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◆jf7rnHhSH2 [sage saga]:2015/04/17(金) 22:32:15.43 ID:sbNArVPzo
ある日の鎮守府、潜水艦娘寮。一人の少女の声が談話室に響く。
ゴーヤ「もー我慢ならないでち! てーとくに一泡ふかせないと気が済まないでち!」
談話室の机に両手を叩きつけ宣言する。
ゴーヤ「毎日毎日オリョールオリョール……。いい加減にして欲しいでち!」
ろー「通商破壊はろーちゃんの十八番だけど……さすがに飽きてきたなぁ」
イムヤ「基本的に隙だらけだもんね」
イク「あんなんじゃ狩り甲斐がないのね!」
しおい「でも、どうするの? 海の底まで一緒にどぼーんするの?」
ゴーヤ「さすがに直接手を出すのはちょっとアレだから……。はっちゃん、例のモノ出来てる?」
はち「うん。リモート式の録音機と小型スピーカー」
イムヤ「わかった! 司令官の部屋に仕込んでなんか物音立てて怖がらせるんでしょ」」
ゴーヤ「チッチッチ。イムヤも甘いでち。この録音機に皆で死に際の台詞録音しててーとくが寝ている間に……」
ろー「うわー、でっちあくどーい」
ゴーヤ「でっちじゃないでち! まぁとにかく録音しよ?」
艦娘録音中……
ゴーヤ「なんだかんだで皆気合入れて吹き込んでたね……」
イク「せっかく悪戯するなら本気でやらないとダメなの!」
はち「後はスピーカーを提督の寝室の四隅に仕込んで、眠ったのを見計らってランダムに流す、と」
イムヤ「暗視カメラもついてるとか凝ってるわね」
ゴーヤ「起き出したらすぐ切ってね」
しおい「じゃあ私が仕掛けてくるね!」
ろー「ろーちゃんも頑張る!」
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