1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:28:51.33 ID:1cDRNX9w0
ミーナ「501にイジメはありません(キリッ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:31:05.79 ID:8So0cyKO0
ペリーヌやらガナハやらはいじめられてこそ輝く
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:34:44.00 ID:1cDRNX9w0
シャーリー「ヘッヘッヘ」クチャクチャ
ルッキーニ「シッシッシ」ニヤニヤ
坂本「ペリーヌ! 貴様何やっとるかぁっ!! 発進の命令はすでに出ているぞ!」
ペリーヌ「ビクッ)も、申し訳ありません坂本少佐! ですがわたくしのストライカーユニットが……」
坂本「あぁん?……貴様まさか自分のストライカーユニットが見当たらないとでも?」
ペリーヌ「は、はい! きっと誰かが隠して……」
坂本「貴様ぁ!! 自分の管理不行きを他人のせいにする気かぁっ!」
シャーリー「ヘッヘッヘ」クチャクチャ
ルッキーニ「シッシッシ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:40:46.27 ID:1cDRNX9w0
坂本「シャーリー! ペリーヌを抑えつけろ! 修正してやる!」
シャーリー「オッケー」クッチャクッチャ
ガシッ
ペリーヌ「ま、待ってください少佐! わたくしそんな――」
坂本「歯ぁ喰いしばれぇええええええ!!」ドガッ
ペリーヌ「――がっ! あ…あ……あが、あが、あがっ……」ポタポタ
坂本「フン! 貴様は今日一日反省してろ! 行くぞシャーリールッキーニ!」
シャーリー「りょーかーい、へっへっへ」クチャクチャ ペッ
ビチョッ
ペリーヌ「…………」
ペリーヌ「眼鏡が割れてしまいましたわ……」
次の日、ペリーヌ・クロステルマンのストライカーユニットはオイルまみれで発見された。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:42:24.11 ID:x6Wa9pIr0
シャーリーがこんなことするわけないだろいいかげんにしろ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:44:38.10 ID:RdkNYyy20
そうだそうだこんなことするのはリーネちゃんしかいない
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:46:31.06 ID:1cDRNX9w0
ミーナ「みなさん、今月のお給料よ」
宮藤「わーい! リーネちゃん、お買い物行こうよ」
リーネ「うんっ! わたし欲しい物があったんだ」
ペリーヌ「あ、あの、中佐……」
ミーナ「あら、どうしたのペリーヌさん」
ペリーヌ「あの、わたくしのお給料の額が……」
ミーナ「?」
ペリーヌ「先月よりもだいぶ下がっているようなのですが……」
ペリーヌ「というか、先月も少なかったような……」
ミーナ「あらあら、ちょっと明細書見せてくれる?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:52:10.36 ID:1cDRNX9w0
ミーナ「うーん……金額はあってるわよね? 私も預かっているのをそのまま渡しているだけだから」
ミーナ「ごめんなさいね。でもこれだけあれば充分でしょ?」
坂本「おーい、ミーナ。ちょっと来てくれー」
ミーナ「あ、はーい。それじゃあね、ペリーヌさん」
ペリーヌ(これじゃあ、ガリアを取り戻した時の復興資金が……)
シャーリー「へっへっへ」クチャクチャ
ルッキーニ「シッシッシ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 01:58:21.69 ID:1cDRNX9w0
シャーリー「よぉ、ペリーヌ。あたしらこれから町に行くんだけどさー」
ペリーヌ「あ、あら、そうですの? よろしいんじゃなくって?」
シャーリー「それでさぁ……ちょーっとお金貸して欲しいんだわ」
ペリーヌ「は? な、何を言ってますの!? あなたたちもお給金頂いたのでしょう?」
シャーリー「いやぁ~まだバイクのローンが残っててさ。ウチら庶民は生活苦しいんだわ」
ペリーヌ「お、お断りしますわ! このお金は大切な――」
ドンッ!
ペリーヌ「びくっ!?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:03:48.41 ID:1cDRNX9w0
シャーリー「てめえ……上官の言うことが聞けないってのか? あん?」
ルッキーニ「シッシッシ、シャーリーは大尉様なんだぞぉ~」
ペリーヌ「そんな……あんまりですわ!」
シャーリー「つべこべ言わずによこせ!」バッ
ペリーヌ「あっ!」
シャーリー「ヘッヘッヘ、心配すんなって。そのうちちゃーんと返してやっからさ」
ルッキーニ「じゃーね~」
ペリーヌ「…………」ジワッ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:09:08.54 ID:1cDRNX9w0
シャーリー「おーい、リーネ宮藤ー、これからみんなで町行って遊ぼうぜ! 全部あたしのおごりだ」
宮藤「えっ! ホントですかシャーリーさん!」
シャーリー「おうっ! たまには『上官』らしいことしないとな!」
宮藤「わーい!」
ペリーヌ「眼鏡の修理もまだなのに……」
眼鏡が破損したままネウロイとの戦闘に挑んだペリーヌ・クロステルマンはその日撃墜された。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:15:21.58 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「あの……サーニャさん、夜間哨戒よろしくお願いしますわね」
サーニャ「…………」
ペリーヌ(サーニャさんはおとなしい方ですから酷いことはなさらないはず……)
サーニャ「……発進します」
ペリーヌ「あ、あら? ちょっと待ってくださいまし。わたくしまだストライカーを……」
ペリーヌ「――痛っ!?」
ペリーヌ「な、なんですの!? ストライカーの中に何かが……画鋲?」
ペリーヌ「誰がこんな酷いことを……」
サーニャ「チッ……早くしてくれませんかペリーヌさん」
ペリーヌ「は、はい。申し訳ありませんわ……」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:21:22.81 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「そ、それにしても夜間飛行は何度やっても慣れませんわね」
ペリーヌ「サーニャさんはさすがナイトウィッチですわ」
ペリーヌ「サーニャさんのおかげでわたくしたち、夜も安心して眠れるのですから」
ペリーヌ「本当……感謝していますのよ?」
サーニャ「…………」ジャカジャカ♪
ペリーヌ「……あの、サーニャさん。さっきからイヤホン付けてラジオ聴いてらっしゃるようですけど……」
ペリーヌ「哨戒中に危険なのでは……?」
サーニャ「…………チッ」
ペリーヌ「い、いえ! もちろん、サーニャさんの魔導針ならそんなことでネウロイを見逃すなどということは……」
ピッ――ガガッ……
ペリーヌ「あら……通信?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:27:53.26 ID:1cDRNX9w0
エイラ『おーい、サーニャ~。聞こえるカー』
サーニャ「エイラ」
エイラ『今日はわたし行けなくてごめんナ~』
サーニャ「ううん、いいの」
エイラ『でも酷いよナー、クソメガネが一緒なんて最悪ダロ~』
サーニャ「うん……最悪」
ペリーヌ「…………」
サーニャ「なんかさっきから一人で必死に喋ってる」
エイラ『マジカー……サーニャはおとなしいからナー。もしかしたらトモダチになりたいんじゃないカー♪』
サーニャ「……きもい」
エイラ『エー、なってやれヨ、サーニャ』
サーニャ「エイラのバカ……」
エイラ『ムーッ、バカってことはないダロー』
サーニャ「じゃあエイラがなってあげれば?」
エイラ『ムリダナ(・×・)』
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:34:06.42 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「ゴ、ゴホンッ……。サ、サーニャさん、通信でのお喋りは感心しませんわ」
エイラ『んっ? ナンカキコエタカ?』
サーニャ「ペリーヌさんが通信やめろって」
エイラ『ハ? アイツなに偉そうなことイッテんダ』
サーニャ「もう切るね。さっさと哨戒終わらせたいから」
エイラ『オウッ、悪かったナ。ガンバレヨ~』ガチャッ
ペリーヌ「…………」
サーニャ「…………」
ペリーヌ(月が……なんだか不気味ですわ……)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:29:15.33 ID:/XhYoJwb0
全員ひでえ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:33:31.77 ID:Td69NRK+0
まだ芳佳がいる
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:39:59.67 ID:1cDRNX9w0
サーニャ「……ペリーヌさん」
ペリーヌ「えっ? は、はい! なんですの!」
サーニャ「前、言ってましたよね」
ペリーヌ「へ?」
サーニャ「わたしのこと、いるのかいないのかよくわからない幽霊みたいだって」
ペリーヌ「えっ、あ、あれは……その……」
ペリーヌ「き、気を悪くしてたなら謝りますわ! ですがわたくし別にそんなつもりじゃ――」
サーニャ「わたし、いなくても平気ですよね」
ペリーヌ「へ?」
サーニャ「わたし帰りますから、あとは一人でお願いします」
ペリーヌ「えっ、ちょ、ちょっと待ってくださいまし! そ、そんなわたくし一人じゃ、あっ――」
ペリーヌ「サ、サーニャさーーん!!」
ペリーヌ「あ……あ……」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:46:30.16 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「ほ、本当に行ってしまわれましたわ……」
ペリーヌ「わ、わたくし一人じゃこんな暗闇どうしようもありませんわ」
ルールー……ルールー……♪
ペリーヌ「あら…… 何かしらこの歌は……?」
ネウロイと遭遇したペリーヌ・クロステルマンは何も出来ずに撃墜された。
【次回予告】
――大変ですわ!
わたくしがぶつかったせいでバルクホルン大尉がネウロイの攻撃を受けて大怪我をしましたわ!!
宮藤さんが治療している間、わたくしがネウロイからの攻撃を防いでるのですけどシールドがもうもたない!?
32 :
忍法帖【Lv=19,xxxPT】 :2012/02/17(金) 02:49:14.92 ID:nuG2pFPjO
ペリペリ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:53:18.89 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「わ、わたくしのせいでバルクホルン大尉が……! お願い宮藤さん! 大尉を助け――」
宮藤「集中できないんで黙ってもらえますか!!」
ペリーヌ「……はい」
宮藤「ハァ…ハァ……落ち着いて……集中しなきゃ……」
バルクホルン「み、宮藤……私のことはいい……早く敵を倒せ」
宮藤「嫌です! 放ってはおけません! わたしたち仲間じゃないですか!」
宮藤「必ず助けます!」
バルクホルン「いいんだ……もういいんだ……。最後に宮藤……私を『お姉ちゃん』と呼んでくれないか?」
ペリーヌ「も、もうシールドがもちませんわ……!」
宮藤「最後にだなんて嫌です! 基地へ戻ったらいくらでも呼んであげます! だから――諦めないで!」
バルクホルン「み、宮藤――うっ!」
宮藤「バルクホルンさん!!」
ペリーヌ「シ、シールドが……きゃあっ!!」パリーン
ズゴーン!
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 02:59:28.89 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「くっ、ネウロイのビームが肩に……! で、ですがここをどく訳にはいきませんわ!」
ペリーヌ「わたくしの身を盾にしてでも大尉をお助けせねば!」
ペリーヌ「宮藤さん! は、早くっ! 大尉を……!」
しーん。。。
ペリーヌ「あら……宮藤さん?」キョロキョロ
ペリーヌ「二人とももういませんわ」
バルクホルン「うおおぉぉおおおおおおおおっ!!」バババババッ
ドガーン!
ペリーヌ「バルクホルン大尉がネウロイを倒してしまいましたわ」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:05:26.88 ID:1cDRNX9w0
ミーナ「バカッ!」パシンッ
バルクホルン「っ!? ミーナ……」
ミーナ「あなたまで失ってしまったら私はどうすればいいの!」
ミーナ「私たちは家族でしょう!? この部隊のみんながそうなのよ!」
ペリーヌ「くっ……! か、肩が……結構深手だったみたいですわね」
ミーナ「死に急いじゃ駄目よ! クリスのために、みんなのために!」
バルクホルン「すまない……そう、だな」
ペリーヌ「血がいっぱい出てますわ。死にそうですわ」
ペリーヌ「宮藤さんの治癒魔法で……」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:11:03.88 ID:1cDRNX9w0
宮藤「バルクホルンさーん!」
バルクホルン「宮藤……迷惑を掛けたな」
宮藤「い、いいえ! バルクホルンさんが無事ならそれで」
ミーナ「さあ、早く帰りましょ。きっとみんな待ってるわ」
宮藤・バルクホルン「了解!」ブーン
ペリーヌ「みんな行ってしまいましたわ」
ペリーヌ「肩が痛いですわ腕が上がりませんわ」
ペリーヌ「ハァハァ……なんとか基地に戻りませんと……」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:17:57.91 ID:1cDRNX9w0
【基地】
エーリカ「宮藤ー! トゥルーデを助けてくれたんだって!?」
宮藤「えっ、そんな。わたしはわたしの出来ることをしただけで」
リーネ「でもすごいよ、芳佳ちゃん!」
ペリーヌ「ハァハァ……なんとか基地までたどりつけましたわ」
宮藤「あ、ペリーヌさん」
エーリカ「…………」スタスタ
バギッ!
ペリーヌ「――がっ!? あ、あ……あが、あが、あがっ……」ポタポタ
エーリカ「お前のせいでトゥルーデが!」
エーリカ「宮藤がいなかったらトゥルーデ死んじゃってたかもしれないんだぞ!」
ペリーヌ「も、申し訳ありません……」
エーリカ「お前が代わりにやられてればよかったんだ!」ドンッ
ペリーヌ「……眼鏡のフレームが曲がってしまいましたわ」
ネウロイの攻撃を受けたペリーヌ・クロステルマンは治療が遅れて傷が悪化、生死の境を彷徨った。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:23:33.47 ID:1cDRNX9w0
宮藤「お茶の時間ですよぉ」
【ミーナ/バルクホルン/エーリカ】
ミーナ「トゥルーデ、もう傷の具合は大丈夫なの?」
バルクホルン「ああ、宮藤の治癒魔法は完璧だ。それにしてもミーナ、心配掛けてすまなかったな」
エーリカ「ホント、トゥルーデになんかあったらクリスに顔向けできないよー」
アハハウフフハハハ……
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:28:58.38 ID:1cDRNX9w0
【宮藤/リーネ/坂本】
宮藤「あれ? 坂本さん、こっちに座るんですか?」
坂本「ん? なんだ宮藤、私が同席するのは不服か?」
宮藤「い、いえ! そんなことありません! すごく……すごく嬉しいです」
坂本「ハッハッハ、たまには新米たちとこういう席で話でもしないとな!」
リーネ「坂本少佐、お茶をどうぞ」
坂本「おっ、すまんなリーネ。ふむ、いい香りだな」
リーネ「私の実家から送られて来たんですよ」
宮藤「お菓子も食べてください坂本さん。わたしとリーネちゃんで作ったんですよぉ」
坂本「お前たちは器用だなぁ」
アハハウフフハッハッハ……
【シャーリー/ルッキーニ】
シャーリー「へっへっへ……見ろよアイツ」クチャクチャ
ルッキーニ「シッシッシ、ぼっちぼっち」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:31:01.33 ID:/XhYoJwb0
でも美化しすぎだよな
現実なら絶対こういうイジメ有るだろ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:34:16.86 ID:1cDRNX9w0
【エイラ/サーニャ】
エイラ「サーニャ、ホラお菓子タベロ」
サーニャ「うん……」モグモグ
エイラ「ホラ、こっちのもタベロ」
サーニャ「うん……」モグモグ
エイラ「ホラ、こぼしてるゾ」
サーニャ「うん……」モグモグ
エイラ「うまいか? サーニャ」
サーニャ「うん……」モグモグ
【ペリーヌ/クロステルマン】
ペリーヌ「…………」ポツーン
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:39:05.42 ID:R9V9AlmUO
ペリーヌは負けない
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:40:57.27 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「あの、ミーナ中佐」
ミーナ「あら、どうしたのペリーヌさん」
ペリーヌ「わたくし部屋に戻らせていただきますわ」
ミーナ「あらどうして?」
ペリーヌ「…………」
バルクホルン「ペリーヌ、これは部隊内の親睦を深めるためのお茶会だぞ。自分勝手な行動は許されない」
ペリーヌ「親睦……」
エーリカ「そうだペリーヌ! ヒマならなんかやってよ」
ペリーヌ「は? 何をですの?」
エーリカ「芸だよ、芸! 『トネール(笑』だっけ? あれでなんかやってよ」
ミーナ「あらいいわね」
ペリーヌ「なっ……わたくしの固有魔法はそんなことのためにあるのではなくってよ!」
バルクホルン「ペリーヌ! ハルトマンはお前に気を遣って言ってるんだ。お前は未だに部隊の輪に溶け込めていないからな。
少しは自分からコミュニケーションを取ろうとは思わないのか?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:46:48.39 ID:1cDRNX9w0
エーリカ「そーだぞー、ペリーヌ。ほら、早くやれよ~」
ミーナ「うふふ、ペリーヌさん、ほら真ん中に行って。頑張ってきなさい」
ペリーヌ「う、うう……そこまでおっしゃるのなら……わかりましたわ」スタスタ
坂本「ん? なんだあいつは」
リーネ「さあ?」
ペリーヌ「ゴホンッ……み、みなさん! 不肖ペリーヌ・クロステルマン、これよりピカチュウのモノマネを致しますわ」
エイラ「ナンダナンダ」
ペリーヌ「ぴっ……ピカーッ!!」バチバチバチッ
サーニャ「まぶしい……」
エイラ「オイ、クソメガネ! サーニャが眩しがってんダロー」
エーリカ「つまんないなー」
宮藤「なにしてるんですかねぇ?」
リーネ「さあ?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:48:07.60 ID:qI+FZKzv0
ペリーヌぺろぺろーぬ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:52:20.18 ID:nZf0P9rQ0
ペリ犬になんか恨みでもあんのかwww
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:53:31.41 ID:1cDRNX9w0
シャーリー「おい、ルッキーニ。あれやれよ」
ルッキーニ「シッシッシ」
ペリーヌ「ピカーッ! ピカーッ! ぴっ……」バチバチバチッ
ルッキーニ「ジャンジャ~ン! ルッキーニ仮面参上!」
ルッキーニ「喰らえネウロイ! 必殺ウォーターガン!」ビューッ
ペリーヌ「へっ? きゃあっ!?」ビリビリビリビリッ
ペリーヌ「あばばばばば――感電してっ! あばばばばばっ!?」ビリビリビリビリッ
宮藤「アハハハハッ! ルッキーニちゃんすごーい!」
エーリカ「いいぞールッキニー! もっとやれー!」
一同「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」
ペリーヌ「アヘッ……アヘアヘ……アヘッ……」ガクガク
ネウロイと誤認され味方ウィッチに攻撃されたぺりーヌ・クロステルマン。それは今後の物語を暗示しているのだった……
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:55:20.58 ID:c8c1MQs70
なんでそんなにペリーヌ嫌いなの?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:57:07.14 ID:/XhYoJwb0
でも白けキャラでは有るよな
二人きりだと気まずいタイプ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 03:59:37.84 ID:1cDRNX9w0
宮藤「今日の夕食は扶桑料理ですよぉ」
ペリーヌ「あの、宮藤さん」
宮藤「はい、なんですか?」
ペリーヌ「わたくしのテーブルにはその……ドンブリいっぱいの腐った豆しか置かれていないのですが」
宮藤「ムカッ)腐った豆ってなんですか! これは納豆と言ってすごく身体にいい食べ物なんですよ!」
宮藤「しかもわざわざペリーヌさんのためにオクラ入りにしてあげたのに!」
ペリーヌ「で、ですが……」
坂本「ペリーヌ! これはもやしっ子のお前のために作らせた特別メニューだ。
ゴチャゴチャ言っとらんと、さっさと喰わんか!」
宮藤「お茶の代わりには肝油を用意しておきました、もやしーヌさん」
坂本「おおっ、至れり尽くせりではないか!」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:02:09.85 ID:nZf0P9rQ0
宮藤…まさかてめぇも…
チッ…仕方ねえ…俺は今から二次元空間へと潜り込む!
あんなとこ…二度と行かねえって決めてたが…もう俺は大事なものを失いたくないんだ!
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!待ってろペリーヌぅぅぅぅ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:05:26.70 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「う、うう……こんな臭い物……。せめてライスがあれば」
エイラ「なんだペリーヌ。それだけじゃ足りないのカ?」
エイラ「シカタナイナー。スオムスから送ってきた缶詰やるよ」プシッ プシャーッ
宮藤「きゃあっ! エイラさん飛び散ってる飛び散ってる!」
バルクホルン「くっ……! なんだこの臭いは!? 敵襲かっ!」ガタッ
エーリカ「うぇ~ハナガマガル……」
エイラ「ホレ、これをこの中に入れてかき混ぜて……」グチャグチャ
エイラ「ア、汁もたっぷりナ!」
エイラ「ホラヨ、ペリーヌさっさと喰え。扶桑とスオムスの特製コラボ料理ダゾ」
ペリーヌ「こ、こんなモノ食べれるはずありませんわ!」
エイラ「ナンダヨー、せっかく作ってやったんだゾー。喰えヨォ~」
サーニャ「エイラ……。臭すぎてご飯食べれない。早くそれ処分して」
エイラ「あっ! ごめんよサーニャ! オイ、クソメガネ! お前が食べないとサーニャがご飯食べれないだろ!」
ペリーヌ「そんな身勝手な……!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:08:32.87 ID:R9V9AlmUO
クソメガネwww
クソメガネ………
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:12:25.38 ID:1cDRNX9w0
坂本「ええい、埒があかん。シャーリー!」
シャーリー「へっへっへ」クチャクチャ
ガシッ
ペリーヌ「っ!? なにをっ……んがぁっ!」ガバッ
ペリーヌ「あひゃっ、あひほふぁふぁふほへふびゃっ!?(何をなさるのですか!?)」
シャーリー「さっさとそいつを口の中に突っ込んじまいな」
エイラ「マカセロ」
ペリーヌ「んんんっ!? あひっ、おえっ、おえっ……」
宮藤「肝油で流し込んじゃいましょう」
ペリーヌ「んぐっ、んぐっ……。お、お、お……」
ペリーヌ「――おげぇぇええええええええええ!! ごぼぼぼぼぼぼぼっ!」ブシャー
エイラ「ウワァッ! コイツ吐きやがったゾ!」
エーリカ「うわ……最悪」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:17:01.13 ID:Ktu6NRL30
シュールストレミングはスオムスじゃないってエイラも言ってるが気にしてはいけない
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:19:03.99 ID:1cDRNX9w0
宮藤「あっ! 料理の中に嘔吐物が……! そんな……せっかく作った料理が……」
リーネ「芳佳ちゃん……可哀想」
サーニャ「……エイラ」
エイラ「んっ? どうしたサーニャ……って」
サーニャ「…………」ゲロゲロ
エイラ「ウワァッ! サーニャがもらってる! サーニャ! サーニャ! しっかりしろサーニャ~~!!」
………………
…………
……
ペリーヌ「わたくしが後片付けするのですね……ハァ」
床に溜まった嘔吐物に一筋の涙が落ちた。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:25:06.91 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「もう……疲れてしまいましたわ」
ペリーヌ「ガリアを取り戻すまではと思っていましたが……」
ペリーヌ「お父様、お母様……ペリーヌもお側に参ります」
――501戦闘航空団によってガリアは解放された。
しかし、そこにペリーヌ・クロステルマン中尉の姿はなかった……。
おわり
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:26:51.02 ID:mApcW3GhO
乙…?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:27:48.83 ID:/XhYoJwb0
乙、面白かった
501戦闘航空団の11人に囲まれて逆輪姦されてぇえええ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:30:27.19 ID:1cDRNX9w0
IF
ペリーヌ「くっ……! 宮藤さんがわたくしに訓練をつけてくれと頼むので付き合ってみたら……」
ペリーヌ「実弾訓練だなんて!」
バババババッ バババババッ
ペリーヌ「シールドの硬い宮藤さん相手ではこちらの魔法力が持ちませんわ!」
ペリーヌ「それにこの殺気! わたくしを殺そうとしている!?」
『ウーウーウーウゥー』
宮藤「敵襲!? ネウロイ!」
ペリーヌ「ホッ)み、宮藤さん、訓練は中止よ。他の方が来られるまでわたくしたちは待機して――」
ミーナ『敵は単機よ! クロステルマン中尉、あなたが倒しなさい!』
ペリーヌ「へ?」
宮藤「頑張ってくださいペリーヌさん!」
ペリーヌ「へ?」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:36:31.84 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「わたくし一人で戦えだなんて……。いくら敵が単機とはいえ、あんまりですわ」
ペリーヌ「ですが……わたくしがイジメられるのはきっとわたくしの力が足りないせい」
ペリーヌ「ここで戦果をあげればきっとみんなもわたくしのことを認めてくださるはず!」
ペリーヌ「いましたわ!……ずいぶんと小さいネウロイですわね」
ネウロイ『…………』
ペリーヌ「え……? なんですの? 姿が変わった!?」
ペリーヌ「まさか……まさかあの姿は――わたくし!?」
ペリーヌ「ふ、ふんっ、わたくしを惑わそうとしているのですわね」
ペリーヌ「なんですの……? 攻撃してこない? どういうつもり?」
ペリーヌ「しまった!? 接近されて――えっ?」
ペリーヌ「わたくしに手を差し伸べてきて……」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:39:16.53 ID:I4FEjT4Y0
なんかこのイジメられかたは違う
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:42:45.33 ID:1cDRNX9w0
人型のネウロイはわたくしの手を取るとそっと自分の胸に運んでいきました。
わたくしの指先がネウロイの赤いコアに触れたとき、頭の中に様々な光景が流れ込んで来ました。
そうなの……あなたもわたくしと同じ……。
そのネウロイもまた、ネウロイ軍ガリア方面部隊内でイジメられていたのです。
もしかしたらネウロイとは解り合えるのかも知れないとわたくしは思いました。
ですがその時です。
――ドンッ!
人型ネウロイがわたくしを突き飛ばしました。
「いったい何を……!?」
声を荒げるわたくし。
しかしそこにはコアを打ち抜かれたネウロイがいたのです。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:48:48.23 ID:Ktu6NRL30
リーネちゃん!
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:49:02.23 ID:1cDRNX9w0
通信が聞こえてきます。
『やったよ芳佳ちゃん! わたしネウロイを倒した!』
『すごいよリーネちゃん!』
なんということでしょう。
リーネさんが遠くからネウロイを狙っていたのです。
というか、ネウロイがわたくしを突き飛ばしてくれなければ、打ち抜かれていたのはわたくしだったのではないでしょうか。
コアが砕け、消滅をはじめたネウロイの手がわたくしの頬に触れました。
わたくしはいつの間にか涙を流していたようです。
消えゆくネウロイはわたくしにこう言っているような気がしました。
『泣かないで』
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:50:40.51 ID:osrSFpZWO
泣いた
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 04:55:22.90 ID:1cDRNX9w0
ペリーヌ「…………」
ペリーヌ「許せない……。――絶対に! 許しませんわっ!!」ビューン
リーネ「えっ……ペリーヌさ――」
バババババババッ
リーネ「きゃああああああああああああっ!」ドカーン
宮藤「リーネちゃん!?」
バババババババッ
宮藤「うわぁあああああああっ!!」ドカーン
リーネ・宮藤両名を倒したペリーヌ・クロステルマンだったが501基地では彼女の撃墜命令がくだされていた。
次々に襲いかかるかつての仲間たち。
しかし、怒りによって覚醒したペリーヌ・クロステルマンは一人、また一人とウィッチたちを撃墜していった。
そして……
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 05:01:33.80 ID:1cDRNX9w0
バルクホルン「くらえっ!」ドンッ
エーリカ「どうしたんだいペリーヌ! シールドが弱くなってるよ!」バババババッ
ペリーヌ「くぅっ……! やはり最後に立ち塞がるのはバルクホルン大尉とハルトマン中尉」
パリーン
ペリーヌ「――シールドが!」
エーリカ「えへへ~そおらよっと」ババババッ
ペリーヌ「きゃあああああああっ!」
バルクホルン「ハルトマン! 何故急所を狙わない!」
エーリカ「えー、だってせっかくのウィッチとの実戦だよ? こんな機会滅多にないんだからさぁ」
バルクホルン「ふん、お前がやらんのなら私がやるっ!」ドンッ
ペリーヌ「ウグホァッ!?」ブチッ
エーリカ「おっと、右肩命中! あ~あ、腕ごと吹っ飛んじゃって。これじゃあもう銃も撃てないなぁ」
バルクホルン「ふん、さっさと仕留めるぞ」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 05:05:54.38 ID:LqWal6cz0
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 05:08:35.68 ID:1cDRNX9w0
ああ、どうやらこれまでのようです。
わたくしは覚悟を決めました。
ですがその時です。
懐にしまってあったネウロイのコアの破片が赤く輝きだしたのです!
ネウロイ化したペリーヌ・クロステルマンはバルクホルン大尉とハルトマン中尉を撃墜。
ついでにネウロイの巣に突っ込みガリアを解放した。
その後、彼女は伝説の魔女として世界中で恐れられる存在となったがそれはまた別のお話。
お わ り
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 05:15:56.02 ID:/XhYoJwb0
シャーリー…
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 05:18:05.85 ID:Ktu6NRL30
お前らPSPで白銀買ってシャーペリの素晴らしさを思いしれよ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 05:26:47.98 ID:bPY685JRO
サーニャちゃんペロペロ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/17(金) 05:42:44.80 ID:h0IbHbAp0
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ペリーヌさんは製作陣にしかいじめられてないだろ!
お前の実生活と重ねられてもなw
SSぐらい気楽に楽しもうぜ
ストライカーがなくなったら整備兵の責任なのになんでペリーヌに対してもっさんがシゴキ入れるのか意味不明。
そもそもシャーリーもルッキーニもここまで陰湿なイタズラしない。通り越していじめだろうこれは。
ロクにストパン見ないで上辺だけで書くなよカス
微妙