1 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:16:19 ID:4xIHNNhs
シンジ「え?アスカ食べたこと無いの?」
アスカ「無いわよ、ねぇ、それって美味しいの?」
シンジ「僕もあんまり食べたこと無いけど、美味しいと思うよ」
アスカ「食べたい、作ってよ」
シンジ「ええっ?無理だよ、できっこないよ…」
アスカ「やだー!食べたい食べたい食べたい!」バタバタ
シンジ(子供かよ…)
アスカ「今夜はつけめんで決まりよ!わかった!?」ビッ!
シンジ「わ、わかったよ…なんとか考えてみるよ…」
アスカ「期待してるからね、バカシンジ!」
シンジ(はぁ~、めんどくさいなぁ~)
シンジ「またネットで調べるか…」
2 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:17:31 ID:4xIHNNhs
某スーパー
シンジ「なんか良いもの無いかな…」
シンジ「あっ、あの極太麺は冷凍うどんで代用出来るかも…」
シンジ「問題はスープだな~」
シンジ「鶏ガラか…鶏白湯スープなら豚骨より早く作れるかな…」
シンジ「タレは袋入りのタレをアレンジしよう…」
シンジ「よし!やってみるか」
3 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:19:03 ID:4xIHNNhs
ミサト宅
シンジ「まずはスープだな、お湯沸かして沸騰した所に鶏ガラ投入…」ボチャボチャ
シンジ「灰汁を取りながらガンガン煮込む…」
シンジ「かき混ぜればかき混ぜるほど乳化が進むっと…」グルグル
シンジ「水量に注意して、たまに水を差す…」チョロロッ
アスカ「なにしてんの~?」
シンジ「スープ作りだよ、これが一番大変なんだ…」グルグル
アスカ「ふ~ん、じゃあ出来たら呼んでね」スタスタ
シンジ「」グルグル
4 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:22:41 ID:4xIHNNhs
数時間後
シンジ「ふぅ…かなり出来てきたよ、後は別の鍋に濾して入れて…」
シンジ「なかなか落ちないな、こりゃ大変だよ…」
数十分後
シンジ「やっと濾し終わった…」
シンジ「これを火に掛けてっと…」ガチン ボッ
シンジ「次はこれにジャガイモとニンニクをすりおろして入れよう…」スリスリ…
シンジ「お、とろみが付いて来たぞ」グルグル…
シンジ「一煮立ちしたらOKだよ、これでスープは完成だ♪」
シンジ「お椀にタレと砂糖を少々入れる…」
シンジ「そして決め手に鰹節の粉末を入れて…」パサッパサッ…
シンジ「スープを注いで混ぜる…」マゼマゼ
5 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:24:33 ID:4xIHNNhs
シンジ「どれどれ…」ズズッ…
シンジ「わっ、良い感じだ!」
シンジ「うどんを湯がいて水締めして…」ジャブジャブ
シンジ「よく水を切って出来上がり!」
シンジ「アスカ~!出来たよ~!」
アスカ「やっと出来たの~?待ちくたびれちゃったわよ!」
シンジ「さあ、食べてみてよ!」
アスカ「いただくわ、これにつけて食べれば良いのね?」ツケツケ
6 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:25:44 ID:4xIHNNhs
ズルルッ…
アスカ「……」モグモグ
シンジ「どうだろ?」
アスカ「……」
シンジ「?」
アスカ「うまい!!!」ダンッ!
シンジ「うわっ!!」ビクッ!
アスカ「何よ?ビックリすること無いでしょ…」ズルルッ… モグモグ
シンジ「急に大きな声出さないでよ…」ドキドキ
7 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:27:00 ID:4xIHNNhs
アスカ「ねぇ、これネギ以外の具って無いの?」
シンジ「あ、ごめん…具の事すっかり頭に無かったよ…」
アスカ「あんたバカぁ?チャーシューとかメンマ無かったら魅力半減じゃない!」
シンジ「ご、ごめん…」
アスカ「でも良いわ、メインはスープと麺だもんね」ズルルッ… モグモグ
シンジ「僕も食べようかな…」ツケツケ
ズルルッ…
アスカ「美味しいわよね…」ズルルッ…
シンジ「うん」ズルルッ… モグモグ
シンジ「今度は具もちゃんと用意するよ」ズルルッ… モグモグ
アスカ「そうして」ズルルッ… モグモグ
8 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:28:03 ID:4xIHNNhs
アスカ「でも作るの大変よね」
シンジ「うん、スープがね…やっぱり時間掛かるよ…」
アスカ「じゃあ今度の休みに、つけめん屋さん行きましょ」
シンジ「え?」
アスカ「つけめんが美味しいって分かったし、他のお店のも食べてみたくなったわ」
シンジ「そっか、うん…行こうよ」
アスカ「ええ」
9 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:28:54 ID:4xIHNNhs
ミサト「た~だいま~!」
シンジ「お帰りなさい、ミサトさん」
アスカ「お帰り、ミサト」
ミサト「はぁ~しんど~」ドサッ
シンジ「お疲れさまでした、ビール飲みます?」
ミサト「いえ、先にお風呂入るわ」
シンジ「じゃあ食事とおつまみ用意しますね」
ミサト「お願いね♪」スタスタ
10 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:30:47 ID:4xIHNNhs
アスカ「それ何?」
シンジ「これは鰹のタタキだよ、解凍品だけどね」
アスカ「ふ~ん、それ表面焼いてあるのね」
シンジ「うん、香ばしくて美味しいよ」スッ スッ スッ…
シンジ「これをお皿に並べて、塩を振って味付けするんだ…」フリフリパラパラ
アスカ「へぇ~」
シンジ「そして叩いて味を馴染ませる…」ペチペチ
シンジ「そしてラップを掛けて冷蔵庫で少し寝かすんだ」ピッ… ガチャ
シンジ「その間に、薬味を切るよ」
アスカ「薬味って?」
シンジ「玉ねぎスライスとニンニクスライス、ミョウガと大葉にしよう」トントントン…
シンジ「とどめにベビーリーフを散らすと、サラダっぽくなって美味しくなるよ」
シンジ「ちゃんと洗って水気切らなきゃね」バシャバシャ ピッピッ…
11 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:32:00 ID:4xIHNNhs
ガチャ スタスタ
ミサト「ふ~、さっぱりしたわ♪」
シンジ「ミサトさん、今おつまみ出来ましたから」
ミサト「ありがと♪」
シンジ「どうぞ」コトッ
ミサト「うほ~、豪華ね~♪」
シンジ「鰹の塩タタキのサラダ仕立てです、薬味とベビーリーフをもりっと乗せて食べてください」
ミサト「いっただきま~す」モリッ
12 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:33:27 ID:4xIHNNhs
モリモリ…
ミサト「!!」
ミサト「ビールビール!!」プシュ!
グビッ グビッ グビッ……
ミサト「ぷっはあああああ!くぅぅぅぅぅ!風呂上がりにこんなに美味しいおつまみで飲むビールは最高ねえええ!」グイッ
アスカ「あたしも一切れ…」モリッ
モリモリ…
アスカ「美味しいわねこれ、ご飯食べたくなるわ」
シンジ「さっきつけめん食べたじゃないか」
アスカ「例えばの話よ!いくらなんでもそんなに食べれないわよ!」
ミサト「あたしもつけめん食べたいわ、シンちゃんお願いね♪」
シンジ「わかりました、すぐ用意しますね」
13 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:35:27 ID:4xIHNNhs
ズルルッ… モグモグ
ミサト「へぇ~美味しいわねこれ、初めて食べたわ」ズルルッ…
シンジ「極太麺が手に入らなかったので、冷凍うどんで代用したんです」
ミサト「悪くないわよ?」ズルルッ… モグモグ
シンジ「ありがとうございます」ニコッ
ペンペン「ギャーギャー!クワワッ!」ガツガツ!
シンジ「いてて!ごめんペンペン!ペンペンの分もあるから!」
ペンペン「クワッ!」
アスカ「お風呂入って来るわね~」
シンジ「あ、うん!」
ペンペン「クワワッ♪」ズルルッ!
14 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:38:41 ID:4xIHNNhs
ミサト「ねぇシンちゃん、ちょっち聞いていい?」
シンジ「なんですか?」
ミサト「アスカとどこまで行ってんの~?」ニヨッ
シンジ「えっ?ど、どこまでって…アスカとは、そんなんじゃ…無いですよ…///」
ミサト「ま~たまた~、アスカはまんざらじゃ無いっぽいわよ?」
シンジ「ええっ!?そんな、あり得ないですよ!」
シンジ「だって、いつも怒られるし、叩かれるし蹴られるし…」
15 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:39:44 ID:4xIHNNhs
ミサト「それって、好きの裏返しなんじゃないかな~って、思うけど?」ニョニョ
シンジ「そ、そんな…そんなのあるわけ無いよ…///」
ミサト「シンちゃんはどうなわけ?好きなの?それとも嫌い?」
シンジ「え、えと…そりゃアスカは頭良いし、エヴァの操縦も上手いし、綺麗で可愛いし…///」
シンジ「どちらかと言えば…す、好きな方になりますけど…///」
ミサト「ふ~ん…分かったわ、来週の休みにはデートして来なさい」
シンジ「えっ!?」
ミサト「おこづかいは多めに渡すから、思いっきり楽しんで来なさい♪」ニコニコ
シンジ「は、はい…ありがとう、ございます…///」
16 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:40:59 ID:4xIHNNhs
次の日曜日
アスカ「シンジ!行くわよ!」
シンジ「う、うん」
アスカ「ミサトも粋な真似するわね~、懐が暖かいわ♪」
シンジ「そうだね♪」
アスカ「あ、あそこにしましょ!」
シンジ「○○軒か…」
アスカ「ガイドブックによれば、つけめんの大御所、創始者って書いてるわよ?」
シンジ「でも支店だよ?本店は閉めちゃったはずだし…」
アスカ「良いじゃない、ものは試しよ!」
シンジ「わかったよ…」
アスカ「食べ歩きたいから、麺少なめにしてもらうわ」
シンジ「そうだね」
17 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:42:22 ID:4xIHNNhs
ヘイオマチ!
アスカ「いただきまーす!」ズルルッ…
シンジ「いただきます」ズルルッ…
アスカ「」モグモグ…
シンジ「」モグモグ…
アスカ「………」
シンジ「………」
アスカ「なんかイメージと違う…」
シンジ「うん…なんか違う…」
アスカ「何、この甘酸っぱ辛いの?」
シンジ「これはこれで有りなんだろうけど、僕たちが食べたいのはこれじゃないよね…」
アスカ「悪いけど残すわ、あんた食べなさいよ」
シンジ「ええっ!」
アスカ「何よ?何か文句あるの?」ジロッ
シンジ「わ、わかったよ…食べるよ…」ズルルッ ズルルッ
18 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:44:12 ID:4xIHNNhs
アリャンシタ~!
シンジ「ゲプッ…くるしい…」
アスカ「なっさけ無いわね~、あの程度の量食べたくらいで」
シンジ「むちゃ言わないでよ…小盛りって言っても、二人分食べたら多いだろ…」
アスカ「少し歩けばお腹もこなれるでしょ!次行くわよ!」テクテク
シンジ「はぁ…」テクテク
アスカ「~♪」テクテク
シンジ「」テクテク
アスカ「…」チラッ
シンジ「ん?」
アスカ「…///」クルッ!
シンジ「??」テクテク
アスカ「~~♪///」テクテク
19 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:45:29 ID:4xIHNNhs
シンジ「ふぅ、結構歩いたね」
アスカ「あ、ほらあれじゃない?」
シンジ「中華蕎麦○○○か…」
アスカ「濃厚ドロ系スープが特徴みたいよ?」
シンジ「うん、入ってみようか」
アスカ「げっ…結構並んでるじゃん…」
シンジ「仕方無いよ、並ぼうよ」
アスカ「む~」シブシブ…
シンジ(消化の時間が稼げる♪)
20 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:46:32 ID:4xIHNNhs
小一時間後
アスカ「や~っとあたしたちの番ね!」
シンジ「僕は少なめでお願いします」
オマタセシマシタ!
アスカ「来た来た!いただきまーす!」パキッ
シンジ「いただきます」パキッ
アスカ「」ズボボッ!ズボッ! モグモグ…
シンジ「」ズボッ!ズボッ! モグモグ…
アスカ「……」
シンジ「?」
21 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:47:47 ID:4xIHNNhs
アスカ「うまい!!!」ダンッ!!
シンジ「ちょっ…アスカ、みんな見てるよ…」
アスカ「いいから、ほっときなさいよ…」ズボボッ!ズボッ! モグモグ…
シンジ「はぁ…」ズボッ!ズボッ! モグモグ…
アスカ「この特濃スープが堪らないわね」
シンジ「麺に凄くコシがあって美味しいよ」
アスカ「なんか柑橘系の風味がするわよ?」ズボボッ!
シンジ「たぶん柚子だと思う」
アスカ「ふ~ん、意外とマッチするのね」ズボボッ!
22 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:49:37 ID:4xIHNNhs
…
シンジ「ふぅ…」
アスカ「ん?あんた食べないの?」
シンジ「さすがにお腹苦しいよ…味も僕には濃すぎるし、美味しいことは美味しいんだけど…」
アスカ「じゃあ、あたしにちょうだい」
シンジ「うん、いいよ食べてよ」
・
・
・
アスカ「はぁ~食べた食べた!もうお腹いっぱいよ!」
シンジ「凄いなアスカ、スープまで完食だよ…」
アスカ「だって気に入ったんだもん」
シンジ「夜は食べなくても良さそうだね」
アスカ「そうね」
アスカ「あ、おみやげがあるわよ」
シンジ「ミサトさんにも食べさせてあげようか」
アスカ「そうしましょ」
23 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:52:08 ID:4xIHNNhs
アスカ「あ、そうだ、ちょっと行きたい店が有るから付き合いなさいよ」
シンジ「服でしょ?」
アスカ「そうよ、良くわかったわね」
シンジ「なんとなく、そう思った」
アスカ「気になってるのが有るのよね~」
シンジ「いいよ、行こうよ」
24 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:53:16 ID:4xIHNNhs
某ブティック
アスカ「有った有った!売れないでいて良かった~♪」
シンジ「早く買って帰ろうよ、落ち着かないよ…」ソワソワ
アスカ「ダメよ!一応試着しなきゃ買えないわ!」
シンジ「も~…」
アスカ「じゃーん!どうシンジ、似合ってる?」クルッ♪
シンジ「……」
アスカ「?」
シンジ「……」
アスカ「ちょっとバカシンジ、何ボーっとしてるのよ!」
シンジ「えっ?ああ…ごめん…//」
アスカ「似合ってるかどうか、聞いてんの!」
シンジ「う、うん…良く似合ってると思うよ!」
アスカ「そ、そう//?じゃあ買うわ♪」
25 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:55:12 ID:4xIHNNhs
アリガトウゴザイマシタ~
アスカ「結局、おこづかい全~部使っちゃったわ!」
シンジ「もう少し計画的に使おうよ」
アスカ「うるさいわね~、あたし達はエヴァンゲリオンのパイロットなのよ!」
アスカ「このくらい使ったってバチは当たらないわ!」
シンジ「そりゃそうだけど…」
アスカ「あんたも少しはファッションに気を使いなさいよね~、あたしに釣り合わないじゃない!」
シンジ「え?」
アスカ「あ…///」
アスカ「ふ、ふん!とっとと帰るわよ!///」
アスカ「荷物持ちなさいよね!」ドサッ!
シンジ「うわっ!わ、わかったよ…」
アスカ「~♪」ズカズカ
シンジ「……」テクテク
26 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:56:40 ID:4xIHNNhs
ミサト宅
アスカ「ただいま!」
シンジ「ただいま…」
ミサト「お帰り~」
アスカ「ふ~」ガタッ
シンジ「よっ…」ドサッ
ミサト「あらあら、ずいぶん買い込んだわね~、これ全部アスカの?」
アスカ「そ~よ、ここぞとばかりに服を買ったの」
ミサト「良いわね~、着て見せてよ♪」
アスカ「いいわよ」
27 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 16:58:44 ID:4xIHNNhs
アスカ「じゃーん、どうよ?(やば…なんかキツく感じる…)」クルリン♪
ミサト「可愛いじゃな~い」ニコニコ
アスカ「でしょ~?それなのにバカシンジったら、ボーっとしてるんだもん」
ミサト「見とれてたのよね~、シ ン ちゃん?」ニョニョ
シンジ「えっ?ま、まぁ…はぁ…///」
アスカ「見とれてたの…?」
シンジ「う、うん…///」
アスカ「……///」
アスカ「ねぇ…シンジも可愛いって思う…?///」
シンジ「……ウン///」
アスカ「声が小さいわよ…」
シンジ「お、思い…ます…///」
アスカ「///」ニヘラ
ミサト(あらあら、しっかりラブコメしちゃって…)ニコニコ
28 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:00:02 ID:4xIHNNhs
アスカ「の、喉が渇いちゃったわ!ジュース出して!///」ガタッ…ギシッ
ビリッ!
アスカ「ええっ!?」
シンジ「どうしたの?」
ミサト(ぶーーーっ!)
アスカ「や、破れた…」ワナワナ
シンジ「ええっ?」
アスカ「どうして!?サイズちゃんと見たのに?」
29 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:01:18 ID:4xIHNNhs
シンジ「食べ過ぎて太ったんじゃないの?」
アスカ「な、なんですってぇ!!」クワッ!
シンジ「だって僕の分も食べたじゃないか」
アスカ「バ、バカシンジ!!あんたがあたしに食べさせたからこうなったのよ!!」ドカッ!
シンジ「うわあああ!何すんだよ!」ガタタッ
アスカ「シンジが悪い!!シンジが悪い!!」ゲシッ!ゲシッ!
シンジ「いてて!止めろよアスカぁ!」
ミサト「ちょっ!アスカ止めなさい!」
30 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:03:54 ID:4xIHNNhs
アスカ「うわあああん!お気に入りなのにいいい!」
シンジ「あたた…」ヨロッ…
アスカ「うう…ひっく…」メソメソ
シンジ「……」
アスカ「ひっく…」メソメソ
シンジ(…まだ間に合うかな…)チラッ
シンジ「ちょっと出掛けてきます!」ダダッ!
ミサト「え?シンちゃんどこ行くの?」
アスカ「……?」グスッ…
31 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:07:40 ID:4xIHNNhs
ミサト「もう8時過ぎちゃったわよ…」
アスカ「……知らないわよ…あんなデリカシーの無いヤツ…」ムスッ…
ミサト「お腹すいたな~」
アスカ「スルメでもかじってたらぁ…」
ミサト「」
32 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:09:05 ID:4xIHNNhs
ミサト「じゃ、あたし先にお風呂入るからね」
アスカ「ええ…」
カチカチカチ…
アスカ(遅いわね…あのバカ…)
プシュー
シンジ「た、ただいま!」
アスカ「どこ行ってたのよ…」ムスッ…
シンジ「アスカ、これ」ガサッ
アスカ「何よ?あの店の袋じゃない…」ガサガサ
アスカ「あ…」
シンジ「ギリギリで間に合ったよ、同じのもう一着あるの見てたんだ」
33 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:10:57 ID:4xIHNNhs
アスカ「……」
アスカ「良くサイズ分かったじゃん…」
シンジ「洗濯者の僕に隙は無いよ」ニコ…
アスカ「そっか…」ニコ…
シンジ「さっきは無神経な事言ってごめん…」
アスカ「いいわよ…許したげる…」
シンジ「また来週、二人で出掛けようよ」ニコッ
アスカ「うん…///」ニコッ
34 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:13:20 ID:4xIHNNhs
シンジ「今度は食べ過ぎないようにね」
アスカ「!!?」
アスカ「あ、あんたバカぁ!?」バシッ!
シンジ「いてっ!!」
アスカ「あんたって何でそうデリカシーが無いのよ!?」
シンジ「ご、ごめん…」
アスカ「ほんっとにバカなんだから!///」フンッ!
シンジ「ごめん…」
アスカ「も~、すぐ謝るのやめなさいよ!」ガシッ
35 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/29(水) 17:15:05 ID:4xIHNNhs
チュ~!
シンジ「!?///」
アスカ「ふ、服のお礼よ!///」フン!
シンジ「あああ、ありがと…///」
脱衣場
ミサト(ふ~ん、シンちゃんもアスカもやるわね~♪)
ミサト(おかげで出にくくなったじゃない…)クシュッ!
ペンペン「アホ~アホ~」パタパタ
おしまい
36 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/30(木) 15:38:06 ID:qQpAZbo6
ご苦労さん
37 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/01(土) 05:13:09 ID:cwSD8soA
LASはいいねぇ
大勝軒はパイオニアとして有名なだけで旨くはないよな
転載元
アスカ「シンジ~、つけめんって何?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1369811779/ アイランド食品
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