1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:07:07.23 ID:bUguTPwj0
ミネバ「すまないハマーンもう一度頼む」
ハマーン「正確には、刺すと相手が私に夢中になる包丁ですが」
ハマーン「部屋を整理していたら、昔父から貰ったモノが出てきたのです」
キャラ・ミネバ「へ、へぇ………」
ハマーン「まだ父が健在な頃でしたか……。懐かしい。」
ミネバ「………へぇ」
キャラ「ふ、ふぅん……」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:08:04.53 ID:bUguTPwj0
ミネバ「ま、まさかとは思うがハマーン…」
ハマーン「まさかそんな、よその者には」
ミネバ「だ、だよな!よかった!」
キャラ「そうですよ、まさか」
ハマーン「ただ内輪には試しました。エンツォ大佐にお父様……結局どうなったかは忘却してしまいましたが」
ミネバ「 」
キャラ「 」
ちなみに上記の二人は既に他界している
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:13:20.37 ID:bUguTPwj0
ハマーン「眉唾ですが、本物ならば今度のティターンズやエゥーゴとの交渉に使えるやも知れません」
ミネバ(……交渉っていうより)
キャラ(………脅迫になるんじゃ)
ハマーン「早速試したいのですが」
ミネバ・キャラ「ふぇっ!?」
ミネバ「い、い、いやハマーン!た、た、確かに、この間ハマーンが出た後、トイレに入ったらすっごく臭かったとか!」
ミネバ「ハマーンとお風呂に入ってると変なものがたくさん浮いてくるとか!」
ミネバ「ハマーンが時々独り言で、いっそシャアを産みたい…とか言ってて気持ち悪いとかプル辺りに申したが!」
キャラ「ミネバ様……」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:14:56.75 ID:99xyJrqn0
ZZ当時でも充分若いだろハマーン
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:14:56.80 ID:pcnrjn4m0
迷走しすぎだろwwww
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:15:39.67 ID:bUguTPwj0
ミネバ「べ、べ、べつにハマーンが大好きではないわけではないというかだな!あのだな!そのだな!」アセアセアセアセ
ハマーン「何を仰います。女性であるミネバ様に使って何の意味があると言うのですか」
ミネバ「そ、そうか……」ホッ
キャラ(……流石はハマーン様、懐が広くてらっしゃる)
ハマーン「それにこのような物は……」
ミネバ「じゃあハマーン。そんなぶっそうなものは……」
ハマーン「やはり男に使用すべきでしょう」
ミネバ「えっ、つ、使うの?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:15:44.73 ID:Iap1lCQ5O
マシュマーは自ら刺さりに行った
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:17:30.44 ID:bUguTPwj0
ハマーン「誰か適当な男は通らないものか……」
キャラ「アハハハハハハハ、そんな都合よくいきませんって!第一あたし等が、こんな平民の来るようなカラオケルームにいるなんて誰も」
ミネバ「そうだ!そうだハマーン!だからそんなぶっそうなものはしまって………」
♪でででーでででででででーイェイ!でででーでででででででーイェイ!
ミネバ・キャラ「!?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:18:58.85 ID:bUguTPwj0
マシュマー「♪もーもいろの!かーたおもいー!こーいしてるー!まーじまじとーみぃーつめてーるぅ!」
マシュマー「♪ちーらちらってめーがあえーば」
マシュマー「♪むーねがキュールルン!!!!!!!!!!!!!!!」
ミネバ「なぁ………!」ガタガタガタガタ
マシュマー「♪ももいーろのファァァアアァァァアアァァァアアアアアアンタジィィイィィイーー!!!!!!」
でででーでででででででーイェイ!でででーでででででででーイェイ!
ミネバ「一体どこから入ったのだ……どこから………」ブルブルブル
キャラ(来たよバカが……)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:21:22.85 ID:bUguTPwj0
マシュマー「ピーーーーーチ!!!!!!」
キャラ「何がピーチだ!やかましいんだよ!」ガスッ!
マシュマー「何をする!『桃色片想い』の『桃色』はだな!すなわちハマーン様のことであってだな!」バンッ!
キャラ「……は?」
マシュマー「『桃色のファンタジー』とは『ファンタジー』すなわち『騎士』!すなわち『ハマーン様の騎士』つまりこのマシュマー・セロのことであってだな!!!!!!!」バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!!
キャラ「…………」
ミネバ「………」ガタガタガタガタ
マシュマー「ハマーン様ばんざああああああい!!!!!!ハマーン様ばんざあああああああああい!!!!!ハマーン様ばんざああああああい!!!!!!」バンッ!バンッ!バンッ!
キャラ「………」
マシュマー「アハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!
ミネバ「ふぇぇ………」ガタガタガタガタガタガタ
ハマーン(ちょっと強化しすぎたかな………)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:21:23.56 ID:AHITUS0A0
さすがだ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:23:16.18 ID:bUguTPwj0
ハマーン「おい、マシュマー」
マシュマー「わあ!!!!!!!こ、これはハマーン様!奇遇であります!!!!!!!!!!」
マシュマー「いや、断じて!!!!!!ハマーン様の居場所を部下のグレミーにストーキングさせていたわけではなく!!!!!!あくまで!!!!!!」
サクッ
マシュマー「偶然で………」
キャラ「 」
ミネバ「 」
ハマーン「なあ、マシュマー」グリグリ
マシュマー「……えっ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:25:02.88 ID:bUguTPwj0
ハマーン「………」グリグリ
マシュマー「 」
マシュマー(このマシュマー、ついにハマーンさまに嫌われてしまった……)
マシュマー(実らぬ愛とはいえ、ハマーン様……さようなら大好きなハマーン様……)
マシュマー(ハマーン様には嫌われたが、それでも私はいつまでも……ずっと………)
ハマーン「なあ、マシュマー」
ハマーン「わたしのこと、好きか?」グリグリ
マシュマー「……へっ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:26:03.24 ID:bUguTPwj0
ハマーン「好きかと聞いている」
マシュマー(な、何が何だか、い、意味が分からんが……)
マシュマー(そうか……これが巷で流行りのいわゆる)
マシュマー( ヤ ン デ レ というやつ)
マシュマー「ハマーン様……」
マシュマー「ばんざああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアい!!!!!!!!!!!!」バタン!
キャラ「ちょ!マシュマー!マシュマーーーー!!!!!!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:27:09.51 ID:bUguTPwj0
ゴットン「まだ息があります!救護!救護おおおおおおおおおおおお!!!」
グレミー「うわあああああ!!!マシュマーさまあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
イリア「強化しといて良かったですねマシュマー様」
マシュマー「 」
ミネバ「ふぇぇ………」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
ハマーン(どうやら本物のようだな……父上もとんだ遺産を残してくれたよ)
ハマーン「ふふふふふふ……遂に宇宙が我が手に……」
グレミー「マシュマーさまあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
ハマーン「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:31:43.52 ID:bUguTPwj0
【数日後】
―アクシズ・ハマーンの屋敷―
カミーユ「成金根性丸出しですね。小憎たらしいから小便壁にぶっ掛けてやりましょうか」チャー
エマ「おやめなさいカミーユ!!」
ブライト「しかし妙だな。急に和解がしたいと申し込むとは。しかもティターンズ込みだ」
ウォン「工作員に調べさせたが罠でもなさそうだ。しかし問題はティターンズだな。奴らはどう出るんだか」
ウォン「あれ。さっきまでいたクワトロ大尉は」
ブライト「……あれっ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:32:04.99 ID:99xyJrqn0
どこら辺が両思いなんだろう……?
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:33:55.72 ID:bUguTPwj0
ヘンケン「ハマーンの弱みを握るとかなんとか言って嬉々と横走りで駆けていきましたけど」
ウォン「なんなんだあの男は!まったく……のしつけてアクシズに置き去りにしてやろうか!」
ゴットン「エゥーゴの皆様」
ゴットン「本日はようこそ、おいでくださいました」ガラガラガラガラガラガラ
ヘンケン「あ、アクシズの方どう………」
一同(ガラガラガラ?)
マシュマー「ガハッ……ようこそ……いらっしゃった……ゴホッ!ガハッ!!!!!!」
一同「 」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:35:11.07 ID:bUguTPwj0
ゴットン「どうも担架の上から失礼します……」
マシュマー「ハァ、ハァ……こ……これは担架では………ない!た……多少……風通しの良いMAだ!!!!!!ガハッ!!!ガハッ!!!オエエェェェ……」
グレミー「マシュマー様!!!!!!!マシュマー様あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
ゴットン「やっぱり出迎えなんてムチャだったんですよ!病院に帰りましょう」
マシュマー「嫌だ!ハマーン様に頼まれたんだ!」
ゴットン「ハマーン様に刺される前の話でしょ!」
ブライト(は……ハマーンに……)
ヘンケン(さ……刺される前……?)
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:35:58.84 ID:bUguTPwj0
ゴットン「もう帰りますよ!ほら!あ、地図、置ときますから!」ガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
マシュマー「嫌だ!嫌なの………ガハッ!!!!ガハッ!!!!!ガハッ!!!」
グレミー「マシュマーさまああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
エゥーゴ一同「………」
カミーユ「帰りませんか」
ブライト「……そりゃ帰る気満々だよ。だがな、帰るったって帰れる状況か」
カミーユ「灯油蒔いて火を付けて、すぐにガンダムで逃げ出せば」
ブライト「……お前しか助からんだろうが」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:39:14.35 ID:bUguTPwj0
ヘンケン「し、しかしあの青年将校、目つきがおかしかった…よな」
エマ「そ、そうですよ。そんなハマーンがまさか、ねぇ」
ウォン「そうだ。いくらハマーンだって一国の長だし、なぁ!」
一同「アハハハハハ!!!」
カミーユ「ここです。つきましたよ」
一同「………」
コンコン
ハマーン「入れ!」
ブライト「……開けますよ」
ガチャ……
ウォン「し、失礼する………」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:40:12.11 ID:bUguTPwj0
ハマーン「………」
シロッコ「ハマーン様バンザーイ!!!!!!ハマーン様バンザーイ!!!!!!」
ジャミトフ「は………ハマーン様………バンザ………イ………」プルプル
キャラ「救護!救護だよおお!!!救護を呼びなああああああ!!!!!!!!!」
ミネバ「………ふぇぇ」ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク
ブライト「何が見えるカミーユ」
カミーユ「包丁もったハマーンと、泣きながら土下座するシロッコと、泣きながら血まみれになってるジャミトフです」
ヘンケン「的確な状況説明ありがとうカミーユ」
ブライト「退避!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:41:00.99 ID:bUguTPwj0
ダッ
ガシッ
ハマーン「どこへ行く俗物共」
ブライト「…………アハハ、ドウモ」
ハマーン「射撃用意」
兵士「………」ジャキッ
ミネバ・ブライト・ウォン・ヘンケン「ふぇぇ………!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:41:22.28 ID:oavR7JFB0
生の感情まる出しじゃねえか
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:42:49.06 ID:bUguTPwj0
ハマーン「改めてようこそエゥーゴの俗物共」
エゥーゴ一同「…………」
ハマーン「ご覧の通りティターンズはアクシズに下ったよ。これで邪魔は入らなくなったというものだ……なあ?」ギラッ
ブライト「え……ええ……まあ……」
ブライト(なぜ包丁なんてもの持っているんだこの女は!)
ハマーン(ふふふ、大成功だ。流石は刺すと相手が私に夢中になる包丁だ。)
ハマーン(手ごわいジャミトフはもちろん、シロッコに至っては見ただけで泣きながら私に下る始末……)
キャラ「急ぎな!まだ助かるよ!」
ジャミトフ「ぅぅ………」 ガラガラガラ
シロッコ「ジャミトフぅぅぅぅ!!!!!!ジャミトフかっかああああああ!!!!!!」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:46:17.96 ID:bUguTPwj0
ハマーン「さて、そちらの代表者はどなたかな?」ギラッ
一同「 」
ハマーン「これは刺した相手が必ず私に夢中になるという包丁でなぁ……」
一同「へ……へぇ……」
ハマーン「どうやら、今まで使用した例を見ると、代表者を刺せば…自ずと部下共も私に夢中になるシステムのようだ…。フフフ」
今まで使用した例
ラカン→ドーベンウルフ隊
ヤザン→ラムサス・ダンケル
NEW! ジャミトフ→シロッコ
ハマーン「フハハハハハハ!!!!!!」
カミーユ「……命乞いしてるだけなんじゃないんですか」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:47:26.53 ID:bUguTPwj0
ハマーン(つまり、代表者をぶっ刺せば……)
ハマーン(シャアは自ずと私のものに!!!!!!!!!!!!!!!)
ハマーン「………代表者は誰だ!!!!!!」
ブライト・ヘンケン「ウォンさんじゃありませんか」
ウォン「え!」
ハマーン「お前か……お前が代表者か…………」ギラッ
ウォン「い、いや、わ、私はスポンサーっていうか…喋るATMみたいな感じで……アハハハハハ」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:48:25.34 ID:bUguTPwj0
カミーユ「その割にはアーガマに来てああだこうだ言ってますよ」
ブライト「そうですよ。なんかグジグジグジグジ、アーガマに来ちゃしつこく指図するじゃありませんか」
ハマーン「やはり貴様か……」ギラッ
ウォン「ひぃっ!!包丁下ろして!私はデイサービス感覚です!!!むしろエゥーゴはアーガマやられたらヤバいんでブライト艦長の方が代表者っぽいと思います!!!!!!!!!」
ハマーン「………」ギロッ
ブライト「 」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:49:08.55 ID:bUguTPwj0
ブライト「ち、違います!!!!!もうアーガマとかホンッッットにショボくさいと思います!!!!!!!僕たちは天下のラーディッシュさんの金魚のフンですから!!!!ねっ!!」
ハマーン「ほう……」ギロッ
ヘンケン「いやいやいやいやいや!!!アーガマさんの方が最新のMSとか一杯積んでるし、カミーユとかクワトロ大尉とかいるし!こっちなんてカツしかいないし!」
ブライト「で、でも僕が来る前はあなたが艦長でしたし!キャリアで言えばヘンケン艦長の方が!ホラッ!」
ヘンケン「よっ!天下のホワイトベース!」
ブライト・ヘンケン「……」
オマエガスゴイ!オマエノガスゴイ!フザケルナ!オマエノガウツワガアル!イヤオマエノガカッコイイ!オマエノホウガステキ!
カミーユ「大人って醜いですね」
エマ「ね」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:52:55.34 ID:bUguTPwj0
ハマーン「………もういい」
ブライト「えっ」
ハマーン「代表者が決まらなければ仕方有るまい」
ヘンケン「じゃあ……」
ハマーン「 ま と め て 串 刺 し に す る 」
ブライト・ヘンケン・ウォン「 」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:54:52.02 ID:bUguTPwj0
ハマーン「………」ギラッ
ウォン「エゥーゴは全面的にアクシズを支援します!ハマーン様に月とかあげます!そ、そうだ!クワトロ大尉もあげちゃう!もうみんなあげちゃう!」
ウォン「ほら、お前たち!ハマーン様バンザーイ!!!」
ブライト「ハマーン様バンザーイ!!!」
ヘンケン「ハマーン様バンザーイ!!!」
カミーユ「ババーア様バンザーイ」
ハマーン「……」
ブライト「アハハハハハすいませんね出来の悪い部下で!!!!」ドゴォ!ドゴォ!ドゴォ!
ウォン「今修正してますんで!アハハハハハ!」ドゴォ!ドゴォ!ドゴォ!
ヘンケン「歯ァ食いしばれ!!!すいませんねハハハハ」ドゴォ!ドゴォ!ドゴォ!
カミーユ「んほぉ!!!!!!!」
ハマーン「………」
ブライト「これがホントのジェットストリームアタック!!!なんちゃってアハハハハハ!!!」ドゴォ!ドゴォ!ドゴォ!
カミーユ「こ……これが……大人のやることかよ…………」
エマ「カミーユ……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:57:40.06 ID:bUguTPwj0
ブライト(なぜだ……なぜこんなことになった………)
ブライト(入り口で武器を分捕ったのもこういう……あああミライ!チェーミン!ハサウェイ!)
ハマーン「……もうよい」
ブライト「えっ」
ハマーン「もうよいと申している」
ウォン「あ、そうですか。では書類は後日郵送しますから。はい、では失礼しま」
ハマーン「私は口約束はもちろん、誓約書の類は信用しない性でね」ガシッ
ハマーン「ここに確実な手段がある以上、使わぬ手はあるまい。……だろ?」ギラッ
ブライト・ヘンケン・ウォン「ひ……ひぃぃぃ!!!!!!」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:58:14.10 ID:6Hm35rsH0
漫画であるよね
アクシズのハマーンさんっていう。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 18:59:13.02 ID:bUguTPwj0
ハマーン「終わりにしよう………」ムワッ
ブライト(に……逃げたい!逃げたいが)
ハマーン「フフフフフフ………」ギラッ
ヘンケン(動けない……ぜんっっっぜん動けない!)
ハマーン「フフフフフフ!!!!!!覚悟しろ!」
ウォン(こ、これがニュータイプのプレッシャーか……)
エマ「た、助けようにも動けないわ……クッ」
カミーユ「飽きたんでそこのバナナ食べてもいいですか」
ハマーン「好きにしろ。邪魔はするなよ」
カミーユ「どうも」モグモグ
エマ「カミーユ……」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:00:21.07 ID:bUguTPwj0
ハマーン「では三人まとめてやらせて貰う!」
ブライト・ウォン・ヘンケン「 」
ミネバ「こわい……ハマーンがこわいよぉ…もうやだぁ………やだよぅ…………」ブルブルブルブルブルブル
ハマーン「フハハハハハ!!!!!!」
ガチャッ
一同「!?」
ハマーン「だれだっ!」
クワトロ「ハハハハハ!!!!!!!!!」
エゥーゴ一同「クワトロ大尉!!!」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:05:03.71 ID:bUguTPwj0
ウォン「た、大尉!あんた今まで何をやっていた!」
クワトロ「ヘンケン艦長に申し上げた通り、ハニャ……いや、ハマーンの弱みを握りに行っていたのです」
ハマーン「!!!」
ブライト「ハマーンが動揺している!」
ウォン「なんと!これでハマーンに刺されなくても済むかもしれん……」
ヘンケン「希望だ!クワトロ大尉はエゥーゴの希望だ!」
ブライト「で、何が見つかった!」
ハマーン「ぐっ………」
クワトロ「何も」
ウォン「えっ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:06:06.28 ID:bUguTPwj0
クワトロ「ですから何も見つからなかったと申し上げています。やるな、ハマーン」
一同(役立たずが!!!!!!)
ハマーン(ほっ………)
カミーユ「大尉もバナナ食べます?」
クワトロ「ああ。しかし私はもう少し熟していた方が好きだ。リンゴのとなりに置いておこう。よいしょ」
ブライト・ウォン・ヘンケン(コイツら…………)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:06:40.24 ID:RZ4FwB0O0
クワトロ・バナーナ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:07:14.12 ID:bUguTPwj0
ハマーン「では遠慮なくやらせてもらう!!!!」ジャキッ
ブライト「はっ!」ビキーン!
ブライト「いや…待て!ハマーン!」
ハマーン「なんだ!」
ブライト「……そういえば、クワトロ大尉、准将からエゥーゴの跡継ぎをあなたに頼みたいって…この間言われてませんでした?」
クワトロ「……えっ」
ウォン「そう言えば。私も聞いたなぁ……そんなこと」
ヘンケン「私も!私も!」
カミーユ「僕も聞きましたよ」
エマ「私もです」
クワトロ「えっ」
ハマーン「……」
クワトロ「えっ?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:09:42.59 ID:bUguTPwj0
ブライト「ブレックス准将が席を外している今、実質的にこの場に置いてはクワトロ大尉がエゥーゴの代表者と呼べるのではないだろうか」
クワトロ「い、いやまあ……確かにそうとも言えなくはないが正式に引き受けた訳では」
ウォン「そうだ!むしろクワトロ大尉が代表者じゃないんだったら、お金出すの止めちゃおう!」
ヘンケン「これはたいへんだー!スポンサー様には逆らえないぞー!」
クワトロ「い……いや、なんだ、何この空気は……」
一同「クッワトロ!クッワトロ!クッワトロ!クッワトロ!クッワトロ!クッワトロ!クッワトロ!」
クワトロ「……何故そんなに君たちは………」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:11:41.94 ID:bUguTPwj0
ハマーン「………」
カミーユ「あなた、大尉に惚れてるんじゃないんですか」
ハマーン「……何を!」
カミーユ「ニュータイプの勘です。よく考えてみれば、ブライト艦長達を刺そうとしたのも大尉を……」
ハマーン「黙れ!俗物!」
カミーユ「でもそんな面倒なことしなくても、直接大尉をぶっ刺した方が話が早い……そうじゃありませんか」
カミーユ「チャンスだ、ハマーン!」
ハマーン「!」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:14:23.99 ID:pcnrjn4m0
なんで煽ってんだよwwwwwww
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:14:38.94 ID:bUguTPwj0
ブライト「よし!大尉を押さえつけろ!」ガシッ
ヘンケン「絶対に逃がすな!!!!!!」ガシッ
ウォン「殺せー!!!!!!」ガシッ
クワトロ「ちょ!待て!待て!待って!!待ってくれ!!!!」ジタバタジタバタ
カミーユ「アハハハハハ!!!」ガシッ
ハマーン「………私は」
マハラジャ(亡霊)『ガンバ!ハマーン!』
ハマーン「お父様!?」
マハラジャ(亡霊)『今こそシャアを抹さつ……いや、ハートを仕留める時だ!ハマーン!私も応援してるゾッ!』
ハマーン「……お父様」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:15:30.36 ID:bUguTPwj0
クワトロ「ハマーン!!アクシズから出て行ったとき、お前の通帳持ち出したことは謝罪しよう!すまない!」
ハマーン「私そんなこと全然気にしていない」
クワトロ「ではアレか!君名義のクレジットカードを使い込んでいた件か!」
ハマーン「全然気にしてない」
クワトロ「では、君のスカートを私が時々こっそりと履いていた件か……いや、それとも……」
クワトロ「なにか……なにが………」
ハマーン「安心しろ。私はお前に対して何も恨んではいないよ、もう」
クワトロ「えっ……」
ハマーン「………ふふっ」ニコッ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:16:37.01 ID:RiKQssvg0
殺せてwwwwwww
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:16:57.55 ID:bUguTPwj0
クワトロ「ハマーン……そうか」
クワトロ「ならば」
サクッ
クワトロ「………」
ハマーン「だって、もうあなたは私のものになるのですから……」グリグリ
クワトロ「へっ………」
ハマーン「 シャア大佐 」グリグリグリグリ
クワトロ「 」
ハマーン(ありがとう……お父様…みんな………)グリグリグリグリグリグリグリグリ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:18:09.75 ID:RZ4FwB0O0
そんなグリグリしたら死んでまうぞ・・・
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:19:29.45 ID:bUguTPwj0
―――――――――
バナージ「えっ……で、どうなったのその……シャアとか言う人」
オードリー「ふふっ」
バナージ「ま、まさか死んだんじゃ……」
オードリー「まさか。ハマーンは優しいもの」
バナージ「や……優しいんだ」
オードリー「それでねバナージ」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:20:33.78 ID:+n3drFVR0
バ・・・バナージお前・・・
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:21:04.72 ID:ovPGM3eC0
バナージ! 逃げろー!
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:22:05.81 ID:bUguTPwj0
―病院―
クワトロ「………」
ハマーン「目覚めたか、シャア」
クワトロ「……ハマーン」
ハマーン「間抜けなやつめ。1月は眠っていたぞ」
クワトロ「えっ!」
ハマーン「しかもすでにエゥーゴは我がアクシズのもとに下った」
クワトロ「………」
ハマーン「つまりは私が宇宙の覇者となったわけだ……フフフッ」
クワトロ「そうか。めでたいなハマーン」
ハマーン「それよりどうだ、シャア。包丁の効き目はあったか?」
クワトロ「…私がそのようなくだらない脅しに屈すると思うか」
ハマーン「そうか……肝心のお前には効き目は無かったか……」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:23:48.03 ID:bUguTPwj0
クワトロ「……そのようだ」
ハマーン「つまり……お前はこの期に及んでも私には下らないと」
クワトロ「そうだ、ハマーン。包丁にそんな効果があるわけがない。君の父上の妄言だろう。」
ハマーン「やはりそうだったのか。残念だな」
クワトロ「間抜けなふりが下手だな。分かっていた上の行動だろう。私をここから出してくれ。君の邪魔はしない。」
ハマーン「分かったよ……シャア」
クワトロ「素直だな」
ハマーン「……お前を苦しめてしまったことは自覚していたからな」
クワトロ「………ハマーン」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:25:52.24 ID:bUguTPwj0
クワトロ「出る。治療費は指定の口座から引き落としてくれ。残念だがもう二度と会うこともあるまい」
ハマーン「では」
クワトロ「ああ」
ハマーン「 効 く ま で 刺 そ う か な 」ギラッ
クワトロ「ハマーン!!!ケッコンシテクレ!!!!!!!!!!!!!」
ハマーン「シャア大佐!!!!ハマーンうれしい!!!!!!!!!!!」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:27:17.10 ID:bUguTPwj0
キャラ「よ、よかったですねハマーン様……」
ミネバ「よかった……のか……?」ブルブルブルブル
マシュマー「ハマーン様バンッッッザーーーガハ!ガハ!!!!!!!オェェエエェェ………」バタン
キャラ「ま、マシュマー!!!!!!救護!!!救護!!!!!!」
マシュマー「 」
―――――――
オードリー「その後、ハマーンとシャアは幸せになったのよ。今でもラブラブで羨ましいわ」
バナージ「し……幸せ……なのかな……」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:27:34.48 ID:RP+zgTkC0
えんだぁああああ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:28:40.69 ID:RZ4FwB0O0
いやああああああ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:30:08.09 ID:bUguTPwj0
オードリー「ごめんなさい。私の家族の話って……こんな感じなんだけれど」
オードリー「ちょっと変よね。でも両親がいないから、ハマーンとシャアの話くらいしかなくって……」
バナージ「ううん、嬉しいよ。なんだかもっと……オードリーのことがよく知れて。」
バナージ(死ぬほど怖かったけど……)
オードリー「そ、そう?」
バナージ「ああ」
オードリー「よかった……」ギュッ
バナージ「!」
バナージ(……僕達にはそんなもの必要ないよね)
バナージ「……」ギュッ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:34:59.22 ID:bUguTPwj0
オードリー「あっ、ところでバナージ」
バナージ「なんだいオードリー」
オードリー「私、昨日ハマーンから……その時の」
オードリー「 包 丁 、 貰 っ た ん だ け ど 」にこっ
バナージ「ふぇっ………?」
おしまい
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:36:09.41 ID:bUguTPwj0
ドズル(亡霊)『ミネバ!ガンバ!』
ありがとうございました
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:36:22.12 ID:qq8q2MSQ0
シャア「いやああああああああああああああああああああああああああああ」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:37:41.28 ID:0R95/9a80
乙
クソワロタ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:39:40.90 ID:pcnrjn4m0
乙
こういうのいいな
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:41:05.14 ID:6+NtyPjr0
乙
ミネバ様もご立派になられた……
まぁバナージ君は勘がいいから大丈夫
色んな人を無意識に引き付けるけど
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:41:16.60 ID:KYdSpqkn0
乙良い感じに酷かった
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:41:33.20 ID:yqAmAIwA0
ワロタ
乙だ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/10/17(水) 19:43:06.17 ID:5Zoul6PeI
乙
そういやOVAだとバナージとミネバのその後が描かれるとかいう話だな
どうなるか楽しみ
転載元
ハマーン「刺すと両想いになれる包丁です」ミネバ「ふぇっ!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350464827/
バンダイビジュアル (2002-04-25)
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このマハラジャ・カーンは間違いなくヒゲの方のマハラジャ提督
しかしこの包丁ではなく性能からして宝重だろ
ハートキャッチ(物理)ですか、わかりません