1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 18:28:45.81 ID:VjoWCBs+0
マミ「まあ嘘だけどね」
ほむら「エイプリルフール」
QB「あぁ、そうだよね、そうに決まってる」
マミ「キュゥべえを愛でたい、嘘だけど」
QB「うん、知ってるよ」グエッ
ID:PGe6k/nF0
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 18:29:15.56 ID:xeOaOi6R0
何言ってはるんすかマミさん
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 18:32:03.27 ID:PGe6k/nF0
マミ「一人が一番よ、ね、暁美さん」
ほむら「そうよ、一人が一番」
QB「ならずっと一人でいいじゃないかキュッ」
マミ「だめよ今は作戦会議中なの、ね、暁美さん」
ほむら「そうよ、作戦会議中」
QB「何のだよ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 18:37:52.96 ID:PGe6k/nF0
マミ「何のかしら」
ほむら「さあ」
QB「一人が寂しいなら寂しい、私たちは友達ですって言えばいいのに」
マミ「何言ってるの」
ほむら「誰が友達よ」
QB「じゃあ君たちはなんなのさ」
マミ「恋人です」
ほむら「嘘だけど」
QB「結局何をしたいのかよくわからない」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 18:39:22.52 ID:PGe6k/nF0
マミ「要するに、これは前置き。マミほむ劇場の開始と言いたいのよ」
QB「変な前置きだね」
ほむら「お前に言われたくない」
QB「容赦ないね」
マミ「今日はエイプリルフールだもの!マミほむ日和といきましょうよ!」
QB「なんでエイプリルフールがマミほむ日和なのかわからない」
ほむら「私も」
マミ「はい、前置き終了!」
QB「何それっ」
8 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 18:42:51.61 ID:PGe6k/nF0
◆
キュウウエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ
ほむら「」ガバッ
マミ「あら、おはよう」
ほむら「……相変わらずのめざましの音ね」
マミ「えぇ、自家製よ、手作り。キュゥべえの呻きを録音したものなの。寝起きの悪い
あなたを起こすためのね」
ほむら「……低血圧なのよ」
マミ「知らない」
QB「まあでも、僕もそのめざましは止めてほしいけどね」
マミ「いいじゃない、私は楽しいわ」
QB「何が楽しいのかわからないよ」
10 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 18:46:22.91 ID:PGe6k/nF0
マミ「だってほら、こうあなたをもっと蔑みたい、っていう欲望が涌き上がってきて」
ほむら「それは確かにわかるわね」
QB「いやちょっと」
マミ「さあ暁美さん、朝食でも食べましょうか」
ほむら「えぇ、私が作るわ」
マミ「あらどうして」
ほむら「あなたには任せられない」
QB「僕もそう思う」
マミ「どういう意味?」
11 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 18:49:43.49 ID:PGe6k/nF0
ほむら「いいえ」
マミ「折角腕を振るおうと思っていたのに」
ほむら「その必要はないわ」
ストッ
マミ「あらあら、私の前で着替えちゃうの?」
ほむら「……」ホムッ
マミ「遊ばれてるのかしら、私」
QB「ちなみに僕も……グオッッキュウウウウ」チーン
マミ「いつもならさっさと私を追い出すくせに」
ほむら「たまには……」
マミ「聞こえなーい♪」
ほむら「たまには、いいでしょ……」ホムウ
14 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 18:58:09.41 ID:PGe6k/nF0
マミ「ふふっ、よく出来ました♪」
ほむら「撫でないで……」
マミ「あら可愛い。あなたってそんな顔も出来るのね」
ギュッ
ほむら「!」
マミ「あぁ、でも残念!」
ほむら「?」ホムッ
マミ「もう学校に行かなくちゃね。優等生の私としては遅刻するわけにはいかないもの」
ほむら「……」
マミ「お楽しみは取っておかなきゃ♪」
QB「僕の存在も忘れないで欲しいキュウウウウエエエエ」ゴッ
17 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:03:39.28 ID:PGe6k/nF0
◆
ほむら「……」フウ
ホムホム、
ほむら「……」
トテトテ、
ほむら「……」ピタッ
まどか「あっ、ほむらちゃん……」
ほむら「まどか……」
まどか「お、おはよう!えっと、声掛けたかったんだけど掛け難くて」
ほむら「ごめんなさい」
まどか「ううん、いいんだけど。……何かあったの?」
ほむら「……」ホム、
まどか「私でよければ、話、聞くよ?」
18 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:07:01.62 ID:PGe6k/nF0
―――――
まどか「そっか……マミさんとの関係が進まないんだ」
ほむら「……えぇ」
まどか「ちなみにほむらちゃんはマミさんに何をして欲しいの?」
ほむら「」ビクッ
まどか「あー……聞かない方が良かったか」
ほむら「……いつも、寸止めされるの」
まどか「あぁ、そうなんだ……え、っと?」
ほむら「私はマミの全てを受け入れる覚悟があるのに」
まどか「……う、うん」
ほむら「どうすればいいの……?」
まどか「……えっと」
19 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:10:48.31 ID:PGe6k/nF0
ほむら「……私じゃ、だめなのかしら」
まどか「ご、ごめんねほむらちゃん!私、えっと、そ、そういうのには疎くてその……」
ほむら「わかってるわ、まどか」
まどか「は、話聞くだけしか出来なくて……その」
ほむら「えぇ。いいの、それで……私こそ、変なこと言ってごめんなさい」
まどか「ううん……そうだ、ほむらちゃん!私じゃないけど、そういうことに詳しそうな
二人を知ってるよ!」
◆
杏子「で、あたしたちの愛の巣に来たわけか」
さやか「愛の巣言うな」
杏子「照れるなって」
さやか「うっさい」
ほむら「……」
20 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:14:33.91 ID:PGe6k/nF0
さやか「ほら、転校生引いてるって」
ほむら「いいえ、参考にしたくて」
さやか「……あ、そう」
杏子「しかしあんたが学校サボってまで来るなんて。あたしたちも言えないけどさ」
ほむら「だめかしら」
杏子「そんなわけじゃねえが……」
さやか「恋の病っていうのはそういうもんなのよ」
杏子「さやかの乙女モード発動かよ」
ほむら「恋の病……」カアァ
杏子・さやか「」
21 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:18:59.86 ID:PGe6k/nF0
杏子「こりゃあ重症だぜ」コソッ
さやか「う、うん……あのクールな転校生が」
ほむら「それで、私はどうしたらいいのかしら」
杏子「あ、あぁ、えっと、なんだっけ?」
さやか「だから、ほら……」
杏子「とりあえず、マミとしたいわけだ」
さやか「し、したいってあんたね!」
杏子「今更照れることないだろー」
さやか「うっ」
ほむら「……あの人はいつも結局、いつもの笑顔を浮かべたまま私を置いて行ってしまう」
杏子「詩的な表現だな」ククッ
さやか「杏子」
杏子「いや、だって……」プッ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 19:45:43.39 ID:UZKP8xpi0
あんこちゃんあんあん
24 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:45:55.32 ID:zYrMyqjk0
さやか「えーっと、と、とりあえず転校生はさ!」
ほむら「えぇ」
さやか「そんな期待の込められた眼差しで見られても困るんだけど」
杏子「マミの奴を落とす方法、それが知りたいわけだな、あんたは」
ほむら「そういうことね」
杏子「なら脱げばいいじゃないか」
さやか「ちょっ」
ほむら「それも実践してるわ、たまに」
杏子「マミの奴……それでもだめと」
さやか「ま、まあ向こうがその気になるまで待ったほうがいいんじゃないの?」
杏子「甘い!」
さやか「へっ?」
25 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:49:15.72 ID:zYrMyqjk0
杏子「そういうのはな、早急になんとかせねばならない!」
さやか「何でさ」
杏子「だって、普通おかしいだろ?好きな奴が誘ってるのに手を出さない、私なら一気に襲い掛かって
しまうぜ」
さやか「あたしは絶対しないよ、そんなこと」
杏子「ちっ……。まあ、あれだ、とりあえず、それは別の奴がマミと何らかの関係を持っている……
つまり、簡単に言えば、浮気をしている可能性があるわけだ」
ほむら「!」
さやか「」
27 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 19:55:16.42 ID:zYrMyqjk0
ほむら「それじゃあ、マミは……」
杏子「そ、だからあんたは今現在危険なわけだ!いつ捨てられるか!」
さやか「あんたね……転校生かなりショック受けてるみたいだけど」
ほむら「マミが……浮気」
さやか「ほら」
杏子「あ」
さやか「て、転校生!そんなに気にすることないってば!きっとマミさんはあんたのことが
凄く大切だから手出しできないんだって!杏子と違って!」
杏子「ちょっ、あたしだってさやかのことが凄く大切だぞ!」
さやか「うるさい」
杏子「大好きだ!」
さやか「もう……」
杏子「愛してる!」
さやか「う、うるさいってば!」
ほむら「……ラブラブね」ハッ
杏子・さやか「ぐ、ぐれた」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 20:03:56.96 ID:3XNKfVGc0
ほむらのソウルジェムが濁りそうだ
29 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:07:34.09 ID:zYrMyqjk0
杏子「ま、まあ何も知らない振りしときゃ大丈夫だって!」
さやか「それフォローになってないから」
杏子「え、そう?」
ほむら「いいわ、二人とも。ありがとう、邪魔しちゃってごめんなさい」ストッ
ホムホム、
杏子「あ、いや……」
さやか「すっごいふらふらしながら行っちゃった」
杏子「大丈夫かよ、あいつ」
◆
ほむら「(……マミが浮気、マミが浮気)」
QB「おや?どうしたんだい、暁美ほむら」
ほむら「……」ドスッ
QB「キュエッ……ま、マミと二人して早退するなんて……」
30 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:10:19.12 ID:zYrMyqjk0
ほむら「どういうこと?」
QB「あれ、知らないのかい?マミも調子が悪いからって今さっき家に帰って行ったばかりだ
僕はこれから餌を探しに行くところだけど」
ほむら「そのまま帰ってこないで」
QB「何でだよ」
ほむら「それとも私もついていこうかしら」
QB「え?珍しいね、君がそんなこと言うなんて」
ほむら「……いいじゃない、たまには」ホムッ
マミ『あら、二人だけで出かけるなんて、そんなの私が許さないわよ』
31 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:13:25.68 ID:zYrMyqjk0
QB『やあマミ』
ほむら『どうして……』
マミ『学校にいてもあなたのことが感じられなかったからどうしたのかなって思ってたのよ。
まさかサボってるのかと思って家に帰ってみてもいないし』
ほむら『それは……』
マミ『鹿目さんに聞いてみたら美樹さんたちのところに行ったなんていうし』
ほむら『……』
マミ『今直ぐ帰って来て』
ほむら「……」
QB「こりゃあマミはすっかりお怒りのようだね、暁美ほむら。急いだほうがいいよ」
33 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:16:41.71 ID:zYrMyqjk0
◆
ガチャッ
ほむら「……ただいま」
マミ「あら、お帰り」
ほむら「……」
マミ「さて、何をしてたのか聞かせてもらおうかしら」
ほむら「私こそ」
マミ「え?」
ほむら「あなたの浮気相手は誰」
マミ「……浮気相手?」
ほむら「だって、杏子が――」
マミ「はい、ちょっと落ち着いて、暁美さん」
ほむら「っ」
マミ「まず、どうしてあなたは佐倉さんたちのところへ行ったのかしらね?そこから話して」
ほむら「それは……」
34 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:19:34.24 ID:zYrMyqjk0
マミ「ほら、また詰った」
ほむら「……言えるわけないじゃない」
マミ「どうして?あなたこそ浮気でもしてるのかと思ったんだけど」
ほむら「するわけないじゃない」
マミ「……そうね、あなたは執着心が強いタイプだもの」
ほむら「……」ホ、ムッ
マミ「私も人のことは言えないけど」
ほむら「――……あなたが全部悪いのよ」
35 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:22:23.63 ID:zYrMyqjk0
マミ「どういうこと?」
ほむら「……したいのに」
マミ「……、何を?」
ほむら「それを言わせようなんてとんだ変態ね」
マミ「突然言われてそれを一発で当てられる方が変態だと思うんだけど」
ほむら「くっ」
マミ「……したいの?」
ほむら「……」ホムッ
マミ「……いいけど、別に」
ほむら「!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 20:27:29.74 ID:On3CRcNr0
これは支援せざるを得ない
37 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:28:20.35 ID:zYrMyqjk0
マミ「……急に嬉しそうな顔になったわね」
ほむら「だって……でも、いつもそう言いながら何もしてくれない」
ギュッ
ほむら「抱き締めてくれたって、それ以上はあなたは何もしない」
マミ「……」
ほむら「そうでしょう?」
マミ「……仕方ないじゃない」
トスッ
マミ「こうして押し倒してみても」
38 :
何故か一緒に暮らすマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:28:54.32 ID:zYrMyqjk0
ほむら「……!」
マミ「――その先どうすればいいかわからないんだもの」
ほむら「え?」
マミ「……悪い?」
ほむら「……何でも知っていると思っていたわ」
マミ「私どれだけ変態に見られてるのかしらね」ヨイショ、
パシッ
ほむら「待って」グイッ
マミ「な、なに?って、ちょっと……」ポスッ
ほむら「それなら……私がしても、いいかしら?」
マミ「……勝手にして」カアッ
終わり
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 20:29:52.19 ID:zYrMyqjk0
エロは苦手なんだ、脳内補完で宜しく
やっぱりマミほむはこんなのよりギスギスしたほうが好きだと気付いた
次はなんのネタで書くべきか
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 20:36:15.53 ID:Hw+gqkMx0
おつ
マミほむネタなら何でもいい
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 20:37:17.42 ID:Ll/yYXmM0
乙 貴重なマミほむ分
42 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:38:44.89 ID:zYrMyqjk0
マミ「……不思議よね」
QB「何がだい?」
マミ「一日がこんなに長いと感じたのは初めてよ」
QB「毎年この時期はそうなんじゃないかい?」
マミ「うるさいわね」ゲシッ
QB「きゅうう」
マミ「せっかくの長期休暇の暇をどう潰すか……それが問題よ」
QB「うん、そうだね」
マミ「かと言って、道端に座り込んでても誰も来ないのよねえ……」
トトトトト、
QB「……そんなこともないんじゃないかい?」
43 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:43:57.77 ID:zYrMyqjk0
ほむら「……あなたたち、何してるの、こんなところで」
マミ「あら、一番会いたくない人に会うなんてね」
QB「本当についてないね、元々友達もいないけど」
マミ「誰に言ってるの?」ドゴッ
QB「痛いよ痛い」
ほむら「……道端でお茶会?」
マミ「痛い子、みたいな目で見るの止めて欲しいわ」
ほむら「本当のことじゃない」
マミ「あなたこそ、一人で何してるのよ」
ほむら「……散歩よ」
マミ「」
44 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:46:55.56 ID:zYrMyqjk0
ほむら「嘘だけど」
マミ「そうでしょうね。如何にも重装備だもの。どこかへ行く途中だったの?」
ほむら「……」
QB「そういえば、まどかは家族と旅行だってね。まさかまどかを追うつもりだったのかい?」
ほむら「」ホムッ
マミ「寂しい子」プッ
ほむら「」ホムイラッ
QB「まあお互い様だもんね」
マミ「鹿目さんからも避けられているあなたには絶対言われたく無いわよね」
ほむら「えぇ」
QB「」
45 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:49:42.73 ID:zYrMyqjk0
マミ「……それで、行かないの?」
ほむら「あなたが話しかけてきたから……」
マミ「行けばいいのに」
ほむら「そうしたいけど」
マミ「……」
ほむら「……」
QB「マミ、せめて座る?くらいの気遣いは必要だと思うよ。それが友達になる一歩だ」
マミ「だからキュゥべえには言われたくない」
QB「きゅううえええ」グエッ
マミ「ま、まあ、友達になるつもりはないけれど……座ったら?休憩がてらに」
ほむら「……そうね、そうさせてもらうわ」
46 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:52:49.17 ID:zYrMyqjk0
マミ「お茶でも淹れましょうか」
ほむら「……構わないわ、別に」
マミ「そう言わずにどうぞ」
ほむら「この暑い日にどうしてお茶がこんなに熱いの?」
マミ「えっと」
QB「決まってるだろう、君を少しでも長く引き止めるため……」
ゴボゴボ、
QB「キュウウウエエエエエエエエエエエエエエエエエ熱い熱い!」
47 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 20:57:50.67 ID:zYrMyqjk0
ほむら「……頂くわ」
マミ「えぇ、そうして」
ほむら「……」ズズッ
マミ「暑い日に飲む熱いお茶ほど美味しいものはないわよ」ズズッ
ほむら「えぇ、そうね。同感よ。暑いときほど熱いものをかけるのは楽しいもの」
ジョバジョバ、
QB「キュウウウウウウウウウウウウウエエエエエエエエエ熱い、熱いってば!」
マミ「それにしても本当に暑いわね」
ほむら「いつからここにいたの?」
マミ「朝からずっとよ」
ほむら「……」
マミ「だからそんな目で見るのやめて」
49 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:03:06.64 ID:zYrMyqjk0
ほむら「よく熱中症その他にならないわね」
マミ「熱中症その他って」
QB「でも、脱水症状は起こさなくても熱中症その他は危ないんじゃないのかな?
ちなみに僕は火傷の危険があるよ」
ドボドボ、
QB「キュ、ポットごと!?熱い熱い!」
マミ「まあそうね、確かにちょっと危ないかも」
ほむら「そう」
マミ「えぇ」
パタッ
ほむら「……」ズズッ
ほむら「え?」
50 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:07:51.32 ID:zYrMyqjk0
◆
ほむら「……それで、どうして私が巴マミを運ばなきゃいけないのかしら」
QB「僕一人じゃマミを家まで連れて帰れないからね。それに君だって、本当はあのまま
彼女を見過ごすつもりはなかっただろ?」
ほむら「……」ホムッ
QB「さあ、ここがマミの家だよ」
ほむら「えぇ」
QB「入らないのかい?」
ほむら「どうやって入れっていうの?」
QB「……」
51 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:13:48.92 ID:zYrMyqjk0
ほむら「鍵、かかってるわ」
QB「マミ死亡確定かな」
ほむら「病院行けば良かったわね」
QB「そんなことゆっくり言ってる暇なんてないけど」
ほむら「……今更病院いったって手遅れよね」
QB「そうだろうね」
マミ「……ちょ、私を勝手に、殺さない、で……」
ほむら「マミってなかったのね」
マミ「マミってなかったわよ、大体マミるって言わないで、よくわからないけど」
ほむら「なんだ、無事そうね。なら私は帰るわ」
マミ「ちょっ!せめて家の中までは入れてほしいんだけど!」
53 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:18:13.56 ID:zYrMyqjk0
ほむら「……開かないわ」
マミ「……鍵がないのよ、無くしちゃった」
QB「あーあ」
マミ「」
ほむら「仕方ないわ」
マミ「え」
ドッ
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
QB「ドアが綺麗に吹っ飛んだね」
54 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:23:32.91 ID:zYrMyqjk0
ほむら「魔法少女の力はこんなものよ」ホムッ
マミ「え、ちょっと、え」
QB「さすが暁美ほむらだね、凄いドヤ顔だ」
ほむら「」ドスッ
QB「キュウウエエエエエ」
ほむら「……巴マミの熱中症その他(多分)の回復も魔法少女の力が働いたんでしょうね、きっと」
マミ「熱中症その他(多分)が謎」
ほむら「仕方ないでしょ」
マミ「それよりドア、どうしてくれるのよ」
ほむら「心配ないわ。誰もあなたを襲ったりはしない」
マミ「」
55 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:27:52.31 ID:zYrMyqjk0
ほむら「とりあえず、あなたをここへ運んだから私の用も済んだはずよね」
マミ「まあそうね」
ほむら「なら私は帰るから」
マミ「ちょっと待って!」
ほむら「何かしら?」
マミ「そ、そうよ、責任とりなさい!」
QB「大胆だ」
ドッ
QB「キュウウエエエエエエエエエエエエ」
ほむら「責任って、何の?」ホム
マミ「ドアのよ!ドアの責任をとってもらわなきゃ!」
56 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:33:27.70 ID:zYrMyqjk0
ほむら「……どうやって?」
マミ「体調の悪い私のために、ドアの前で不審者が来ないか見張るの!」
QB「素直に帰らないでって言えばいいのに」
マミ「」
ゴスッ
QB「キュエッ、キュエッキュエッ、キュエボール」
ほむら「……私は構わないけど」
QB「いいんだ。君も暇人だね、暁美ほむら」
ほむら「」
クリッ
QB「キュアキュアハーット」
57 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 21:36:54.51 ID:zYrMyqjk0
マミ「……な、なら良かったわ。とりあえず、冷たい水が欲しいんだけど」
ほむら「熱いのばかり飲んでるから」
マミ「そうね、あれがきっと仇になったのね」
ほむら「私は平気だけど」
ショポジョポ
ほむら「はい」
マミ「水道水?」
ほむら「えぇ」ニコッ
マミ「」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 21:37:11.67 ID:WZ1DNPe90
QBが壊れとるw
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 21:58:45.39 ID:zYrMyqjk0
だめだ、頭が痛くて話が構築できん…
61 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 22:02:04.28 ID:zYrMyqjk0
ほむら「どうかしたの?」
マミ「私、水道水飲めないの」
ほむら「えぇ、知ってるわ」
マミ「どうして知ってるのかも気になるけど、どうして知ってるのにわざとそれを
持って来るのかが気になるわね」
ほむら「気のせいよ」
マミ「意味がわからないわよ」
QB「でもマミ、それを飲まなきゃ君の命はまた危なくなるんじゃないか?」
マミ「あなたには何も言って無いわよ」
QB「」
ほむら「まるで我儘なお嬢様ね……」ハア
マミ「」マミッ
63 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 22:06:39.78 ID:zYrMyqjk0
QB「まさにそのとおりだね」
マミ「」マミマミッ
ほむら「……嘘よ、これは普通の水よ」
マミ「あら、そうなの?別に水道水でも飲んでやろうと思ってたのに」
ほむら「そう。いいから早く飲みなさい。命に関わるんじゃないの」
マミ「えぇ、そうね」グビッ
ほむら「嘘」
マミ「え?」
64 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 22:11:10.73 ID:zYrMyqjk0
ほむら「やっぱりこれは水道水」
マミ「」ゲホ、ゴホッ
QB「あーあ」
マミ「ちょ、ちょっと……!」
ほむら「さっき水道水でも飲んでやろうと思ってた、と言ったわよね」
マミ「」
QB「真っ黒だね、暁美ほむらもその水もいろいろな意味で」
66 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 22:16:21.60 ID:zYrMyqjk0
マミ「やっぱりあなた帰って」
ほむら「えぇ」
トテトテ
マミ「やっぱだめ!」
ほむら「……」クルッ
マミ「やっぱり帰って!」
ほむら「……」クルッ
トテトテ
マミ「だめ!」
ほむら「……」クルル
QB「どっちだよ」
67 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 22:20:50.91 ID:zYrMyqjk0
マミ「うぅ……」
ほむら「……」ホムウ
QB「熱でもあるのかい、マミ?」
マミ「熱っていうか熱中症その他(多分)よ、きっと」
QB「熱中症その他(多分)が気に入ったのかい……」
ほむら「それで、私はどうすればいいの?」
マミ「うっ……」
ほむら「私はここにいたいわけじゃないけれど」
マミ「なら」
ほむら「……いたくないわけでもないわ」
マミ「!」マミッ
ほむら「色々面白いものが見れるもの」
マミ「」
68 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 22:27:45.43 ID:zYrMyqjk0
QB「残念だね、マミ」
マミ「てぃろ・ふぃなーれ」
QB「うぐっ」
マミ「ま、まあ、それなら別に、いてもいいんじゃない、の?」マミーッ
ほむら「……じゃあそうするわ」
マミ「でも鹿目さんのところ、行かなくていいの?」
QB「マミ、そんなこと聞くから友達が」
ほむら・マミ「」
ドゴスッ
QB「キュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーリハオイシイナ」
70 :
いつものマミほむの話 :2011/04/01(金) 22:31:15.64 ID:zYrMyqjk0
頭痛が酷くなってきた……もう書けそうに無い、ごめん
こんな途中で本当に申し訳ない、代理の人もありがとうでした
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 22:34:56.73 ID:wZ4OCfGq0
おつおちゃん
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/04/01(金) 22:48:53.09 ID:UZKP8xpi0
乙あんこちゃん
74 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/04/01(金) 22:57:57.62 ID:jfW8Isfi0
乙。
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