!」
ほむら「いいわよ。はい」チャリン
まどか「えっ? お金出してもらっちゃっていいの?」
ほむら「勿論よ。そんなことより、早く覗かないと時間が勿体ないわ」
まどか「わぁー! そうだった!」
ほむら(そうしてはしゃいでいるまどかを後ろからじっと観察するの)ホムホム
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:33:14.23 ID:41Ol7JVD0
まどか(遠くの景色が、まるで目の前にあるみたいに見える……)
まどか(世界って広いなー、なんちゃって)
まどか(あ、レンズが遮られた)
まどか「ほむらちゃーん、終わったよ」クルッ
ほむら「!?」ホムッ
まどか「ちかっ!?」
ほむら(い、いいい、今唇が当たりそうになった!!)
ほむら(ほむーっ! ほむーっ!)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:35:28.02 ID:41Ol7JVD0
まどか「そろそろ浜辺に降りていこう?」
ほむら「……」
まどか「ん? どうしたの?」
ほむら「その……、よかったら、手を」
まどか「ああ! うん、いいよ。繋ごう!」
ほむら「……」ホムホム
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:39:15.38 ID:41Ol7JVD0
ほむら(少しずつ……指を絡めて……)
ほむら(できたわ、恋人繋ぎ!)
ほむら(これでもう傍から見たら、仲の良い恋人……には、見えないわよね)
ほむら(せいぜい仲のいい友達ぐらいにしか見えないのでしょうね……)
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:41:45.78 ID:41Ol7JVD0
まどか「ここまで海に近付くと、波の音もよく聞こえるね」
ほむら「海沿いなのに人の喧騒がないから、余計に音が際立つわね」
まどか「靴、そこらに脱ぎ捨てちゃおっか?」
ほむら「邪魔だものね」
まどか「えいっ」
ほむら(まどかの足、ちっちゃくて可愛いわ……)
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:45:23.79 ID:41Ol7JVD0
まどか「あはは、お水つめたーい!」
ほむら(いつまでもこの笑顔を見守っていたい……)
まどか「あっ! 見てみてほむらちゃん、カニさんだよ!」
ほむら「つかまえてみる?」
まどか「うーん。可哀想だからいいや」
ほむら(優しいわ)
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:46:07.73 ID:LCKMbqMy0
ほむほむはタイツも脱いだのか?
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:48:45.90 ID:41Ol7JVD0
まどか「それにしてもほむらちゃんって脚きれいだね」
ほむら「そうかしら……」
まどか「クラスのみんなにはナイショにしちゃお。わたしだけの秘密」
ほむら「……」
まどか「そうだ! 砂でお城でもつくってみない?」
ほむら「いいわよ。それは私の得意分野だし」
まどか「へえー。でも確かにほむらちゃんって、手先器用そうだもんね」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:53:06.17 ID:41Ol7JVD0
まどか「よいしょ、よいしょ」
まどか(できた! まどか城!)
まどか(ほむらちゃんは……)
ほむら「……」ホムホム
まどか「本気で上手っ!?」
ほむら「小さい頃よく砂場でつくっていたから……」
まどか「それにしても凄いよ……。ああ、まどか城がまどかハウスぐらいに見えてきた」
ほむら「ほむら城に移住してくればいいわ。まどかなら歓迎よ」
まどか「本当ー? それなら一緒にほむら城に住んじゃおっかな」
ほむら(まどかと1つ屋根の下だなんて……)
ほむら(なんという天国なのかしら……)
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:56:38.28 ID:uKbLprA9O
血だまりスケッチなんて言わせない展開だ
ほむほむちゅーちゅー
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 22:59:39.49 ID:41Ol7JVD0
ほむら「完成したわ」
まどか「凄いすごーい! せっかくだしこれも写真にとっちゃおうよ!」
ほむら「まどかが撮りたいというのなら……」
まどか「よーし。それじゃあ早速―――」
ザザーン
ほむら「波で……お城が……」
まどか「あ、あはは……、潮が満ちてきてるみたいだね」
ほむら「ほむぅ……」
まどか「でも大丈夫。ほむら城はなくなっちゃったけど……」
ほむら「??」
まどか「ほむらちゃんの隣は、まだ残ってるもんね!」
ほむら「……」ドキドキ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:06:16.09 ID:41Ol7JVD0
まどか「だいぶ陽も落ちてきたねー」
ほむら「夕暮れ時の海は綺麗ね……」
まどか「こうして波の音を聞きながら、2人で並んで座ってると……」
ほむら「??」
まどか「なんだか、世界中にわたし達しかいないみたいに思えてくるね」
ほむら「ふふ。そんな世界じゃ、退屈なんじゃないかしら」
まどか「どうかな。それはそれで、悪くないかなって思うよ」
ほむら「……」
まどか「ねえ、ほむらちゃんはどう思―――」
まどか(えっ!?)
まどか(なっ、なんでだろう……)
まどか(ほむらちゃんの横顔が、とっても綺麗に見える……)
まどか(オレンジ色の光で染まって……、少し、いつもより大人っぽいかも)
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:13:06.98 ID:41Ol7JVD0
ほむら「少し、考えたのだけれど」
まどか「うん」
ほむら「貴女にそんな寂しい世界は似合わないんじゃないかしら」
まどか「そう、かな……」
ほむら「ええ。貴女には、優しい人達に囲まれて、
いつまでもきらきら輝いた笑顔を絶やさずいて欲しいの」
まどか「その、優しい人達って言葉の中には……」
ほむら「……?」
まどか「ほむらちゃんも入ってなくちゃ嫌だからね」
ほむら「まどか……」
まどか「だから約束して。突然いなくなったりしないって」
ほむら「……約束するわ」
まどか「ゆーびきりげんまん」
ほむら「うそついたらはりせんぼんのーます」
「「ゆびきった!」」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:19:00.37 ID:41Ol7JVD0
ほむら「そろそろ車に戻りましょうか。
できれば暗くなりきる前に銭湯に着きたいわ」
まどか「あ、ちょっと待って」
ほむら「??」
まどか「最後に1つやってみたかったことがあるの」
ほむら「やってみたかったこと?」
まどか「こうね、足で砂をぐりぐりーって削って」
ほむら(これってまさか……)
まどか「砂浜にかいた相合傘ー、なんてね!」
ほむら「ほびゃあああああああ!!!!」
まどか「ちょっ、ほむらちゃん!? 大丈夫!?」
ほむら「失礼。取り乱したわ」
まどか「平気なら良いんだけど……」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:23:38.41 ID:41Ol7JVD0
まどか「砂浜にかいた文字なんて、すぐに消えちゃう。
世界中の誰も……、わたしとほむらちゃん以外は、誰ひとり知ることのないままに」
ほむら「そうね……」
まどか「それでもね。たとえ形に残らなくっても」
ざざーん
まどか「相合傘が存在したことは、事実だから」
ざざーん
まどか「けっして無意味なんかじゃないって、そう感じるんだ」
ほむら「……私も、同感よ」
まどか「この相合傘は、あえて写真には残さないでおこうか」
ほむら「クラスのみんなにはナイショね」
まどか「うん。世界中で2人だけの秘密」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:27:57.83 ID:41Ol7JVD0
――――
ぶろろろろろ
まどか「銭湯まではどのぐらいなの?」
ほむら「車なら……、10分とかからないんじゃないかしら」
まどか「近いんだね!」
ほむら「お風呂に入ったらそのまま夕食をとりましょう。
せっかくだし、美味しい海鮮料理屋さんでも見つけられるといいわね」
まどか「海鮮料理! 海鮮料理!」
ほむら(まどかとお風呂! まどかとお風呂!)
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:30:27.91 ID:41Ol7JVD0
ききーっ……
ほむら「到着よ」
まどか「今度はゆっくり停車だったね」
ほむら「……」
まどか「えらいえらい」
ほむら「ほむぅ……」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:32:57.10 ID:4E6A6fTC0
こんなデートがしたい…
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:33:30.85 ID:r4QB4Acy0
素晴らしい
まど神後と思いたい
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:34:28.12 ID:41Ol7JVD0
まどか「露天風呂もあるんだー」
ほむら「身体を洗ったらそっちも入ってみましょうか」
まどか「だね!」
ほむら(汗ばんだ服を脱ぐとすっきりするわね……)
まどか「んしょ、っと」
ほむら(まどかが服を脱ぐ音を聞いただけで胸が高鳴るわ)
まどか「それじゃ行こう、ほむらちゃん」
ほむら「ええ」
ほむら(まどかの身体に巻きついてるタオル、そこかわって)
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:39:20.97 ID:41Ol7JVD0
まどか「シャンプーが目にはいったぁぁ……、染みるぅー」
ほむら(今なら裸をじろじろ見てもばれないんじゃないかしら!?)
まどか「ううぅ」
ほむら「……」ホムホム
まどか「ようやくひりひりがとれてきた」
ほむら「さっ、さあ。ボディーソープボディーソープ」
まどか「??」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:42:07.77 ID:41Ol7JVD0
まどか「お風呂上がったらさ」
ほむら「??」
まどか「あれやろっか。コーヒー牛乳一気飲み」
ほむら「私はいちごミルクにしようかしら」
まどか「それもいいねー」
ほむら「さて、と。身体を洗い終わったわ。まどかは?」
まどか「もうちょっとかかるから、先に露天風呂に行ってていいよ」
ほむら「いえ。せっかくだしまどかが洗い終わるのを待つわ」
まどか「そう? なら急いで洗っちゃうね」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:46:04.16 ID:41Ol7JVD0
まどか「う……外への扉、重いぃー。えいっ!」
がらがらがら
ほむら「ああ、ほてった身体に夜の空気が心地いいわ。ね、まどか」
まどか「……」
ほむら「まどか……?」
まどか「ほむらちゃん、お空を見て」
ほむら「空?」
まどか「うん」
ほむら「……綺麗な星空」
まどか「おうちの近くじゃこんな空絶対に見れないよ……」
ほむら「そうね……」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:53:27.18 ID:41Ol7JVD0
ちゃぽん……
まどか「あったかーい……」
ほむら「こんなに幸せでいいのかしら……。
宝石みたいな星空と、あったかい温泉と、それから……」
まどか「それから?」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「今日は一緒に着いてきてくれてありがとう、まどか」
まどか「ううん! こちらこそ、とっても楽しかったし、綺麗なものも見れたし……。
今日は1日ありがとう。それと……、運転お疲れ様」
ほむら「星が、手に掴めそうね……」
まどか「そうだね……」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/04(月) 23:59:33.13 ID:41Ol7JVD0
――――
ほむら「いいお湯だったわ……」
まどか「はい、ほむらちゃん。いちごミルク」
ほむら「お金、払うわね。いくらだった?」
まどか「秘密だよーん。さ、いいから飲もう飲もう」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:12:30.04 ID:uLh1uyTU0
まどか「あー。ほむらちゃん牛乳でひげができてる!」
ほむら「ふふっ。そういうまどかだって」
まどか「うそっ!? うわー、人にいっておきながら恥ずかしい……」
ほむら(まあそういう少し抜けてるところが可愛いのよね)
まどか「それじゃ、お食事どころを探しに行こうか!」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:16:09.70 ID:uLh1uyTU0
――――
かたかたかた
ほむら「このお店なんてどうかしら?」
まどか「おおっ、なんとなく地元の漁師さんと繋がりのありそうな感じのお店だね」
ほむら「決定ね」
「いらっしゃいませー」
ほむら「2人でお願いします」
ほむら「はい。座敷の席で」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:22:15.39 ID:uLh1uyTU0
まどか「きたきた、海鮮丼! 具が多いー!」
ほむら(しまった。ついまどかと同じものを頼んでしまったわ)
ほむら(お昼のジュースの時と同じ轍を踏んでしまうなんて……不覚)
まどか「はい、あーん」
ほむら「……え?」
まどか「あーん」
ほむら「あーん……」
まどか「美味しい?」
ほむら「ええ。とっても美味しいわ」
まどか「よかった!」
ほむら(まどかああああああああ!! 好きぃいいいいいいいいいいい!!)
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:28:59.75 ID:uLh1uyTU0
――――
ほむら(もう頭がまどか一色で食べ物の味が分からなかったわ……)
まどか「美味しかったね!」
ほむら「そっ、そうね……」
まどか「さて、と。夜はどうしよっか?」
ほむら「いまから宿を探せるかは分からないし……。
車の中で、ということになっても大丈夫かしら?」
まどか「うん、平気平気! あのリムジン、とっても広いもん!」
ほむら「……」ホムホム
まどか「ね。車まで、また手を繋いで歩こう?」
ほむら「ええ……!」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:33:38.50 ID:uLh1uyTU0
まどか「お店から車までだから、ほんの一瞬だったね」
ほむら「そうね。さ、今鍵を開けるわ」
まどか「……」
ほむら「まどか?」
まどか「ね! 車に戻るのは、やっぱり少し散歩してからにしようよ!」ギュッ
ほむら「別に構わないけれど……」
ほむら(気のせいかしら、まどかの指にこもる力が強くなったような)
ほむら(それにしても、まどかと手つなぎデートだなんて、まさしく至福の時だわ)
ほむら(まどかは、どう感じているのかしら)
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:45:29.96 ID:/o61AnD80
いい話だけどなんか不安になる
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:46:24.42 ID:uLh1uyTU0
まどか「流れ星はないかなー」
ほむら「うーん。狙って見つけられるようなものではないから、難しいんじゃないかしら」
まどか「そうだよねぇ」
ほむら「……」
まどか「だけど……、だけどもし、流れ星が落ちてきたら」
ほむら「??」
まどか「ほむらちゃんは、何をお願いする?」
ほむら「一泊二日の旅行を二泊三日にでも引きのばしてもらおうかしら」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:48:11.62 ID:uLh1uyTU0
まどか「あはは、謙虚だねー」
ほむら「謙虚なんかじゃないわ。この上なく欲張りなお願いよ」
まどか「そうかなぁー」
ほむら「で、まどかだったらどんなお願いをするの?」
まどか「わたし? わたしはね……」
かたかたかた
まどか「永遠をお願いするかな」
ほむら「永遠……?」
まどか「うん。永遠。ほむらちゃんとの永遠」
ほむら「……」
まどか「見つかるといいね、流れ星」
ほむら「そうね……」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:54:29.60 ID:uLh1uyTU0
まどか「はっくちゅん!」
ほむら「湯ざめしてしまったのかしら?」
まどか「そうかも……」
ほむら「そろそろ車に戻りましょう」
まどか「うん……」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 00:56:42.11 ID:uLh1uyTU0
まどか「ううぅ、いつの間にかだいぶ気温が下がってた……」
ほむら「……こうすると、あったかいわ」
まどか「ほっ、ほむらちゃん!?」
ほむら「私に抱きしめられるなんて嫌だったかしら?」
まどか「あ、ううん! 嫌なんかじゃないよ! ただ……」
ほむら「ただ?」
まどか「急だったから、驚いただけ」
ほむら「そう……」
まどか「このままだと歩きにくいね」
ほむら「手を繋ぐだけに戻す?」
まどか「ううん。歩きにくいけど、このままがいい」
ほむら「私もよ」
まどか「流れ星見つけたかったなぁ……」
ほむら「見つけたかったわね……」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:06:19.40 ID:uLh1uyTU0
――――
からからからから
まどか「なーんか、不思議」
ほむら「何が?」
まどか「ついちょっと前まで、リムジンはさすがに無いよー、なんて思ってたのにさ」
ほむら「ほむぅ……」
まどか「今、車内に戻ってきたら、なぜか凄くホッとした気持ちになった」
ほむら「そう……」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:15:10.42 ID:uLh1uyTU0
ほむら「まどか。これは提案……、そう、あくまで提案なのだけど」
まどか「何かな?」
ほむら「別に歩いている時でなくても、手は繋げるわ」
まどか「……とっても素敵な提案だと思うよ」
ほむら「まどかぁぁ……」
まどか(リムジンよりもっと不思議なのはね、ほむらちゃん)
まどか(わたしの貴女に対する気持ち)
まどか(これって恋、なのかなあ……)
まどか(そんなわけないよね、女の子相手に……)
まどか(そう、そんなわけないのに……)
まどか(胸の中がほむらちゃんでいっぱいなのは、なんでだろう……)
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:24:49.76 ID:uLh1uyTU0
まどか「ほむらちゃんさ、好きな人いる?」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「わっ、私の、胸に……」
まどか「??」
ほむら「触ってみて……、くれるかしら?」
まどか「……」
ほむら「これが……、答えよ」
まどか(どくどくどくどく、って、ほむらちゃんの音がする)
まどか(張り裂けそうなぐらいに、指に伝わってくるよ……)
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:25:56.69 ID:uLh1uyTU0
まどか「全然不思議なんかじゃなかったんだね」
ほむら「えっ?」
まどか「ううん。なんでも」
まどか(女の子だからとか、男の子だからとか、そういうのじゃなくて)
まどか(ほむらちゃんだから、わたしは大好きで)
まどか(きっとほむらちゃんも、同じなんだ……)
まどか(だから……)
まどか「今度はわたしの胸に触ってみて、ほむらちゃん」
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:37:09.33 ID:fNbXBmP90
車内でとかやりおる・・・
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:37:22.42 ID:uLh1uyTU0
まどか「どう、かな……?」
ほむら「伝わってきたよ、まどかの鼓動」
まどか「……」
ほむら「とっても……、とっても嬉しい……」
まどか「わたしも。えへへ……」
ほむら「私、さっきまで自分の気持ちは間違っていると思っていた」
まどか「えっ?」
ほむら「凄く独りよがりで、おまけにその、一般的な嗜好じゃないから……。
どこかでまどかに触れることを後ろめたく感じる自分がいたの」
まどか「……今は?」
ほむら「前より躊躇わずに、まどかに触れられるわ」
まどか「じゃ、もう一回抱きしめてくれる?」
ほむら「ええ。今夜は……、抱き合ったまま眠りましょう」
まどか「そうだね。そうしよう」
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:42:31.74 ID:uLh1uyTU0
からからから
まどか「あったかい……」
ほむら「暑い、じゃなくて?」
まどか「身体は暑いけど、心があったかいの」
ほむら「なんとなく分かる気がするわ」
まどか「ふぁあー……」
ほむら「あら、もしかして眠くなっちゃった?」
まどか「うん……。ごめんね、夜更かしは苦手で……」
ほむら「気にしないで。貴女は無理せず、ありのままのまどかでいてくれればいいのよ」
まどか「ありがとう……」
ほむら「それじゃあ、おやすみなさい」
まどか「うん。おやすみ」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:44:14.51 ID:upU/Whga0
だからその「からからから」をやめてくれ
怖すぎる
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:45:39.15 ID:bfnLo9fbO
リムジンはディーゼル車!
からからからはディーゼルエンジンのアイドリング音!
もう何も怖くない!
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:49:45.68 ID:uLh1uyTU0
――――
翌朝
まどか(ん……、ぐるじい……)
ほむら「うぅー……」
まどか(って、うわっ!? ほ、ほむらちゃんの顔近っ!?)
ほむら「ううーん……、まろかぁ……」
まどか(寝言でまでわたしの名前呼んでるや……)
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:50:09.00 ID:uLh1uyTU0
まどか(ほっぺつついちゃおうかな)
まどか「えいっ」
ほむら「はむっ……」
まどか(く、くくく、口で咥えられた!?)
まどか(あわわわわわわ)
ほむら「ちゅぷちゅぷ……、まろらぁ……」
まどか(や、やっと抜けた!)
まどか(朝からどきどきしちゃった……)
まどか(指についたほむらちゃんのよだれ、どうしよう……)
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:51:15.57 ID:k7zTz7gt0
頂こう
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:51:48.10 ID:WOuzYLvd0
/ カタカタカタカタカタ! \
\ カタカタカタカタカタ!゛ /
<カラカラカラカ!_____ラカラカラカラ!>
|<カタカタカ! .|タカタカタ!>
|<ホムホムホム! | ホムホムホム!>
<カラカラカラ! カラカラカラカラカラ!>
|<カタ!: (ノ'A`)>: カタカタカタ!>
/ ̄ ̄ ̄ ̄: ( ヘヘ:: ̄ ̄ ̄ウェヒヒヒヒヒ!>
<ウェヒヒヒヒヒ! \ ウェヒヒヒヒヒ!>
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 01:55:56.91 ID:uLh1uyTU0
まどか(直接口でなめとっても……)
ほむら「ほむー……、ほむー……」
まどか(だめだめ! そんなことしたら、なんかほむらちゃんに悪い気がする!)
まどか(わたし達は、そう……、プラトニックラブ? とかいうのなんだから!)
まどか(きちんとタオルか何かで拭こう、うん!)
まどか(ほむらちゃんのよだれに惑わされちゃうなんて、わたし変態なのかな……)
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:00:28.85 ID:uLh1uyTU0
まどか(でも……)
ほむら「ほむぅ……」
まどか(指で唇をなぞるぐらいなら、いいよね?)
まどか(よーし。そーっと、そーっと)
ほむら「……」パチッ
まどか「わっ!? お、おお、おはようほむらちゃん!」
ほむら「おはよう、まどか……。あら? どうしてそんなに慌てた顔をしているの?」
まどか「なっ、なんでもないよ! あはははは……」
ほむら「??」
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:07:48.98 ID:uLh1uyTU0
まどか「これからどうする?」
ほむら「そうね……。とりあえず歯を磨きたいわ」
まどか「泊まるつもりで来たから、歯ブラシなら持ってきたよ!」
ほむら「さすが保健委員ね。用意がいいわ」
まどか「保健委員関係ないような……。あっ、でも1本しかなかった」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「コンビニで買ってくるわ」
まどか「どちらにしろ水は必要だしね」
ほむら・まどか(まあ、私(わたし)はまどか(ほむらちゃん)と同じ歯ブラシを使ってもいいんだけど……)
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:16:12.31 ID:uLh1uyTU0
――――
まどか「ドーナツ美味しいー」
ほむら「……」モッサモッサ
まどか「ほむらちゃんはカロリーメイトのポテト味?」
ほむら「ええ」
まどか「ポテト味って美味しいの?」
ほむら「……まずいわ」
まどか「あ、そうなんだ……」
ほむら「朝食が済んだらどこに行きましょう」
まどか「ほむらちゃんにお任せ、っていうのは、ありかな?」
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:21:45.33 ID:uLh1uyTU0
ぶるるるる
まどか「しゅっぱーつ!」
ほむら「行き先は、本当に私に任せてくれていいのね?」
まどか「うん。ほむらちゃんの行きたいところがわたしの行きたいところだよ」
ほむら「そう……。わたしの行きたい場所は帰りの方角と一致しているから、
夕方までには貴女を家に送れると思うわ」
まどか「じゃ、あと何時間かしたらこの旅行も終わりかぁー」
ほむら「……」
まどか「なんだかあっという間だったね」
ほむら「そうね……。まるで昨日という一日が、丸ごと1つの夢みたい」
まどか「でも、夢なんかじゃないよ」
ほむら「……うん」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:25:29.97 ID:uLh1uyTU0
まどか「朝の海も爽やかで綺麗だねー」
ほむら「いいものよね」
まどか「またこようね」
ほむら「……これたらいいわね」
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:31:45.57 ID:uLh1uyTU0
――――
からからから
ほむら「さ、到着よ」
まどか「ほむらちゃんのきたかった場所って……、学校?」
ほむら「そう、学校よ」
まどか「でもどうして……?」
ほむら「ここが私と貴女の始まりの場所だから……」
まどか「あ」
ほむら「魔法を使えば施錠は外せるわ。こっそり侵入してしまいましょう」
まどか「ふふっ。なんだかわくわくしてきたよ」
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:39:27.99 ID:uLh1uyTU0
まどか「誰もいない校舎って、靴の音がよく響くんだね」
ほむら「まったく別の場所みたいね」
かつかつかつ
まどか「あ。気が付いたら自分のクラスの教室にきてた」
ほむら「ふふっ。私の最初の目的地はここだからいいのよ」
まどか「そうなの?」
ほむら「……まどか。自分の席についてくれるかしら」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:50:44.14 ID:uLh1uyTU0
まどか「席に着いたよー!」
ほむら「そう。それじゃあいくわね」
まどか(いくって、何を……?)
がらがらがら……、かつかつかつ、ぴたっ
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」
まどか(これって、転校初日の……)
ほむら「……何もかも、ここから始まったわ」
まどか「うん……、そうだね」
ほむら「隣の席に失礼してもいいかしら?」
まどか「うん!」
ほむら「よいしょ、と。……これが本当の私の席だったらよかったのにね」
まどか「てへへ。そうだね」
ほむら「まったく、先生ときたら気がきかないんだから」
まどか「あはは、ホントだよー」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 02:57:11.45 ID:uLh1uyTU0
まどか「わーい、座りながらほむらちゃんに手が届くー!」
ほむら「せっかくだし少しの間だけ隣の席を満喫しましょうか」
まどか「だね!」
ほむら「こんなに近かったら……、手を繋ぎながら授業を受ける、なんてこともできるかもね」
まどか「そしたらクラス中から噂になっちゃったりして!」
ほむら「その前に2人して先生に怒られるでしょうね」
まどか「2人で廊下に立ってろー、なんて?」
ほむら「それじゃあご褒美じゃない」
まどか「確かに!」
ほむら「とにかく、とっても楽しそうね」
まどか「だね。一緒なのがほむらちゃんになるだけで、こんなにも違うんだね」
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:03:12.51 ID:K4ZD8kns0
嫌な予感がしてならない
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:03:33.79 ID:31mrVFW30
お願いします、このまままどほむラブラブちゅっちゅ最高ハッピーエンドで終わってください
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:10:13.68 ID:ju9Z36H80
本編が本編だから皆疑心暗鬼になってるw
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:10:32.64 ID:uLh1uyTU0
ほむら「そうだわ。記念に黒板に落書きでもしていかない?」
まどか「ほむらちゃんいけないんだー」
ほむら「無免運転、不法侵入ときたら、もう怖いものなしよ」
まどか「そしてわたしもその片棒を担いでいるのでしたー!」
からからから
まどか「見てみて。ほむらちゃんだよー」
ほむら(まどかの絵はいつ見ても可愛いわ……)
まどか「ほむらちゃんは何描いてるの?」
ほむら「私? 私は……、まどかのつもり、だけど……」
まどか「なんで羽が生えてるの!? しかも頭にわっかまで!」
ほむら「まっ、まどかが天使すぎるのが悪いのよ!」
まどか「ええーっ!?」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:12:35.38 ID:qBESwZglP
おぃ。をぃ。。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:18:20.82 ID:uLh1uyTU0
ほむら「さて、次はグラウンドへ行きましょう」
まどか「その前にあれもやろうよ!」
ほむら「あれ?」
まどか「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を、大切にしてる?」
ほむら「……よくそこまでしっかり覚えていたわね」
まどか「だってインパクトあったもん」
ほむら「あれは勘弁してもらえないかしら……」
まどか「ええーっ」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:35:00.50 ID:uLh1uyTU0
――――
グラウンド
ほむら「さて。まどか、今から貴女に魔法をかけてあげるわ」
まどか「魔法を?」
ほむら「そう。少し走ってみてくれる?」
まどか「走ってって……わっ!? は、早っ!?」
ほむら「その状態でジャンプしてみて。大丈夫、着地の衝撃は和らげるから」
まどか「わ、分かった! えいっ!!」
まどか(やっぱり高っ!?)
まどか(でも……、風を切る感覚がとっても気持ちいい)
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:35:41.03 ID:uLh1uyTU0
ほむら「ずるっこだけど、いいものでしょう?」
まどか「あーっ! もしかして……、体育の時は、いつも魔法を使ってたの?」
ほむら「ふふっ、ばれなければいいのよ」
まどか「ほむらちゃんやっぱりいけないんだー」
ほむら「まどかだって人のことは言えないのよ?」
まどか「えっ……?」
ほむら「さあ。次に行きましょう」
まどか「あ、うん!」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:45:38.34 ID:uLh1uyTU0
――――
からからから
まどか「屋上まできて、何をするの?」
ほむら「私ね。前から一度やってみたいことがあったのよ」
まどか「やってみたいこと?」
ほむら「この場所で、2人きりでのんびり話してみたかった」
まどか「えーっ。そんなのいつだってできるよー!」
ほむら「ううん。やっておける時にやっておかないと」
まどか「……」
ほむら「美樹さやかと貴女は、時々ここでお喋りしてたわよね」
まどか「ああ……、うん。」
ほむら「実はあれにちょっと嫉妬しちゃってたんだ。
それで、同じことを私もまどかとやりたいなって」
まどか「嫉妬だなんて、わたしとさやかちゃんはただの仲の良い友達だよー!」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:56:06.44 ID:uLh1uyTU0
ほむら「空が綺麗ね……」
まどか「魔法の力で空を飛んだりできないの?」
ほむら「それはちょっと……」
まどか「そっかぁ。ちょびっと残念」
ほむら「案外不便なものなのよ、魔法って」
まどか「そっかぁ……」
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:56:19.08 ID:uLh1uyTU0
ほむら「まどかは今、幸せ?」
まどか「幸せだよ。ほむらちゃんは?」
ほむら「私もよ」
まどか「こんな幸せがいつまでも続けばいいのにね」
ほむら「ええ。本当に……」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 03:59:14.12 ID:uLh1uyTU0
まどか「なんだか少しうとうとしてきちゃった……」
ほむら「膝枕してあげるわ」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
ほむら「どういたしまして」
まどか「ほむらちゃんのお膝、気持ちいい……」
ほむら「まどか。そのままでいいから聞いてくれる?」
まどか「うん……」
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:05:56.15 ID:uLh1uyTU0
ほむら「来週、この町に……」
まどか「この町に?」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「……ねえ。まどか」
まどか「うん……?」
ほむら「すぐに形が消えちゃった砂浜の相合傘にも、意味はあったのよね?」
まどか「あったよ。少なくとも私は、そう信じてる」
ほむら「そう。それならいいの……」
まどか「……」
ほむら「それなら私は、頑張れる……」
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:07:44.59 ID:1R+7A6cw0
ほむ?
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:09:40.73 ID:uLh1uyTU0
ほむら「さて、と。それじゃあそろそろ行きましょうか」
まどか「待って」
ほむら「……?」
まどか「キスしようよ」
ほむら「……」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:16:30.54 ID:uLh1uyTU0
からからから
まどか「こっ、こんなに恥ずかしいんだね……、キスって」
ほむら「そ、そそ、そうね……」
まどか「……」
ほむら「でも……、キスして良かったと思うわ」
まどか「うん。同じく」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「来週」
まどか「??」
ほむら「来週、もう一度ここで、お話ししましょう」
まどか「えっ?」
ほむら「そしてそこで……、二度目のキスを、しましょう」
まどか「……うん。いいよ」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:19:25.41 ID:uLh1uyTU0
――――
からからからから
まどか「嘘つき!!」
まどか「ほむらちゃんの馬鹿ぁ!」
まどか「黙っていなくならないって言ったのに!」
まどか「来週もう一度屋上で話そうって約束したのに!」
まどか「こんな……」
ぶつっ
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:21:33.26 ID:ju9Z36H80
ぶつっ・・・?
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:22:45.92 ID:uLh1uyTU0
――――
「思い出の上映会はどうだった、ほむらちゃん」
「今のは全て幻なの?」
「砂浜にかいた相々傘と同じだよ」
「……」
「わたしにはあらゆる並行世界が見える」
「その並行世界の内の1つから、更に一場面だけを切り出したものが、今のフィルムなの」
「だから、幻だけど幻じゃない」
「つまり……、どこかで確かに存在した出来事なのね」
「そう。だから、思い出上映会」
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:24:08.18 ID:uLh1uyTU0
「わたしの魔法少女絡みの仕事は、ほむらちゃんを導いたことでひと段落ついた」
「ほむらちゃんも、ここにきたということは……、もう役目を終えたといっていいよね」
「そうなるのでしょうね……」
「それじゃさ。これから2人で、思い出上映会をのんびり楽しもうよ」
「2人で?」
「うん、2人で。これからずーっと、ずーっとね」
「そんなに幸せで……、いいのかしら……」
「いいんだよ」
「まどか……」
「……さ、次の思い出が始まるよ」
映画館のような装いの空間に、ぽつりと2人だけ、隣り合わせで座る少女達
2人の手は、指と指で深く繋がっている
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:24:35.68 ID:bfnLo9fbO
からからからは映写機の音か
なんて伏線だ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:26:29.58 ID:uLh1uyTU0
黒塗りの細長い車がスクリーンから消え、一瞬だけ、場が完全な暗闇に支配された
―――その僅かな隙をついて
黒い長髪の少女は、桜色の唇で、現在進行形の思い出をつくった
「てへへ。ほむらちゃんにキスされちゃった」
「愛してるわ、まどか」
「うん。わたしも」
かたかたと、次の思い出のフィルムが回り始める
フィルムの中では、桃色の髪の少女と黒髪の少女が、2人肩を並べて歩いていた
「やっと見つけられたね、わたし達の永遠」
「ええ……」
2人の視線は、再びスクリーンにそそがれた
おわり
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:26:51.02 ID:ju9Z36H80
切ないなあ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:32:16.24 ID:onHrQA+l0
おつほむ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 04:49:42.86 ID:+Gaeg3iJ0
乙
これはいいSS
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 07:27:34.52 ID:v8FjS1yl0
切ないハッピーエンドだな……
乙!
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 08:19:26.46 ID:7s85rB/PO
乙
やはりまどほむが宇宙の真理
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 10:11:47.85 ID:DfR89KXYP
乙 よかった
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 10:55:19.68 ID:WOuzYLvd0
/ カタカタカタカタカタ! \
\ カタカタカタカタカタ!゛ /
<カラカラカラカ!_____ラカラカラカラ!>
|<カタカタカ! .|タカタカタ!>
|<ホムホムホム! | ホムホムホム!>
<カラカラカラ! カラカラカラカラカラ!>
|<カタ!: (ノ;A;)>: カタカタカタ!>
/ ̄ ̄ ̄ ̄: ( ヘヘ:: ̄ ̄ ̄ウェヒヒヒヒヒ!>
<ウェヒヒヒヒヒ! \ ウェヒヒヒヒヒ!>
乙・・・うあああああああああああああああああああ
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/07/05(火) 12:57:28.69 ID:oFEW8C4k0
タイトルはギャグっぽかったのにこんな展開になるなんて・・・
グッドスマイルカンパニー (2011-11-25)
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くそっ・・・・・・(´;ω;`)ブワッ